JP5785717B2 - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

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Description

本発明は自動二輪車やその他車両に適用される内燃機関の吸気装置に関する。
従来、自動二輪車などに適用される内燃機関の吸気装置として、エアクリーナケースとスロットルボディとの締結部分からブローバイオイルや燃料が漏れ出ることに対して工夫した構造が、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1には、自動二輪車において、エンジンに空気を流通させる空気通路を含むスロットルボディと、スロットルボディに接合され、スロットルボディへ清浄な空気を流通させるためのクリーナボックス(エアクリーナケース)と、空気通路の左側空気通路および右側空気通路の外側において、クリーナボックスとスロットルボディとを締結するためのネジと、クリーナボックスとスロットルボディとの接合部をシールするためのシール部とを備え、このシール部が、ネジの締結位置、左側空気通路および右側空気通路の外側を囲むように配置されている構成が開示されている。
この構造によって、クリーナボックスとスロットルボディとの締結部を介して、ブローバイオイルや燃料がにじみ出るのを抑制している。
特開2010−59894号公報
特許文献1に開示されているよう構造においては、スロットルボディとクリーナボックスとの接合部分から滲み出るブローバイオイルや燃料を止める機能を有し、また、エンジンオイルや燃料によってエンジン外面が汚れること防止することはできる。
しかしながら、スロットルボディとファンネルのシールはファンネル延長部(ファンネル下端のスロットルボディに差し込まれる部分)で行われているためファンネル延長部の寸法がシビアに決められており、製造時の公差管理が厄介であった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スロットルボディとファンネル延長部の製造時の公差管理を厳密にしなくても、ブローバイオイル等の滲み出しを防止できる構造を備える内燃機関の吸気装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、エアクリーナケースの清浄空気室から、スロットルバルブを備えたスロットルボディ内へファンネルを介して空気を吸い込む空気流通路を形成し、燃料混合気を吸気ポートに送り込むように構成され、前記ファンネルは、前記空気流通路を形成する胴部と、前記胴部の下流側に設けた前記エアクリーナケースとのシール面を形成する段差部と、前記段差部の下流側に設けた前記スロットルボディの内側に挿入される嵌合部と、前記段差部の上流側に設けたファンネル外周面と、からなるように構成された内燃機関の吸気装置において、
前記嵌合部の外周に前記エアクリーナケースの前記清浄空気室と前記スロットルボディとの間で、前記空気流通路とは別のバイパス流路が設けられ、
前記バイパス流路は、前記嵌合部の外周に前記段差部からファンネル後端面方向に伸びる凹溝によって形成され、
前記凹溝には、前記嵌合部に形成される前記空気流通路と前記バイパス流路を区画する内壁と、前記内壁の両端部から前記嵌合部の径外側方向に延びる側壁と、が形成され、
前記凹溝が形成される前記嵌合部の外周は、前記段差部から前記スロットルボディの軸線に沿って延び
前記バイパス流路は、前記嵌合部の片側に複数配置され、前記嵌合部の他方側は円弧状に連続的な面により形成され、
前記バイパス流路は前記段差部の前記清浄空気室側に設けられる流路入口から前記ファンネルの径方向内側に延びる溝部と、前記嵌合部に設けられる前記凹溝と、前記エアクリーナケースの内壁面とによって形成され、前記エアクリーナケースの前記内壁面に開口されるように構成され
前記凹溝は前記ファンネル後端面に向って開口断面積が漸次大きくなることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記バイパス流路は、その流路出口が前記ファンネルの後端面に形成されることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1又は2に記載の構成に加えて、前記胴部は前記吸気流通路を形成する内周面と外周面との間に空間を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、吸気装置においてファンネルを介した通常の空気流通路とは別のバイパス流路が設けられて、このバイパス流路の清浄空気室側の流路入口が該清浄空気室の内壁面に開口した構成であるので、エアクリーナケースの清浄空気室内の内壁面等に付着したオイルや燃料は、清浄空気室の内壁面に開口した流路入口からバイパス流路を介してスロットルボディ側に流すことができる。更に、バイパス流路は、ファンネルの内側に形成される空気流通路の吸気流を利用して該バイパス流路の流路口から吸引力を生じさせながら付着オイル等を強制的に吸引ができるので、極めて効果的な吸引が可能である。したがって、エアクリーナボックス内の汚れの原因、エアフィルタの汚れの原因となるオイルや燃料を吸気流と一緒に効果的に排出することができ、例えばエアフィルタの寿命にも良い影響を与えることができる。また、バイパス流路は、嵌合部に設けた凹溝にて構成されるので、その形成が容易であるだけでなく、スロットルバルブやエアクリーナケースに加工を施す必要がない構造を採用できるので、加工費のアップを抑えることができ、また、吸気が通るファンネルの内周面を平滑にでき、吸気をスムーズに流すことができる。また、バイパス流路の形成加工が容易なだけでなく、嵌合部が径方向に縮むように変形可能となり、若干の寸法誤差があってもスロットルボディに挿入することができ、組み付け性が向上する。さらに、吸引のための開口部である流路入口が複数形成されるので、エアクリーナケースの清浄空気室内に付着したオイルや燃料を、複数の位置から効果的にスロットルボディ側に流すことができ、エアクリーナボックス内の汚れの原因、エアフィルタの汚れの原因となるオイルや燃料をより効果的に排出することができる。また、バイパス流路の流路入口から吸い込まれる空気流は、バイパス流路の開口断面積が吸気流の下流側に向って漸次大きくなる構成によって、ファンネル内側の空気流通路の空気流による引き込み流速を効果的に大きくすることができ、流路入口からより強い吸引ができ、エアクリーナボックス内の汚れの原因、エアフィルタの汚れの原因となるオイルや燃料をより効果的に排出できる。
請求項の発明によれば、バイパス流路の流路出口がファンネル流路の後端面に形成されているので、ファンネルにおける空気流通路の空気流への悪影響が回避され、エアクリーナケース内のオイル等の排出と同時に吸気流のファンネル近傍での円滑な流れを確保することができる。
請求項の発明によれば、ファンネルの胴部は吸気流通路を形成する内周面と外周面との間に空間を設けた構成により、ファンネルの軽量化を図ることができる。
本発明に係る内燃機関の吸気装置を適用した自動二輪車の左側面図である。 本発明に係る内燃機関の吸気装置の第1実施形態の要部断面図である。 図2に示す第1実施形態の吸気装置におけるファンネルを下方側から見た拡大斜視図である。 図3に示す第1実施形態におけるファンネルの装着状態の要部断面(ファンネル部分の断面は図3のA−A断面)の拡大断面図である。 本発明に係る第2実施形態の吸気装置におけるファンネルを下方側から見た拡大斜視図である。 図5に示す第2実施形態におけるファンネルの装着状態の要部断面を示す拡大断面図である。 本発明に係る第3実施形態の吸気装置におけるファンネルを下方側から見た拡大斜視図である。 図7に示す第3実施形態におけるファンネルの装着状態の要部断面を示す拡大断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。
本第1実施形態は、自動二輪車に適用した内燃機関の吸気装置であり、図面は符号の向きに見るものとし、図中におけるFrは前方を、Rrは後方を、Uは上方を、Dは下方を示すものである。
図1は本発明にかかる内燃機関1の吸気装置10を備える自動二輪車50の側面図である。
自動二輪車50は、車両前端部にヘッドパイプ51が設けられ、車体フレーム52はヘッドパイプ51から左右に分かれて後下がりに傾斜しつつ後方へ伸びる一対のメインフレーム52aを備えている。そして、ヘッドパイプ51には、前輪53を支持するフロントフォーク54が操向可能に支持され、フロントフォーク54の上部には操向ハンドル55が連結されている。
車体フレーム52には、後輪56を支持するリヤフォーク57が上下揺動可能に支持されており、このリヤフォーク57は懸架手段を介してメインフレーム52aに懸架されている。車体フレーム52には、車両進行方向に直交する方向に気筒が並ぶ例えば4気筒内燃機関1と変速機58とからなるパワーユニット59が搭載されている。
パワーユニット59は、クランク軸60、変速機のメイン軸61とカウンタ軸62を備えている。このパワーユニット59の出力軸はカウンタ軸62であり、カウンタ軸62の左端の駆動スプロケット(図示なし)とチェーン伝動機構63を介して、動力が後輪56に伝達される。
なお、車体フレーム52の上部には燃料タンク64が設けられており、後部にはタンデムシート65が設けられている。
図2は本実施形態に係る内燃機関1の吸気装置10を構成するスロットルボディ12及びエアクリーナケース20付近を左方から見た縦断面図である。
先ず初めに、本実施形態における内燃機関1について簡単に説明する。
この内燃機関1は、ピストン2pを備えるシリンダ2の上方側にシリンダヘッド3を備え、このシリンダヘッド3には、吸気ポート5からの吸気を制御する吸気バルブ8aや、排気ポート6からの排気を制御する排気バルブ8bが設けられている。
なお、この吸気バルブ8aおよび排気バルブ8bは、バルブ上端側に配置された一対のカムシャフト6a,6bに設けられたカム7a,7bの回転により適宜作動される。また、カムシャフト6a,6bおよびカム7a,7bの上方側はヘッドカバー4により適宜覆われている。
本実施形態における吸気装置10は、吸気ポート5に隣接してスロットルボディ12が配置されている。そして、このスロットルボディ12には、下流側インジェクタ11と、回転軸18を有して揺動自在に設けられたスロットルバルブ19とが設けられている。なお、スロットルボディ12には、後述するエアクリーナケース20が適宜接続されている。
この下流側インジェクタ11は、スロットルボディ12内における吸気流の最も下流側に配置されており、吸気ポート5に向け燃料を噴霧する。すなわち、下流側インジェクタ11は、スロットルバルブ19よりも下流側に噴霧口11aが位置するように構成され、且つスロットルボディ12の中心線CLに対して適当な角度傾斜して吸気ポート下流側に向って燃料を噴霧するように構成されている。
また、スロットルボディ12の上部に接続されたエアクリーナケース20には、その内部の前半部にフィルタエレメント29が装着されている。エアクリーナケース20の前部には空気流入口27が開口している。この空気流入口27とフィルタエレメント29との間は流入空気室21が形成されている。
エアクリーナケース20の上部はカバー22で覆われており、フィルタエレメント29の上方は清浄空気室23となっている。フィルタエレメント29の後部には、清浄空気室23からスロットルボディ12へ清浄空気を導く筒状のファンネル30が設けられている。また、カバー22には、燃料噴射が可能な上流側インジェクタ26が設けられている。
なお、図2においては、スロットルボディ12およびファンネル30は1つのみ図示されているが、実際には、気筒数に対応して併設されている。すなわち、
エアクリーナケース20の清浄空気室23を構成するケース下面壁28には、貫通孔が複数形成されており、この貫通孔に筒状のファンネル30挿入され且つネジ9等により適宜固定されている。
前掲のように構成された吸気装置10は、エアクリーナケース20の清浄空気室23から、スロットルバルブ19を備えたスロットルボディ12内へファンネル30の内側の空気流通路31を介して、比較的滑らかの空気流を形成しながら空気を吸い込みつつインジェクタ11,26にて燃料を噴霧し、燃料混合気を吸気ポート5に送り込む。
そして、内燃機関1は、吸気装置10によって送り込まれた混合気を、燃焼室2a内で燃焼してピストン2pによる回転出力を出力ことができる。
本実施形態においては、エアクリーナケース20の清浄空気室23とスロットルボディ12との間で、空気流通路31とは別のバイパス流路35が設けられている構造が、その特徴的な構造である。
そして、このバイパス流路35は清浄空気室23側の流路入口35aがエアクリーナケース20の内壁面28aに開口するように設けられている構造も、本実施形態の特徴と云える。
すなわち、エアクリーナケース20の清浄空気室23内に付着したオイルや燃料を、このバイパス流路35を介してスロットルボディ12側に排出することができる構造を有し、また、流路入口35aが内壁面28aに直接開口するような構造であり、排出が容易な構造である。
このバイパス流路35は、例えば、図3および図4(図4のファンネル部分の断面は図3のA−A断面矢視図である)に示すように、ファンネル30の嵌合部32の外周面に形成された凹溝35gにより構成される。すなわち、バイパス流路35は、エアクリーナケース20およびスロットルボディ12に嵌合するファンネル30の嵌合部32の外周面の凹溝35gと、エアクリーナケース20の内壁面28aおよびスロットルボディ12の内壁面12aとで囲まれる空間にて構成されている。
また、ファンネル30は筒状の胴部33が清浄空気室23内の張り出すようにしてネジ取付け部34a,34b内のネジ9,9(図2参照)にて固定される。本実施形態においては、凹溝35gが形成された嵌合部32は胴部33との間に段差部37aが形成されており、この段差部37aにはシール性を高めるために、胴部33の周方向を囲むようにシール面37が設けられている。
またファンネル30の胴部33の上端部39は外側に開くような湾曲面に構成されている。さらに、上端部39は、ファンネル開口がフィルタエレメント29側に向くように適宜傾斜(図中において左側が低くなるように傾斜)するように、斜めの形状となっている。
本実施形態においては、バイパス流路35は、成形が比較的容易なファンネル30の外周面に凹溝35gを設けるだけの極めてシンプルな構造である。このような構造によれば、凹溝35gが形成されたこのファンネル30を、エアクリーナケース20のケース下面壁28の所定の貫通孔に装着することでバイパス流路35が形成される。これは、バイパス流路35の形成が非常に容易であるだけでなく、スロットルボディ12やエアクリーナケース20に特別な加工を施すことなく形成することができる構成である。
この凹溝35gはファンネル30の円筒部分の中心線CLに沿った例えば4つのリブ部36のうち2つのリブ部36に対応して設けられている。このリブ部36に対応した位置に凹溝35gが設けられていることで、肉厚によって凹溝35gの形成が可能であるとともに、ファンネル30の強度低下が回避される。
また、ファンネル30の胴部33は、空気流通路31を形成する内周面30aと外周面30bとの間に空間48が設けられている。すなわち、リブ部36の間に空間48が形成されており、この構造によって、胴部33がその径方向に立体的な構造となって剛性が高められているだけでなく、軽量化されている。
本実施形態のように、バイパス流路35が二カ所に形成されて流路入口35aが複数形成されると、エアクリーナケース20の清浄空気室23内に付着したオイルや燃料を、複数の位置からより効果的に排出させることができる。
本実施形態におけるバイパス流路35は、スロットルボディ12の軸線に沿って延び、流路入口35aから流路出口35bに向って開口断面積が漸次大きく(溝深さがほぼ均等で溝幅がW1<W2)なるように構成されている。
この吸気流の下流側に向って開口断面積が漸次大きくなる構成は、バイパス流路35の流路入口35aから吸い込まれる吸引空気流F3(図4参照)を生じさせるとき、ファンネル30内側の空気流路の空気流F1による引き込み力を効果的に大きくできる構造であるといえる。
以下、本実施形態における内燃機関1の吸気装置10におけるバイパス流路35の作用について説明する。
先ず、内燃機関1が作動しているときは、図2に示すピストン2pが上下動するとともに、吸気バルブ8aおよび排気バルブ8bが適宜開閉することで吸気ポート5から吸気が行われ、排気ポート6から排気が行われる。
ここで、吸気ポート5に導かれる吸気は、例えば自動二輪車50の前方より取り入れた空気が、空気流入口27から流入室21に入り、フィルタエレメント29を介して濾過されて清浄化され後に、清浄空気室23内に入り、清浄空気室23からファンネル30を介してスロットルボディ12を通って吸気量調整が行われて吸気ポート5に導かれる。なお、上流側インジェクタ26および下流側インジェクタ11によって燃料噴射が適宜行われて燃料混合空気が作られる。
清浄空気室23は、常にクリーンな状態であることが望ましいが、内燃機関1の燃焼状況によって、ブローバイオイルや燃料が清浄空気室23の内壁に付着し易い状態が発生することがあり、付着量が多くなると余剰液として内部に溜まることもある。この付着した余剰液Qは、重力の影響を受ける程度の大きさになると、内壁面28aの底面に落ちる。
ここで、本実施形態においては、図4に示すように、ケース内壁面28aの底面に、バイパス流路35の流路入口35aが設けられているので、清浄空気室23内のオイルや燃料の余剰液Qは、流路入口35aからバイパス流路35を通ってスロットルボディ12側に流れることができる。
また、内燃機関1が作動しているときは、ファンネル30の内側に形成される空気流通路31の空気流F1により、バイパス流路35の流路出口35bの空気を引き込む空気流F2が生じる。
この流路出口35bにおける空気流F2によって、バイパス流路35の流路入口35aにおいては、該流路入口35aから空気を吸い込む吸引空気流F3が発生する。
したがって、内壁面28aに付着している余剰液Qを流路入口35aから強制的に吸引することができる。
また、バイパス流路35の流路出口35bは、ファンネル35の流路の後端面38に開口するように構成されていることによって、流路出口35bの空気流F2が空気流通路31の空気流F1に対して横方向の流れを発生させることがなく、いので、空気流通路31の空気流F1は安定した流れが確保される。
更にまた、本実施形態においては、バイパス流路35の流路入口35aから吸い込まれる吸引空気流F3は、流路出口35bの開口断面積が流路入口35a側よりも大きくなっていることで、ファンネル内側の空気流路の空気流F1による引き込み流速を効果的に大きくすることができ、流路入口35a側において強い吸引が行われる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態について、図5および図6を参照して説明する。
なお、本第2実施形態においては、図5および図6に示すファンネル40の構成以外は前掲の第1実施形態と同じ構成であり、また、同じ構成部分については同符号を付してその説明を適宜省略する。
本実施形態においては、第1実施形態と同様に、エアクリーナケース20の清浄空気室23内にファンネル40が突出するように設けられる。なお、ここで、本実施形態におけるファンネル40は、その上端部49の形状が第1実施形態におけるファンネル30と相違する。すなわち、図5および図6に示すように、ファンネル40の上端部49の高さ(胴部33の高さ)が同じ高さに構成されている以外は、嵌合部32に形成された凹溝35gの構成も第1実施形態と同様に構成されている。
したがって、本実施形態のファンネル40においても、第1実施形態と同様に、バイパス流路35は、エアクリーナケース20およびスロットルボディ12に嵌合するファンネル40の嵌合部32の凹溝35gと、エアクリーナケース20の内壁面28aおよびスロットルボディ12の内壁面12aとで囲まれる空間にて構成されている。
ここで、ファンネル40は、上端部49の高さが同じであることから、第1実施形態とは異なった形状のエアクリーナケースに適用することができる。
このように、ファンネル40の形状については、吸気装置におけるエアクリーナケースの構造や形状、エアクリーナケース内での装着位置に対応して適宜変更されるものである。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3実施形態について、図7および図8を参照して説明する。
なお、本第3実施形態においては、図7および図8に示すファンネル45の切り欠き35cの構成以外は前掲の第2実施形態と同じ構成であり、また、同じ構成部分については同符号を付してその説明を適宜省略する。
本実施形態においては、第2実施形態と同様に、エアクリーナケース20の清浄空気室23内にファンネル45が突出するように設けられる。なお、ここで、本実施形態におけるファンネル45は、その上端部49の形状は第2実施形態におけるファンネル40と同じである。そして、図7および図8に示すように、ファンネル45の嵌合部32には、2つの切り欠き35cが形成されている。
この切り欠き35cは、第2実施形態における凹溝35gが形成された位置と同じ位置にほぼ同様な形状の切り欠きとなっている。すなわち、切り欠き35cは、後端面38側からファンネル上端側に向ってリブ36に若干食い込むところまで切り込まれた構造となっている。したがって、本実施形態のファンネル45においては、流路入口35aと流路出口35bとが嵌合部32の径方向に直結した構造となっている。
また、本実施形態においては、切り欠き35cの幅が後端面38側が広くなるような形状(W2>W1)となっているが、特にこの形状に限定されるものではない。
本実施形態においては、このようにバイパス流路が嵌合部の切り欠きで構成されていることから、バイパス流路の形成加工が極めて容易なだけでなく、嵌合部が径方向に縮むように変形可能である。
したがって、嵌合部32において若干の寸法誤差があってもスロットルボディに挿入することができ、組み付け性が極めて良い。
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、前掲の実施形態においては、バイパス流路はファンネルに形成した凹溝を利用する構造としたが、本発明においては、バイパス流路をファンネルに設けない構成でもよい。すなわち、バイパス流路は、エアクリーナケースの清浄空気室の内壁面に開口する入口とスロットボディに開口する出口を有していればよく、例えば、エアクリーナケースの清浄空気室の内壁面の構造に対応して、余剰液が溜まりやすい位置にバイパス流路の入口を設ける構造等を適宜構成とすることができる。
また、前掲の実施形態においては、インジェクタが2つ設けられた構成の場合について説明したが、本発明は、インジェクタがスロットルボディ内のみに設けられた構成であっても良いのは勿論である。また更に、前掲の実施形態は、本発明を自動二輪車に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、他の車両に適用してもよい。
1 内燃機関
2 シリンダ
3 シリンダヘッド
5 吸気ポート
6 排気ポート
10 吸気装置
11,26 (上流側および下流側)インジェクタ
12 スロットルボディ
19 スロットルバルブ
20 エアクリーナケース
23 清浄空気室
26 上流側インジェクタ
28 ケース下壁面
28a 内壁面
30,40,45 ファンネル
31 空気流通路
32 嵌合部
35 バイパス流路
35a 流路入口
35b 流路出口
35g 凹溝
48 空間
CL 中心線

Claims (3)

  1. エアクリーナケース(20)の清浄空気室(23)から、スロットルバルブ(19)を備えたスロットルボディ(12)内へファンネル(30,40)を介して空気を吸い込む空気流通路(31)を形成し、燃料混合気を吸気ポート(5)に送り込むように構成され、前記ファンネル(30,40)は、前記空気流通路(31)を形成する胴部(33)と、前記胴部(33)の下流側に設けた前記エアクリーナケース(20)とのシール面(37)を形成する段差部(37a)と、前記段差部(37a)の下流側に設けた前記スロットルボディ(12)の内側に挿入される嵌合部(32)と、前記段差部(37a)の上流側に設けたファンネル外周面(30b)と、からなるように構成された内燃機関(1)の吸気装置(10)において、
    前記嵌合部(32)の外周に前記エアクリーナケース(20)の前記清浄空気室(23)と前記スロットルボディ(12)との間で、前記空気流通路(31)とは別のバイパス流路(35)が設けられ、
    前記バイパス流路(35)は、前記嵌合部(32)の外周に前記段差部(37a)からファンネル後端面(38)方向に伸びる凹溝(35g)によって形成され、
    前記凹溝(35g)には、前記嵌合部(32)に形成される前記空気流通路(31)と前記バイパス流路(35)を区画する内壁と、前記内壁の両端部から前記嵌合部(32)の径外側方向に延びる側壁と、が形成され、
    前記凹溝(35g)が形成される前記嵌合部(32)の外周は、前記段差部(37a)から前記スロットルボディ(12)の軸線に沿って延び、
    前記バイパス流路(35)は、前記嵌合部(32)の片側に複数配置され、前記嵌合部(32)の他方側は円弧状に連続的な面により形成され、
    前記バイパス流路(35)は前記段差部(37a)の前記清浄空気室(23)側に設けられる流路入口(35a)から前記ファンネル(30,40)の径方向内側に延びる溝部と、前記嵌合部(32)に設けられる前記凹溝(35g)と、前記エアクリーナケース(20)の内壁面(28a)とによって形成され、前記エアクリーナケース(20)の前記内壁面(28a)に開口されるように構成され
    前記凹溝(35g)は前記ファンネル後端面(38)に向って開口断面積が漸次大きくなることを特徴とする内燃機関(1)の吸気装置(10)。
  2. 前記バイパス流路(35)は、その流路出口(35b)が前記ファンネル後端面(38)に形成されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関(1)の吸気装置(10)。
  3. 前記胴部(33)は前記空気流通路(31)を形成する内周面(30a)と外周面(30b)との間に空間(48)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関(1)の吸気装置(10)。
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