JP6256985B2 - 車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造 - Google Patents
車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6256985B2 JP6256985B2 JP2014064786A JP2014064786A JP6256985B2 JP 6256985 B2 JP6256985 B2 JP 6256985B2 JP 2014064786 A JP2014064786 A JP 2014064786A JP 2014064786 A JP2014064786 A JP 2014064786A JP 6256985 B2 JP6256985 B2 JP 6256985B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- crank
- passage
- oil return
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
設けられる。
ポート55に通じる排気管65の上流端が前記排気側接続筒部64に接続される。この排気管65は、シリンダヘッド45の後部側壁45bから機関本体29の左側に彎曲して該機関本体29の前方に延び、該機関本体29の前方から下方に彎曲してクランクケース43の下方に回り込むように形成されており、前記クランクケース43の下方に配置された排気マフラー66に排気管65の下流端が接続される。
ィ44および前記シリンダヘッド45に設けられたオイル通路116に連通しており、このオイル通路116からは動弁装置67にオイルが供給される。
ン100の外側面間に跨がって一体に形成される固定部126で固定されるので、固定部126の剛性を高め、ワイヤ126の固定を強固なものとすることができる。
42・・・クランク軸
42c・・・クランクウエブ
42e・・・ジャーナル部
43・・・クランクケース
81a・・・クランク軸受
85・・・クランク室
88・・・オイルシール
100・・・オイルパン
100a・・・底壁
100b・・・側壁
100c・・・通路隆起部
100d・・・固定部
101・・・オイル貯留部
118・・・オイル戻し通路
118a・・・開放口
119・・・回転方向
120・・・縦通路
121・・・横通路
123・・・絞り部材
124・・・加工口
125・・・ボルト
126・・・結束手段であるワイヤ
CL・・・クランク軸の中心軸線
F・・・車体フレーム
L・・・油面
PL・・・鉛直面
Claims (8)
- 車体フレーム(F)に搭載される機関本体(29)のクランクケース(43)に、クランク室(85)にクランクウエブ(42c)が収容されるクランク軸(42)のジャーナル部(42e)を回転自在に支承するクランク軸受(81a)が設けられ、前記クランク室(85)側にオイルを封入するためのオイルシール(88)が前記ジャーナル部(42e)および前記クランク軸受(81a)間に介装され、前記クランク室(85)とは隔絶して前記クランク室(85)よりも下方に配置されるオイル貯留部(101)を形成するオイルパン(100)が、前記クランクケース(43)に結合され、前記オイルシール(88)よりも前記クランク室(85)側で前記ジャーナル部(42e)および前記クランク軸受(81a)間に一端が通じるオイル戻し通路(118)が、該オイル戻し通路(118)の他端を前記オイル貯留部(101)に開口するようにして前記機関本体(29)の少なくとも前記クランクケース(43)に設けられる車両用内燃機関において、
前記オイルパン(100)の底壁(100a)が、少なくとも前記クランク軸(42)の中心軸線(CL)を通る鉛直面(PL)よりも後方側では後方に向かうにつれて上方位置となるように傾斜して形成され、前記オイル戻し通路(118)の他端の開放口(118a)が、前記鉛直面(PL)よりも後方かつ車両停車状態での前記オイル貯留部(101)内の油面(L)よりも下方に配置され、前記オイル戻し通路(118)の前記開放口(118a)側の端部に絞り部材(123)が挿入、固定されることを特徴とする車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。 - 車体フレーム(F)に搭載される機関本体(29)のクランクケース(43)に、クランク室(85)にクランクウエブ(42c)が収容されるクランク軸(42)のジャーナル部(42e)を回転自在に支承するクランク軸受(81a)が設けられ、前記クランク室(85)側にオイルを封入するためのオイルシール(88)が前記ジャーナル部(42e)および前記クランク軸受(81a)間に介装され、前記クランク室(85)とは隔絶して前記クランク室(85)よりも下方に配置されるオイル貯留部(101)を形成するオイルパン(100)が、前記クランクケース(43)に結合され、前記オイルシール(88)よりも前記クランク室(85)側で前記ジャーナル部(42e)および前記クランク軸受(81a)間に一端が通じるオイル戻し通路(118)が、該オイル戻し通路(118)の他端を前記オイル貯留部(101)に開口するようにして前記機関本体(29)の少なくとも前記クランクケース(43)に設けられる車両用内燃機関において、
前記オイルパン(100)の底壁(100a)が、少なくとも前記クランク軸(42)の中心軸線(CL)を通る鉛直面(PL)よりも後方側では後方に向かうにつれて上方位置となるように傾斜して形成され、前記オイル戻し通路(118)の他端の開放口(118a)が、前記鉛直面(PL)よりも後方かつ車両停車状態での前記オイル貯留部(101)内の油面(L)よりも下方に配置され、前記オイル戻し通路(118)が、一端を前記クランク軸受(81a)の内面に開口させて上下に延びる縦通路(120)と、該縦通路(120)の下端から分岐して前記オイル貯留部(101)側に延びる横通路(121)とで構成されて、前記縦通路(120)が、側面視では下方側に向かうにつれて後方側に位置するように傾斜して形成され、前記クランク軸(42)の中心軸線(CL)を車幅方向に沿わせて前記機関本体(29)が自動二輪車に搭載され、前記縦通路(120)が、前記クランク軸(42)の中心軸線(CL)と直交する方向から見て、下方に向かうにつれて前記オイル貯留部(101)に近接するように傾斜して形成されることを特徴とする車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。 - 車体フレーム(F)に搭載される機関本体(29)のクランクケース(43)に、クランク室(85)にクランクウエブ(42c)が収容されるクランク軸(42)のジャーナル部(42e)を回転自在に支承するクランク軸受(81a)が設けられ、前記クランク室(85)側にオイルを封入するためのオイルシール(88)が前記ジャーナル部(42e)および前記クランク軸受(81a)間に介装され、前記クランク室(85)とは隔絶して前記クランク室(85)よりも下方に配置されるオイル貯留部(101)を形成するオイルパン(100)が、前記クランクケース(43)に結合され、前記オイルシール(88)よりも前記クランク室(85)側で前記ジャーナル部(42e)および前記クランク軸受(81a)間に一端が通じるオイル戻し通路(118)が、該オイル戻し通路(118)の他端を前記オイル貯留部(101)に開口するようにして前記機関本体(29)の少なくとも前記クランクケース(43)に設けられる車両用内燃機関において、
前記オイルパン(100)の底壁(100a)が、少なくとも前記クランク軸(42)の中心軸線(CL)を通る鉛直面(PL)よりも後方側では後方に向かうにつれて上方位置となるように傾斜して形成され、前記オイル戻し通路(118)の他端の開放口(118a)が、前記鉛直面(PL)よりも後方かつ車両停車状態での前記オイル貯留部(101)内の油面(L)よりも下方に配置され、前記オイル戻し通路(118)が、一端を前記クランク軸受(81a)の内面に開口させて上下に延びる縦通路(120)と、該縦通路(120)の下端から分岐して前記オイル貯留部(101)側に延びる横通路(121)とで構成されて、前記オイルパン(100)に、前記縦通路(120)を内部に形成して外側方に隆起した通路隆起部(100c)が形成され、この通路隆起部(100c)の下端に、前記縦通路(120)を加工するための加工口(124)がボルト(125)で閉塞されるようにして設けられ、前記ボルト(125)の緩み止めのための結束手段(126)が、前記通路隆起部(100c)および前記オイルパン(100)の外側面間に跨がって一体に形成される固定部(100d)で固定されることを特徴とする車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。 - 前記オイルパン(100)に、前記縦通路(120)を内部に形成して外側方に隆起した通路隆起部(100c)が形成され、この通路隆起部(100c)の下端に、前記縦通路(120)を加工するための加工口(124)がボルト(125)で閉塞されるようにして設けられ、前記ボルト(125)の緩み止めのための結束手段(126)が、前記通路隆起部(100c)および前記オイルパン(100)の外側面間に跨がって一体に形成される固定部(100d)で固定されることを特徴とする請求項2に記載の車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
- 前記縦通路(120)が、側面視では下方側に向かうにつれて後方側に位置するように傾斜して形成されることを特徴とする請求項3に記載の車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
- 前記オイル戻し通路(118)の前記開放口(118a)側の端部に絞り部材(123)が挿入、固定されることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
- 前記オイルパン(100)が車幅方向に間隔をあけて備える左右一対の側壁の一方(100b)の内面に、前記開放口(118a)が形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
- 車両進行方向を右向きとした側面視で、前記クランク軸(42)の回転方向(119)が時計方向に設定されるとともに前記オイル戻し通路(118)の一端が前記鉛直面(PL)よりも後方で前記クランク軸受(81a)の下半部内面に開口されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014064786A JP6256985B2 (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014064786A JP6256985B2 (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015187410A JP2015187410A (ja) | 2015-10-29 |
JP6256985B2 true JP6256985B2 (ja) | 2018-01-10 |
Family
ID=54429748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014064786A Expired - Fee Related JP6256985B2 (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6256985B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6495215B2 (ja) * | 2016-09-27 | 2019-04-03 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の発電機冷却構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3730610B2 (ja) * | 2001-10-24 | 2006-01-05 | 本田技研工業株式会社 | エンジンオイルのリターン通路 |
JP4530782B2 (ja) * | 2004-09-29 | 2010-08-25 | 本田技研工業株式会社 | エンジンの潤滑油路構造 |
-
2014
- 2014-03-26 JP JP2014064786A patent/JP6256985B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015187410A (ja) | 2015-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4754276B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP3911950B2 (ja) | 自動二輪車 | |
US10385804B2 (en) | Single cylinder internal combustion engine | |
EP1162135B1 (en) | Scooter-type motorcycle | |
WO2018163912A1 (ja) | 内燃機関の吸気構造 | |
EP1138886B1 (en) | Lubrication structure for internal combustion engine | |
US10082075B2 (en) | Oil filter layout structure for internal combustion engine for motorcycle | |
JP6256985B2 (ja) | 車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造 | |
JP6149705B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
US9988978B2 (en) | Four-cycle multi-cylinder engine | |
JP2006096194A (ja) | 自動二輪車 | |
JP3979415B2 (ja) | 自動二輪車 | |
WO2021176720A1 (ja) | 鞍乗型車両用内燃機関の吸気制御装置 | |
JP5998832B2 (ja) | 内燃機関 | |
EP3000999B1 (en) | Breather chamber of internal combustion engine | |
JP2016061279A (ja) | 内燃機関の吸気構造 | |
JP2016023587A (ja) | 乗物 | |
JP5225910B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP2015068270A (ja) | パワーユニットのオイル戻し構造 | |
JP6601135B2 (ja) | 4サイクルエンジンのクランクケース構造 | |
JP2011047366A (ja) | 自動二輪車エンジンの潤滑装置 | |
JP6205974B2 (ja) | エンジンのオイルストレーナ構造 | |
JP5330052B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP2011047370A (ja) | エンジンのオイルドレイン構造 | |
JP2019214980A (ja) | 内燃機関 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6256985 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |