JP2015187410A - 車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造 - Google Patents

車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造 Download PDF

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Abstract

【課題】クランクケースのクランク軸受およびクランク軸のジャーナル部間にオイルシールが介装され、オイル貯留部を形成するオイルパンがクランクケースに結合され、オイルシールよりもクランク室側でジャーナル部およびクランク軸受間に一端が通じるオイル戻し通路がオイル貯留部に他端を開口するようにして機関本体の少なくともクランクケースに設けられる内燃機関において、ジャーナル部およびクランク軸受間からオイル貯留部にオイルを戻すにあたって、エアレーションの発生を抑制する。
【解決手段】オイルパン100の底壁100aが、少なくともクランク軸42の中心軸線CLを通る鉛直面PLよりも後方側では後方に向かうにつれて上方位置となるように傾斜して形成され、オイル戻し通路の他端の開放口118aが、鉛直面PLよりも後方かつ車両停車状態でのオイル貯留部101内の油面Lよりも下方に配置される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車体フレームに搭載される機関本体のクランクケースに、クランク軸のジャーナル部を回転自在に支承するクランク軸受が設けられ、クランク室側にオイルを封入するためのオイルシールが前記ジャーナル部および前記クランク軸受間に介装され、前記クランク室とは隔絶して前記クランク室よりも下方に配置されるオイル貯留部を形成するオイルパンが前記クランクケースに結合され、前記オイルシールよりも前記クランク室側で前記ジャーナル部および前記クランク軸受間に一端が通じるオイル戻し通路が、該オイル戻し通路の他端を前記オイル貯留部に開口するようにして前記機関本体の少なくとも前記クランクケースに設けられる車両用内燃機関に関し、特に、ジャーナル部およびクランク軸受間からオイル貯留部にオイルを戻すようにしたクランク軸受オイル戻し構造の改良に関する。
ジャーナル部およびクランク軸受間に設けられるオイルシールよりもクランク室側でクランク軸受およびジャーナル部間に一端部を通じさせたオイル戻し通路で、オイルをオイルパン内のオイル貯留部に戻すようにしたオイル戻し構造が、特許文献1で知られている。
特開平10−299447号公報
ところで、上記特許文献1で開示されたものでは、オイル戻し通路がオイル貯留部の天井部に開口しており、オイル貯留部内での油面のレベルや、車両走行時の油面変化によっては、オイル戻し通路からのオイルがオイル貯留部部内の空気中に放出される可能性があり、エアレーションの発生を抑制するようにした対策を施すことが望まれる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、オイル戻し通路からオイル貯留部にオイルが戻されることによるエアレーションの発生を抑制し得るようにした車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車体フレームに搭載される機関本体のクランクケースに、クランク軸のジャーナル部を回転自在に支承するクランク軸受が設けられ、クランク室側にオイルを封入するためのオイルシールが前記ジャーナル部および前記クランク軸受間に介装され、前記クランク室とは隔絶して前記クランク室よりも下方に配置されるオイル貯留部を形成するオイルパンが前記クランクケースに結合され、前記オイルシールよりも前記クランク室側で前記ジャーナル部および前記クランク軸受間に一端が通じるオイル戻し通路が、該オイル戻し通路の他端を前記オイル貯留部に開口するようにして前記機関本体の少なくとも前記クランクケースに設けられる車両用内燃機関において、前記オイルパンの底壁が、少なくとも前記クランク軸の中心軸線を通る鉛直面よりも後方側では後方に向かうにつれて上方位置となるように傾斜して形成され、前記オイル戻し通路の他端の開放口が、前記鉛直面よりも後方かつ車両停車状態での前記オイル貯留部内の油面よりも下方に配置されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記オイルパンが車幅方向に間隔をあけて備える左右一対の側壁の一方の内面に、前記開放口が形成されることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、車両進行方向を右向きとした側面視で、前記クランク軸の回転方向が時計方向に設定されるとともに前記オイル戻し通路の一端が前記鉛直面よりも後方で前記クランク軸受の下半部内面に開口されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記オイル戻し通路が、一端を前記クランク軸受の内面に開口させて上下に延びる縦通路と、該縦通路の下端から分岐して前記オイル貯留部側に延びる横通路とで構成されることを第4の特徴とする。
本発明は、第4の特徴の構成に加えて、前記縦通路が、側面視では下方側に向かうにつれて後方側に位置するように傾斜して形成されることを第5の特徴とする。
本発明は、第5の特徴の構成に加えて、前記クランク軸の中心軸線を車幅方向に沿わせて前記機関本体が自動二輪車に搭載され、前記縦通路が、前記クランク軸の中心軸線と直交する方向から見て、下方に向かうにつれて前記オイル貯留部に近接するように傾斜して形成されることを第6の特徴とする。
本発明は、第4〜第6の特徴の構成のいずれかに加えて、前記オイルパンに、前記縦通路を内部に形成して外側方に隆起した通路隆起部が形成され、この通路隆起部の下端に、前記縦通路を加工するための加工口がボルトで閉塞されるようにして設けられ、前記ボルトの緩み止めのための結束手段が、前記通路隆起部および前記オイルパンの外側面間に跨がって一体に形成される固定部で固定されることを第7の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第7の特徴の構成のいずれかに加えて、前記オイル戻し通路の前記開放口側の端部に絞り部材が挿入、固定されることを第8の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、オイルパンの底壁が少なくともクランク軸の中心軸線を通る鉛直面よりも後方側では後方に向かうにつれて上方位置となるように傾斜しており、車両停車状態でオイル貯留部内の油面よりも下方かつ鉛直面よりも後方にオイル戻し通路の他端の開放口が配置され、オイルパンの後部の浅い部分にオイルが戻されるので、車両走行時の油面変動時でもオイル戻し通路の開放口がオイル中に在るようにしてエアレーションの発生を抑制することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、オイル戻し通路の開放口がオイルパンが有する左右一対の側壁の一方の内面に形成されるので、車両走行に伴うオイル貯留部内での油面変動が開放口に及ぶ影響を少なくし、開放口からオイル戻し通路側にオイルが流入しないようにしてオイル戻し通路からオイル貯留部側にオイルを安定的に戻すことができる。
本発明の第3の特徴によれば、オイル戻し通路の一端のクランク軸受の内面への開口が、クランク軸の回転によってオイルが貯留し易くなる部分に配置されるので、オイル戻し通路による良好なオイル戻しが可能となる。
本発明の第4の特徴によれば、オイル戻し通路を、上下に延びる縦通路と、その縦通路の下端から分岐してオイル貯留部側に延びる横通路とで構成したので、横通路から逆流したオイルの流れ方向を上方に変化させるようにして、クランク軸受までオイルが逆流し難
くし、戻しホイル量が減少しないようにすることができる。
本発明の第5の特徴によれば、縦通路が側面視では下方側に向かうにつれて後方側に位置するように傾斜しているので、車両走行時の加速による力および重力がオイル戻し通路内のオイルに作用してオイル戻し通路からの良好なオイル戻しが可能となる。
本発明の第6の特徴によれば、車幅方向に沿うクランク軸の中心軸線と直交する方向から見て縦通路が下方に向かうにつれてオイル貯留部に近接するように傾斜しているので、自動二輪車に搭載された機関本体の下部の車幅方向の寸法を小さくすることができ、充分なバンク角を確保することができる。
本発明の第7の特徴によれば、縦通路を内部に形成して外側方に隆起した通路隆起部がオイルパンに形成され、縦通路を加工するために通路隆起部の下端に設けられる加工口を閉塞するボルトの緩み止めを果たす結束手段が、通路隆起部およびオイルパンの外側面間に跨がって一体に形成される固定部で固定されるので、固定部の剛性を高め、結束手段の固定を強固なものとすることができる。
さらに本発明の第8の特徴によれば、オイル戻し通路の開放口側の端部に絞り部材が挿入、固定されるので、オイル戻し通路の内径を変化させることなく、絞り部材を変化させるだけでオイル戻し量の調節が可能となる。
自動二輪車の側面図である。 機関本体の一部を切欠いて示す内燃機関の要部縦断側面図である。 機関本体の縦断側面図である。 図3の4−4線断面図である。 機関本体の潤滑系統を示す図である。 図4の6−6線矢視図である。 図6の7−7線断面図である。 図7の8矢視図である。
本発明の実施の形態について添付の図1〜図8を参照しながら説明する。なお以下の説明で、上下、左右および前後は、自動二輪車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする。
先ず図1において、自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支したフロントフォーク21を操向可能に支承するヘッドパイプ22と、該ヘッドパイプ22から後下がりに延びる左右一対のメインフレーム23と、それらのメインフレーム23の前部から下方に垂下される左右一対のハンガ24と、前記メインフレーム23の後部から下方に延びる左右一対のピボットフレーム25と、前記メインフレーム23の後部に立設された支柱26の上端に前端部が支持されて後上がりに延びる左右一対のシートレール27と、前記メインフレーム23の後部および前記シートレール27の後部間を結ぶリヤステー28とを備える。
前記車体フレームFにおけるメインフレーム23の後部、ハンガ24の下部およびピボットフレーム25の下部に、内燃機関Eの機関本体29が支持される。また内燃機関Eが発揮する動力で駆動される後輪WRを後端部で軸支するスイングアーム30の前端部がピボットフレーム25に上下揺動可能に支承されており、スイングアーム30の前部および車体フレームFの前記支柱26間には、リンク31およびリヤクッションユニット32が
設けられる。
前記メインフレーム23には、前記機関本体29の上方に配置される燃料タンク33が搭載され、該燃料タンク33の後方に配置される乗車用シート34が前記シートレール27で支持される。また前記機関本体29の前方にはラジエータ35が配置され、該ラジエータ35は前記車体フレームFおよび機関本体29で支持される。
前記内燃機関Eの一部および前記車体フレームFの一部は、車体カバー37で覆われており、該車体カバー37は、ヘッドパイプ22の前方からメインフレーム23の後部までの間にわたって前記ラジエータ35および内燃機関Eの上部を覆うフロントカウル38と、フロントカウル38の両側後部に連なって前記内燃機関Eの下部を覆う左右一対のサイドカウル39と、前記シートレール27および前記リヤステー28を覆うリヤカウル40とを備える。
図2〜図4において、前記内燃機関Eの機関本体29は、車幅方向に延びる軸線を有するクランク軸42を回転自在に支承するクランクケース43と、シリンダ軸線Cをわずかに後傾させて前記クランクケース43の前部上端に結合されるシリンダボディ44と、該シリンダボディ44の上端に結合されるシリンダヘッド45と、該シリンダヘッド45の上端に結合されるヘッドカバー46とを有して、たとえば単気筒に構成される。
前記クランクケース43内には、前記クランク軸42からの回転動力を変速する変速機Mが収容されており、該変速機Mの出力軸48が前記クランクケース43の左側壁から突出される。前記出力軸48には駆動スプロケット49が固定され、図1で示すように、前記後輪WRの車軸には被動スプロケット50が固定されており、前記駆動スプロケット49および前記被動スプロケット50に無端状のチェーン51が巻き掛けられる。
図3に注目して、前記シリンダボディ44および前記シリンダヘッド45間には、前記シリンダボディ44に摺動可能に嵌合されるピストン52の頂部を臨ませる燃焼室53が形成されており、前記シリンダヘッド45の前部側壁45aには前記燃焼室53に通じ得る吸気ポート54が設けられ、前記シリンダヘッド45の後部側壁45bには前記燃焼室53に通じ得る排気ポート55が設けられる。また前記シリンダヘッド45には、前記燃焼室53への吸気を制御すべく前記燃焼室53および前記吸気ポート54間の連通・遮断を切換える吸気弁56と、前記燃焼室53からの排気を制御すべく前記燃焼室53および前記排気ポート55間の連通・遮断を切換える排気弁57とが開閉可能に配設される。
前記シリンダヘッド45の前部側壁45aには、前記吸気ポート54の一部を構成する吸気側接続筒部58が前上がりに突出するようにして一体に突設されており、前記吸気側接続筒部58には、前記吸気ポート54に通じるスロットルボディ59の下流端が接続される。前記スロットルボディ59には、金網によって上方に膨らんだ半球状に形成されて前記スロットルボディ59の上流端開口部を覆うフレームトラップ60が取付けられており、このフレームトラップ60を含む前記スロットルボディ59の上流部は、前記燃料タンク33の下方に配置される吸気チャンバ61(図1参照)内に収容される。
前記吸気チャンバ61の外側で前記スロットルボディ59には第1の燃料噴射弁62が取付けられ、前記フレームトラップ60から前記スロットルボディ59側に燃料を噴射する第2の燃料噴射弁63が前記スロットルボディ59に取付けられ、第2の燃料噴射弁63は前記吸気チャンバ61内に配置される。
前記シリンダヘッド45の後部側壁45bには、一対の前記排気ポート55の一部を構成する排気側接続筒部64が後方に突出するようにして一体に突設されており、前記排気
ポート55に通じる排気管65の上流端が前記排気側接続筒部64に接続される。この排気管65は、シリンダヘッド45の後部側壁45bから機関本体29の左側に彎曲して該機関本体29の前方に延び、該機関本体29の前方から下方に彎曲してクランクケース43の下方に回り込むように形成されており、前記クランクケース43の下方に配置された排気マフラー66に排気管65の下流端が接続される。
前記吸気弁56および前記排気弁57を開閉駆動する動弁装置67は、吸気弁56に対応した吸気側カム68を有して前記シリンダヘッド45に回転自在に支持される吸気側カムシャフト70と、排気弁57に対応した排気側カム69を有して前記シリンダヘッド45に回転自在に支持される排気側カムシャフト71と、前記吸気弁56および前記吸気側カム58間に介設されて前記シリンダヘッド45に摺動自在に嵌合される吸気側リフタ72と、前記排気弁57および前記排気側カム69間に介設されて前記シリンダヘッド45に摺動自在に嵌合される排気側リフタ73とを備える。
相互に平行な軸線を有する前記吸気側カムシャフト70および前記排気側カムシャフト71には、前記クランク軸42からの回転動力が調時伝動機構74を介して伝達されるものであり、この調時伝動機構74は、前記クランク軸42に設けられる駆動スプロケット75と、前記吸気側カムシャフト70および前記排気側カムシャフト71にそれぞれ固定される被動スプロケット76,77と、前記駆動スプロケットおよび前記被動スプロケット76,77に巻き掛けられるカムチェーン78とを備え、前記クランクケース43、前記シリンダボディ44および前記シリンダヘッド45には、前記カムチェーン78を走行させるカムチェーン通路79が形成される。
ところで前記クランクケース43は、左側のケース半体80と、右側のケース半体81とが前記クランク軸42の中心軸線CLに直交する結合面82で結合されて成るものであり、このクランクケース43に前記クランク軸42が回転自在に支承される。
前記クランク軸42は、前記シリンダボディ44のシリンダボア83に摺動可能に嵌合されるピストン52にコネクティングロッド84を介して連結されるクランクピン42aと、該クランクピン42aの両端が連結される左右一対のクランクウエブ42b,42cと、それらのクランクウエブ42b,42cの外面に連結されるジャーナル部42d,42eとを一体に有するものであり、前記シリンダボア83に通じるクランク室85が、前記クランク軸42が備える前記クランクピン42aおよび左右一対のクランクウエブ42a,42bを収容するようにして前記クランクケース43に形成される。
左右一対の前記ジャーナル部42d,42eのうち左側の前記ジャーナル部42dは、前記クランクケース43における左側のケース半体80に設けられるクランク軸受80aを回転自在に貫通し、前記クランク軸受80aおよび前記ジャーナル部42d間にはリング状のメタル軸受86が介装される。また右側の前記ジャーナル部42eは、前記クランクケース43における右側のケース半体81に設けられるクランク軸受81aを回転自在に貫通し、前記クランク軸受81aおよび前記ジャーナル部42e間にはリング状のメタル軸受87と、該メタル軸受87の外方に配置されるオイルシール88とが介装される。
前記左側のケース半体80から突出した前記クランク軸41の一端部には、椀状のロータ89が固定され、このロータ89とともに発電機91を構成するようにして前記ロータ89内に突入されるステータ90が、前記発電機91を覆うようにして前記左側のケース半体80に結合される発電機カバー92に固定される。また前記調時伝動機構74における前記駆動スプロケット75は、前記発電機91および前記クランク軸受80a間で前記クランク軸42に一体に設けられる。
前記右側のケース半体81には、第1および第2クランクケースカバー93,94が第1クランクケースカバー93を第2クランクケースカバー94および前記ケース半体81間に挟むようにして結合されており、前記クランクケース43と、第1および第2クランクケースカバー93,94との間には、前記オイルシール88で前記クランク室85との間がシールされるクラッチ室95が形成される。
前記クラッチ室95には、前記クランク軸42からの動力の前記変速機Mへの伝達・遮断を切替える多板クラッチ96と、該多板クラッチ96および前記クランク軸42間に設けられる一次減速装置97とが収容される。
前記クランク室85の後方側で前記クランクケース43内には変速機室98が形成されており、前記クランク軸42と平行な軸線まわりに回転可能な入力軸99および前記出力軸48間に、選択的に確立可能な複数変速段のギヤ列たとえば第1〜第6速ギヤ列G1〜G6が設けられて成る前記変速機Mが前記変速機室98に収容される。
前記入力軸99には前記一次減速装置97および前記多板クラッチ96を介して前記クランク軸42からの動力が伝達され、前記左側のケース半体80から突出した前記出力軸48の端部に前記駆動スプロケット49が固定される。
前記クランクケース43の下部には、オイル貯留部101を形成するオイルパン100が結合されるものであり、この実施の形態では前記オイルパン100は前記クランクケース43に一体に形成される。しかも前記クランクケース43には、前記クランク室85および前記オイル貯留部101間を隔てる隔壁102が一体に形成される。
図5を併せて参照して、前記クランクケース43における前記隔壁102には、前記オイル貯留部101からオイルを汲み上げるフィードポンプ103と、前記クランク室85からのオイルを前記オイル貯留部101側に戻すスカベンジポンプ104とが、前記クランクシャフト42と平行な共通のポンプ軸105を有するようにして配設されており、前記駆動スプロケット75および前記クランク軸受80a間で前記クランクシャフト42に一体に設けられた駆動スプロケット106と、前記ポンプ軸105に固定された被動スプロケット107とに無端状のチェーン108が巻き掛けられる。すなわち前記フィードポンプ103および前記スカベンジポンプ104は前記クランクシャフト42から伝達される動力で回転駆動される。
前記オイル貯留部101内のオイルは、該オイル貯留部101内に配置されるストレーナ109を介して前記フィードポンプ103で汲み上げられ、該フィードポンプ103から吐出されるオイルは、前記クランクケース43における左側のケース半体80および前記発電機カバー92に設けられたオイル通路110を経て、前記発電機カバー92に配設されるオイルフィルタ111に導かれる。また前記フィードポンプ103の出口および前記オイル貯留部101間に介設されるようにしてリリーフ弁112が前記ケース半体80に取付けられる。
前記オイルフィルタ111で浄化されたオイルは、前記発電機カバー92に設けられたオイル通路113に導かれ、このオイル通路113に通じるクランク軸内通路114が前記クランク軸42に設けられ、前記ジャーナル部42d,42eと、前記クランク軸受80a,81aとの間に前記クランク軸内通路114からオイルが供給される。
また前記オイル通路113に通じるオイルジェット115が、前記クランクケース43の左側のケース半体80に取付けられており、前記ピストン52に向けて前記オイルジェット115からオイルが噴出される。さらに前記オイル通路113は、前記シリンダボデ
ィ44および前記シリンダヘッド45に設けられたオイル通路116に連通しており、このオイル通路116からは動弁装置67にオイルが供給される。
図6を併せて参照して、前記クランクケース43における右側のケース半体81に設けられるクランク軸受81aと、前記クランク軸42における右側のジャーナル部42eとの間には前記オイルシール88が介装されており、そのオイルシール88よりも前記クランク室85側で前記ジャーナル部42eおよび前記クランク軸受81a間に一端が通じるオイル戻し通路118が、該オイル戻し通路118の他端を前記オイル貯留部101に開口するようにして前記機関本体29の少なくとも前記クランクケース43に設けられ、この実施の形態では、前記クランクケース43における右側のケース半体81と、前記クランクケース43に一体に形成される前記オイルパン100とに前記オイル戻し通路118が設けられる。
しかも前記オイルパン100の底壁100aは、図3で示すように、少なくとも前記クランク軸42の中心軸線CLを通る鉛直面PLよりも後方側では後方に向かうにつれて上方位置となるように傾斜して形成され、前記オイル戻し通路118の他端の開放口118aが、前記鉛直面PLよりも後方かつ車両停車状態での前記オイル貯留部101内の油面Lよりも下方に配置される。
図8を併せて参照して、前記開放口118aは、前記オイルパン100が車幅方向に間隔をあけて備える左右一対の側壁の一方、たとえば右側の側壁100bの内面に形成される。
また車両進行方向を右向きとした側面視(図6で示す側面視)で、前記クランク軸42の回転方向が矢印119で示すように時計方向に設定されるとともに前記オイル戻し通路118の一端が前記鉛直面PLよりも後方で前記クランク軸受81aの下半部内面に開口される。
前記オイル戻し通路118は、一端を前記クランク軸受81aの内面に開口させて上下に延びる縦通路120と、該縦通路120の下端から分岐して前記オイル貯留部101側に延びる横通路121とで構成されており、前記縦通路120は、側面視では下方側に向かうにつれて後方側に位置するように傾斜して形成される。ところで前記クランク軸42の中心軸線CLは車幅方向に沿うものであるが、前記縦通路120は、前記クランク軸42の中心軸線CLと直交する方向(図6で示す方向)から見て、下方に向かうにつれて前記オイル貯留部101に近接するように傾斜して形成されている。
また前記オイルパン100の前記右側の側壁100bには、前記縦通路120を内部に形成して外側方に隆起した通路隆起部100cが形成される。この通路隆起部100cの下端には、ねじ孔として形成される加工口124が前記縦通路120を加工するために設けられ、その加工口124はボルト125で閉塞される。
図7を併せて参照して、前記ボルト125の緩みを抑制するための結束手段であるワイヤ126が前記ボルト125に挿通されており、このワイヤ126は、前記通路隆起部100cおよび前記オイルパン100の前記側壁100bの外側面間に跨がって一体に形成される固定部100dで固定される。
さらに前記オイル戻し通路118の前記開放口118a側の端部には絞り部材123が挿入、固定され、この絞り部材123によって前記オイル戻し通路118から前記オイル貯留部101へのオイル戻し量が調節される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、クランクケース43における右側のケース半体81に、クランク軸42のジャーナル部42eを回転自在に支承するクランク軸受81aが設けられ、クランク室85側にオイルを封入するためのオイルシール88が前記ジャーナル部42eおよび前記クランク軸受81a間に介装され、前記クランク室85よりも下方に配置されるオイル貯留部101を形成するオイルパン100が前記クランクケース43に結合され、前記オイルシール88よりも前記クランク室85側で前記ジャーナル部42eおよび前記クランク軸受81a間に一端が通じるオイル戻し通路118が、該オイル戻し通路118の他端を前記オイル貯留部101に開口するようにして機関本体29の少なくとも前記クランクケース43に設けられるのであるが、前記オイルパン100の底壁100aが、少なくとも前記クランク軸42の中心軸線CLを通る鉛直面PLよりも後方側では後方に向かうにつれて上方位置となるように傾斜して形成され、前記オイル戻し通路118の他端の開放口118aが、前記鉛直面PLよりも後方かつ車両停車状態での前記オイル貯留部101内の油面Lよりも下方に配置されるので、オイルパン100の後部の浅い部分に前記オイル戻し通路118からオイルが戻されることになり、車両走行時の油面変動時でもオイル戻し通路118の開放口118aがオイル中に在るようにしてエアレーションの発生を抑制することができる。
また前記オイルパン100が車幅方向に間隔をあけて備える左右一対の側壁の一方である右側の側壁100bの内面に、前記開放口118aが形成されるので、車両走行に伴うオイル貯留部101内での油面変動が開放口118aに及ぶ影響を少なくし、開放口118aから前記オイル戻し通路118側にオイルが流入しないようにしてオイル戻し通路118からオイル貯留部101側にオイルを安定的に戻すことができる。
また車両進行方向を右向きとした側面視で、前記クランク軸42の回転方向119が時計方向に設定されるとともに前記オイル戻し通路118の一端が前記鉛直面PLよりも後方で前記クランク軸受81aの下半部内面に開口されるので、オイル戻し通路118の一端のクランク軸受81aの内面への開口が、クランク軸42の回転によってオイルが貯留し易くなる部分に配置されることになり、オイル戻し通路118による良好なオイル戻しが可能となる。
また前記オイル戻し通路118が、一端を前記クランク軸受81aの内面に開口させて上下に延びる縦通路120と、該縦通路120の下端から分岐して前記オイル貯留部101側に延びる横通路121とで構成されるので、横通路121から逆流したオイルの流れ方向を上方に変化させるようにして、クランク軸受81aまでオイルが逆流し難くし、戻しホイル量が減少しないようにすることができる。
また前記縦通路120が、側面視では下方側に向かうにつれて後方側に位置するように傾斜して形成されるので、車両走行時の加速による力および重力がオイル戻し通路118内のオイルに作用してオイル戻し通路118からの良好なオイル戻しが可能となる。
また前記クランク軸42の中心軸線CLを車幅方向に沿わせて前記機関本体29が自動二輪車に搭載され、前記縦通路120が、前記クランク軸42の中心軸線CLと直交する方向から見て、下方に向かうにつれて前記オイル貯留部101に近接するように傾斜して形成されるので、自動二輪車に搭載された機関本体29の下部の車幅方向の寸法を小さくすることができ、充分なバンク角を確保することができる。
また前記オイルパン100に、前記縦通路120を内部に形成して外側方に隆起した通路隆起部100cが形成され、この通路隆起部100cの下端に、前記縦通路120を加工するための加工口124がボルト125で閉塞されるようにして設けられ、前記ボルト125の緩み止めのためのワイヤ126が、前記通路隆起部100cおよび前記オイルパ
ン100の外側面間に跨がって一体に形成される固定部126で固定されるので、固定部126の剛性を高め、ワイヤ126の固定を強固なものとすることができる。
さらに前記オイル戻し通路118の前記開放口118a側の端部に絞り部材123が挿入、固定されるので、オイル戻し通路118の内径を変化させることなく、絞り部材123を変化させるだけでオイル戻し量の調節が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
29・・・機関本体
42・・・クランク軸
42c・・・クランクウエブ
42e・・・ジャーナル部
43・・・クランクケース
81a・・・クランク軸受
85・・・クランク室
88・・・オイルシール
100・・・オイルパン
100a・・・底壁
100b・・・側壁
100c・・・通路隆起部
100d・・・固定部
101・・・オイル貯留部
118・・・オイル戻し通路
118a・・・開放口
119・・・回転方向
120・・・縦通路
121・・・横通路
123・・・絞り部材
124・・・加工口
125・・・ボルト
126・・・結束手段であるワイヤ
CL・・・クランク軸の中心軸線
F・・・車体フレーム
L・・・油面
PL・・・鉛直面

Claims (8)

  1. 車体フレーム(F)に搭載される機関本体(29)のクランクケース(43)に、クランク室(85)にクランクウエブ(42c)が収容されるクランク軸(42)のジャーナル部(42e)を回転自在に支承するクランク軸受(81a)が設けられ、前記クランク室(85)側にオイルを封入するためのオイルシール(88)が前記ジャーナル部(42e)および前記クランク軸受(81a)間に介装され、前記クランク室(85)とは隔絶して前記クランク室(85)よりも下方に配置されるオイル貯留部(101)を形成するオイルパン(100)が、前記クランクケース(43)に結合され、前記オイルシール(88)よりも前記クランク室(85)側で前記ジャーナル部(42e)および前記クランク軸受(81a)間に一端が通じるオイル戻し通路(118)が、該オイル戻し通路(118)の他端を前記オイル貯留部(101)に開口するようにして前記機関本体(29)の少なくとも前記クランクケース(43)に設けられる車両用内燃機関において、前記オイルパン(100)の底壁(100a)が、少なくとも前記クランク軸(42)の中心軸線(CL)を通る鉛直面(PL)よりも後方側では後方に向かうにつれて上方位置となるように傾斜して形成され、前記オイル戻し通路(118)の他端の開放口(118a)が、前記鉛直面(PL)よりも後方かつ車両停車状態での前記オイル貯留部(101)内の油面(L)よりも下方に配置されることを特徴とする車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
  2. 前記オイルパン(100)が車幅方向に間隔をあけて備える左右一対の側壁の一方(100b)の内面に、前記開放口(118a)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
  3. 車両進行方向を右向きとした側面視で、前記クランク軸(42)の回転方向(119)が時計方向に設定されるとともに前記オイル戻し通路(118)の一端が前記鉛直面(PL)よりも後方で前記クランク軸受(81a)の下半部内面に開口されることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
  4. 前記オイル戻し通路(118)が、一端を前記クランク軸受(81a)の内面に開口させて上下に延びる縦通路(120)と、該縦通路(120)の下端から分岐して前記オイル貯留部(101)側に延びる横通路(121)とで構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
  5. 前記縦通路(120)が、側面視では下方側に向かうにつれて後方側に位置するように傾斜して形成されることを特徴とする請求項4に記載の車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
  6. 前記クランク軸(42)の中心軸線(CL)を車幅方向に沿わせて前記機関本体(29)が自動二輪車に搭載され、前記縦通路(120)が、前記クランク軸(42)の中心軸線(CL)と直交する方向から見て、下方に向かうにつれて前記オイル貯留部(101)に近接するように傾斜して形成されることを特徴とする請求項5に記載の車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
  7. 前記オイルパン(100)に、前記縦通路(120)を内部に形成して外側方に隆起した通路隆起部(100c)が形成され、この通路隆起部(100c)の下端に、前記縦通路(120)を加工するための加工口(124)がボルト(125)で閉塞されるようにして設けられ、前記ボルト(125)の緩み止めのための結束手段(126)が、前記通路隆起部(100c)および前記オイルパン(100)の外側面間に跨がって一体に形成される固定部(100d)で固定されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に
    記載の車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
  8. 前記オイル戻し通路(118)の前記開放口(118a)側の端部に絞り部材(123)が挿入、固定されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用内燃機関におけるクランク軸受オイル戻し構造。
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