JP2005248930A - 鞍乗型車両の吸気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気効率の向上を図った鞍乗型車両の吸気装置を提供するにある。
【解決手段】シリンダヘッド25内に燃焼室50に繋がる吸気ポート51を形成し、この吸気ポート51の上流側にスロットルボディ26を、このスロットルボディ26の上流側に吸気管27を介してエンジン吸気系24を構成するエアクリーナ28をそれぞれ接続し、このエアクリーナ28をアッパーフレーム3の上側から上方に突出するように配置する一方、吸気ポート51とエアクリーナ28とを結ぶ吸気通路90を、エアクリーナ28内に区画されるクリーンサイド87とスロットルボディ26とを結ぶ軸線91が吸気ポート51の燃焼室50側開口部に設けられたバルブシート58に向けて直線状になるように設定したものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、鞍乗型車両の吸気装置に関する。
従来の鞍乗型車両に搭載されていたエンジン吸気系の配置は、略直立したエンジンのシリンダアッセンブリを構成するシリンダヘッド後方にキャブレタを、さらにこのキャブレタの後方にエアクリーナを配置すると共に、エンジン吸気系の側方にエンジン排気系を構成する排気管が配置されていた(例えば特許文献1および2参照。)。
特開平11−11171号公報(段落番号[0022]、[0023]、および図1) 特開2002−274468号公報(図1)
しかしながら、シリンダヘッド後方のキャブレタやエアクリーナには走行風が当たりにくく、また近傍に熱源である排気管が配置されるため、エンジンに導かれる外気の温度が上昇し、吸気(充填)効率が低下して出力の低下を招く虞がある。また、エアクリーナからシリンダヘッド内の吸気ポートまでの吸気通路長が長く、吸気ポート直前で大きく曲がるため、吸気抵抗の増加によってスロットルレスポンスや吸気効率が低下する虞もあった。
一方、略直立したシリンダアッセンブリは車両の重心位置を高め、車両の操向性能を低下させる虞がある。
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、吸気効率の向上を図った鞍乗型車両の吸気装置を提供することを目的とする。
本発明に係る鞍乗型車両の吸気装置は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、車体フレームを構成するアッパーフレームを略水平に配設し、このアッパーフレームの下方、前・後輪の間、且つこれらの前・後輪の上端より下方にエンジンユニットを搭載すると共に、上記エンジンユニットを構成するシリンダヘッド内に燃焼室に繋がる吸気ポートを形成し、この吸気ポートの上流側にエンジン吸気系を構成するスロットルボディを、このスロットルボディの上流側に上記エンジン吸気系を構成する吸気管を介して上記エンジン吸気系を構成するエアクリーナをそれぞれ接続し、このエアクリーナを上記アッパーフレームの上側から上方に突出するように配置する一方、上記吸気ポートと上記エアクリーナとを結ぶ吸気通路を、上記エアクリーナ内に区画されるクリーンサイドと上記スロットルボディとを結ぶ軸線が上記吸気ポートの上記燃焼室側開口部に設けられたバルブシートに向けて直線状になるように設定したものである。
また、上述した課題を解決するために、請求項2に記載したように、上記エアクリーナの内部の後ろ側を容積室に、前側を空気濾過用のクリーナエレメントを収容するエレメント収容室に配分し、上記エアクリーナ内に外気を取り入れるインレットパイプを上記エアクリーナの後部に設けてその外気吸入口を上記エアクリーナの後部上面に後方を指向するように配置すると共に、上記容積室の底面前端から縦壁を上方に向かって延設し、さらにその上端から上記容積室の底面と平行な上記エレメント収容室の底面を前方に向かって延設したものである。
さらに、上述した課題を解決するために、請求項3に記載したように、操向装置であるステアリングシャフトを枢支する支持部材を上記アッパーフレームから上方に延出して設け、この支持部材に上記エアクリーナの前部を、上記車体フレームに上記エアクリーナの後部を固定して上記エアクリーナを側面視で後下がりに傾斜した状態で搭載し、上記エアクリーナに形成された容積室の後部底面にドレン孔を設けたものである。
そして、上述した課題を解決するために、請求項4に記載したように、上記吸気通路の周囲にブリーザ室を設け、上記エンジン吸気系を上方から上記エアクリーナのクリーンサイド、上記ブリーザ室、上記スロットルボディの順に積層状に配設したものである。
そしてまた、上述した課題を解決するために、請求項5に記載したように、上記エレメント収容室底面下方に、このエレメント収容室底面の開口部によって上記クリーンサイドと連通する他の容積室を設ける一方、上記エアクリーナのクリーンサイド内に延出する上記吸気管の上流端部に径方向外側に拡開するファンネル部を形成し、このファンネル部を上記クリーンサイドと上記他の容積室とを連通する部位に配置すると共に、上記ファンネル部外周近傍の上記エレメント収容室底面外側に複数の環状リブを形成したものである。
また、上述した課題を解決するために、請求項6に記載したように、上記吸気管を上記他の容積室の略中央を貫通させ、上記他の容積室を上記吸気管の軸方向にこの吸気管より短い環状構造とする一方、上記他の容積室の底面に上記エンジン本体のクランクケースに設けられたブリーザ室から延びるブリーザホースを接続したものである。
さらに、上述した課題を解決するために、請求項7に記載したように、略水平に配設された左右一対の上記アッパーフレーム間に上記スロットルボディを側面視で上記アッパーフレームと略同じ高さの位置に配置すると共に、上記スロットルボディの内部に形成される上記吸気通路を開閉するスロットルバルブの軸を車両の幅方向を指向するように配置し、この軸の端部に回動一体に設けられるスロットルプーリを上記スロットルボディの左右一側面に配置する一方、上記吸気ポート内に燃料を噴射するフューエルインジェクタを、上記エアクリーナ下方の上記スロットルボディ後部に上記吸気ポート内に指向するよう傾斜させて設けたものである。
そして、上述した課題を解決するために、請求項8に記載したように、車体フレームを構成するアッパーフレームを略水平に配設し、このアッパーフレームの下方、前・後輪の間、且つこれらの前・後輪の上端より下方にエンジンユニットを搭載すると共に、上記エンジンユニットを、このエンジンユニットを構成するエンジン本体の前面が側面視で上記前輪と略重なる位置に搭載し、上記エンジン本体を構成するシリンダアッセンブリの先端上面を操向装置であるステアリングシャフトに対向して近接配置する一方、上記シリンダアッセンブリを構成するシリンダヘッド内に燃焼室に繋がる吸気ポートを形成し、この吸気ポートの上流側にエンジン吸気系を構成するスロットルボディを、このスロットルボディの上流側に上記エンジン吸気系を構成する吸気管を介して上記エンジン吸気系を構成するエアクリーナをそれぞれ接続すると共に、上記吸気管を上記ステアリングシャフトに沿うように上記スロットルボディから略上方に向かって直線状に延出し、上記エアクリーナに接続された状態でこの吸気管の延長上にクリーナエレメントによる筒状のクリーンサイドを形成したものである。
そしてまた、上述した課題を解決するために、請求項9に記載したように、操向装置であるステアリングハンドルが中央位置において、このステアリングハンドルの最端部を通るように描出される鉛直線と上記ステアリングシャフトとの間の範囲に上記エンジン吸気系を構成する部材を収容したものである。
本発明に係る鞍乗型車両の吸気装置によれば、車両の重心位置が下がると共に、前輪への分担荷重の配分が増加し、車両の操向性能が向上する。また、車体フレームの構造が簡素化して軽量化およびコストダウンを図ることができる。さらに、吸気温度の低下および吸気抵抗の減少により吸気効率が向上し、エンジン出力が上昇する。
さらにまた、エンジン本体の燃焼室への異物の浸入が防止され、エンジンの出力低下を防止すると共に、エンジン吸気系およびブローバイガス還流系のコンパクト化を図ることができる。また、ブローバイガス中の気液分離性能の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明が適用された鞍乗型車両の一例を示す右側面透視図であり、図2は同平面透視図である。
図1および図2に示すように、この鞍乗型車両1は、例えば鋼管製の車体フレーム2を備える。車体フレーム2は、左右一対のアッパーフレーム3およびロアーフレーム4と、これらのフレーム3,4の後端を縦方向に連結する左右一対のリヤ縦フレーム5と、このリヤ縦フレーム5とロアーフレーム4の略中央部との間を前後方向に連結する左右一対のリヤ横フレーム6と、前部でアッパーフレーム3およびロアーフレーム4の間を縦方向に連結する左右一対のフロント縦フレーム7と、このフロント縦フレーム7とアッパーフレーム3の前部との間を前後方向に連結する左右一対のフロント横フレーム8と、上記左右一対の各部材3〜8の間を連結する複数のブリッジ部材9等を備えて略ケージ状に構成される。
車体フレーム2を構成するアッパーフレーム3の後上方には鞍乗型の着座シート10が設置され、その前方に車両1の操向装置としてのステアリングハンドル11が設けられる。また、車体フレーム2の前後に図示しないサスペンション機構を介して左右一対の幅広低圧タイヤ付の前輪12と後輪13とがそれぞれ設けられる。さらに、アッパーフレーム3は前・後輪12,13の上端付近を結ぶように略水平に配設され、その前端部は下方に向かって折曲されてロアーフレーム4の前端付近に接合される。
前・後輪12,13の間、アッパーフレーム3の下方、前・後輪12,13の上端より下方、且つステアリングハンドル11の後方にはエンジンユニット14が搭載される。さらに、ステアリングハンドル11の基部から前斜め下方の前輪12に向かって他の操向装置であるステアリングシャフト19が後傾斜して上下方向に延設され、このステアリングシャフト19はアッパーフレーム3から上方に延出して設けられた支持部材であるサポートブラケット20によって枢支される。
車体前部には車体フレーム2の前部上方を覆うフロントカバー15が設けられ、左右の前輪12を覆うフロントフェンダ16が一体または一体的に形成されると共に、車体後部には車体フレーム2の後部上方を覆うリヤカバー17が設けられ、左右の後輪13を覆うリヤフェンダ18が一体または一体的に形成される。なお、これらのカバー15〜18は例えば合成樹脂成型品である。
エンジンユニット14は、例えばエンジン本体21と図示しないベルト式無段変速機とが一体に構成されたものである。また、エンジン本体21は例えば水冷4サイクル単気筒エンジンであり、クランクケース22と、その上面前方に約45度の前傾状態で配置されたシリンダアッセンブリ23とを有する。
さらに、エンジン本体21は例えばその前面(シリンダアッセンブリ23の先端付近)が側面視で前輪12と略重なる位置に搭載され、シリンダアッセンブリ23の先端上面はステアリングシャフト19に対向して近接配置される。
シリンダアッセンブリ23の上部と、着座シート10の前部、そしてステアリングシャフト19の後部とに囲まれた空間には鞍乗型車両1の吸気装置であるエンジン吸気系24が配置される。エンジン吸気系24はシリンダアッセンブリ23を構成するシリンダヘッド25の後上側に接続されるスロットルボディ26と、スロットルボディ26上方、着座シート10前方に配置され、吸気管27を介してスロットルボディ26の上流側に接続されるエアクリーナ28とを備え、エアクリーナ28はアッパーフレーム3の上側から上方に突出するように配置される。
一方、エンジン本体21の一側方、本実施形態においては右側にはエンジン排気系29が配置される。エンジン排気系29は、シリンダヘッド25の前側に接続される排気管30と、排気管30の下流端に接続される排気マフラ装置31とから構成され、排気管30は一旦シリンダヘッド25の前方に向かって延びた後、右後方に向かって折曲されてエンジンユニット14の右側を車体フレーム2のアッパーフレーム3に沿って後方に向かって略水平に延設されると共に、ベルト式無段変速機の後上方付近でアッパーフレーム3の内側から外側に偏位する。また、排気マフラ装置31は例えば側面視で後輪13の上側、且つリヤカバー17の下方に配置される。
他方、ベルト式無段変速機は変速機冷却系32を備える。変速機冷却系32は、車体フレーム2の前上部とフロントカバー15との間に設けられ、その上面前部にフロントカバー15の下面に近接して開口するように冷却風吸入口33が設けられた、例えば合成樹脂成型品のインダクションボックス34と、エンジン本体21の右側部に配置されてベルト式無段変速機を内装するベルトケース35の前部に開口する吸気口36とインダクションボックス34との間を接続してベルトケース35内に冷却風を導入する導入ダク37と、ベルトケース35の後部に開口してベルト式無段変速機を冷却した後の排風を導出する排気口38に接続される導出ダクト39とを有する。
また、導出ダクト39は、ベルトケース35の排気口38から略水平に後方に向かって延びた後、右側後輪13の車軸40の上方付近にて上方へほぼ垂直に向きを変え、さらに着座シート10後端の直下付近で一旦車体右側に向きを変え、さらに下方へほぼ垂直に向きを変えて延設され、その最下流端に冷却風排出口41が開口される。
そして、前記ステアリングシャフト19前方の、車体フレーム2の最前部付近にはエンジン本体21の熱交換器42(オイルクーラーやラジエータ等)が設置され、その後方に熱交換器42用の冷却ファン43が設置される。
図3は、シリンダアッセンブリ23およびエンジン吸気系24の縦断面図である。図3に示すように、エンジン本体21のクランクケース22内にはクランクシャフト44が水平且つ車両の幅方向に指向して配置される。また、シリンダアッセンブリ23を構成するシリンダブロック45に形成されたシリンダ46(気筒)内はピストン47が摺動自在に設けられる。そして、ピストン47はコンロッド48を介してクランクシャフト44のクランクピン49に連結され、このピストン47がシリンダ46内をその気筒軸方向に往復し、この往復ストロークがコンロッド48を介してクランクシャフト44に伝達され、クランクシャフト44を回転運動させる。
シリンダヘッド25にはシリンダ46に整合する燃焼室50が形成され、その外方から図示しない点火プラグが結合される。また、シリンダヘッド25内には燃焼室50に繋がる吸気ポート51および排気ポート52が形成され、吸気ポート51には前記エンジン吸気系24を構成するスロットルボディ26が、排気ポート52には前記エンジン排気系29を構成する排気管30がそれぞれ接続される。さらに、シリンダヘッド25内には両ポート51,52を開閉する吸気バルブ53および排気バルブ54が配置されると共に、シリンダヘッド25のカムハウジング55内には吸・排気バルブ53,54を開閉させるカムシャフト56,57が設けられる。また、吸気ポート51および排気ポート52の燃焼室50側開口部にはバルブシート58,59がそれぞれ設けられる。
このエンジン本体21は、吸気バルブ53開閉用の吸気用カムシャフト56および排気バルブ54開閉用の排気用カムシャフト57がそれぞれ別個に設けられたいわゆるDOHC型の動弁装置を備えたものであり、各カムシャフト56,57はクランクシャフト44と平行に配置される。そして、シリンダヘッド25のカムハウジング55はシリンダヘッドカバー60によって覆われる。
さらに、図1に示すように、クランクケース22最上部の内部には、クランクケース22内に溜まるブローバイガス中のオイル分をガス分から分離すると共に、クランクケース22内の圧力を外部に逃がすブリーザ装置61が設けられる。ブリーザ装置61は迷路構造を有する第一ブリーザ室62を備え、この第一ブリーザ室62の上面にはガス分をエアクリーナ28へ還流させるブリーザホース63が接続される。
図4はエアクリーナ28の拡大縦断面図である。さらに、図5はエアクリーナ28の上面図、そして図6はエアクリーナ28の下面図である。図3〜図6に示すように、エアクリーナ28は上下方向に分割されたアッパークリーナケース64とロアークリーナケース65とを接合して構成され、その内部の後ろ側が容積室66に、前側が空気を濾過するクリーナエレメント67を収容するエレメント収容室68に配分される。また、エアクリーナ28はその前部に設けられた前部ステー69がステアリングシャフト19を枢支するサポートブラケット20にボルト71で固定されると共に、後部に設けられた左右一対の後部ステー72が左右のアッパーフレーム3を連結するブリッジ部材9にボルト73で固定され、側面視で後下がりに傾斜した状態で搭載される。さらに、容積室66の後部底面にはドレン孔74が設けられ、ドレンホース75が接続される。
エアクリーナ28の後部にはエアクリーナ28内に外気を取り入れるインレットパイプ76が設けられる。インレットパイプ76の外気吸入口77はエアクリーナ28の後部上面に後方を指向するように配置されると共に、インレットパイプ76は容積室66を後部下方に向かって延出し、その外気排出口78は容積室66の底面80を指向するように配置される。なお、インレットパイプ76の外気吸入口77上方には比較的大きな異物を遮蔽する遮蔽板79が設けられる。そして、容積室66の底面80前端からは縦壁81が上方に向かって延設され、その上端からは容積室66の底面80と平行なエレメント収容室68の底面82が前方に向かって延設される。
クリーナエレメント67はたとえば筒状の公知のものであって、エレメント収容室68上方の開口83からエレメント収容室68内に装着され、開口83を密閉する蓋部材84を、ロアークリーナケース65と一体に形成された支持部85に例えばボルト86で固定することによって定位置に保持され、クリーナエレメント67の内部空間を筒状のクリーンサイド87に、クリーナエレメント67外部のエアクリーナ28内部空間をダーティーサイド88に区画する。さらに、クリーンサイド87に臨むエレメント収容室68の底面82には開口部89が形成され、この開口部89に吸気管27の上流端が、開口部89の内縁との間に隙間を持って配設される。
吸気管27は前記ステアリングシャフト19に沿うようにスロットルボディ26から略上方に向かって延出すると共に、エアクリーナ28に接続された状態でこの吸気管27の延長上に筒状のクリーンサイド87が形成される。そして、シリンダヘッド25の吸気ポート51とエアクリーナ28とを結ぶ吸気通路90は、クリーンサイド87とスロットルボディ26とを結ぶ軸線91が吸気ポート51の燃焼室50側開口部に設けられたバルブシート58に向けて直線状になるように設定される。
また、エレメント収容室底面82下方の、上記吸気通路90の周囲には、エレメント収容室底面82の開口部89によってクリーンサイド87と連通する他の容積室である第二ブリーザ室92が設けられ、その底面に前記第一ブリーザ室62から延びるブリーザホース63が接続される。そして、エンジン吸気系24は上方からエアクリーナ28のクリーンサイド87、第二ブリーザ室92、スロットルボディ26の順に積層状に配設される。
さらにまた、他の容積室である第二ブリーザ室92の略中央を吸気管27が貫通すると共に、第二ブリーザ室92は吸気管27の軸方向にこの吸気管27より短い環状構造とされる。そして、エアクリーナ28のクリーンサイド87内に延出する吸気管27の上流端部はその径方向外側に拡開してファンネル部27aを形成し、このファンネル部27aはエアクリーナ28のクリーンサイド87と第二ブリーザ室92とを連通する部位に配置される。そしてまた、ファンネル部27a外周近傍のエレメント収容室底面82外側には複数の環状リブ93が同心円上に形成される。
一方、スロットルボディ26は、前・後輪12,13の上端付近を結ぶように略水平に配設された左右一対のアッパーフレーム3間に側面視でアッパーフレーム3と略同じ高さの位置に配置される。また、スロットルボディ26の内部に形成される吸気通路90を開閉するスロットルバルブ94の軸94aは車両1の幅方向を指向するように配置され、この軸94aの端部に回動一体に設けられるスロットルプーリ95がスロットルボディ26の左右一側面に配置される。そして、詳細には図示しないが、このスロットルプーリ95に巻装されてステアリングハンドル11端部に設けられるスロットルグリップ(図示せず)に連結されるスロットルケーブル96はエアクリーナ28の前方に向かって配索される。
他方、シリンダヘッド25に形成される吸気ポート51内に噴霧状の燃料を噴射するフューエルインジェクタ97が、エアクリーナ28下方のスロットルボディ26後部に燃料が吸気ポート51の内壁に指向するよう、傾斜させて設けられる。
そして、図1に示すように、ステアリングハンドル11が中央位置において、ステアリングハンドル11の最端部を通るように描出される鉛直線98とステアリングシャフト19との間の範囲にエンジン吸気系24を構成する部材の主要部、すなわちシリンダヘッド25の吸気ポート51、スロットルボディ26、吸気管27およびクリーナエレメント67が収容される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
エンジンユニット14を、そのエンジン本体21の前面(シリンダアッセンブリ23の先端付近)が側面視で前輪12と略重なる位置に搭載し、シリンダアッセンブリ23の先端上面をステアリングシャフト19に対向して近接配置することによりシリンダアッセンブリ23をエンジン本体21の上面前方に約45度の前傾状態で配置可能となり、車両1の重心位置が下がると共に、前輪12への分担荷重の配分が増加し、車両1の操向性能を向上させる。さらに、シリンダアッセンブリ23を前傾状態で配置したことによりアッパーフレーム3の前部を直線的に形成でき、車体フレーム2の構造が簡素化して軽量化およびコストダウンを図ることができる。
また、シリンダアッセンブリ23を前傾状態で配置したことにより、エアクリーナ28をシリンダアッセンブリ23の上方に、略水平に配設されたアッパーフレーム3の上側から上方に突出するように配置可能となる。そして、エンジンユニット14をアッパーフレーム3の下方に搭載し、さらにエンジンユニット14の右側に排気管30を後方に向かって略水平に延設したことにより、エンジンユニット14や排気管30の輻射熱等がエンジン吸気系24を通過する吸気の温度上昇を引き起こさない。その結果、吸気温度の低下により吸気効率が向上し、エンジン出力も上昇する。
さらに、シリンダアッセンブリ23を前傾状態で配置し、エアクリーナ28をシリンダアッセンブリ23の上方に配置したことにより、シリンダヘッド25の吸気ポート51とエアクリーナ28とを結ぶ吸気通路90を、クリーンサイド87とスロットルボディ26とを結ぶ軸線91が吸気ポート51の燃焼室50側開口部に設けられたバルブシート58に向けて直線状になるように設定可能となる。その結果、吸気通路90がストレートになって吸気抵抗が減少し、スロットルレスポンスや吸気効率が向上し、エンジン出力も上昇する。
一方、エアクリーナ28の内部の後ろ側を容積室66に、前側を空気濾過用のクリーナエレメント67を収容するエレメント収容室68に配分し、エアクリーナ28内に外気を取り入れるインレットパイプ76をエアクリーナ28の後部に設けてその外気吸入口77をエアクリーナ28の後部上面に後方を指向するように配置すると共に、容積室66の底面80前端から縦壁81を上方に向かって延設し、さらにその上端から容積室66の底面80と平行なエレメント収容室68の底面82を前方に向かって延設したことにより、エアクリーナ28自体が前方からの水分等の異物の侵入を防ぐことができると共に、例えエアクリーナ28内に微量の異物が浸入しても縦壁81によってエンジン本体21の燃焼室50への異物の浸入が防止され、エンジンの出力低下を防止する。
さらにまた、ステアリングシャフト19を枢支するサポートブラケット20をアッパーフレーム3から上方に延出して設け、このサポートブラケット20にエアクリーナ28の前部を、車体フレーム2を構成するブリッジ部材9にエアクリーナ28の後部を固定してエアクリーナ28を側面視で後下がりに傾斜した状態で搭載し、エアクリーナ28内部の後ろ側に形成された容積室66の後部底面にドレン孔74を設けたことにより、例えエアクリーナ28内に水分が浸入しても、エンジン本体21の燃焼室50への水分の浸入が防止されると共に、容易に外部に排水可能となる。
他方、吸気通路90の周囲に他の容積室である第二ブリーザ室92を設け、エンジン吸気系24を上方からエアクリーナ28のクリーンサイド87、第二ブリーザ室92、スロットルボディ26の順に積層状に配設すると共に、吸気管27を第二ブリーザ室92の略中央を貫通させ、第二ブリーザ室92を吸気管27の軸方向にこの吸気管27より短い環状構造とする一方、第二ブリーザ室92の底面にエンジン本体21のクランクケース22に設けられた第一ブリーザ室62から延びるブリーザホース63を接続したことにより、エンジン吸気系24およびブローバイガス還流系のコンパクト化を図ることができると共に、ブローバイガス中の気液分離性能も向上する。さらに、エアクリーナ28がクランクケース22より高い位置に配置されるので、ブリーザホース63がヘッド差を持って配索でき、ブローバイガス中の気液分離性能がさらに向上する。
また、エレメント収容室底面82下方に、エレメント収容室底面82の開口部によってクリーンサイド87と連通する他の容積室である第二ブリーザ室92を設ける一方、エアクリーナ28のクリーンサイド87内に延出する吸気管27の上流端部に径方向外側に拡開するファンネル部27aを形成し、このファンネル部27aをエアクリーナ28のクリーンサイド87と第二ブリーザ室92とを連通する部位に配置すると共に、ファンネル部27a外周近傍のエレメント収容室底面82外側に複数の環状リブ93を形成したことにより、エンジン吸気系24のコンパクト化が図られ、吸気騒音の防止と吸気効率の向上が図れると共に、ブローバイガス中の気液分離性能も向上する。
さらに、略水平に配設された左右一対のアッパーフレーム3間にスロットルボディ26を側面視でアッパーフレーム3と略同じ高さの位置に配置すると共に、スロットルボディ26の内部に形成される吸気通路90を開閉するスロットルバルブ94の軸94aを車両1の幅方向を指向するように配置し、この軸94aの端部に回動一体に設けられるスロットルプーリ95をスロットルボディ26の左右一側面に配置する一方、吸気ポート51内に噴霧状の燃料を噴射するフューエルインジェクタ97を、エアクリーナ28下方のスロットルボディ26後部に燃料が吸気ポート51の内壁に指向するよう、傾斜させて設けたことにより、スロットルケーブル96およびフューエルインジェクタ97の組み付けが容易となってメンテナンス性が向上する。また、スロットルプーリ95に巻装されるスロットルケーブル96の取り回しも従来に比べて短縮化でき、配索が容易になると共に、スロットルケーブル96のフリクションロスも低減する。そして、スロットルボディ26、フューエルインジェクタ97およびスロットルプーリ95の側方にアッパーフレーム3が配置されることになるので、これらの機器への横方向からのダメージをガードできる。
さらにまた、ステアリングハンドル11が中央位置において、ステアリングハンドル11の最端部を通るように描出される鉛直線98とステアリングシャフト19との間の範囲にシリンダヘッド25の吸気ポート51や、スロットルボディ26、吸気管27およびクリーナエレメント67といったエンジン吸気系24を構成する部材の主要部を収容したことにより、エンジン吸気系24の後側制限位置が決まる。その結果、エンジンユニットの位置も決まるので、前輪への分担荷重の配分が増加し、車両の操向性能が向上する。
本発明に係る鞍乗型車両の吸気装置の一実施形態を示す鞍乗型車両の右側面透視図。 図1に示す鞍乗型車両の平面透視図。 シリンダアッセンブリおよびエンジン吸気系の縦断面図。 エアクリーナの拡大縦断面図。 エアクリーナの上面図。 エアクリーナの下面図。
符号の説明
1 鞍乗型車両
2 車体フレーム
3 アッパーフレーム
11 ステアリングハンドル
12 前輪
13 後輪
14 エンジンユニット
19 ステアリングシャフト
20 サポートブラケット(支持部材)
21 エンジン本体
22 クランクケース
23 シリンダアッセンブリ
24 エンジン吸気系
25 シリンダヘッド
26 スロットルボディ
27a ファンネル部
27 吸気管
28 エアクリーナ
50 燃焼室
51 吸気ポート
58,59 バルブシート
62 第一ブリーザ室
63 ブリーザホース
66 容積室
67 クリーナエレメント
68 エレメント収容室
74 ドレン孔
76 インレットパイプ
77 外気吸入口
80 容積室の底面
81 縦壁
82 エレメント収容室の底面
87 クリーンサイド
89 エレメント収容室底面の開口部
90 吸気通路
91 クリーンサイドとスロットルボディとを結ぶ軸線
92 第二ブリーザ室(他の容積室)
93 環状リブ
94 スロットルバルブ
94a スロットルバルブの軸
95 スロットルプーリ
97 フューエルインジェクタ
98 ステアリングハンドルの最端部を通るように描出される鉛直線

Claims (9)

  1. 車体フレームを構成するアッパーフレームを略水平に配設し、このアッパーフレームの下方、前・後輪の間、且つこれらの前・後輪の上端より下方にエンジンユニットを搭載すると共に、上記エンジンユニットを構成するシリンダヘッド内に燃焼室に繋がる吸気ポートを形成し、この吸気ポートの上流側にエンジン吸気系を構成するスロットルボディを、このスロットルボディの上流側に上記エンジン吸気系を構成する吸気管を介して上記エンジン吸気系を構成するエアクリーナをそれぞれ接続し、このエアクリーナを上記アッパーフレームの上側から上方に突出するように配置する一方、上記吸気ポートと上記エアクリーナとを結ぶ吸気通路を、上記エアクリーナ内に区画されるクリーンサイドと上記スロットルボディとを結ぶ軸線が上記吸気ポートの上記燃焼室側開口部に設けられたバルブシートに向けて直線状になるように設定したことを特徴とする鞍乗型車両の吸気装置。
  2. 上記エアクリーナの内部の後ろ側を容積室に、前側を空気濾過用のクリーナエレメントを収容するエレメント収容室に配分し、上記エアクリーナ内に外気を取り入れるインレットパイプを上記エアクリーナの後部に設けてその外気吸入口を上記エアクリーナの後部上面に後方を指向するように配置すると共に、上記容積室の底面前端から縦壁を上方に向かって延設し、さらにその上端から上記容積室の底面と平行な上記エレメント収容室の底面を前方に向かって延設した請求項1記載の鞍乗型車両の吸気装置。
  3. 操向装置であるステアリングシャフトを枢支する支持部材を上記アッパーフレームから上方に延出して設け、この支持部材に上記エアクリーナの前部を、上記車体フレームに上記エアクリーナの後部を固定して上記エアクリーナを側面視で後下がりに傾斜した状態で搭載し、上記エアクリーナに形成された容積室の後部底面にドレン孔を設けた請求項2記載の鞍乗型車両の吸気装置。
  4. 上記吸気通路の周囲にブリーザ室を設け、上記エンジン吸気系を上方から上記エアクリーナのクリーンサイド、上記ブリーザ室、上記スロットルボディの順に積層状に配設した請求項1記載の鞍乗型車両の吸気装置。
  5. 上記エレメント収容室底面下方に、このエレメント収容室底面の開口部によって上記クリーンサイドと連通する他の容積室を設ける一方、上記エアクリーナのクリーンサイド内に延出する上記吸気管の上流端部に径方向外側に拡開するファンネル部を形成し、このファンネル部を上記クリーンサイドと上記他の容積室とを連通する部位に配置すると共に、上記ファンネル部外周近傍の上記エレメント収容室底面外側に複数の環状リブを形成した請求項1記載の鞍乗型車両の吸気装置。
  6. 上記吸気管を上記他の容積室の略中央を貫通させ、上記他の容積室を上記吸気管の軸方向にこの吸気管より短い環状構造とする一方、上記他の容積室の底面に上記エンジン本体のクランクケースに設けられたブリーザ室から延びるブリーザホースを接続した請求項5記載の鞍乗型車両の吸気装置。
  7. 略水平に配設された左右一対の上記アッパーフレーム間に上記スロットルボディを側面視で上記アッパーフレームと略同じ高さの位置に配置すると共に、上記スロットルボディの内部に形成される上記吸気通路を開閉するスロットルバルブの軸を車両の幅方向を指向するように配置し、この軸の端部に回動一体に設けられるスロットルプーリを上記スロットルボディの左右一側面に配置する一方、上記吸気ポート内に燃料を噴射するフューエルインジェクタを、上記エアクリーナ下方の上記スロットルボディ後部に上記吸気ポート内に指向するよう傾斜させて設けた請求項1〜6のいずれかに記載の鞍乗型車両の吸気装置。
  8. 車体フレームを構成するアッパーフレームを略水平に配設し、このアッパーフレームの下方、前・後輪の間、且つこれらの前・後輪の上端より下方にエンジンユニットを搭載すると共に、上記エンジンユニットを、このエンジンユニットを構成するエンジン本体の前面が側面視で上記前輪と略重なる位置に搭載し、上記エンジン本体を構成するシリンダアッセンブリの先端上面を操向装置であるステアリングシャフトに対向して近接配置する一方、上記シリンダアッセンブリを構成するシリンダヘッド内に燃焼室に繋がる吸気ポートを形成し、この吸気ポートの上流側にエンジン吸気系を構成するスロットルボディを、このスロットルボディの上流側に上記エンジン吸気系を構成する吸気管を介して上記エンジン吸気系を構成するエアクリーナをそれぞれ接続すると共に、上記吸気管を上記ステアリングシャフトに沿うように上記スロットルボディから略上方に向かって直線状に延出し、上記エアクリーナに接続された状態でこの吸気管の延長上にクリーナエレメントによる筒状のクリーンサイドを形成したことを特徴とする鞍乗型車両の吸気装置。
  9. 操向装置であるステアリングハンドルが中央位置において、このステアリングハンドルの最端部を通るように描出される鉛直線と上記ステアリングシャフトとの間の範囲に上記エンジン吸気系を構成する部材を収容した請求項8記載の鞍乗型車両の吸気装置。
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