JP6319012B2 - エンジンのブリーザ室レイアウト構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ブリーザ室と2次空気供給装置の2次空気室とがエンジンのヘッドカバーの上部に設けられるエンジンのブリーザ室レイアウト構造に関する。
特許文献1に記載のエンジンのブリーザ室レイアウト構造では、図4にも示すように、オイル分を含むブローバイガスを気液分離するブリーザ室102は、エンジン100全体を小型化する目的で、エンジン100においてオイルミストの少ないヘッドカバー101の上部101Aの内側に設けられる。つまり、このブリーザ室102は、ヘッドカバー101の上部101Aの内側に突設された迷路形状の隔壁103を、ブリーザ用ガスケット104を介してブリーザプレート105が覆うことで構成される。
また、このエンジン100では、エンジン100から排出される排気へ2次空気を供給して、排気中の未燃焼成分を完全燃焼させる2次空気供給装置106のリードバルブ室107が、ヘッドカバー101の上部101Aの外側に設けられている。このリードバルブ室107は、2次空気供給装置106のリードバルブ108を内部に収容するものであり、ヘッドカバー101の上部101Aにキャップ用ガスケット110を介して装着されたキャップ109と、ヘッドカバー101の上部101Aとに囲まれて構成される。
尚、図4中の符号111はシリンダヘッド、符号112はシリンダブロックをそれぞれ示し、符号113、114は、シリンダヘッド111に接続された吸気管、排気管をそれぞれ示す。
特開2011−185203号公報
ところが、特許文献1のヘッドカバー101では、ヘッドカバー101の上部101Aの内側からブリーザプレート105を装着してブリーザ室102を構成し、ヘッドカバー101の上部101の外側からキャップ109を装着してリードバルブ室107を構成している。このため、ブリーザ室102とリードバルブ室107とにおいて、カバー部材(ブリーザプレート105、キャップ109)やガスケット(ブリーザ用ガスケット104、キャップ用ガスケット110)、取付ボルトなどが個別に必要となり、部品点数が増大してしまう。
また、ヘッドカバー101の上部101Aの内側にブリーザ室102を、外側にリードバルブ室107をそれぞれ設けているため、リードバルブ室107はブリーザ室102よりも高い位置に設置しなければならない。この結果、リードバルブ室107がヘッドカバー101の上部101Aから突出してしまう不具合が生じる。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、ヘッドカバーの上部における局所的な突出を抑制できるエンジンのブリーザ室レイアウト構造を提供することにある。
本発明に係るエンジンのブリーザ室レイアウト構造は、エンジンのクランク室内からのオイル分を含むブローバイガスをエンジン吸気系へ導く前に気液分離するブリーザ室が、前記エンジンから排出される排気へ2次空気を供給する2次空気供給装置の2次空気室と共に、前記エンジンのヘッドカバーに設けられたエンジンのブリーザ室レイアウト構造において、前記ブリーザ室と前記2次空気室と前記エンジンのシリンダ軸線に沿う前記ヘッドカバーの上面に並列して設けられ、更に、前記シリンダ軸線に沿う前記ヘッドカバーの上部の外側に、同一且つ単一のカバー部材により覆われて設けられ、前記シリンダ軸線方向において同一高さに位置づけられて構成され、前記エンジンの前面視で、前記エンジンの上下方向における前記ヘッドカバーの上面の上側と下側にヘッドカバーボルトが配置され、これらのヘッドカバーボルト間に前記ブリーザ室が配置され、前記エンジンの上下方向における前記ブリーザ室の下方で且つ下側の前記ヘッドカバーボルトに隣接して前記2次空気室が配置されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、ブリーザ室と2次空気供給装置の2次空気室とが、エンジンのヘッドカバーの上面に並列して設置されたので、ヘッドカバーの上部から例えば2次空気室が局所的に突出することを抑制できる。
本発明に係るエンジンのブリーザ室レイアウト構造における一実施形態が適用されたエンジンの周囲を示す左側面図。 図1のII矢視図。 図2のIII−III線に沿う断面図。 従来におけるエンジンのブリーザ室レイアウト構造を示すエンジンの部分断面図。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係るエンジンのブリーザ室レイアウト構造における一実施形態が適用されたエンジンの周囲を示す左側面図である。本実施形態において、前後、左右、上下の表現は、エンジンが搭載された車両に乗車したときの運転者を基準にしたものである。
図1に示すエンジンユニット10は、例えばスクータ型自動二輪車の車体フレーム(不図示)に、ピボット軸13を介して車両上下方向に揺動自在に枢支されたものである。このエンジンユニット10は、エンジン11と伝動装置12とが一体に構成され、伝動装置12の後部に図示しない後輪が直接軸支される。
エンジン11は、図1及び図2に示すように、クランクケース14の前方からシリンダアッセンブリ15が略水平方向へ前傾して延出されて構成される。クランクケース14の左側から伝動装置12が一体に併設されて後方へ延びている。シリンダアッセンブリ15は、シリンダブロック16とシリンダヘッド17とヘッドカバー18とが、クランクケース14側からシリンダ軸線O方向に沿って順次重ねられて構成される。
シリンダアッセンブリ15及びクランクケース14の上方には、シリンダヘッド17の吸気ポート19へ混合気(燃料と空気の混合気)を供給するエンジン吸気系20が配置される。このエンジン吸気系20は、エアクリーナ21、キャブレタ22及び吸気管23を有して構成される。
吸気管23は、シリンダヘッド17の吸気ポート19に接続されると共にキャブレタ22に接続され、このキャブレタ22がエアクリーナ21に接続される。エアクリーナ21にて塵埃等が除去された清浄な空気が吸気としてキャブレタ22へ供給される。このキャブレタ22は、吸気ポート19への吸気量に応じて、燃料タンク(不図示)からの燃料を所定量霧化し、吸気と共に吸気ポート19へ供給する。
また、シリンダヘッド17の下面には排気ポート25が開口され、この排気ポート25から排気管26が後方へ延び、この排気管26の後端に排気マフラ(不図示)が連結されてエンジン排気系27が構成される。このエンジン排気系27及び前記エンジン吸気系20は、エンジンユニット10と共にピボット軸13回りに上下方向に揺動可能に構成される。
ところで、シリンダブロック16とシリンダヘッド17は、図3に示すシリンダヘッド締結手段としてのシリンダヘッドスタッドボルト30及びナット31を用いてクランクケース14の前面に締結され、これによりシリンダブロック16とシリンダヘッド17も互いに締結される。シリンダヘッドスタッドボルト30は、4本がシリンダアッセンブリ15のシリンダ軸線Oの周囲に略等間隔に配置されており、それぞれの先端部にナット31が螺合されて、シリンダヘッド17の頂部17Aが締め付けられる。
また、ヘッドカバー18は、図2及び図3に示すように、対角線上に位置する2本のヘッドカバーボルト32を用いてシリンダヘッド17に固定して取り付けられ、このシリンダヘッド17の頂部17Aを覆う。これらの2本のヘッドカバーボルト32は、4本のシリンダヘッドスタッドボルト30に囲まれた領域の外側に配置される。
図1及び図3に示すように、シリンダヘッド17の吸気ポート19と排気ポート25は燃焼室33に連通し、吸気ポート19に吸気バルブ(不図示)が、排気ポート25に排気バルブ(不図示)がそれぞれ設けられる。シリンダヘッド17に設けられたカム軸受34にはカムシャフト35が軸支され、このカムシャフト35に形成された吸気カムと排気カム(共に図示せず)により吸気バルブと排気バルブが所定のタイミングでそれぞれ開閉駆動されて、燃焼室33への混合気の吸入と、燃焼室33からの排気の排出が行われる。
さて、図1〜図3に示すように、エンジン11のヘッドカバー18の上部18Aには、ブリーザ室36と、2次空気供給装置40の2次空気室としてのリードバルブ室41とが、シリンダ軸線Oに直交する方向に沿って並列し隣接して設置される。ここで、ブリーザ室36は、クランクケース14の図示しないクランク室から導入されるオイル分を含むブローバイガスを、エンジン吸気系20へ導く前に気液分離するものである。また、2次空気供給装置40は、エンジン11の排気ポート25に排出される排気中へ2次空気を供給して、排気中の未燃焼成分を完全燃焼させるものであり、リードバルブ室41は2次空気供給装置40のリードバルブ42を内部に収容する。
ブリーザ室36の外側ブリーザ室36A(後述)とリードバルブ室41とは、同一のカバー部材43が、シール部材としてのガスケット44を介してヘッドカバー18の上部18Aの一部を覆うことで、このカバー部材43とヘッドカバー18の上部18とに囲まれて、ヘッドカバー18の上部18Aの外側に構成される。カバー部材43は、取付ボルト45(図2)を用いてヘッドカバー18の上部18Aに装着される。また、外側ブリーザ室36Aとリードバルブ室41とは、エンジン10のシリンダアッセンブリ15のシリンダ軸線O方向において同一高さに位置づけられる。更に、リードバルブ室41は、ブリーザ部36よりもシリンダアッセンブリ15の下方、即ち排気ポート25に接近する位置に位置づけられる。
ブリーザ室36は、カバー部材43に覆われて構成される上述の外側ブリーザ室36Aと、この外側ブリーザ室36Aに連通してヘッドカバー18の上部18Aの内側に形成される内側ブリーザ室36Bと、を有して構成される。この内側ブリーザ室36Bは、ヘッドカバー18の上部18A内に一体に形成された迷路形状の隔壁37に囲まれて、迷路状通路として形成される。ブローバイガスは、特に内側ブリーザ室36B内を流れる間に気液分離されて、オイル分が除去される。
ブリーザ室36の内側ブリーザ室36Bには、シリンダアッセンブリ15の左右両側に、ブローバイガスを内側リーザ室36B内へ導入するブリーザ室導入口(不図示)が形成されている。また、ヘッドカバー18の上部18Aには、内側ブリーザ室36B及び外側ブリーザ室36Aにてオイル分が分離されたブローバイガスを排出するための、ユニオンパイプ形状のブリーザ室排出口38(図2)が形成される。このブリーザ室排出口38にブリーザホース39の一端が接続され、このブリーザホース39の他端はエンジン吸気系20のエアクリーナ21に接続される。
更に、内側ブリーザ室36Bには、内側ブリーザ室36Bの下方位置に、ブリーザ室36(外側ブリーザ室36A及び内側ブリーザ室36B)にて分離されたオイル分を排出するオイル排出口(不図示)が形成される。このオイル排出口は、シリンダヘッド18の下方位置に設けられ、ブリーザ室36にて分離されたオイル分を重力の作用で、カム軸受34等を有する動弁室やクランクケース内等へ戻す。
エンジン15の作動時にクランクケース14のクランク室内に生じたブローバイガスは、シリンダアッセンブリ15の図示しないカムチェーン室等を経てブリーザ室導入口からブリーザ室36内に流入する。このブローバイガスは、内側ブリーザ室36Bの迷路状通路及び外側ブリーザ室36Aを順次経てブリーザ室排出口38へ向かって流れる間に、オイル分が分離される。分離されたオイル分は、オイル排出口からクランク室等へ戻される。また、オイル分が分離されたブローバイガスは、ブリーザ室排出口38からブリーザホース39を経てエアクリーナ21に吸引されて還流される。このため、ブローバイガス中に含まれる未燃焼成分がエンジン15の燃焼室33にて再燃焼される。
リードバルブ室41は、図1及び図2に示すように、エアホース47を介してスイッチングバルブ48に接続され、このスイッチングバルブ48は、インテークホース49を介してエアクリーナ21のクリーンサイドに接続される。更に、スイッチングバルブ48のバキュームホース50はエンジン吸気系20の吸気管23に接続される。また、リードバルブ室41は、図3に示すように、ヘッドカバー18に形成された2次空気供給通路51に連通され、この2次空気供給通路51が、シリンダヘッド17に形成された2次空気供給通路52に連通される。この2次空気供給通路52は排気ポート25に連通する。
リードバルブ42は、排気ポート25内の排気の脈動に伴う負圧の作用で開閉する。また、スイッチングバルブ48は、エンジン11の運転状況、即ちキャブレタ22のスロットル開度により変動する吸気管23内の負圧に応じてリードバルブ42へ2次空気を供給し、またはその供給を遮断する。
つまり、エンジン11のアイドリング運転時には、キャブレタ22のスロットル開度が小さく吸気管23内に強い負圧が作用するため、この負圧がバキュームホース50を経てスイッチングバルブ48に作用して、このスイッチングバルブ48を閉動作させる。これにより、リードバルブ42が開いたときにも、2次空気供給通路51及び52を経てエンジン11の排気ポート25への2次空気の供給が遮断される。
エンジン11の通常運転時には、キャブレタ22のスロットル開度が大きくなり吸気管23内の負圧が減少するので、この負圧がバキュームホース50を経てスイッチングバルブ48に作用して、このスイッチングバルブ48を開動作させる。このため、排気ポート25内の排気の脈動に伴う負圧によってリードバルブ42が開いたときに、エアクリーナ21内の空気がインテークホース49、スイッチングバルブ48、エアホース47、リードバルブ室41(リードバルブ42)、2次空気供給通路51及び52を経て排気ポート25へ2次空気として供給される。これにより、排気ポート25に排出された排気中の未燃焼成分が2次空気中の酸素によって完全燃焼し、排気が浄化される。
以上のように構成されたことから、本実施形態によれば、次の効果(1)〜(6)を奏する。
(1)ブリーザ室36と2次空気供給装置40のリードバルブ室41とが、エンジン11のヘッドカバー18の上部18Aに並列して設置されたので、ヘッドカバー18の上部18Aからリードバルブ室41が局所的に突出することを抑制できる。
(2)ヘッドカバー18の上部18Aの内側に形成された内側ブリーザ室36Bに連通する外側ブリーザ室36Aが、2次空気供給装置40のリードバルブ室41Aと共に、ヘッドカバー18の上部18Aの外側に設けられている。このため、ブリーザ室36とリードバルブ室41の組付方向が、ヘッドカバー18の上部18Aの外から内へと統一されるので、ブリーザ室36及びリードバルブ室41の組付性を向上させることができる。
(3)ブリーザ室36の外側ブリーザ室36Aとリードバルブ室41は、同一のカバー部材43がヘッドカバー18の上部18Aの一部を覆うことにより、このカバー部材43とヘッドカバー18の上部18Aとに囲まれて構成されている。このため、ブリーザ室36とリードバルブ室41のそれぞれの構成部品(ガスケットや取付ボルト、カバー部材など)を削減でき、部品点数を低減できる。
(4)リードバルブ室41がブリーザ室36よりもエンジン15の排気ポート25に接近する位置に位置づけられている。従って、ヘッドカバー18に形成されてリードバルブ室41に連通する2次空気供給通路51と、シリンダヘッド17に形成されて排気ポート25に連通する2次空気供給通路52とを共に短縮でき、これら互いに連通する2次空気供給通路51及び52の加工を容易化できる。
(5)ブリーザ室36の外側ブリーザ室36Aとリードバルブ室41とは、エンジン15のシリンダアッセンブリ15におけるシリンダ軸線O方向において同一高さに設定されている。このため、これらの外側ブリーザ室36及びリードバルブ室41を構成するカバー部材43に段差などを設ける必要がなく、このカバー部材43を単純な形状に形成できる。
(6)ブリーザ室36は、ヘッドカバー18の上部18Aの外側に設けられた外側ブリーザ室36Aと、ヘッドカバー18の上部18Aの内側に設けられた内側ブリーザ36Bと、を有して構成される。従って、ブリーザ室36の容量を増大させることが可能になり、ブリーザ室36の容量に関して自由度を拡大させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、ブリーザ室36及びリードバルブ室41は、シリンダアッセンブリ15の下方に偏倚され、且つシリンダアッセンブリ15のシリンダ軸線O方向においてシリンダヘッドスタットボルト30に螺合するナット31と略同一高さに設定してもよい。これにより、シリンダアッセンブリ15のシリンダ軸線O方向長さ(高さ)を短縮でき、エンジン15を小型化できる。
また、本実施の形態では、スクータ型自動二輪車に搭載するエンジン11に本発明を適用する場合を述べたが、その他の自動二輪車や四輪自動車、不整地走行車両などのエンジンに本発明を適用してもよい。
11 エンジン
14 クランクケース
18 ヘッドカバー
18A 上部
20 エンジン吸気系
21 エアクリーナ
25 排気ポート
36 ブリーザ室
36A 外側ブリーザ室
36B 内側ブリーザ室
40 2次空気供給装置
41 リードバルブ室(2次空気室)
42 リードバルブ
43 カバー部材
O シリンダ軸線

Claims (4)

  1. エンジンのクランク室内からのオイル分を含むブローバイガスをエンジン吸気系へ導く前に気液分離するブリーザ室が、前記エンジンから排出される排気へ2次空気を供給する2次空気供給装置の2次空気室と共に、前記エンジンのヘッドカバーに設けられたエンジンのブリーザ室レイアウト構造において、
    前記ブリーザ室と前記2次空気室と前記エンジンのシリンダ軸線に沿う前記ヘッドカバーの上面に並列して設けられ、更に、前記シリンダ軸線に沿う前記ヘッドカバーの上部の外側に、同一且つ単一のカバー部材により覆われて設けられ、前記シリンダ軸線方向において同一高さに位置づけられて構成され、
    前記エンジンの前面視で、前記エンジンの上下方向における前記ヘッドカバーの上面の上側と下側にヘッドカバーボルトが配置され、これらのヘッドカバーボルト間に前記ブリーザ室が配置され、前記エンジンの上下方向における前記ブリーザ室の下方で且つ下側の前記ヘッドカバーボルトに隣接して前記2次空気室が配置されたことを特徴とするエンジンのブリーザ室レイアウト構造。
  2. 前記エンジンの前面視で、2次空気室は斜めに配置され、その一部がブリーザ室に侵入して構成されたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンのブリーザ室レイアウト構造。
  3. 前記2次空気室は、ブリーザ室よりもエンジンの排気ポートに接近する位置に位置づけられたことを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンのブリーザ室レイアウト構造。
  4. 前記ブリーザ室は、エンジンのシリンダ軸線に沿うヘッドカバーの上部の外側に設けられた外側ブリーザ室と、この外側ブリーザ室に連通して前記シリンダ軸線に沿う前記ヘッドカバーの上部の内側に設けられた内側ブリーザ室と、を有して構成され、前記内側ブリーザ室内には、前記ヘッドカバーと一体に形成された隔壁が設けられたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のエンジンのブリーザ室レイアウト構造。
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