JP6877430B2 - 吸収性物品の液透過性シート用の積層不織布、並びに上記積層不織布の、吸収性物品の液透過性シートへの使用 - Google Patents
吸収性物品の液透過性シート用の積層不織布、並びに上記積層不織布の、吸収性物品の液透過性シートへの使用 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6877430B2 JP6877430B2 JP2018529343A JP2018529343A JP6877430B2 JP 6877430 B2 JP6877430 B2 JP 6877430B2 JP 2018529343 A JP2018529343 A JP 2018529343A JP 2018529343 A JP2018529343 A JP 2018529343A JP 6877430 B2 JP6877430 B2 JP 6877430B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- woven fabric
- laminated
- nonwoven fabric
- convex portions
- fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 title claims description 563
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 title claims description 51
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 title claims description 51
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 93
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 73
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims description 29
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 description 24
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 22
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 17
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 16
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 15
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 8
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 8
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 8
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 6
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 6
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 6
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 3
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 3
- 239000004831 Hot glue Substances 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000004750 melt-blown nonwoven Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04H—MAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
- D04H3/00—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length
- D04H3/02—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of yarns or filaments
- D04H3/05—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of yarns or filaments in another pattern, e.g. zig-zag, sinusoidal
Description
従って、本開示は、吸液性と、柔らかさとに優れる、吸収性物品の液透過性シート用の積層不織布を提供することを目的とする。
・「上方」及び「下方」
本明細書では、「上方」及び「下方」は、それぞれ、本開示の積層不織布の厚さ方向のうち、下面から上面に向かう方向及び上面から下面に向かう方向を意味する。なお、積層不織布の上面及び下面は、それぞれ、第2不織布及び第1不織布により構成される面であり、そして積層不織布の上面及び下面は、それぞれ、第2不織布部分の第2上面及び第1不織布部分の第1下面を含む。
本明細書では、「凸部」及び「凹部」は、積層不織布の厚さ方向に並行な面により区画される。凹部は、エンボス部から構成される。また、凹部が、所定の方向に延びる場合(例えば、溝部である場合)には、エンボス部は、所定方向に連続的又は間欠的に配置されることができ、間欠的に配置されたエンボス部のエンボス部間の領域も、凹部に含まれる。凸部は、上方に突出し、頂部及び側壁部を備える。
本明細書では、凸部の「頂部」及び「側壁部」のそれぞれは、第2不織布部分から形成される。凸部の「頂部」及び「側壁部」とは、凸部の第2不織布部分の中で、最も高い点である頂点と、最も低い点である最低点との中間にあり、平面方向と平行な中間面で区画される。換言すると、凸部の頂部は、第2不織布部分のうち、頂点から中間面の間の高さに含まれる部分を意味し、凸部の側壁部は、第2不織布部分のうち、中間面よりも低く且つ最低点よりも高い部分を意味する。
図2を用いて説明すると、中間面57は、凸部25の頂点53と、凹部の最低点55との間の高低差DPの中間に位置し、凸部25の頂部27は、第2不織布部分18のうち、頂点53から中間面57の間の領域を意味し、凸部25の側壁部29は、第2不織布部分18のうち、中間面57よりも低く且つ最低点55よりの高い領域を意味する。
本明細書では、第1不織布部分の「第1頂部」及び「第1側壁部」は、第1不織布部分の第1上面の高低差、すなわち、第1上面の最も高い点である第1頂点と、第1上面の最も低い点である第1最低点との中間にあり、平面方向と平行な第1中間面で区画される。換言すると、第1不織布部分の第1頂部は、第1不織布部分のうち、第1頂点から第2中間面の間の高さに含まれる領域を意味し、第1不織布部分の第1側壁部は、第1不織布部分のうち、第1中間面よりも低く且つ最低点よりも高い領域を意味する。
本明細書では、凸部の第1不織布部分の第1上面と、第2不織布部分の第2下面との間の最大距離が、凸部の高さの5%以下である場合に、凸部が「中実」であると定義する。中実な凸部は、好ましくは、凸部の高さの、好ましくは3%以下、そしてより好ましくは1%以下の、凸部の第1不織布部分の第1上面と、第2不織布部分の第2下面との間の最大距離を有する。
「空隙部」は、凸部の第1不織布部分の第1上面と、第2不織布部分の第2下面との間に形成された空間を意味する。中実な凸部は、空隙部を有しないもの(凸部の第1不織布部分の第1上面と、第2不織布部分の第2下面との間の最大距離が0、すなわち、凸部の高さの0%であるもの)と、空隙部を有するもの(凸部の第1不織布部分の第1上面と、第2不織布部分の第2下面との間の最大距離が、凸部の高さの0%超且つ5%以下であるもの)とに分けられる。なお、吸液性の観点からは、凸部が空隙部を有しないことが好ましい。
[態様1]
上方及び下方を含む厚さ方向と、平面方向とを有し、第1不織布と、第1不織布より上方に配置された第2不織布とを備える、吸収性物品の液透過性シート用の積層不織布であって、
上記積層不織布が、上記上方に突出する複数の凸部であって、そのそれぞれが頂部及び側壁部を有するものと、複数の凹部であって、そのそれぞれが第1不織布及び第2不織布のエンボス部を備えるものとを備え、
上記複数の凸部のそれぞれが、第1不織布から構成され、第1上面及び第1下面を備える第1不織布部分と、第2不織布から構成され、第2上面及び第2下面を備え、上記頂部及び側壁部を構成している第2不織布部分とを含み、
第1不織布部分の第1上面が、上記上方に突出しており、そして
上記複数の凸部のそれぞれが、50%超の、上記頂部における上記平面方向に配向する繊維の比率と、50%超の、上記側壁部における上記厚さ方向に配向する繊維の比率とを有する、
ことを特徴とする、上記積層不織布。
以上より、上記積層不織布は、吸液性と、クッション感及び滑らかさに起因する柔らかさとに優れる。
上記複数の凸部のそれぞれの第2不織布部分では、第2上面の繊維の繊度が、第2下面の繊維の繊度よりも低い、態様1に記載の積層不織布。
上記積層不織布の複数の凸部のそれぞれの第2不織布部分では、第2上面の繊維の繊度が、第2下面の繊維の繊度よりも低いので、第2上面の繊度及び第2下面の繊度の差に起因して、凸部の頂部が滑らかさに優れ、そして凸部がクッション感に優れる。
上記複数の凸部のそれぞれでは、第1不織布部分の繊維密度が、第2不織布部分の繊維密度よりも高い、態様1又は2に記載の積層不織布。
上記積層不織布では、複数の凸部のそれぞれが、繊維密度の高い第1不織布部分と、繊維密度の低い第2不織布部分とを含むので、積層不織布が押し込まれた際に、積層不織布がクッション性に優れる。また、上記積層不織布は、その上面に到達した液体を、繊維密度差を利用して、凸部の第2不織布部分から第1不織布部分に引き込むことができるので、液体の吸液性に優れる。
上記複数の凸部の少なくとも一部が、中実である、態様1〜3のいずれか一項に記載の積層不織布。
上記積層不織布が、上記複数の凸部の少なくとも一部において、第1不織布部分と、第2不織布部分との間に、接着層をさらに含む、態様1〜4のいずれか一項に記載の積層不織布。
第1不織布がエアスルー不織布である、態様1〜5のいずれか一項に記載の積層不織布。
上記積層不織布では、第1不織布がエアスルー不織布であるので、上記積層不織布が吸収性物品の液透過性シートとして用いられた場合に、第1不織布部分の形状、特に上方に突出する形状が、ドライ時及びウェット時の両方において保持されやすい。その結果、上記積層不織布が、吸液性と、柔らかさとに優れることができる。
第2不織布が、第2不織布部分の第2上面がネット面となるように配置されたエアスルー不織布である、態様1〜6のいずれか一項に記載の積層不織布。
上記積層不織布では、第2不織布が、第2不織布部分の第2上面がネット面となるように配置されたエアスルー不織布であるので、凸部の上面(第2不織布の第2上面)、ひいては積層不織布が滑らかさに優れる。
上記複数の凸部の少なくとも一部の第1不織布部分が、第1頂部と、第1側壁部とを備え、50%超の、第1頂部における上記平面方向に配向する繊維の比率と、50%超の、第1側壁部における上記厚さ方向に配向する繊維の比率とを有する、態様1〜7のいずれか一項に記載の積層不織布。
上記積層不織布の複数の凸部の少なくとも一部の第1不織布部分では、第1頂部及び第1側壁部が、それぞれ、特定量の平面方向配向繊維及び厚さ方向配向繊維を含むので、凸部、ひいては積層不織布がクッション性に優れる。
上記複数の凸部のそれぞれが、所定の方向に延びる畝部である、態様1〜8のいずれか一項に記載の積層不織布。
上記積層不織布では、複数の凸部のそれぞれが、所定の方向に延びる畝部であるので、上記積層不織布は、所定の方向への滑らかさに優れる。
上記複数の凹部のそれぞれが、隣接する2つの上記畝部の間で、上記所定の方向に沿って延びる溝部であり、上記溝部が、上記所定の方向に沿って間欠的に配置された上記エンボス部を含む、態様9に記載の積層不織布。
上記積層不織布では、複数の凹部のそれぞれが溝部であり、そして上記溝部が間欠的に配置されたエンボス部を含むので、上記積層不織布が、柔らかさに優れる。
上記複数の凸部の少なくとも一部において、第1不織布部分の第1下面が、平坦な領域を含む、態様1〜10のいずれか一項に記載の積層不織布。
上記積層不織布では、第1不織布部分の第1下面が平坦な領域を含むので、上記積層不織布が、吸収性物品の液透過性シートとして、第1不織布部分の第1下面が非肌当接面を構成するように用いられた場合に、液透過性シートから吸収体への液体の受渡し性に優れる。
態様1〜11のいずれか一項に記載の積層不織布の、吸収性物品の液透過性シートへの使用。
上記使用は、上述の効果を有する。
図1は、本開示の実施形態の1つ(以下、「第1実施形態」と称する)に従う吸収性物品の液透過性シート用の積層不織布1の斜視図である。図2は、図1のII−II断面における、積層不織布1の部分断面図である。図3及び図4は、それぞれ、積層不織布1の正面図及び背面図である。
なお、第1不織布の第1下面11が、積層不織布1の下面5の一部を、そして第2不織布の第2上面が、積層不織布1の上面3の一部を構成している。
また、複数の凸部25のそれぞれは、第1方向D1に延在する畝部であり、そして複数の凹部31のそれぞれは、第1方向D1に延在する溝部であり、凸部25(すなわち、畝部)と、凹部31(すなわち、溝部)とが、第2方向D2に交互に配置されている。
複数の凸部25のそれぞれは、頂点53を含む頂部27と、側壁部29とを有する。
また、吸収性物品101では、液透過性シート103(積層不織布1)の複数の凸部25の下面5の平坦な領域が、広範囲にわたって、吸収体105、具体的にはコアラップ107と接しているので、液透過性シート103(積層不織布1)の肌当接面に到達した液体を、吸収体105に迅速に受け渡すことができる。
図7は、本開示の別の実施形態(以下、「第2実施形態」と称する)に従う積層不織布1を説明するための図であり、斜視図である。
なお、第2実施形態に従う積層不織布1は、後述の部分以外は、第1実施形態に従う積層不織布1と同様であるので、説明を省略する。
第2実施形態に従う積層不織布1は、上方TUに突出する複数の凸部25と、複数の凹部31とを備える。複数の凸部25のそれぞれは、第1方向D1に延在する畝部であり、そして複数の凹部31のそれぞれは、第1方向D1に延在する溝部であり、凸部25(すなわち、畝部)と、凹部31(すなわち、溝部)とが、第2方向D2に交互に配置されている。
積層不織布1が、上述の構造を有することにより、特に、第1方向D1に沿って、間欠的に配置されたエンボス部41を含むことにより、積層不織布1が柔らかさに優れる。
図8は、本開示の別の実施形態(以下、「第3実施形態」と称する)に従う積層不織布1を説明するための図であり、図1のII−II断面に相当する断面図である。
なお、第3実施形態に従う積層不織布1は、後述の部分以外は、第1実施形態に従う積層不織布1と同様であるので、説明を省略する。
第3実施形態に示される積層不織布1は、第1不織布7と、第2不織布17とからなり、第1不織布7と、第2不織布17との間に、接着層を有しない。
。
図9は、本開示の別の実施形態(以下、「第4実施形態」と称する)に従う積層不織布1を説明するための図であり、斜視図である。
なお、第4実施形態に従う積層不織布1は、上述の部分以外は、第1実施形態に従う積層不織布1と同様であるので、説明を省略する。
第4実施形態に従う積層不織布1は、吸収性物品の液透過性シートとして使用された場合に、使用者との接触面積を減らすことができるので、肌を傷めにくく、そして平面方向の通気性に優れる。
本開示の積層不織布は、特に制限されず、公知の方法を種々組み合わせることにより製造されうる。
一例として、第1実施形態に従う積層不織布は、図10〜図14に示される製造装置201及び製造方法を用いて製造することができる。
[第1の嵩回復工程S1]
第1の嵩回復工程S1では、第2の資材ロール(図示せず)から巻き出された、嵩回復前の第2不織布301を、第1の熱処理装置203で加熱する熱処理を行い、第2不織布17を形成する。具体的には、第1の熱処理装置203は、嵩回復前の第2不織布301を搬送方向MDに搬送しながら、嵩回復前の第2不織布301に熱を加え、嵩回復前の第2不織布301の嵩を回復し、嵩が回復された第2不織布17を形成する。
第1の熱処理装置203では、嵩回復前の第2不織布301は、第1の熱処理装置203の搬送方向MDの両端にそれぞれ設けられたニップロール等により、テンションを調整しながら搬送される。
賦形工程S2では、第2不織布17を、第1ロール205及び第2ロール208の噛合い領域219に供給する。
第1ロール205は、その第1外周面206に、搬送方向MD(回転方向)に沿って連続的に延設された複数の第1歯部207aであって、そのそれぞれが横断方向CDに所定のピッチで配置されるものを備える。隣接する2つの第1歯部207aの間の領域が、第1窪み部207bを形成しており、複数の第1歯部207aと、複数の第1窪み部207bとは、横断方向CDに交互に配置されている。
なお、複数の第1湾曲部309及び複数の第2湾曲部311は、それぞれ、最終的に、積層不織布1の複数の凸部25及び複数の凹部31を構成する。
第2の嵩回復工程S3では、第2の資材ロール(図示せず)から巻き出された、嵩回復前の第1不織布305を、第2の熱処理装置211で加熱する熱処理を行い、第1不織布7を形成する。第2の熱処理装置211は、シートを熱処理し、シートを嵩回復させる装置であり、第1の熱処理装置203と同様である。具体的には、第2の熱処理装置211は、嵩回復前の第1不織布305を搬送方向MDに搬送しながら、嵩回復前の第1不織布305に熱を加え、嵩回復前の第1不織布305の嵩を回復し、嵩が回復された第1不織布7を形成する。
第2の熱処理装置211では、嵩回復前の第1不織布305は、第2の熱処理装置211の搬送方向MDの両端にそれぞれ設けられたニップロール等により、テンションを調整しながら搬送される。
塗布工程S4では、第1不織布7を、接着剤塗布装置213に供給し、第1不織布7の第1上面9に、接着剤を所定のパターンで塗布し、接着層を備える第1不織布307を形成する。上記所定のパターンは、例えば、搬送方向MDに沿って延び、横断方向CDに所定間隔で並んだ、所定幅を有するストライプパターンであることができる。
上記接着剤は、特に制限はなく、例えば、ホットメルト接着剤が挙げられる。
接合工程S5では、賦形された第2不織布303と、接着層を備える第1不織布307とを、接合領域221に供給し、接合領域221において、賦形された第2不織布303と、接着層を備える第1不織布307とを接合し、積層不織布1を形成する。
一方、第1湾曲部309における第2下面21では、繊維密度が低いため、嵩が大きく回復し、厚さ方向Tに弾性変形しやすくなり、そして屈曲等の塑性変形を起こす繊維が少ない。その結果、賦形工程S2の後、賦形された第2不織布303から第2ロール208が離れると、第1湾曲部309の第2下面21の繊維の反発力(又は弾性力)によって、第1湾曲部309の第2下面21をより平面状にでき、そしてその表面を毛羽立たせることができる。従って、形成される積層不織布1において、複数の凸部25のそれぞれが、中実になりやすく、より具体的には、複数の凸部25のそれぞれが、空隙部を有しにくくなる。
当技術分野では、複数の凸部及び複数の凹部(以下、「凹凸構造」と称する)を有する積層不織布を製造する方法として、ウェブに流体を吹付けることにより凹凸構造を有する積層不織布を製造する方法(以下、「流体吹付法」と称する)、上層と下層との熱捲縮性の差を利用して凹凸構造を有する積層不織布を製造する方法(以下、「熱捲縮法」と称する)、上層と下層との熱伸長性の差を利用して凹凸構造を有する積層不織布を製造する方法(以下、「熱伸長法」と称する)が知られている。
また、賦形法は、流体吹付法、熱捲縮法及び熱伸長法と比較して、厚さの厚い(嵩高い)積層不織布を簡易に製造することができる点で有利である。
本開示の積層不織布は、吸収性物品の液透過性シート用であり、液透過性シートとして、一般的な坪量を有することができ、例えば、10〜80g/m2、そして好ましくは20〜50g/m2の坪量を有することができる。
(1)シート状物から、100mm×100mmのサイズの試料を10枚採取し、各試料の質量を測定し、
(2)各試料の質量(g)を、各試料の面積(m2)で除することにより、各試料の坪量を算出する。
(3)計10個の試料の坪量の平均値を算出し、当該平均値を坪量として採用する。
当該観点からは、第2不織布は、第2不織布部分の第2上面が、好ましくは0.5〜10.0dtex、そしてより好ましくは0.7〜5.0dtexの繊度の繊維を含み、そして第2不織布部分の第2下面が、好ましくは1.0〜10.0dtex、そしてより好ましくは1.5〜5.0dtexの繊度の繊維を含むような不織布であることができる。また、第2不織布部分の第2下面の繊度と、第2不織布部分の第2上面の繊維の繊度との差が、好ましくは0.2〜2.0dtex、そしてより好ましくは0.5〜1.5dtexである。
なお、本開示の積層不織布の別の実施形態では、積層不織布の複数の凸部のそれぞれの第2不織布部分では、第2上面の繊維の繊度が、第2下面の繊維の繊度と同一であり、そしてさらに別の実施形態では、第2上面の繊維の繊度が、第2下面の繊維の繊度よりも高い。
第1不織布及び第2不織布はまた、嵩回復性の不織布であって、嵩回復処理がされたものであることが好ましい。
上記嵩回復性の不織布としては、熱伸長性繊維を含む不織布が挙げられる。上記熱伸長性繊維としては、例えば、特開2007−182662号公報等に記載のものが挙げられる。
複数の畝部のそれぞれの高さは、好ましくは0.3〜10.0mm、そしてより好ましくは0.5〜5.0mmである。吸液性と、クッション感との観点からである。畝部の高さが高くなりすぎると、吸液性に劣る傾向があり、そして畝部の高さが低くなりすぎると、クッション感が劣る傾向にある。
複数の溝部のそれぞれでは、エンボス部が、第1の方向に間欠的に配置されていてもよい。そうすることにより、溝部の剛性が低くなり、積層不織布が吸収性物品の液透過性シートとして使用された場合に、着用者が吸収性物品に硬さを感じにくくなる。
点状である、複数の凸部は、平面方向において、例えば、千鳥状に配置されることができる。また、複数の凹部は、平面方向において、例えば、千鳥状に配置されることができる。
点状である、複数の凸部のそれぞれの高さは、好ましくは0.3〜10.0mm、そしてより好ましくは0.5〜5.0mmである。透液性と、クッション感との観点からである。
凸部の高さは、積層不織布の上面のうち、凸部の最も高い点である頂点と、凸部の下面(第1不織布部分の第1下面)との間の、厚さ方向の距離を意味する。また、凹部の高さは、積層不織布の上面のうち、凹部の最も高い点である頂点と、凹部の下面との間の、厚さ方向の距離を意味する。
本開示の積層不織布では、第2不織布部分の第2下面は、第1不織布部分の第1上面に対応する形状を有することが好ましい。凸部が空隙部を有しないようにするか、又は凸部が空隙部を有する場合であっても、空隙部を小さくする観点からである。
また、本開示の積層不織布の複数の凸部のそれぞれは、50%超、より好ましくは60%超、そしてさらに好ましくは70%超の、側壁部における厚さ方向配向繊維の比率を有する。そうすることにより、側壁部の、厚さ方向に配向する繊維に起因して、凸部がクッション性に優れる。
また、側壁部における厚さ方向配向繊維に関する上述の比率は、凸部の頂部と、積層不織布の厚さ方向に重複する範囲において満たすことが特に好ましい。凸部のクッション性の観点からである。
(1)積層不織布を切断し、サンプルを作製する。
(2)株式会社キーエンス製のデジタルマイクロスコープVHX−100を使用して、サンプルの切断面に対して垂直の方向からの拡大画像を撮影する。拡大画像は、50本以上の繊維の測定が可能となるような倍率に拡大された画像であり、拡大倍率は、例えば、20〜50倍である。拡大画像の撮影の際、サンプルの切断面の最も手前の繊維(イレギュラーに手前に飛び出した繊維を除く)にピントを合わせ、撮影深度(奥行き)を設定する。拡大画像は、3D画像としてPC画面上に作成される。
(4)同様に、2D画像上に、サンプルの平面方向に平行に延在する複数の線を引き、サンプルの平面方向に対して−45度超且つ+45度未満の角度で配向する繊維(平面方向配向繊維)の本数をカウントする。
(5)厚さ方向配向繊維の本数と、平面方向配向繊維の本数とから、それらの比率を算出する。
(6)(1)〜(5)を凸部の異なる場所で計10回繰り返し、平均値を採用する。
上記繊維密度の高低は、積層不織布を液体窒素に浸漬し、次いで、浸漬後の積層不織布を2片に分断し、その断面を顕微鏡、例えば、電子顕微鏡又は光学顕微鏡で複数枚撮影し、目視により判断する。
上記最大距離は、図8において、Dmaxとして示されている。図8に示されるように、一般的には、最大距離Dmaxは、凸部25の頂点53と、厚さ方向Tに重複する位置に存在する。
また、積層不織布が、第1不織布部分と、第2不織布部分との間に、追加の層を含まない場合には、第1不織布部分と、第2不織布部分との境界は、第1不織布部分及び第2不織布部分を構成する繊維の種類、繊度、配向性等から総合的に判別することができる。
上記接着層は、第1不織布と、第2不織布との間に、平面方向全体に塗工されていてもよいが、本開示の積層不織布が、吸収性物品の液透過性シートに用いられることを考慮すると、上記接着剤は、間欠的に塗工されることが好ましい。
なお、平面方向配向繊維の比率及び厚さ方向配向繊維の比率は、上述のとおり測定される。
さらに、第1不織布部分の第1頂点と、凸部の頂点とは、厚さ方向において略一致していることが好ましい。本開示の効果の観点からである。
なお、第1不織布部分の第1頂点の高さは、第1頂点と、第1下面との間の、厚さ方向の距離を意味する。
なお、上記第1最低点の高さは、第1最低点と、第1不織布部分の第1下面との間の、厚さ方向の距離を意味する。
なお、本明細書において、平坦な領域は、ある面において、最も高い部分と、最も低い部分との、厚さ方向の高低差が、凸部の高さの5%以下である領域を意味する。
上記高低差は、2次元レーザー変位計を用いて測定される。上記2次元レーザー変位計としては、例えば、キーエンス株式会社製 高精度2次元レーザー変位計 LJ−Gシリーズ(型式:LJ−G030)が挙げられる。
3 上面
5 下面
7 第1不織布
8 第1不織布部分
9 第1上面
11 第1下面
13 第1頂部
15 第1側壁部
17 第2不織布
18 第2不織布部分
19 第2上面
21 第2下面
23 接着層
25 凸部
27 頂部
29 側壁部
31 凹部
41 エンボス部
43 非エンボス部
51 空隙部
53 頂点
55 最低点
57 中間面
59 第1頂点
61 第1中間面
63 第1最低点
Claims (12)
- 上方及び下方を含む厚さ方向と、平面方向とを有し、第1不織布と、第1不織布より上方に配置された第2不織布とを備える、吸収性物品の液透過性シート用の積層不織布であって、
前記積層不織布が、前記上方に突出する複数の凸部であって、そのそれぞれが頂部及び側壁部を有するものと、複数の凹部であって、そのそれぞれが第1不織布及び第2不織布のエンボス部を備えるものとを備え、
前記複数の凸部のそれぞれが、第1不織布から構成され、第1上面及び第1下面を備える第1不織布部分と、第2不織布から構成され、第2上面及び第2下面を備え、前記頂部及び側壁部を構成している第2不織布部分とを含み、
第1不織布部分の第1上面が、前記上方に突出しており、そして
前記複数の凸部のそれぞれが、50%超の、前記頂部における前記平面方向に配向する繊維の比率と、50%超の、前記側壁部における前記厚さ方向に配向する繊維の比率とを有する、
ことを特徴とする、前記積層不織布。 - 前記複数の凸部のそれぞれの第2不織布部分では、第2上面の繊維の繊度が、第2下面の繊維の繊度よりも低い、請求項1に記載の積層不織布。
- 前記複数の凸部のそれぞれでは、第1不織布部分の繊維密度が、第2不織布部分の繊維密度よりも高い、請求項1又は2に記載の積層不織布。
- 前記複数の凸部の少なくとも一部が、中実である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の積層不織布。
- 前記積層不織布が、前記複数の凸部の少なくとも一部において、第1不織布部分と、第2不織布部分との間に、接着層をさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層不織布。
- 第1不織布がエアスルー不織布である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の積層不織布。
- 第2不織布が、第2不織布部分の第2上面がネット面となるように配置されたエアスルー不織布である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の積層不織布。
- 前記複数の凸部の少なくとも一部の第1不織布部分が、第1頂部と、第1側壁部とを備え、50%超の、第1頂部における前記平面方向に配向する繊維の比率と、50%超の、第1側壁部における前記厚さ方向に配向する繊維の比率とを有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の積層不織布。
- 前記複数の凸部のそれぞれが、所定の方向に延びる畝部である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の積層不織布。
- 前記複数の凹部のそれぞれが、隣接する2つの前記畝部の間で、前記所定の方向に沿って延びる溝部であり、前記溝部が、前記所定の方向に沿って間欠的に配置された前記エンボス部を含む、請求項9に記載の積層不織布。
- 前記複数の凸部の少なくとも一部において、第1不織布部分の第1下面が、平坦な領域を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の積層不織布。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載の積層不織布の、吸収性物品の液透過性シートへの使用。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2016/072446 WO2018020688A1 (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | 吸収性物品の液透過性シート用の積層不織布、並びに上記積層不織布の、吸収性物品の液透過性シートへの使用 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2018020688A1 JPWO2018020688A1 (ja) | 2019-05-09 |
JP6877430B2 true JP6877430B2 (ja) | 2021-05-26 |
Family
ID=61016555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018529343A Active JP6877430B2 (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | 吸収性物品の液透過性シート用の積層不織布、並びに上記積層不織布の、吸収性物品の液透過性シートへの使用 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6877430B2 (ja) |
KR (1) | KR102566980B1 (ja) |
CN (1) | CN109496242B (ja) |
MY (1) | MY196655A (ja) |
WO (1) | WO2018020688A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20200054501A1 (en) * | 2017-08-31 | 2020-02-20 | Kao Corporation | Nonwoven fabric |
EP4338951A2 (en) * | 2020-10-30 | 2024-03-20 | NIKE Innovate C.V. | Asymmetric faced composite nonwoven textile and methods of manufacturing the same |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3347253B2 (ja) * | 1996-02-21 | 2002-11-20 | トヨタ車体株式会社 | 自動車用サイレンサーパッド |
JP4090703B2 (ja) * | 2001-04-20 | 2008-05-28 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP5127222B2 (ja) | 2006-12-26 | 2013-01-23 | 花王株式会社 | 複合シートの製造方法 |
JP5497987B2 (ja) * | 2007-06-22 | 2014-05-21 | ユニ・チャーム株式会社 | 不織布およびその製造方法 |
JP5538943B2 (ja) * | 2010-02-19 | 2014-07-02 | ユニ・チャーム株式会社 | 不織布シートおよびその製造方法 |
JP5764323B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2015-08-19 | 花王株式会社 | 不織布及びこれを用いた吸収性物品 |
JP5717602B2 (ja) * | 2011-09-30 | 2015-05-13 | ユニ・チャーム株式会社 | 積層不織布、及び当該積層不織布の製造方法 |
JP5498474B2 (ja) * | 2011-12-14 | 2014-05-21 | 花王株式会社 | 積層不織布の製造方法 |
JP2013163875A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Japan Vilene Co Ltd | 不織布 |
US20140272223A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | The Procter & Gamble Company | Packages for articles of commerce |
JP6005019B2 (ja) * | 2013-09-30 | 2016-10-12 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
-
2016
- 2016-07-29 MY MYPI2018704306A patent/MY196655A/en unknown
- 2016-07-29 KR KR1020197002830A patent/KR102566980B1/ko active IP Right Grant
- 2016-07-29 CN CN201680088062.XA patent/CN109496242B/zh active Active
- 2016-07-29 WO PCT/JP2016/072446 patent/WO2018020688A1/ja active Application Filing
- 2016-07-29 JP JP2018529343A patent/JP6877430B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20190032397A (ko) | 2019-03-27 |
KR102566980B1 (ko) | 2023-08-11 |
CN109496242B (zh) | 2021-11-12 |
WO2018020688A1 (ja) | 2018-02-01 |
JPWO2018020688A1 (ja) | 2019-05-09 |
MY196655A (en) | 2023-04-27 |
CN109496242A (zh) | 2019-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110832129B (zh) | 无纺布 | |
JP5507193B2 (ja) | 吸収性物品の表面シート | |
CN106794082B (zh) | 吸收性物品 | |
JP5268662B2 (ja) | 吸収性物品の表面シート | |
JP2004166849A (ja) | 吸収性物品の表面シート | |
JP4889273B2 (ja) | 表面シート | |
JP6006068B2 (ja) | 繊維シート | |
JP4822923B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6877430B2 (ja) | 吸収性物品の液透過性シート用の積層不織布、並びに上記積層不織布の、吸収性物品の液透過性シートへの使用 | |
CN107072831B (zh) | 吸收性物品 | |
TW201720396A (zh) | 吸收性物品 | |
JP4282428B2 (ja) | 複合シート | |
JP2015112339A (ja) | 吸収性物品の表面シート及び吸収性物品 | |
JP4219223B2 (ja) | シート材料 | |
JP4212526B2 (ja) | 立体シート材料 | |
JP7310034B2 (ja) | 吸収性物品用不織布 | |
TWI734717B (zh) | 吸收性物品 | |
JP2015112340A (ja) | 吸収性物品の表面シート及び吸収性物品 | |
JP2004202890A (ja) | 立体シート材料 | |
JP6139039B1 (ja) | 吸収性物品の製造方法 | |
JP6580435B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2021037057A (ja) | 吸収性物品 | |
JP6630085B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2023066700A (ja) | 不織布及びその製造方法 | |
JP6580420B2 (ja) | 吸収性物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200630 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200831 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210330 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210427 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6877430 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE Ref document number: 6877430 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |