JP6875634B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体装置及びその製造方法等に関する。
半導体装置の放熱性の向上には、ヒートスプレッダ又はヒートシンクに熱伝導率の高いダイヤモンドを用いることが有効である。そして、表面活性化接合法により、半導体装置の半導体基板とダイヤモンドとを接合する方法が提案されている。表面活性化接合法では、両接合面の平坦化を行い、希ガスビームの照射により両接合面を活性化し、接合面同士を重ね合せる。平坦化を行っても両接合面には微細な凹凸が生じるが、対象物が僅かに変形して両接合面が密着する。
しかしながら、ダイヤモンドの剛性が極めて高いため、ダイヤモンドは変形せず、半導体基板とダイヤモンドとの間に多くの空隙が生じてしまう。このような空隙は接合強度の低下及び界面熱抵抗の増加につながり、放熱性の低下を引き起こす。
特許第4654389号公報 特開昭63−277593号公報 特公平6−65210号公報
本発明の目的は、優れた放熱性を得ることができる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
半導体装置の一態様には、半導体チップと、前記半導体チップに接し、前記半導体チップで発生した熱を伝達する伝熱体と、が含まれる。前記伝熱体には、ダイヤモンドの結晶領域と、前記結晶領域と前記半導体チップとの間の非晶質炭素領域と、が含まれる。前記非晶質炭素領域の前記半導体チップ側の表面における密度は、前記結晶領域との界面における密度より低く、前記非晶質炭素領域は10nm以下の厚さを有する
半導体装置の製造方法では、半導体チップの一表面及びダイヤモンドの一表面を研磨し、前記ダイヤモンドの一表面に非晶質炭素領域を形成し、前記非晶質炭素領域及び結晶領域を備えた伝熱体を形成し、真空中で、前記半導体チップの研磨された一表面及び前記伝熱体の前記非晶質炭素領域が形成された一表面に希ガスを照射して前記一表面の両方を活性化させ、真空中で、前記活性化した前記半導体チップの一表面及び前記伝熱体の一表面を互いに密着させて、前記半導体チップ及び前記伝熱体を互いに接合する。前記非晶質炭素領域の前記半導体チップ側の表面における密度は、前記結晶領域との界面における密度より低い。
上記の半導体装置等によれば、伝熱体に適切な結晶領域及び非晶質炭素領域が含まれるため、優れた放熱性を得ることができる。
第1の実施形態に係る半導体装置を示す図である。 半導体チップの準備方法を工程順に示す断面図である。 第2の実施形態における伝熱体の準備方法を工程順に示す断面図である。 第2の実施形態に係る製造方法を工程順に示す断面図である。 第3の実施形態における伝熱体の準備方法を工程順に示す断面図である。 第4の実施形態に係る半導体装置を示す図である。 非晶質炭素領域の密度の分布の例を示す図である。
以下、実施形態について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る半導体装置を示す図である。
第1の実施形態に係る半導体装置100には、図1(a)に示すように、半導体チップ110と、半導体チップ110に接し、半導体チップ110で発生した熱を伝達する伝熱体120と、が含まれる。半導体チップ110には、半導体基板111と、半導体基板111の表面に形成された素子領域112が含まれる。半導体基板111は、例えばSi基板、SiC基板、GaN基板、サファイア基板、GaAs基板、InP基板又はGe基板である。素子領域112には、高電子移動度トランジスタ(high electron mobility transistor:HEMT)、MOSトランジスタ、容量素子、配線等が含まれる。伝熱体120には、ダイヤモンドの結晶領域121と、結晶領域121と半導体チップ110との間の非晶質炭素領域122と、が含まれる。非晶質炭素領域122の密度は、結晶領域121側の面で半導体チップ110側の面よりも高い。例えば、図1(b)に示すように、非晶質炭素領域122の密度は、結晶領域121との界面で結晶領域121の密度と等しく、半導体チップ110側の表面に向かって減少している。すなわち、非晶質炭素領域122の半導体チップ110側の表面における密度は、結晶領域121との界面における密度より低い。
半導体装置100では、伝熱体120の表面に非晶質炭素領域122が含まれる。また、非晶質炭素領域122の半導体チップ110側の表面における密度が結晶領域121との界面における密度より低い。非晶質炭素の剛性はダイヤモンドの剛性よりも低く、非晶質炭素領域122の半導体チップ110側の表面における密度が低いため、非晶質炭素領域122が変形しやすい。従って、半導体チップ110と非晶質炭素領域122との間の空隙は極めて少なく、これらの間の接合強度は高く、界面熱抵抗は低い。更に、非晶質炭素領域122の結晶領域121との界面における密度が高いため、非晶質炭素領域122と結晶領域121との間の界面熱抵抗も低い。このため、半導体装置100によれば、優れた放熱性が得られる。
結晶領域121はダイヤモンドの単結晶からなることが好ましい。より優れた放熱性を得るためである。結晶領域121の厚さは、300μm以上であることが好ましい。より優れた放熱性を得るためである。非晶質炭素領域122の密度は結晶領域121との界面において3.0g/cm3以上3.52g/cm3以下であることが好ましい。ダイヤモンドの密度(3.52g/cm3)との相違が小さく、結晶領域121と非晶質炭素領域122との間の界面熱抵抗が特に小さいからである。非晶質炭素領域122の密度は半導体チップ110側の表面で2.5g/cm3以下であることが好ましい。接合の際に非晶質炭素領域122がより変形しやすいためである。非晶質炭素領域122の厚さは10nm以下であることが好ましい。非晶質炭素領域122の厚さが10nm超であると、放熱性が低下することがあるからである。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態に係る半導体装置100の製造方法の一例に関する。第2の実施形態では、半導体チップ110及び伝熱体120を個別に準備し、これらを接合する。図2は、半導体チップ110の準備方法を工程順に示す断面図であり、図3は、伝熱体120の準備方法を工程順に示す断面図であり、図4は、第2の実施形態に係る製造方法を工程順に示す断面図である。
半導体チップ110の準備方法では、先ず、図2(a)に示すように、半導体基板111の表面に素子領域112が形成された半導体チップ110の裏面(一表面)116を研磨する。研磨後の表面粗さRaは、原子間力顕微鏡(atomic force microscope:AFM)で測定して1nm以下であることが好ましい。研磨により、図2(b)に示すように、半導体基板111が薄くなる。
伝熱体120の準備方法では、先ず、図3(a)に示すように、板状又は膜状のダイヤモンド123の一表面126を研磨する。表面126の面方位はミラー指数で(100)であることが好ましい。研磨を容易に行い、より優れた熱伝導性を得るためである。ダイヤモンド123としては、例えば高圧合成ダイヤモンド、化学気相成長(chemical vapor deposition:CVD)ダイヤモンド又は天然ダイヤモンドを用いることができる。研磨後の表面粗さRaは、AFMで測定して1nm以下であることが好ましい。研磨により、図3(b)に示すように、ダイヤモンド123が薄くなる。次いで、図3(b)に示すように、表面126を非晶質化させる。すなわち、表面126を改質する。表面126の非晶質化では、例えば希ガスのイオンを表面126に照射し、表面126に近い領域ほど、密度が低くなるようにする。希ガスとしては、例えばArガス又はXeガスを用いることができる。非晶質化により、図3(c)に示すように、ダイヤモンド123の表層部に非晶質炭素領域122が形成され、非晶質化されていない結晶領域121及び非晶質炭素領域122を含む伝熱体120が得られる。非晶質化の際に、イオンに代えて高速原子ビーム(fast atomic beam)を照射してもよい。
半導体チップ110及び伝熱体120を個別に準備した後、図4(a)に示すように、半導体チップ110及び伝熱体120をチャンバ130に入れ、チャンバ130内を真空にする。チャンバ130内の圧力は、例えば5×10-6Pa以下とする。そして、半導体チップ110の裏面(一表面)116及び伝熱体120の表面126に希ガスビーム131を照射する。この結果、裏面116及び表面126の汚染物及び酸化物が除去され、裏面116及び表面126にダングリングボンドが生成し、裏面116及び表面126が活性化する。希ガスビーム131としては、例えばArガスビームを用いる。次いで、図4(b)に示すように、活性化した裏面116及び表面126を互いに重ね合わせる。この結果、裏面116及び表面126が互いに密着し、半導体チップ110及び伝熱体120が互いに接合される。裏面116及び表面126を互いに重ね合わせたまま加圧してもよい。
このようにして第1の実施形態に係る半導体装置100を製造することができる。
表面126の非晶質化(図3(b))をチャンバ130内で行い、伝熱体120をチャンバ130から取り出さずに、半導体チップ110をチャンバ130内に入れ、表面活性化接合(surface activating bonding:SAB)を行ってもよい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態に係る半導体装置100の製造方法の他の一例に関する。第3の実施形態は、伝熱体120の準備方法の点で第2の実施形態と相違する。図5は、伝熱体120の準備方法を工程順に示す断面図である。
第3の実施形態では、伝熱体120を準備する際に、先ず、図5(a)に示すように、第2の実施形態と同様に、ダイヤモンド123の一表面126を研磨する。次いで、図5(b)に示すように、表面126上にダイヤモンドライクカーボン(diamond-like carbon:DLC)等の非晶質炭素膜を形成する。非晶質炭素膜は、例えば炭化水素を原料に用いたCVD法により形成することができる。炭化水素としては、例えばアセチレン、メタン又はベンゼンを用いることができる。非晶質炭素膜の形成では、例えば基板バイアスを調整して、表面126に近い領域ほど、密度が低くなるようにする。より具体的には、非晶質炭素膜を成長させながら、表面126とは反対側の表面に印加するバイアスを徐々に低下させる。基板バイアスが大きいほど高密度の膜が形成されるため、このような制御により、表面126に近い領域ほど、密度が低い非晶質炭素膜が得られる。非晶質炭素膜の形成により、図5(c)に示すように、ダイヤモンド123の表層部に非晶質炭素領域122が形成され、非晶質化されていない結晶領域121及び非晶質炭素領域122を含む伝熱体120が得られる。
半導体チップ110の準備方法及び接合方法は第2の実施形態と同様である。
第3の実施形態によっても、第1の実施形態に係る半導体装置100を製造することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。図6は、第4の実施形態に係る半導体装置を示す図である。
第4の実施形態に係る半導体装置400では、図6に示すように、半導体チップ110の半導体基板111の裏面に膜113が形成されている。膜113は、例えばチタン膜又はチタン酸化膜であり、膜113の厚さは、例えば1nm〜10nmである。そして、非晶質炭素領域122が膜113に接している。他の構成は第1の実施形態と同様である。
半導体装置400によっても、半導体装置100と同様に、優れた放熱性が得られる。また、膜113の材料及び厚さにもよるが、半導体チップ110と非晶質炭素領域122との間により優れた密着性が得られることもある。
膜113は裏面116の研磨後に形成することが好ましく、膜113の形成後にも研磨を行うことがより好ましい。
伝熱体120はヒートスプレッダに好適である。伝熱体120がヒートスプレッダとして用いられる場合、例えば、伝熱体120の結晶領域121にヒートシンクが取り付けられたり、Cu、CuMo又はCuWからなるパッケージ基板が接着されたりする。
非晶質炭素領域122の密度は、図7(a)に示すように、結晶領域121との界面において結晶領域121の密度より低くてもよい。図7(b)に示すように、非晶質炭素領域122内で密度が断続的に変化していてもよい。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
半導体チップと、
前記半導体チップに接し、前記半導体チップで発生した熱を伝達する伝熱体と、
を有し、
前記伝熱体は、
ダイヤモンドの結晶領域と、
前記結晶領域と前記半導体チップとの間の非晶質炭素領域と、
を有し、
前記非晶質炭素領域の前記半導体チップ側の表面における密度は、前記結晶領域との界面における密度より低いことを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記半導体チップは高電子移動度トランジスタを含むことを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記半導体チップは、Si基板、SiC基板、GaN基板、サファイア基板、GaAs基板、InP基板又はGe基板を含むことを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置。
(付記4)
前記非晶質炭素領域の前記半導体チップ側の表面における密度は2.5g/cm3以下であることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記5)
前記非晶質炭素領域の前記結晶領域との界面における密度は3.0g/cm3以上3.52g/cm3以下であることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記6)
半導体チップの一表面及びダイヤモンドの一表面を研磨する工程と、
前記ダイヤモンドの一表面に非晶質炭素領域を形成し、前記非晶質炭素領域及び結晶領域を備えた伝熱体を形成する工程と、
真空中で、前記半導体チップの研磨された一表面及び前記伝熱体の前記非晶質炭素領域が形成された一表面に希ガスを照射して前記一表面の両方を活性化させる工程と、
真空中で、前記活性化した前記半導体チップの一表面及び前記伝熱体の一表面を互いに密着させて、前記半導体チップ及び前記伝熱体を互いに接合する工程と、
を有し、
前記非晶質炭素領域の前記半導体チップ側の表面における密度は、前記結晶領域との界面における密度より低いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記7)
前記半導体チップの一表面及び前記ダイヤモンドの一表面の表面粗さRaを前記研磨により1nm以下とすることを特徴とする付記6に記載の半導体装置の製造方法。
(付記8)
前記ダイヤモンドの一表面に非晶質炭素領域を形成する工程は、当該一表面を改質する工程を有することを特徴とする付記6又は7に記載の半導体装置の製造方法。
(付記9)
当該一表面を改質する工程は、真空中で、当該一表面に希ガスを照射する工程を有することを特徴とする付記8に記載の半導体装置の製造方法。
(付記10)
前記ダイヤモンドの一表面に非晶質炭素領域を形成する工程は、化学気相成長法により当該一表面に非晶質炭素膜を形成する工程を有することを特徴とする付記6又は7に記載の半導体装置の製造方法。
(付記11)
前記半導体チップは高電子移動度トランジスタを含むことを特徴とする付記6乃至10のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記12)
前記半導体チップは、Si基板、SiC基板、GaN基板、サファイア基板、GaAs基板、InP基板又はGe基板を含むことを特徴とする付記6乃至11のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記13)
前記非晶質炭素領域の前記半導体チップ側の表面における密度は2.5g/cm3以下であることを特徴とする付記6乃至12のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記14)
前記非晶質炭素領域の前記結晶領域との界面における密度は3.0g/cm3以上3.52g/cm3以下であることを特徴とする付記6乃至13のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
100、400:半導体装置
110:半導体チップ
111:半導体基板
112:素子領域
113:膜
120:伝熱体
121:結晶領域
122:非晶質炭素領域
123:ダイヤモンド
130:チャンバ
131:希ガスビーム

Claims (9)

  1. 半導体チップと、
    前記半導体チップに接し、前記半導体チップで発生した熱を伝達する伝熱体と、
    を有し、
    前記伝熱体は、
    ダイヤモンドの結晶領域と、
    前記結晶領域と前記半導体チップとの間の非晶質炭素領域と、
    を有し、
    前記非晶質炭素領域の前記半導体チップ側の表面における密度は、前記結晶領域との界面における密度より低く、
    前記非晶質炭素領域は10nm以下の厚さを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記非晶質炭素領域と前記半導体チップとの間のチタン又はチタン酸化物からなる膜を更に有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体チップは高電子移動度トランジスタを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 半導体チップの一表面及びダイヤモンドの一表面を研磨する工程と、
    前記ダイヤモンドの一表面に非晶質炭素領域を形成し、前記非晶質炭素領域及び結晶領域を備えた伝熱体を形成する工程と、
    真空中で、前記半導体チップの研磨された一表面及び前記伝熱体の前記非晶質炭素領域が形成された一表面に希ガスを照射して前記一表面の両方を活性化させる工程と、
    真空中で、前記活性化した前記半導体チップの一表面及び前記伝熱体の一表面を互いに密着させて、前記半導体チップ及び前記伝熱体を互いに接合する工程と、
    を有し、
    前記非晶質炭素領域の前記半導体チップ側の表面における密度は、前記結晶領域との界面における密度より低いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記半導体チップの一表面及び前記ダイヤモンドの一表面の表面粗さRaを前記研磨により1nm以下とすることを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記ダイヤモンドの一表面に非晶質炭素領域を形成する工程は、当該一表面を改質する工程を有することを特徴とする請求項又はに記載の半導体装置の製造方法。
  7. 当該一表面を改質する工程は、真空中で、当該一表面に希ガスを照射する工程を有することを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記ダイヤモンドの一表面に非晶質炭素領域を形成する工程は、化学気相成長法により当該一表面に非晶質炭素膜を形成する工程を有することを特徴とする請求項又はに記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記半導体チップは高電子移動度トランジスタを含むことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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