JP2023172358A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接合層を介して接合された複数の基板を有する半導体装置において、接合層を構成する金属膜による特性への影響を抑制する。
【解決手段】半導体装置10は、半導体素子を有する第1の基板20と、第1の基板に接合され、第1の基板よりも熱伝導率が高い材料からなる第2の基板30と、第1の基板と第2の基板との間に設けられた接合層40と、を含む。接合層は、第1の基板及び第2の基板の少なくとも一方の側に設けられた酸化膜41と、酸化膜に接して設けられた酸素及びアルミニウムを含む金属膜42と、を含む。金属膜における酸素含有率が、金属膜の厚さ方向に沿って漸次変化しており、酸化膜に近い程、酸素含有率が高い。
【選択図】図1

Description

開示の技術は半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
原子拡散接合方法に関する技術として、以下の技術が知られている。この方法は、2つの基体それぞれの平滑面に高密度の微結晶連続薄膜を形成し、微結晶連続薄膜同士が接触するように2つの基体を重ね合わせることにより、微結晶連続薄膜の接合界面及び結晶粒界に原子拡散を生じさせて2つの基体を接合するというものである。
特開2010-46696号公報
原子拡散接合法(ADB:atomic diffusion bonding)は、2つの基体の各々の表面に微結晶金属膜を形成し、金属膜同士を接触させることで、接合界面に原子拡散(原子再配列)を生じさせて、2つの基体を接合する手法である。原子拡散接合法によれば、接合層が薄い金属膜によって構成されるので、接合界面における熱抵抗を極めて小さくすることが可能である。したがって、原子拡散接合法は、例えば半導体デバイスとヒートスプレッダとの接合に好適に用いることができる。しかしながら、接合層として機能する金属膜が導電性を有している場合、金属膜と半導体デバイスの配線とが容量結合を形成し、半導体デバイスの特性に影響を与えるおそれがある。
開示の技術は、接合層を介して接合された複数の基板を有する半導体装置において、接合層を構成する金属膜による特性への影響を抑制することを目的とする。
開示の技術に係る半導体装置は、半導体素子を有する第1の基板と、前記第1の基板に接合され、前記第1の基板よりも熱伝導率が高い材料からなる第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられた接合層と、を含む。前記接合層は、前記第1の基板及び前記第2の基板の少なくとも一方の側に設けられた酸化膜と、前記酸化膜に接して設けられた酸素及びアルミニウムを含む金属膜と、を含む。前記金属膜における酸素含有率が、前記金属膜の厚さ方向に沿って漸次変化しており、前記酸化膜に近い程、酸素含有率が高い。
開示の技術によれば、接合層を介して接合された複数の基板を有する半導体装置において、接合層を構成する金属膜による特性への影響を抑制することが可能となる。
開示の技術の実施形態に係る半導体装置の構成の一例を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る金属膜内における酸素含有率の分布の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す断面図である。 開示の技術の実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す断面図である。 開示の技術の他の実施形態に係る半導体装置の構成の一例を示す断面図である。 開示の技術の他の実施形態に係る金属膜内における酸素含有率の分布の一例を示す図である。 開示の技術の他の実施形態に係る半導体装置の構成の一例を示す断面図である。 開示の技術の他の実施形態に係る金属膜内における酸素含有率の分布の一例を示す図である。
以下、開示の技術の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与し、重複する説明は省略する。
図1は、開示の技術の実施形態に係る半導体装置10の構成の一例を示す断面図である。半導体装置10は、半導体素子21を有する第1の基板20と、ヒートスプレッダとして機能する第2の基板30とが接合された構成を有する。第1の基板20と第2の基板30との間には接合層40が設けられている。接合層40は、第1の酸化膜41A、金属膜42及び第2の酸化膜41Bを含む。第1の酸化膜41Aは、第1の基板20に接しており、第2の酸化膜41Bは第2の基板30に接している。金属膜42は、第1の酸化膜41Aと第2の酸化膜41Bとの間に設けられている。
半導体素子21は、特に限定されないが、典型的には発熱量が比較的多いパワー半導体である。半導体素子21は、例えば、GaN-HEMTであってもよい。第1の基板20は、半導体素子21を形成するために用いられる基板である。第1の基板20の材料として、例えばSiC、Si、GaN、AlN、GaAs、InP、GaO又はAl(サファイア)を用いることが可能である。
第2の基板30は、第1の基板20よりも熱伝導率が高い材料によって構成されている。第2の基板30として、多結晶ダイヤモンドを用いることが可能である。多結晶ダイヤモンドは、熱伝導率が非常に高く、単結晶ダイヤモンドよりも安価であることから、大面積化が可能である。しかしながら、多結晶ダイヤモンドは研磨による平坦化が極めて難しい難研磨材料である。第2の基板30として、多結晶ダイヤモンドを用いた場合、図1に示すように、第2の基板30の接合面31は微細な凹凸を有し得る。なお、第2の基板30の材料として、単結晶ダイヤモンド及びグラファイト等の炭素系材料、又はCu若しくはAgを含む合金材料を用いることも可能である。
第1の基板20と第2の基板30とは、金属膜42を接合層40として用いた原子拡散接合法によって接合される。原子拡散接合法においては、2つの基板の接合面を、表面粗さの算術平均Raが1nm以下になるように平坦化することが好ましい。第2の基板30が難研磨材料である等の理由により、第2の基板30の接合面31の平坦化が困難である場合、金属膜42は、接合面31の凹凸を埋めるために必要な厚さ(例えば10nm~100nm)を有することが好ましい。これにより、接合層40に空隙が発生することを抑制できる。
本実施形態において、金属膜42は酸素とアルミニウム(Al)を含む。金属膜42は酸化アルミニウムを含んでいてもよい。アルミニウム(Al)は硬度が比較的低く、荷重によって変形しやすいため、金属膜42がアルミニウム(Al)を含むことで、第2の基板30の接合面31の凹凸を埋めることが容易となる。金属膜42に含まれる酸素は、第1の酸化膜41A及び第2の酸化膜41Bから供給される。すなわち、第1の酸化膜41A及び第2の酸化膜41Bの構成元素である酸素の一部が、金属膜42内に拡散されることで、金属膜42内に酸素が導入される。
図2は、金属膜42内における酸素含有率の分布の一例を示す図である。図2に示すように、金属膜42内における酸素含有率は、金属膜42の厚さ方向に沿って漸次変化しており、酸化膜に近い程、酸素含有率が高い。第1の酸化膜41Aと第2の酸化膜41Bの間に金属膜42が設けられた本実施形態の構成によれば、第1の酸化膜41Aとの界面及び第2の酸化膜41Bとの界面における酸素含有率が最も高くなり、厚さ方向中心部における酸素含有率が最も低くなる。金属膜42が酸素を含むことで、金属膜42の抵抗率を高めることができる。
第1の酸化膜41A及び第2の酸化膜41Bは、金属膜42への酸素の供給源として機能する。第1の酸化膜41A及び第2の酸化膜41Bは、例えばAl又はSiOであってもよい。第1の酸化膜41A及び第2の酸化膜41Bの厚さは、数nm~数十nmであり、例えば10nm程度あってもよい。
以下に半導体装置10の製造方法について図3A~図3Fを参照しつつ説明する。初めに、半導体素子21が形成された第1の基板20を用意する(図3A)。第1の基板20として、例えば、SiC、Si、GaN、AlN、GaAs、InP、GaO又はAl(サファイア)を用いることができる。半導体素子21は、例えば、GaN-HEMTであってもよい。
次に、CMP(Chemical Mechanical Polisher)技術を用いて第1の基板20の接合面22(裏面)を研磨することにより、表面粗さの算術平均Raが1nm以下になるように接合面22を平坦化する。なお、接合層40としてアルミニウム(Al)を用いる場合には、Raは1nmよりも大きくても構わない。続いて、平坦化された第1の基板20の接合面22に、厚さ10nm程度の第1の酸化膜41Aを形成する(図3B)。第1の酸化膜41Aは、例えばAlであってもよい。Alの成膜には、例えば、ALD(Atomic layer deposition)又はスパッタを用いることが可能である。なお、第1の酸化膜41Aは、SiOであってもよい。SiOの成膜には、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)を用いることが可能である。
次に、第2の基板30を用意する(図3C)。第2の基板30として、多結晶ダイヤモンドを用いることが可能である。多結晶ダイヤモンドは研磨による平坦化が極めて難しい難研磨材料である。第2の基板30として、多結晶ダイヤモンドを用いた場合、図3Cに示すように、第2の基板30の接合面31は微細な凹凸を有し得る。なお、第2の基板30の材料として、単結晶ダイヤモンド及びグラファイト等の炭素系材料、又はCu若しくはAgを含む合金材料を用いることも可能である。
次に、第2の基板30の接合面31に厚さ10nm程度の第2の酸化膜41Bを形成する(図3D)。第2の酸化膜41Bは、例えばAlであってもよい。Alの成膜には、例えば、ALD又はスパッタを用いることが可能である。なお、第2の酸化膜41Bは、SiOであってもよい。SiOの成膜には、例えば、CVDを用いることが可能である。
次に、第1の基板20及び第2の基板30をそれぞれ、接合装置(図示せず)の真空チャンバー内に収容する。その後、真空チャンバー内において、第1の酸化膜41A及び第2の酸化膜41Bの表面にそれぞれアルミニウム(Al)を堆積させて、第1の基板20及び第2の基板30上にそれぞれ金属膜42を形成する(図3E)。アルミニウム(Al)の成膜には、例えば、スパッタを用いることが可能である。金属膜42は、第2の基板30の接合面31の凹凸を埋めるために必要な厚さを有していることが好ましい。例えば、第1の酸化膜41A及び第2の酸化膜41Bの表面にそれぞれ形成される金属膜42の厚さの合計は、50nm程度であってもよい。
次に、真空チャンバー内において、第1の基板20側の金属膜42と第2の基板30側の金属膜42とを接触させた状態で、第1の基板20と第2の基板30とを互いに押し付ける押圧力を加える(図3F)。これにより、接合界面に原子拡散(原子再配列)が生じ、第1の基板20と第2の基板30とが接合される。また、第1の酸化膜41A及び第2の酸化膜41Bの構成元素である酸素の一部が、金属膜42内に拡散されることで、金属膜42内に酸素が導入される。これにより金属膜42の抵抗率が高くなる。金属膜42の酸素含有率は、第1の酸化膜41Aとの界面及び第2の酸化膜41Bとの界面において最も高くなり、厚さ方向中心部において最も低くなる。
第1の基板20と第2の基板30とを接合する工程において、又は第1の基板20と第2の基板30とを接合する工程の後に、半導体素子21の特性に影響を与えない温度(例えば200℃程度)で熱処理を行ってもよい。これにより、金属膜42内への酸素の拡散が促進される。なお、金属膜42内への酸素の拡散は、常温においても生じることから、熱処理は省略することが可能である。さらに必要に応じて第2の基板30の裏面にパッケージ基板(図示せず)を接着してもよい。パッケージ基板の材料として、例えばCu、CuMo又はCuWを用いることが可能である。
以上のように、開示の技術の実施形態に係る半導体装置10は、半導体素子21を有する第1の基板20と、第1の基板20に接合され、第1の基板20よりも熱伝導率が高い材料からなる第2の基板30と、第1の基板20と第2の基板30との間に設けられた接合層40と、を含む。接合層40は、第1の基板20側に設けられた第1の酸化膜41Aと、第2の基板30側に設けられた第2の酸化膜41Bと、第1の酸化膜41A及び第2の酸化膜41Bの間に設けられた、酸素及びアルミニウム(Al)を含む金属膜42と、を含む。金属膜42における酸素含有率が、金属膜42の厚さ方向に沿って漸次変化しており、第1の酸化膜41A及び第2の酸化膜41Bに近い程、酸素含有率が高い。
ここで、金属膜42の抵抗率が低い場合、例えば、半導体素子21内の配線と金属膜42とが容量結合を形成し、半導体素子21の特性に影響を与えるおそれがある。本実施形態に係る半導体装置10によれば、第1の酸化膜41A及び第2の酸化膜41Bの構成元素である酸素の一部が、金属膜42内に拡散されることで、金属膜42内に酸素が導入される。これにより、金属膜42の抵抗率を高くすることができ、容量結合の形成を抑制することができる。すなわち、本実施形態に係る半導体装置10によれば、接合層40を構成する金属膜42による特性への影響を抑制することが可能となる。
また、本実施形態に係る半導体装置10によれば、金属膜42の両側に酸化膜を有するので、金属膜42の片側にのみ酸化膜を有する場合と比較して、金属膜42内への酸素の導入を促進させることができる。
また、金属膜42は、第2の基板30の接合面31における凹凸を埋めるために必要な厚さを有する。これにより、第2の基板30が多結晶ダイヤモンド等の難研磨材料であっても、接合層40における空隙の発生を抑制しつつ、第1の基板20との接合を原子拡散接合法によって行うことが可能である。これにより、接合界面における熱抵抗を極めて小さくことができる。
[第2の実施形態]
図4は、開示の技術の第2の実施形態に係る半導体装置10Aの構成の一例を示す断面図である。第2の実施形態に係る半導体装置10Aは、第1の基板20及び第2の基板30のうち、第1の基板20の側にのみ酸化膜41が設けられている点が、上記した第1の実施形態に係る半導体装置10と異なる。
図5は、半導体装置10Aの金属膜42内における酸素含有率の分布の一例を示す図である。図5に示すように、金属膜42内における酸素含有率は、金属膜42の厚さ方向に沿って漸次変化しており、酸化膜に近い程、酸素含有率が高い。第1の基板20及び第2の基板30のうち、第1の基板20の側にのみ酸化膜41が設けられた本実施形態の構成によれば、酸化膜41との界面及における酸素含有率が最も高くなり、第2の基板30との界面における酸素含有率が最も低くなる。
本実施形態に係る半導体装置10Aによれば、第1の実施形態に係る半導体装置10と同様、金属膜42が酸素を含むことで、金属膜42の抵抗率を高めることができ、金属膜42による特性への影響を抑制することが可能となる。
[第3の実施形態]
図6は、開示の技術の第3の実施形態に係る半導体装置10Bの構成の一例を示す断面図である。第3の実施形態に係る半導体装置10Bは、第1の基板20及び第2の基板30のうち、第2の基板30の側にのみ酸化膜41が設けられている点が、上記した第1の実施形態に係る半導体装置10と異なる。
図7は、半導体装置10Bの金属膜42内における酸素含有率の分布の一例を示す図である。図7に示すように、金属膜42内における酸素含有率は、金属膜42の厚さ方向に沿って漸次変化しており、酸化膜に近い程、酸素含有率が高い。第1の基板20及び第2の基板30のうち、第2の基板30の側にのみ酸化膜41が設けられた本実施形態の構成によれば、酸化膜41との界面及における酸素含有率が最も高くなり、第1の基板20との界面における酸素含有率が最も低くなる。
本実施形態に係る半導体装置10Bによれば、第1の実施形態に係る半導体装置10と同様、金属膜42が酸素を含むことで、金属膜42の抵抗率を高めることができ、金属膜42による特性への影響を抑制することが可能となる。
以上の第1乃至第3の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
半導体素子を有する第1の基板と、
前記第1の基板に接合され、前記第1の基板よりも熱伝導率が高い材料からなる第2の基板と、
前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられた接合層と、
を含み、
前記接合層は、
前記第1の基板及び前記第2の基板の少なくとも一方の側に設けられた酸化膜と、
前記酸化膜に接して設けられた酸素及びアルミニウムを含む金属膜と、
を含み
前記金属膜における酸素含有率が、前記金属膜の厚さ方向に沿って漸次変化しており、前記酸化膜に近い程、酸素含有率が高い
半導体装置。
(付記2)
前記酸化膜は、前記第1の基板に接して設けられた第1の酸化膜と、前記第2の基板に接して設けられた第2の酸化膜とを含み、
前記金属膜は、前記第1の酸化膜と前記第2の酸化膜との間に設けられている
付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記酸化膜は、Al又はSiOである
付記1又は付記2に記載の半導体装置。
(付記4)
前記第2の基板の材料は、単結晶ダイヤモンド又は多結晶ダイヤモンドである
付記1から付記3のいずれか1つに記載の半導体装置。
(付記5)
前記金属膜は、前記第2の基板の接合面における凹凸を埋めるために必要な厚さを有する
付記1から付記4のいずれか1つに記載の半導体装置。
(付記6)
前記第2の基板の接合面における表面粗さの算術平均Raが1nmよりも大きい
付記1から付記5のいずれか1つに記載の半導体装置。
(付記7)
半導体素子を有する第1の基板及び前記第1の基板よりも熱伝導率が高い材料からなる第2の基板を用意する工程と、
前記第1の基板及び前記第2の基板の少なくとも一方の接合面に酸化膜を形成する工程と、
前記第1の基板及び前記第2の基板のそれぞれの接合面に、アルミニウムを含む金属膜を形成する工程と、
前記第1の基板側の前記金属膜と前記第2の基板側の前記金属膜とを接触させた状態で、第1の基板と第2の基板とを互いに押し付ける押圧力を加えて、前記第1の基板と前記第2の基板とを接合する工程と、
を含む半導体装置の製造方法。
(付記8)
前記酸化膜に含まれる酸素を前記金属膜に拡散させる
付記7に記載の製造方法。
(付記9)
前記第1の基板と前記第2の基板とを接合する工程において、又は前記第1の基板と前記第2の基板とを接合する工程の後に熱処理を行う
付記7又は付記8に記載の製造方法。
(付記10)
前記酸化膜を形成する工程は、前記第1の基板に接する第1の酸化膜を形成する工程と、前記第2の基板に接する第2の酸化膜を形成する工程とを含み、
前記第1の酸化膜及び前記第2の酸化膜の表面にそれぞれ前記金属膜を形成する
付記7から付記9のいずれか1つに記載の製造方法。
(付記11)
前記酸化膜は、Al又はSiOである
付記7から付記10のいずれか1つに記載の製造方法。
(付記12)
前記第2の基板の材料は、単結晶ダイヤモンド又は多結晶ダイヤモンドである
付記7から付記11のいずれか1つに記載の製造方法。
(付記13)
前記金属膜は、前記第2の基板の接合面における凹凸を埋めるために必要な厚さを有する
付記7から付記12のいずれか1つに記載の製造方法。
(付記14)
前記第2の基板の接合面における表面粗さの算術平均Raが1nmよりも大きい
付記7から付記13のいずれか1つに記載の製造方法。
10、10A、10B 半導体装置
20 第1の基板
21 半導体素子
30 第2の基板
31 接合面
40 接合層
41 酸化膜
41A 第1の酸化膜
41B 第2の酸化膜
42 金属膜

Claims (9)

  1. 半導体素子を有する第1の基板と、
    前記第1の基板に接合され、前記第1の基板よりも熱伝導率が高い材料からなる第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられた接合層と、
    を含み、
    前記接合層は、
    前記第1の基板及び前記第2の基板の少なくとも一方の側に設けられた酸化膜と、
    前記酸化膜に接して設けられた酸素及びアルミニウムを含む金属膜と、
    を含み
    前記金属膜における酸素含有率が、前記金属膜の厚さ方向に沿って漸次変化しており、前記酸化膜に近い程、酸素含有率が高い
    半導体装置。
  2. 前記酸化膜は、前記第1の基板に接して設けられた第1の酸化膜と、前記第2の基板に接して設けられた第2の酸化膜とを含み、
    前記金属膜は、前記第1の酸化膜と前記第2の酸化膜との間に設けられている
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記酸化膜は、Al又はSiOである
    請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記第2の基板の材料は、単結晶ダイヤモンド又は多結晶ダイヤモンドである
    請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記金属膜は、前記第2の基板の接合面における凹凸を埋めるために必要な厚さを有する
    請求項1に記載の半導体装置。
  6. 半導体素子を有する第1の基板及び前記第1の基板よりも熱伝導率が高い材料からなる第2の基板を用意する工程と、
    前記第1の基板及び前記第2の基板の少なくとも一方の接合面に酸化膜を形成する工程と、
    前記第1の基板及び前記第2の基板のそれぞれの接合面に、アルミニウムを含む金属膜を形成する工程と、
    前記第1の基板側の前記金属膜と前記第2の基板側の前記金属膜とを接触させた状態で、第1の基板と第2の基板とを互いに押し付ける押圧力を加えて、前記第1の基板と前記第2の基板とを接合する工程と、
    を含む半導体装置の製造方法。
  7. 前記酸化膜に含まれる酸素を前記金属膜に拡散させる
    請求項6に記載の製造方法。
  8. 前記第1の基板と前記第2の基板とを接合する工程において、又は前記第1の基板と前記第2の基板とを接合する工程の後に熱処理を行う
    請求項7に記載の製造方法。
  9. 前記酸化膜を形成する工程は、前記第1の基板に接する第1の酸化膜を形成する工程と、前記第2の基板に接する第2の酸化膜を形成する工程とを含み、
    前記第1の酸化膜及び前記第2の酸化膜の表面にそれぞれ前記金属膜を形成する
    請求項6に記載の製造方法。
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