JP6869016B2 - セラミック配線基板 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品、集積回路(IC)チップ等の実装に用いられ、他の部材と固定可能に構成されたセラミック配線基板に関する。
電子部品を実装する回路基板として、従来よりエポキシ樹脂等からなる樹脂基板が主流であるが、搭載するLSI素子の高速化、大集積化による発熱量の増大等に対応するため、高周波モジュール、ICパッケージ用の基板としてセラミック基板が採用されている。これは、セラミック基板が樹脂基板に比べて熱膨張が小さく耐熱性に優れていることに加え、誘電正接(tanδ)が低いので、高周波基板として使用した際に電気信号等の損失を抑えることができるという特徴を有するからである。
基板への穿孔に着目すると、樹脂基板等の可撓性基板は、基板に直接、孔をあけることは容易であり、他の部材と接続するためのネジ止め用貫通孔を穿孔することによる基板へのダメージがない。一方、セラミック回路基板は、打ち抜き加工したセラミックグリーンシートを焼成した焼結体からなり硬度が高いが、ネジ止め用貫通孔を形成する場合、貫通孔周囲の機械的強度が弱くなり、クラック等が発生するという問題がある。すなわち、セラミック基板は硬質脆性基板であり、直接、孔を形成したりネジ溝を形成することは、基板にクラック、ひび割れ、あるいは破損が発生する可能性があるため、従来より各種の工夫がとられてきている。
例えば、特許文献1では、ねじ止め用貫通孔の形成位置がセラミック基板の外周端に近いほど、セラミック基板の厚みを所定の比率で厚くなるようにして貫通孔周辺における機械的強度を強くしている。これにより、セラミック回路基板をネジ止め固定する際、強い力が加わってもネジ止め用貫通孔周辺におけるクラック、割れ等の発生を防止している。
また、特許文献2は、セラミックス基板をネジ止めする際、貫通孔周辺部分にクラックが入ることを防ぐため、セラミックス基板とネジとの接触部分、例えば、貫通孔の周囲に連続的に、縁部から所定範囲まで補強部材を形成し、その補強部材を貫通孔の少なくとも一方の端部に配置する構成を開示している。これにより、貫通孔周辺部の強度を向上させ、ネジ頭部とセラミックス基板との直接的な接触を防いでクラックの発生を抑制している。
特開2001−237502号公報 特開2003−197824号公報
上述した従来の技術は、セラミックス等の脆性材料からなる基板に穿孔し、ネジ止めする際に基板に与えるダメージに対して一定の低減効果はあるものの、依然としてクラック等の発生リスクがあり、その発生要因を回避できていない。また、現状ではセラミックス等の脆性材料からなる基板の貫通孔にネジ溝を形成することが困難であることから、樹脂基板等では可能となっている他部材との接合、部品搭載のための自由度等が得られないという問題がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、他部材へ固定等する際にクラックの発生要因を排除し、他部材との接合強度に優れたセラミック配線基板を提供することである。
上記の目的を達成し、上述した課題を解決する一手段として以下の構成を備える。すなわち、本発明のセラミック配線基板は、セラミック基板において厚さ方向に貫通する第1の貫通孔と、該第1の貫通孔に挿入された貫通部材とを備え、前記貫通部材は、一方端に鍔部が形成された一対の金属部材それぞれの他方端を前記第1の貫通孔内で突き合せて形成され、両端に鍔部を有するとともに軸方向の中心を貫通する第2の貫通孔が形成されていることを特徴とする。
例えば、前記貫通部材は、一方端に鍔部が形成された一対の金属部材それぞれの他方端を前記第1の貫通孔内で突き合せて形成されることを特徴とする。また、例えば前記第2の貫通孔を挿通するネジ部材により当該セラミック配線基板が支持部材に固定されることを特徴とする。さらには、例えば複数の当該セラミック配線基板を所定距離離間させて前記支持部材の一方側または両方側に固定したことを特徴とする。また、例えば、複数の当該セラミック配線基板を相互に密着させて前記支持部材の一方側または両方側に固定したことを特徴とする。
例えば、複数の当該セラミック配線基板どうしを所定距離離間させて複数の前記貫通部材相互間を結合するネジ部材を介して連結したことを特徴とする。また、例えば、複数の当該セラミック配線基板どうしを密着させて複数の前記貫通部材相互間を結合するネジ部材を介して連結したことを特徴とする。例えば、前記第2の貫通孔の内壁にネジ溝を形成したことを特徴とする。また、例えば、前記貫通部材と前記第1の貫通孔の内壁との間に空隙を設けたことを特徴とする。さらに例えば、前記貫通部材と前記第1の貫通孔の内壁との間に接合剤が介在しないことを特徴とする。
本発明によれば、セラミックス基板等の脆性材料基板にクラックの発生等の損傷を与えることなく、樹脂基板等と同様に他部材との接合および固定が可能となる。
本発明の第1の実施の形態例に係るセラミック配線基板の分解構造図である。 第1の実施の形態例に係るセラミック配線基板を固定部材に固定したときの断面図である。 第1の実施の形態例に係るセラミック配線基板に貫通部材を配設(装着)する工程を時系列で示すフローチャートである。 図3の工程に対応するセラミック配線基板の断面構成等を示す図である。 本発明の第2の実施の形態例に係るセラミック配線基板の断面図である。 第2の実施の形態例に係るセラミック配線基板を固定部材に固定した例を示す図である。 変形例1として複数のセラミック配線基板を固定部材の一方側に固定した例を示す図である。 変形例2として複数のセラミック配線基板を固定部材の両側に固定した例を示す図である。 変形例4としてセラミックス配線基板を相互に連結した構成を示す図である。 鍔部を配線基板よりも突出させた貫通部材の変形例を示す図である。 貫通部材の変形例であり、鍔部、胴部の形状を変えた例を示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態例について添付図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態例>
図1は、本発明の第1の実施の形態例に係るセラミック配線基板(以下、単に配線基板ともいう。)の分解構造図、図2はその断面図である。図1に示す本実施の形態例に係る配線基板10は、後述するように打抜き型等によって、貫通部材1を挿入する貫通孔である貫通穴5が形成されたセラミックスグリーンシートを積層し、プレス等により圧着した後、焼成して作製された積層基板である。なお、貫通穴5の形状は、図1に示す矩形(四角形)に限定されず、円形であってもよい。
貫通部材1は、図1(a)に示すように同一形状の金属部材1a,1bからなり、各々を貫通穴5の両端部である上下方向(貫通方向)から差し込んで、互いの突き合せ面4a,4bを貫通穴5内で突き合せる。そして、突き合せ面4a,4bの間に供給した接合剤(例えば、はんだ材)等により金属部材1a,1bを相互に接合することで貫通部材1を形成する。
金属部材1a,1bは、胴部9a,9bと、その一方端部に形成された鍔部(フランジ)7a,7bを有し、全体がリベット形状の部材である。ここでは、金属部材1a,1bの鍔部7a,7bを設けていない端部(上記の下面)を対向させて貫通穴5に挿入し、それらを突き合わせて接合することで、2部構造の貫通部材1を形成する。金属部材1a,1bとしては、熱伝導率、電気抵抗、耐食性、耐熱性、切削加工の容易性等を考慮して、例えば銅合金、アルミニウム合金、鉄、ステンレス、ニッケル合金等から適宜、選択する。また、貫通部材1を高硬度の樹脂製の部材で構成してもよい。
配線基板10は、例えば厚さが0.5〜3.0mm、貫通穴5の大きさについては、その形状を四角形とした場合、0.2×0.2mm〜20×20mm、円形の場合、直径が0.2〜20mmである。また、貫通穴5の内壁面27a,27bの厚さ(図2において符号T2で示す。)は、例えば0.1〜1mmである。
一方、金属部材1a,1bからなる貫通部材1の外形寸法(サイズ)は、例えば鍔部7a,7bの直径D1が0.3〜22mm、厚さT1が0.1〜2.0mm、胴部9a,9bの直径D2は、貫通穴5のサイズよりも小さくなるよう0.2〜20mm以下とする。なお、貫通部材1の胴部9a,9bの長さLと、鍔部7a,7bの厚さT1は、それらを突き合わせたときに配線基板10の厚さにほぼ等しくなるように設計する。また、貫通穴5の周辺部に形成した凹部(キャビティ)5a,5bの深さ(図2において符号T3で示す。)は貫通部材1の鍔部の厚さを収容しうる寸法としている。
図1(b)は、金属部材1a,1bを接合してなる貫通部材1が装着された配線基板10を、固定部材(支持部材ともいう。)15に取り付けて支持、固定する様子を示している。固定部材15には、例えば支持基板、筐体、金属製の放熱基板(ヒートシンク)等がある。後述するように貫通部材1の軸方向の中心部には貫通孔3が設けられており、その貫通孔3にネジ部材30を挿通し、ネジ部材30の先端部分に設けた雄ネジ部30aと、固定部材15に設けた雌ネジ部15aとを螺着することで、配線基板10を固定部材15に固定する。
図2は、固定部材15に固定された本実施の形態例に係る配線基板10の断面構造図であり、図1(b)の矢視X−X´線に沿って切断したときの断面図である。貫通部材1は、上述したように配線基板10に設けた貫通穴5に上下方向から差し込んだ金属部材1a,1bを突き合わせ、接合してなる。金属部材1aの鍔部7aは、配線基板10の上面(表面)側において貫通穴5の周囲に形成した凹部5a内に収容される。同様に、配線基板10の下面(裏面)側において貫通穴5の周囲に形成した凹部5b内に金属部材1bの鍔部7bが収容されている。そして、貫通部材1の側面23a,23bと、貫通穴5の内壁面27a,27bとの間に空隙25a,25bが形成されるように貫通部材1を位置決めする。
上記のように位置決めした貫通部材1が配設された配線基板10において、後述する方法により貫通部材1の軸方向の中心部に設けた貫通孔3にネジ部材30挿通する。ネジ部材30の先端のネジ部(雄ネジ部)30aと、固定部材15の雌ネジ部15aとを螺着することで、配線基板10を固定部材15に固定する。
なお、貫通部材1の上面部(鍔部7aの上面)と下面部(鍔部7bの上面)は、平滑性を保ちながら比較的広い接触面を確保できるので、例えば図2に示すように、貫通部材1の上面部に発熱部品41を搭載し、その発熱部品41と、配線基板10の配線6とをワイヤーボンディング45で結線する実装形態も可能である。この場合、配線基板10が固定された固定部材15が熱伝導性の高い部材、例えばヒートシンクに用いられるアルミニウム、銅、鉄などの金属製の筐体であれば、発熱部品41から発せられた熱は、直ちに貫通部材1を介して固定部材15に伝導するので、効率的な放熱が可能となる。
次に、本実施の形態例に係る配線基板の製造方法について説明する。図3は、本実施の形態例に係る配線基板の作製および貫通部材を配設(装着)する工程を時系列で示すフローチャートである。また、図4は、図3の各工程に対応させた配線基板の断面構成等を示す図である。
図3のステップS11において、例えば打抜き型等により所定形状、所定寸法の貫通穴が形成されたセラミックスグリーンシートを積層し、プレス等により圧着した後、焼成して、図4(a)に示す積層基板(配線基板10)を作製する。また、配線基板10には、図4(a)に示すように、その厚さ方向に貫通する貫通穴5が形成され、貫通穴5の上面側と下面側の周囲には、上述した金属部材の鍔部を収容する凹部5a,5bを形成する。
なお、配線基板10は、例えば、低温で焼成して得られる低温焼結型同時焼成セラミックス(LTCC:Low Temperature Co-fired Ceramics)多層回路基板であり、セラミックスグリーンシートを積層する際、例えば銀(Ag)からなる配線も同時に形成する。LTCCは、多層化、ベアチップ実装等が容易となるため、高密度実装基板の実現、モジュールの小型化等が可能となる。
ステップS13では、図4(a)に示すように、例えば250℃に加熱したホットプレート51の上に、金属部材1bを、その鍔部7bがホットプレート51側となるように載置した後、金属部材1bの胴部9bを貫通穴5の内壁面27a,27bに接近させながら、金属部材1bの上方向から配線基板10を被せる。そして、図4(b)に示すように、貫通穴5の周囲に形成した凹部5bの底面部5b´に金属部材1bの鍔部7bを当接させる。
ステップS15において、図4(b)に示すように金属部材1bの胴部9bの上面に適量の接合剤31(例えば、鉛フリーはんだとフラックスからなる)を載せた後、胴部9aを下方側に向けた金属部材1aを金属部材1bの上に被せる。このとき、金属部材1aの胴部9aの先端面と、金属部材1bの胴部9bの先端面とを貫通穴5内で突き合わせ、さらに、貫通穴5の周囲に形成した凹部5aの底面部5a´に金属部材1aの鍔部7aを当接させる。接合剤31は、上述したように貫通部材1と貫通穴5の内壁との間に空隙を確保し維持するため、それらの空隙に溢れ出ない量を供給する。
ステップS17では、金属部材1a,1bが接合剤31を介して相互に確実に密着するよう、図4(c)において矢印で示すように金属部材1aを金属部材1bに向けて軽く押さえる。その後、ステップS19において、配線基板10全体をホットプレート51から外し、室温放置(空冷)して温度を下げることで接合剤31を固化させ、金属部材1a,1bを接合する。なお、ホットプレートを用いる例を挙げたが、リフローによる接着も可能である。
続くステップS21では、接合剤31により接合された金属部材1a,1bからなる貫通部材1を配設した配線基板10の温度が下がった後、図4(d)に示すように、電動ドリル等を用意して貫通部材1の軸方向の中心(符号CLで示す。)に向けて所定径のドリル刃35の先端を位置決めする。そして、図4(e)に示すように、ドリル刃35により穴明けをして、貫通部材1にその軸方向に延びる貫通孔3を形成する。上述したように貫通部材1の胴部9a,9bの直径D2が4mmの場合、例えば直径が1.6mmの貫通孔3を形成する。
ステップS23ではメッキ処理を行う。ここでは図示を省略するが、銅からなる貫通部材1の上面部(鍔部7aの上側表面)および下面部(鍔部7bの上側表面)に、例えば無電解ニッケル−金(Ni/Au)めっきを施し、同様に、Ag電極である配線6,8の表面にもめっきを施す。もしくは、上記ステップS11後に配線表面に無電解ニッケル−金めっきを施し、あらかじめ錆防止の表面処理(ニッケル、錫めっき)した貫通部材を挿入すれば、当該ステップS23は不要となる。上記の各工程を経て、セラミック基板に貫通部材1が配設され、その貫通部材1に貫通孔3が形成されたセラミック配線基板10を得る。
なお、図3に示す工程では、配線基板10に貫通部材1を取り付けた後、ドリル等で、貫通部材1の軸方向中心に延びる貫通孔3を形成しているが、これに限定されない。例えば、配線基板10に取り付ける前の貫通部材1に対して、その軸方向中心に延びる貫通孔3を形成しておき、そのようにして貫通孔3が形成された貫通部材1を配線基板10に取り付けてもよい。
一方、上記のように、配線基板への取付け前にあらかじめ貫通部材1に貫通孔3を形成する場合、貫通部材1を構成する金属部材1a,1bそれぞれに個別に貫通孔を形成すると、中心軸の位置合わせにずれが生じて、それらの金属部材1a,1bを配線基板10の貫通穴5内で突き合わせた際、貫通孔が相互にずれて、貫通部材1内で貫通孔が途中で屈曲した状態になることも想定される。そこで、金属部材1a,1bの一方のみに、その中心軸方向に貫通孔を形成しておき、貫通孔が形成された金属部材と貫通孔が形成されていない金属部材を配線基板10の貫通穴5内で突き合わせた後、既に形成されている貫通孔に沿って、貫通孔が形成されていない金属部材に貫通孔を形成することで、中心軸のずれによる上記の不具合は回避できる。
以上説明したように本実施の形態例に係るセラミック配線基板では、一方端部に鍔部(フランジ)を有し全体がリベット形状の、熱伝導性の良好な一対の金属部材それぞれを、配線基板に設けた貫通穴に上下両サイドから差し込む。そして、これらの金属部材をはんだ等で接合して貫通部材を形成し、その貫通部材の軸方向の中心部を貫く貫通孔を設ける。
このような構成とすることで、セラミックス等の脆性材料からなる配線基板を貫通部材の鍔部で厚さ方向から挟み込むとともに、貫通穴に配設した貫通部材に形成された貫通孔にネジを挿通して他の部材に螺着し、そのネジの締め付けによりセラミック配線基板を他の部材に容易に固定、支持できる。その際、貫通部材を設けたことによりセラミック配線基板の貫通穴周辺の接触ストレスを鍔部によって回避できる。また、ネジの頭部が貫通部材とのみ接触するため、ネジ止めしたときの応力負荷が貫通部材のみにかかり配線基板には負荷がかからないので、セラミックス配線基板におけるネジ止めによるクラックの発生、破損等を確実に回避できる。
さらに、配線基板に配設した貫通部材の側面と、配線基板の貫通穴の内壁面との間に空隙を設け、貫通部材に形成した貫通孔を通して配線基板を他の部材にネジ止めする構成としたことから、配線基板と貫通部材とが固着されず自由度があり、貫通部材と配線基板の熱膨張差、さらにはネジの熱膨張差を考慮する必要がないため、ヒートサイクルを原因とするクラックの発生を回避できる。また、外部からの配線基板への機械的な振動に対して貫通部材が緩衝手段(振動吸収手段)として機能し、そのような振動がセラミック基板に設けた貫通穴に直接的なダメージを与えるのを防止できる。
さらには、貫通部材に熱伝導率の高い金属(例えば銅)を使用して熱抵抗を下げることで、貫通部材による放熱効果を向上できる。すなわち、配線基板に設けた貫通部材の下面側が配線基板とともに固定部材に接しているので、例えば、貫通部材の鍔部の上面に発熱部品を搭載することで、貫通部材の下面側と固定部材との間において広い接触面を確保しながら、貫通部材を介した効率的な放熱が可能となる。
<第2の実施の形態例>
以下、本発明の第2の実施の形態例に係るセラミック配線基板について説明する。第2の実施の形態例に係る配線基板は、上述した第1の実施の形態例に係る配線基板と同様の工程、すなわち、図3および図4に示す工程により配線基板を製造する。そして、配線基板に配設された貫通部材の貫通孔の内壁にネジ溝を設けたことを特徴とする。
図5は、第2の実施の形態例に係る配線基板の断面図である。ここでは、貫通孔にタップを立てることで貫通孔の内壁にネジ溝を形成する。具体的には、図5(a)に示すように、配線基板20の貫通穴65に貫通部材61を配設し、その貫通部材61に形成した貫通孔53を下穴としてタップ66を垂直に位置させた後、タップ66を所定方向に回転させて貫通孔53の側面(内壁)63を切削する。図5(b)は、貫通孔53の内壁にネジ溝(雌ネジ)57が形成された配線基板20の断面構造を示している。
ここでは、配線基板の固定に使用するネジ(雄ネジ)の外径に合わせて、下穴としての貫通孔53の内径、ネジ山の内径等を選択する。例えば、M2.0(メートルねじ)のネジを使用する場合、図5(a)に示す貫通孔53の内径をφ1.6mmとし、M2.0のタップでネジ山加工する。これにより、貫通孔53に形成されるネジ溝57は、ネジ山の内径がφ1.6mmで、ネジ山のピッチが0.4mm、ネジ山の高さが0.2mmとなる。図5(c)は、ネジ溝57が形成された貫通孔53にネジ70を挿入した状態を示す断面図である。
なお、第2の実施の形態例に係る配線基板20においても、上述した第1の実施の形態例と同様、図5(b)等に示すように貫通部材61の側面63a,63bと、貫通穴65の内壁面67a,67bとの間に空隙65a,65bが形成されている。
図6は、本実施の形態例に係る配線基板20を固定部材75に固定した例を示す断面図である。ここでは、配線基板20に配設した貫通部材71a,71bそれぞれに形成された貫通孔73a,73bにネジ部材70a,70bをねじ込んで挿通し、ネジ部材70a,70bの先端部分と、固定部材75に設けた雌ネジ部77a,77bとを螺着することで、配線基板20を固定部材75に固定している。
配線基板20において、貫通孔73a,73bの内壁にネジ溝(雌ネジ)が形成されているため、ネジの首から下全体がネジ部となっているネジ部材70a,70bを所定量、回転することで、配線基板20から突出するネジ部の長さを調整できる。その結果、図6に示すように、ネジ部材70a,70bのネジ部の所望の位置に貫通部材71a,71bを螺着できる。これにより、配線基板20と固定部材75との間に隙間を設け、その隙間の高さH1を任意に調整できるので、基板の表面側と裏面側の両面に部品78a〜78dを搭載した配線基板20を、搭載部品の高さに合わせて固定部材75に固定可能となる。
特に、配線基板20に搭載した部品78c,78dが発熱部品で放熱が必要な場合、それらの部品の上面部が固定部材75に接触するように配線基板20と固定部材75の隙間の高さH1を調整することで、部品78c,78dの放熱を簡単な構成で効率的に行える。
以上説明したように、第2の実施の形態例に係る配線基板では、熱伝導性の良好な金属からなり両端部に鍔部(フランジ)を有する貫通部材を、配線基板に設けた貫通穴に配設し、貫通部材の軸方向中心に設けた貫通孔の内壁にネジ溝(雌ネジ)を形成する。これにより、鍔部で配線基板を挟み込むとともに、貫通部材にネジ溝に合わせたネジ部材(雄ネジ)を挿通して固定部材に固定でき、その際、ネジ部材の回転量を調整することで配線基板と固定部材との間に任意の高さの隙間を設けることができるので、配線基板を固定部材から浮かせた状態で固定することができ、両面に部品を搭載した配線基板を固定部材に固定可能となる。
また、ネジ部材により配線基板を固定部材に固定し、支持することによる応力負荷が、貫通部材の貫通孔の内壁に形成したネジ溝の各ネジ山に分散されるので、ネジ部材そのものの破断を防ぎながら、強い締付け力により配線基板を固定部材に固定可能となる。
さらには、配線基板に配設した貫通部材の側面と、配線基板の貫通穴の内壁面との間に空隙を形成して、貫通部材の側面が基板に密着しない構成としたことで、貫通部材の貫通孔に対するネジ穿孔による配線基板への機械的なダメージがない。加えて、貫通部材周囲に設けた空隙により、貫通部材と配線基板の熱膨張差、ネジの熱膨張差を考慮する必要がないため、ヒートサイクルに起因するクラックの発生を回避できる。
本発明は上記の実施の形態例に限定されず、種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。
<変形例1>
上記第2の実施の形態例では、図6に示すように単一の配線基板20を、その貫通部材に形成した貫通孔を挿通するネジ部材60a,60bにより固定部材75に固定しているが、複数の配線基板を固定部材に固定する構成としてもよい。例えば、図7に示す例では、配線基板40a,40bそれぞれに配設した貫通部材71a〜71dに貫通孔83a〜83dを形成した後、それぞれにネジ溝を形成し、貫通孔83a,83cに共通するネジ部材60aを挿通し、貫通孔83b,83dには共通するネジ部材60bを挿通する。そして、ネジ部材60a,60bそれぞれの先端部分と、固定部材75に設けた雌ネジ部77a,77bとを螺着することによって、単一の固定部材75に2枚の配線基板40a,40bを固定できる。
<変形例2>
変形例2として、図8に示すように固定部材85の一方面側に雌ネジ部77a,77bを形成し、他方面側に雌ネジ部77c,77dを形成する。そして、配線基板40cの貫通孔93a,93bそれぞれを挿通するネジ部材70a,70bの先端部分と、固定部材85の雌ネジ部77a,77bとを螺着する。同様に、配線基板40dの貫通孔93c,93dそれぞれを挿通するネジ部材70c,70dの先端部分と、固定部材85の雌ネジ部77c,77dとを螺着する。これにより、単一の固定部材85に2枚の配線基板40c,40dを固定できる。
<変形例3>
変形例3として、図7に示す変形例1において、貫通部材71a〜71dを挿通させたネジ部材60a,60bに代えて、さらにネジ部の長さの長いネジ部材を使用することによって、2枚を超える、さらに多数の配線基板を連結固定した多階層構造とすることができる。多数の配線基板は図示のように両面部品搭載が可能なように一定距離を保って固定するだけではなく、複数枚の配線基板を密着させた状態で固定することも可能である。これと同様に、図8に示す変形例2においても、ネジ部の長さの長いネジ部材を使用することで、すなわち、図7に示す構成を、図8に示す固定部材85の表面側と裏面側それぞれにおける配線基板の固定構成に適用することで、固定部材85に多数の配線基板を固定した多階層構造を実現できる。
<変形例4>
図9は変形例4に係る配線基板であり、貫通部材が設けられたセラミックス回路基板を相互に連結する構成を示している。図9(a)に示す例では、セラミック配線基板90aに配設した貫通部材の貫通孔103a,103bの内壁にネジ溝(雌ネジ)を形成し、これらの貫通孔にネジ部材80a,80bを挿通する。一方、セラミック配線基板100に配設された貫通部材101a,101bそれぞれには、所定の深さを有する雌ネジ部91a,91bが形成されている。そこで、貫通孔103a,103bを挿通したネジ部材80a,80bの先端部分を雌ネジ部91a,91bに螺着することで、セラミックス配線基板90a,100を相互に連結できる。
図9(b)は、図9(a)に示す構成をセラミック配線基板100の他方の面側にも適用した例である。具体的には、セラミック配線基板100の貫通部材101a,101bの他方端側にも、所定の深さを有する雌ネジ部91c,91dを形成して、ネジ部材80a,80bの先端部分を雌ネジ部91a,91bに螺着するとともに、ネジ部材80c,80dの先端部分を雌ネジ部91c,91dに螺着する。これにより、セラミック配線基板100の両面側それぞれにセラミック配線基板90a,90bを連結した、セラミックス回路基板どうしの多階層結合が可能となる。
図9(a),(b)に示すいずれの例においても、ネジ部材80a〜80dの先端部分を雌ネジ部91a〜91dに螺着する深さを調整することで、配線基板90a,100間の距離H2、配線基板90b,100間の距離H3を任意に調整できる。また、配線基板100の雌ネジ部91a〜91dは、貫通部材101a,101bを貫通させる必要がないため、配線基板100が厚くなり貫通部材101a,101bが軸方向に長い場合であっても、雌ネジ部91a〜91dを容易に形成できる。
<変形例5>
図7〜図9に示す例では、貫通部材の貫通孔の内壁にネジ溝を形成し、その貫通孔を挿通させるネジ部材70a〜70d,80a〜80dとして、ネジの首から下全体をネジ部としたネジ部材を使用して、複数の配線基板を固定する多階層構造にしているが、これに限定されない。例えば、貫通部材の貫通孔の内壁にネジ溝を設けず、図1等に示すネジ部材30のように先端部分に雄ネジ部を設けたネジ部材を使用し、さらに、セラミックス配線基板間、あるいは配線基板と固定部材間においてネジ部材と同軸状にスペーサ等を挿入して、セラミックス配線基板相互の間隔、配線基板と固定部材との間隔を維持する構成とすることで、複数の配線基板の多階層構造化を実現してもよい。また、図9に示す配線基板間の距離H2,H3をゼロとして複数枚のセラミック基板を重ね合わせて固定したり、一方の配線基板を蓋体のように用いて固定することも可能である。
<変形例6>
上記第1および第2の実施の形態例では、配線基板に配設した貫通部材の上面と下面それぞれが、配線基板の表面と裏面と同一平面にある例を示したが、例えば図10に示すように、貫通部材111の鍔部117a,117bが配線基板110の表面113と裏面115よりも凸状に突出する形状としてもよい。こうすることで、配線基板110の貫通穴125の上下周辺部に凹部を形成する必要がなくなるため、セラミックスグリーンシートの加工工程を簡素化できる。
また、配線基板110に配設された貫通部材111の鍔部117a,117b間の軸方向の距離が配線基板110の厚さと同一となり、貫通部材111に形成した貫通孔123の軸方向の距離も長くなる。このことから、例えば、貫通孔123の内壁にネジ溝を形成して、その貫通孔123を挿通したネジ部材(図10では不図示)によって配線基板110を不図示の固定部材に固定する構成とした場合、ネジ部材の雄ネジ部と、貫通孔内壁のネジ溝の雌ネジ部とが噛み合う距離が長くなるため、貫通部材111を構成する金属部材111a,111b相互の接合力、結合力が増大し、配線基板110を挟み込む鍔部117a,117bを補強する効果がある。
なお、図10に示す貫通部材111は、貫通穴125の周辺に鍔部117a,117bを収納する凹部(キャビティ)がないため、配線基板に貫通部材を配設した後に貫通孔を穿孔しようとすると、貫通部材が回転等して円滑な穿孔が困難になることが想定される。そこで、貫通部材を配線基板に組み込む前に貫通部材に貫通孔を穿孔しておいてもよい。
<変形例7>
上記第1および第2の実施の形態例では、一方端部に鍔部(フランジ)が形成された一対のリベット形状の金属部材を相互に接合して貫通部材を形成したが、貫通部材の構造は、これに限定されない。例えば、図示を省略するが、一方端部に鍔部(フランジ)を有し、縦断面の形状がT字型の金属体(例えば、銅からなる)を、配線基板の貫通穴の下方向から差し込み、その金属体をめっき対象として負電位を印加し、その金属体のうち鍔部が形成された端部と反対側の端面の近傍に陽極板を設置する。そして、金属体が差し込まれた配線基板を、金属体と同一の金属のめっき液を充填しためっき槽の中に浸して、金属体の上記反対側の端面にめっきを析出させることで鍔部を形成してもよい。ここでは、金属体の一方端部に有する鍔部と、上記のようにめっき形成された鍔部とによって配線基板が上面および下面から挟み込まれる。
<変形例8>
配線基板に取り付けられる貫通部材の形状は、図1に示す例に限定されない。図11(a)は、第1および第2の実施の形態例に係る配線基板で使用した、図1に示す貫通部材1であり、図11(b)〜(d)は、貫通部材の変形例を示しており、各図の上段が外観斜視図、下段が貫通部材を矢印方向から見たときの平面図である。図11(a)の貫通部材1は、その両端部に形成された鍔部(フランジ)7a,7bの平面視形状が円形である。そのため、鍔部7a,7bによる配線基板に対する上下の挟み込み力のみでは、貫通部材1の軸中心にドリル等で貫通孔3を穿孔する際、さらには、その貫通孔3を下穴としてタップにより貫通孔3の内壁にネジ溝を形成する際に、配線基板の貫通穴周辺に形成した凹部(キャビティ)5a内で貫通部材1が矢印で示すように回転して不安定となり、穿孔等の作業性に影響が出る可能性がある。
そこで、鍔部の辺部が凹部(キャビティ)5aに引っ掛かり、穿孔時等において貫通部材がドリルとともに回転するのを防止するようにしてもよい。例えば図11(b)は、貫通部材131の鍔部127a,127bの形状を、矩形(正方形)の四隅を切欠いた形状とした例であり、図11(c)は、貫通部材141の鍔部137a,137bの形状を矩形(正方形)とした例である。図11(b),(c)のいずれも、鍔部の辺の長さA,Bは、配線基板の凹部(キャビティ)5aの縦横の長さよりもわずかに短く設定する。
また、図11(a)〜(c)に示す例では、胴部9a,9b,129a,129b,139a,139bの断面形状が円形であるが、図11(d)は、貫通部材151の胴部149a,149bの断面形状を、配線基板に形成した貫通穴の形状に合わせて矩形にした例を示している。胴部の断面形状を矩形にすることによっても、貫通部材への穿孔時等における貫通部材の回転を防止できる。
1,61,71a〜71d,111,131 貫通部材
1a,1b,111a,111b 金属部材
3,53,73a,73b,83a〜83d,93a〜93d,103a〜103d,123 貫通孔
4a,4b 突き合せ面
5,125 貫通穴
5a,5b 凹部(キャビティ)
5a´,5b´ 凹部の底面部
6,8 配線
7a,7b,117a,117b,127a,127b,137a,137b,147a,147b 鍔部(フランジ)
9a,9b,129a,129b,139a,139b,149b,149b 胴部
10,20,40a〜40d,90a,90b,110 セラミック配線基板
15,75,85 固定部材
15a,77a〜77d,91a〜91d 雌ネジ部
23a,23b,63a,63b 貫通部材の側面
27a,27b 貫通穴の内壁面
30,60a,60b,70a〜70d,80a〜80d ネジ部材
30a ネジ部(雄ネジ部)
31 接合剤
35 ドリル刃
41 発熱部品
45 ワイヤーボンディング
51 ホットプレート
57 ネジ溝(雌ネジ)
65a,65b 空隙
66 タップ
78a〜78d 搭載部品

Claims (9)

  1. セラミック基板において厚さ方向に貫通する第1の貫通孔と、該第1の貫通孔に挿入された貫通部材とを備えるセラミック配線基板であって、
    前記貫通部材は、一方端に鍔部が形成された一対の金属部材それぞれの他方端を前記第1の貫通孔内で突き合せて形成され、両端に鍔部を有するとともに軸方向の中心を貫通する第2の貫通孔が形成されていることを特徴とするセラミック配線基板。
  2. 前記第2の貫通孔を挿通するネジ部材により当該セラミック配線基板が支持部材に固定されることを特徴とする請求項1に記載のセラミック配線基板。
  3. 複数の当該セラミック配線基板を所定距離離間させて前記支持部材の一方側または両方側に固定したことを特徴とする請求項に記載のセラミック配線基板。
  4. 複数の当該セラミック配線基板を相互に密着させて前記支持部材の一方側または両方側に固定したことを特徴とする請求項に記載のセラミック配線基板。
  5. 複数の前記貫通部材相互間を結合するネジ部材を介して複数の当該セラミック配線基板どうしを所定距離離間させて連結したことを特徴とする請求項1に記載のセラミック配線基板。
  6. 複数の前記貫通部材相互間を結合するネジ部材を介して複数の当該セラミック配線基板どうしを密着させて連結したことを特徴とする請求項1に記載のセラミック配線基板。
  7. 前記第2の貫通孔の内壁にネジ溝を形成したことを特徴とする請求項1に記載のセラミック配線基板。
  8. 前記貫通部材と前記第1の貫通孔の内壁との間に空隙を設けたことを特徴とする請求項1に記載のセラミック配線基板。
  9. 前記貫通部材と前記第1の貫通孔の内壁との間に接合剤が介在しないことを特徴とする請求項1に記載のセラミック配線基板。
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