JP6865442B2 - 遮音構造 - Google Patents

遮音構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6865442B2
JP6865442B2 JP2019047142A JP2019047142A JP6865442B2 JP 6865442 B2 JP6865442 B2 JP 6865442B2 JP 2019047142 A JP2019047142 A JP 2019047142A JP 2019047142 A JP2019047142 A JP 2019047142A JP 6865442 B2 JP6865442 B2 JP 6865442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound insulation
insulation structure
spring
mass
mass portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019047142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020148939A (ja
Inventor
育美 栗原
育美 栗原
近藤 隆
隆 近藤
好洋 野口
好洋 野口
祐真 坪井
祐真 坪井
誉夫 山口
誉夫 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Gunma University NUC
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Gunma University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Gunma University NUC filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2019047142A priority Critical patent/JP6865442B2/ja
Priority to CN202010166141.6A priority patent/CN111688600B/zh
Priority to US16/815,264 priority patent/US11148617B2/en
Publication of JP2020148939A publication Critical patent/JP2020148939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6865442B2 publication Critical patent/JP6865442B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation
    • B60R13/0815Acoustic or thermal insulation of passenger compartments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/02Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/06Fixed roofs

Description

本発明は、遮音構造に関する。
自動車等の車両や、建物等において、外部から内部空間への騒音の侵入、あるいは内部空間から外部への騒音の漏出を防ぐため、外部と内部空間とを区画する区画部材に、遮音性能を有した遮音材を設けることが行われている。
例えば、特許文献1には、区画部材(屋根板)と内部空間側の多孔質下地材との間に、複数の凹部を有したスペーサを、遮音材として配置した構成が開示されている。このような構成によれば、スペーサに形成された凹部内に、区画部材側から侵入した騒音(音波)が入り込み、凹部内で反射することで、遮音性能を発揮する。
また、特許文献2には、区画部材(車両床板)に、遮音材としてウレタン層を載せ、このウレタン層によって騒音を減衰して遮音性を発揮する構成が開示されている。また、この構成においては、ウレタン層に板状のマス層を載せることで、マス層を質量とし、ウレタン層をバネとした遮音構造を備えている。
特許文献3には、発泡多孔質材料または繊維材料からなる遮音材を、フィルムにより形成された袋内に配置し、封止気体を袋内に封止した構成が開示されている。
特開2010−265589号公報 特開2003−104135号公報 特開2006−123614号公報
ところで、遮音性をさらに高めることは、常に望まれている。例えば、自動車においては、車体のアウターパネルを形成する材料を、例えば車重の軽量化による燃料消費率向上等のために、鉄系材料からアルミ系材料や樹脂系材料に代替する場合がある。すると、アウターパネル自体における遮音性が低下する場合があり、遮音性をさらに高めることが要求される。
しかし、上記特許文献1〜3に開示されたような従来の技術において、遮音性をさらに高めようとすると、いずれも遮音材の厚さを増大させる必要がある。しかし、遮音材の厚さが増えると、遮音材の使用量増加に伴い、重量の増加及びコストの上昇を招いてしまう。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、重量増加、コストの上昇を抑えつつ、遮音性を高めることのできる遮音構造を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明(遮音構造)は、構造体(例えば実施形態の車体1)の内部空間(例えば実施形態の内部空間3)と外部(例えば実施形態の外部4)とを区画する区画部材(例えば実施形態のアウターパネル5、インナーパネル6)に対して間隔をあけて配置され、少なくとも一部に平面形状を有するマス部(例えば実施形態のマス部11)と、前記マス部において前記区画部材に対向する側に複数配置されたバネ部(例えば実施形態のバネ部12)と、を備え、前記バネ部は、気密性及び可撓性を有した中空の膜材(例えば実施形態の膜材14、21)と、前記膜材の内部に封入されたガス(例えば実施形態のガス15)と、を有し、前記膜材は、前記区画部材と前記マス部の配列方向に対して段つき形成された段付き部(例えば実施形態の第1段付き部14b、第2段付き部14c)を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遮音構造において、前記マス部と前記バネ部とを含む遮音部材(例えば実施形態の遮音部材10)を形成し、前記遮音部材は、前記バネ部の前記区画部材に対向する側に設けられ、前記区画部材に接合可能な接合層部材(例えば実施形態の接合層部材13)をさらに備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遮音構造において、前記マス部は、ポリプロピレンからなり、前記膜材は、エチレン−ビニルアルコール共重合体からなり、前記接合層部材は、ポリエチレンからなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の遮音構造において、前記マス部は、前記バネ部の前記膜材よりも、比重が大きい材料で形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の遮音構造において、前記バネ部の前記膜材は、前記マス部よりもヤング率が低い材料で形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の遮音構造において、複数の前記バネ部は、前記区画部材に対向する対向面に沿った方向において互いに間隔をあけて配置されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の遮音構造において、前記ガスは、空気であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の遮音構造において、前記ガスは、二酸化炭素またはヘリウムであることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の遮音構造において、前記構造体は、自動車の車体(例えば実施形態の車体1)であり、前記区画部材が前記車体のアウターパネル(例えば実施形態のアウターパネル5)または前記車体の内装を形成するインナーパネル(例えば実施形態のインナーパネル6)であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、マス部を質量とし、バネ部をバネとした遮音構造を構成することができる。したがって、マス部の質量とバネ部のバネのバネ定数を適宜調整することで、マス部が騒音に対して共振する周波数を調整し、目的の周波数域の騒音を効率良く抑えることができる。
さらに、遮音構造は、中空の膜材の内部にガスを封入した構成であるため、膜材を形成する材料の使用量が、ウレタン層に比較すれば大幅に少ない。したがって、マス部と区画部材とが対向する方向における遮音構造の厚さを大きくしても、重量増加、コストの上昇を抑えつつ、遮音性を高めることができる。
加えて、膜材に段付き部を有することにより、段付き部の断面積を小さく調整できる。よって、バネ部のバネ定数を下げることにより、遮音構造による共振周波数を下げることができる。したがって、遮音構造による重量増加、コストの上昇を抑えつつ、遮音性を一層高めることができる。
請求項2に記載した発明によれば、マス部とバネ部とにより遮音部材を構成し、この遮音部材において、バネ部の区画部材に対向する側に接合層部材を設けることにより、区画部材に対し、遮音構造を接合層部材によって接合し、区画部材に遮音構造を容易に設けることができる。
請求項3に記載した発明によれば、マス部をポリプロピレンで形成することで、高い成形性を得ることができる。また、膜材を、エチレン−ビニルアルコール共重合体で形成することで、高い気密性を得て、膜材の内部に封入したガスの漏出を抑えることができる。
さらに、接合層部材をポリエチレンから形成することで、区画部材に対して容易かつ確実に接合することができる。
請求項4に記載した発明によれば、マス部の比重を膜材の比重よりも大きくすることで、マス部の質量としての機能を有効に発揮することができる。
請求項5に記載した発明によれば、膜材のヤング率をマス部のヤング率よりも低くしたことにより、バネ部が弾性変形しやすくなり、騒音を効率良く抑えることができる。
請求項6に記載した発明によれば、複数のバネ部を、対向面に沿う方向で互いに間隔をあけて設けることにより、マス部が区画部材側に向かって接離するように変位するのにともなってバネ部が弾性変形するときに、互いに隣り合うバネ部同士が緩衝することを抑えることができる。これにより、バネ部の変形を他のバネ部が阻害することを抑え、騒音を効率良く抑えることができる。
請求項7に記載した発明によれば、膜材内に封入するガスとして空気を用いることで、低コスト化を図ることができる。
請求項8に記載した発明によれば、膜材内に封入するガスとして二酸化炭素を用いることにより、空気中よりも音速(音波の伝搬速度)が下がり、遮音性能を向上させることができる。また、膜材内に封入するガスとしてヘリウムを用いることにより、空気よりも密度が低くなり、遮音性能を向上させることができる。
請求項9に記載した発明によれば、上記したような遮音構造を、自動車の車体のアウターパネルまたはインナーパネルに設けることで、車体の内部空間における遮音性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る遮音構造を備えた車体を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る遮音構造を備えた車体のルーフ部を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る遮音構造を備えた車体のルーフ部を車外側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る遮音構造を示す図3のIV−IV線に沿う断面図である。 本発明の実施形態に係る遮音構造におけるバネ部の配置を示す図4のV矢視方向から見た底面図である。 本発明の実施形態に係る遮音構造を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る遮音構造をモデル化した図である。 比較例の遮音構造を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る遮音構造と比較例の遮音構造との透過損失を示すグラフである。 本発明の実施形態の第一変形例に係る遮音構造の側面図である。 本発明の実施形態の第一変形例に係る遮音構造と比較例の遮音構造との透過損失を示すグラフである。 本発明の実施形態の第二変形例に係る遮音構造におけるバネ部の配置を示す底面図である。 本発明の実施形態の第二変形例に係る遮音構造において図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。 本発明の実施形態の第三変形例に係る遮音構造におけるバネ部の配置を示す底面図である。 本発明の実施形態の第四変形例に係る遮音構造を備えた車体のルーフ部を示す断面図である。 本発明の実施形態の第四変形例に係る遮音構造の要部を拡大した断面図である。 本発明の実施形態の第五変形例に係る遮音構造を備えた車体のルーフ部を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは左側方を指すものとする。実施形態においては、一例として、構造体を自動車の車体1として説明するが、構造体は自動車の車体1に限定するものではない。
図1に示すように、自動車の車体1は、車体本体1Aと、左右のフロントサイドドア1Bと、左右のリヤサイドドア1Cと、ボンネット1Dと、テールゲート1Eと、左右のクオータパネル1F(右クオータパネル1Fは図示せず)と、ルーフ部1Gとを備えている。
以下、実施形態においては、一例として、ルーフ部1Gに遮音構造を備えた例について説明するが、これに限定するものではない。その他の例として、例えば、遮音構造を左右のフロントサイドドア1B、左右のリヤサイドドア1C、ボンネット1D、テールゲート1E、左右のクオータパネル1F、ルーフ部1G等に備えることも可能である。
図2、図3に示すように、本実施形態に係る遮音構造は、遮音部材10を備えている。遮音部材10は、ルーフ部1Gのアウターパネル(区画部材)5と、車体1内の内部空間3に臨み、内装を形成するインナーパネル(ルーフガーニッシュ、区画部材)6と、の間に設けられている。この遮音部材10は、アウターパネル5の下面に固定されている。
図4、図5に示すように、遮音部材10は、マス部11と、バネ部12と、接合層部材13と、を備えている。遮音部材10は、アウターパネル5とインナーパネル6(図2参照)との間の空間に配置されている。
マス部11は、例えば板状で、車体1の内部空間3と外部4(図2参照)とを区画するアウターパネル5に対して間隔をあけて配置される。マス部11は、後述するバネ部12の膜材14よりも比重が大きく、高い成形性を有している材料で形成するのが好ましい。このようなマス部11を形成する材料としては、例えば、ポリプロピレン(PP)を用いるのが好ましい。なお、マス部11は板状に限らず、少なくとも一部に平面形状を有する部材であればよい。
バネ部12は、マス部11においてアウターパネル5に対向する側の対向面に沿って互いに間隔をあけて複数配置されている。この実施形態において、バネ部12は、マス部11に沿って千鳥状に配置されている。
各バネ部12は、中空の膜材14と、膜材14の内部に封入されたガス15(図6も参照)と、を有している。
図6に示すように、膜材14は、マス部11とアウターパネル5とが対向する方向を軸線として延びる筒状をなしている。膜材14は、筒状部14aと、第1段付き部(段付き部)14bと、第2段付き部(段付き部)14cと、第1端部閉塞部14dと、第2端部閉塞部14eとを一体に備えた密閉容器状をなしている。この膜材14は、気密性及び可撓性を有した材料から形成されている。
また、膜材14は、マス部11よりも積極的に弾性変形するよう、マス部11を形成する材料よりもヤング率が低い材料で形成するのが好ましい。このような膜材14を形成する材料としては、例えば、エチレン−ビニルアルコール共重合体(例えば、株式会社クラレ製「エバール」(登録商標))を用いるのが好ましい。なお、膜材14が有する「気密性」については、完全に空気の出入りのない閉空間を形成するものに限らず、膜材14がバネ部として機能できるくらいに多少の空気の出入りを許容することもできる。
筒状部14aは、筒状外周部14fと、第1円板部14gと、第2円板部14hとを有する。筒状外周部14fは、マス部11とアウターパネル5とが対向する方向から見た断面形状が例えば円形の筒状に形成されている。第1円板部14gは、筒状外周部14fの第1端部14iに外周が一体に形成され、アウターパネル5に沿って配置されている。第2円板部14hは、筒状外周部14fの第2端部14jに外周が一体に形成され、マス部11に沿って配置されている。
第1円板部14gの内周に第1段付き部14bが形成されている。第1段付き部14bは、筒状外周部14fと同軸に形成されている。第1段付き部14bは、マス部11とアウターパネル5とが対向する方向から見た断面形状が、例えば筒状外周部14fに対して小径となるように円形の筒状に形成されている。すなわち、第1段付き部14bは、筒状部14aと比べて断面積が小さく設定されている。
第1段付き部14bと第1円板部14gとにより第1段部14kが凹状に形成されている。
第2円板部14hの内周に第2段付き部14cが形成されている。第2段付き部14cは、第1段付き部14bと同軸に形成されている。第2段付き部14cは、マス部11とアウターパネル5とが対向する方向から見た断面形状が、例えば第1段付き部14bと同径となるように円形の筒状に形成されている。すなわち、第2段付き部14cは、筒状部14aと比べて断面積が小さく設定されている。
第2段付き部14cと第2円板部14hとにより第2段部14lが凹状に形成されている。
第1段付き部14bの端部(すなわち、接合層部材13側の端部)が第1端部閉塞部14dで閉塞されている。第1端部閉塞部14dは、アウターパネル5に沿って平坦に形成されている。第1端部閉塞部14dは、例えば、アウターパネル5に接合層部材13により一体に接合されている。接合層部材13については後で詳しく説明する。
第2段付き部14cの端部(すなわち、マス部11側の端部)が第2端部閉塞部14eで閉塞されている。第2端部閉塞部14eは、マス部11に沿って平坦に形成されている。第2端部閉塞部14eは、例えば、マス部11に接着剤、溶着等により一体に接合されている。
すなわち、膜材14は、アウターパネル5とマス部11との配列方向に対して段つき形成された第1段付き部14bおよび第2段付き部14cを有している。膜材14に第1段付き部14b及び第2段付き部14cを備えた理由については後で詳しく説明する。
ガス15は、中空の膜材14の内部に、少なくとも膜材14の弛みが無くなるよう、予め設定した圧力以上に充填されている。
このようなガス15としては、例えば、空気を用いることができる。また、ガス15としては、二酸化炭素、ヘリウムを用いることもできる。
接合層部材13は、バネ部12において、アウターパネル5に対向する側に設けられている。この実施形態において、接合層部材13は、膜状をなし、複数のバネ部12を覆うように形成されている(図4参照)。
このような接合層部材13は、アウターパネル5に接合可能な材料により形成されている。この実施形態では、接合層部材13は、アウターパネル5に超音波や熱等を用いた溶着により接合される。このため、接合層部材13は、アウターパネル5に対する溶着性に優れる材料で形成するのが好ましい。このような接合層部材13を形成する材料としては、例えば、ポリエチレン(PE)を用いることができる。なお、接合層部材13が粘着層や接着剤でアウターパネル5に接合されてもよい。
なお、接合層部材13は、各バネ部12のアウターパネル5側の第1端部閉塞部14cのみに設けられているが、これに限らない。その他の例として、接合層部材13を各バネ部12のマス部11側の第2端部閉塞部14dに設けてマス部11を接合してもよい。
遮音部材10を構成する上記のマス部11と、バネ部12と、接合層部材13とは、接着剤、溶着等により、互いに接合されて一体化している。
図2、図3に示すように、遮音部材10は、車体1のアウターパネル5に対し、アウターパネル5に設けられた補強フレーム(ルーフクロスメンバ)8を避けた位置に設けられている。この実施形態では、遮音部材10は、互いに隣り合う補強フレーム8の間において、補強フレーム8が延びる方向を長手方向とする帯状に形成されている。このように、遮音部材10は、アウターパネル5の形状や、アウターパネル5に設けられる補強フレーム8やその他の部材の配置に応じて形成され、四角形に限らず、三角形や台形、その他の各種形状に形成することができる。
図6、図7に示すように、上記遮音部材10は、マス部11とバネ部12とを備えることで、マス部11を質量mとし、バネ部12をバネ定数kのバネとした遮音構造を構成する。このような遮音構造の遮音部材10においては、マス部11の重さと、バネ部12を構成する膜材14に封入するガス15の圧力と、を調整することで、質量mとバネ定数kとを調整する。
上述したように、遮音部材10は、マス部11とバネ部12とを備え、バネ部12は、中空の膜材14の内部にガス15を封入することで形成されている。
このようにして、遮音部材10は、マス部11を質量mとし、バネ部12をバネ定数kのバネとした遮音構造を構成することができる。また、膜材14内に封入するガス15の圧力を調整することで、バネ部12のバネ定数kの調整を行うことができる。さらに、バネ部12は中空の膜材14の内部にガス15を封入した構成であるため、膜材14を形成する材料の使用量が、ウレタン層に比較すれば大幅に少ない。これにより、遮音性を高めるために、マス部11とアウターパネル5とが対向する方向におけるバネ部12の厚さ(すなわち、遮音部材10の厚さt1)を大きくしても、バネ部12の重量増加、コストの上昇を抑えることができる。
したがって、重量増加、コストの上昇を抑えつつ、遮音性を高めることができる。
また、バネ部12においてアウターパネル5に対向する側に接合層部材13を設けるようにした。
これにより、アウターパネル5に対し、遮音部材10を接合層部材13によって接合して取り付けることができる。
また、マス部11をポリプロピレンで形成することで、高い成形性を得ることができる。また、膜材14を、エチレン−ビニルアルコール共重合体で形成することで、高い気密性を得て、膜材14の内部に封入したガス15の漏出を抑えることができる。さらに、接合層部材13をポリエチレンから形成することで、アウターパネル5に対して容易かつ確実に溶着することができる。
また、マス部11の比重を膜材14の比重よりも大きくするようにした。
これにより、マス部11の質量としての機能を有効に発揮することができる。
また、膜材14のヤング率をマス部11のヤング率よりも低くした。
これにより、バネ部12が弾性変形しやすくなり、騒音を効率良く抑えることができる。
また、複数のバネ部12を、対向面に沿う方向で互いに間隔をあけて設けるようにした。
これにより、マス部11がアウターパネル5側に向かって接離するように変位するのにともなってバネ部12が弾性変形するときに、互いに隣り合うバネ部12同士が緩衝することを抑えることができる。これにより、バネ部12の変形を他のバネ部12が阻害することを抑え、騒音を効率良く抑えることができる。
また、膜材14内に封入するガス15として空気を用いるようにした。
これにより、遮音部材10の低コスト化を図ることができる。
また、膜材14内に封入するガス15として二酸化炭素を用いれば、空気中よりも音速(音波の伝搬速度)が下がる。これにより、遮音性能を向上させることができる。
また、膜材14内に封入するガス15としてヘリウムを用いれば、空気よりも密度が低くなる。これにより、遮音性能を向上させることができる。
つぎに、膜材14に第1段付き部14b及び第2段付き部14cを備えた理由を図6、図8、図9に基づいて説明する。図6は実施形態の遮音部材10を示し、図8は比較例の遮音部材100を示す。図9は遮音部材10と遮音部材100との透過損失を示すグラフである。図9のグラフにおいて、縦軸は透過損失(dB)を示し、横軸は周波数(Hz)を示す。
図8に示すように、比較例の遮音部材100は、膜材101が実施形態の遮音部材10と異なるだけで、その他の構成は遮音部材10と同様である。
膜材101は、マス部11とアウターパネル5とが対向する方向を軸線として延びる筒状をなしている。膜材101は、マス部11とアウターパネル5とが対向する方向から見た断面形状が例えば円形の筒状部101aと、筒状部101aの接合層部材13側の端部を閉塞する第1端部閉塞部101bと、筒状部14aのマス部11側の端部を閉塞する第2端部閉塞部101cとを一体に備えた密閉容器状をなしている。
すなわち、比較例の膜材101は、図6に示す実施形態の膜材14から第1段付き部14bと、第2段付き部14cとを除去した点で膜材14と異なるのみで、その他の構成は実施形態の膜材14と同様である。
図8に戻って、比較例の膜材101は、全域が筒状部101aで形成されているため、実施形態の膜材14に比べて断面積を小さく設定(調整)することが難しい。よって、膜材101は、膜材14内に封入するガス15の圧力の調整のみでバネ部のバネ定数を好適に下げることが難しい。このため、比較例の遮音部材100は共振周波数を下げることが難しい。
一方、図6に示すように、実施形態の膜材14は、第1段付き部14bと第2段付き部14cとを備えている。第1段付き部14b及び第2段付き部14cは、筒状部14aと比べて断面積が小さく設定(調整)されている。よって、バネ部12のバネ定数k(図7参照)を好適に下げることができる。これにより、遮音部材10による共振周波数を下げることができる。したがって、遮音部材10による重量増加、コストの上昇を抑えつつ、遮音性を一層高めることができる。
図9において、実施形態の遮音部材10(図6参照)の透過損失をグラフG1で示し、比較例の遮音部材100(図8参照)の透過損失をグラフG2で示す。グラフG1は共振周波数H1であり、グラフG2は共振周波数H2である。グラフG1の共振周波数H1は、グラフG2の共振周波数H2より下げられている。
遮音部材10の共振周波数H1が遮音部材100の共振周波数H2より下げられることにより、遮音部材10の透過損失を遮音部材100の透過損失より大きく確保することができる。すなわち、遮音部材10は、遮音部材100に対して領域Eの範囲において遮音性を高めることができる。
このように、図8に示す比較例にかかる遮音部材100は、共振周波数H2(図9参照)を下げることが難しく、透過損失を確保することが難しい。
一方、図6に示す本実施形態の遮音部材10は、膜材14に第1段付き部14bと第2段付き部14cとを備えることにより、バネ部12のバネ定数k(図7参照)を下げて共振周波数H1(図9参照)を下げることができる。
これにより、遮音部材10による重量増加、コストの上昇を抑えつつ、遮音性を一層高めることができる。したがって、遮音部材10を、図2に示す自動車の車体1のアウターパネル5に取り付けることで、車体1の内部空間3における遮音性を高めることができる。
以下、実施形態の第一変形例〜第五変形例を図10〜図17に基づいて説明する。なお、第一変形例〜第五変形例において実施形態と同一類似構成については同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
(実施形態の第一変形例)
まず、実施形態の第一変形例を図10、図11に基づいて説明する。
図10に示すように、遮音部材20は、実施形態の膜材14を膜材21に代えたもので、その他の構成は実施形態の遮音部材10と同様である。
膜材21は、実施形態の膜材14と同様に、マス部11とアウターパネル5とが対向する方向を軸線として延びる筒状をなしている。具体的には、膜材21は、筒状部21aと、第1段付き部14bと、第1端部閉塞部14dと、第2端部閉塞部21bとを一体に備えた密閉容器状をなしている。
筒状部21aは、筒状外周部21cと、第1円板部14gとを有する。筒状外周部21cは、実施形態の筒状外周部14fと同様に、マス部11とアウターパネル5とが対向する方向から見た断面形状が例えば円形の筒状に形成されている。筒状外周部21cの第1端部21dに第1円板部14gの外周が一体に形成されている。
第1円板部14gの内周に第1段付き部14bが形成されている。第1段付き部14bのうち、接合層部材13側の端部が第1端部閉塞部14dで閉塞されている。
筒状外周部21cのうち、マス部11側の第2端部21eが第2端部閉塞部21bで閉塞されている。第2端部閉塞部21bは、マス部11に沿って平坦に形成されている。第2端部閉塞部21bは、実施形態の第2端部閉塞部14eと同様に、例えば、マス部11に接着剤、溶着等により一体に接合されている。
すなわち、第一変形例の膜材21は、アウターパネル5とマス部11との配列方向に対して段つき形成された第1段付き部14bを有している。
図11において、第一変形例の遮音部材20の透過損失をグラフG3で示す。グラフG3の共振周波数H3は、グラフG1の共振周波数H1と略同じ周波数であり、グラフG2の共振周波数H2より下げられている。
グラフG1は実施形態の遮音部材10(図6参照)の透過損失を示し、グラフG2は比較例の遮音部材100(図8参照)の透過損失を示す。
遮音部材20の共振周波数H3が遮音部材100の共振周波数H2より下げられることにより、遮音部材20の透過損失を遮音部材100の透過損失より大きく確保することができる。これにより、遮音部材20は、遮音部材100に対して遮音性を高めることができる。
このように、図10に示す遮音部材20は、膜材21に第1段付き部14bを備えることにより、バネ部のバネ定数を下げて共振周波数H3(図10参照)を下げることができる。これにより、実施形態の遮音部材10と同様に、遮音部材20による重量増加、コストの上昇を抑えつつ、遮音性を一層高めることができる。したがって、遮音部材20を、図2に示す自動車の車体1のアウターパネル5に取り付けることで、車体1の内部空間3における遮音性を高めることができる。
第一変形例の遮音部材20においては、第1段付き部14bを閉塞する第1端部閉塞部14dがアウターパネル5に接合層部材13を介して接合される例について説明したが、これに限らない。その他の例として、筒状部21aを閉塞する第2端部閉塞部21bがアウターパネル5に接合層部材13を介して接合されることも可能である。この場合、第1段付き部14bを閉塞する第1端部閉塞部14dがマス部11に接合される。
(実施形態の第二変形例)
つぎに、実施形態の第二変形例を図12、図13に基づいて説明する。
上記実施形態では、各バネ部12(図6参照)を、断面円形としたが、これに限らない。例えば、図12、図13に示すように、バネ部12Bを、上記実施形態のバネ部12よりも断面積が大きな略矩形状に形成してもよい。これにより、バネ部12Bのガス15の封入面積を実施形態のバネ部12に比べて大きくできる。
この場合、互いに隣り合うバネ部12B同士の間隔を、上記実施形態におけるバネ部12同士の間隔よりも狭めるようにしてもよい。
(実施形態の第三変形例)
つぎに、実施形態の第三変形例を図14に基づいて説明する。
図14に示すように、バネ部12Cを、断面六角形状とし、互いに隣り合うバネ部12Cを隙間無く配置し、いわゆるハニカム状に構成することもできる。バネ部12Cをハニカム状に構成することにより、バネ部12Cのガス15の封入面積を実施形態のバネ部12に比べて大きくできる。
(実施形態の第四変形例)
つぎに、実施形態の第四変形例を図15、図16に基づいて説明する。
上記したような遮音部材10において、図15、図16に示すように、接合層部材13側に、硬質のボード材16を追加することもできる。この場合、ボード材16は、膜材14よりも硬質な樹脂材料等から形成することができる。このようなボード材16は、バネ部12と接合層部材13との間に挟み込むように設けることができる。
(実施形態の第五変形例)
つぎに、実施形態の第五変形例を図17に基づいて説明する。
図17に示すように、例えば、遮音部材10は、アウターパネル5側ではなく、インナーパネル6側に装着することもできる。この場合、遮音部材10は、接合層部材13をインナーパネル6に接合し、マス部11は、アウターパネル5側に位置するように設けることができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態及びその変形例に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、マス部11と膜材14、21とを一体に成形するようにしてもよい。これにより、マス部11と膜材14、21とを別途接合する必要がなく、遮音部材10の製造を効率良く行うことができる。
例えば、上記実施形態及びその変形例では、遮音部材10を車体1のルーフ部1Gに設けるようにしたが、これに限らない。遮音部材10は、左右のフロントサイドドア1B、左右のリヤサイドドア1C、ボンネット1D、テールゲート1E、左右のクオータパネル1F、ルーフ部1G等、他の部位に設けるようにしてもよい。また、遮音部材10は、自動車に限らず、建物の天井、壁、床、各種装置のカバー等、他の構造体に設けるようにしてもよい。
遮音構造を車体1から独立した遮音部材10で構成することで製造や取り扱いが容易になるが、マス部11とバネ部12、12B、12Cとを備える遮音構造を区画部材に直接設ける構成としてもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 車体(構造体)
3 内部空間
4 外部
5 アウターパネル(区画部材)
6 インナーパネル(区画部材)
10、20 遮音部材
11 マス部
12、12B、12C バネ部
13 接合層部材
14、21 膜材
14a、21a 筒状部
14b 第1段付き部(段付き部)
14c 第2段付き部(段付き部)
14d 第1端部閉塞部
14e、21b 第2端部閉塞部
15 ガス

Claims (9)

  1. 構造体の内部空間と外部とを区画する区画部材に対して間隔をあけて配置され、少なくとも一部に平面形状を有するマス部と、
    前記マス部において前記区画部材に対向する側に複数配置されたバネ部と、を備え、
    前記バネ部は、
    気密性及び可撓性を有した中空の膜材と、
    前記膜材の内部に封入されたガスと、を有し、
    前記膜材は、前記区画部材と前記マス部の配列方向に対して段つき形成された段付き部を有することを特徴とする遮音構造。
  2. 前記マス部と前記バネ部とを含む遮音部材を構成し、
    前記遮音部材は、
    前記バネ部の前記区画部材に対向する側に設けられ、前記区画部材に接合可能な接合層部材をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の遮音構造。
  3. 前記マス部は、ポリプロピレンからなり、
    前記膜材は、エチレン−ビニルアルコール共重合体からなり、
    前記接合層部材は、ポリエチレンからなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の遮音構造。
  4. 前記マス部は、前記バネ部の前記膜材よりも、比重が大きい材料で形成されている、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の遮音構造。
  5. 前記バネ部の前記膜材は、前記マス部よりもヤング率が低い材料で形成されている、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の遮音構造。
  6. 複数の前記バネ部は、前記区画部材に対向する対向面に沿った方向において互いに間隔をあけて配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の遮音構造。
  7. 前記ガスは、空気である
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の遮音構造。
  8. 前記ガスは、二酸化炭素またはヘリウムである
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の遮音構造。
  9. 前記構造体は、自動車の車体であり、前記区画部材が前記車体のアウターパネルまたは前記車体の内装を形成するインナーパネルである
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の遮音構造。
JP2019047142A 2019-03-14 2019-03-14 遮音構造 Active JP6865442B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019047142A JP6865442B2 (ja) 2019-03-14 2019-03-14 遮音構造
CN202010166141.6A CN111688600B (zh) 2019-03-14 2020-03-11 隔音结构
US16/815,264 US11148617B2 (en) 2019-03-14 2020-03-11 Sound insulating structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019047142A JP6865442B2 (ja) 2019-03-14 2019-03-14 遮音構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020148939A JP2020148939A (ja) 2020-09-17
JP6865442B2 true JP6865442B2 (ja) 2021-04-28

Family

ID=72424915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019047142A Active JP6865442B2 (ja) 2019-03-14 2019-03-14 遮音構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11148617B2 (ja)
JP (1) JP6865442B2 (ja)
CN (1) CN111688600B (ja)

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE9110552U1 (ja) * 1991-08-26 1992-12-24 Irbit Research + Consulting Ag, Freiburg/Fribourg, Ch
JPH11217051A (ja) * 1998-02-03 1999-08-10 Hayashi Gijutsu Kenkyusho:Kk 自動車用内装材
JP2002188238A (ja) * 2000-12-19 2002-07-05 Hayakawa Rubber Co Ltd 防音床構造及び防音床材
JP3537793B2 (ja) * 2001-10-02 2004-06-14 本田技研工業株式会社 車両床部の遮音構造
AU2003227222A1 (en) * 2002-03-26 2003-10-08 Ube-Nitto Kasei Co., Ltd. Hollow structure plate, manufacturing method thereof, manufacturing device thereof, and sound absorbing structure plate
US6923499B2 (en) * 2002-08-06 2005-08-02 L & L Products Multiple material assembly for noise reduction
JP3530522B1 (ja) * 2003-10-17 2004-05-24 株式会社タケヒロ 超軽量な防音材
JP2006123614A (ja) 2004-10-27 2006-05-18 Hitachi Ltd 遮音材を有する鉄道車両,遮音材、および遮音材の製造方法
JP2009073458A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 E I Du Pont De Nemours & Co 自動車の車体アセンブリ
JP2009145739A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Yamaha Corp 吸音体、吸音装置および空間
JP5342319B2 (ja) 2009-05-12 2013-11-13 名古屋油化株式会社 屋根の断熱遮音構造
JP2011057000A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Yamaha Corp 音響共鳴装置
JP6010747B2 (ja) * 2012-03-21 2016-10-19 国立大学法人鳥取大学 遮音構造ユニット及び同ユニットを用いた遮音構造体
PL3307536T3 (pl) * 2015-06-11 2022-01-10 Colines S.P.A. Arkusz lub panel warstwowy o strukturze plastra miodu na bazie polipropylenu z folią środkową kształtowaną termicznie
JP6614584B2 (ja) * 2017-05-31 2019-12-04 本田技研工業株式会社 遮音構造
JP2018202931A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 本田技研工業株式会社 遮音構造

Also Published As

Publication number Publication date
US20200290528A1 (en) 2020-09-17
JP2020148939A (ja) 2020-09-17
US11148617B2 (en) 2021-10-19
CN111688600A (zh) 2020-09-22
CN111688600B (zh) 2023-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6944478B2 (ja) 遮音構造
US7762375B2 (en) Soundproofing material
JP2007069816A (ja) 二重壁構造体
JP5547564B2 (ja) 車両用フェンダーライナー並びに車両の吸音構造
JP2004062074A (ja) 吸音装置
WO2006080150A1 (ja) 二重壁構造体
US20120279799A1 (en) Sound-absorbing shielding element
JP6245292B2 (ja) 自動車の遮音構造
US10229665B2 (en) Porous sound absorbing structure
JP5104190B2 (ja) 車両用内装材
JP6614584B2 (ja) 遮音構造
JP2018202931A (ja) 遮音構造
JP6865442B2 (ja) 遮音構造
JP6926784B2 (ja) スピーカシステムおよび車両ドア
JP2006281932A (ja) 自動車のドア構造
JP2007537915A (ja) 自動車のフロア構造
JP2005096734A (ja) 自動車のフロアパネル構造
WO2020165651A1 (ja) 音反射構造体
JP7373373B2 (ja) 車両用バックドア
JP4680963B2 (ja) 枠体付き二重壁構造体
JP2021117287A (ja) 遮音部材の設計方法、この設計方法を用いた遮音壁の製造方法
JP5210099B2 (ja) 衝撃吸収吸音材
JP6819505B2 (ja) スピーカシステム及び車両ドア
US20200298771A1 (en) Rocker exterior component structure
JP4786083B2 (ja) スピーカボックス一体型ドアライニング

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190419

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6865442

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150