JP2007069816A - 二重壁構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特定の周波数の音に対する音響透過量増大を抑制し、様々な周波数の音について安定して遮音性能を発揮し得る二重壁構造体を提供することにある。
【解決手段】 二重壁構造体1は、乗用車の部品としてのドアを想定したものである。この二重壁構造体1は、平行に配置されるとともに互いに所定の距離をおいて相対する板状体2,3を備えている。板状体2,3は一方向に若干長い長方形状に構成されており、2枚の対向する板状体2,3の間には内部空間4が形成される。板状体2,3同士を繋ぐように側板5が設けられており、これによって内部空間4はほぼ閉鎖される。内部空間4における音圧が大きくなる位置に直方体形状の一面に多孔面6aを有する閉空間構造体6を設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車の車体で袋構造を取る部品、例えば、ドア、フード、トランクリッドなどに対して騒音発生源からの音を遮音するための二重壁構造に関するものである。
自動車に用いられる部品としてのドアやフード、トランクリッドなどに二重壁構造体を使用することが従来から提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。この従来例の構成を模式的に図24に示す。この従来例の二重壁構造体1'は、所定の距離を隔てて相対する板状体2,3の間に内部空間4が形成されるとともに、当該内部空間4が側板5によって閉鎖された、中空箱状の構成とされている。
特開2002−96636号公報 特開2003−118364号公報
しかし、上記特許文献1に示すような二重壁構造体1'において、(a)下側から騒音の音波が放射され、当該騒音が特定の周波数の音成分を含んでいると、その音成分に対し内部空間4での共鳴(主に板状体2,3に平行な方向の共鳴)が発生することによって放射面たる上側の板状体3の振幅が増大してしまい、放射音の増大により遮音性能が低下してしまっていた。(b)あるいは、前記二重壁構造体1'は、板状体2−内部空間4の空気(バネとして作用)−板状体3の三者で振動系を構成するが、特定の周波数の騒音に対してはその振動系で共振が生じることがあり、これが遮音性能を低下させてしまっていた。
本発明は以上の点に鑑みてされたものであり、その目的は、特定の周波数の音に対する音響透過量増大を抑制し、様々な周波数の音について安定して遮音性能を発揮し得る二重壁構造体を提供することにある。
課題を解決するための手段および効果
(1)
本発明に係る二重壁構造体は、相対する板状体の間に内部空間が形成されるとともに、当該内部空間が完全にもしくはほぼ閉鎖されている二重壁構造体において、内部空間に配置されるとともに相対する板状体のうち少なくともいずれか一方に隣接して設けられる閉空間を形成し、内部空間側における少なくとも一部に多孔を有する部分が設けられた閉空間形成殻を備えたものである。
本発明に係る二重壁構造体においては、内部空間に多孔面を有する閉空間形成殻が形成されている。なお、ここでの閉鎖とは、厳密な密閉のみを意味するものではなく、一部隙間や開口部を有する場合も含むものである。また、吸音機構となる閉空間は、内部空間の共鳴状態において音圧の高い部位付近に形成される
この二重壁構造体の一方から音圧加振された場合、閉空間形成殻内において共鳴が発生する。その結果、内部空間の音圧を効果的に低減することができ、二重構造体の他方への放射面の振幅が低減され、音響透過損失を向上できる。
(2)
本発明に係る二重壁構造体は、相対する板状体の間に内部空間が形成されるとともに、相対する板状体の一部に開口部が形成された二重壁構造体であって、開口部に設置されることで内部空間を完全にもしくはほぼ閉鎖する閉鎖部材であって、内部空間側に配置される閉空間を形成するとともに当該内部空間側における少なくとも一部に多孔を有する部分が設けられた閉空間形成殻が取り付けられた閉鎖部材を備えたものである。
本発明に係る二重壁構造体においては、二重壁構造体の一部に形成された開口部に対して、閉空間形成殻を備えた板状部材が設置される。なお、ここでの閉鎖とは、厳密な密閉のみを意味するものではなく、一部隙間や開口部を有する場合も含むものである。また、吸音機構となる閉空間形成殻は、内部空間の共鳴状態において音圧の高い部位付近に形成される。
この場合、二重壁構造体の内部空間が閉鎖されるので、二重壁構造体の一方から音圧加振された場合、閉空間形成殻において共鳴が発生する。その結果、内部空間の音圧を効果的に低減することができ、二重構造体の他方への放射面の振幅が低減され、音響透過損失を向上できる。
(3)
閉空間形成殻は、複数の小室から形成されてもよい。
この場合、閉空間形成殻が複数の小室から形成されているので、小室ごとに仕様(多孔の径、多孔板厚、空気層厚さ、開口率等)を変えられることから、多数の共鳴の抑制を図ることができ、音響透過損失を向上できる。
(4)
閉空間形成殻は、仕切り部材で複数の小室が形成されていてもよい。
この場合、仕切り部材により複数の小室が形成されるので、小室ごとに仕様(多孔の径、多孔板厚、空気層厚さ、開口率等)を変えられることから、多数の共鳴の抑制を図ることができ、音響透過損失を向上できる。以上の多孔面は1枚に限らず、複数枚が積層もしくは空間(間隙)を有する多層により形成されてもよい。
(5)
閉空間形成殻は、凹凸形状を含んでもよい。
この場合、閉空間形成殻そのものが凹凸形状を含むので、閉空間形成殻形成時の深絞り等の加工時における加工性能、振動に対する強度向上等を図ることができる。また、閉空間形成殻の一部に凹凸形状を含んでもよく、閉空間形成殻全体に凹凸形状を形成してもよい。なお、凹凸形状には、エンボス加工等による加工が含まれる。
(6)
閉鎖部材は、振動減衰性を有する構造もしくは素材からなる制振部材を含んでもよい。なお、制振部材には、制振材料を積層した板状体、制振材料を介して拘束板を積層した板状体等も含まれる。なお、閉鎖部材には、板状部材またはシート状体が含まれ、シート状体とは、板より薄いもの、例えば、膜、箔、フィルム等を意味しており、金属箔、樹脂膜、布または不織布等が使用可能である。
この構成により音圧加振が与えられた場合でも、閉鎖部材自体が振動減衰性を有することにより、閉鎖部材自体の振幅を低減でき安定して遮音性能を発揮することができる。なお、閉鎖部材の振動減衰性を付与する手段としては、板状部材を制振部材(例えば、制振鋼板、制振アルミ板、制振樹脂等)とする、または板状部材に制振材料(制振ゴム等、制振樹脂)を貼り付けてもよい。
(7)
閉鎖部材は、凹凸部材を含んでもよい。なお、凹凸部材の一例としてエンボス加工が施されてもよい。
この場合、閉鎖部材の剛性および振動減衰性を高めることが出来ることにより板状部材自体の振幅を低減でき、安定して遮音性能を発揮し得ることができる。
(8)
閉鎖部材は、吸音性を有する構造もしくは素材を含むことが好ましい。この場合、閉鎖部材による吸音性も向上させることができ、また、内部空間の共鳴を低減できるので、安定して遮音性能を発揮し得ることができる。
(9)
閉鎖部材は、多孔質体からなることが好ましい。なお、多孔質体は一枚に限定されず、複数枚から構成されてもよく、また、多孔質体と多孔板とが積層された構成としてもよい。
この場合、閉鎖部材による吸音性も向上させることができ、また、内部空間の共鳴を低減できるので、安定して遮音性能を発揮し得ることができる。
なお、多孔の設計条件については、例えば、特開2003−050586号公報記載の設計条件を用いることができる。具体的に上記の閉空間構造体の多孔面の孔に関する設計条件は、例えば、板厚、穴径および開口率が、多孔を流通する空気に粘性作用を発生させる設計条件を満足するように設定してもよい。
この多孔面を有する閉空間構造体を設けた二重壁構造体により粘性作用による空気振動の熱エネルギーへの変換が促進された結果、広い周波数帯域幅で十分な吸音性能を確実に発揮することになる。これにより、共鳴周波数の騒音の他、この周波数以外の騒音に対しても優れた吸音性能を有することになる。
さらに、この二重壁構造体の多孔面は、例えば、0.3以上の吸音率となる周波数帯域幅が、共鳴周波数に対して10%以上に設定されていてもよい。さらに、多孔面の開口率が3%以下であってもよい。さらに、多孔面の各孔の直径が3mm以下であって、防音対象の音源が70dB以上であってもよい。
なお、多孔面の各孔の直径は、1mm以下であることがより好ましい。なお、本発明に係る孔径は、閉空間構造体に設けられることより多孔面の各孔の直径が0.2mm以下でも使用できる。
次に、発明の実施の形態を説明する。なお、本実施の形態においては、閉空間形成殻の一例として閉空間構造体について説明する。また、図1から図20には二重壁構造体の実施例がそれぞれ示されており、図21から図23には、二重壁構造の効果について示されている。以下、順を追って説明する。
図1は、本実施の形態に係る二重壁構造体の一例を示す模式的斜視図である。図1に模式図を示す実施例1−1の二重壁構造体1は、乗用車の部品としてのドアを想定したものである。
この二重壁構造体1は、平行に配置されるとともに互いに所定の距離をおいて相対する板状体2,3を備えている。板状体2,3は一方向に若干長い長方形状に構成されており、2枚の対向する板状体2,3の間には、内部空間4が形成される。板状体2,3同士を繋ぐように側板5が設けられており、これによって内部空間4はほぼ閉鎖される。言い換えれば本実施形態の二重壁構造体1は、二重壁たる板状体2,3と、側板5とで、内部空間4を囲む箱状に構成されている。
そして本実施形態では、内部空間4における音圧が大きい位置に直方体形状の一面に多孔面6aを有する閉空間構造体6を設けている。この多孔面6aを有する閉空間構造体6の素材としては、例えば、鉄、アルミ、樹脂、紙など板状態を構成できる素材、または多孔を有する箔状体等、全てを用いることができる。
なお、本実施例においては、閉空間構造体6は、直方体形状からなり、独立した内部空間(以下、閉空間と呼ぶ。)を有する。3個の閉空間構造体6の下端部が、内部空間4内で、かつ加振側の板状体2の表面上に接触して配設されている。具体的には、閉空間構造体6と板状体2とが、接着剤等で接着することにより接合されている。なお、多孔面6aは、必ずしも板状体2,3と平行でなくてもよい。また、3個の閉空間構造体6を設けることに限定されるものではなく、1個の大きな閉空間構造体6を設け、内部を3個に区分けする構成を用いてもよい。
なお、多孔面6aの設置位置の決定にあたっては、内部空間4での共鳴によって音圧が大きくなる位置を有限要素法や境界要素法による数値計算によって求め、あるいは実際の構造体を製作してその吸音性能を測定することによって求めて、その位置に配置するものとしている。ただし、計算で理論的に求めた位置と実際に吸音効果が最も高い位置とは厳密には一致せずズレが生じることも多いので、実際に閉空間構造体6を配置する位置は、音圧が大きくなる位置に厳密に限定されず、その近傍位置であってもよい。
なお、本実施の形態においては、閉空間構造体6を板状体2側に設けることとしているが、これに限定されず、板状体3側に設けてもよい。
上記構成において上側から板状体3側が音圧加振されると、板状体3が振動することにより閉空間構造体6内で共鳴が起こる。このとき、閉空間構造体6内において閉空間の音圧が減少する。したがって、放射面たる下側の板状体2の振幅が低下するので、板状体2からの放射音を低減させ、二重壁構造体の音響透過損失を向上させることができる。
図2には実施例1−2が示され、この構成においては、4個の閉空間構造体6が、縦横方向(長手方向および短手方向に各2個)に配設されている。即ち、閉空間構造体6が実施例1−1の場合よりも増えているので、閉空間および多孔面6aの面積が増加し、音響透過損失を向上できる。
図3には、実施例1−3が示され、この構成においては、閉空間構造体6に多孔面6a,6bが形成される。したがって、4個の閉空間構造体6の多孔面6a,6bの面積が増加しているので、音響透過損失をさらに向上できる。また、この場合は、板状体2,3の長手方向のみでなく幅方向の共鳴も抑制できる。言い換えれば、二つの音圧モード方向における共鳴を抑制し得る構成となっている。なお、閉空間構造体6の個数は3個または4個に限定されるものではなく、想定される騒音による二重壁構造体1の共鳴モードを考慮して、最適な個数を決定すれば良い。さらに多孔面6a,6bの穴径をそれぞれ最適に調整してもよい。
図4には、実施例2−1が示され、この構成においては、加振側の板状体2aの一部に開口部2bが設けられている。この開口部2bを閉鎖するように閉鎖部材の一つである板状体7が設けられており、板状体7の表面上に閉空間構造体6が接合されている。すなわち、閉空間構造体6と板状体7とが、接着剤等で接合されている。この接合状態の他の例等については後述する。
上記構成において上側から板状体3側が音圧加振されると、板状体3が振動することにより内部空間4内で共鳴が起こる。閉空間構造体6によって閉空間の音圧が減少する。したがって、放射面たる下側の板状体2a,7の振幅が低下するので、板状体2a,7からの放射音が低減し二重壁構造体の音響透過損失を向上させることができる。
図5には実施例2−2が示されるが、この実施例2−2は実施例1−2と2−1を組み合わせたものに相当する。即ち、4個の閉空間構造体6が、縦横方向(長手方向および短手方向に各2個)に配設され、板状体7の表面上に接合されている。この構成においては、閉空間構造体6が実施例2−1の場合よりも増えているので、閉空間および多孔面6aの面積が増加し、音響透過損失を向上できる。
図6には実施例2−3が示されるが、この実施例2−3は実施例1−3と2−1を組み合わせたものに相当する。即ち、閉空間構造体6が多孔面6a,6bを有し、かつ4個の閉空間構造体6が、縦横方向(長手方向および短手方向に各2個)に配設され、板状体7の表面上に接触して接着されている。この構成においては、4個の閉空間構造体6の多孔面6a,6bの面積が増加しているので、音響透過損失を向上できる。また、この場合は、板状体2,3の長手方向のみでなく幅方向の共鳴も抑制できる。言い換えれば、二つの音圧モード方向における共鳴を抑制し得る構成となっている。なお、閉空間構造体6の個数は3個または4個に限定されるものではなく、想定される騒音による二重壁構造体1の共鳴モードを考慮して、最適な個数を決定すれば良い。
図7には、実施例2−4が示される。この構成においては、実施例2−3の板状体7の表面に、凸凹形状を有するエンボス加工が施されている。したがって、板状体7の剛性を高めることができる。この剛性の高い凸凹のエンボス加工がされた板状体7aを用いることにより、板状体7aの加工性も向上させつつ、吸音性も向上させることができる。なお、本例においては、凹凸形状の代表例としてエンボス加工について説明したが、これに限定されず、他の任意の凹凸形状を形成してもよい。
また、図8には、実施例2−5が示され、この構成においては、実施例2−3の板状体7の表面に、制振材料7bが貼付けられている。したがって、放射面側に設けられた板状体4bの制振材料により振動が低減される。その結果、音響透過損失を向上できる。
また、図9には、実施例2−6が示される。この構成においては、実施例2−3の板状体7の代わりに、多孔面板7cが使用される。
この構成において上側から板状体3側が音圧加振されると、板状体3が振動することにより、内部空間4内で共鳴が起こる。このとき、閉空間構造体6および多孔質体7cによって内部空間4の音圧が低下する。したがって、放射面たる下側の板状体2,7cの振幅が低下するので、板状体2,7cからの放射音を低減させ、二重壁構造体の音響透過損失を向上させることができる。
また、図10には、実施例2−7が示される。この構成においては、実施例2−3の板状体7の材質が、多孔質体7dからなる。例えば、多孔質体7dの例として、グラスウール、ペット樹脂繊維等繊維系で構成された吸音材または連続気泡で構成されるウレタン等の発泡体等がある。なお、板状体7の全てが多孔質体7dからなるものとしたが、これに限定されず、積層薄膜構造の一部を多孔質体7dとし、多孔板と組み合わせて用いてもよい。
この構成においては、板状体7の多孔質体7dにより吸音性が向上される。さらに、このとき、閉空間構造体6および多孔質体7dによって内部空間4の音圧が低下する。したがって、放射面たる下側の板状体2,7dの振幅がさらに低下するので、板状体2,7dからの放射音がさらに低減され、音響透過損失を向上させることができる。
続いて、図11には、実施例3−1が示される。この構成においては、実施例2−1の二重壁構造体1の下方から、板状体2c、側板5cをからなる枠体1cを取り付けたものである。この枠体1cを取り付けることにより、板状体2a,2cで板状体7を挟持する構成となる。なお、枠体1cは、板状体2a,7と板状体2cとの間には間隙が設けられるように取り付けられる。
この構成により、板状体3側から与えられた音圧加振に対して、板状体3が振動することにより板状部材7に接着固定された閉空間構造体6により内部空間4の音圧が低減される。放射面たる下側の板状体2cの振幅が低下するので、二重壁構造体の音響透過損失を向上させることができる。
次に、閉空間構造体6の内部構造について説明する。図12から図15は、閉空間構造体6の内部構造についての説明図である。
図12は、閉空間構造体6が板状体2の一部に形成されている場合を示す模式的断面図である。この場合、板状体2の面に沿って蓋部材61が設けられる。また、図12の構成を実施例2−1〜2−7および実施例3−1に適用する場合には、板状体2の代わりに板状体7の一部に閉空間構造体6が形成されることとなる。
図13は、閉空間構造体6が閉空間構造体支持部材6cの一部に形成されている場合を示す模式的断面図である。
この場合、閉空間構造体支持部材6cは、板状体2,7に略平行に設けられる。この場合、閉空間構造体支持部材6cおよび板状体2,7の間に間隙を設けてもよく、また逆に間隙を設けないようにしてもよい。
図14は、閉空間構造体6の一面が開放された容器状からなり、板状体2、7により閉空間構造体6の一面が略閉塞されるように形成されている場合を示す模式的断面図である。
この場合、閉空間構造体6の一部が、板状体2,7にネジ固定されている。したがって、閉空間構造体6の剛性を高めることができる。
次いで、図15は、閉空間構造体6が内部空間4を有する直方体からなる場合を示す模式的断面図である。
図15においては、閉空間構造体6が接着剤80により板状体2,7の表面上に接合されている。
以上の図12から図15のいずれの場合においても、閉空間構造体6が板状体2,7の表面上に固設されるので、二重壁構造体1の上側から板状体3側が音圧加振された場合、板状体3が振動することにより内部空間4で共鳴が起こる。このとき、閉空間構造体6によって内部空間4の音圧が減少する。したがって、放射面たる下側の板状体2の振幅が低下するので、板状体2からの放射音が低減され二重壁構造体の音響透過損失を向上させることができる。
続いて、図16から図20は、閉空間構造体6の形状を説明するための模式的断面図である。
図16は、閉空間構造体6が直方体から形成された場合を示す模式的断面図である。
図16に示すように、実施例1−1と同じく、板状体2と略平行に多孔面6aが形成されることが好ましい。また、実施例1−3のように板状体2と略垂直に多孔面6bが多孔面6aとともに形成されてもよい(図示せず)。
図17は、閉空間構造体6が半球から形成された場合を示す模式的断面図である。
この場合、半球状閉空間構造体6xのほぼ全面に多孔面6aが形成されている。なお、図17においては、半球状閉空間構造体6xについて説明したが、これに限定されず、楕円等他の任意の曲面からなる閉空間構造体であってもよい。また、全面に多孔面6aが形成されているとしたが、これに限定されず、一部に多孔面6aを形成することとしてもよい。
次に、図18は、閉空間構造体6が多面体から形成された場合を示す模式的断面図である。
この場合、多面体閉空間構造体6yのほぼ全面に多孔面6aが形成されている。なお、図18においては、多面体閉空間構造体6yについて説明したが、これに限定されず、多面体閉空間構造体6yの一部から閉空間構造体が形成されることとしてもよい。さらに、全面に多孔面6aが形成されていることとしたが、これに限定されず、一部に多孔面6aを形成することとしてもよい。
図19は、閉空間構造体6が三角錐から形成された場合を示す模式的断面図である。
この場合、三角錐閉空間構造体6zのほぼ全面に多孔面6aが形成されている。なお、図19においては、三角錐閉空間構造体6zについて説明したが、これに限定されず、三角錐閉空間構造体6zの一部から閉空間構造体が形成されることとしてもよい。全面に多孔面6aが形成されているとしたが、これに限定されず、一部に多孔面6aを形成することとしてもよい。
図20は、閉空間構造体6が真球から形成された場合を示す模式的断面図である。
この場合、真球閉空間構造体6Rのほぼ一部に多孔面6aが形成されている。この真球閉空間構造体6Rは、接着剤80により板状体2,7に接着固定される。
なお、図20においては、真球閉空間構造体6Rについて説明したが、これに限定されず、真球閉空間構造体6Rの一部から閉空間構造体が形成されることとしてもよい。一部に多孔面6aが形成されているとしたが、これに限定されず、全面に多孔面6aを形成することとしてもよい。
上記の実施形態の有効性を確かめるために、以下のような実験を行った。即ち、実施例1−1〜1−3,2−1〜2−7のそれぞれの構造の二重壁構造体1を、音源室、受音室からなる残響室における両室の間の位置に設置し、JIS A1416に基づいて二重壁構造体1の片側から適宜の騒音を発生させ、二重壁構造体1を挟んだ両側で騒音計を用いて音圧を計測して、音響透過損失を求めた。
この結果を図21〜図23に示す。なお図21〜図23のグラフのそれぞれには、従来例の構造(図24)について同様の実験を行った結果も併せて示してある。各図のグラフに示すように、従来例においては315Hz付近の周波数領域において音響透過損失に落ち込みがみられ、この部分で共鳴ないし共振が生じていると推測される。
一方、本発明の各実施例の構成においては、音圧が大きくなる位置で多孔面6aを有する閉空間構造体6によって音圧が低減されている結果、または振動系の共振が低減されている結果、遮音性能を向上できていることがわかる。
以上に本発明の好適な実施形態を示したが、本発明の技術的範囲は以上の実施形態に限定されるものではなく、様々に変形して実施することができる。
例えば本発明の二重壁構造体1は、乗用車のドアのみならず、例えばフード、トランクリッドに適用することができる。また、板状体2,3の形状については、上記のような長方形とすることに限らず、必要とされる部品の形状に応じて種々変更され得ることは言うまでもない。
また、多孔面6を加振側の板状体2に接合することとしたが、これに限定されず、多孔面6と放射面側の板状体3とを接合する構成としても良い。
また、音圧モードの方向(言い換えれば、多孔面6の向き)については、騒音源との位置関係などの様々な事情を考慮して、任意に定めて良い。
更には、多孔質体7dとしては、前述のグラスウールやフェルト等のほか、例えばポリウレタン、連続気泡の発泡材を用いることができる。また、多孔板7cの貫通孔については、孔を通過する空気の粘性作用が期待できるような微細なものであるのが好ましい。
本発明は、上記の好ましい実施の形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
本発明の二重壁構造体の実施例1−1の模式的斜視図 実施例1−2の模式的斜視図 実施例1−3の模式的斜視図 実施例2−1の模式的斜視図 実施例2−2の模式的斜視図 実施例2−3の模式的斜視図 実施例2−4の模式的斜視図 実施例2−5の模式的斜視図 実施例2−6の模式的斜視図 実施例2−7の模式的斜視図 実施例3−1の模式的斜視図 閉空間構造体の断面の一例を示す模式図 閉空間構造体の断面の一例を示す模式図 閉空間構造体の断面の一例を示す模式図 閉空間構造体の断面の一例を示す模式図 閉空間構造体の断面の一例を示す模式図 閉空間構造体の断面の一例を示す模式図 閉空間構造体の断面の一例を示す模式図 閉空間構造体の断面の一例を示す模式図 閉空間構造体の断面の一例を示す模式図 本発明の二重壁構造体の効果を示す図 本発明の二重壁構造体の効果を示す図 本発明の二重壁構造体の効果を示す図 従来の二重壁構造体の模式的斜視図
符号の説明
1 二重壁構造体
2,2c,3,7,7a 板状体
4 内部空間
5,5c 側板
6 閉空間構造体
6a,6b 多孔面
7b 制振材料
7c 多孔面板
7d 多孔質体

Claims (9)

  1. 相対する板状体の間に内部空間が形成されるとともに、当該内部空間が完全にもしくはほぼ閉鎖されている二重壁構造体において、
    前記内部空間に配置されるとともに相対する前記板状体のうち少なくともいずれか一方に隣接して設けられる閉空間を形成し、前記内部空間側における少なくとも一部に多孔を有する部分が設けられた閉空間形成殻を備えることを特徴とする二重壁構造体。
  2. 相対する板状体の間に内部空間が形成されるとともに、前記相対する板状体の一部に開口部が形成された二重壁構造体であって、
    前記開口部に設置されることで前記内部空間を完全にもしくはほぼ閉鎖する閉鎖部材であって、前記内部空間側に配置される閉空間を形成するとともに当該内部空間側における少なくとも一部に多孔を有する部分が設けられた閉空間形成殻が取り付けられた閉鎖部材を備えることを特徴とする二重壁構造体。
  3. 前記閉空間形成殻は、
    複数の小室から形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の二重壁構造体。
  4. 前記閉空間形成殻は、
    仕切り部材で複数の小室が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の二重壁構造体。
  5. 前記閉空間形成殻は、
    凹凸形状を含むものであることを特徴とする請求項1または2記載の二重壁構造体。
  6. 前記閉鎖部材は、
    振動減衰性を有する構造もしくは素材からなる制振部材を含むことを特徴とする前記請求項2記載の二重壁構造体。
  7. 前記閉鎖部材は、
    凹凸形状を含むものであることを特徴とする請求項2または6記載の二重壁構造体。
  8. 前記閉鎖部材は、
    吸音性を有する構造もしくは素材を含むことを特徴とする請求項2、6、7のいずれか1項に記載の二重壁構造体。
  9. 前記閉鎖部材は、
    多孔質体からなることを特徴とする請求項2、6から8のいずれか1項に記載の二重壁構造体。
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