JP4786083B2 - スピーカボックス一体型ドアライニング - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のサイドドアに設置されるスピーカユニットを備えたスピーカボックス一体型ドアライニングに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の音響システムの形式として、特開2000−289536号公報に開示されているように、ドアトリムの一部を利用して、スピーカボックスを形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、スピーカのボックスの容量が十分ではなく、またボックスの壁部材の剛性が不十分であるために、箱鳴り等の異質な音が発生し、良質な音がでなかった。また、高剛性な材料や内部損失材等を用いるとコストがかかるとともに、重量が増加するという欠点がある。
【0004】
さらに、一体成形により製作されるため、成形が難しく、コストが嵩むという欠点がある。
【0005】
本発明の課題はスピーカユニットを内蔵するドアライニングにおいて、スピーカの音響特性を向上させるとともに、ドアライニングの成形容易化を図り、安価に製作できることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、 請求項1記載の発明は、例えば図1及び図2に示すように、ドアパネル50の内側に設けられるスピーカボックス一体型ドアライニング(ドアライニング1)であって、前記ドアパネルに沿って配設されるライニング本体10に、凹部を有する箱状の第2ガーニッシュ22と、前記凹部を閉塞するように設けられ、かつ、スピーカ30を備える第1ガーニッシュ21とから形成されるスピーカボックス20を組み付け、このスピーカボックスは略密閉構造とし、例えば図3(a)に示すように、前記ライニング本体には取付ボス(ボス11)を備え、前記スピーカボックスを構成する前記第1ガーニッシュ及び前記第2ガーニッシュが弾性部材80を介して前記取付ボスに連結されるフローティング構造とすることを特徴とする。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、ライニング本体に第1ガーニッシュと第2ガーニッシュから形成されるスピーカボックスを組み付ける構成としたので、ライニング本体とスピーカボックスを一体成形する場合に比べ、別部品として成形が容易であり、コストダウンを図ることができる。
また、スピーカボックスに、予めスピーカを組み込んだ状態なので、別途スピーカを設ける必要がない。したがって、部品点数の増加と、組付工数の増加とを抑えることができる。
【0008】
さらに、スピーカボックスは密閉構造とされているため、空間内の音が第2ガーニッシュの背面板やスピーカの前面にも漏れることがない。
したがって、スピーカの前面から出る音と共鳴することがなく、本来の音とは違う濁りや音質劣化を防ぐことができる。
【0010】
また、前記第1ガーニッシュと前記第2ガーニッシュとが弾性部材を介して取付ボスに連結されるので、この連結部分からスピーカボックスの振動がドアパネル等の外部に伝わりにくい。したがって、ビビリ等の異音の発生を防ぐことができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスピーカボックス一体型ドアライニングであって、例えば図1に示すように、前記第1ガーニッシュの表面にはバスレフポート40を設けたことを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、前記第1ガーニッシュの表面にはバスレフポートを設けたので、スピーカボックスの背面板で反射した反射音が、このバスレフポートを通ってスピーカボックスの外部に放出される。したがって、反射音が直接スピーカのコーンを振動させることがない。また、この反射音を逃がすことにより、低音域のクリアな音を聞くことが可能になる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のスピーカボックス一体型ドアライニングであって、例えば図4に示すように、前記スピーカボックスの壁面に段差部25aを設けたことを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の発明によれば、スピーカボックスの壁面に段差部を形成することで、スピーカボックスの壁部材の剛性が増し、よって、振動によって外装が加振されて音を放射することも少なくなる。また、剛性を高めるために壁部材を厚くする必要がなく、材料減に伴う軽量化やコストダウンを図ることができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか一項に記載のスピーカボックス一体型ドアライニングであって、例えば図5または図6に示すように、前記スピーカボックスの内壁面に蜂の巣状又は格子状の補強リブ60を設けたことを特徴とする。
【0016】
請求項4に記載の発明によれば、スピーカボックスの内壁面に蜂の巣状又は格子状の補強リブを設けたことにより、スピーカボックスの壁部材の剛性が増し、よって請求項と同様の効果が得られる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載のスピーカボックス一体型ドアライニングであって、例えば図4に示すように、前記スピーカボックスの外壁には、制振材(弾性材層70)が積層されていることを特徴とする。
【0018】
請求項5に記載の発明によれば、スピーカボックスの外壁に制振材(弾性材層)を積層することで、スピーカボックスの壁面からライニング本体やその他の周辺部品への振動が抑えられる。したがって、周辺部品の箱鳴りを防ぐことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5の何れか一項に記載のスピーカボックス一体型ドアライニングであって、前記ライニング本体と前記第2ガーニッシュとの接触する位置には第二の弾性部材が前記ライニング本体と前記第2ガーニッシュとの間に挟まれることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る実施の形態を図1から図6に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るドアライニング(スピーカボックス一体型ドアライニング1)を車内側から示す斜視図、図2は、図1のA―A線に沿った部分断面図である。
【0020】
ドアライニング1は、ライニング本体10と、ライニング本体10の下部の位置に組み付けられるスピーカボックス20から構成される。 図2に示すように、スピーカボックス20は、ライニング本体10のドアパネル側に設けられる凹部状の開口部を有する箱状の第2ガーニッシュ22と、この第2ガーニッシュ22の開口部を閉塞するように車内側に設けられる第1ガーニッシュ21とにより構成されている。
【0021】
スピーカボックス20は、例えば、ポリプロピレン、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂、PET(ポリエチレンテレフタラート)樹脂、ポリカーボネートなどの硬質樹脂により構成されている。したがって、車種の違いによってスピーカボックス20の大きさや形状を自由に設計が可能であり、さらに組付性の向上も期待することができる。
【0022】
スピーカボックス20の第1ガーニッシュ21の下方位置には開口部が設けられ、スピーカ30が組み付けられるようになっている。なお、このスピーカ30は、予め、ドアライニング1の組み立て成形の際に取り付けられる。また、開口部の周りにはスピーカ30を取り付けるための孔が設けられている。そして、タッピングビス31でスピーカ30を固定する。
【0023】
次にスピーカボックス20のバスレフ構造について説明する。図1及び図2に示すように、車のドアは構造的に幅に制限があり、そのために、スピーカ30と第2ガーニッシュ22の背面板25との間には十分なスペースがとれない。そのため、スピーカ30の背部から出た音が、背面板25で反射し、この反射音がスピーカ30のコーンを振動させる。つまり、スピーカ30と背面板25との隙間が十分とれない場合は、スピーカ30から発する正規の音と、引き戻りの際の音が共鳴してしまい、本来の音とは違う濁りや音質劣化の原因となる。
【0024】
本実施例においては、前述の反射音を逃がすために、スピーカボックス20の前面にバスレフポート40を設けた。このように、バスレフポート40を形成したので、背面板25で反射した反射音が、このバスレフポート40を通ってスピーカボックス20の外部に放出される。したがって、反射音が直接スピーカ30のコーンを振動させることがない。また、この反射音を逃がすことにより、低音域のクリアな音を聞くことが可能になる。
【0025】
次に、スピーカボックス20の構造について説明する。
先ず、図3(a)はライニング本体10にスピーカボックス20を取り付ける取付構造を示す断面図で、図3(b)はその取付方法を示した斜視図である。
【0026】
ライニング本体10には、ボス11が形成されている。このボス11は、図示例では円筒状のもので、その外周には、上部位置にリブ12が形成されている。
【0027】
また、前記第1ガーニッシュ21及び第2ガーニッシュ22の周縁部の一端からは取付片21a、21bがそれぞれ形成されている。そして、取付片21a、21bには、中央に孔22a、22bが形成されている。
【0028】
次に、以上のライニング本体10と、スピーカボックス20との取付方法を説明する。
先ず、図3(b)で示したように、ボス11に対し側方から第2ガーニッシュ22の取付片22aを近付けて、ボス11の孔15の位置と、第2ガーニッシュ22の取付片22aの孔22bの位置を合わせる。また、同時に第2ガーニッシュ22の取付片22aの上部から第1ガーニッシュ21の取付片21aを載せ、取付片21aの孔21bの位置をボス11及び第2ガーニッシュ22のそれぞれの孔15、22bの位置に合わせる。
そして、それぞれの孔15、21b、22bの位置を合わせた状態で、孔15、21b、22bの上側からタッピングビス14をボス11に填め込み固定する。
【0029】
また、図3(a)に示したように、ボス11の先部を超音波溶着(または熱溶着)により溶着することで、溶着部13を形成しても良い。
この溶着部13は、図に示したように、ボス11の円筒部内と穴15の外周とに溶融樹脂が回り込んで固化した形状のものである。
【0030】
上記のように、スピーカボックス20とライニング本体10を固定する方法では、スピーカボックス20を通じて不要振動がライニング本体10へ伝わりやすくなり音質の低下に繋がり易い。そこで、スピーカボックス20の壁面には、弾性材層(制振材70)を密着して取り付ける。
【0031】
ここで、弾性材層70は、一般的には、ゴム、アスファルト等を含有するフォーム材(発泡体)等が用いられる。そして、このフォーム材の両面に粘着材等を塗布して、この粘着材が接着材層として形成されている。プラスチックフィルムとしては、例えば、アクリル系フォーム材や、ポリプロピレン系フォーム材等があるが、その他にポリエチレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等の各種樹脂のフォーム材としても良い。
【0032】
また、スピーカボックス20からのライニング本体10への振動の伝播を弱める別の方法として、上記で説明したスピーカボックス20とライニング本体10の連結部分をフローティング構造とした。
【0033】
すなわち、図3(a)に示すように、スピーカボックス20をライニング本体10のボス11に固定する際、第2ガーニッシュ22とリブ12との間にゴム製のブッシュ又はフォーム材(発泡体)等の弾性部材80を嵌合させた。
このように、スピーカボックス20とライニング本体10とを弾性部材80等を介して固定すれば、上記で説明したスピーカボックス20の壁面に弾性材層70を取付ける必要がなくなる。したがって、スピーカボックス20にドアパネル50の内面をより近づける構成が可能となる。これにより、スピーカ一体型ドアライニング1の小型化・薄型化を図ることができるとともに、ドアライニング1の軽量化を図ることができる。
なお、ライニング本体10の先端部と第2ガーニッシュ22との接触する位置にフォーム材(発泡体)又は不織布等の弾性部材90等を挟むようにしても良い。
【0034】
上記では、ライニング本体10と、スピーカボックス20の接続について説明した。次に、スピーカボックス20内の密閉度を高めるような構造を説明する。
すなわち、第1ガーニッシュ21又は第2ガーニッシュ22のいずれか一方のガーニッシュには、側壁部の上端周縁部を取り囲むように段差部が形成され、この段差部に他方のガーニッシュを嵌合させる構成とした。また、嵌合部の周囲に沿ってフォーム材等を挟むようにしても良い。
【0035】
その他の方法として、第1ガーニッシュ21と第2ガーニッシュ22の嵌合部分をホットメルト接着材で固着したり、嵌合部分の周囲に外側又は内側からテープ等で貼着させる方法もある。以上のような対処を施すことにより、スピーカボックス20をより確実に密閉することができる。なお、これらの方法の何れか一つか、もしくは複数の方法を組み合わせる方法でも良い。
【0036】
<スピーカボックスの内面構造の変形例1>
以上の実施例においては、スピーカボックス20の構造として、背面板25の形状を平坦な状態としたが、スピーカボックス20の剛性をより高める方法の一例として、背面板25の形状を凹凸形状の段差部25aを形成した。
図4にスピーカボックス20の断面図を示す。 このように、スピーカボックス20の背面板25には、緩やかな凹凸の段差部25aが、上下に連続して設けられる。
なお、凹凸の形状は図4に示す形状に限らず、溝の大きさや深さも自由に設定できる。
【0037】
<スピーカボックスの内面構造の変形例2>
次に、スピーカボックス20の剛性を高める構造として、スピーカボックス20の内壁面に補強リブ60を設ける構成とした。補強リブ60はスピーカ30の強い背音を直接受ける割合が大きい対向面である背面板25に密着するように設ける。
図5は補強リブ60の一例として、平面視六角格子状(蜂の巣状60A)にした例を示し、また図6では平面視格子状60Bに形成した例を示した。
【0038】
また、リブの部分の厚みはスピーカボックス20の背面板25の厚みと同じか、それ以上の高さで形成される。なお、図示の例では、補強リブ60の形状を、背面板25の形状に合わせた形状を示しているが、これに限らず、また形成位置も背面板25以外の部分に設けても良い。
【0039】
このように、補強リブ60を設けたことで、スピーカボックス20の壁部材の剛性が増し、よって、振動によって外装が加振されて音を放射することも少なくなっている。また、剛性を高めるために、壁部材の厚さを薄くすることができ、材料減による軽量化やコストダウンを図ることができる。
【0040】
また、上述したような、フローティング構造、背面板25の凹凸構造、補強リブ60、不織布等の弾性材層を組み合わせることにより、高い剛性と制振効果が得られ、スピーカボックス20が振幅動作して伝わる不要な振動が大幅に低減され、音質特性を向上できる。
【0041】
上記構成のドアライニング1によれば、予めスピーカ30をドアライニング1に一体的に取り付けることで、それぞれが別体として形成されたものを組み立てるよりも、その制作・組み立てが容易となり、コストダウンを図ることができる。また、音響特性及び品質の安定化も容易に図ることができる。
【0042】
また、スピーカ30をドアライニング1の表側から取付けているので、容易にスピーカ30を取り外すことができ、メンテナンス性に優れるとともに、スピーカ30を取り付けるための取付座面を設ける必要がなく、よってドアライニング1の軽量化を図ることができる。
【0043】
なお、本発明は、この実施の形態で示したドアライニング1に限られるものではなく、ルーフライニング、サイドライニングなどに本発明を適用することも可能である。また、スピーカ30の設置位置も適宜に変更することが可能である。
また、スピーカボックス20の形状や材質或いは接合構造など、その他、具体的な細部構造等についても本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更可能であることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ライニング本体に第1ガーニッシュと第2ガーニッシュから形成されるスピーカボックスを組み付ける構成としたので、ライニング本体とスピーカボックスを一体成形する場合に比べ、別部品として成形が容易であり、コストダウンを図ることができる。
【0045】
また、スピーカボックスに、予めスピーカを組み込んだ状態なので、別途スピーカを設ける必要がない。したがって、部品点数の増加と、組付工数の増加とを抑えることができる。
さらに、スピーカボックスは密閉構造とされているため、空間内の音が第2ガーニッシュの背面板やスピーカの前面にも漏れることがない。
したがって、スピーカの前面から出る音と共鳴することがなく、本来の音とは違う濁りや音質劣化を防ぐことができる。
【0046】
また、前記第1ガーニッシュと前記第2ガーニッシュとが弾性部材を介して取付ボスに連結されるので、この連結部分からスピーカボックスの振動がドアパネル等の外部に伝わりにくい。したがって、ビビリ等の異音の発生を防ぐことができる。
【0047】
請求項2に記載の発明によれば、前記第1ガーニッシュの表面にはバスレフポートを設けたので、スピーカボックスの背面板で反射した反射音が、このバスレフポートを通ってスピーカボックスの外部に放出される。したがって、反射音が直接スピーカのコーンを振動させることがない。また、この反射音を逃がすことにより、低音域のクリアな音を聞くことが可能になる。
【0048】
請求項3に記載の発明によれば、スピーカボックスの壁面に段差部を形成することで、スピーカボックスの壁部材の剛性が増し、よって、振動によって外装が加振されて音を放射することも少なくなる。また、剛性を高めるために壁部材を厚くする必要がなく、材料減に伴う軽量化やコストダウンを図ることができる。
【0049】
請求項4に記載の発明によれば、スピーカボックスの内壁面に蜂の巣状又は格子状の補強リブを設けたことにより、スピーカボックスの壁部材の剛性が増し、よって請求項と同様の効果が得られる。
【0050】
請求項5に記載の発明によれば、スピーカボックスの外壁に制振材(弾性材層)を積層することで、スピーカボックスの壁面からライニング本体やその他の周辺部品への振動が抑えられる。したがって、周辺部品の箱鳴りを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドアライニングを示す斜視図である。
【図2】上記のドアライニングのA−A断面図である。
【図3】上記のドアライニングのB−B断面図であり、(a)は取付け部の拡大図、(b)は取付方法を示す斜視図である。
【図4】上記のスピーカ一体型ドアライニングのスピーカボックスの壁面の変形例を示す図である。
【図5】上記のスピーカボックスの内面壁に取付ける補強リブを示す図である。
【図6】上記のスピーカボックスの内面壁に取付ける補強リブを示す図である。
【符号の説明】
1 スピーカボックス一体型ドアライニング(ドアライニング)
10 ライニング本体
11 ボス(取付ボス)
20 スピーカボックス
21 第1ガーニッシュ
22 第2ガーニッシュ
25 背面板
25a 段差部
30 スピーカ
40 バスレフポート
50 ドアパネル
60 補強リブ
70 制振材(弾性材層)
80 弾性部材
90 弾性部材

Claims (6)

  1. ドアパネルの内側に設けられるスピーカボックス一体型ドアライニングであって、前記ドアパネルに沿って配設されるライニング本体に、凹部を有する箱状の第2ガーニッシュと、前記凹部を閉塞するように設けられ、かつ、スピーカを備える第1ガーニッシュとから形成されるスピーカボックスを組み付け、このスピーカボックスは略密閉構造とし、前記ライニング本体には取付ボスを備え、前記スピーカボックスを構成する前記第1ガーニッシュ及び前記第2ガーニッシュが弾性部材を介して前記取付ボスに連結されるフローティング構造とすることを特徴とするスピーカボックス一体型ドアライニング。
  2. 請求項1に記載のスピーカボックス一体型ドアライニングであって、前記第1ガーニッシュの表面にはバスレフポートを設けたことを特徴とするスピーカボックス一体型ドアライニング。
  3. 請求項1又は2に記載のスピーカボックス一体型ドアライニングであって、前記スピーカボックスの壁面に段差部を設けたことを特徴とするスピーカボックス一体型ドアライニング。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載のスピーカボックス一体型ドアライニングであって、前記スピーカボックスの内壁面に蜂の巣状又は格子状の補強リブを設けたことを特徴とするスピーカボックス一体型ドアライニング。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載のスピーカボックス一体型ドアライニングであって、前記スピーカボックスの外壁には、制振材が積層されていることを特徴とするスピーカボックス一体型ドアライニング。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載のスピーカボックス一体型ドアライニングであって、前記ライニング本体と前記第2ガーニッシュとの接触する位置には第二の弾性部材が前記ライニング本体と前記第2ガーニッシュとの間に挟まれることを特徴とするスピーカボックス一体型ドアライニング。
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