JP2001339784A - 車両用スピーカーシステム - Google Patents

車両用スピーカーシステム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、車両の窓ガラス面を利用した音響
特性の優れた車両用スピーカーシステムを提供せんとす
るものである。 【解決手段】 本発明は、車両100の窓ガラス面21
0の内側に、スピーカー本体10の装着された硬質材料
からなる平板状のスピーカーホルダー30を適宜間隔を
持って取り付け、窓ガラス面210とスピーカーホルダ
ー30間に音響空間300を形成した車両用スピーカー
システムにあり、これによって、音響空間300が疑似
的なキャビネット構造を構成し、良好な音質が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の窓ガラス面
を利用した音響特性の優れた車両用スピーカーシステム
に関するものである。
【0002】周知のように、近年の乗用車などの車両に
あっては、複数のスピーカーを車内の適宜箇所(例えば
フロントやリヤのドア内部、リヤパーシェル部分、Aピ
ラー部分など)に取り付けて、良好なステレオ効果を得
ている。
【0003】しかしながら、車両では、上記のようにス
ピーカーの設置箇所が空間的にも、高さ的にも、さらに
は補聴の方向的にも制限されるため、音響特性の向上に
は自ずから限界があった。
【0004】つまり、上記のようなスピーカー設置箇所
の場合、あまり目立たない適当な空きスペース(デッド
スペース)を利用するという点では優れているが、空間
的な制約から、殆どのスピーカーが裸の単体で取り付け
られることが多く、十分な音響効果が得られていないの
が実情である。また、ドア内部などでは乗員の足元寄り
が音源となるため、その高さが問題となり、リヤパーシ
ェル部分では音源が乗員の後頭部側となるなどの問題が
あり、さらに、Aピラー部分ではスペースが余りにも狭
小で、小型のスピーカーしか対応できないなどの問題が
あった。
【0005】一方、一般的な室内用などのスピーカーシ
ステムでは、例えば図11に示すような密閉型のスピー
カーキャビネット(ボックス)構造や図12に示すよう
なバスレフ型のスピーカーキャビネット構造が取られて
いる。
【0006】図11のキャビネット構造では、スピーカ
ー本体10が密閉されたスピーカーキャビネット20の
前面(バッフル)21側に取り付けられているため、ス
ピーカー本体10の後方側から放出される音波(前面側
からの音波に対して位相が丁度逆の音波)が効果的に封
じ込められる。この結果、後方側からの音波が前面側の
音波と混じって、相互に打ち消す合うなどの弊害がなく
なるため、良好な音質が得られる。また、密閉構造によ
りスピーカーキャビネット20内における空気の弾性が
高くなる効果も得られる。
【0007】また、図12のキャビネット構造では、ス
ピーカー本体10の取り付けられているスピーカーキャ
ビネット20のバッフル21側にダクト(管部)22や
単なるポート(穴)を設けると共に、このキャビネット
構造によって、スピーカー本体10の後方側からの音波
を反転させて前面側に導いているため、豊富な音量が得
られる。特にこの構造によって低い周波数の低音が前面
側に導かれるため、低音領域における再生範囲の拡大が
図られる。
【0008】さらに、このようなキャビネット構造で
は、使用する材料面からの音質の向上も図るべく、材料
中における音波(縦波や屈曲波)の伝搬速度や材料の共
振周波数などを考慮して、なるべく硬い材料で、厚さが
厚く、また、重量の重い材料を用いることが好ましいと
され、このような観点から、ラワン合板やパーチクルボ
ードなどがよく使用されている。
【0009】さらにまた、キャビネット構造の場合、強
度不足が起きて、共振などが発生する懸念があるため、
より高級なものにあっては、例えは図13に示すよう
に、キャビネット20の前後や側面側に桟状の補強部材
23や添え木状の補強部材24を組み込んだものも提案
されているほどである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
車両用スピーカーシステムでは、上述のように、その設
置箇所が制限されているため、スピーカーシステムに取
って最適の条件が分かっていても、とてもそのような最
適な形での音響空間を得ることは無理であって、ある程
度の妥協が強いられる一方、材料面においても、ドア内
部やリヤパーシェル部分にあっては、種々の吸音性の材
料(吸音材)や内装材があったりして、不必要な音の吸
収や音洩れがあり、また、Aピラーのような金属フレー
ム部分では不要な金属音反射があったりして、音響特性
上問題があった。さらに、車両では埋め込まれたスピー
カー回りには種々の車両部品が近接して配置されている
ことが多いため、これらのとの共振が起こり、音質の低
下を招くというような問題もあった。
【0011】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、車両の窓ガラス面を利用することで、
十分な広さの音響空間を確保すると共に、乗員に対する
高さや向きも良好にマッチングさせることができる音響
特性の優れた車両用スピーカーシステムを提供せんとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の発明は、車両の窓ガラス面の内側に、スピーカー本
体の装着された硬質材料からなる平板状のスピーカーホ
ルダーを適宜間隔を持って取り付け、前記窓ガラス面と
前記スピーカーホルダー間に音響空間を形成したことを
特徴とする車両用スピーカーシステムにある。
【0013】本発明に係る請求項2記載の発明は、車両
の窓ガラス面の内側に、スピーカー本体の装着された硬
質材料からなるボックス状のスピーカーホルダーを取り
付け、当該スピーカーホルダーのボックス部分を音響空
間としたことを特徴とする車両用スピーカーシステムに
ある。
【0014】本発明に係る請求項3記載の発明は、前記
平板状のスピーカーホルダーが透明又は半透明の硬質樹
脂からなり、これを車内窓ガラス面の窓用凹み部分に取
り付けたことを特徴とする請求項1記載の車両用スピー
カーシステムにある。
【0015】本発明に係る請求項4記載の発明は、前記
ボックス状のスピーカーホルダーが透明又は半透明の硬
質樹脂からなり、これを車内窓ガラス面の窓用凹み部分
の一部又は全部に取り付けたことを特徴とする請求項2
記載の車両用スピーカーシステムにある。
【0016】本発明に係る請求項5記載の発明は、前記
ボックス状のスピーカーホルダーが透明又は半透明の硬
質樹脂からなり、これを車内窓ガラス面の窓用枠部分に
取り付けたことを特徴とする請求項2記載の車両用スピ
ーカーシステムにある。
【0017】本発明に係る請求項6記載の発明は、前記
ボックス状のスピーカーホルダーにホルダーサポートを
装着する共に、当該ホルダーサポートを介して前記スピ
ーカーホルダーを前記窓用枠部分に取り付けることを特
徴とする請求項5記載の車両用スピーカーシステムにあ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明に係る車両用
スピーカーシステムの一実施例を示したもので、図中、
10はスピーカー本体、30はスピーカー本体10の装
着された平板状のスピーカーホルダーである。
【0019】上記平板状のスピーカーホルダー30は硬
質材料、好ましくは透明又は半透明の硬質樹脂、例えば
アクリル樹脂やアクリル樹脂とポリカーボネートの複合
樹脂などからなり、その形状は、小型ワゴン車などの車
両100の後方寄りのガラス窓200における車内側の
窓用凹み部分110に対応した概略矩形状とし、その片
面(裏面)側にはスピーカー本体10が装着され、さら
に、このスピーカー本体10から適宜離間した部位(図
中上方の位置)には透孔からなるホール31が設けてあ
る。なお、図1の鎖線に示すように、ホール31部分
は、必要によりダクト(管部)32を設けることもで
き、また、ホール31のない密閉型の単なる平板とする
ことも可能である。
【0020】このようにしてなるスピーカーホルダー3
0は、上記したように車両後方寄りの小窓をなすガラス
窓200の窓ガラス面210の内側で、車内側の窓用凹
み部分110に取り付けられる。この取り付けは、その
形状が予め窓用凹み部分110の形状に合わせて形成し
てあるため、車内側から嵌め込み、ビスなどの固定具3
3で固定することによって簡単に行える。また、この取
り付け状態も、ホルダー材料が透明又は半透明の樹脂か
らなる場合、外部から容易に確認することができる。さ
らに、透明又は半透明の樹脂材料を用いた場合、スピー
カー本体10により窓機能の一部が失われるものの、大
きな弊害となることもない。なお、この取り付けは、既
製車両に対して後付けで行ってもよく、或いは工場の製
造段階で行うことも可能である。もちろん、スピーカー
本体10部分には所定の配線が施される。
【0021】このスピーカーホルダー30の取り付けに
よって、窓用凹み部分110に囲まれた窓ガラス面21
0とスピーカーホルダー30の間には、一種のキャビネ
ット構造をなすスピーカー用の音響空間300が形成さ
れる。
【0022】この音響空間300は、従来の適当な空き
スペースを利用したスピーカー設置用の箇所と比較する
と、十分な空間的な広さがあり、また、疑似的なキャビ
ネット構造を構成している。特にホール31やダクト3
2を設けた場合、スピーカー本体10の後方側からの音
波も車室内に導くことができ、十分が音量が得られる。
もちろん、このキャビネット構造は、後方側からの音波
が反転する構造としてあり、これによって、特に低音領
域における再生範囲の拡大が図られる。なお、平板状の
スピーカーホルダー30がホール31などのない単なる
平板であっも、スピーカー本体10の後方側からの音波
が洩れて前面側の音波と交じり合うとう弊害が解消され
る。
【0023】また、このキャビネット構造では、スピー
カーホルダー30自体がアクリル樹脂やアクリル樹脂と
ポリカーボネートの複合樹脂などの硬質樹脂からなると
共に、スピーカー本体10の後方側が窓ガラス面210
という硬い壁面で、かつ、窓用凹み部分110にあって
も、通常樹脂製の枠体からなるため、音響特性上最適の
材料をなし、良好な音質が得られる。もちろん、この材
料構造によって、スピーカー本体10からの音洩れやこ
のスピーカー本体10の振動による構造材料自体の共振
なども効果的に防止することができる。
【0024】さらに、このガラス窓200の周囲には、
スピーカー本体10の駆動によって共振するような車両
部品が殆どなく、また、少なくともキャビネット構造内
の音響空間300中には不要な吸音性の素材部分もない
ため、この面からも良好な音質が得られる。
【0025】さらにまた、このスピーカーホルダー30
の取り付けられるガラス窓200の高さは、乗員の耳に
対して丁度よい高さである。このため、車内の左右の窓
に2個のスピーカーホルダー30を取り付ければ、乗員
に対して、音波の伝播方向が最適で、音量も豊で、高品
質の音質が得られる。
【0026】このとき、既存の従来スピーカーからの音
質が上述のように不十分なものであっても、本発明の車
両用スピーカーシステムによるスピーカー本体10から
の音質が、その優れたキャビネット構造によって、乗員
側から見ると優先されるため、結果として、高品質の音
質が得られることになる。なお、本発明の車両用スピー
カーシステムの取り付け時に、スピーカー本体10と近
接する従来スピーカーなどのセッテングを相互に調整し
たり、或いは近接部分の従来スピーカーなどを非駆動状
態とすることも可能である。
【0027】図4〜図6は本発明に係る車両用スピーカ
ーシステムの他の実施例を示したものである。この場合
は、スピーカーホルダー40は、ボックス状で、やはり
硬質材料、好ましくは透明又は半透明の硬質樹脂、例え
ばアクリル樹脂やアクリル樹脂とポリカーボネートの複
合樹脂などからなり、その内部にはスピーカー本体10
の装着されると共に、その前面側には透孔からなるホー
ル41が形成されている。そして、このスピーカーホル
ダー40は、例えば2個を一組として、オフロード車や
ステーションワゴン車などの車両120のバックドア1
21のガラス窓200で、左右の隅部分に取り付けられ
る。
【0028】このボックス部分の形状は、ガラス窓20
0の左右の隅寄り部分に対応した概略矩形状とし、その
背面側(窓ガラス面210側)にあっては、解放型で
も、閉塞型でもよく、窓ガラス面210への取り付けに
際しては、窓ガラス面210の窓用枠部分の縁部などに
ボックス部分の上面や下面、さらには側面などを嵌め込
む形で取り付けるとよい。このとき、取り付け状態が容
易に外れないように、ボックス部分と窓用枠部分の間に
適当な止め金具を用いたり、透明又は半透明の粘着テー
プなどを使用することもできる。
【0029】このスピーカーホルダー40の取り付けに
よっても、上述した図1〜図3の場合と同様、窓ガラス
面210の内側には、一種のキャビネット構造をなすス
ピーカー用の音響空間が形成され、ほぼ同様の効果が得
られる。
【0030】また、スピーカーホルダー40の取り付け
にあたっては、図7に示すように、その背面側にその上
下部分がボックス部分から延設する透明又は半透明の樹
脂からなる平板状のホルダーサポート42を設け、この
上下の突出部分42a,42bを、窓ガラス面210と
窓用枠部分の隙間などに挿入して取り付けることもでき
る。これによって、嵌め込むだけの簡単な取り付けが可
能となる。
【0031】さらには、図8に示すように、その背面側
にその上下部分の少なくとも一方がボックス部分から伸
縮自在に延設されるスライド方式の桟部材からなるホル
ダーサポート43を設け、この上下の突出部分43a,
43bを、窓ガラス面210と窓用枠部分の隙間などに
挿入するなどして取り付けることもできる。なお、この
スライド機構は長穴と止め具で構成してあるが、これに
限定されない。また、このホルダーサポート43は、比
較的横幅が狭い棒状であるため、透明又は半透明の樹脂
製に限定されず、金属製枠体などとすることも可能であ
る。いずれにしても、この構造によって、簡単なスライ
ド操作で、ある範囲の大きさの窓ガラス面210に対し
て、簡単な取り付けが可能となる。
【0032】図9〜図11は本発明に係る車両用スピー
カーシステムのさらに他の実施例を示したものである。
この場合も、スピーカーホルダー40は、上記図4〜図
6の場合と同様の構造であって、オフロード車やワンボ
ックス型ワゴン車などのガラス窓200における車内側
の窓用凹み部分110の一部に取り付けられる。
【0033】つまり、図9のスピーカーホルダー40は
窓用凹み部分110の右隅部(左隅部や中央も可)で上
下間に嵌め込んであり、図10のスピーカーホルダー4
0は窓用凹み部分110の右隅部(左隅部や中央も可)
で上側(下側も可)に取り付けである。これらの取り付
けによって、乗員に対するスピーカー本体の取り付け位
置を最適に設計ないしセッテングすることが可能とな
り、大きな設計上の自由度が得られる。
【0034】この部分的な取り付けにおいても、スピー
カーホルダー40を透明又は半透明の樹脂で形成した場
合、上述した図1〜図3の場合と同様、窓ガラス面21
0の内側には、一種のキャビネット構造をなすスピーカ
ー用の音響空間が形成され、ほぼ同様の効果が得られ
る。
【0035】なお、本発明の適用できるガラス窓200
は、上記実施例のものに限らず、通常の車両のすべての
窓を含むものである。その窓も、図1〜図3や図9〜図
10のように深み(奥行き)のある窓用凹み部分110
を有する窓でも、図6のようなほぼ窓ガラス面210の
みからなる窓であってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る車両用スピーカーシステムによると、次のような
優れた効果が得られる。
【0037】(1)先ず、本発明の車両用スピーカーシ
ステムでは、平板状やボックス状のスピーカーホルダー
によって、車両の窓ガラス面の内側と平板状のスピーカ
ーホルダーや、ボックス状のスピーカーホルダーのボッ
クス内に、比較的広いスペースからなる疑似的なキャビ
ネット構造の音響空間が形成されるため、高品質の音質
が得られる。
【0038】(2)また、このキャビネット構造の音響
空間は、スピーカーホルダーが硬質樹脂からなると共
に、その取り付け面が硬質で厚手の窓ガラス面であるた
め、音響特性上最適の材料で構成されることとなり、こ
の点からも、高品質の音質が得られる。もちろん、この
硬質樹脂と窓ガラス面からなるキャビネット構造は、十
分な強度を有するため、従来のように、桟状の補強部材
や添え木状の補強部材を組み込むことなく、高級なキャ
ビネット構造が実現される。
【0039】(3)また、スピーカーホルダーの取り付
け位置が車両の窓ガラス面であることから、乗員側から
見て、スピーカー本体が最適の高さや最適の伝播方向に
設置されることとなり、この点からも、高品質の音質が
得られる。
【0040】(4)また、スピーカーホルダーにホール
やダクトを設けた場合、スピーカー本体の後方側からの
音波を車室内にスムーズに導くことができ、十分が音量
が得られる。これによって、特に低音領域における再生
範囲の拡大も図れる。
【0041】(5)また、スピーカーホルダーを透明又
は半透明の硬質樹脂製とした場合、視野が一部狭まるも
のの、窓本来の機能はそのまま確保され、さらに、取り
付け状態の確認が容易に行える利点もある。
【0042】(6)また、ボックス状のスピーカーホル
ダーにおいてスピーカーホルダーにホルダーサポートを
装着した場合、このホルダーサポートの窓用枠部分への
嵌め込みなどによって、スピーカーホルダーの簡単な取
り付けが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用スピーカーシステムの一
例になる縦断面図である。
【図2】 図1の車両用スピーカーシステムにおける車
内側からの正面図である。
【図3】 図1の車両用スピーカーシステムにおける車
外側からの背面面図である。
【図4】 本発明に係る車両用スピーカーシステムの他
の例になる車内側からの正面図である。
【図5】 図4の車両用スピーカーシステムにおけるボ
ックス状のスピーカーホルダーを示した斜視図である。
【図6】 図4の車両用スピーカーシステムにおける車
外側からの斜視図である。
【図7】 本発明に係る車両用スピーカーシステムの他
の例になるボックス状のスピーカーホルダーを示した斜
視図である。
【図8】 本発明に係る車両用スピーカーシステムの他
の例になるボックス状のスピーカーホルダーを示した斜
視図である。
【図9】 本発明に係る車両用スピーカーシステムの他
の例になるボックス状のスピーカーホルダーの取り付け
状態を示した斜視図である。
【図10】 本発明に係る車両用スピーカーシステムの
他の例になるボックス状のスピーカーホルダーの取り付
け状態を示した斜視図である。
【図11】 一般的な密閉型のスピーカーキャビネット
構造を示した縦断面図である。
【図12】 一般的なバスレフ型のスピーカーキャビネ
ット構造を示した縦断面図である。
【図13】 一般的なバスレフ型のスピーカーキャビネ
ット構造の他の例を示した縦断面図である。
【符号の説明】
10 スピーカー本体 30 平板状のスピーカーホルダー 31 ホール 32 ダクト 40 ボックス状のスピーカーホル
ダー 41 ホール 42 ホルダーサポート 43 ホルダーサポート 100,120 車両 110 窓用凹み部分 200 ガラス窓 210 窓ガラス面 300 音響空間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の窓ガラス面の内側に、スピーカー
    本体の装着された硬質材料からなる平板状のスピーカー
    ホルダーを適宜間隔を持って取り付け、前記窓ガラス面
    と前記スピーカーホルダー間に音響空間を形成したこと
    を特徴とする車両用スピーカーシステム。
  2. 【請求項2】 車両の窓ガラス面の内側に、スピーカー
    本体の装着された硬質材料からなるボックス状のスピー
    カーホルダーを取り付け、当該スピーカーホルダーのボ
    ックス部分を音響空間としたことを特徴とする車両用ス
    ピーカーシステム。
  3. 【請求項3】 前記平板状のスピーカーホルダーが透明
    又は半透明の硬質樹脂からなり、これを車内窓ガラス面
    の窓用凹み部分に取り付けたことを特徴とする請求項1
    記載の車両用スピーカーシステム。
  4. 【請求項4】 前記ボックス状のスピーカーホルダーが
    透明又は半透明の硬質樹脂からなり、これを車内窓ガラ
    ス面の窓用凹み部分の一部又は全部に取り付けたことを
    特徴とする請求項2記載の車両用スピーカーシステム。
  5. 【請求項5】 前記ボックス状のスピーカーホルダーが
    透明又は半透明の硬質樹脂からなり、これを車内窓ガラ
    ス面の窓用枠部分に取り付けたことを特徴とする請求項
    2記載の車両用スピーカーシステム。
  6. 【請求項6】 前記ボックス状のスピーカーホルダーに
    ホルダーサポートを装着する共に、当該ホルダーサポー
    トを介して前記スピーカーホルダーを前記窓用枠部分に
    取り付けることを特徴とする請求項5記載の車両用スピ
    ーカーシステム。
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