JP6857383B2 - 直交集成板 - Google Patents

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Description

本発明は、板の層を各層で互いに直交するように積層接着した、CLT(クロスラミネートティンバー)と呼ばれる直交集成板に関するものである。
近時、上記直交集成板が、壁パネルや床パネルとして使用されるようになってきている。この直交集成板は、直交積層のために高い寸法安定性が得られ、また、断熱性に優れ、大判のパネルとした場合は高い耐震性を確保することができる、という利点のあるものである。
しかるに、従来この直交集成板は、板材を直交させて積層し、専用の接着剤を用いてプレス機によって板材同士を貼り合せることによって製造されているため、製造コストが嵩み、製造可能な業者が限られていることもあって、広く流通するには至っていない。
特開2016−180293号公報
上述したように直交集成板は、高い寸法安定性が得られ、断熱性に優れ、また、大判のパネルとした場合は高い耐震性を確保することができるといった多くの利点があるにも拘らず、板材を直交させて積層し、専用の接着剤を用いてプレス機によって板材同士を貼り合せることによって製造されるものであるために製造コストが嵩み、製造可能な業者が限られていることもあって、広く流通するには至っていないというのが実状である。
そこで本発明は、上記のように多くの利点を有する直交集成板を、容易且つ比較的低コストにて製造することを可能にし、以てその普及を図ることができる直交集成板を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、一方の側面に全長に亘る角溝を形成すると共に、他方の側面の全長に亘って前記角溝に密に嵌入するサイズの突条を形成し、上面の複数箇所に蟻溝を形成して成る第1部材と、前記第1部材に対し、更に上面に、前記蟻溝に密に嵌入するサイズの蟻ほぞを、前記蟻溝形成した部分を除いて全長に亘って形成して成る第2部材と、一方の側面に全長に亘る角溝を形成すると共に、他方の側面の全長に亘って前記角溝に密に嵌入するサイズの突条を形成し、上下両面に蟻溝を複数上下で形成位置をずらして形成して成る第3部材と、前記第3部材に対し、更に上面に、前記蟻溝に密に嵌入するサイズの蟻ほぞを、前記蟻溝形成した部分を除いて設けて成る第4部材と、前記第3部材の下面に、前記蟻溝に密に嵌入するサイズの蟻ほぞを、前記蟻溝形成した部分を除いて設けて成る第5部材の5種類の部材を組み合わせて構成されることを特徴とする直交集成板である。
好ましい実施形態における直交集成板は、多数の前記第1部材同士を、前記角溝に前記突条を嵌入することによって前記第2部材を交えて板状に連結することによって構成される第1表面層と、
前記第3部材及び第4部材の蟻溝内に前記第2部材の蟻ほぞをスライド嵌入させることによって複数の前記第3部材及び第4部材を前記第1表面層に組み付けると共に、前記第5部材を、その蟻ほぞを前記第1部材及び第2部材の蟻溝内にスライド嵌入させることによって前記第1表面層に組み付けて構成される第1中間層と、
上下逆にした複数の前記第1部材を、その蟻溝内に前記第4部材の蟻ほぞをスライド嵌入させることによって前記第1中間層に組み付けると共に、上下逆にした前記第2部材を、その蟻ほぞを前記第3部材、第4部材及び第5部材の蟻溝列にスライド嵌入させて前記第1中間層に組み付けることによって構成される第2表面層とから成る。
一実施形態においては、前記第1部材乃至第5部材のうちのすべての又は一部の部材が不燃処理され、前記第1部材乃至第5部材のすべての又は一部の接合部間、及び/又は、前記各層のすべての又は一部の接合部間に不燃性繊維層が挟入される。
また、上記課題を解決するための請求項5に記載の発明は、一方の側面に全長に亘る角溝を形成すると共に、他方の側面の全長に亘って前記角溝に密に嵌入するサイズの突条を形成し、上面の複数箇所に蟻溝を形成して成る第1部材と、前記第1部材に対し、更に上面に、前記蟻溝に密に嵌入するサイズの蟻ほぞを、前記蟻溝形成した部分を除いて全長に亘って形成して成る第2部材と、一方の側面に全長に亘る角溝を形成すると共に、他方の側面の全長に亘って前記角溝に密に嵌入するサイズの突条を形成し、上下両面に蟻溝を複数上下で形成位置をずらして形成して成る第3部材と、前記第3部材に対し、更に上面に、前記蟻溝に密に嵌入するサイズの蟻ほぞを、前記蟻溝形成した部分を除いて設けて成る第4部材と、前記第3部材の下面に、前記蟻溝に密に嵌入するサイズの蟻ほぞを、前記蟻溝形成した部分を除いて設けて成る第5部材と、前記第3部材を長尺化して成る第6部材と、前記第4部材を長尺化して成る第7部材と、前記第5部材を長尺化して成る第8部材の8種類の部材を組み合わせて構成されることを特徴とする直交集成板である。
好ましい実施形態における直交集成板は、多数の前記第1部材同士を、前記角溝に前記突条を嵌入することによって前記第2部材を交えて板状に連結することによって構成される第1表面層と、
前記第3部材及び第4部材の蟻溝内に前記第2部材の蟻ほぞをスライド嵌入させることによって複数の前記第3部材及び第4部材を前記第1表面層に組み付けると共に、前記第5部材を、その蟻ほぞを前記第1部材及び第2部材の蟻溝内にスライド嵌入させることによって前記第1表面層に組み付けて構成される第1中間層と、
複数の前記第6部材及び第7部材を、その蟻溝内に前記第4部材の蟻ほぞをスライド嵌入させることによって前記第1中間層に組み付けると共に、複数の前記第8部材を前記第1中間層に組み付けることによって形成される第2中間層と、
前記第3部材及び第4部材の下面側の蟻溝内に前記第7部材の蟻ほぞをスライド嵌入させることにより、複数の前記第3部材及び前記第4部材を前記第2中間層に組み付けると共に、前記第5部材を、その蟻ほぞを前記第2中間層の蟻溝列内にスライド嵌入させて前記第2中間層に組み付けることによって形成される第3中間層と、
上下逆にした複数の前記第1部材を、その蟻溝内に前記第3中間層を形成する前記第4部材の蟻ほぞをスライド嵌入させることによって前記第3中間層に組み付けると共に、上下逆にした前記第2部材を、その蟻ほぞを前記第3中間層を形成する前記第3部材、前記第4部材及び前記第5部材の蟻溝列にスライド嵌入させて前記第3中間層に組み付けることによって構成される第2表面層とを含むことを特徴とする。
また、好ましい実施形態における直交集成板は、前記第1表面層と前記第2表面層との間に前記第1中間層乃至前記第3中間層の組を1組乃至3組配設して構成される。また、前記第1部材乃至第8部材のうちのすべての又は一部の部材が不燃処理され、前記第1部材乃至第8部材のすべての又は一部の接合部間、及び/又は、前記各層のすべての又は一部の接合部間に不燃性繊維層が挟入される。
本発明は上記のとおりであって、本発明に係る直交集成板は、一般に流通しているサイズの無垢材を使用して製造される8種類の部材を、接着剤を使用することなく、単に組み付けていくことで容易且つ迅速に製造することができるので、製造コストを抑えることができる効果がある。
本発明に係る直交集成板を構成する5種類の部材の形状を示す斜視図である。 本発明に係る直交集成板を構成する第1表面層の構成を示す斜視図である。 第1表面層上に第1中間層を形成した状態を示す斜視図である。 第1中間層上に第2表面材を組み付けて形成した3層構造の直交集成板を示す斜視図である。 5層構造の直交集成板を構成するために、第1中間層上に第2中間層を組み付けた状態を示す斜視図である。 5層構造の直交集成板を構成するために、第2中間層上に第3中間層を組み付けた状態を示す斜視図である。 第3中間層上に第2表面材を組み付けて形成した5層構造の直交集成板を示す斜視図である。
本発明を実施するための種々の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明に係る直交集成板は、次の8種類の部材を組み合わせて構成されるものである(図1参照)。以下の部材はいずれも、例えば、断面が100×120mm程度の適宜長さの角材を加工して製造されるものであり、通例、第1部材1、第2部材2及び第6部材6〜第8部材8が、第3部材〜第5部材5よりも長尺とされる。これら各部材1〜8には、必要に応じて、反り防止用のスリットが長さ方向に刻設される。
<第1部材1>
一方の側面に全長に亘る角溝11を形成すると共に、他方の側面の全長に亘って角溝11に密に嵌入するサイズの突条12を形成し、上面の複数箇所(図示した例では2箇所)に蟻溝13を形成して成る。
<第2部材2>
第1部材1に対し、更に上面に、蟻溝13に密に嵌入するサイズの蟻ほぞ14を、蟻溝13形成した部分(以下「蟻溝13形成部」とする)を除いて全長に亘って形成して成る。
<第3部材3>
一方の側面に全長に亘る角溝11を形成すると共に、他方の側面の全長に亘って角溝11に密に嵌入するサイズの突条12を形成し、上下両面に蟻溝13を複数(図示した例では2箇所)、上下で位置をずらして形成して成る。
<第4部材4>
第3部材3に対し、更に上面に、蟻溝13に密に嵌入するサイズの蟻ほぞ14を、蟻溝13形成部を除いて設けて成る。
<第5部材5>
第3部材3の下面に、蟻溝13に密に嵌入するサイズの蟻ほぞ14を、蟻溝13形成部を除いて設けて成る。
<第6部材6>
第3部材3を長尺化したものである。
<第7部材7>
第4部材4を長尺化したものである。
<第8部材8>
第5部材5を長尺化したものである。
上記8種類の部材を用いて構成される本発明に係る直交集成板は、通例、3層構造又は5層構造である。3層構造の場合は、以下の構成の第1表面層21と、第1中間層22と第2表面層23とで構成される(図2乃至4参照)。
第1表面層21
多数の第1部材1同士を、角溝11に突条12を嵌入することによって第2部材2を交えて板状に連結することによって構成される(図2参照)。図示した例の第2部材2は、左右それぞれ外側から2番目に配置されている。
第1中間層22
第3部材3及び第4部材4の蟻溝13内に第2部材2の蟻ほぞ14をスライド嵌入させることにより、複数の第3部材3及び第4部材4を第1表面層21に組み付けると共に、第5部材5を、その蟻ほぞ14を第1部材1及び第2部材2の蟻溝13列に横方向からスライド嵌入させることにより、第1表面層21に組み付けることによって構成される(図3参照)。
第2表面層23
上下逆にした複数の第1部材1を、その蟻溝13内に第1中間層22を構成する第4部材4の蟻ほぞ14をスライド嵌入させることによって第1中間層22に組み付けると共に、上下逆にした第2部材2を、その蟻ほぞ14を第3部材3、第4部材4及び第5部材5の蟻溝13列にスライド嵌入させて第1中間層22に組み付けることによって構成される(図4参照)。
この3層構造の直交集成板の組立ては、単に各部材を組み付けていくだけで行うことができ、基本的に接着剤は不要である。もちろん、必要に応じて接着剤や接合金具を用いても差し支えない。以下の多層構造の場合も同様である。5層構造の場合は、上記3層構造の場合の第1表面層21、第1中間層22及び第2表面層23を備え、更に第1中間層22と第2表面層23との間に、下記構成の第2中間層24と第3中間層25とを組み込んで形成される(図5〜7参照)。
第2中間層24
複数の第6部材6及び2つの第7部材7を、その蟻溝13内に第1中間層22を構成する第4部材4の蟻ほぞ14をスライド嵌入させることによって第1中間層22に組み付けると共に、2つの第8部材8を、その蟻ほぞ14を第1中間層22の蟻溝13列内にスライド嵌入させることによって第1中間層22に組み付けることによって形成される。
第3中間層25
第3部材3及び第4部材4の下面側の蟻溝13内に第7部材7の蟻ほぞ14をスライド嵌入させることにより、複数の第3部材3及び第4部材4を第2中間層24に組み付けると共に、第5部材5を、その蟻ほぞ14を第2中間層の蟻溝13列内にスライド嵌入させて第2中間層24に組み付けることによって形成される。
そして、第3中間層25上に、上記3層構造の場合と同様にして第2表面層23に組み付けることによって、5層構造の直交集成板が完成する。
また、第1表面層と第2表面層との間に、上記第2中間層24と第3中間層25の組を2組配設することによって、7層構造とすることができ、更に第2中間層24と第3中間層25の組を3組配設することによって、9層構造とすることができる。
以上いずれの実施形態においても、第1部材1乃至第8部材8のうちのすべての又は一部の部材が不燃処理されることが好ましく、また、第1部材1乃至第8部材8のすべての又は一部の接合部間、及び/又は、前記各層21〜25のすべての又は一部の接合部間に不燃性繊維層を挟入することとしてもよい。そのようにした場合は、直交集成板全体が不燃性を有するものとなり得る。 また、第1表面層21及び第2表面層23の外表面は化粧加工される。
1 第1部材
2 第2部材
3 第3部材
4 第4部材
5 第5部材
6 第6部材
7 第7部材
8 第8部材
11 角溝
12 突条
13 蟻溝
14 蟻ほぞ
21 第1表面層
22 第1中間層
23 第2表面層
24 第2中間層
25 第3中間層

Claims (9)

  1. 一方の側面に全長に亘る角溝を形成すると共に、他方の側面の全長に亘って前記角溝に密に嵌入するサイズの突条を形成し、上面の複数箇所に蟻溝を形成して成る第1部材と、
    前記第1部材に対し、更に上面に、前記蟻溝に密に嵌入するサイズの蟻ほぞを、前記蟻溝形成した部分を除いて全長に亘って形成して成る第2部材と、
    一方の側面に全長に亘る角溝を形成すると共に、他方の側面の全長に亘って前記角溝に密に嵌入するサイズの突条を形成し、上下両面に蟻溝を複数上下で形成位置をずらして形成して成る第3部材と、
    前記第3部材に対し、更に上面に、前記蟻溝に密に嵌入するサイズの蟻ほぞを、前記蟻溝形成した部分を除いて設けて成る第4部材と、
    前記第3部材の下面に、前記蟻溝に密に嵌入するサイズの蟻ほぞを、前記蟻溝形成した部分を除いて設けて成る第5部材の5種類の部材を組み合わせて構成されることを特徴とする直交集成板。
  2. 多数の前記第1部材同士を、前記角溝に前記突条を嵌入することによって前記第2部材を交えて板状に連結することによって構成される第1表面層と、
    前記第3部材及び第4部材の蟻溝内に前記第2部材の蟻ほぞをスライド嵌入させることによって複数の前記第3部材及び第4部材を前記第1表面層に組み付けると共に、前記第5部材を、その蟻ほぞを前記第1部材及び第2部材の蟻溝内にスライド嵌入させることによって前記第1表面層に組み付けて構成される第1中間層と、
    上下逆にした複数の前記第1部材を、その蟻溝内に前記第4部材の蟻ほぞをスライド嵌入させることによって前記第1中間層に組み付けると共に、上下逆にした前記第2部材を、その蟻ほぞを前記第3部材、第4部材及び第5部材の蟻溝列にスライド嵌入させて前記第1中間層に組み付けることによって構成される第2表面層とから成ることを特徴とする、請求項1に記載の直交集成板。
  3. 前記第1部材乃至第5部材のうちのすべての又は一部の部材が不燃処理されている、請求項1又は2に記載の直交集成板。
  4. 前記第1部材乃至第5部材のすべての又は一部の接合部間、及び/又は、前記各層のすべての又は一部の接合部間に不燃性繊維層を挟入した、請求項1乃至3のいずれかに記載の直交集成板。
  5. 一方の側面に全長に亘る角溝を形成すると共に、他方の側面の全長に亘って前記角溝に密に嵌入するサイズの突条を形成し、上面の複数箇所に蟻溝を形成して成る第1部材と、
    前記第1部材に対し、更に上面に、前記蟻溝に密に嵌入するサイズの蟻ほぞを、前記蟻溝形成した部分を除いて全長に亘って形成して成る第2部材と、
    一方の側面に全長に亘る角溝を形成すると共に、他方の側面の全長に亘って前記角溝に密に嵌入するサイズの突条を形成し、上下両面に蟻溝を複数上下で形成位置をずらして形成して成る第3部材と、
    前記第3部材に対し、更に上面に、前記蟻溝に密に嵌入するサイズの蟻ほぞを、前記蟻溝形成した部分を除いて設けて成る第4部材と、
    前記第3部材の下面に、前記蟻溝に密に嵌入するサイズの蟻ほぞを、前記蟻溝形成した部分を除いて設けて成る第5部材と、
    前記第3部材を長尺化して成る第6部材と、
    前記第4部材を長尺化して成る第7部材と、
    前記第5部材を長尺化して成る第8部材の8種類の部材を組み合わせて構成されることを特徴とする直交集成板。
  6. 多数の前記第1部材同士を、前記角溝に前記突条を嵌入することによって前記第2部材を交えて板状に連結することによって構成される第1表面層と、
    前記第3部材及び第4部材の蟻溝内に前記第2部材の蟻ほぞをスライド嵌入させることによって複数の前記第3部材及び第4部材を前記第1表面層に組み付けると共に、前記第5部材を、その蟻ほぞを前記第1部材及び第2部材の蟻溝内にスライド嵌入させることによって前記第1表面層に組み付けて構成される第1中間層と、
    複数の前記第6部材及び第7部材を、その蟻溝内に前記第4部材の蟻ほぞをスライド嵌入させることによって前記第1中間層に組み付けると共に、複数の前記第8部材を前記第1中間層に組み付けることによって形成される第2中間層と、
    前記第3部材及び第4部材の下面側の蟻溝内に前記第7部材の蟻ほぞをスライド嵌入させることにより、複数の前記第3部材及び前記第4部材を前記第2中間層に組み付けると共に、前記第5部材を、その蟻ほぞを前記第2中間層の蟻溝列内にスライド嵌入させて前記第2中間層に組み付けることによって形成される第3中間層と、
    上下逆にした複数の前記第1部材を、その蟻溝内に前記第3中間層を形成する前記第4部材の蟻ほぞをスライド嵌入させることによって前記第3中間層に組み付けると共に、上下逆にした前記第2部材を、その蟻ほぞを前記第3中間層を形成する前記第3部材、前記第4部材及び前記第5部材の蟻溝列にスライド嵌入させて前記第3中間層に組み付けることによって構成される第2表面層とを含むことを特徴とする、請求項5に記載の直交集成板。
  7. 前記第1表面層と前記第2表面層との間に前記第1中間層乃至前記第3中間層の組を1組乃至3組配設した、請求項6に記載の直交集成板。
  8. 前記第1部材乃至第8部材のうちのすべての又は一部の部材が不燃処理されている、請求項5乃至7のいずれかに記載の直交集成板。
  9. 前記第1部材乃至第8部材のすべての又は一部の接合部間、及び/又は、前記各層のすべての又は一部の接合部間に不燃性繊維層を挟入した、請求項5乃至7のいずれかに記載の直交集成板。
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