JP3176997U - 耐震構造合板 - Google Patents
耐震構造合板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3176997U JP3176997U JP2012002590U JP2012002590U JP3176997U JP 3176997 U JP3176997 U JP 3176997U JP 2012002590 U JP2012002590 U JP 2012002590U JP 2012002590 U JP2012002590 U JP 2012002590U JP 3176997 U JP3176997 U JP 3176997U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- plywood
- plate
- vertical
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
【課題】合板であって縦、横、斜め方向からの荷重に対する剛性を高めた耐震構造合板を提供する。
【解決手段】耐震構造合板1は、横の木目の板を心板2とし、該心板を両側から挟む添え心板3、4の一方の木目が斜め45度に傾斜し、他方の木目が一方の木目と反対方向に斜め45度に傾斜してなり、該添え心板の外側に縦の木目の表板5と裏板6とを重ね合わせた合板からなる。また、前記合板を構成する板が、正方形又は長方形で縦の木目の単板を、直角二等辺三角形を隙間無く組み合せた切断線に沿って切断し、又は上部が二等辺三角形となる五角形と二等辺三角形とを組み合せた切断線に沿って切断した切断片を組み合せて形成される。
【選択図】図3
【解決手段】耐震構造合板1は、横の木目の板を心板2とし、該心板を両側から挟む添え心板3、4の一方の木目が斜め45度に傾斜し、他方の木目が一方の木目と反対方向に斜め45度に傾斜してなり、該添え心板の外側に縦の木目の表板5と裏板6とを重ね合わせた合板からなる。また、前記合板を構成する板が、正方形又は長方形で縦の木目の単板を、直角二等辺三角形を隙間無く組み合せた切断線に沿って切断し、又は上部が二等辺三角形となる五角形と二等辺三角形とを組み合せた切断線に沿って切断した切断片を組み合せて形成される。
【選択図】図3
Description
本考案は、合板に対する縦、横、斜め方向からの荷重に対する剛性を高めた耐震構造合板に関する。
従来、一般的な合板、例えば5プライ合板は、繊維方向が1 枚づつ直交するよう貼り合わせてあり、屋根裏材や内外装の壁材、床下材、床材などMP建築資材として使用されている。
しかし、地震等で倒壊した木造建築の壁材などを見ると、建物や壁が斜めに捩れて破断しており、横揺れや重力により斜め方向に加わった負荷が原因となり建築物が半壊や全壊してしまうなどの多大な被害を生じている。
一方で、繊維方向が縦横の単板だけでなく斜め方向の単板を組み合せることで剛性を高めるため、例えば、実開昭49−34270号の繊維束材料を斜交中芯とした合板では、表単板、縦中芯、裏単板はそれぞれ繊維方向が直交する従来と同様と同様の単板を用い、添中芯として繊維方向が45度傾く単板を斜交中芯として用い、合板を構成する各単板の繊維方向が順次45度づつ傾くように合板を構成した構造や、単板の斜交中芯に替えて45度の向きに繊維方向がなるように繊維束材料に接着剤を塗布して多数平行に並べて平らに堆積したものを用いた構成が開示されている。
また、特開平11−77609号の全方位耐震構造合板では、木目が縦、横、左斜め45度又は右斜め45度のそれぞれの単板を接合した構成が開示されている。
しかし、上記構成では、簡単な構成で無駄なく十分な効果を挙げるにはいたらなかった。
しかし、地震等で倒壊した木造建築の壁材などを見ると、建物や壁が斜めに捩れて破断しており、横揺れや重力により斜め方向に加わった負荷が原因となり建築物が半壊や全壊してしまうなどの多大な被害を生じている。
一方で、繊維方向が縦横の単板だけでなく斜め方向の単板を組み合せることで剛性を高めるため、例えば、実開昭49−34270号の繊維束材料を斜交中芯とした合板では、表単板、縦中芯、裏単板はそれぞれ繊維方向が直交する従来と同様と同様の単板を用い、添中芯として繊維方向が45度傾く単板を斜交中芯として用い、合板を構成する各単板の繊維方向が順次45度づつ傾くように合板を構成した構造や、単板の斜交中芯に替えて45度の向きに繊維方向がなるように繊維束材料に接着剤を塗布して多数平行に並べて平らに堆積したものを用いた構成が開示されている。
また、特開平11−77609号の全方位耐震構造合板では、木目が縦、横、左斜め45度又は右斜め45度のそれぞれの単板を接合した構成が開示されている。
しかし、上記構成では、簡単な構成で無駄なく十分な効果を挙げるにはいたらなかった。
この考案の解決しようとする問題点は、建築資材などに使用される合板に斜め方向の負荷が加わっても強度を有する合板であって、一般に使用される縦の木目の単板を加工し、合板の加工の際に挟み込み加工することで、全方位からの耐震性の強化を実現した耐震構造合板を提供することにある。
本考案の耐震構造合板は、横の木目の板を心板とし、該心板を両側から挟む添え心板の一方の木目が斜め45度に傾斜し、他方の木目が一方の木目と反対方向に斜め45度に傾斜してなり、該添え心板の外側に縦の木目の表板と裏板とを重ね合わせた合板からなっており、
前記合板を構成する板が、正方形又は長方形で縦の木目の単板を、直角二等辺三角形を隙間無く組み合せた切断線に沿って切断し、又は上部が二等辺三角形となる五角形と二等辺三角形とを組み合せた切断線に沿って切断した切断片を組み合せて形成されていることを特徴とする。
前記合板を構成する板が、正方形又は長方形で縦の木目の単板を、直角二等辺三角形を隙間無く組み合せた切断線に沿って切断し、又は上部が二等辺三角形となる五角形と二等辺三角形とを組み合せた切断線に沿って切断した切断片を組み合せて形成されていることを特徴とする。
合板の添え心材の一方に木目が斜め45度に傾斜する板材を用い、他方に一方と逆方向に斜め45度に傾斜する板材を用いることで、建築資材などに使用される合板に地震等で縦横斜め方向の負荷が加わっても強度を有する合板を提供することにある。
上記合板は、強度(圧縮、引張り、曲げ)があらゆる方位に優れ、反りや寸法の狂いを生じることがなく、耐震性に優れると共に耐用期間が長く、木材資源を有効利用できる。
また、斜め45度に傾斜する板材は、一般に使用される縦の木目の単板を加工し、合板の加工の際に挟み込み加工することで、無駄なく端切れを使用でき、廉価に全方位からの耐震性の強化を容易に実現することができる。
上記合板は、強度(圧縮、引張り、曲げ)があらゆる方位に優れ、反りや寸法の狂いを生じることがなく、耐震性に優れると共に耐用期間が長く、木材資源を有効利用できる。
また、斜め45度に傾斜する板材は、一般に使用される縦の木目の単板を加工し、合板の加工の際に挟み込み加工することで、無駄なく端切れを使用でき、廉価に全方位からの耐震性の強化を容易に実現することができる。
以下に、この考案の耐震構造合板の好適実施例について図面を参照しながら説明する。
本実施例の耐震構造合板1は、図1〜図3に示すように、900mm(横)×1800mm(縦)の板材を5枚重ね合わせて接着した5プライ合板からなっている。
中心となる心板2として、木目が横目の単板で1mm〜5mmの厚みのものを用いる(図1(b)参照)。
中心となる心板2として、木目が横目の単板で1mm〜5mmの厚みのものを用いる(図1(b)参照)。
そして、木目を45度にした板で、斜めの向きが反対(直交する)方向となる一対の板材(図1(c)(d)参照)を用意して添え心材3、4とし、前記心材2を挟み込むようにして張り付ける。
この発明の合板の材料としては、スギ、マツ、ヒノキ、ツガ、ヒバなどの針葉樹、ケヤキ、カシ、ブナ、ナラ、サクラ、キリ、ラワン、チークなどの広葉樹や、これらの組み合せなどが例示されるが、この考案では一定の強度を有するものであれば特に木の種類は限定されず、得られる合板の用途や外観に応じて適宜選択して使用しうる。
合板を構成する各板相互の接合、及び後述の1枚の構成板を寄せ集めで組み立てる場合には公知の接着剤が使用されるが、その種類は、各接着剤の特徴や合板の用途などに応じて選択する。
即ち、接着剤の種類には、一例を挙げると、ゴム系、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、アクリル樹脂系などのエマルジョン型接着剤、ゴム系、ポリ塩化ビニル系、ポリ酢酸ビニル系、アクリル樹脂系、ポリウレタン系などの溶剤型接着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、スチレン−ブタジエンブロック共重合体系、スチレン−イソプレンブロック共重合体系、ポリエステル系、ポリアミド系などのホットメルト型接着剤、フェノール樹脂系、メラミン樹脂系、ユリア樹脂系、エポキシ樹脂系などの熱硬化型接着剤などがあるが、これらに限定されず公知の接着剤を使用しうる。
即ち、接着剤の種類には、一例を挙げると、ゴム系、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、アクリル樹脂系などのエマルジョン型接着剤、ゴム系、ポリ塩化ビニル系、ポリ酢酸ビニル系、アクリル樹脂系、ポリウレタン系などの溶剤型接着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、スチレン−ブタジエンブロック共重合体系、スチレン−イソプレンブロック共重合体系、ポリエステル系、ポリアミド系などのホットメルト型接着剤、フェノール樹脂系、メラミン樹脂系、ユリア樹脂系、エポキシ樹脂系などの熱硬化型接着剤などがあるが、これらに限定されず公知の接着剤を使用しうる。
また、接着剤を塗布した各構成板の接合は、プレス、加圧ロールなどにより行うが、ホットメルト型接着剤や熱硬化型接着剤の場合、室温で数分〜数時間仮接合して単板のソリを無くしてから、加熱下で接合する。加熱には蒸気、ヒーターなど、その他の公知の方法によって一体に接着することができる。
次に、縦の木目の単板(図1(a)参照)を2枚用意して表板5、裏板6とし、前記添え心材3、4を挟み込むようにその外側にそれぞれ張り付ける。
これにより、図2及び図3に示すように、表板5、一方の添え心板3、心板2,他方の添え心板4、裏板6の順に重なって張り付けられた合板が形成される。
これにより、図2及び図3に示すように、表板5、一方の添え心板3、心板2,他方の添え心板4、裏板6の順に重なって張り付けられた合板が形成される。
前記合板1は、木目が、縦、斜め下向き45度、横、斜め上向き45度、縦の順にそれぞれ並ぶので、縦、横、斜めの全方位の負荷に対して十分な強度を高めることができる。
表板、裏板5、6及び心板2は、木目が縦又は横であるので一般の単板を用いることができる。
木目が斜めとなる添え心板3、4は、縦の木目の単板を用いて加工することができる。
木目が斜めとなる添え心板3、4は、縦の木目の単板を用いて加工することができる。
図4(a)(b)の添え心材3及び4は、短辺a×長辺2a(=b)の長さからなっている。
ここで、斜辺をaとする直角二等辺三角形の底辺の長さをcとし、斜辺をcとする直角二等辺三角形の底辺の長さを2a(=b)とする。
ここで、斜辺をaとする直角二等辺三角形の底辺の長さをcとし、斜辺をcとする直角二等辺三角形の底辺の長さを2a(=b)とする。
図5(a)の単板10は、縦の木目を有し、1辺の長さをcとする正方形からなっている。
そして、対角線L1の長さが2aとなるので、対角線L1に沿って2等分された部分は斜辺をcとし、底辺を2aとする2つの直角二等辺三角形の第1片10Aとなる。
この直角二等辺三角形の木目は一方の斜辺と平行になる。
そして、対角線L1の長さが2aとなるので、対角線L1に沿って2等分された部分は斜辺をcとし、底辺を2aとする2つの直角二等辺三角形の第1片10Aとなる。
この直角二等辺三角形の木目は一方の斜辺と平行になる。
そして、一方の第1片10Aを、底辺2aの中央から直角に頂点まで延びる線L2(長さa)により2等分すると、底辺の長さがcで、斜辺の長さがaの2つの直角二等辺三角形の第2片10bと第3の片10cが形成される。
この第2片10bはその木目が底辺と平行に延びており、第3の片10cはその木目が底辺に対して直角となるように形成される。
この第2片10bはその木目が底辺と平行に延びており、第3の片10cはその木目が底辺に対して直角となるように形成される。
そこで、図5(b)に例示するように、前記第1片10Aを、その底辺が長方形の長手辺となり頂点が対向する長手辺の中点となるように配置し、前記第2片10b及び第3の片10b’をその頂点が長方形の角部を形成し底辺が前記第1片10Aの斜辺と整合するようにし、それぞれの木目が連続するように配置して貼り合わせることで、図4(a)または(b)の添え心材3、4を形成することができる。
次に、木目が縦の長方形の単板11を用いて、木目が45度に傾斜する正方形の添え心材3又は4を形成する異なる実施例を示す。
図6(a)は、長方形の縦目の単板11であり、短手辺の長さがa、長手辺の長さが2a(=b)である。
図6(a)は、長方形の縦目の単板11であり、短手辺の長さがa、長手辺の長さが2a(=b)である。
そこで、上記単板11を、長手辺の一方の端部から他方の長手辺の中点まで延びる斜線L3と、前記長手辺の他方の端部から他方の長手辺の中点まで延びる斜線L4で全体を3分割すると、斜辺の長さがcで底辺がbとなり木目が底辺に沿って平行になる直角二等辺三角形の第4片11Aと、斜辺の長さがaで底辺の長さがcとなり木目が一方の斜辺と平行になる2つの直角二等辺三角形の第5片11bの2つに分割される(図6(b)参照)。
2つの第4片11Aの底辺を揃えて整合することで、1つの正方形の添え心材を形成することができる(図6(c)参照)し、これを並べることで長方形にすることもできる。
また、前記第5片11bは、その底辺を揃えて整合することで、1辺がaとなる正方形の板材となり、図7(a)では長手方向に対して木目が直角になるように繋げて横目の心板2として利用でき、図7(b)では長手方向に対して木目が平行となるように繋げて縦目の表板5、または裏板6として利用することができる。
前記正方形の板材は、木目を合わせて2つ並べることで点線で示すように長方形の板材を形成することができる。
また、前記第5片11bは、その底辺を揃えて整合することで、1辺がaとなる正方形の板材となり、図7(a)では長手方向に対して木目が直角になるように繋げて横目の心板2として利用でき、図7(b)では長手方向に対して木目が平行となるように繋げて縦目の表板5、または裏板6として利用することができる。
前記正方形の板材は、木目を合わせて2つ並べることで点線で示すように長方形の板材を形成することができる。
図8(a)では、木目が縦の正方形の単板10を多数に分割して、図8(b)に示す木目が45度に傾斜する添え心材3又は4(図6(b)参照)を形成する場合を示す。
図示例では正方形を例示したが、2つ並べることで長方形になることは前記実施例と同様である。
図示例では正方形を例示したが、2つ並べることで長方形になることは前記実施例と同様である。
図8(a)の単板10は1辺の長さがcに設定されており、該単板を交差する対角線L5、L6で区切って底辺に対して直交する方向に木目が形成される一対の直角二等辺三角形の第6片12Aを形成し、残りの底辺に対して平行の方向に木目が形成される一対の直角二等辺三角形の片は、底辺から直角に延びて前記第5の片Aの斜辺の中点(対角線の1/4の個所)を結ぶ一対の線L7、L8で分割される三角形の第7片12cと、残りの五角形の第8片12Bとにそれぞれ三分割される。
五角形の第8片12Bは、第7片12cの斜辺(線L7、L8)が対角線L6、L6と交差する点間を結ぶ線L9で二分すると木目が底辺に平行な直角二等辺三角形の第9片12dと長方形の第10片12eとに二分することもできる。
五角形の第8片12Bは、第7片12cの斜辺(線L7、L8)が対角線L6、L6と交差する点間を結ぶ線L9で二分すると木目が底辺に平行な直角二等辺三角形の第9片12dと長方形の第10片12eとに二分することもできる。
上記一対の第6片12Aの頂点を対向する正方形の角部に配置し、その中間に前記五角形の第8片12Bの頂点を正方形の残りの角部に配置し、中央の菱形部分の空間を木目が底辺と平行な直角二等辺三角形の片13aと木目が底辺と直角に延びる直角二等辺三角形の片13bをそれぞれ2つづつ組み合せて木目が45度に傾斜する正方形の片を形成することができ、また点線で示すように木目を揃えて2つ並べることで長方形の片とすることもでき、添え心板3、4として利用しうる(図8(b)参照)。
図9(a)の木目が縦の正方形の単板10では、前記図8(a)の第6片12Aについても底辺から直角に延びて前記第6片12Aの斜辺の中点(対角線の1/4の個所)を結ぶ一対の線L7’、L8’で分割される。
換言すると、前記線L7’、L8’は前記対角線L5,L6上で、それぞれ前記線L7、L8の先端とつながり正方形となり、前記対角線L5、L6に沿って二等分され前記第7片12cと同一形状で、木目が一方の斜辺に沿って平行になる直角二等辺三角形の片に形成される。
従って、4つの五角形の第8片12Bと、8つの第7片12cとに分割することができる。
その他の構成は前記図8(a)と同様である。
換言すると、前記線L7’、L8’は前記対角線L5,L6上で、それぞれ前記線L7、L8の先端とつながり正方形となり、前記対角線L5、L6に沿って二等分され前記第7片12cと同一形状で、木目が一方の斜辺に沿って平行になる直角二等辺三角形の片に形成される。
従って、4つの五角形の第8片12Bと、8つの第7片12cとに分割することができる。
その他の構成は前記図8(a)と同様である。
そして、図9(b)に示すように、4つの五角形の第8片12Bは、先端の斜辺が隙間なく接した状態で45度回転させた位置に並べ、隣接する五角形12Bの間に前記斜辺と平行な木目の第7片12cをそれぞれ嵌め込み、角部には底辺と平行な木目を有する直角二等辺三角形の片13aと、底辺と直角な木目を有する直角二等辺三角形の片13bを嵌め込み、これらを接着することで、木目が45度に傾斜する添え心材3または4を形成することができる。
このように複数の直角二等辺三角形の構成片を組み合せ接着して1枚の板とした添え心材3または4は、心材2と表板5および心材2と裏板6に挟まれて合板として接着されるので、組み合せ片であっても強度を高めることができる。
また、前述のように、心板や表板、裏板も同様に組み合せて接着してもよい。
また、前述のように、心板や表板、裏板も同様に組み合せて接着してもよい。
上記実施例では5プライ合板を例示したが、この考案では、表板と裏板の間であれば、任意の個所に任意の木目の単板を追加して7プライ合板や9プライ合板など奇数の単板を重ね合わせて合板とすることができる。
5層以上に接着されて積層されるので、合板の各構成板が組み合せて接着されたものであっても十分な強度を維持することができる。
この考案は上記実施例に限定されるものではなく要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更することができる。
5層以上に接着されて積層されるので、合板の各構成板が組み合せて接着されたものであっても十分な強度を維持することができる。
この考案は上記実施例に限定されるものではなく要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更することができる。
1 耐震構造合板
2 心板
3、4 添え心材
5 表板
6 裏板
10 単板
10A 第1片
10b 第2の片平行
10c 第3の片直角
11 長方形の縦目の単板
11A 第4片
11b 第5片
12A 第6片
12B 第8片
12c 第7片
12d 第9片
12e 第10片
2 心板
3、4 添え心材
5 表板
6 裏板
10 単板
10A 第1片
10b 第2の片平行
10c 第3の片直角
11 長方形の縦目の単板
11A 第4片
11b 第5片
12A 第6片
12B 第8片
12c 第7片
12d 第9片
12e 第10片
Claims (4)
- 横の木目の板を心板とし、該心板を両側から挟む添え心板の一方の木目が斜め45度に傾斜し、他方の木目が一方の木目と反対方向に斜め45度に傾斜してなり、該添え心板の外側に縦の木目の表板と裏板とを重ね合わせた合板からなっており、
前記合板を構成する板が、正方形又は長方形で縦の木目の単板を、直角二等辺三角形を隙間無く組み合せた切断線に沿って切断し、又は上部が二等辺三角形となる五角形と二等辺三角形とを組合せた切断線に沿って切断した切断片を組み合せて形成されていることを特徴とする耐震構造合板。 - 長手辺が短手辺の2倍の長さに設定された長方形状の縦の木目の単板を、一方の長手辺の両端と、対向する長手辺の中点とをそれぞれ結ぶ線によって切断し、3つの直角二等辺三角形の切断片とし、底辺と木目が平行な2つの切断片の底辺相互を接着して木目が斜めの添え心板を形成してなることを特徴とする請求項1に記載の耐震構造合板。
- 斜辺と木目が平行な2つの切断片の底辺相互を接着して木目が縦の表板もしくは裏板、または木目が横の心板を形成してなることを特徴とする請求項2に記載の耐震構造合板。
- 正方形状の縦の木目の単板を、一対の対角線と、正方形の各辺又は対向する一対の辺から直角に延びて前記対角線の角部から正方形の中心まで延びる部分の中点と接する線とによって切断した切断片を組み合せて木目が斜めの添え心板を形成してなることを特徴とする請求項1に記載の耐震構造合板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002590U JP3176997U (ja) | 2012-05-01 | 2012-05-01 | 耐震構造合板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002590U JP3176997U (ja) | 2012-05-01 | 2012-05-01 | 耐震構造合板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3176997U true JP3176997U (ja) | 2012-07-12 |
Family
ID=48003881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012002590U Expired - Fee Related JP3176997U (ja) | 2012-05-01 | 2012-05-01 | 耐震構造合板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3176997U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9174419B2 (en) | 2012-05-28 | 2015-11-03 | Teiji Utsumi | Quake-resistant plywood laminate |
JP2019500232A (ja) * | 2015-10-21 | 2019-01-10 | フレアーズ ランバー カンパニー インコーポレイテッドFreres Lumber Co., Inc. | 積層木質製品 |
CN109648658A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-04-19 | 西安建筑科技大学 | 一种竹木复合的正交胶合板 |
-
2012
- 2012-05-01 JP JP2012002590U patent/JP3176997U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9174419B2 (en) | 2012-05-28 | 2015-11-03 | Teiji Utsumi | Quake-resistant plywood laminate |
JP2019500232A (ja) * | 2015-10-21 | 2019-01-10 | フレアーズ ランバー カンパニー インコーポレイテッドFreres Lumber Co., Inc. | 積層木質製品 |
CN109648658A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-04-19 | 西安建筑科技大学 | 一种竹木复合的正交胶合板 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3177561U (ja) | 耐震構造合板 | |
JP2020513076A (ja) | 交差式構造用ボードによる建築システム | |
WO2008010602A1 (fr) | Matériau composite pour une âme et procédé de fabrication dudit matériau, contreplaqué et procédé de fabrication dudit contreplaqué | |
JP3176997U (ja) | 耐震構造合板 | |
JP6899576B2 (ja) | 竹材を用いた直交集成板 | |
JP6395013B1 (ja) | 小屋面構造 | |
JP4162675B2 (ja) | 木質系の建築材 | |
JP6150480B2 (ja) | 木製梁 | |
JP2015182354A (ja) | 建築用重ね合わせパネル、建築物の構造体及び建築用重ね合わせパネルの製造方法 | |
JP3076430U (ja) | 台形集成材 | |
JP3137787U (ja) | ログ材 | |
JP7428014B2 (ja) | 構造体 | |
JP2020079545A (ja) | 柱梁接合構造及び柱梁接合方法 | |
CN205799771U (zh) | 一种人造板及其板芯 | |
US9382718B1 (en) | Engineered wood flooring with a double-frame substrate | |
JP7458092B2 (ja) | 建築用構造材 | |
CN210032486U (zh) | 一种复合实木地板 | |
KR20190000542U (ko) | 판재 | |
JP3267961B2 (ja) | 建築用木質複合材及びその製造方法 | |
JP2022003196A (ja) | 建築用パネル | |
JP2018051780A (ja) | 木製パネルの接合構造 | |
JP2022099684A (ja) | 竹材を用いた直交集成板 | |
JPH01174751A (ja) | 柱または梁構成部材及びその連結方法 | |
JP7031818B2 (ja) | 集成材及び集成材の固定構造 | |
JP2001047405A (ja) | 建築用材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3176997 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150620 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |