JP6854362B1 - 換気装置、換気ユニットおよび電力変換装置 - Google Patents

換気装置、換気ユニットおよび電力変換装置 Download PDF

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Abstract

実施形態の換気装置は、筐体と、シャッターケースと、ファンと、シャッターと、を備える。シャッターケースは、開口を有する。ファンは、開口を介して筐体内の空気を外部に排気する。シャッターは、シャッターケース内を、開口に連通される第1室と、第1室とは別の第2室とに区画するとともに、回動動作によって開口を開閉する。ファンは、筐体におけるシャッターケースの第1室側に配置される。第1室は、ファンの正圧領域とされる。第2室は、ファンの負圧領域とされる。シャッターケースの第2室は、筐体内の負圧領域のみと連通されている。シャッターは、第1室から受ける圧力よりも第2室から受ける圧力が小さくなるように設けられている。

Description

本発明の実施形態は、換気装置、換気ユニットおよび電力変換装置に関する。
例えば、筐体内に設けられた電力変換ユニット等の発熱体を冷却するための換気装置が知られている。換気装置は、例えば筐体の外面に設けられたフードと、フードの排気口を開閉するシャッターと、フード内に配置されたファンと、を備えている。換気装置は、シャッターを開放するとともに、ファンを駆動させ、排気口を介して筐体内の空気を外部に排気する。これにより、筐体内の空気の温度上昇を抑え、発熱体の冷却を促進できる。
発熱体の冷却性能を向上させるために、筐体に複数の換気装置を設ける場合がある。このような場合、発熱体の温度や仕様に応じて複数の換気装置のうち、所定の換気装置のみを駆動させる。停止している換気装置は、シャッターを閉塞している。これにより、駆動している換気装置と停止している換気装置との間で空気が循環してしまうショートサーキットを防止できる。このため、ファンによって、確実に筐体内の空気を排気できる。
シャッターの開閉動作を駆動装置等によらず簡素な構造にしようとすると、フードにシャッターを回動自在に設け、シャッターの自重により排気口を閉塞することが考えられる。この場合、排気口を開放するには、ファンの風圧を利用する。
しかしながら、フードにシャッターを回動自在に設け、シャッターの自重やファンの風圧を利用して排気口の開閉動作を行おうとすると、シャッターに対する回動軸を高精度に位置決めする必要があった。つまり、シャッターが確実に自重で閉塞するように回動軸の位置を設定すると、シャッターが重すぎてファンの風圧で排気口が開放されず、シャッターの機能を満足できない可能性があった。
回動軸の位置を適正に設定できたとしても、適用する電力変換装置ごとに装置内の圧力損失が異なるため、ファンの風圧が低下したり、回動軸が経年劣化したりする場合がある。このような場合、シャッターの開閉動作が適正に行われない可能性があった。
このように、種々の要因を考慮しながらシャッターの設計、製造を行う必要があり、設計、製造作業が煩雑になるという課題があった。
日本国特開2018−79757号公報
本発明が解決しようとする課題は、シャッターの設計、製造を容易化できる換気装置、換気ユニットおよび電力変換装置を提供することである。
実施形態の換気装置は、筐体と、シャッターケースと、ファンと、シャッターと、を備える。シャッターケースは、筐体に取り付けられ、開口を有する。ファンは、開口を介して外部の空気を筐体内に送風、及び開口を介して筐体内の空気を外部に排気、のいずれか一方を行う。シャッターは、シャッターケースに回動自在に設けられ、シャッターケース内を、開口に連通される第1室と、第1室とは別の第2室とに区画するとともに、回動動作によって開口を開閉する。ファンは、筐体におけるシャッターケースの第1室側、及びシャッターケースの第1室のいずれか一方に配置される。第1室は、ファンの正圧領域、及び負圧領域のいずれか一方の第1領域とされる。第2室は、ファンの正圧領域、及び負圧領域のいずれか他方の第2領域とされる。シャッターケースの第2室は、筐体内における第2領域と同じ領域のみと連通されている。シャッターは、第1室から受ける圧力よりも第2室から受ける圧力が小さくなるように設けられている。
第1の実施形態の電力変換装置の概略構成図。 第1の実施形態のシャッターユニットのX−Z平面に沿う断面の斜視図。 第2の実施形態のシャッターユニットのX−Z平面に沿う断面の斜視図。 第3の実施形態のシャッターユニットのX−Z平面に沿う断面の斜視図。 第1の変形例の換気装置の概略構成図。 第2の変形例の換気装置の概略構成図。
以下、実施形態の換気装置、換気ユニットおよび電力変換装置を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、電力変換装置1の概略構成図である。
図1に示すように、電力変換装置1は、箱状の筐体2と、筐体2内に収納されている電力変換ユニット3と、筐体2の一面2aに取り付けられている換気ユニット4と、を備えている。
電力変換ユニット3は、例えば、交流電力を直流電力に変換するコンバータと、直流電力を交流電力に変換するインバータとのうち、少なくとも一方を備えている。電力変換装置1は、少なくとも1つの電力変換ユニット3を備えていればよい。電力変換ユニット3は、駆動時に発熱する。
換気ユニット4は、複数(例えば、本第1の実施形態では2個)の換気装置5A,5Bを備えている。各換気装置5A,5Bの基本的構成は同一である。このため、以下の説明では、一方の換気装置5Aについてのみ説明し、他方の換気装置5Bについての説明は、一方の換気装置5Aと同一符号を付して説明を省略する。
以下の説明では、換気ユニット4が取り付けられている筐体2の一面2aは、筐体2の重力方向上面であるものとして説明する。筐体2の内側とは、筐体2で囲まれた内部のことをいうものとし、筐体2の外面側が筐体2の外側をいうものとする。必要に応じて、重力方向上下方向(筐体2における一面2aの法線方向)をZ方向とし、筐体2における一面2aの面方向で、かつ筐体2の一辺に沿う方向をX方向とし、Z方向、及びX方向に直交する方向をY方向として説明する。
換気装置5Aは、筐体2における一面2aの内側に設けられたファン6と、筐体2における一面2aの外側に設けられたシャッターユニット7と、を備えている。
ファン6は、筐体2の一面2aに取り付けられたファンシュラウド8と、ファンシュラウド8に回転自在に固定されたファンブレード9と、を主構成としている。
ファンブレード9としては、例えば軸流ファン用のファンブレードが用いられる。ファンブレード9は、不図示のファンモータによって回転駆動される。ファンブレード9の回転軸線は、筐体2における一面2aの法線方向に沿っている。以下、ファンブレード9の回転軸線方向を、単に軸方向と称して説明する場合がある。
ファンシュラウド8は、ファンブレード9の周囲を取り囲むように略円筒状に形成されている。ファンシュラウド8の中心軸線は、ファンブレード9の軸方向と一致している。
筐体2の一面2aには、ファンブレード9と軸方向で対向する位置に、軸方向からみて略円形状の開口部2bが形成されている。ファンブレード9が回転すると、軸方向に沿って風Wが流れ、筐体2内の空気がファンシュラウド8、ファンブレード9、及び開口部2bを介して筐体2の外部に排気される。すなわち、筐体2内で、かつファンシュラウド8の外側は、ファン6によって負圧領域Npとなる。筐体2の一面2aから外側は、ファン6によって正圧領域Ppとなる。
特に図示しないが、筐体2には、ファン6から離間した他面に、外気を吸い込むための吸入口が形成されている。これにより、筐体2内の電力変換ユニット3を通るように風Wが流れる。
筐体2の一面2aには、ファンシュラウド8よりも径方向外側に、筐体連通口25が形成されている。筐体連通口25は、シャッターユニット7に設けられた後述のダクト15の通風路16と連通される。
図2は、シャッターユニット7におけるX−Z平面に沿う断面の斜視図である。
図1、図2に示すように、シャッターユニット7は、筐体2における一面2aの外側(外面)に配置されている。シャッターユニット7は、筐体2の一面2a側に開口部10aが形成された箱状のシャッターケース10と、シャッターケース10に回動自在に設けられ、シャッターケース10内を2つの部屋(正圧室23、及び負圧室24)に仕切るシャッター11と、を主構成としている。
シャッターケース10の大きさは、筐体2の大きさと比較して十分に小さい。シャッターケース10は、X−Z平面に沿う2つの側面10bと、Y−Z平面に沿う2つの側面10cと、各側面10b,10cに筐体2とは反対側の端部で接続される天板10dと、を有している。各側面10b,10cにより、開口部10aが形成される。この開口部10aは、筐体2の開口部2bと連通されている。
天板10dは、X−Y平面に沿うように配置されている。天板10dには、X方向略中央を中心にして片側半分に、段差面10eを介して凹部12が形成されている。この凹部12の大部分に、排気口(請求項における開口に相当)13が形成されている。
筐体2の排気口13とは反対側の側面10cと天板10dとの間には、ダクト連通口14が形成されている。このダクト連通口14が形成されている側の側面10cには、ダクト15が設けられている。ダクト15は、Z方向に延び、かつY方向全体に渡って延びている。ダクト15は、側面10cとともに略角筒状に形成され、内部に通風路16を形成している。
ダクト15は、側面10cと対向するダクト側面15aがシャッターケース10の天板10dに接合されている。これにより、通風路16は、外気と遮断される。通風路16は、Z方向上端でダクト連通口14に連通されている。通風路16は、Z方向下端で筐体2の筐体連通口25を介して筐体2内に連通されている。
シャッターケース10におけるダクト連通口14の下側縁には、仕切板(請求項における第1仕切板に相当)17が設けられている。仕切板17は、シャッター11とともに、シャッターケース10内を2つの部屋(正圧室23、及び負圧室24)に仕切る。仕切板17は、金属板により形成されている。仕切板17は、ダクト連通口14の下側縁から、シャッター11の回動軌跡に沿うように、斜め下方に向かって延出されている。
シャッターケース10におけるダクト連通口14が形成されている側面10cには、仕切板17よりも筐体2側に、板状のストッパ18が設けられている。ストッパ18は、シャッター11の回動量を規制するとともに、シャッターケース10内の風Wの向きを規制する。ストッパ18は金属板により形成されている。ストッパ18は、シャッターケース10の側面10cからシャッターケース10内に向かって、かつ仕切板17の下端に接するように、斜め上方に延出されている。ストッパ18は、シャッターケース10の排気口13の近傍に至るまで延出されている。
シャッター11は、シャッターケース10に形成された段差面10eの下端と、ストッパ18との間に配置されている。シャッター11は、略平板状のシャッター本体21と、シャッター本体21に設けられた回動軸22と、を備えている。
シャッター本体21は、平面視で略四角形状に形成されている。回動軸22は、シャッター本体21の一辺の略中央に、この一辺と直交する他辺に沿って、かつシャッター本体21の面方向に沿って配置されている。回動軸22は、シャッターケース10に形成されている段差面10eの下端に取り付けられている。この段差面10eの下端と回動軸22とは略平行であり、いずれもY方向に沿っている。これにより、シャッター本体21は、回動軸22回りに回動される。
シャッター11が回動することにより、シャッター本体21における回動軸22よりもシャッターケース10の排気口13側が、この排気口13を開閉する。より具体的には、シャッター本体21がX−Y平面に沿う方向、つまり、天板10dと略平行な状態のとき、シャッター本体21によって、排気口13が閉塞される。この閉塞状態からシャッター本体21が回動され、排気口13の上方にシャッター本体21が傾くと排気口13が開放される。
シャッター本体21の排気口13とは反対側の一端部21aは、シャッターケース10内の仕切板17に至るまで延出されている。
仕切板17は、シャッター本体21における一端部21aの回動軌跡に沿って湾曲形成されている。仕切板17とシャッター本体21の一端部21aとの間には、微小隙間が形成されている。このため、仕切板17とシャッター本体21とが干渉してしまうことがない。
シャッターケース10内は、仕切板17とシャッター11とにより、ファン6が配置されている側の正圧室(請求項における第1室に相当)23と、ダクト連通口14が形成されている側の負圧室(請求項における第2室に相当)24とに区画される。
負圧室24は、ダクト連通口14、ダクト15の通風路16、及び筐体連通口25を介して筐体2内に連通されている。
このように、シャッター本体21における回動軸22よりも排気口13側は、この排気口13を開閉するための開閉板26として機能する。シャッター本体21における回動軸22よりも仕切板17側は、シャッターケース10内を区画する区画板27として機能する。つまり、正圧室23と負圧室24とは、回動軸22を境に区画されている。
シャッター本体21の重心位置は、回動軸22よりもやや一端部21a側に位置している。このため、シャッター本体21は、無負荷状態において区画板27が若干下がるとともに、開閉板26が若干持ち上がる。この結果、無負荷状態において、シャッター本体21は、排気口13が若干開放される程度に傾く。
次に、換気装置5A,5Bの作用について説明する。
換気装置5A,5Bが停止している状態では、無負荷状態であるので、排気口13が若干開放されている。このため、筐体2内が自然換気される。
図1に示すように、換気装置5A,5Bのファン6が駆動されると、このファン6によって、風Wが発生する(強制換気)。風Wは、筐体2内からファンシュラウド8、ファンブレード9、及び開口部2bを介してシャッターケース10の正圧室23へと流れる。このため、筐体2内は、負圧領域Npとなる。正圧室23は、正圧領域Ppとなる。シャッターケース10の負圧室24は、ダクト連通口14、ダクト15の通風路16、及び筐体連通口25を介して筐体2内に連通されている。筐体連通口25は、ファンシュラウド8よりも径方向外側に形成されている。つまり、負圧室24は、筐体2の負圧領域Npのみと連通されていることになる。このため、負圧室24は、負圧領域Npとなる。
シャッター本体21の筐体2側に設けられたストッパ18は、シャッターケース10の側面10cから排気口13の近傍に至るまで延出されている。このため、シャッター本体21の区画板27には、ファン6による風Wの影響を受けにくい。
これに対し、シャッター11の開閉板26は、正圧室23の圧力を受けて上方に押し上げられようとする(図1における矢印Y1参照)。シャッター11の区画板27も、負圧室24から圧力を受けて上方(ダクト連通口14側)に吸い上げられようとする(図1におけるY2参照)。
シャッター本体21は、重心位置が回動軸22よりもやや一端部21a側に位置しているとともに、正圧室23から受ける圧力F1よりも負圧室24から受ける圧力F2が小さくなるように設けられている。
例えば、仕切板17と区画板27との間には、微小隙間が形成されている。この微小隙間から負圧室24の空気が漏れる。このような空気の漏れが一因となり、シャッター本体21が負圧室24から受ける圧力は、正圧室23から受ける圧力よりも小さくなる。この他、シャッターケース10の大きさは、筐体2の大きさと比較して十分に小さい。このため、筐体2内に連通されている負圧室24の圧力の大きさと比較して、正圧室23の圧力が大きくなりやすい。このため、シャッター本体21が負圧室24から受ける圧力は、正圧室23から受ける圧力よりも小さくなる。
このようにファン6が駆動されると、開閉板26が押し上げられて、シャッター11の傾きが大きくなる。これにより、排気口13が自然換気の場合よりも大きく開放される。シャッター11の傾きが大きくなると、区画板27がストッパ18に当接される。このため、シャッター11が仕切板17から離間することなく、シャッター11の傾きが所望の傾きで維持される。ストッパ18により、ファン6による風Wも整流(規制)され、排気口13側へとスムーズに流れる。
2つの換気装置5A,5Bは、いわゆるファン冗長用として使用される場合と、いわゆるファンバックアップ用として使用される場合とがある。ファン冗長用として使用される場合、電力変換ユニット3の放熱状況等に応じて、2つ同時に駆動させたり、1つのみ駆動させたりする。ファンバックアップ用として使用する場合、2つの換気装置5A,5Bのうち、一方の換気装置5A,5Bを常時駆動させる。この場合、一方の換気装置5A,5Bに不具合が発生して停止すると、他方の換気装置5A,5Bを駆動させる。
以下、図1に基づいて、ファン冗長用又はファンバックアップ用として、2つの換気装置5A,5Bのうち、一方の換気装置5Aのみ駆動させ、他方の換気装置5Bを停止させている場合について説明する。
他方の換気装置5Bを停止させている状態では、この換気装置5Bの排気口13が若干開放されている。この状態で、一方の換気装置5Aを駆動させると、換気装置5Aの正圧室23は、正圧領域Ppとなる。他方の換気装置5Bの正圧室23は、排気口13を通じて大気圧となる。これに対し、筐体2内、及び筐体2内に連通されている各換気装置5A,5Bの負圧室24は、負圧領域Npとなる。
このため、他方の換気装置5Bにおけるシャッター11の区画板27は、負圧室24から圧力を受けて上方(ダクト連通口14側)に吸い上げられる(図1におけるY3参照)。このため、他方の換気装置5Bでは、シャッター11によって排気口13が閉塞される。この結果、一方の換気装置5Aと他方の換気装置5Bとの間で空気が循環してしまうショートサーキットが防止される。
このように、上述のシャッターユニット7は、排気口13が形成されているシャッターケース10と、シャッターケース10の排気口13を開閉可能なように回動自在に設けられ、シャッターケース10内を正圧室23と負圧室24とに区画するシャッター11と、シャッターケース10の排気口13を介して筐体2内の空気を外部に排気するファン6とを備えている。正圧室23は、排気口13に連通されている。負圧室24は、ダクト連通口14、ダクト15の通風路16、及び筐体連通口25を介して筐体2内の負圧領域Npのみと連通されている。シャッター本体21は、重心位置が回動軸22よりもやや一端部21a側に位置している。シャッター本体21は、正圧室23から受ける圧力F1よりも負圧室24から受ける圧力F2が小さくなるように設けられている。
このため、2つの換気装置5A,5Bが停止している状態では、排気口13が若干開放され、筐体2内を自然換気できる。2つの換気装置5A,5Bが駆動している状態では、排気口13を確実に開放し、筐体2内を確実に強制換気できる。
2つの換気装置5A,5Bのうち、一方のみが駆動され、他方が停止されている場合、停止している換気装置5A,5Bは、負圧室24によってシャッター11の区画板27が吸い上げられる。このため、停止している換気装置5A,5Bの排気口13を確実に閉塞できる。よって、2つの換気装置5A,5B間でのショートサーキットを防止できる。
以上のように、負圧室24を利用してシャッター11の開閉動作を確実に行うことができるので、シャッター本体21に対する回動軸22の位置決めを高精度に行う必要がない。仮に回動軸22が経年劣化した場合であっても、確実にシャッター11の開閉動作を行うことができる。よって、シャッター11の設計、製造を容易化できる。
シャッター11を常時適正に動作させることができるので、各換気装置5A,5Bによって、電力変換ユニット3を効果的に冷却させることができる。
シャッターケース10内の正圧室23と負圧室24とは、回動軸22を境に区画されている。このため、シャッター本体21を、回動軸22を挟んで開閉板26と区画板27とに機能分けできる。例えば、段差面10eから離間した位置に回動軸22を設けてしまうと、シャッター本体21を、回動軸22を挟んで開閉板26と区画板27とに機能分けできなくなる。本第1の実施形態のように、回動軸22を挟んで開閉板26と区画板27とに機能分けできると、シャッター本体21に対する回動軸22の位置決めをさらに容易にできる。
シャッター本体21は、平面視で略四角形状に形成されている。回動軸22は、シャッター本体21の一辺の略中央に、この一辺と直交する他辺に沿って、かつシャッター本体21の面方向に沿って配置されている。仕切板17は、シャッター本体21における一端部21aの回動軌跡に沿って湾曲形成されている。このように構成することで、シャッターケース10内を、正圧室23と負圧室24とに容易に区画できる。このため、シャッターユニット7の製造コストを抑えることができる。
シャッターケース10には、シャッター11の回動量を規制するストッパ18が設けられている。このため、シャッター11が仕切板17から離間することなく、シャッター11の傾きを所望の傾きで維持できる。
ストッパ18は、シャッターケース10の側面10cからシャッターケース10内に向かって、斜め上方に延出されている。ストッパ18は、シャッターケース10の排気口13の近傍に至るまで延出されている。このため、ストッパ18により、ファン6による風Wが整流(規制)され、排気口13に向かって筐体2内の空気をスムーズに流すことができる。
シャッターケース10は、筐体2における一面2aの外側に設けられている。ファン6は、筐体2内にシャッターケース10の開口部10aと対向するように設けられている。このように、筐体2内の空きスペースを有効活用することで、シャッターケース10にファン6を配置する場合と比較して、シャッターケース10の大型化を防止できる。このため、シャッターユニット7の製造コストを低減できる。
シャッター本体21の重心位置は、回動軸22よりもやや一端部21a側に位置している。このため、換気装置5A,5Bが停止している状態で筐体2内を確実に自然換気することができる。とりわけ、例えば、換気装置5A,5Bを緊急停止した場合であっても筐体2内の冷却を続ける必要がある場合に好適である。
上述の第1の実施形態では、仕切板17を金属板により形成した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、樹脂やフィルム等の柔らかい素材により形成してもよい。このように構成することで、仕切板17を湾曲形成しやすくすることができる。このため、シャッターユニット7の製造コストをさらに低減できる。
上述の第1の実施形態では、シャッター本体21の重心位置は、回動軸22よりもやや一端部21a側に位置している場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではない。
例えば、シャッター本体21の重心位置を、回動軸22の位置、つまり、シャッター本体21の丁度X方向中央とした場合、シャッター本体21は、自重の影響を受けにくくなる。このため、ファン6の風W(風圧)を利用して、シャッター本体21による排気口13の開閉を容易に行うことが可能になる。例えばファン6を小型化した場合であっても、シャッター本体21の開閉を容易に行うことが可能になる。
例えば、シャッター本体21の重心位置を、回動軸22よりもやや一端部21aとは反対側とした場合、無負荷状態において開閉板26が下がり、区画板27が持ち上がる。このため、排気口13が閉塞されてこの排気口13からの異物侵入を防ぐことができる。よって、換気装置5A,5Bの設置環境が悪く異物対策が必要な場合に好適に用いることができる。
(第2の実施形態)
次に、図3に基づいて、第2の実施形態について説明する。
図3は、第2の実施形態におけるシャッターユニット207のX−Z平面に沿う断面の斜視図である。上述の第1の実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する(以下の実施形態、第1の変形例についても同様)。
図3に示すように、第2の実施形態のシャッターユニット207は、第1の実施形態におけるシャッターユニット7を、Y−Z平面を中心に面対称に2つ配置し、1つのシャッターユニット207としている。この点、前述の第1の実施形態と異なる点である。
すなわち、シャッターユニット207のシャッターケース210には、天板210dのX方向中央に、排気口13が形成されている。天板210dの排気口13側の側縁には、段差面10eが下方に向かって屈曲延出されている。各段差面10eの下端に、第1シャッター部材211Aと、第2シャッター部材211Bとが回動自在に設けられている。これら2つのシャッター部材211A,211Bによって、排気口13が開閉される。
シャッターケース210は、2つのシャッター部材211A,211Bによって、1つの正圧室23と、第1負圧室224A、及び第2負圧室224Bの2つの負圧室224A,224Bとに区画される。各負圧室224A,224Bは、シャッターケース210のX方向両側面10cに設けられた2つのダクト15、及び筐体2の一面2aに形成される2つの筐体連通口25(いずれも図1参照、図3では不図示)を介し、筐体2内に連通されている。
したがって、上述の第2の実施形態によれば、前述の第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
これに加え、第2の実施形態では、前述の第1の実施形態のシャッター11を、2つのシャッター部材211A,211Bで構成した形になる。これら2つのシャッター部材211A,211Bによって、排気口13を開閉する。このため、第1の実施形態のシャッター11の大きさと比較して、各シャッター部材211A,211Bの大きさを小さくすることができる。
これについて、各シャッター部材211A,211Bが排気口13を開放した場合と、第1の実施形態におけるシャッター11が排気口13を開放した場合とを比較した場合を考える。この場合、第1の実施形態におけるシャッター11の天板10dからの突出高さに対し、各シャッター部材211A,211Bの天板210aからの突出高さを低くすることができる。このため、シャッターユニット207の占有高さを抑えることができ、レイアウト性も向上できる。
また、ファン6による風Wがシャッターケース210のX方向中央を通ることになるので、風Wの流れがZ方向に沿う直線状に近づく。このため、風Wの流れがスムーズになり、電力変換ユニット3の冷却効率を高めることが可能になる。
(第3の実施形態)
次に、図4に基づいて、第3の実施形態について説明する。
図4は、第3の実施形態におけるシャッターユニット307のX−Z平面に沿う断面の斜視図である。
図4に示すように、前述の第1の実施形態と本第3の実施形態との相違点は、第1の実施形態における仕切板17と、第3の実施形態における仕切板(請求項における第2仕切板)317とが異なる点にある。
第3の実施形態における仕切板317は、シャッターケース10におけるダクト連通口14の下側縁と、シャッター本体21の一端部21aとを連結するように蛇腹状に形成されている。仕切板317は蛇腹状に形成されているので、ダクト連通口14に対して接近、離間する方向に伸縮自在である。このため、仕切板317によって、シャッター11の回動動作が阻害されることがない。このような仕切板317とシャッター本体21(区画板27)によって、シャッターケース10内が正圧室23と負圧室24とに区画される。
したがって、上述の第3の実施形態によれば、前述の第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
これに加え、第1の実施形態のように、金属板の仕切板17を湾曲形成する必要もないので、シャッターユニット307の製造コストを低減できる。第1の実施形態のように、仕切板17とシャッター本体21の一端部21aとの間に微小隙間が形成されることもない。第2の実施形態では、仕切板317とシャッター本体21とにより密閉度の高い負圧室24となる。このため、負圧室24を、効率よく負圧領域Npにすることができる。
上述の各実施形態では、ファン6は、筐体2における一面2aの内側に設けられている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、シャッターケース10,210内に、ファン6を設けてもよい。このように構成することで、換気装置5A,5Bをユニット化できるので、筐体2の製造コストを低減できる。
上述の各実施形態では、電力変換装置1は、2つの換気装置5A,5Bを備えている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、電力変換装置1は、少なくとも1つの換気装置(5A,5B)を備えていればよい。電力変換装置1は、換気装置を3つ以上備えていてもよい。
上述の各実施形態では、ファン6は、筐体2内の空気をシャッターユニット7,207の排気口13を介して外部に排気する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ファン6は、排気口13を介して外部の空気を筐体2内に送風してもよい。
図5は、第1の変形例における換気装置5A,5Bの概略構成図である。
第1の変形例と前述の第1の実施形態との相違点は、第1の変形例では、上述した第1の実施形態におけるシャッターケース10内の正圧室23が、負圧室24(負圧領域Np)になる点である。また、正圧室23(正圧領域Pp)は、第1仕切板417、及びシャッター本体21により、シャッターケース10内に形成される点である。
第1仕切板417は、前述の第1の実施形態の仕切板17に相当する。第1仕切板417の途中にストッパ418が設けられている。ストッパ418は、第1仕切板417からX方向に延び、シャッターケース10の排気口13の近傍に至るまで延出されている。ストッパ418は、前述の第1の実施形態のストッパ18に相当する。
このような構成のもと、シャッター本体21の開閉板26は、負圧室24からシャッターケース10内に引き込む圧力F3を受ける。また、シャッター11の区画板27も、正圧室23から下方に押し下げられる圧力F4を受ける。シャッター本体21は、負圧室24から受ける圧力F3よりも正圧室23から受ける圧力F4が小さくなるように設けられている。このため、シャッター11は、シャッターケース10内に開閉板26が引き込まれるように回動されて排気口13を開閉する。排気口13が開放される際、シャッター本体21の区画板27が持ち上げられる。このため、シャッターケース10における天板10dの高さは、区画板27を受け入れ可能なように、前述の第1の実施形態の天板10dの高さと比較して高くなる。
このように構成した場合であっても、前述の第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
図6は、第2の変形例における換気装置5A,5Bの概略構成図である。上述の第2の実施形態と同一態様、上述の第1の変形例と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する。
第2の変形例と前述の第2の実施形態との相違点は、第2の変形例では、上述した第2の実施形態におけるシャッターケース10内の正圧室23が、負圧室24(負圧領域Np)になる点である。また、2つの負圧室224A,224Bは、2つの正圧室223A,223B(正圧領域Pp)になる点である。
第2の変形例では、前述の第1の変形例と同様に、ストッパ418を備えている。
このように構成した場合であっても、前述の第2の実施形態と同様の効果を奏することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、シャッターユニット7,207は、排気口13が形成されているシャッターケース10,210と、シャッターケース10,210の排気口13を開閉可能なように回動自在に設けられ、シャッターケース10,210内を正圧室23と負圧室24とに区画するシャッター11(第1シャッター部材211A、第2シャッター部材211B)と、シャッターケース10,210の排気口13を介して筐体2内の空気を外部に排気するファン6とを備えている。
このため、2つの換気装置5A,5Bが停止している状態では、排気口13が若干開放され、筐体2内を自然換気できる。2つの換気装置5A,5Bが駆動している状態では、排気口13を確実に開放し、筐体2内を強制換気できる。
2つの換気装置5A,5Bのうち、一方のみが駆動され、他方が停止されている場合、この停止している他方の換気装置5A,5Bの排気口13を確実に閉塞できる。このため、2つの換気装置5A,5B間でのショートサーキットを防止できる。
正圧室23の圧力と負圧室24の圧力とを利用してシャッター11(第1シャッター部材211A、第2シャッター部材211B)を回動させるので、シャッター本体21に対する回動軸22の位置決めを高精度に行う必要がない。仮に回動軸22が経年劣化した場合であっても、確実にシャッター11(第1シャッター部材211A、第2シャッター部材211B)の開閉動作を行うことができる。よって、シャッター11(第1シャッター部材211A、第2シャッター部材211B)の設計、製造を容易化できる。
シャッター11(第1シャッター部材211A、第2シャッター部材211B)を常時適正に動作させることができるので、各換気装置5A,5Bによって、電力変換ユニット3を効果的に放熱させることができる。
シャッターケース10内の正圧室23,223A,223Bと負圧室24,224A,224Bとは、回動軸22を境に区画されている。このため、シャッター本体21を、回動軸22を挟んで開閉板26と区画板27とに機能分けできる分、シャッター本体21に対する回動軸22の位置決めをさらに容易にできる。
シャッター本体21は、平面視で略四角形状に形成されている。回動軸22は、シャッター本体21の一辺の略中央に、この一辺と直交する他辺に沿って、かつシャッター本体21の面方向に沿って配置されている。仕切板17は、シャッター本体21における一端部21aの回動軌跡に沿って湾曲形成されている。このように構成することで、シャッターケース10内を、正圧室23と負圧室24とに容易に区画できる。このため、シャッターユニット7,207の製造コストを抑えることができる。
シャッターケース10には、シャッター11(第1シャッター部材211A、第2シャッター部材211B)の回動量を規制するストッパ18,418が設けられている。このため、シャッター11(第1シャッター部材211A、第2シャッター部材211B)が仕切板17から離間することなく、シャッター11(第1シャッター部材211A、第2シャッター部材211B)の傾きを所望の傾きで維持できる。
ストッパ18,418のうち、ストッパ18は、シャッターケース10の側面10cからシャッターケース10内に向かって、斜め上方に延出されている。ストッパ18は、シャッターケース10の排気口13の近傍に至るまで延出されている。このため、ストッパ18により、ファン6による風Wが整流(規制)され、排気口13に向かって筐体2内の空気をスムーズに流すことができる。
シャッターケース10は、筐体2における一面2aの外側に設けられている。ファン6は、筐体2内にシャッターケース10の開口部10aと対向するように設けられている。このように、筐体2内の空きスペースを有効活用することで、シャッターケース10にファン6を配置する場合と比較してシャッターケース10の大型化を防止できる。このため、シャッターユニット7の製造コストを低減できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…電力変換装置、2…筐体、3…電力変換ユニット、4…換気ユニット、5A,5B…換気装置、6…ファン、7,207…シャッターユニット、10,210…シャッターケース、11…シャッター、13…排気口(開口)、17,417…仕切板(第1仕切板)、18,418…ストッパ、21…シャッター本体、22…回動軸、23,223A,223B…正圧室(第1室)、24,224A,224B…負圧室(第2室)、317…仕切板(第2仕切板)、Np…負圧領域、Pp…正圧領域

Claims (11)

  1. 筐体と、
    前記筐体に取り付けられ、開口を有するシャッターケースと、
    前記開口を介して外部の空気を前記筐体内に送風、及び前記開口を介して前記筐体内の空気を外部に排気、のいずれか一方を行うファンと、
    前記シャッターケースに回動自在に設けられ、前記シャッターケース内を、前記開口に連通される第1室と、前記第1室とは別の第2室とに区画するとともに、回動動作によって前記開口を開閉するシャッターと、
    を備え、
    前記ファンは、前記筐体における前記シャッターケースの前記第1室側、及び前記シャッターケースの前記第1室のいずれか一方に配置され、
    前記第1室は、前記ファンの正圧領域、及び負圧領域のいずれか一方の第1領域とされ、
    前記第2室は、前記ファンの正圧領域、及び負圧領域のいずれか他方の第2領域とされ、
    前記シャッターケースの前記第2室は、前記筐体内における前記第2領域と同じ領域のみと連通されており、
    前記シャッターは、前記第1室から受ける圧力よりも前記第2室から受ける圧力が小さくなるように設けられている
    換気装置。
  2. 前記開口は排気口であり、
    前記ファンは、前記排気口を介して前記筐体内の空気を外部に排気を行い、
    前記第1室は正圧室であり、前記第2室は負圧室であり、
    前記シャッターケースの前記負圧室は、前記筐体内における前記ファンの負圧側の領域のみと連通されている
    請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記第1室と前記第2室とは、前記シャッターの回動軸を境に区画されている
    請求項1に記載の換気装置。
  4. 前記シャッターは、第1シャッター部材と第2シャッター部材とを有し、
    前記第1シャッター部材、及び前記第2シャッター部材により、前記開口を開閉し、
    前記第2室は、前記第1シャッター部材により前記第1室と区画される第3室と、前記第2シャッター部材により前記第1室と区画される第4室と、を有する
    請求項1に記載の換気装置。
  5. 前記シャッターは板状に形成されており、
    前記シャッターの回動軸は、前記シャッターの面方向に沿っており、
    前記シャッターケースに、前記シャッターにおける前記回動軸と直交する方向の端部の回動軌跡に沿う第1仕切板が設けられ、
    前記第1室と前記第2室とは、前記第1仕切板と前記シャッターとにより区画されている
    請求項1に記載の換気装置。
  6. 前記シャッターは板状に形成されており、
    前記シャッターの回動軸は、前記シャッターの面方向に沿っており、
    前記シャッターケースの一面と、前記シャッターにおける前記シャッターの回動軸と直交する方向の端部と、を連結する伸縮自在な第2仕切板を有し、
    前記第1室と前記第2室とは、前記第2仕切板と前記シャッターとにより区画されている
    請求項1に記載の換気装置。
  7. 前記シャッターケースに設けられ、前記シャッターの回動量を規制するストッパを備えた
    請求項1に記載の換気装置。
  8. 前記ストッパは、前記シャッターを挟んで前記第2室とは反対側に配置され、前記ファンの近傍から前記開口の近傍に至る第1方向の間で、かつ前記シャッターケースの前記第1方向に直交する第2方向全体に渡って延在する板状の部材である
    請求項7に記載の換気装置。
  9. 前記シャッターケースは、前記筐体の外面に設けられ、
    前記ファンは、前記筐体の前記シャッターケースと対向する位置に設けられている
    請求項1に記載の換気装置。
  10. 請求項1に記載の換気装置を、少なくとも2つ備えた
    換気ユニット。
  11. 請求項1に記載の換気装置と、
    前記筐体に収容された電力変換ユニットと、を備えた
    電力変換装置。
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