JP6852477B2 - センサ機器 - Google Patents

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Description

本発明は、光電センサに代表されるセンサ機器に関する。
一般に、センサ機器は、筐体の内部に設けられた収容空間に電子部品を含む各種の構成部品が収容されるとともに、筐体に窓部や開口部等が設けられることで構成される。
たとえば、反射型光電センサにおいては、投光器および受光器が筐体の内部に収容され、投光器から出射された光が筐体の外部に照射されるとともに、その反射光が筐体の内部に取り込まれて受光器にて受光されるように、筐体に窓部が設けられる。また、表示部や操作部を構成する各種の部品も筐体の内部に収容され、これらに対応した位置の筐体に窓部や開口部等が設けられる。さらには、入出力を行なうためのケーブルが、筐体に設けられた開口部に挿通するように配置される。
通常、センサ機器においては、外部環境から当該センサ機器が影響を受けることを防止するために、密閉性および堅牢性が求められる。密閉性は、センサ機器の内部に水分等が進入することを防止するために必要な性能であり、堅牢性は、センサ機器が外力を受けた場合に破損や故障等が発生しないようにするために必要な性能である。
このうち、密閉性については、筐体の内部に電子部品が収容されたセンサ機器においては、一律に高い密閉性が要求されるのに対し、堅牢性については、当該センサ機器が設置される状況に応じて要求される堅牢性の程度に差が生じる。そのため、高い堅牢性が特に必要でない場合には、樹脂製の筐体が使用され、高い堅牢性が必要である場合には、金属製の筐体が使用される。
たとえば、特開2010−205454号公報(特許文献1)には、筐体が樹脂製の部材にて構成された透過型光電センサが開示されており、特開2007−73417号公報(特許文献2)には、筐体が金属製の部材にて構成された反射型光電センサが開示されている。
特開2010−205454号公報 特開2007−73417号公報
ここで、筐体に設けられた開口部と、当該開口部を覆うようにまたは当該開口部に挿通するように配置された部品との間におけるシール処理は、長期間にわたって高い密閉性が維持できるものであることが必要であり、筐体が樹脂製であるか金属製であるかによってそのシール処理は異なったものとなる。
通常、開口部を覆うようにまたは開口部に挿通するように配置される部品は、樹脂製である場合が多い。そのため、筐体が樹脂製である場合には、筐体と当該部品とを接着したり溶着したりすること等により、比較的容易に長期間にわたって高い密閉性を確保することができる。一方で、筐体が金属製である場合において筐体と当該部品とを接着したのでは、それらの線膨張係数差等に起因して接着層にクラック等が発生し易くなり、長期間にわたって高い密閉性を確保することが困難になる。そのため、パッキンを介した圧接等によって密閉性を確保することが必要になり、製造コストの増大を招いていた。
また、筐体が金属製である場合には、シール処理を施すべき箇所を少なくする目的から、各種の部品を内部に収容するための開口部が設けられた箱形状の筐体本体と、当該開口部を閉塞する蓋体とに筐体が二分割され、これら筐体本体と蓋体との境界部に溶接処理等が施されて筐体の密閉性が確保されることになる。しかしながら、その場合には、箱形状の筐体本体を鋳造や金属射出成形(MIM:Metal Injection Molding)、切削等によって製作することが必要になり、製造コストが増大する一因ともなっていた。
したがって、本発明は、上述した問題を解決すべくなされたものであり、高い密閉性および高い堅牢性を有しつつ、安価に製造することが可能なセンサ機器を提供することを目的とする。
本発明に基づくセンサ機器は、内部に収容空間を有するとともに、開口部が設けられてなる樹脂製の内側筐体と、上記開口部を覆うようにまたは上記開口部に挿通するように配置されることにより、少なくともその一部が上記内側筐体の外部に対して露出する外部露出部と、上記内側筐体の外部に位置し、上記内側筐体を収容するとともに上記内側筐体を覆う金属製の外側筐体とを備えている。上記収容空間は、上記内側筐体と上記外部露出部との間にシール処理が施されることにより、上記内側筐体の外部の空間に対して封止されている。上記外側筐体は、少なくとも2つ以上の分割体が互いに接合されて組み合わされることによって構成されている。上記外部露出部の少なくとも一部は、上記外部露出部の上記内側筐体の外部に対して露出する部分に対応する位置の上記外側筐体に欠除部が設けられることにより、上記外側筐体の外部に対しても露出している。
上記本発明に基づくセンサ機器にあっては、上記2つ以上の分割体の各々が、金属製の板状部材のプレス成形品にて構成されていることが好ましい。
上記本発明に基づくセンサ機器にあっては、上記外側筐体と上記内側筐体との間に、断熱層が位置していることが好ましい。
上記本発明に基づくセンサ機器は、当該センサ機器をネジ留めにて設置するためのネジ穴を規定する金属製の被固定部材をさらに備えていてもよく、その場合には、上記ネジ穴が上記内側筐体の外部に対して露出するように、上記被固定部材が、上記内側筐体に埋設されていることが好ましい。また、その場合には、上記外側筐体の上記ネジ穴に対応する位置に欠除部が設けられることにより、上記ネジ穴が、上記外側筐体の外部に対しても露出していることが好ましい。
上記本発明に基づくセンサ機器にあっては、上記外部露出部が、検知部、表示部、操作部およびケーブル引出部の少なくともいずれかであることが好ましい。
本発明によれば、高い密閉性および高い堅牢性を有しつつ、安価に製造することが可能なセンサ機器とすることができる。
本発明の実施の形態1における光電センサの概略斜視図である。 図1に示す光電センサを他の方向から見た概略斜視図である。 図1に示す光電センサの外側筐体の組付前の状態を示す概略斜視図である。 図1および図2に示すIV−IV線に沿った模式断面図である。 図4に示すV−V線に沿った模式断面図である。 図1に示す光電センサの内側筐体の組付構造ならびに内側筐体に対する外部露出部の組付構造を示す模式分解図である。 図1に示す光電センサの外側筐体の組付構造を示す模式分解図である。 本発明の実施の形態2における光電センサの概略斜視図である。 図8に示す光電センサを他の方向から見た概略斜視図である。 図8に示す光電センサの外側筐体の組付構造を示す模式分解図である。 本発明の実施の形態3における光電センサの概略斜視図である。 図11に示す光電センサを他の方向から見た概略斜視図である。 図11に示す光電センサの外側筐体の組付構造を示す模式分解図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。以下に示す実施の形態においては、センサ機器としての反射型光電センサに本発明を適用した場合を例示して説明を行なう。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1および図2は、本発明の実施の形態1における光電センサの概略斜視図であり、図1は、当該光電センサを前面側斜め上方から見た図であり、図2は、後面側斜め下方から見た図である。まず、これら図1および図2を参照して、本実施の形態における光電センサ1Aの外観構造について説明する。
図1および図2に示すように、光電センサ1Aは、全体として略直方体形状の外形を有しており、その外殻が主として外側筐体10Aによって構成されている。外側筐体10Aは、金属製の部材からなり、分割体としての右カバー10A1および左カバー10A2を含んでいる。
外側筐体10Aの所定位置には、開口形状の欠除部が複数設けられている。これら複数の欠除部の各々を介して、後述する外部露出部としての投受光器40、表示操作部50、副表示部60および入出力部70(いずれも図4等参照)が、外側筐体10Aの外部に対して露出している。
より詳細には、光電センサ1Aの前面においては、投受光器40の一部である透光板46が露出しており、光電センサ1Aの上面においては、表示操作部50の一部である第1透光部材54および押しボタン55が露出している。また、光電センサ1Aの後面においては、副表示部60の一部である第2透光部材63が露出しており、光電センサ1Aの後面と下面とを接続する壁面においては、入出力部70の一部であるケーブル72およびブッシュ73が露出している。このうち、ケーブル72については、その一部が外側筐体10Aの内部に引き込まれるとともに、その大部分が外側筐体10Aの外部へと引き出されている。
また、光電センサ1Aの所定位置には、当該光電センサ1Aを各種の設備(たとえば生産設備)等にネジ留めにて設置するためのネジ穴が形成された複数の被固定部材30が設けられている。複数の被固定部材30は、いずれも金属製の部材にて構成されている。これら複数の被固定部材30に対応する位置の外側筐体10Aにも欠除部が設けられており、これにより被固定部材30が外側筐体10Aの外部に対して露出している。
ここで、被固定部材30を露出させるための欠除部は、たとえば図示するように外側筐体10Aの光電センサ1Aの右側面を規定する部分と左側面を規定する部分とに、それぞれ2個ずつ合計で4個設けられる。
図3は、図1に示す光電センサの外側筐体の組付前の状態を示す概略斜視図である。次に、この図3を参照して、本実施の形態における光電センサ1Aの外側筐体10Aの組付前の状態の外観構造について説明する。
図3に示すように、外側筐体10Aが組付けられる前の状態においては、光電センサ1Aは、全体として略直方体形状の外形を有しており、その外殻が主として内側筐体20Aによって構成されている。内側筐体20Aの内部には、各種の構成部品が収容された収容空間20a(図4ないし図6参照)が形成されている。内側筐体20Aは、樹脂製の部材からなり、ケース本体20A1および蓋体20A2を含んでいる。
内側筐体20Aの所定位置には、開口部が複数設けられている。これら複数の開口部の各々の近傍には、当該開口部を覆うようにまたは当該開口部に挿通するように、外部露出部としての投受光器40、表示操作部50、副表示部60および入出力部70(いずれも図4等参照)が位置しており、これによりこれら外部露出部が、内側筐体20Aの外部に対して露出している。
より詳細には、内側筐体20Aの光電センサ1Aの前面に対応する部分においては、投受光器40の一部である透光板46が露出しており、内側筐体20Aの光電センサ1Aの上面に対応する部分においては、表示操作部50の一部である第1透光部材54および押しボタン55が露出している。また、内側筐体20Aの光電センサ1Aの後面に対応する部分においては、副表示部60の一部である第2透光部材63が露出しており、内側筐体20Aの光電センサ1Aの後面と下面とを接続する壁面に対応する部分においては、入出力部70の一部であるケーブル72、ブッシュ73および固定部材74が露出している。このうち、ケーブル72については、その一部が内側筐体20Aの内部に引き込まれるとともに、その大部分が内側筐体20Aの外部へと引き出されている。
また、内側筐体20Aの所定位置には、上述した複数の被固定部材30が埋設されている。具体的には、樹脂材料を用いた射出成形によってケース本体20A1を製作する際に、複数の被固定部材30を取り囲むように樹脂材料を射出するいわゆるインサート成形を行なうことにより、複数の被固定部材30がケース本体20A1に埋め込まれている。
ここで、被固定部材30は、たとえば図示するように光電センサ1Aの右側面の前面寄りの部分に対応する部分と左側面の前面寄りの部分に対応する部分とを貫通するように、内側筐体20Aの上下の位置にそれぞれ1個ずつ合計で2個設けられる。これにより、これら複数の被固定部材30は、その軸方向の両端が内側筐体20Aの外部に対して露出した状態とされている。
このように、本実施の形態における光電センサ1Aにおいては、樹脂製の内側筐体20Aに各種の構成部品が組付けられており、金属製の外側筐体10Aは、樹脂製の内側筐体20Aの外表面を覆うように内側筐体20Aに組付けられる。
ここで、光電センサ1Aは、上述したように、当該光電センサ1Aの外表面において少なくともその一部が露出することとなる外部露出部(ただし、外側筐体10Aは除く)を複数有しており、樹脂製の内側筐体20Aとこの外部露出部との間においては、シール処理が施されている。一方、金属製の外側筐体10Aは、上述したように、外部露出部を露出させる欠除部を複数有しているものの、当該外側筐体10Aと外部露出部との間、当該外側筐体10Aと内側筐体20Aとの間、および、当該外側筐体10Aを構成する右カバー10A1と左カバー10A2との間には、特段のシール処理は施されていない。
このように構成することにより、内側筐体20Aの内部に形成された収容空間が、内側筐体20Aの外部の空間に対して封止されることになるとともに、内側筐体20Aに形成された開口部を覆うようにまたは内側筐体20Aに形成された開口部に挿通するように配置された外部露出部の少なくとも一部が、外側筐体10Aに設けられた欠除部を介して外側筐体10Aの外部に対しても露出することになる。したがって、高い密閉性と高い堅牢性とを光電センサ1Aに具備させることができる。
図4は、図1および図2に示すIV−IV線に沿った模式断面図であり、図5は、図4に示すV−V線に沿った模式断面図である。また、図6は、図1に示す光電センサの内側筐体の組付構造ならびに内側筐体に対する外部露出部の組付構造を示す模式分解図である。次に、これら図4ないし図6と前述した図1ないし図3とを参照して、本実施の形態における光電センサ1Aの外側筐体10Aの構成、内側筐体20Aの組付構造ならびに内側筐体20Aに対する外部露出部の組付構造について説明する。
図1ないし図6に示すように、光電センサ1Aは、上述した金属製の外側筐体10A、樹脂製の内側筐体20Aおよび金属製の被固定部材30に加え、検知部としての投受光器40と、表示操作部50と、副表示部60と、入出力部70と、各種のブラケット81,82とを備えている。
図1、図2、図4および図5を参照して、上述したように、金属製の外側筐体10Aは、全体として略直方体形状の外形を有しており、分割体としての右カバー10A1および左カバー10A2を含んでいる。右カバー10A1は、光電センサ1Aの右側面を規定するとともに、光電センサ1Aの前面、後面、上面および下面の各々の一部を規定する略箱形状を有している。左カバー10A2は、光電センサ1Aの左側面を規定するとともに、光電センサ1Aの前面、後面、上面および下面の各々の一部を規定する略箱形状を有している。
右カバー10A1と左カバー10A2とは、互いの開口部が向き合うように組み合わされて接合されており、これにより分割体としての右カバー10A1および左カバー10A2によって全体として略直方体形状の外形を有する外側筐体10Aが構成されている。右カバー10A1および左カバー10A2の各々は、たとえばステンレス鋼等からなる金属製の板状部材のプレス成形品にて構成される。なお、右カバー10A1および左カバー10A2の接合には、たとえば溶接等が利用できる。
図3ないし図6を参照して、上述したように、樹脂製の内側筐体20Aは、全体として略直方体形状の外形を有しており、ケース本体20A1および蓋体20A2を含んでいる。内側筐体20Aの大きさは、外側筐体10Aの大きさよりも僅かに小さい。ケース本体20A1は、光電センサ1Aの前面、後面、上面、下面および右側面に対応する位置に主として壁部を有するとともに、光電センサ1Aの左側面に対応する位置に側面開口部21を有する略箱形状を有している。蓋体20A2は、光電センサ1Aの左側面に対応する位置に壁部を有する略平板形状を有している。
蓋体20A2は、ケース本体20A1の側面開口部21を閉塞するようにケース本体20A1に接合されており、これによりケース本体20A1および蓋体20A2によって全体として略直方体形状の外形を有する内側筐体20Aが構成されているとともに、内側筐体20Aの内部に収容空間20aが形成されている。ケース本体20A1に設けられた側面開口部21は、各種の部品を内側筐体20Aの内部に組付けるためのものである。ケース本体20A1および蓋体20A2の各々は、たとえば樹脂材料を用いた射出成形品にて構成される。なお、ケース本体20A1および蓋体20A2の接合には、たとえば接着や溶着等が利用できる。これにより、当該部分における密閉性が確保できることになる。
図4および図6に示すように、光電センサ1Aの前面に対応する部分のケース本体20A1の壁部には、第1開口部22が設けられている。第1開口部22は、投受光器40の一部を外部に露出させるための開口部である。
第1開口部22は、投受光器40の一部である透光板46によって覆われている。これにより、透光板46の外表面は、内側筐体20Aの外部に対して露出している。
透光板46は、ケース本体20A1の第1開口部22を閉塞するようにケース本体20A1に接合されている。透光板46およびケース本体20A1の接合には、たとえば接着や溶着等が利用できる。これにより、当該部分における密閉性が確保できることになる。
図4および図5に示すように、投受光器40は、第1回路基板41と、投光素子42と、受光素子43と、投光レンズ44と、受光レンズ45と、上述した透光板46とによって主として構成されている。投受光器40は、内側筐体20Aの収容空間20aのうち、第1開口部22に面する部分に主として配置されている。
具体的には、第1開口部22を閉塞するように内側筐体20Aに組付けられた透光板46の後方の位置には、投光レンズ44および受光レンズ45が配置されており、さらに投光レンズ44および受光レンズ45の後方の位置には、第1回路基板41が配置されている。
投光レンズ44に面する部分の第1回路基板41の主表面には、たとえば半導体発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)や半導体レーザダイオード(LD:Laser Diode)等からなる投光素子42が実装されている。受光レンズ45に面する部分の第1回路基板41の主表面には、たとえば半導体フォトダイオード(PD:Photodiode)等からなる受光素子43が実装されている。
これにより、光電センサ1Aにおいては、投光素子42から出射された光が投光レンズ44および透光板46を介して光電センサ1Aの外部の空間へと照射され、その反射光が透光板46および受光レンズ45を介して受光素子43にて受光されることになる。
ここで、第1回路基板41は、その表裏面に導電パターンが形成されており、上述した投光素子42および受光素子43に加えて各種の電子部品が実装されている。これにより、第1回路基板41には、各種の電気回路が設けられている。当該電気回路には、たとえば、投光素子42を駆動するための投光素子駆動回路や、受光素子43にて検知された光を光電変換することで所定の出力信号に変換する信号処理回路等が含まれる。
なお、上述した第1回路基板41、投光レンズ44および受光レンズ45は、内側筐体20Aの内部に組付けられたブラケット81等によって収容空間20a内において保持されている。
図4ないし図6に示すように、光電センサ1Aの上面に対応する部分のケース本体20A1の壁部には、第2開口部23が設けられている。第2開口部23は、表示操作部50を内側筐体20Aの外部に露出させつつ当該表示操作部50と収容空間20aに収容された他の電子部品とを電気的に接続するために設けられた開口部である。
第2開口部23は、表示操作部50の一部である第1透光部材54によって覆われている。これにより、第1透光部材54の外表面は、内側筐体20Aの外部に対して露出している。
第1透光部材54は、ケース本体20A1の第2開口部23を閉塞するようにケース本体20A1に接合されている。第1透光部材54およびケース本体20A1の接合には、たとえば接着や溶着等が利用できる。これにより、当該部分における密閉性が確保できることになる。
図4および図5に示すように、表示操作部50は、第2回路基板51と、発光素子52と、スイッチ53と、上述した第1透光部材54と、押しボタン55と、可動部材56とによって主として構成されている。表示操作部50は、外側筐体10Aの内側の空間であってかつ内側筐体20Aの第2開口部23に面する部分に主として配置されている。
具体的には、第2開口部23を閉塞するように内側筐体20Aに組付けられた第1透光部材54の下方の位置には、第2回路基板51が配置されており、第1透光部材54に面する部分の第2回路基板51には、発光素子52およびスイッチ53が実装されている。また、スイッチ53の上方には、可動部材56および押しボタン55が配置されている。
発光素子52は、たとえば半導体発光ダイオードにて構成されており、光電センサ1Aの動作状態を報知するためのものである。スイッチ53、押しボタン55および可動部材56は、これらが一体となって操作ボタンを構成しており、光電センサ1Aの動作状態を切り換えるためのものである。なお、第1透光部材54は、発光素子52およびスイッチ53を保護しつつ、発光素子52から出射された光が外部から視認可能となるように、当該光を拡散させるためのレンズとして機能する。
ここで、第2回路基板51は、その表裏面に導電パターンが形成されており、上述した発光素子52およびスイッチ53に加えて各種の電子部品が実装されている。これにより、第2回路基板51には、各種の電気回路が設けられている。当該電気回路には、たとえば、発光素子52を駆動するための発光素子駆動回路や、操作ボタンの操作を受け付けて光電センサ1Aの動作を切り換えるための切換回路等が含まれる。
図4および図6に示すように、光電センサ1Aの後面に対応する部分のケース本体20A1の壁部には、第3開口部24が設けられている。第3開口部24は、副表示部60の一部を外部に露出させるための開口部である。
第3開口部24は、副表示部60の一部である第2透光部材63によって覆われている。これにより、第2透光部材63の外表面は、内側筐体20Aの外部に対して露出している。
第2透光部材63は、ケース本体20A1の第3開口部24を閉塞するようにケース本体20A1に接合されている。第2透光部材63およびケース本体20A1の接合には、たとえば接着や溶着等が利用できる。これにより、当該部分における密閉性が確保できることになる。
図4に示すように、副表示部60は、第3回路基板61と、表示素子62と、上述した第2透光部材63とによって主として構成されている。副表示部60は、内側筐体20Aの収容空間20aのうち、第3開口部24に面する部分に主として配置されている。
具体的には、第3開口部24を閉塞するように内側筐体20Aに組付けられた第2透光部材63の前方の位置には、表示素子62が配置されており、さらに表示素子62の前方の位置には、第3回路基板61が配置されている。
表示素子62は、たとえば液晶ディプレイまたは有機ELディスプレイにて構成されており、光電センサ1Aの動作状態を報知したり、設定状態を表示したりするためのものである。なお、第2透光部材63は、表示素子62を保護しつつ、表示素子62から出射された光が外部から視認可能となるように、当該光を透過させるためのものである。
ここで、第3回路基板61は、その表裏面に導電パターンが形成されており、上述した表示素子62に電気的に接続されるとともに各種の電子部品が実装されている。これにより、第3回路基板61には、各種の電気回路が設けられている。当該電気回路には、たとえば、表示素子62を駆動するための表示素子駆動回路等が含まれる。
なお、上述した第3回路基板61および表示素子62は、内側筐体20Aの内部に設けられた係止部や内側筐体20Aの内部に組付けられたブラケット81等によって収容空間20a内において保持されている。
図4および図6に示すように、光電センサ1Aの後面と下面とを接続する壁面に対応する部分のケース本体20A1の壁部には、第4開口部25が設けられている。第4開口部25は、入出力部70の一部を外部に露出させるための開口部である。
第4開口部25には、入出力部70の一部であるケーブル72およびブッシュ73が挿通するように配置されている。これにより、内側筐体20Aから引き出された部分のケーブル72およびブッシュ73は、内側筐体20Aの外部に対して露出している。
内側筐体20Aには、当該第4開口部25に挿通されたケーブル72およびブッシュ73を取り囲むように、金属製の板状部材からなる固定部材74が取付けられている。これにより、ブッシュ73に設けられた鍔部が、固定部材74と内側筐体20Aとによって挟み込まれることになり、ブッシュ73が変形することでケーブル72と内側筐体20Aとの間が封止されることになる。これにより、当該部分における密閉性が確保できることになる。なお、固定部材74の内側筐体20Aに対する固定には、たとえばスナップフィット等が利用できる。
図4に示すように、入出力部70は、第4回路基板71と、上述したケーブル72と、上述したブッシュ73と、上述した固定部材74とによって主として構成されている。入出力部70は、内側筐体20Aの収容空間20aのうち、第4開口部25に面する部分と、外側筐体10Aの内側の空間であってかつ内側筐体20Aの第4開口部25に面する部分とに主として配置されている。
具体的には、内側筐体20Aの収容空間20aのうち、第4開口部25に隣接した位置には、第4回路基板71が配置されており、当該第4回路基板71には、第4開口部25を介して内側筐体20Aの収容空間20aに引き込まれた部分のケーブル72が接続されている。より詳細には、ケーブル72は、導電線を含む複数の芯線72aとこれらを覆うシールド材およびシースとからなる複合ケーブルにて構成されており、ケーブル72の芯線に含まれる導電線が第4回路基板71に設けられたランドに半田付等によって接合されることにより、ケーブル72が第4回路基板71に接続されている。
ここで、第4回路基板71は、その表裏面に導電パターンが形成されており、上述したケーブル72に電気的に接続されているとともに各種の電子部品が実装されている。これにより、第4回路基板71には、各種の電気回路が設けられている。当該電気回路には、たとえば、外部から供給される電力を所定の電源仕様に変換して出力する電源回路等が含まれる。
なお、上述した第4回路基板71は、内側筐体20Aの内部に設けられた係止部等によって収容空間20a内において保持されている。
ここでは、その詳細な説明は行なわないが、上述した第1回路基板41、第2回路基板51、第3回路基板61および第4回路基板71は、相互に図示しないフレキシブル配線基板等によって接続されている。これにより、上述した各種の回路が電気的に接続されることになり、光電センサ1Aの機能が発揮されることになる。
図7は、図1に示す光電センサの外側筐体の組付構造を示す模式分解図である。次に、この図7を参照して、本実施の形態における光電センサ1Aの外側筐体10Aの組付構造について詳説する。
図7に示すように、外側筐体10Aを構成する右カバー10A1および左カバー10A2は、各種の構成部品が予め組付けられた内側筐体20Aを左右方向において挟み込むように組み合わされて接合される。当該接合は、右カバー10A1と左カバー10A2との突き当たり部の全周においてまたは一部においてたとえば溶接処理等を施すことで行なわれる。ここで、当該溶接処理を右カバー10A1と左カバー10A2との突き当たり部の一部において行なう場合には、少なくとも光電センサ1Aの前面、後面、上面および下面の各々において接合部を設けることが好ましい。
ここで、右カバー10A1および左カバー10A2の各々は、光電センサ1Aの前面を規定する部分に切り欠き形状の欠除部D46を有している。当該欠除部D46は、透光板46の外形よりも僅かに大きく構成されており、組み合わされることで透光板46を外側筐体10Aの外部に対して露出させる開口形状の欠除部となる。
また、右カバー10A1および左カバー10A2の各々は、光電センサ1Aの上面を規定する部分に切り欠き形状の欠除部D54,D55を有している。当該欠除部D54,D55は、それぞれ第1透光部材54および押しボタン55の外形よりも僅かに大きく構成されており、組み合わされることでそれぞれ第1透光部材54および押しボタン55を外側筐体10Aの外部に対して露出させる開口形状の欠除部となる。
また、右カバー10A1および左カバー10A2の各々は、光電センサ1Aの後面を規定する部分に切り欠き形状の欠除部D63を有している。当該欠除部D63は、第2透光部材63の外形よりも僅かに大きく構成されており、組み合わされることで第2透光部材63を外側筐体10Aの外部に対して露出させる開口形状の欠除部となる。
また、右カバー10A1および左カバー10A2の各々は、光電センサ1Aの後面および下面を接続する壁部を規定する部分に切り欠き形状の欠除部D72を有している。当該欠除部D72は、ケーブル72およびブッシュ73の外形よりも僅かに大きく構成されており、組み合わされることでケーブル72およびブッシュ73を外側筐体10Aの外部に対して露出させる開口形状の欠除部となる。
さらに、右カバー10A1の光電センサ1Aの右側面を規定する部分および左カバー10A2の光電センサ1Aの左側面を規定する部分には、それぞれ開口形状の欠除部D30が設けられている。当該欠除部D30は、被固定部材30のネジ穴よりも僅かに大きく構成されており、被固定部材30のネジ穴を外側筐体10Aの外部に対して露出させる欠除部である。
以上において説明した本実施の形態における光電センサ1Aとすることにより、密閉性を確保するために必要なシール処理が、樹脂製の内側筐体20Aと樹脂製の外部露出部との間において行なうことで足りることになり、金属製の外側筐体10Aと樹脂製の外部露出部との間、および、金属製の外側筐体10Aと樹脂製の内側筐体20Aとの間においては、特段のシール処理を施すことが不要になる。そのため、内側筐体20Aと外部露出部とを接着したり溶着したりすること等によって比較的容易に長期間にわたって高い密閉性を確保することができる。
一方で、上記構成を採用することにより、金属製の外側筐体10Aを具備させることによって高い堅牢性を光電センサ1Aに備えさせることもできる。さらには、金属製の外側筐体10Aを、鋳造や金属射出成形、切削等によって製作する必要もなくなり、これをプレス成形品にて構成することが可能になる。
したがって、本実施の形態における光電センサ1Aとすることにより、高い密閉性および高い堅牢性を有しつつ、安価に製造することが可能な光電センサとすることができる。
なお、上記構成を採用した場合には、図4および図5に示すように、外側筐体10Aと内側筐体20Aとの間に隙間Gを設けることで光電センサ1Aの随所に断熱層を形成することもできる。そのため、当該断熱層を形成した場合には、外部環境温度の急激な変化による熱的な影響が光電センサ1Aに影響を与えることを大幅に抑制することもできる。
(実施の形態2)
図8および図9は、本発明の実施の形態2における光電センサの概略斜視図であり、図8は、当該光電センサを前面側斜め上方から見た図であり、図9は、後面側斜め下方から見た図である。また、図10は、図8に示す光電センサの外側筐体の組付構造を示す模式分解図である。以下、これら図8ないし図10を参照して、本実施の形態における光電センサ1Bについて説明する。
図8ないし図10に示すように、本実施の形態における光電センサ1Bは、上述した実施の形態1における光電センサ1Aと比較した場合に、主として外側筐体の構成において相違するとともに、後面に設けられた外部露出部の構成において相違している。なお、これら以外にも細部において構成の異なる点は多数あるが、基本的には同様の構成である。
光電センサ1Bは、金属製の外側筐体10Bと、樹脂製の内側筐体20Bと、金属製の被固定部材30と、検知部としての投受光器の一部を構成する透光板46と、表示操作部の一部を構成する第1透光部材54および押しボタン55と、副表示操作部の一部を構成する第2透光部材63および押しボタン64,65と、入出力部の一部を構成するケーブル72とを主として備えている。このうち、押しボタン64,65は、光電センサ1Bの動作状態を切り換えたり、設定状態を切り換えたり、副表示操作部のうちの表示部の表示状態を切り換えたりするためのものである。
外側筐体10Bは、分割体としての前カバー10B1および後カバー10B2を含んでいる。内側筐体20Bは、ケース本体20B1および蓋体20B2を含んでいる。内側筐体20Bは、内部に収容空間を有しており、当該内側筐体20Bに各種の構成部品(すなわち、上述した投受光器、表示操作部、副表示操作部および入出力部を構成する各種の部品)が組付けられている。外側筐体10Bは、内側筐体20Bの外表面を覆うように内側筐体20Bに組付けられている。
内側筐体20Bの所定位置には、開口部が複数設けられている。これら複数の開口部の各々の近傍には、当該開口部を覆うようにまたは当該開口部に挿通するように、外部露出部としての上述した投受光器、表示操作部、副表示操作部および入出力部が位置しており、これによりこれら外部露出部が、内側筐体20Bの外部に対して露出している。
外側筐体10Bの所定位置には、開口形状の欠除部が複数設けられている。これら複数の欠除部の各々を介して、外部露出部としての上述した投受光器、表示操作部、副表示操作部および入出力部が、外側筐体10Bの外部に対して露出している。
上述したように、金属製の外側筐体10Bは、分割体としての前カバー10B1および後カバー10B2を含んでいる。前カバー10B1は、光電センサ1Bの前面、下面、右側面および左側面を規定している。後カバー10B2は、光電センサ1Bの後面および上面を規定している。また、前カバー10B1は、接合しろとなる接合補助部材Mをさらに有している。当該接合補助部材Mは、前カバー10B1の内面側にたとえば溶接等によって貼り合わされた金属製の板状部材からなり、その端部が前カバー10B1から食み出すことにより、上述した接合しろを形成している。
図10に示すように、外側筐体10Bを構成する前カバー10B1および後カバー10B2は、各種の構成部品が予め組付けられた内側筐体20Bを前後および上下方向において挟み込むように組み合わされて接合される。当該接合は、前カバー10B1と後カバー10B2との突き当たり部の全周においてまたは一部においてたとえば溶接処理等を施すことで行なわれる。
ここで、前カバー10B1の光電センサ1Bの前面を規定する部分には、開口形状の欠除部D46が設けられている。当該欠除部D46は、透光板46の外形よりも僅かに大きく構成されており、透光板46を外側筐体10Bの外部に対して露出させる欠除部である。
また、前カバー10B1の光電センサ1Bの前面、右側面および左側面を規定する部分および後カバー10B2の光電センサ1Bの上面を規定する部分には、それぞれ切り欠き形状の欠除部D54が設けられている。当該欠除部D54は、第1透光部材54の外形よりも僅かに大きく構成されており、組み合わされることで第1透光部材54を外側筐体10Bの外部に対して露出させる開口形状の欠除部となる。
また、後カバー10B2の光電センサ1Bの上面を規定する部分には、開口形状の欠除部D55が設けられている。当該欠除部D55は、押しボタン55の外形よりも僅かに大きく構成されており、押しボタン55を外側筐体10Bの外部に対して露出させる欠除部である。
また、後カバー10B2の光電センサ1Bの後面を規定する部分には、開口形状の欠除部D63が設けられている。当該欠除部D63は、第2透光部材63の外形よりも僅かに大きく構成されており、第2透光部材63および押しボタン64,65を外側筐体10Bの外部に対して露出させる欠除部である。
また、前カバー10B1および後カバー10B2の各々は、光電センサ1Bの後面および下面を接続する壁部を規定する部分に切り欠き形状の欠除部D72を有している。当該欠除部D72は、ケーブル72の外形よりも僅かに大きく構成されており、組み合わされることでケーブル72を外側筐体10Bの外部に対して露出させる開口形状の欠除部となる。
さらに、前カバー10B1の光電センサ1Bの右側面を規定する部分および左側面を規定する部分には、開口形状の欠除部D30が設けられている。当該欠除部D30は、被固定部材30のネジ穴よりも僅かに大きく構成されており、被固定部材30のネジ穴を外側筐体10Bの外部に対して露出させる欠除部である。
以上において説明した本実施の形態における光電センサ1Bとした場合にも、上述した実施の形態1において説明した効果と同様の効果が得られることになり、高い密閉性および高い堅牢性を有しつつ、安価に製造することが可能な光電センサとすることができる。
(実施の形態3)
図11および図12は、本発明の実施の形態3における光電センサの概略斜視図であり、図11は、当該光電センサを前面側斜め上方から見た図であり、図12は、後面側斜め下方から見た図である。また、図13は、図11に示す光電センサの外側筐体の組付構造を示す模式分解図である。以下、これら図11ないし図13を参照して、本実施の形態における光電センサ1Cについて説明する。
図11ないし図13に示すように、本実施の形態における光電センサ1Cは、上述した実施の形態2における光電センサ1Bと比較した場合に、外側筐体の構成においてのみ相違している。
外側筐体10Cは、分割体としての前カバー10C1、後カバー10C2、右カバー10C3および左カバー10C4を含んでいる。前カバー10C1は、光電センサ1Cの前面および下面を規定しており、後カバー10C2は、光電センサ1Cの後面および上面を規定している。右カバー10C3は、光電センサ1Cの右側面を規定しており、左カバー10C4は、光電センサ1Cの左側面を規定している。また、右カバー10C3および左カバー10C4は、接合しろとなる接合補助部材Mをさらに有している。
図13に示すように、外側筐体10Cを構成する前カバー10C1、後カバー10C2、右カバー10C3および左カバー10C4は、各種の構成部品が予め組付けられた内側筐体20Bを前後、上下および左右方向において挟み込むように組み合わされて接合される。当該接合は、前カバー10C1、後カバー10C2、右カバー10C3および左カバー10C4の互いの突き当たり部の全周においてまたは一部においてたとえば溶接処理等を施すことで行なわれる。
ここで、前カバー10C1の光電センサ1Cの前面を規定する部分には、開口形状の欠除部D46が設けられている。当該欠除部D46は、透光板46の外形よりも僅かに大きく構成されており、透光板46を外側筐体10Cの外部に対して露出させる欠除部である。
また、前カバー10C1の光電センサ1Cの前面を規定する部分、後カバー10C2の光電センサ1Cの上面を規定する部分、右カバー10C3の光電センサ1Cの右側面を規定する部分、および、左カバー10C4の光電センサ1Cの左側面を規定する部分には、それぞれ切り欠き形状の欠除部D54が設けられている。当該欠除部D54は、第1透光部材54の外形よりも僅かに大きく構成されており、組み合わされることで第1透光部材54を外側筐体10Cの外部に対して露出させる開口形状の欠除部となる。
また、後カバー10C2の光電センサ1Cの上面を規定する部分には、開口形状の欠除部D55が設けられている。当該欠除部D55は、押しボタン55の外形よりも僅かに大きく構成されており、押しボタン55を外側筐体10Cの外部に対して露出させる欠除部である。
また、後カバー10C2の光電センサ1Cの後面を規定する部分には、開口形状の欠除部D63が設けられている。当該欠除部D63は、第2透光部材63の外形よりも僅かに大きく構成されており、第2透光部材63および押しボタン64,65を外側筐体10Cの外部に対して露出させる欠除部である。
また、前カバー10C1および後カバー10C2の各々は、光電センサ1Cの後面および下面を接続する壁部を規定する部分に切り欠き形状の欠除部D72を有している。当該欠除部D72は、ケーブル72の外形よりも僅かに大きく構成されており、組み合わされることでケーブル72を外側筐体10Cの外部に対して露出させる開口形状の欠除部となる。
さらに、右カバー10C3の光電センサ1Cの右側面を規定する部分および左カバー10C4の光電センサ1Cの左側面を規定する部分には、それぞれ開口形状の欠除部D30が設けられている。当該欠除部D30は、被固定部材30のネジ穴よりも僅かに大きく構成されており、被固定部材30のネジ穴を外側筐体10Cの外部に対して露出させる欠除部である。
以上において説明した本実施の形態における光電センサ1Cとした場合にも、上述した実施の形態1において説明した効果と同様の効果が得られることになり、高い密閉性および高い堅牢性を有しつつ、安価に製造することが可能な光電センサとすることができる。
(その他の実施形態等)
上述した本発明の実施の形態1ないし3においては、外側筐体を分割体を組み合わせることによって構成した場合を例示して説明を行なったが、内側筐体を収容することが可能に構成された非分割体(すなわち単一の部材、たとえば箱形状の筐体)にてこれを構成することも可能である。
また、上述した本発明の実施の形態1ないし3においては、分割体を相互に溶接することによって外側筐体を構成した場合を例示して説明を行なったが、分割体を他の手法によって接合することも可能である。当該他の手法としては、たとえば締結、嵌合、接着またはそれらの組合せ等が利用できる。
また、上述した本発明の実施の形態1ないし3においては、反射型光電センサに本発明を適用した場合を例示して説明を行なったが、本発明の適用対象はこれに制限されるものではなく、本発明は、他の形式の光電センサや光電センサ以外のセンサ機器にも当然にその適用が可能である。
また、上述した本発明の実施の形態1ないし3においては、検知部としての投受光器、表示部、操作部、および、ケーブル引出部としての入出力部を備えたセンサ機器に本発明を適用した場合を例示して説明を行なったが、このうちのいずれかのみを備えるセンサ機器に本発明を適用することも当然に可能である。
このように、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1A〜1C 光電センサ、10A〜10C 外側筐体、10A1 右カバー、10A2 左カバー、10B1 前カバー、10B2 後カバー、10C1 前カバー、10C2 後カバー、10C3 右カバー、10C4 左カバー、20A,20B 内側筐体、20A1,20B1 ケース本体、20A2,20B2 蓋体、20a 収容空間、21 側面開口部、22 第1開口部、23 第2開口部、24 第3開口部、25 第4開口部、30 被固定部材、40 投受光器、41 第1回路基板、42 投光素子、43 受光素子、44 投光レンズ、45 受光レンズ、46 透光板、50 表示操作部、51 第2回路基板、52 発光素子、53 スイッチ、54 第1透光部材、55 押しボタン、56 可動部材、60 副表示部、61 第3回路基板、62 表示素子、63 第2透光部材、64,65 押しボタン、70 入出力部、71 第4回路基板、72 ケーブル、72a 芯線、73 ブッシュ、74 固定部材、81,82 ブラケット、D30,D46,D54,D55,D63,D72 欠除部、G 隙間、M 接合補助部材。

Claims (5)

  1. 内部に収容空間を有するとともに、開口部が設けられてなる樹脂製の内側筐体と、
    前記開口部を覆うようにまたは前記開口部に挿通するように配置されることにより、少なくともその一部が前記内側筐体の外部に対して露出する外部露出部と、
    前記内側筐体の外部に位置し、前記内側筐体を収容するとともに前記内側筐体を覆う金属製の外側筐体とを備え、
    前記内側筐体と前記外部露出部との間にシール処理が施されることにより、前記収容空間が、前記内側筐体の外部の空間に対して封止され、
    前記外側筐体が、少なくとも2つ以上の分割体が互いに接合されて組み合わされることによって構成され、
    前記外部露出部の前記内側筐体の外部に対して露出する部分に対応する位置の前記外側筐体に欠除部が設けられることにより、前記外部露出部の少なくとも一部が、前記外側筐体の外部に対しても露出している、センサ機器。
  2. 前記2つ以上の分割体の各々が、金属製の板状部材のプレス成形品にて構成されている、請求項に記載のセンサ機器。
  3. 前記外側筐体と前記内側筐体との間に、断熱層が位置している、請求項1または2に記載のセンサ機器。
  4. 当該センサ機器をネジ留めにて設置するためのネジ穴を規定する金属製の被固定部材をさらに備え、
    前記ネジ穴が前記内側筐体の外部に対して露出するように、前記被固定部材が、前記内側筐体に埋設され、
    前記外側筐体の前記ネジ穴に対応する位置に欠除部が設けられることにより、前記ネジ穴が、前記外側筐体の外部に対しても露出している、請求項1からのいずれかに記載のセンサ機器。
  5. 前記外部露出部が、検知部、表示部、操作部およびケーブル引出部の少なくともいずれかである、請求項1からのいずれかに記載のセンサ機器。
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