JP6851257B2 - リアクトル - Google Patents
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[1−1.概略構成]
図1は、第1の実施形態に係るリアクトルの全体斜視図である。図2は、第1の実施形態に係るリアクトルの分解斜視図である。図3は、第1の実施形態に係るリアクトルの各ユニットの構成を示す斜視図である。
本実施形態のリアクトルの各部の詳細構成について、図1〜図3の他、図4〜図12を用いて説明する。なお、本明細書において、図1に示すz軸方向を「上」側、その逆方向を「下」側とする。各部材の構成を説明するのに、「下」は「底」や「裏」とも称する。「上」や「下」とは、リアクトルの各構成の位置関係をいうものであり、リアクトルが実機に搭載された際の位置関係や方向を指すものではない。
(1)本実施形態のリアクトルは、コア1及びコイル5を有するリアクトル本体と、リアクトル本体を収容する金属製のケース4と、コア1の周囲の少なくとも一部を覆う樹脂部材2と、を備える。ケース4は、開口部47が設けられた底板41と、底板41と一体に設けられ、リアクトル本体の周囲を囲う金属壁である壁42〜44と、を有する。リアクトル本体は、コイル5の巻軸方向を開口部47に向けてケース4内に収容され、側壁44には、リアクトル本体の周囲が露出する開口部48を設けるようにした。そして、樹脂部材2は、開口部47を塞ぐ樹脂底23a及び開口部48を塞ぐ左右の壁24を含み構成され、壁42〜44の内周面を覆い、かつ、ケース4と接合されている。樹脂部材2には、壁42、43の内周面を露出させる開口部20が設けられ、開口部20から露出する壁42、43の内周面とコイル5の側周面とが対向するようにした。
本発明は、第1及び第2の実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、第1の実施形態及び下記の他の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせた形態も包含する。さらに、これらの実施形態を発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができ、その変形も本発明に含まれる。
1A 上コア
1B 下コア
10A 上ユニット
10B 下ユニット
15 中脚
16、17 外脚
18 ヨーク
2 樹脂部材
20 開口部
21 固定部
21a ネジ挿入孔
22a〜22d 開口
2A 上カバー
2B 下カバー
23 被覆部
23a 樹脂底
23b〜23d 開口
24 左右の壁
25 張出部
25a 張出部
26 突起
4 ケース
41 底板
42 前壁
42a 切り欠き部
43 後壁
44 側壁
45 凹部
46 段部
46a ネジ穴
47、48 開口部
5 コイル
51a、51b コイルの端部
6 充填成形部
91 ネジ
150 中脚部
160、170 外脚部
180 ヨーク部
Claims (9)
- コア及びコイルを有するリアクトル本体と、
前記リアクトル本体を収容する金属製のケースと、
前記コアの周囲の少なくとも一部を覆う樹脂部材と、
を備え、
前記ケースは、第1の開口部が設けられた底板と、前記底板と一体に設けられ、前記リアクトル本体の周囲を囲う金属壁と、を有し、
前記リアクトル本体は、前記コイルの巻軸方向を前記第1の開口部に向けて前記ケース内に収容され、
いずれかの金属壁には、前記リアクトル本体の周囲が露出する第2の開口部が設けられ、
前記樹脂部材は、前記第1の開口部を塞ぐ樹脂底及び前記第2の開口部を塞ぐ樹脂壁を含み構成され、前記金属壁の内周面を覆い、かつ、前記ケースと接合され、
前記樹脂部材には、前記金属壁の内周面を露出させる開口部が設けられ、
前記開口部から露出する前記内周面と前記コイルの側周面とが対向すること、
を特徴とするリアクトル。 - 前記コアは、前記コイルが装着される中脚部と、前記中脚部と平行に設けられ、前記コイルの周囲に配置された外脚部と、前記中脚部と前記外脚部とを繋ぐヨーク部とを有する環状コアであり、
前記樹脂部材には、前記外脚部の前記コイルの側周面と対向する面を露出させる第1の開口が設けられていること、
を特徴とする請求項1に記載のリアクトル。 - 前記コアは、前記中脚部を構成する中脚、及び前記外脚部を構成する外脚をそれぞれ有する上コア及び下コアを有し、前記外脚同士が接合されてなる環状コアであり、
前記樹脂部材は、前記上コアの周囲の少なくとも一部を覆う第1の樹脂体と、前記下コアの周囲の少なくとも一部を覆う第2の樹脂体と、を有すること、
を特徴とする請求項2に記載のリアクトル。 - 前記第1の開口は、前記第2の樹脂体に設けられ、前記外脚の前記コイルの側周面と対向する面を露出させること、
を特徴とする請求項3に記載のリアクトル。 - 前記第1の樹脂体には、前記外脚の前記コイルの側周面と対向する内側の面を露出させる第2の開口が設けられていること、
を特徴とする請求項3又は4に記載のリアクトル。 - 前記第1の樹脂体には、前記外脚の外側の面を露出させる第3の開口が設けられていること、
を特徴とする請求項3〜5の何れかに記載のリアクトル。 - 前記下コアが前記ケースに対して、前記中脚及び外脚が前記底板と直交するように配置され、前記下コア及び前記ケースが前記第2の樹脂体により固定され、
前記第2の樹脂体の前記中脚の周囲には、前記コイルの端面と接触し、前記コイルが載置される突起が設けられていること、
を特徴とする請求項3〜6の何れかに記載のリアクトル。 - 前記突起は、前記第2の樹脂体を構成する前記下コアを被覆する樹脂と一続きでなること、
を特徴とする請求項7に記載のリアクトル。 - 前記上コア及び下コアは、E字型コアであること、
を特徴とする請求項3〜8の何れかに記載のリアクトル。
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JP2017097694A JP6851257B2 (ja) | 2017-05-16 | 2017-05-16 | リアクトル |
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2017
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