JP6843035B2 - 不織布の製造方法及び不織布の製造装置 - Google Patents
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Description
ここで、熱風は、不織布の上側の表面(第2面)から内部へ進入し、下側の表面(第1面)に達した後に、下側の表面に接する加熱ロールの外周面で反射され、不織布の内部に留まると考えられる。したがって、熱風(空気)が不織布を貫通しないため、不織布の嵩回復が熱風で妨げられ難く、不織布を厚さ方向に略均一に嵩回復し易くなる。また、熱風が不織布の下側の表面に達するまでに、その熱が不織布の繊維に移動していくので、熱風は相対的に低い温度になり得る。しかし、その熱風は、加熱ロールの表面で反射されるとき、加熱ロールによって加熱されるため、ある程度高い温度で、不織布の内部に留まることができる。その結果、不織布における熱風が直接進入する領域に加えて、熱風が進入しなくなったが熱風の空気の熱が残存する領域にて、温度の比較的高い状態を維持できる。
このように、不織布1において、熱風が吹き付けられる領域だけでなく、熱風が吹き付けられない領域(吹き付けが終了した領域)でも、厚さ方向の広い範囲で温度の高い状態を維持できる。このような状態は、加熱ロールで加熱されている領域内で概ね維持されるから、不織布において、厚さ方向に全体的に温度が高い状態を、長手方向(搬送方向)に比較的長い領域で維持できる。それにより厚さ方向に略均一に嵩回復することができる。
ただし、加熱プレートではなく加熱ロールで不織布を加熱する理由は、次に説明するとおりである。不織布を加熱ロールに巻き付けると、加熱ロールに接する部分(第1面)は相対的に高繊維密度になるように変形し、加熱ロールの熱を不織布に伝達させ易くなり、加熱ロールに接しない部分(第2面)は相対的に低繊維密度になるように変形し、熱風を不織布に取込み易くなるからである。
そして、本製造方法では、不織布を嵩回復することにより、十分な嵩を有する不織布を製造することができる。このとき、本製造方法は、少なくとも一つの加熱ロールによる加熱工程と、少なくとも一つの熱風吹き出し部による吹き付け工程と、を備えていればよいので、省エネルギー及び省スペースで実現できる。
すなわち、本製造方法により、省エネルギー、省スペースで、厚さ方向に略均一に嵩回復された不織布を製造することが可能となる。
本製造方法では、上記のカバー部材を備えることで、不織布の上側の表面に接する空気の散逸をカバー部材で抑えることができ、空気の対流により不織布から逃げようとする熱を、不織布の上側の表面の近傍の空気内に留めることができる。その結果、不織布の上側の部分が近傍の空気で保温されて冷め難くなるので、不織布の上側の部分を比較的高い温度に保持できる。したがって、不織布のうちの加熱ロールで下側の部分が加熱されている領域内であれば、熱風が吹き付けられていない領域(吹き付けが終了した領域)でも、不織布の上側から下側の部分も比較的高い温度を保持でき、不織布の嵩回復をより効果的に進めることができる。それにより、不織布を厚さ方向により略均一に嵩回復できる。
本製造方法では、不織布の第2面に複数の熱風吹き出し部で熱風を吹き付ける。そのため、温度が低下し易い不織布の上側の部分の複数の領域を熱風で高い温度できる。したがって、不織布のうちの加熱ロールで下側の部分が加熱されている領域内において、不織布の上側の部分も高い温度を少なくとも複数の領域で保持できるため、不織布の厚さ方向の両側の部分において嵩回復をより効果的に進めることができる。それにより、不織布を厚さ方向により略均一に嵩回復させることができる。
本製造方法では、複数の熱風吹き出し部の熱風の特性が互いに相違する。熱風の特性としては、例えば熱風の温度、熱風の流量、熱風の不織布に対する角度、熱風のオン・オフのタイミングなどが挙げられる。そのため、不織布の搬送速度や、不織布の特性(繊維密度、繊維径、材質など)などに応じ、不織布が適切に嵩回復できるよう、不織布に熱風を吹き付けることができ、それにより、不織布を厚さ方向により略均一に嵩回復できる。
本製造方法では、複数の熱風吹き出し部の各々の下流側にカバー部材を備えている。そのため、複数の熱風吹き出し部の各々からの熱風が吹き付けられない領域(吹き付けが終了した領域)において、不織布の上側の表面に接する空気の散逸をカバー部材で抑えることができる。それにより、より広い範囲において、空気の対流により不織布から逃げようとする熱を、不織布の上側の表面の近傍の空気内に留めることができるので、より広い範囲において、不織布の上側の部分を比較的高い温度に保持できる。したがって、不織布のうちの加熱ロールで下側の部分が加熱されている領域内において、上側の部分も比較的高い温度を保持できるため、不織布を厚さ方向により略均一に嵩回復できる。
加熱ロールによる嵩回復と熱風による嵩回復とでは、嵩回復方法が同じとはいえない。そのため、不織布の第1面を加熱ロールで加熱し、第2面を熱風で加熱した状態では、不織布の嵩回復の厚さ方向の均一性は高いが、改良の余地があり得る。そこで、本製造方法では、不織布の第2面及び第1面の両面に熱風を吹き付けて、嵩回復させる。それにより、不織布を厚さ方向により略均一に嵩回復させることができる。
本製造方法では、不織布が、加熱ロールと他の加熱ロールとに実質的にS字状に巻き付けられている。そして、その不織布は、最初の加熱ロール側において、第1面を加熱ロールで加熱され、第2面を熱風で加熱され、次の他の加熱ロール側において、第2面を加熱ロールで加熱され、第1面を熱風で加熱されている。このように、不織布の両面を、いずれも加熱ロールと熱風とを用いて嵩回復させているので、不織布の第1面側の部分と第2面側の部分とで、嵩回復の状態をほぼ同じにできる。それにより、不織布を厚さ方向に更により略均一に嵩回復させることができる。
本製造方法では、上記の他のカバー部材を備えている。そのため、不織布の上側の表面に接する空気の散逸を他のカバー部材で抑えることができ、それにより、空気の対流により不織布から逃げようとする熱を、不織布の上側の表面の近傍の空気内に留めることができる。その結果、不織布の上側の部分が近傍の空気で保温されて冷め難くなるので、不織布の上側の部分を比較的高い温度に保持できる。したがって、不織布の嵩回復をより効果的に進めることができ、不織布を厚さ方向により略均一に嵩回復させることができる。
本製造方法では、不織布の第1面に複数の他の熱風吹き出し部で熱風を吹き付ける。そのため、温度が低下し易い不織布の上側の部分の複数の領域を熱風で高い温度にすることができる。したがって、不織布の第1面の上側の部分についても、少なくとも複数の領域で高い温度を保持できる。更に、複数の他の熱風吹き出し部の各々の下流側に他のカバー部材を備えている。そのため、複数の他の熱風吹き出し部の各々からの熱風の吹きかけが終わった領域(熱風が吹き付けられない領域)において、不織布の第1面の上側の表面に接する空気の散逸をカバー部材で抑えることができる。それにより、より広い範囲において、空気の対流により不織布から逃げようとする熱を、不織布の上側の表面の近傍の空気内に留めることができる。これらにより、より広い範囲において、不織布の第1面の上側の部分を比較的高い温度に保持できる。したがって、不織布のうちの加熱されている領域内であれば、不織布の下側の部分だけでなく、上側の部分も比較的高い温度を保持することができ、不織布の嵩回復をより効果的に進めることができる。それにより、不織布を厚さ方向により略均一に嵩回復させることができる。
本製造方法では、加熱ロール(他の加熱ロールを含む)で不織布を加熱し始める位置(加熱されている領域における搬送方向の最も上流側の位置)よりも下流側の位置に、熱風吹き出し部(他の熱風吹き出し部を含む)で不織布に熱風を吹き付ける。そのため、不織布の下側(加熱ロール側)の部分の温度が高くなった状態で、不織布の上側から熱風を供給できる。それにより、不織布内の熱風の温度低下を抑制できるので、不織布を厚さ方向に更により略均一に嵩回復させることができる。
本製造装置は、上記(1)に記載の製造方法を実行できるので、その製造方法と同様の作用効果を奏することができる。
まず、嵩回復した不織布を製造する製造装置の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る製造装置10の構成例を模式的に示す図である。製造装置10は、厚さ方向に荷重を受ける等により嵩が低下した不織布1を供給され、その不織布1を加熱し、嵩回復させることにより嵩回復した不織布2を製造する。その不織布1は、長手方向、幅方向及び厚さ方向を有し、厚さ方向の一方の面である第1面1aと他方の面である第2面1bとを有する。不織布1は、例えばロール状に巻き取られた不織布原反NRから、駆動用ロールDR1や搬送用ロール(図示されず)により繰り出される。そして、不織布1は、他の搬送ロール(図示されず)や方向転換用ロールFR1により不織布1の長手方向に沿った搬送方向MDに搬送され、製造装置10に供給される。
図2(a)に示すように製造装置10及び製造方法は、加熱ロール11の外周面11a上に巻き付けられた不織布1を、厚さ方向の第1面1a側から加熱ロール11により加熱しつつ、厚さ方向の第2面1b側から熱風吹き出し部21の熱風により加熱する。すなわち、加熱ロール11が少なくとも不織布1の下側の部分を加熱し、熱風が不織布1の内部に進入して上側から下側までの部分を加熱するので、不織布1の厚さ方向の全体に、嵩回復に必要な熱量を十分に供給することができる。
それゆえ、加熱ロール11の加熱により、少なくとも不織布1の下側の領域(例示:図の「領域RHA」)にて、温度の高い状態を維持できる。一方、熱風は、不織布1の上側の表面(第2面1b)から内部へ進入し、下側の表面(第1面1a)に達した後に、下側の表面に接する加熱ロール11の表面(外周面11a)で反射されて、不織布1の内部に留まると考えられる。したがって、熱風(空気)が不織布1を貫通しないため、不織布1の嵩回復が熱風の押圧で妨げられる事態を抑制できる。更に、熱風は、不織布1の下側の表面に達するまでに、不織布の繊維との熱交換で温度を下げるが、加熱ロール11の表面で反射されつつ、加熱されるため、ある程度高い温度で、不織布1の内部に留まることができる。その結果、不織布1における熱風が直接進入する領域及び熱風が進入しなくなったが熱風の空気の熱が残存する領域(例示:図の「領域JHA」)にて、温度の比較的高い状態を維持できる。
このように、不織布1において、熱風が吹き付けられる領域だけでなく、熱風が吹き付けられない領域(吹き付けが終了した領域)でも、厚さ方向の広い範囲で温度の高い状態を維持できる。そして、このような状態は、加熱ロール11で加熱されている領域内で概ね維持されることから、不織布1において、厚さ方向に全体的に温度が高い状態を、長手方向(搬送方向MD)に比較的長い領域で維持できる。それにより、厚さ方向に略均一に嵩回復することができる。
ここで、加熱プレートではなく加熱ロールで不織布1を加熱する理由は、次に説明するとおりである。不織布1を加熱ロールに巻き付けると、加熱ロールに接する部分(第1面)は相対的に高繊維密度になるように変形し、加熱ロールの熱を不織布に伝達させ易くなる。一方、加熱ロールに接しない部分(第2面)は相対的に低繊維密度になるように変形し、熱風を不織布に取込み易くなる。そのため、加熱プレートではなく加熱ロールで不織布1を加熱すると、加熱ロールによる加熱と熱風による加熱とがより効果的に作用する。
そして、本製造装置及び製造方法では、不織布を嵩回復することにより、十分な嵩を有する不織布を製造することができる。このとき、本製造装置及び製造方法は、少なくとも一つの加熱ロールによる加熱工程と、少なくとも一つの熱風吹き出し部による吹き付け工程と、を備えていればよいので、省エネルギー及び省スペースで実現できる。
すなわち、本製造方法により、省エネルギー、省スペースで、厚さ方向に略均一に嵩回復された不織布を製造することが可能となる。
嵩回復した不織布を製造する製造装置の第2実施形態について説明する。図3は、第2実施形態に係る製造装置10aの構成例を模式的に示す図である。本製造装置10aは、第1実施形態に係る製造装置10と比較して、加熱領域12の少なくとも一部を覆うようにカバー部材22を備えている点で相違する。以下では、主に相違点について説明する。
嵩回復した不織布を製造する製造装置の第3実施形態について説明する。図5は、第3実施形態に係る製造装置10bの構成例を模式的に示す図である。本製造装置10bは、第2実施形態に係る製造装置10aと比較して、複数の熱風吹き出し部21を備え、更に複数のカバー部材22を備える点で相違する。以下では、主に相違点について説明する。
その後、不織布1が更に搬送され、加熱領域12の第2領域12bの所定領域15−1を通り過ぎて、熱風吹き出し部21−1からの熱風が不織布1の第2面1bに供給されなくなる。しかし、所定領域15−1において不織布1に供給された熱風の空気が加熱ロール11に加熱され反射されて不織布1内に残存しているので、不織布1は、第2領域12bでは、不織布1の内部の空気と加熱ロール11とで加熱され、より嵩が回復してゆく。
その後、不織布1が更に搬送され、加熱領域12の第3領域12cの所定領域15−2を通り過ぎて、熱風吹き出し部21−2からの熱風が不織布1の第2面1bに供給されなくなる。しかし、所定領域15−2において不織布1に供給された熱風の空気が加熱ロール11に加熱され反射されて不織布1内に残存しているので、不織布1は、第3領域12cでは、不織布1の内部の空気と加熱ロール11とで加熱され、より嵩が回復してゆく。
嵩回復した不織布を製造する製造装置の第4実施形態につき説明する。図6は、第4実施形態に係る製造装置10cの構成例を模式的に示す図である。本製造装置10cは、第2実施形態に係る製造装置10aと比較して、加熱ロール、熱風吹き出し部及びカバー部材の組が複数組、直列に配置される点で相違する。製造装置10cは、2台の製造装置10aが直列に配置されると見ることができる。以下では、主に相違点について説明する。
本実施形態では、加熱ロール11及び加熱ロール31は同形同大に形成され、したがって加熱ロール11の外径と加熱ロール31の外径とは相互に同径である。さらに、加熱ロール11及び加熱ロール31の各回転速度(又は周速度)の関係については、不織布1の搬送速度や繊維の種類、また加熱ロール11及び加熱ロール31の位置関係等によって任意に設定される。例えば、加熱ロール31の回転速度が加熱ロール11の回転速度の1〜1.1倍程度の回転速度とすることができる。また、加熱ロール31は、加熱ロール31の回転軸A2が加熱ロール11の回転軸A1よりも鉛直方向の上方に位置するように配置される。それにより、鉛直方向のスペースを有効に利用して、製造装置10cが水平方向に占有するスペースを削減できる。それに加え、加熱ロール11から散逸した熱(高温の空気)が、加熱ロール31に到達して、加熱ロール31の温度低下を抑制できる。
次いで、不織布1が搬送されて、加熱領域32における下流側の端部である位置34に達して、加熱ロール31の外周面31aから離間する。それにより、不織布1は加熱ロール31により加熱されなくなるが、この段階までに不織布1は第1面1aからも熱風を吹き付けられるので、不織布1では概ね十分な嵩回復がなされる。
その場合、温度が低下し易い不織布1の上側の部分の複数の領域を熱風で高い温度にすることができる。したがって、不織布1の第2面1bの上側の部分及び/又は第1面1aの上側の部分について、少なくとも複数の領域で高い温度を保持できる。
その場合、複数の他の熱風吹き出し部の各々からの熱風の吹きかけが終わった領域(熱風が吹き付けられない領域)において、不織布1の第2面1b及び/又は第1面1aからの放熱をより広い範囲で抑制できる。それにより、不織布の第2面1b及び/又は第1面1aの上側の部分を比較的高い温度に保持して、不織布1の嵩回復をより効果的に進めることができ、それにより不織布1を厚さ方向により略均一に嵩回復させることができる。
この場合にも、本製造装置及び製造方法では、不織布1の第2面1bだけでなく、第1面1aにも熱風を吹き付けているので、不織布1を厚さ方向により略均一に嵩回復させることができる。
そのため、不織布1の下側(加熱ロール(11/31)側)の部分の温度が高くなった状態で、不織布1の上側から熱風を供給できる。それにより不織布1内の熱風の温度低下を抑制できるので、不織布1を厚さ方向に更により略均一に嵩回復させることができる。
(不織布の坪量)
不織布を、それぞれ30cm×30cmの大きさに切り出して試料として、質量を測定する。そして、測定した質量を試料の面積で割り算して試料の坪量を算出する。ここでは、10個の試料の坪量を平均した値を実施例又は比較例の坪量とする。なお、測定の前に、100℃以上の雰囲気での乾燥処理を行う。
(不織布の厚さ)
15cm2の測定子を備えた厚さ計((株)大栄化学精器製作所製:型式FS−60DS)を使用し、3g/cm2の測定荷重の測定条件で、嵩回復前後の不織布の厚みを測定する。ここでは、1つの測定用試料について3か所の厚みを測定し、それら3か所の厚みの平均値を実施例又は比較例の厚みとする。
(不織布の密度)
嵩回復前後の不織布の繊維密度は、上記方法で求めた不織布の秤量を、上記方法で求めた不織布の厚みで割り算して算出する。
嵩回復前の不織布としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)/ポリエチレン(PE)の芯/鞘構造の繊維を用いたエアスルー不織布であって、坪量27gsm、厚さ0.37mmのものを使用した。
(1−1)実施例1
二つの第3実施形態の製造装置10b(図5)の構成を、不織布を反転させるように直列的に配置した製造装置10dを用い、嵩回復前の不織布を処理して、実施例1の試料とした。ただし、加熱ロールの温度:110℃、熱風吹き出し部での熱風の温度:160℃、各熱風吹き出し部の熱風の流量:250L/min、熱風の総供給量:1000L/min(250L/min×4台)、不織布の搬送速度:300m/min、とした。
(1−2)実施例2
第4実施形態の製造装置10c(図6)を用い、嵩回復前の不織布を処理して、実施例2の試料とした。ただし、加熱ロールの温度、熱風吹き出し部での熱風の温度、各熱風吹き出し部の熱風の流量、不織布の搬送速度は実施例1と同様とし、熱風の総供給量は500L/min(250L/min×2台)とした。
(1−3)実施例3
不織布の搬送速度を100m/minとした以外は、実施例1と同様とした。
(1−4)実施例4
不織布の搬送速度を100m/minとした以外は、実施例2と同様とした。
(1−5)比較例1
嵩回復前の不織布を比較例1の試料とした。
(1−6)比較例2
カバー部材を全て取り外した状態の製造装置10dを用い、嵩回復前の不織布を処理して、比較例2の試料とした。ただし、熱風吹き出し部での熱風の温度、各熱風吹き出し部の熱風の流量、熱風の総供給量、不織布の搬送速度は実施例1と同様とし、加熱ロールの温度は20℃とした。
(1−7)比較例3
製造装置10dを用い、嵩回復前の不織布を処理して、比較例3の試料とした。ただし、熱風吹き出し部での熱風の温度、各熱風吹き出し部の熱風の流量、熱風の総供給量、不織布の搬送速度は実施例1と同様とし、加熱ロールの温度は20℃とした。
(1−8)比較例4
製造装置10cを用い、嵩回復前の不織布を処理して、比較例4の試料とした。ただし、熱風吹き出し部での熱風の温度、各熱風吹き出し部の熱風の流量、不織布の搬送速度は実施例1と同様とし、加熱ロールの温度は20℃、熱風の総供給量は500L/min(250L/min×2台)とした。
(1−9)比較例5
製造装置10dを用い、嵩回復前の不織布を処理して、比較例4の試料とした。ただし、加熱ロールの温度、不織布の搬送速度は実施例1と同様とし、各熱風吹き出し部の熱風の流量を0L/min(熱風なし)とした。
(2−1)評価方法
嵩回復前の不織布の厚さと、実施例1〜2及び比較例1〜5の試料の厚さとを上述の不織布の厚さの測定方法に従って測定して、比較し、厚さが厚いほど嵩回復効果が高いと判定した。特に、所定の基準値(例示:本実施例では0.8mm)を超える試料については、十分に嵩回復しており、よって厚さ方向に略均一に嵩回復していると判断した。
実施例1〜2、比較例1〜5の評価結果を下記の表1に示す。
表1に示すように、比較例1の嵩回復前の不織布を基準として、比較例2〜4の試料を比較した。その結果、熱風だけ用いた場合の嵩回復(厚さ:1.10倍)と比較して、熱風及びカバー部材を用いた場合の嵩回復(厚さ:1.16〜1.19倍)の方が、より厚さがより厚くなった、すなわち嵩回復の効果が高いことが分った。また、比較例1の嵩回復前の不織布を基準として比較例3、5の試料を比較した。その結果、熱風及びカバー部材を用いた場合の嵩回復(厚さ:1.18倍)と比較して、加熱ロール及びカバー部材を用いた場合の嵩回復(厚さ:1.62倍)の方が、厚さがより厚くなった、すなわち嵩回復の効果が高いことが分った。また、熱風よりも加熱ロールの方が嵩回復の効果がより高いことが分った。しかし、比較例2〜5の試料は、いずれの場合にも、所定の基準値0.8mmを超えなかった。すなわち、加熱ロールによる加熱のみによる嵩回復や熱風の加熱のみによる嵩回復では、カバー部材を追加しても所定の基準値を満たすほど十分には嵩が回復しなかった。
1a 第1面
1b 第2面
11 加熱ロール
11a 外周面
21 熱風吹き出し部
MD 搬送方向
Claims (11)
- 長手方向、幅方向及び厚さ方向を有し、前記厚さ方向の一方の面である第1面と他方の面である第2面とを有する不織布を加熱し、嵩回復させることで、嵩回復した前記不織布を製造する製造方法であって、
前記長手方向に沿う搬送方向に搬送されつつ、加熱ロールの外周面に前記第1面が当接するように巻き付けられた前記不織布の前記第1面を、前記外周面に当接した前記不織布を加熱するための前記外周面の領域である加熱領域内の第1領域において、前記加熱ロールのみで加熱する加熱工程と、
前記加熱領域内における前記第1領域の下流側の第2領域において、熱風吹き出し部で前記第2面に熱風を吹き付けて加熱する吹き付け工程と、
を備え、
前記外周面は、前記熱風を反射するように構成されており、
前記吹き付け工程が、
前記第2領域における所定領域において、前記加熱ロールの加熱に加え、前記熱風吹き出し部の前記熱風で、前記不織布を加熱する工程と、
前記第2領域における前記所定領域よりも下流側の領域において、前記熱風吹き出し部から前記熱風が吹き付けられないが、前記加熱ロールの加熱に加え、前記外周面で反射された前記熱風で前記不織布を加熱する工程と、
を含む、
製造方法。 - 前記吹き付け工程は、
前記熱風吹き出し部よりも前記搬送方向の下流側に配置されたカバー部材により、前記不織布のうちの前記加熱ロールで加熱されている領域の少なくとも一部を覆う被覆工程を含む、
請求項1に記載の製造方法。 - 前記吹き付け工程は、
前記不織布のうちの前記加熱ロールで加熱されている領域内における前記第2面に、前記搬送方向に並んだ、前記熱風吹き出し部を含む複数の熱風吹き出し部で、熱風を吹き付ける工程を含む、
請求項1に記載の製造方法。 - 前記複数の熱風吹き出し部は、吹き付ける熱風の特性が互いに異なる、
請求項3に記載の製造方法。 - 前記吹き付け工程は、
前記複数の熱風吹き出し部の各々における前記搬送方向の下流側に配置された複数のカバー部材により、前記不織布のうちの前記加熱ロールで加熱されている領域の少なくとも一部を覆う他の被覆工程を含む、
請求項3又は4に記載の製造方法。 - 前記吹き付け工程の後に、前記不織布における前記加熱ロールで加熱された領域内の前記第1面に、他の熱風吹き出し部で熱風を吹き付ける他の吹き付け工程を備える、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の製造方法。 - 前記搬送方向における前記加熱ロールの下流側に位置する他の加熱ロールの外周面に前記第2面が当接するように巻き付けられた前記不織布において、前記加熱ロールで加熱された領域内の前記第2面を、前記他の加熱ロールで加熱する他の加熱工程を更に備え、
前記他の吹き付け工程は、
前記不織布のうち、前記他の加熱ロールの外周面に前記第2面が当接して加熱されている領域内において、前記他の熱風吹き出し部で、前記第1面に熱風を吹き付けて加熱する工程を含む、
請求項6に記載の製造方法。 - 前記他の吹き付け工程は、
前記他の熱風吹き出し部よりも前記搬送方向の下流側に配置された他のカバー部材により、前記不織布のうちの前記他の加熱ロールで加熱されている領域の少なくとも一部を覆う他の被覆工程を含む、
請求項7に記載の製造方法。 - 前記吹き付け工程は、
前記不織布のうちの前記他の加熱ロールで加熱されている領域内における前記第1面に、前記搬送方向に並んだ、前記他の熱風吹き出し部を含む複数の他の熱風吹き出し部で、熱風を吹き付ける工程と、
前記複数の他の熱風吹き出し部の各々における前記搬送方向の下流側に配置された他の複数のカバー部材により、前記不織布のうちの前記他の加熱ロールで加熱されている領域の少なくとも一部を覆う工程を含む、
請求項7に記載の製造方法。 - 前記不織布に熱風吹き出し部で熱風を吹き付けるとき、前記不織布と加熱ロールとが接触し始める位置よりも下流側の位置に熱風を吹き付ける、
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の製造方法。 - 長手方向、幅方向及び厚さ方向を有し、前記厚さ方向の一方の面である第1面と他方の面である第2面とを有する不織布を加熱することで、嵩回復した前記不織布を製造する製造装置であって、
外周面を有し、前記外周面に巻き付けられた前記不織布を前記長手方向に沿う搬送方向に搬送しつつ、前記外周面の領域である加熱領域に当接した前記第1面を加熱する加熱ロールと、
前記外周面に対向して設けられ、前記第2面に熱風を吹き付けて加熱する熱風吹き出し部と、
を備え、
前記外周面は、前記熱風を反射するように構成されており、
前記加熱ロールと前記熱風吹き出し部は、
前記加熱領域内の第1領域において、前記加熱ロールのみで前記不織布を加熱し、
前記加熱領域内における前記第1領域の下流側の第2領域において、前記熱風吹き出し部で前記第2面に熱風を吹き付けて前記不織布を加熱し、
前記第2領域における所定領域において、前記加熱ロールの加熱に加え、前記熱風吹き出し部の前記熱風で、前記不織布を加熱し、
前記第2領域における前記所定領域よりも下流側の領域において、前記熱風吹き出し部から前記熱風が吹き付けられないが、前記加熱ロールの加熱に加え、前記外周面で反射された前記熱風で前記不織布を加熱する、
ように構成されている、
製造装置。
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