JP6842027B1 - 屋内空間部用のネット又はシート、及び該屋内空間部用のネット又はシートの移動方法 - Google Patents

屋内空間部用のネット又はシート、及び該屋内空間部用のネット又はシートの移動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】屋内空間部を間仕切り又は防球用として使用するネット体又はシート体をスムーズに吊り張り及び収納移動することすることができ、且つその収納移動等が容易で安全に移動できる屋内空間部用のネット又はシート、及び該屋内空間部用のネット又はシートの移動方法を提供することを課題とする。【解決手段】屋内空間部を間仕切り又は防球用とすべく間仕切り面の形状に応じて形成されたネット体又はシート体と、該ネット体又はシート体の上端側を天井側に固定する固定手段とから構成された屋内空間部用のネット又はシートにおいて、前記ネット体又はシート体の両端側の上下方向に沿って又は一方の面の上下方向に沿って天井側より移動する移動用ロープ体が設けられ、且つ床面側で移動を阻止することである。【選択図】図1

Description

本願発明は、主に屋内空間部を利用して各種の競技を行う際に、該屋内空間部を2分割、3分割等間仕切りする際に間仕切り用として使用する、又は屋内空間部の側面に沿って防球用として使用する屋内空間部用のネット又はシート、及び該屋内空間部用のネット又はシートの移動方法に関する。
従来、各種の競技で屋内空間部(メインアリーナ、サブアリーナ等を有する屋内施設)を使用する場合、ネット体を屋内空間部に吊り張りすることで該屋内空間部を2分割、又は3分割等に間仕切りして使用している。
また、屋内空間部をバレーボール、フットサル等の球技で使用する場合、該屋内空間部の側面に沿ってネット体を吊り張りすることで防球用として使用している。
前記間仕切り用のネット体は、前記ネット体の上端側を天井側に固定されたロープ体、棒状体、又は天井面に直接固定することで吊り張りしている。
同様に、前記防球用のネット体も、前記ネット体の上端側を天井側に固定されたロープ体等で固定することで側面に沿って吊り張りしている。
前記間仕切り用のネット体、又は防球用のネット体は、屋内空間部を他の目的での使用する際(不使用時)は天井側に移動することで収納する。
前記各ネット体の移動は、前記ネット体の上下方向に沿って取り付けられた挿通体に天井側より移動用ロープ体を挿通した後、下端側に取り付けられ且つネット体の形状を維持する棒状体にその先端側を連結することで、前記移動用ロープ体を天井側に巻き取り移動してネット体を天井側に移動して収納し、また、前記移動用ロープ体を天井側より引き出し移動して屋内空間部に吊り張りしている。
又は、前記ネット体の両側の同一の上下方向に沿って取り付けられた挿通体に天井側より移動用ロープ体を挿通し下端側の前記棒状体に挿通した後、前記移動用ロープ体の先端側を再度天井側に移動し天井面に固定することで、前記移動用ロープ体を巻き取り移動すると先端側が天井面に固定されているために、前記ネット体を天井側に折り畳みながら移動することで前記ネット体を収納、又は前記移動用ロープ体を引き出し移動することで前記ネット体を屋内空間部に吊り張りする。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記従来のネット体で移動用ロープ体の先端側を前記棒状体に連結した場合は、前記ネット体の一面側だけに取り付けられた挿通体に移動用ロープ体を挿通し、棒状体に先端側を連結して昇降移動するために、特に前記ネット体の下降移動時に前記棒状体部分の移動がスムーズにネット体を広げながら移動できないという欠点があった。
同様に、前記移動用ロープ体の先端側を天井面に固定した場合も、前記移動用ロープ体はネット体の両面側で移動方向が異なるために、前記前記ネット体の収納移動時に挿通体部分で適切に折り畳みながら収納することができないという欠点があった。
また、上記のようにネット体の収納移動が適切に行えない場合は、屋内空間部への吊り張り移動もスムーズにネット体を広げながら吊り張り移動できないという欠点があった。
さらに、前記移動用ロープ体の先端側を天井面に固定した場合は、前記移動用ロープ体は前記ネット体の両面側に沿って移動するために、前記移動用ロープ体の巻き取り移動量が多く、スムーズな前記移動用ロープ体の移動ができないという欠点があった。
さらに、移動用ロープ体の先端側の天井面への固定位置が天井面の構造等により適切に対応することができない場合が発生するという欠点があった。
そこで、本願発明は、屋内空間部の天井側にスムーズにネット体又はシート体を収納移動、又は天井側よりスムーズにネット体又はシート体の吊り張り移動を行うことができ、また安全に使用することができる屋内空間部用のネット又はシート、及び該屋内空間部用のネット又はシートの移動方法を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
本願発明の上記課題を解決する手段としての屋内空間部用のネット又はシートは、請求項1に記載のように、屋内空間部に間仕切り又は防球用を目的として吊り張りすべく吊り張り面の形状に応じて形成されたネット体又はシート体と、該ネット体又はシート体の上端側を天井側で固定する固定手段とから構成された屋内空間部用のネット又はシートにおいて、前記ネット体又はシート体には、該ネット体又はシート体を天井側に収納又は天井側より吊り張り移動するために両面の上下方向に沿って、それぞれの挿通体に天井側より挿通し、床面側の最下方の挿通体にストッパー機能を果たすストッパーを有するロープ錘体の連結された2本の移動用ロープ体であり、前記移動用ロープ体を移動すると、床面側の最下方の前記挿通体の部分に又は前記ネット体又はシート体の下端側との連結紐の部分に、前記ストッパーが当接をすることでその移動が阻止されて、前記ネット体又はシート体を床面側より移動することができることを特徴とする。
また、本願発明の上記課題を解決する手段としての屋内空間部用のネット又はシートの移動方法は、請求項2に記載のように、屋内空間部を間仕切り又は防球すべく所望の吊り張り面の形状に応じてネット体又はシート体を形成し、前記ネット体又はシート体の上端側を天井面に固定手段を介して取り付けた後、前記ネット体又はシート体を天井側に移動して収納、又は前記ネット体又はシート体を天井側より移動して吊り張りする屋内空間部用のネット又はシートの移動方法において、前記ネット体又はシート体を移動する際、天井側より移動する移動用ロープ体を前記ネット体又はシート体の両面側の上下方向に沿って、それぞれの挿通体に天井側より挿通し、床面側の最下方の挿通体にストッパー機能を果たすストッパーを有するロープ錘体の連結された2本の移動用ロープ体であり、前記移動用ロープ体を移動すると、床面側の最下方の前記挿通体の部分に又は前記ネット体又はシート体の下端側との連結紐の部分に、前記ストッパーが当接をすることでその移動が阻止されて、前記ネット体又はシート体を床面側より移動することができ、前記ネット体又はシート体を折り畳みながら収納移動又は広げながら吊り張り移動することを特徴とする。
発明の作用効果
本願発明の屋内空間部用のネット又はシート、及び該屋内空間部用のネット又はシートの移動方法の作用効果について説明する。
本願発明の請求項1に記載の屋内空間部用のネット又はシートは、屋内空間部を複数空間に分割すべく間仕切面の形状に応じて形成された又は防球用として形成されたネット体又はシート体と、前記ネット体又はシート体の上端側を天井側に固定する固定手段と、前記ネット体又はシート体の両面の上下方向に沿って天井側より移動する移動用ロープ体とから構成されている。
前記固定手段は天井側に架け渡された固定用ロープ体、又は棒状体等で形成され、前記ネット体又はシート体の上端側を前記固定手段としての固定用ロープ体、又は棒状体等に連結することで前記ネット体又はシート体の上端側を固定する。
前記移動用ロープ体は、それぞれの挿通体に天井側より挿通し、床面側の最下方の挿通体にストッパー機能を果たすストッパーを有するロープ錘体の連結されて2本の移動用ロープ体であって、前記移動用ロープ体を移動すると床面側の最下方の前記挿通体の部分に又は前記ネット体又はシート体の下端側との連結紐の部分に、前記ストッパーが当接をすることでその移動が阻止され、前記ネット体又はシート体を床面側より昇降移動することができる。
即ち、前記ネット体又はシート体の両面側に移動用ロープ体を設ける場合は、それぞれの前記移動用ロープ体の床面側でネット体又はシート体等に連結することで移動を阻止、又は前記各移動用ロープ体の先端側を連結することで、移動を阻止することができる。
また、両面側の前記前記移動用ロープ体の先端側の移動を阻止する位置(上下方向における位置)を相違することで、前記ネット体又はシート体の床面側の移動が両面側で相違し、前記ネット体又はシート体を下方側の阻止位置より交互に折り畳みながら移動又は下方側の阻止位置より広げながら吊り張りすることができる。
このように、本願請求項1に記載の屋内空間部用のネット又はシートは、移動用ロープ体を移動すると床面側でその移動が阻止され、スムーズに前記ネット体又はシート体を収納移動又は吊り張り移動をすることができ、前記ネット体又はシート体の移動時のトラブルを解消することができる。
また、前記移動用ロープ体の取り付け位置を自在に設定することができ、且つ床面側の移動の阻止の位置を自在に調整することができるので、間仕切り面等の形状に応じて最適な位置に取り付けでき、安全にネット体又はシート体を移動することができる。
特に、ネット体又はシート体の両側で移動用ロープ体を同方向に移動することで、ネット体又はシート体を適切に折り畳みながら収納することができ、ネット体又はシート体の移動時の摩耗をさらに削減することができる。
次に、本願請求項2に記載の屋内空間部用のネット又はシートの移動方法は、屋内空間部の間仕切り面、又は防球用とする面の形状に応じてネット体又はシート体を形成し、前記ネット体又はシート体の上端側を天井側に固定する固定手段を取り付ける。
前記ネット体又はシート体の上端側は、前記間仕切り面又は防球用の面の天井側にロープ体等の固定手段を予め取り付け、該固定手段に前記ネット体又はシート体の上端側を連結することで固定する。
次に、天井側より移動用ロープ体を引き出し移動し、前記ネット体又はシート体の両面側の上下方向に沿って移動用ロープ体をそれぞれ取り付ける。
この際、前記移動用ロープ体は、ネット体又はシート体の両面側の上下方向に沿って、それぞれの挿通体に天井側より挿通して、床面側の最下方の挿通体にストッパー機能を果たすストッパーを有するロープ錘体の連結された2本の移動用ロープ体であることで、前記移動用ロープ体による移動に応じて、床面側の最下方の前記挿通体の部分に又は前記ネット体又はシート体の下端側との連結紐の部分に、前記ストッパーが当接をすることでその移動が阻止されて、前記ネット体又はシート体を床面側より適切に移動することができる。
前記ネット体又はシート体の両面側に前記移動用ロープ体を設けた場合は、両面側で同方向に移動用ロープ体が移動するために、前記ネット体又はシート体の昇降移動の移動時間を短縮することができる。
この状態で前記移動用ロープ体を引き出し移動すると、前記ネット体又はシート体は下端側より広げながら床面側に移動して間仕切り面又は防球用の面に沿って吊り張りすることができる。
また、前記ネット体又はシート体を使用しない場合は、前記移動用ロープ体を巻き取り移動することで、前記ネット体又はシート体は下端側より折り畳みながら天井側に移動し、該天井側で収納することができる。
このように、本願請求項2に記載の屋内空間部用のネット又はシートの移動方法は、短時間でスムーズにネット体又はシート体を天井側に移動して収納、及び天井側よりスムーズに移動して吊り張りすることで、安全性に富んだ状態で収納移動及び吊り張り移動を行うことができる。
また、ネット体又はシート体の両側で移動用ロープ体を同方向に移動することで、前記ネット体又はシート体を適切に折り畳みながら確実に収納、及び適切に広げながら吊り張りすることができ、ネット体又はシート体の摩耗を削減でき、頻繁なメンテナンスを必要としない。
本願発明の屋内空間部用のネット又はシート及び該屋内空間部用のネット又はシートの移動方法について図面を用いて説明する。
図1は本願発明の屋内空間部用のネット又はシートの一実施例を示す概略説明正面図であり、図2は図1の屋内空間部用のネット又はシートを示す概略説明側面図であり、図3、図4及び図5は本願発明の屋内空間部用のネット又はシートの他実施例を示す概略説明側面図であり、図6乃至図8は固定手段の他実施例を示す概略説明正面図であり、図9及び図10は移動用ロープ体の移動方法の他実施例を示す概略説明側面図である。
図11は本願発明の屋内空間部用のネット又はシートの形成方法を示すフローチャートであり、図12は本願発明の屋内空間部用のネット又はシートの吊り張り方法を示すフローチャートであり、図13は本願発明の屋内空間部用のネット又はシートの収納方法を示すフローチャートである。
本願発明の屋内空間部用のネット1は、屋内空間部の対向する側面間の上端側に架け渡された固定手段としての固定用ロープ体4と、屋内空間部を間仕切りする面の形状に応じて同形状に形成され、上端側を前記固定用ロープ体4に固定されたネット体2と、該ネット体2の下端側に取り付けられ、前記ネット体2の形状を維持するネット錘体3と、前記ネット体2の両面側の上下方向に沿って所望の間隔で取り付けられた複数個の挿通体5と、前記ネット体2の両面のそれぞれの挿通体5に天井側より挿通し、床面側の最下方の挿通体5Aにストッパー機能(ストッパー8A)を有するロープ錘体8の連結された同じ長さの2本の移動用ロープ体6とから構成されている。
前記固定用ロープ体4へのネット体の上端側の取り付けは、別体の連結用紐体7で固定用ロープ体4とネット体2の上端側の網目部分を編み込むように巻き付けることで取り付ける。
尚、前記固定用ロープ体4への取り付けは連結用紐体7に限定されるものでなく、前記ネット体2の上端側に沿って所望の間隔でリング環7Aを取り付け該リング環7Aで前記固定用ロープ体4に取り付けることも可能であり、また、前記ネット体2の上端側を筒状に形成し、該筒部分7Bに前記固定用ロープ体4を挿通することで取り付けることも可能である。
また、固定手段も前記固定用ロープ体4に限定されるものでなく、天井側より吊り下げられたロープに連結した棒状体4Aを用いることも可能である。この場合は、前記ネット体2の面積に応じて複数本の棒状体4Aで対応することも可能である。
また、天井面にネット体2の上端側を直接取付具(図示せず)を用いて取り付けることも可能である。
前記挿通体5の前記ネット体2への取り付けは、前記ネット体2の両面側で上下方向に沿って同一の高さ位置で取り付けることで、前記ネット体2の収納時の折り畳み位置を両面側で同じ位置で折り畳み収納することができる。
尚、前記挿通体5の前記ネット体2への取り付け位置も、前記ネット体2の両面側で同一の位置に限定されるものでなく、両面側で相違する位置に取り付けることで、前記ネット体2を両面側で交互に折り畳むながら収納移動することもできる。
また、前記挿通体5の前記ネット体2の両面側への取り付け位置は、前記ネット体2の面積に応じて複数個所の上下方向に沿って取り付けることで、前記ネット体2をスムーズ昇降移動することができる。
前記ネット錘体3は前記ネット体2の下端側に紐体等で固定され、前記ネット体2の移動をスムーズに行うとともに、吊り張り面に応じて前記ネット体2を適切に広げた状態を維持することができる。
また、前記ネット錘体3は前記ネット体2の下端側に着脱自在とすることで、前記ネット体2の収納時に取り外して天井側に前記ネット体2を収納することができる。
前記移動用ロープ体6の床面側(先端側)は、前記ネット体2の両面で挿通体5に挿通し床面側の最下方の挿通体5A部分に挿通した後、ストッパー体8Aの設けられたロープ錘体8に連結することで、前記ロープ錘体8の自重で前記移動用ロープ体6を前記挿通体5に挿通した状態で床面側よりスムーズに移動することができ、前記ネット体2を昇降移動することができる。
即ち、前記移動用ロープ体6を移動すると、床面側の最下方の挿通体5A部分にストッパー体8Aが当接してその移動が阻止され、前記ネット体2を床面側より移動することができる。
また、前記両面側に位置する2本の移動用ロープ体6は、天井側で一つに束ねられ1本の移動用ロープ体6として移動することで、前記ネット体2の両面側で同一の方向に沿って同時に昇降移動することができる。
このため、前記移動用ロープ体6の移動距離を前記ネット体2の上下方向の距離と一致することができ、短時間でスムーズに移動することができる。
また、前記移動用ロープ体6の移動時の捩じれ等の発生を削減することができ、スムーズに移動することができ、頻繁なメンテナンス作業を必要としない。
尚、前記移動用ロープ体6の取り付けは、上記実施例のように前記ネット体2の両面側で同じ長さに形成することに限定されるものでなく、両面側でそれぞれ相違する長さに形成することで、長尺の移動用ロープ体6のストッパー体8Aが先に床面側の挿通体5Aに当接し前記挿通体5A部分でネット体2を折り畳みながら移動した後、短尺の移動用ロープ体6が前記挿通体5Aより上方に取り付けられた挿通体5に当接し前記挿通体5部分で折り畳みながら移動することで、交互にネット体2を折り畳みながら収納することも可能である。
また、上記実施例では、前記ネット体2の両面側の移動用ロープ体6の先端側は別々にロープ錘体8に取り付けることで別々に移動したが、上記のように別々の移動に限定されるものでなく、それぞれの先端側を床面側で連結して一体化してロープ錘体8を取り付けることで、一体的に移動することも可能である。
この場合は、前記移動用ロープ体6を移動すると前記ネット体2の床面側を直接持ち上げるように移動、又は床面側を直接広げながら移動することができる。
また、上記実施例では、ロープ錘体8のストッパー8Aは、前記挿通体5部分でその移動が阻止される構成であるが、ストッパー8Aをネット体2の下端側との連結紐とすることも可能であり、前記連結紐でロープ錘体8を前記ネット体2又は下端側の前記挿通体5Aに連結することで、その移動を確実に阻止することができる。
同様に、下端側の挿通体5Aの形状を変更することで、前記ロープ錘体8の移動を阻止することも可能である。
また、上記実施例のように前記ネット体2の両面側の移動用ロープ体6を天井側で一つに束ねて移動することに限定されるものでなく、天井側で前記移動用ロープ体6をそれぞれ別々に同期して同方向に移動するように取り付けることも可能である。
また、前記ネット体2の面積に応じて複数個所で移動用ロープ体6を取り付けた場合は、ぞれぞれの位置の各移動用ロープ体6を一本の移動用ロープ体6に束ね一体化して移動することも可能である。
要は、前記ネット体2の面積に応じて、前記移動用ロープ体6を自在に取り付けることで、最適な方法で前記ネット体2を昇降移動することができる。
また、上記実施例では、前記ネット体2の両面側に移動用ロープ体6を取り付けたが、本願発明においては移動用ロープ体6を両面側に設けることに限定されるものでなく、一方の面の上下方向にのみ取り付けられた挿通体5に移動用ロープ体6を挿通し、床面側の最下方の挿通体5Aでロープ錘体8に連結することで、一方の面の前記移動用ロープ体6のみの移動で前記ネット体2を折り畳みながら移動又は広げながら移動することも可能である。
要は、前記ネット体2の面積に応じて前記移動用ロープ体6は自在に取り付けすることができる。
本願発明の屋内空間部用のネット1は上記のように構成され、次に、該屋内空間部用のネット1を屋内空間部の間仕切り用として使用する場合について説明する。
先ず、屋内空間部の間仕切り面に応じて、天井側に固定用ロープ体4を架け渡し、前記間仕切り面に応じて略同形状にネット体2を形成した後、前記ネット体2の上端側を連結用紐体7で前記固定用ロープ体4に巻き付けることで前記ネット体2の上端側を連結する。
この際、前記ネット体2の面積に応じて複数個所(実施例では、両側面側近傍の位置の2個所)で、前記ネット体2の両面側の上下方向に沿って挿通体5を所望の間隔で取り付ける。
次に、前記ネット体2の両側面の挿通体5にそれぞれ天井側より移動用ロープ体6を挿通し、床面側の最下方の挿通体5A部分に挿通した後、前記移動用ロープ体6の先端側にロープ錘体8を連結する。
その後、前記ロープ錘体8を前記ネット体2の下端側とストッパー8Aとしての紐体で連結することで、その移動を阻止する。
これにより、前記移動用ロープ体6を移動すると、前記移動用ロープ体6のロープ錘体8に設けられたストッパー体8Aが挿通体5A部分に当接しその移動が阻止され、前記移動用ロープ体6の移動で前記ネット体2が床面側より移動することができる。
上記のように取り付けられた前記ネット体2で屋内空間部を間仕切りする場合は、天井側で一本に束ねた前記移動用ロープ体6を引き出し移動すると、ロープ錘体8により前記移動用ロープ体6がスムーズに床面側に移動し、前記ネット体2の下方側より挿通体5部分より広げながら移動し、適切に広げながら前記ネット体2を吊り張りすることができる。
また、前記ネット体2を収納する場合は、前記移動用ロープ体6を天井側に巻き取り移動すると、最下方の挿通体5A部分で前記移動用ロープ体6の移動が阻止され、前記ネット体2の下方側より挿通体5部分で前記ネット体2を折り畳みながら移動し、天井側に収納することができる。
このように、前記ネット体2をスムーズに昇降移動して、屋内空間部に吊り張り移動及び収納移動することができる。
尚、上記実施例では、ネット体2を使用することで、間仕切り又は防球用として説明したが、本願発明においては網目部分を有するネット体2に限定されるものでなく、シート体2を使用することで、間仕切り用又は防球用として使用することも可能である。
要は、間仕切り又は防球用の目的に応じて自在にネット体2又はシート体2を選択することができる。
本願発明の屋内空間部用のネット又はシートの一実施例を示す概略説明正面図 図1の屋内空間部用のネット又はシートを示す概略説明側面図 本願発明の屋内空間部用のネット又はシートの他実施例を示す概略説明側面図 本願発明の屋内空間部用のネット又はシートの他実施例を示す概略説明側面図 本願発明の屋内空間部用のネット又はシートの他実施例を示す概略説明側面図 固定手段としての固定用ロープ体を示す概略説明正面図 固定手段の他実施例を示す概略説明正面図 固定手段の他実施例を示す概略説明正面図 移動用ロープ体の移動方法の他実施例を示す概略説明側面図 移動用ロープ体の移動方法の他実施例を示す概略説明側面図 本願発明の屋内空間部用のネット又はシートの形成方法のフローチャート 本願発明の屋内空間部用のネット又はシートの吊り張り移動方法のフローチャート 本願発明の屋内空間部用のネット又はシートの収納移動方法のフローチャート
1−屋内空間部用のネット又はシート、2−ネット体、4−固定用ロープ体、6−移動用ロープ体

Claims (2)

  1. 屋内空間部に間仕切り又は防球用を目的として吊り張りすべく吊り張り面の形状に応じて形成されたネット体又はシート体と、該ネット体又はシート体の上端側を天井側で固定する固定手段とから構成された屋内空間部用のネット又はシートにおいて、前記ネット体又はシート体には、該ネット体又はシート体を天井側に収納又は天井側より吊り張り移動するために両面側の上下方向に沿って、それぞれの挿通体に天井側より挿通し、床面側の最下方の挿通体にストッパー機能を果たすストッパーを有するロープ錘体の連結された移動用ロープ体であり、前記移動用ロープ体を移動すると、床面側の最下方の前記挿通体の部分に又はネット体又はシート体の下端側との連結紐の部分に、前記ストッパーが当接することでその移動が阻止されて、前記ネット体又はシート体を床面側より移動することのできることを特徴とする屋内空間部用のネット又はシート。
  2. 屋内空間部を間仕切り又は防球すべく所望の吊り張り面の形状に応じてネット体又はシート体を形成し、前記ネット体又はシート体の上端側を天井面に固定手段を介して取り付けた後、前記ネット体又はシート体を天井側に移動して収納、又は前記ネット体又はシート体を天井側より移動して吊り張りする屋内空間部用のネット又はシートの移動方法において、前記ネット体又はシート体を移動する際、天井側より移動する移動用ロープ体を前記ネット体又はシート体の両面側の上下方向に沿って、それぞれの挿通体に天井側より挿通し、床面側で最下方の挿通体にストッパー機能を果たすス トッパーを有するロープ錘体の連結された2本の移動用ロープ体であり、前記移動用ロープ体を移動すると、床面側の最下方の前記挿通体の部分又は前記ネット体又はシート体の下端側との連結紐の部分に、前記ストッパーが当接をすることでその移動が阻止されて、前記ネット体又はシート体を床面側より移動することができ、前記ネット体又はシート体を折り畳みながら収納移動又は広げながら吊り張り移動することを特徴とする屋内空間部用のネット又はシートの移動方法。
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