JP6841579B1 - 竪型射出成形機のエジェクタ装置 - Google Patents

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【課題】メンテナンス性に優れ、固定盤の下方において占有するスペースが比較的少ない、竪型射出成形機のエジェクタ装置を提供する。【解決手段】エジェクタ装置(1)は、固定盤(2)の裏面に設けられている複数本のガイド軸(4)と、これらの先端に固定されている支持プレート(5)と、該ガイド軸(4)に沿ってスライドするエジェクタプレート(7)と、支持プレート(5)に設けられているサーボモータ(10)と、ボールネジ機構(8)とからなる。ボールネジ機構(8)はボールナット(14)が支持プレート(5)に回転自在に設けられ、ボールネジ(15)の先端がエジェクタプレート(7)に固定されている。サーボモータ(10)は、支持プレート(5)に回転軸(10a)が下向きになるように設けられ、駆動プーリ(24)が設けられている。ボールナット(14)に設けられている大プーリ(25)と、タイミングベルト(27)が掛け回されている。駆動プーリ(24)は下方が開放され、露出している。【選択図】図1

Description

本発明は、竪型射出成形機において固定盤の裏面側に設けられているエジェクタ装置に関するものである。
竪型射出成形機は、従来周知のように、一対の金型を上下方向に型開閉する型締装置、型締めされた金型に溶融樹脂を射出する射出装置とから概略構成されている。型締装置がトグル式からなる場合には、型締装置はベッドに設けられている固定盤と、この固定盤の上方に配置されている上可動盤と、下方に配置されている下可動盤と、複数本のタイバーと、トグル機構とからなる。タイバーは固定盤を貫通するように設けられ、上可動盤と下可動盤とはそれぞれタイバーの一方の端部と他方の端部とに固定され、連結されている。トグル機構は下可動盤と固定盤の間に設けられ、これを駆動すると固定盤に対して上可動盤と下可動盤とが上下する。すなわち型開閉される。
特開2010−240676号公報 特開2001−88174号公報
成形された成形品を金型から突き出すエジェクタ装置は、例えば特許文献1、2に示されているように周知であり、竪型射出成形機にも設けられている。図2によって、竪型射出成形機51に設けられている従来のエジェクタ装置52を説明する。エジェクタ装置52は、竪型射出成形機51の固定盤53の裏面側に設けられ、固定盤53にその一端が取り付けられている一対のガイド軸55、55と、このガイド軸55、55の他端に固定されている支持プレート56と、ガイド軸55、55に挿通されガイド軸55、55に沿ってスライド自在になっているエジェクタプレート58と、支持プレート56に設けられているサーボモータ59と、同様に支持プレート56に設けられているボールネジ機構61とから概略構成されている。ボールネジ機構61のボールネジ62は、その先端部がエジェクタプレート58に固定されており、ボールナット63は所定のカラー64に固定され、カラー64は支持プレート56に対してベアリング65を介して回転可能に設けられている。そしてサーボモータ59にはその駆動軸に駆動プーリ67が設けられ、カラー64には大プーリ68が設けられ、これらにはタイミングベルト70が掛け回されている。従って、サーボモータ59を駆動すると大プーリ68によってカラー64とボールナット63が回転し、ボールネジ62が軸方向に駆動されてエジェクタプレート58が駆動される。これによってエジェクタプレート58に設けられているエジェクタロッド71が駆動される。
竪型射出成形機51に設けられている従来のエジェクタ装置52であっても、成形品の突き出しができ、この点では問題はない。しかしながらエジェクタ装置52には解決すべき課題も見受けられる。まず、メンテナンスの容易性について課題が見受けられる。エジェクタ装置52を長期間使用すると劣化する部材は色々あり定期的な交換が必要になるが、タイミングベルト70も定期的に交換が必要な部材である。タイミングベルト70は駆動プーリ67と大プーリ68とに所定のテンションで掛け回されている。これを取り外すには、支持プレート56に対してサーボモータ69を固定しているボルト73、73を緩めて、調整ボルト74を緩め、サーボモータ69を図2において右方向にずらす。そうするとタイミングベルト70が緩む。矢印76で示されているように、タイミングベルト70を駆動プーリ67から取り外す。取り外したタイミングベルト70は、矢印77で示されているように、支持プレート57に形成されている隙間をくぐらせて、下方に抜き取る。そうするとタイミングベルト70を取り外すことができる。新しいタイミングベルト70を取り付けるには、これと逆の手順を実施すればよい。ところでタイミングベルト70はゴムからなり内部に強化繊維が入れられて所定の方向の曲げに対する耐久性を備えているが、横方向へ無理に曲げたりねじったりすると強化繊維が切断されて損傷してしまう。新しいタイミングベルト70を取り付けるとき、矢印77の逆向きにタイミングベルト70を隙間に挿入しなければならないが、一時的に横方向に曲げる必要が生じる。そうすると、タイミングベルト70を損傷する虞がある。このような損傷を避けたければ、ボルト73、73を完全に緩めてサーボモータ59を支持プレート56から取り外し、取り外した状態の駆動プーリ67と大プーリ68とに新しいタイミングベルト70を掛け回す。その後、サーボモータ59を支持プレート56に取り付けるようにすればよい。しかしながら、タイミングベルト70を交換するたびにサーボモータ59を取り外すようにすると、メンテナンスのコストが嵩む。他の問題もある。エジェクタ装置52が占めるエリアが大きいという問題である。エジェクタ装置52においてサーボモータ59は符号78で示されているように機械中心から所定の幅だけ側方に突出しているが、従来のエジェクタ装置52においてはこの突出した部分が符号79で示されているように固定盤53から遠い位置まで達している。従って従来のエジェクタ装置52は必然的にスペースを占有することになる。竪型射出成形機51において固定盤53の下方はトグル等の型締機構が設けられており、スペースの余裕は少ない。このような固定盤53の下方において、エジェクタ装置52がスペースを占有すると、装置同士の配置等で制約が生じる。
本発明は以上のような問題を解決することを目的としており、具体的には、メンテナンス性に優れ、固定盤の下方において占有するスペースが比較的少ない、竪型射出成形機のエジェクタ装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、竪型射出成形機に設けられているエジェクタ装置においてサーボモータを所定の向きに配置するようにする。エジェクタ装置は、固定盤の裏面に設けられている複数本のガイド軸と、これらの先端に固定されている支持プレートと、該ガイド軸に沿ってスライドするエジェクタプレートと、支持プレートに設けられているサーボモータと、ボールネジ機構とからなる。ボールネジ機構はボールナットが支持プレートに回転自在に設けられ、ボールネジの先端がエジェクタプレートに固定されている。そしてサーボモータにはその回転軸に駆動プーリが、そしてボールナットには大プーリがそれぞれ設けられ、タイミングベルトが掛け回されている。従って、サーボモータを駆動するとボールナットが回転してボールネジを介してエジェクタロッドが駆動されるようになっている。本発明においては、支持プレートについてサーボモータが取り付けられるモータ取付部を二股に分かれるようにし、中央に空間が形成されるようにする。そしてサーボモータを従動プーリがサーボモータの下方になるようにモータ取付部に取り付け、従動プーリの下方が開放された空間になるように構成する
すなわち本発明は、竪型射出成形機の固定盤の裏面に垂直に取り付けられている複数本のガイド軸と、該ガイド軸の先端に固定されている支持プレートと、該ガイド軸に沿って前記固定盤と前記支持プレートとの間をスライド自在に設けられているエジェクタプレートと、前記支持プレートに設けられているサーボモータと、ボールネジ機構とからなり、前記ボールネジ機構はボールナットが前記支持プレートに回転自在に設けられている共にボールネジの先端が前記エジェクタプレートに固定され、前記サーボモータにはその回転軸に駆動プーリが、そして前記ボールナットには大プーリがそれぞれ設けられ、前記駆動プーリと前記大プーリにタイミングベルトが掛け回されており、前記サーボモータを駆動すると前記ボールナットが回転して前記ボールネジを介して前記エジェクタプレートが駆動され、前記エジェクタプレートに設けられているエジェクタロッドが駆動されるようになっているエジェクタ装置であって、前記支持プレートは、前記サーボモータが取り付けられるモータ取付部が二股に分かれて中央に空間が形成され、前記サーボモータは前記駆動プーリが前記サーボモータに対して下方になるように前記モータ取付部に取り付けられていることを特徴とする竪型射出成形機のエジェクタ装置として構成される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のエジェクタ装置において、前記支持プレートにはベアリングを介して回転自在にカラーが設けられ、前記ボールナットと前記大プーリは前記カラーに固定されていることを特徴とする竪型射出成形機のエジェクタ装置として構成される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のエジェクタ装置において、前記大プーリは前記支持プレートの下方に配置されており、前記支持プレートは前記サーボモータの取付箇所が他の部分に比して下方になるように所定形状に形成され、それによって前記従動プーリと前記下方プーリとが同じ高さに配置されていることを特徴とする竪型射出成形機のエジェクタ装置として構成される。
以上のように本発明は、竪型射出成形機の固定盤の裏面に垂直に取り付けられている複数本のガイド軸と、該ガイド軸の先端に固定されている支持プレートと、該ガイド軸に沿って固定盤と支持プレートとの間をスライド自在に設けられているエジェクタプレートと、支持プレートに設けられているサーボモータと、ボールネジ機構とからなり、ボールネジ機構はボールナットが支持プレートに回転自在に設けられている共にボールネジの先端がエジェクタプレートに固定され、サーボモータにはその回転軸に駆動プーリが、そしてボールナットには大プーリがそれぞれ設けられ、従動プーリと大プーリにタイミングベルトが掛け回されており、サーボモータを駆動するとボールナットが回転してボールネジを介してエジェクタプレートが駆動され、エジェクタプレートに設けられているエジェクタロッドが駆動されるようになっているエジェクタ装置を対象としている。すなわち、竪型射出成形機に設けられサーボモータとボールネジ機構とによって駆動される一般的な構成のエジェクタ装置を対象としている。そして本発明によると、支持プレートは、サーボモータが取り付けられるモータ取付部が二股に分かれて中央に空間が形成され、サーボモータは駆動プーリがサーボモータに対して下方になるようにモータ取付部に取り付けられている。そうすると、従動プーリが下方に露出しているので、ここからタイミングベルトを簡単に取り外したり取り付けたりすることができる。すなわちタイミングベルトの交換が容易でメンテナンスコストを抑制することができる。さらに、サーボモータをこのように支持プレートに取り付けると、サーボモータは支持プレートの上に設けられるので結果的に固定盤の近傍に配置される。エジェクタ装置はサーボモータの分だけ機械中心より外方に突出してスペースを占有するが、サーボモータが固定盤の近傍に配置されるので、占有されるスペースは少なくて済む。つまり固定盤の下方にはスペースの余裕が生じる。これによってメンテナンス性が向上する。他の発明によると、支持プレートにはベアリングを介して回転自在にカラーが設けられ、ボールナットと大プーリはカラーに固定されている。カラーにボールナットと大プーリとが取り付けられているので、ボールナットのメンテナンスが容易になる効果が得られる。他の発明によると、大プーリは支持プレートの下方に配置されており、支持プレートはサーボモータの取付箇所が他の部分に比して下方になるように所定形状に形成され、それによって従動プーリと下方プーリとが同じ高さに配置されている。従動プーリと下方プーリはタイミングベルトが掛け回されるので同じ高さに配置する必要があるが、そのためには必要に応じてスペーサ等を用意してサーボモータを支持プレートに取り付けなければならない。しかしながらこの発明によると、支持プレートはサーボモータの取付箇所が他の部分に比して下方になるように形成されているのでスペーサ等が不要になっている。エジェクタ装置の部品点数が少なくて済む効果が得られる。
本実施の形態に係る竪型射出成形機のエジェクタ装置を一部断面で示す正面図である。 従来の竪型射出成形機のエジェクタ装置を一部断面で示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るエジェクタ装置1が設けられている竪型射出成形機は、図1には型締装置の一部である固定盤2しか示されていないが、従来の竪型射出成形機と同様に構成されている。すなわち金型を型締する型締装置と、樹脂を溶融して射出する射出装置とからなり、型締装置はベッドに固定されている固定盤2と、固定盤2の上方に設けられている上可動盤と、下方に設けられている下可動盤と、固定盤を貫通し上可動盤と下可動盤とを連結している複数本のタイバーと、固定盤と下可動盤との間に設けられているトグル機構と、から構成されている。固定盤にはその上面側にターンテーブルが設けられており、射出装置は上可動盤に設けられている。このような竪型射出成形機において、本実施の形態に係るエジェクタ装置1は固定盤2の裏面側に設けられている。
エジェクタ装置1は、固定盤2にその上端が取り付けられている2本以上のガイド軸4、4と、このガイド軸4、4の下端に設けられている支持プレート5と、ガイド軸4、4によって挿通され上下にスライド自在に設けられているエジェクタプレート7と、支持プレート5に設けられているボールネジ機構8と、同様に支持プレート5に設けられているサーボモータ10とから概略構成されている。支持プレート5は、サーボモータ10が設けられるプレートであるのでモータプレートと呼ばれることもあるが、本実施の形態においてはその形状が特徴的になっている。すなわち、支持プレート5はガイド軸4、4によって連結される本体部5aに対して、側方にサーボモータ10が取り付けられるモータ取付部5bが形成されているが、このモータ取付部5bが本体部5aより下方になるように形成されている。このモータ取付部5bは、図1においては重なって示されているが、図面の手前側と奥行き側とに二股に分かれており、それによって中央に空間が形成されている。このようなモータ取付部5bにサーボモータ10が取り付けられている。なお、サーボモータ10はその向き、つまり取付方向に特徴があり後で説明する。
支持プレート5には、本体部5aの中央に円形の開口部が空けられており、この開口部にベアリング12を介してカラー13が回転自在に設けられている。カラー13は中空の略円筒状に形成されており、この中空の部分にボールネジ機構8のボールナット14が挿入されカラー13に対して固定されている。ボールネジ機構8は、このボールナット14と、これに螺合しているボールネジ15とから構成されているが、ボールネジ15の上側には拡径した円柱状の拡径軸部15aと、その上に縮径した縮径軸部15bと、その上に雄ネジ部15cとが形成されている。エジェクタプレート7にはその中央に小径の貫通孔が空けられており、ボールネジ15の縮径軸部15bが挿通されている。そして雄ネジ部15cにUナット17が締め付けられている。つまりエジェクタプレート7は拡径軸部15aとUナット17とによって締め付けられるようにして、ボールネジ15に固定されている。従ってカラー13とボールナット14とが回転すると、ボールネジ15が駆動されてエジェクタプレート7が軸方向に駆動される。ボールネジ15の先端にはエジェクタロッド19が設けられ、突き出し方向に突き出されることになる。おな、図1には示されていないが必要に応じてエジェクタプレート7には複数本のエジェクタロッドを取り付けることができるようになっている。
本実施の形態において、サーボモータ10は、従来の取付方向とは上下方向が逆になるように支持プレート5のモータ取付部5bに取り付けられている。これによって回転軸10aはサーボモータ10の下方に突出している。サーボモータ10は、調整プレート20を介してボルト21、21によって支持プレート5に取り付けられている。従って、ボルト21、21を緩めて、調整プレート20に設けられている調整ボルト22を回転するとサーボモータ10を左右の所望の方向にずらすことができる。サーボモータ10の回転軸10aには駆動プーリ24が設けられている。つまり駆動プーリ24はサーボモータ10の下方に配置されている。前記したように支持プレート5のモータ取付部5bは二股に形成されているので、駆動プーリ24は中央において露出した状態になっている。つまり駆動プーリ24は下方側が完全に開放された状態になっている。一方、カラー13には大プーリ25が固定されている。この大プーリ25と駆動プーリ24との間にタイミングベルト27が掛け回されている。なお、大プーリ25は支持プレート5の本体部5aより若干下方に位置しているが、駆動プーリ24も同じ高さに位置している。このように同じ位置に配置されているのは、前記したように支持プレート5が本体部5aに対してモータ取付部5bが下方になるように形成されているからである。このようなエジェクタ装置1において、サーボモータ10を駆動すると、駆動プーリ24、大プーリ25、カラー13に回転が伝達され、カラー13を介してボールナット14が回転する。そうするとボールネジ15が軸方向に駆動されエジェクタプレート7とエジェクタロッド19とが軸方向に駆動される。
エジェクタ装置1においてサーボモータ10は、エジェクタ装置1の中心から離間した位置に配置されていて、符号30で示されているように横方向にスペースを占有する。しかしながら本実施の形態に係るエジェクタ装置1は、サーボモータ10がその回転軸10aが下方になるように取り付けられているので、サーボモータ10の位置は支持プレート5より上側に配置されている。これによって、サーボモータ10によって占有されるスペースは、符号31で示されているように幅が狭い。従って、固定盤2の下方側には比較的スペースに余裕が生じている。
エジェクタ装置1を長期間使用すると、タイミングベルト27が劣化する。従ってタイミングベルト27は定期的に交換する必要がある。タイミングベルト27の交換は次のようにする。まずボルト21、21を緩め、そして調整ボルト22を緩めてサーボモータ10を図1において左方にずらす。そうするとタイミングベルト27に作用していたテンションは小さくなり、緩む。タイミングベルト27を符号28、29の矢印で示されているように、駆動プーリ24と大プーリ25とから取り外す。駆動プーリ24は露出した状態になっているのでタイミングベルト27は容易に取り外すことができる。新しいタイミングベルト27を大プーリ25と駆動プーリ24とに掛け回す。次いで調整ボルト22を締めてサーボモータ10を図1において右方にずらす。そうするとタイミングベルト27にテンションが掛けられる。ボルト21、21を締めてサーボモータ10を支持プレート5に固定する。タイミングベルト27の交換を終了する。
1 エジェクタ装置 2 固定盤
4 ガイド軸 5 支持プレート
5a 本体部 5b モータ取付部
7 エジェクタプレート 8 ボールネジ機構
10 サーボモータ 12 ベアリング
13 カラー 14 ボールナット
15 ボールネジ 19 エジェクタロッド
20 調整プレート 22 調整ボルト
24 駆動プーリ 25 大プーリ
27 タイミングベルト

Claims (3)

  1. 竪型射出成形機の固定盤の裏面に垂直に取り付けられている複数本のガイド軸と、該ガイド軸の先端に固定されている支持プレートと、該ガイド軸に沿って前記固定盤と前記支持プレートとの間をスライド自在に設けられているエジェクタプレートと、前記支持プレートに設けられているサーボモータと、ボールネジ機構とからなり、前記ボールネジ機構はボールナットが前記支持プレートに回転自在に設けられている共にボールネジの先端が前記エジェクタプレートに固定され、前記サーボモータにはその回転軸に駆動プーリが、そして前記ボールナットには大プーリがそれぞれ設けられ、前記駆動プーリと前記大プーリにタイミングベルトが掛け回されており、前記サーボモータを駆動すると前記ボールナットが回転して前記ボールネジを介して前記エジェクタプレートが駆動され、前記エジェクタプレートに設けられているエジェクタロッドが駆動されるようになっているエジェクタ装置であって、
    前記支持プレートは、前記サーボモータが取り付けられるモータ取付部が二股に分かれて中央に空間が形成され、
    前記サーボモータは前記駆動プーリが前記サーボモータに対して下方になるように前記モータ取付部に取り付けられていることを特徴とする竪型射出成形機のエジェクタ装置。
  2. 請求項1に記載のエジェクタ装置において、前記支持プレートにはベアリングを介して回転自在にカラーが設けられ、前記ボールナットと前記大プーリは前記カラーに固定されていることを特徴とする竪型射出成形機のエジェクタ装置。
  3. 請求項1または2に記載のエジェクタ装置において、前記大プーリは前記支持プレートの下方に配置されており、前記支持プレートは前記サーボモータの取付箇所が他の部分に比して下方になるように所定形状に形成され、それによって前記駆動プーリと前記大プーリとが同じ高さに配置されていることを特徴とする竪型射出成形機のエジェクタ装置。
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