JP2008238742A - プリプラ式射出成形機 - Google Patents

プリプラ式射出成形機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008238742A
JP2008238742A JP2007085576A JP2007085576A JP2008238742A JP 2008238742 A JP2008238742 A JP 2008238742A JP 2007085576 A JP2007085576 A JP 2007085576A JP 2007085576 A JP2007085576 A JP 2007085576A JP 2008238742 A JP2008238742 A JP 2008238742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection
plasticizing
cylinder
molding machine
injection molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007085576A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4782720B2 (ja
Inventor
Wataru Yanagihara
渉 柳原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2007085576A priority Critical patent/JP4782720B2/ja
Publication of JP2008238742A publication Critical patent/JP2008238742A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4782720B2 publication Critical patent/JP4782720B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、可塑シリンダを直接射出シリンダに接続し固定した構造であっても、一人の作業者でも可塑化シリンダを含む可塑化装置を容易に取り外すことのできるプリプラ式射出成形機を提供することを課題とする。
【解決手段】プリプラ式射出成形機は、金型が取り付けられて型締を行う型締装置と金型に溶融樹脂を射出する射出装置30とを有する。射出装置30に設けられた可塑化装置70は、樹脂を溶融して計量する。溶融樹脂が供給される射出シリンダ32の内部に射出プランジャ32aが設けられる。可塑化装置70のスクリュ75を回転駆動する計量駆動部は、ガイド機構により射出シリンダの軸方向に対して垂直に移動するように支持しながら案内される。
【選択図】図5

Description

本発明は射出成形機に係り、特に可塑化装置から供給される溶融樹脂をプランジャにより押し出して金型に射出するプリプラ式射出成形機に関する。
射出成形機の射出装置には、大きく分けてインライン式射出装置と、プリプラ(プリ・プラスティサイザ)式射出装置がある。インライン式射出装置では、スクリュを回転して樹脂を溶融しながらスクリュの前側に溶融樹脂を溜め、スクリュを前進することに溶融樹脂を射出する。プリプラ式射出装置では、樹脂を溶融する可塑化装置と、溶融樹脂を射出する射出装置とが独立して設けられており、可塑化装置で溶融した樹脂は射出装置の射出室に供給され、射出室に設けられたプランジャを前進することにより、溶融樹脂は射出される。プリプラ式射出装置は、インライン式射出装置に較べて、樹脂の安定した可塑化や射出ができるという利点がある。
プリプラ式射出装置では、可塑化装置で溶融した樹脂を射出装置の射出ノズルに繋がる射出室に充填する必要があり、可塑化装置の溶融樹脂吐出ノズルを射出装置のプランジャの前側の射出室まで導くための溶融樹脂供給通路が必要となる。射出装置の射出ノズルに繋がる射出室は射出装置の前側に配置されており、射出装置の前方には成形機の固定金型が取り付けられる固定プラテン等が配置されているため、可塑化装置を取り付けるための空間は限られている。
そこで、従来のプリプラ式射出装置の一例では、射出装置のプランジャ用シリンダ(射シリンダ)対して可塑化装置の可塑化シリンダをノズル側を頂点としたV字状に配置し、可塑化装置の溶融樹脂吐出ノズルを射出装置の射出室に接続するための溶融樹脂供給通路を設けている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−263606号公報
上述の特許文献1記載のプリプラ式射出装置では、可塑化装置の溶融樹脂吐出ノズルを射出装置の射出室に接続するための溶融樹脂供給通路を設けて、可塑化装置から溶融樹脂を射出装置に供給している。溶融樹脂供給通路を流れる溶融樹脂は溶融温度以上に維持しておかなければならないが、V字状の頂点付近の形状に折れ曲がった溶融樹脂供給通路で樹脂が滞留し余分な熱履歴を樹脂に与えてしまう。また、溶融樹脂供給通路に樹脂が残留し、樹脂材料を変更する際に変更前の樹脂材料を除去するために労力と手間が必要となる。
そこで、可塑化装置の可塑化シリンダを、射出装置の射出室が形成された射出シリンダに直接接続する構造が考えられる。すなわち、内部でプランジャが移動する射出シリンダに対して、可塑化装置の可塑化シリンダを垂直方向から接続して固定する構造である。このような構造によれば、溶融樹脂供給通路を削除することができ、短い経路で効率的に溶融樹脂を射出シリンダの射出室に供給することができる。
ところが、射出シリンダに対して可塑化シリンダを直接接続し固定した構造であると、可塑化シリンダ内で回転して樹脂を溶融させるためのスクリュをメンテナンス等で取り外すためには、スクリュを駆動する計量モータを含めた可塑化装置全体を取り外して、可塑化シリンダの前側からスクリュを抜き取る必要がある。
可塑化装置を取り外す際には、可塑化装置を支持しながら固定用のボルト等を外すこととなるが、可塑化装置は上述の計量モータと可塑化シリンダを含み、比較的大きな重量を有しているため、一人の作業者では可塑化装置を支持しながら固定用のボルト等を外すことができない。したがって、可塑化装置を取り外す際に複数の作業者が必要となり、且つ可塑化装置を支持するために大きな力が必要となるため、作業性が悪いという問題があった。これは、可塑化装置を組み付ける際にも同様に問題となる。
本発明は、上述の問題点に鑑みなされたものであり、可塑シリンダを直接射出シリンダに接続し固定した構造であっても、一人の作業者でも可塑化シリンダを含む可塑化装置を容易に取り外すことのできるプリプラ式射出成形機を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明によれば、予め溶融した樹脂を射出プランジャにより金型内に射出するプリプラ式射出成形機であって、金型が取り付けられて型締を行う型締装置と該金型に溶融樹脂を射出する射出装置とを有し、該射出装置は、樹脂を溶融して計量する可塑化装置と、前記射出プランジャが内部に設けられ、溶融樹脂が供給される射出シリンダと、前記可塑化装置のスクリュを回転駆動する計量駆動部と、該計量駆動部を前記射出シリンダの軸方向に対して垂直に移動するように支持しながら案内するガイド機構とを有することを特徴とするプリプラ式射出成形機が提供される。
上述のプリプラ式射出成形機において、前記射出装置は前記型締装置の上方に配置され、前記射出装置は前記型締装置の可動プラテンとともに上下移動することとしてもよい。また、前記ガイド機構は、前記型締装置の可動プラテンが取り付けられた射出装置支持部材に設けられ、前記計量駆動部は、該射出装置支持部材の下方につり下げられて移動可能に支持されていることとしてもよい。さらに、前記装置支持部材に、樹脂材料を供給するためのホッパーが貫通する開口部が形成され、該開口部の両側に前記ガイド機構のガイドレールが取り付けられていることとしてもよい。また、前記計量駆動部と前記射出装置支持部材との間の距離を調節する調整機構が設けられたこととしてもよい。
本発明によれば、可塑化装置の計量駆動部がガイド機構により射出シリンダに対して移動可能に支持されるため、作業者は可塑化装置を支持する必要はなく、可塑化シリンダの固定を外して可塑化装置がガイド機構に支持されたまま移動するだけで、可塑化シリンダの前側からスクリュを抜き取ることができる。これにより、作業性が向上するとともに、一人の作業者でも容易に可塑化装置のメンテナンスを行うことができる。また、可塑化装置を組み付ける際にも、可塑化シリンダの位置合わせもガイド機構により容易に行うことができる。
本発明の一実施形態によるプリプラ式堅型射出成形機について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の一実施形態によるプリプラ式堅型射出成形機の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態によるプリプラ式堅型射出成形機の概略構成を示す正面図である。
図1に示すプリプラ式堅型射出成形機は、固定プラテン10と可動プラテン12とを有する。可動プラテン12は固定プラテン10の上方に配置され、固定プラテン10に対して垂直方向に移動可能である。
固定プラテン10は、下部フレーム20の上面に取り付けられる。下部フレーム20は例えば鋼鉄製の角パイプ材を直方体をなすように組み立てた骨組状の構造体であり、固定プラテン10が取り付けられる固定プレート22が、その上面に設けられている。下部フレーム20の内部には、可動プラテン12を垂直移動するための型締駆動部24が設けられている。
型締駆動部24は固定プレート22の下面に取り付けられ、型締駆動部24自体が固定プレート22に対して垂直方向に移動するよう構成されている。型締駆動部24からは、複数本のタイバー26が、固定プレート22及び固定プラテン10を貫通して延在している。可動プラテン12はタイバー26の上端部に固定されている。型締駆動部24が駆動されて固定プレート22に対して垂直移動すると、タイバー26も型締駆動部24と共に垂直移動し、したがって、タイバー26に固定された可動プラテン12が、固定プレート22に取り付けられた固定プラテン10に対して移動する。これにより、金型の開閉、及び型締を行うことができる。
図1に示すプリプラ式堅型射出成形機は、可動プラテン12の上方に射出装置30を有する。射出装置30は、内部にプランジャを有するシリンダ(射出シリンダ)32と、プランジャを駆動するための駆動機構34とを有する。シリンダ32と駆動機構34とは、垂直方向に移動可能な移動部材である前部フランジ36(射出装置支持部材)に取り付けられ、前部フランジ36は2つのL型支持プレート38により左右の辺で支持される。L型支持プレート38はリニアガイド40及びガイド支持プレート42を介して上部フレーム50に垂直移動可能に取り付けられる。
上部フレーム50は、下部フレーム20の上に強固に取り付けられた骨組状の構造体であり、例えば鋼鉄製の角パイプをボルト止めや溶接により直方体をなすように組み立てた枠状体である。本実施形態では、2つの長方形の枠体52を角パイプ等の枠部材54で形成し、2つの枠体52の間に梁となる枠部材54を接続して直方体の枠状体である上部フレーム50を形成している。上部フレーム50は下部フレーム20に取り付けられて一体となって堅型射出成形機を包囲する包囲枠を構成する。したがって、本実施形態による堅型射出成形機は、上部フレーム50及び下部フレーム20により形成された包囲枠に対して、型締装置及び射出装置が取り付けられた構造となる。
上部フレーム50に対してリニアガイド40を介して垂直移動可能に設けられたL型支持プレート38からは、可塑化移動用ロッド44が下方に延在する。可塑化移動用ロッド44の下端部は、固定プラテン10及び固定プレート22を貫通して下方に延在し、型締駆動部24に取り付けられた可塑化移動用駆動部28に取り付けられる。可塑化移動用駆動部28は型締駆動部24と共に垂直方向に移動するため、型締駆動部24が移動すると可塑化移動用ロッド44も移動し、これにより、射出装置30は可動プラテン12と共に垂直移動する。
また、可塑化移動用駆動部28は、型締駆動部24とは別に可塑化移動用ロッド44を移動させることができる。可塑化移動用駆動部28により可塑化移動用ロッド44を垂直移動させることで、射出装置30を可動プラテン12に対して近接・離間するように移動させることができる。すなわち、可塑化移動用駆動部28により可塑化移動用ロッド44を垂直移動させることで、射出装置30のシリンダ32の射出ノズルを、可動プラテン12に取り付けられた可動金型に押圧(ノズルタッチ)して、射出ノズルから溶融樹脂を金型に射出することができる。
なお、後述する可塑化装置は、射出装置のシリンダ32の横方向に取り付けられ、ガイド機構によりシリンダ32に対して移動可能に支持される。
図2は固定プレート22より上側の構造を示す斜視図である。図2において、上部フレーム50及びガイド支持プレート42が取り除かれた状態が示されている。また、図2において、L型支持プレート38は前部フランジ36から外されて離間した状態が示されている。
図1では示されていないが、固定プラテン10に一対のガイド支持部材60が固定されている。ガイド支持部材60にはリニアガイドのレールが取り付けられており、このリニアガイドにより可動プラテン12の垂直移動を案内する。可動プラテン12は、ガイド支持部材60のリニアガイドにより案内されながら、固定プラテン10を貫通して可動プラテン12に固定された4本のタイバー26により駆動される。
図1では示されていないが、1対のL型支持プレート38は、中央に開口が設けられた接続プレート46により接続・固定されている。固定プラテン10を貫通して延在する2本の可塑化移動用ロッド44の上端部は接続プレート46に連結され固定されている。したがって、可塑化移動用ロッド44を垂直移動させることにより、1対のL型支持プレート38を垂直移動させることができる。このときの垂直方向移動の案内は、各L型支持プレート38に2つづつ設けられた垂直移動案内機構であるリニアガイド40により行われる。リニアガイド40は、L型支持プレート38を精度良く垂直方向に案内するための傾き調節機構により、垂直面内の傾きが調整されるように構成されている。リニアガイド40及び傾き調節機構の詳細については後述する。
移動部材である前部フランジ36は、1対のL型支持プレート38の水平方向に延在する部分に載置された状態で、固定・調節機構により固定される。1対のL型支持プレート38に対する前部フランジ36の水平方向の位置は、水平調節機構により調節可能となっている。
前部フランジ36の下面には、射出装置30のシリンダ32が取り付けられ、シリンダ32は接続プレート46の開口を通過して下方に延在している。前部フランジ36から4本のガイドロッド33が上方に延在し、ガイドロッド33の上端部に後部フランジ35が固定されている。前部フランジ36と後部フランジ35の間に、ガイドロッド33に沿って移動可能なプレッシャプレート37が設けられる。
シリンダ32内で溶融樹脂に圧力を加えるプランジャは、プレッシャプレート37に接続される。プレッシャプレート37をガイドロッド33に沿って移動させることにより、プランジャを移動してシリンダ32の射出ノズルから溶融樹脂を射出する。プレッシャプレート37を移動するための移動機構は、後部フランジ35とプレッシャプレート37との間に設けられ、ガイドロッド33に固定された後部フランジ35に対して、プレッシャプレート37が移動される。後部フランジ35、プレッシャプレート37、及び移動機構等により、プランジャを駆動するための駆動機構34が構成されている。
なお、図2では図示は省略しているが、前部フランジ36の下方に可塑化装置が取り付けられる。可塑化装置は、樹脂を供給するホッパーと、樹脂を溶融しながら計量してシリンダ32に供給するためのスクリュと、スクリュを駆動するための計量モータとを有する。スクリュの先端はシリンダ32の外周面からシリンダ32内に突出した状態で取り付けられ、溶融樹脂はスクリュの先端からシリンダ32内に供給される。供給された溶融樹脂はシリンダ32内のプランジャにより加圧され、シリンダ32の先端のノズルから射出される。
上述の実施形態ではプリプラ式堅型射出成形機の場合を示して説明しているが、通常の堅型射出成形機の場合では、シリンダ32内に配置されたプランジャの代わりに、計量時に回転し射出時に進退するスクリュが備えられる。
次に、リニアガイド40の取り付け構造について、図3を参照しながら説明する。図3は上部フレーム50に取り付けられてL型支持プレート38の垂直移動を案内するリニアガイド40及びその傾き調節機構を示す斜視図である。
各リニアガイド40は、ガイド支持プレート42に固定されたガイドレール40Aと、L型支持プレート38に固定された可動部であるスライダ40Bとを有し、スライダ40Bがガイドレール40Aに沿って移動するように構成されている。スライダ40BはL型支持プレート38に固定されるものであるが、図3では図示の便宜上、ガイドレール40Aにスライダ40Bが取り付けられた状態も示されている。
上部フレーム50は、図3に示すように直方体の骨組状の構造体である。直交する枠部材54の間にリブ56が溶接等で接合され、リブ56により上部フレーム50が補強された堅牢な構造となっている。上部フレーム50の枠体52の垂直方向の枠部材54には、加工面出し用の加工プレート58が溶接等により接合されている。加工プレート58は、ガイド支持プレート42を固定するための機械加工面を上部フレーム50に設けるための金属板部材であり、枠体52に接合された状態で、一つの枠体52で対となる加工プレート58が一つの垂直平面を形成するように機械加工される。上部フレーム50は、加工プレート58の機械加工面が垂直となるように下部フレーム20に取り付けられる。
リニアガイド40のガイドレール40Aは、支持板であるガイド支持プレート42の内側面に強固に固定される。各ガイド支持プレート42に固定される2つのガイドレール40Aは、互いに平行でその間隔が一定である必要がある。各ガイドレール40Aを精度良く強固に取り付けるために、例えばガイド支持プレート42の内側面に機械加工で段差を設けておき、ガイドレール40Aをこの段差に押し付けながら固定することで、ガイドレール40Aを位置精度良く強固にガイド支持プレート42に取り付けることができる(段差については図4を参照)。
ガイド支持プレート42は、一対のガイドレール40Aの間及び外側にメンテナンス用の窓となる開口42a,42bを有する。この開口42a,42bを通して上部フレーム50内の射出装置等を見ることができ、工具等を差し込んで後述する調節作業を行うことができる。
ガイド支持プレート42は枠体52の加工プレート58に対して取り付けられ、ボルト等により固定される。各枠体52の一対の加工プレート58の一つには、位置決めピン59が突出して固定されている。一方、ガイド支持プレート42には、位置決めピン59に対応する位置に、位置決め孔42cが設けられている。ガイド支持プレート42を枠体52の加工プレート58に取り付ける際に、ガイド支持プレート42の位置決め孔42cを加工プレート58の位置決めピン59に嵌め込むことで、ガイド支持プレート42を枠体52に対して位置決めすることができる。ガイド支持プレート42を固定するためのボルト穴をバカ穴(ボルトの径に対して比較的大きな穴)としておくことで、ガイド支持プレート42を位置決めピン59を中心にして取り付け面内で僅かに回転させることができ、これによりガイドレール40Aの垂直面内の傾きを調節することができる。また、ガイド支持プレート42を組み付けた後でも、ボルトを緩めてガイド支持プレート42を僅かに回転させることで、ガイドレール40Aの傾きを調節することができる。このように、ガイド支持プレート42を僅かに回転させる機構が傾き調節機構である。
リニアガイド40のスライダ40Bは、L型支持プレート38の垂直面にボルト等により固定される。スライダ40Bの固定機構も、上述のガイド支持プレート42の固定機構と同様に、スライダ40Bの一カ所にピンを設けておき、このピンをL型支持プレート38の位置決め孔に嵌め込むことで一点を位置決めし、他のボルト穴をバカ穴としておくことでスライダ40Bを僅かに回転させて調節すればよい。これにより、スライダ40Bを精度良くL型支持プレート38に取り付けて固定することができる。
なお、本実施形態では、一本のガイドレール40A対して2つのスライダ40Bを設けている。このように、一本のガイドレール40A対して複数のスライダ40Bを設けることにより、リニアガイド40における遊びを実質的に低減し、リニアガイド40の高精度の案内機能を長時間維持することとしている。スライダ40Bの間隔は、取り得る範囲内で大きくすることが好ましい。
また、L型支持プレート38の直交する面には、リブ38aが設けられている。これにより、L型支持プレートの変形を抑制し、直交する面の垂直度を維持するようにしている。また、L型支持プレート38には、2つの水平調節用当て板38bが設けられている。水平調節用当て板38bはリブ38aと同様に補強の機能も有するが、前部フランジ36の水平方向の位置調整のために設けられている。
以上のように、傾き調節機構によりガイド支持プレート42を微小に回転させることにより、リニアガイド40による射出装置30の移動方向を微小に調節することができる。したがって、射出装置30を上部フレーム50に組み付ける際に、射出装置30のシリンダ32の中心軸が精度よく垂直方向に一致するように容易に調節することができる。
図4はL型支持プレート38とそれに固定された前部フランジ36の平面図である。図4において、前部フランジ36の上に取り付けられる射出装置30の駆動部が取り外された状態が示されている。また、図4において、上部フレーム50の枠部材54には、識別を容易にするために網掛けが施されている。
左右のL型支持プレート38は、左右のガイド支持プレート42との間に設けられた4つのリニアガイド40により案内され、垂直方向(紙面に垂直な方向)に移動可能である。前部フランジ36は、左右のL型支持プレート38の水平部分に載置された状態でボルト等により固定される。また、左右のL型支持プレート38は、図2に示すように接続プレート46の両側に固定されている。したがって、接続プレート46と左右のL型支持プレート38と前部フランジ36とは一体で移動可能となる。
図2に示すように接続プレート46の下面に可塑化移動用ロッド44が固定されており、可塑化移動用ロッド44を上下に移動することで、接続プレート46と左右のL型支持プレート38と前部フランジ36とを垂直方向に移動することができる。これにより、前部フランジ36に取り付けられた射出装置30を、リニアガイド40により案内しながら垂直方向に移動することができる。
可動プラテン12の水平方向の位置は、図2に示すように、固定プラテン10に取り付けられたガイド支持部材60により決定される。一方、射出装置30の水平方向の位置は前部フランジ36の位置により決定される。したがって、射出装置30のシリンダ32の中心軸と、可動プラテン12のロケート孔12a(図2参照)の中心軸を一致させるためには、射出装置30が固定されている前部フランジ36の水平方向位置を調節する必要がある。
本実施形態では、前部フランジ36の水平方向位置を調節するために水平調節機構が設けられる。水平調節機構は、前部フランジ36の左右側部から突出した位置決め部36aと、この位置決め部36aを僅かに移動して仮固定することのできるボルト36A,36Bを含む。
前部フランジ36の下面には、可塑化装置70が取り付けられる。図4において、前部フランジ36の下側に、可塑化装置70の計量駆動部を構成する計量モータ72が示されている。また、前部フランジ36の切り欠き部には、可塑化装置70のホッパーを取り付ける部分であるホッパー取り付け板74が現れている。可塑化装置70は、射出装置支持部材としての前部フランジ36の下面に設けられたガイド機構により吊り下げられた状態で、水平方向に移動可能に支持される。
次に、前部フランジ36の下面に設けられたガイド機構について、図5及び図6を参照しながら説明する。図5は図4におけるV−V線に沿った断面図である。図6は図5におけるVI−VI線に沿った断面図である。
図5に示すように、可塑化装置70は、射出装置支持部材としての前部フランジ36の下側に配置される。可塑化装置70は、可塑化シリンダ71と、計量モータ72と、ホッパー73とを有する。可塑化シリンダ71内に配置されたスクリュ75は、計量モータ72により回転駆動され、ホッパー73から供給される樹脂材料を溶融させながら可塑化シリンダ71の前方へと移動させる。
可塑化シリンダの後側(計量モータ72側)には材料供給部71aが取り付けられ、その後ろ側に計量モータ取り付けフランジ71bが取り付けられる。計量モータ72は計量モータ取り付けフランジ71bに取り付けられる。材料供給部71aから上方に材料供給管76が延在に、その上にホッパー取り付け板74が固定されている。ホッパー73はホッパー取り付け板74に取り付けられ、ホッパー73に供給された樹脂ペレット等の樹脂材料は、ホッパー取り付け板74、材料供給管76、材料供給部71aを通って可塑化シリンダ71内に供給され、スクリュ75により溶融される。
可塑化装置70の可塑化シリンダ71の先端は、射出装置30のシリンダ32(射出シリンダ)の側面から内部に突出した状態で接続され、固定される。シリンダ32の固定は、例えばプランジャ32の反対側からプランジャ32を貫通してボルトを挿通して固定することができる。
前部フランジ36は、図4に示すように、計量モータ72が配置される側にコの字型の切り欠き又は開口部36bを有し、この開口部36bを貫通して材料供給管76が延在している。したがって、ホッパー73は前部フランジ36の上方に配置されている。前部フランジ36の開口部36bの両側に延在する部分には、可塑化装置70の水平移動を案内するガイド機構80が設けられる。
ガイド機構80は、一対のリニアガイド81よりなり、リニアガイド81のレール82が、図6に示すように前部フランジ36の開口部36bの両側に取り付けられている。リニアガイド81のスライダブロック83は、レール82に沿って移動可能である。2つのレール82に沿って移動する2つのスライダブロック83は、調整板84に取り付けられており、調整板84はリニアガイド81に案内されながら水平方向に移動可能である。
可塑化装置70の計量モータ72が取り付けられた計量モータ取り付けフランジ71bが、この調整板に84に取り付けられることで、可塑化装置70全体が、ガイド機構80により移動可能に支持されることとなる。
ここで、計量モータ取り付けフランジ71bと調整板84との間の距離は調節可能となっている。図6に示すように、調整板を貫通して中空のアジャストボルト85がねじ込まれ、アジャストボルト85の貫通孔を通じて止めボルト86が計量モータ取り付けフランジ71bねじ込まれている。止めボルト86を締め込むことで計量モータ取り付けフランジ71bはアジャストボルト85の端部に当接し固定される。したがって、アジャストボルト85の先端が調整板84の下面から突出する距離を調節することにより、計量モータ取り付けフランジ71bと調整板84との間の距離を調節することができる。
計量モータ取り付けフランジ71bと調整板84との間の距離を調節することにより、計量モータ取り付けフランジ71bの垂直方向の位置を調節することができ、その結果、射出シリンダ32の軸に対する可塑化シリンダ71の軸の傾きを調節することができる。これにより可塑化シリンダ71を射出シリンダ32に対して精度良く位置決めすることができる。
以上のような構成のガイド機構80によれば、可塑化装置70の可塑化シリンダ71を射出プランジャ32から取り外す際に、可塑化シリンダ71の先端部分の固定を外しても、可塑化装置70はガイド機構80により指示されているので、作業者が可塑化装置70を支える必要はない。また、可塑化装置70はガイド機構80により水平移動可能に支持されているため、作業者は可塑化装置70に水平方向に小さな力を加えるだけで、可塑装置70を移動して可塑化シリンダ71を射出プランジャ32から離間させることができる。このときも可塑化装置はガイド機構80により支持されているため、作業者は可塑化シリンダ71を支える必要はなく、移動させる方向に小さな力を加えるだけでよい。
可塑化シリンダ71を射出プランジャ32から離間させた後も、可塑化装置はガイド機構により支持されており、作業者は可塑化シリンダ71の先端からスクリュ75のメンテナンス作業を行った、射出シリンダ32のメンテナンス作業を行うことができる。メンテナンス作業が終了したら、可塑化装置70を射出シリンダ32に向けて移動して可塑化シリンダ70の先端を射出シリンダ32の取り付け部に挿入する。この際も、可塑化シリンダ71の垂直方向の位置及水平方向の移動はガイド機構80により案内されているので、作業者は単に可塑化装置70を射出シリンダ32に向けて押すだけで、可塑化シリンダ71の先端を射出シリンダ32に対して容易に位置決めすることができる。
以上のように、本実施形態によれば、前部フランジ36(射出装置支持部材)に設けられたガイド機構80により可塑化装置70の計量モータ取り付けフランジ71b(計量駆動部)を射出シリンダ32の軸に垂直な方向に移動可能に支持することにより、可塑化装置のメンテナンス時の作業者の労力が軽減され、メンテナンス作業を効率的に行うことができる。
上述の実施形態では、本発明をプリプラ式堅型射出成形機に適用しているが、本発明は堅型射出成形機に限ることなく、プリプラ式横型射出成形機にも適用することができる。
本発明の一実施形態によるプリプラ式堅型射出成形機の概略構成を示す正面図である。 図1における固定プレートより上側の構造を示す斜視図である。 上部フレームに取り付けられてL型支持プレートの垂直移動を案内するリニアガイド及びその傾き調節機構を示す斜視図である。 L型支持プレートとそれに固定された前部フランジの平面図である。 図4におけるV−V線に沿った断面図である。 図5におけるVI−VI線に沿った断面図である。
符号の説明
10 固定プラテン
12 可動プラテン
12a ロケート孔
20 下部フレーム
22 固定プレート
24 型締駆動部
26 タイバー
28 可塑化移動用駆動部
30 射出装置
32 シリンダ
32a プランジャ
33 ガイドロッド
34 駆動機構
35 後部フランジ
36 前部フランジ
36a 位置決め部
36b 開口部
36a−1 端面
36a−2,36a−3 側面
36A,36B ボルト
36C,36D ナット
37 プレッシャプレート
38 L型支持プレート
38a リブ
38b 水平調節用当て板
40 リニアガイド
40A ガイドレール
40B スライダ
42 ガイド支持プレート
42a,42b 開口
42c 位置決め孔
44 可塑化移動用ロッド
46 接続プレート
50 上部フレーム50
52 枠体
54 枠部材
56 リブ
58 加工プレート
59 位置決めピン
60 ガイド支持部材
70 可塑化装置
71 可塑化シリンダ
71a 材料供給部
71b 計量モータ取り付けフランジ
72 計量モータ
73 ホッパー
74 ホッパー取り付け板
75 スクリュ
76 材料供給管
80 ガイド機構
81 リニアガイド
82 レール
83 スライドブロック
84 調整板
85 アジャストボルト
86 止めボルト

Claims (5)

  1. 予め溶融した樹脂を射出プランジャにより金型内に射出するプリプラ式射出成形機であって、金型が取り付けられて型締を行う型締装置と該金型に溶融樹脂を射出する射出装置とを有し、
    該射出装置は、
    樹脂を溶融して計量する可塑化装置と、
    前記射出プランジャが内部に設けられ、溶融樹脂が供給される射出シリンダと、
    前記可塑化装置のスクリュを回転駆動する計量駆動部と、
    該計量駆動部を前記射出シリンダの軸方向に対して垂直に移動するように支持しながら案内するガイド機構と
    を有することを特徴とするプリプラ式射出成形機。
  2. 請求項1記載のプリプラ式射出成形機であって、
    前記射出装置は前記型締装置の上方に配置され、前記射出装置は前記型締装置の可動プラテンとともに上下移動することを特徴とするプリプラ式射出成形機。
  3. 請求項2記載のプリプラ式射出成形機であって、
    前記ガイド機構は、前記型締装置の可動プラテンが取り付けられた射出装置支持部材に設けられ、
    前記計量駆動部は、該射出装置支持部材の下方につり下げられて移動可能に支持されていることを特徴とするプリプラ式射出成形機。
  4. 請求項3記載のプリプラ式射出成形機であって、
    前記装置支持部材に、樹脂材料を供給するためのホッパーが貫通する開口部が形成され、該開口部の両側に前記ガイド機構のガイドレールが取り付けられていることを特徴とするプリプラ式射出成形機。
  5. 請求項4記載のプリプラ式射出成形機であって、
    前記計量駆動部と前記射出装置支持部材との間の距離を調節する調整機構が設けられたことを特徴とするプリプラ式射出成形機。
JP2007085576A 2007-03-28 2007-03-28 プリプラ式射出成形機 Expired - Fee Related JP4782720B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007085576A JP4782720B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 プリプラ式射出成形機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007085576A JP4782720B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 プリプラ式射出成形機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008238742A true JP2008238742A (ja) 2008-10-09
JP4782720B2 JP4782720B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=39910632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007085576A Expired - Fee Related JP4782720B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 プリプラ式射出成形機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4782720B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2907645A1 (en) 2014-02-17 2015-08-19 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Injection unit
EP2907644A1 (en) 2014-02-17 2015-08-19 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Injection unit and injection molding method

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57203527A (en) * 1981-06-09 1982-12-13 Kobe Steel Ltd Vertical type injection molding machine
JPS61185423A (ja) * 1985-02-13 1986-08-19 Dainichi Nippon Cables Ltd 射出成形機
JPH0424323U (ja) * 1990-06-21 1992-02-27
JP2006297863A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Toyo Mach & Metal Co Ltd 縦型射出成形機
JP2006326894A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Yamashiro Seiki Seisakusho:Kk 射出成形機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57203527A (en) * 1981-06-09 1982-12-13 Kobe Steel Ltd Vertical type injection molding machine
JPS61185423A (ja) * 1985-02-13 1986-08-19 Dainichi Nippon Cables Ltd 射出成形機
JPH0424323U (ja) * 1990-06-21 1992-02-27
JP2006297863A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Toyo Mach & Metal Co Ltd 縦型射出成形機
JP2006326894A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Yamashiro Seiki Seisakusho:Kk 射出成形機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2907645A1 (en) 2014-02-17 2015-08-19 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Injection unit
EP2907644A1 (en) 2014-02-17 2015-08-19 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Injection unit and injection molding method

Also Published As

Publication number Publication date
JP4782720B2 (ja) 2011-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1884336B1 (en) Clamping system mounted on a platen of an injection-moulding machine
US10315346B2 (en) Injection molding machine
JP4827880B2 (ja) プラテン支持装置及び型締装置
EP2251173B1 (en) Mold holding member and mold clamping device
JP5425581B2 (ja) 射出成形機
CN102107493A (zh) 注射成型机
CN105537831A (zh) 对金属结构底框进行固定和定型的焊接工装夹具
JP4782720B2 (ja) プリプラ式射出成形機
KR102542412B1 (ko) 온도센싱 기능을 구비한 이젝터 모듈
JP2006297860A (ja) 電動竪型射出成形機
JP6026167B2 (ja) 射出成形機
JP2007112119A (ja) 中空成形品を成形する金型装置および中空成形品の成形方法
JP4713448B2 (ja) 堅型射出成形機
JP4713449B2 (ja) 堅型射出成形機
JP2018171919A (ja) 射出成形ユニット
JP4762925B2 (ja) 堅型射出成形機の型締装置
EP3674054A1 (en) Assembly method of injection molding machine and injection molding machine
JP4582520B2 (ja) 射出成形機の射出装置
JP4996860B2 (ja) 射出成形装置
JP7246991B2 (ja) 射出装置及びブラケット
KR101434905B1 (ko) 사출성형기의 사출실린더 가이드로드 지지장치
KR20240076245A (ko) 온도센싱 기능을 구비한 이젝터 모듈
JP4667184B2 (ja) 射出成形機
JP6823154B1 (ja) ボールネジ機構を備えた竪型射出成形機のエジェクタ装置
KR100645590B1 (ko) 주조용 금형의 경사 슬라이드 핀 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110707

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4782720

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees