JP6836843B2 - 足場用幅木搭載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、足場構築体の作業空間から外部空間に臨む足場板の桁方向の側部に沿って幅木装置を搭載するための装置に関する。
建設現場等において構築される仮設足場は、離間する支柱のそれぞれに固設された一対の横架材の間に足場板を架設することにより作業空間を形成している。
しかしながら、足場板上の作業空間で高所作業を行う場合、作業中に誤って、工具又は作業用機材や、ボルト又はナットその他の物品が外部空間に向けて落下する危険があるため、外部空間に臨む足場板の桁方向の側部に沿って幅木装置を設けている。
公知のように、幅木装置は、前記支柱の離間空間を塞ぐ幅木本体を有し、該幅木本体の両端部に位置して、それぞれの支柱及び横架材に係脱自在に搭載される搭載装置を設けている。従って、幅木装置は、前記搭載装置により、足場の構築時に所定位置に搭載され、足場の解体時に取外される。
特開2011−153422号公報 特開2011−241656号公報 特開2013−221368号公報
幅木装置に設けた搭載装置は、種々の構成としたものが知られているが、作業空間側から支柱の内側表面に当接する受止め手段と、外部空間側から支柱の外側表面に臨むフック等から成る挟持手段を備えたものが好ましい。
これによれば、支柱を内外両側から前記受止め手段と挟持手段により挟持可能であり、支柱に対して幅木装置をガタツキのないように固定係止できる利点がある。
ところが、足場構築体を構成する支柱は、例えば、短管足場の場合、外径48.6mmの円管材や、外径42.7mmの円管材のように、外径を相違する複数種類の支柱が存在している。
従って、前述のような受止め手段と挟持手段から成るガタツキのない利点を生かした幅木の搭載装置を提供するためには、足場の現場毎に使用される支柱の外径に対応した専用構造の装置が必要になるという問題がある。
そこで、本発明の主たる課題は、支柱の外径が相違していてもガタツキのない状態で幅木装置を搭載できるようにした汎用性の高い装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決した幅木装置を提供するものであり、その手段として構成したところは、離間する支柱のそれぞれに固設された一対の横架材の間に足場板を架設することにより作業空間を形成して成る足場構築体において、前記作業空間から外側空間に臨む足場板の桁方向の側部に沿って搭載される幅木装置であり、前記幅木装置は、前記支柱の離間空間を塞ぐ幅木本体の両端部に位置して、それぞれの支柱及び横架材に係脱自在に搭載される搭載装置を設けており、少なくとも一方の搭載装置は、横架材に設置される設置手段と、前記作業空間側から支柱の内側表面に当接する受止め手段と、前記外部空間側から支柱の外側表面に臨む挟持装置により構成され、前記挟持装置は、挟持ロッドと、該挟持ロッドを幅木装置に支持する支持体とから成り、前記挟持ロッドは、支柱に交差する横軸を軸線として軸廻りに回動自在かつ支柱に対して進退移動自在な基軸部と、該基軸部の尾端側で径方向に突設された操作部と、基軸部の先端側で径方向に延びるアーム部と、該アーム部の先端から前記支柱に向けて突出する挟持部を備え、前記基軸部を支柱に向かう前進方向に弾発付勢するスプリングを設けており、前記基軸部の進退移動と回動を介して、前記挟持部を支柱から後退させ前記アーム部を幅木本体の表面に沿わせた格納姿勢と、前記アーム部を幅木本体の表面から離反させ前記挟持部を支柱の外側表面に臨ませた挟持姿勢との間で姿勢変更されるように構成されており、前記支持体は、前記挟持ロッドを格納姿勢及び挟持姿勢としたとき、当該姿勢を保持させるように前記操作部を制御する制御手段を設けて成る点にある。
好ましくは、前記挟持ロッドを挟持姿勢とした状態において、前記基軸部の進退移動を介して、前記受止め手段に当接する支柱の中心軸線と前記アーム部の間の水平距離により規定される対面距離を可変自在とするように構成している。
また、挟持ロッドを挟持姿勢とした状態において、前記基軸部の進退移動を介して、前記受止め手段に当接する支柱の中心軸線と前記アーム部の間の水平距離により規定される対面距離を可変自在とするように構成していることが好ましい。
前記制御手段は、第1実施形態の場合、挟持ロッドを格納姿勢及び挟持姿勢とした状態で前記操作部を固定係止する格納姿勢保持手段及び挟持姿勢保持手段を備えている。
この際、前記可変自在な挟持距離及び対面距離に関して、第1挟持距離W1と第2挟持距離W2をW1>W2、第1対面距離L1と第2対面距離L2をL1>L2としたとき、前記挟持姿勢保持手段は、前記挟持ロッドが挟持部により第1挟持距離W1を形成しかつアーム部により第1対面距離L1を形成する第1挟持姿勢とされた状態で前記操作部を固定係止する第1挟持姿勢保持手段と、前記挟持ロッドが挟持部により第2挟持距離W2を形成しかつアーム部により第2対面距離L2を形成する第2挟持姿勢とされた状態で前記操作部を固定係止する第2挟持姿勢保持手段を構成することが好ましい。
前記制御手段は、第2実施形態の場合、前記スプリングにより挟持ロッドと共に前記操作部を前進方向に移動させたとき、該操作部を前記基軸部の軸線に対して傾斜方向に案内する制御通路を形成しており、前記操作部を前記制御通路に沿って前進移動させることにより、該移動に伴い前記挟持距離を次第に狭める方向に挟持ロッドを回動させるように構成している。
この際、前記制御手段は、アーム部を幅木本体の表面に対して平行状態とする格納姿勢に関して、挟持ロッドをスプリングに抗して後退させた第1格納姿勢とした状態で固定係止する第1格納姿勢保持手段と、挟持ロッドをスプリングにより前進させた第2格納姿勢とした状態で固定係止する第2格納姿勢保持手段を備えており、前記第2格納姿勢保持手段は、前記制御通路の前進方向の最前端に位置して屈折方向に延設された屈折路により構成することができる。
本発明によれば、幅木装置5を足場構築体に搭載するため、挟持装置17を支柱1に固定係止するときは、受止め手段16を支柱1の内側表面に当接させた状態から、挟持ロッド19を前進移動させれば、該ロッドの挟持部24が支柱1を前記受止め手段16との間で挟持するので、作業が簡単容易である。
この際、前進移動後の挟持部24が支柱1の外側表面にフィットしていない場合であっても、基軸部22の回動を介して挟持部24を旋回させることにより、該挟持部24を支柱1の外側表面にガタツキのないようにフィットさせることが可能である。
このため、幅木装置5を搭載する足場構築体の支柱1が外径を相違する場合でも、その外径に応じて、挟持部24を好適に支柱1の外側表面にフィットさせることが可能となり、汎用性の高い搭載装置7を提供することができるという効果がある。
本発明の1実施形態に係る搭載装置により幅木装置を足場構築体に幅木装置を搭載した状態を示す斜視図である。 本発明の1実施形態に関して、幅木本体と搭載装置の構成部品を分解した状態を示す斜視図である。 搭載装置を幅木本体に装着した状態を示す斜視図である。 搭載装置に関して、制御手段の第1実施形態を示しており、(A)は挟持ロッドを格納姿勢とした状態を示す正面図、(B)は挟持ロッドにより挟持距離を可変する際の作用を示す説明図である。 搭載装置の挟持ロッドを第1挟持姿勢とした状態を示す斜視図である。 第1挟持姿勢とした挟持ロッドの挟持部とアーム部により第1挟持距離と第1対面距離を形成した状態を示しており、(A)は正面図、(B)は側面図である。 搭載装置の挟持ロッドを第2挟持姿勢とした状態を示す斜視図である。 第2挟持姿勢とした挟持ロッドの挟持部とアーム部により第2挟持距離と第2対面距離を形成した状態を示しており、(A)は正面図、(B)は側面図である。 挟持ロッドに設けた回動付勢手段の別の実施形態を示す斜視図である。 制御手段の第2実施形態を示しており、(A)はハウジングに設けた制御通路を示す斜視図、(B)は制御通路の詳細を示す拡大正面図である。 挟持ロッドが第1格納姿勢状態で保持された状態を示す斜視図である。 挟持ロッドが第1挟持姿勢とされた状態を示す斜視図である。 挟持ロッドが第2挟持姿勢とされた状態を示す斜視図である。 挟持ロッドが第2格納姿勢状態で保持された状態を示す斜視図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
図1は、足場構築体として、フランジ式楔緊結構造を備えた仮設足場を例示している。支柱1は、金属製の円管材から成り、上下に所定間隔をあけて金属板から成るフランジ2を固設しており、建造物等の外壁に対する遠近方向(以下「妻方向」という)に所定間隔をあけて立設された一対の支柱1、1(建物側の支柱は図示省略している)を1組として、建造物等の外壁に沿う方向(以下「桁方向」という)に所定間隔をあけて立設されており、前記一対の支柱1、1の間に、横架材3を架設し、支柱1と横架材3は、相互に楔構造の緊結手段により固着される。そこで、図1に示すように、桁方向に離間する支柱1、1のそれぞれに固設された一対の横架材3、3の間に、足場板4が架設され、該足場板4の上に作業空間S1が形成されている。
しかしながら、本発明は、足場構築体の構成を目的とするものではないから、図示の構成に限定されるものではなく、フランジ式楔緊結構造以外の緊結構造を採用したものや、短管足場以外の枠組足場により構築されたものでも良い。更に、図示省略しているが、桁方向に離間する支柱1、1の間に先行手摺を設けても良い。
このような足場構築体において、幅木装置5は、前記作業空間S1から外部空間S2に臨む足場板4の桁方向の側部に沿って搭載されるように構成されており、前記支柱1、1の離間空間を塞ぐ幅木本体6を備え、該幅木本体6の両端部に位置して、それぞれの端部が臨む支柱1及び横架材3に係脱自在として搭載される左右の搭載装置7L、7Rを設けている。
図示実施形態の場合、左右の搭載装置7L、7Rは、図示のように、後述する受止め手段16の位置を相互に上下方向に相違させている他は、実質的に同一構成のものを左右対称となるように構成している。従って、以下、左右の位置関係を問わない場合は、単に搭載装置7と称することにより説明する。尚、本発明により構成された搭載装置7は、幅木本体5の左右両端部の少なくとも一方に設ければ良く、他方の端部には、本発明の構成とは異なる搭載装置を設けても良い。
図例の場合、幅木装置5は、幅木本体6の下端部から足場板4の上面に延びる遮蔽板8を設け、足場板4の側部と支柱1の間の隙間Sを塞ぐように構成しているが、このような遮蔽版8は、必須要件とされるものではない。
(幅木装置の構成)
図1及び図2に示すように、前記幅木本体6は、金属板により帯状に形成され、該金属板を折曲することにより上縁に沿って外側に張出し状に形成された庇部6aと、該庇部6aから下向きに折曲された垂下壁6bを備えており、該幅木本体6の外側面に前記庇部6aの張出し寸法幅Qに相当する空間を有する格納部9を形成している。更に、前記幅木本体6の両端部の下側縁には切欠き部10が形成されている。
図示実施形態において、前記搭載装置7は、幅木本体6の端部に配置される板状ユニット11と、幅木本体の外側面に配置される装置ユニット12により構成されている。
(板金ユニット)
板状ユニット11は、1枚の金属板を折曲することにより形成され、幅木本体6の端部の外側面に重ね合わせられる平板部13を備え、該平板部13を幅木本体6にリベット等の固着手段により固着される。尚、図例の場合、更に平板部13の上端部から折曲された取付片14が設けられており、該取付片14を前記庇部6aの下面に重ね合わせた状態でリベット等の固着手段により固着される。
前記平板部13は、幅木本体6の端縁から突出する張出部13aを備えており、該張出部13aは、下端から外部空間に向けて偏位した状態で垂設された舌片状の設置手段15を設けると共に、上端から外部空間に向けて上向き傾斜した状態で突出された受止め手段16を設けている。受止め手段16の先端縁には、円弧状に凹設された抱持部16aが形成されている。
板状ユニット11は、薄い金属板から成る幅木本体6に重合状態で固着することにより、該幅木本体6の端部を補強し、後述するように、幅木装置5を所定位置に搭載する際、前記設置手段15を横架材3に設置することにより幅木本体6を支持し、その状態で、前記受止め手段16の抱持部16aを作業空間S1側から支柱1に当接することにより、幅木本体6の転倒を防止する。
(装置ユニット)
装置ユニット12は、作業空間S1側に位置する前記受止め手段16と協働して、外部空間S2側から支柱1を挟持する挟持装置17を構成しており、幅木本体6の外側面に固着される支持体18と、該支持体18に支持される挟持ロッド19を備えている。
前記支持体18は、図2ないし図4に示すように、挟持ロッド19を軸支する軸受部材20と、該軸受部材20を収容するハウジング21から成り、それぞれリベット等の固着手段により幅木本体5の両端近傍に位置する内側面に固着される。尚、この状態で、支持体18は、上述した幅木本体5における格納部9の内部に納められる。
前記挟持ロッド19は、図4に示すように、支柱1に交差する横軸を軸線Xとして、軸廻りに回動自在かつ支柱1に対して進退移動自在な基軸部22と、該基軸部22の先端部(支柱1に向かう前進方向の端部)から径方向に延びるアーム部23と、該アーム部23の先端から支柱1に向けて突出する挟持部24と、前記基軸部22の尾端部から径方向に突出された操作部25を備えており、前記基軸部22を軸受部材20に軸支している。図示実施形態の場合、基軸部22の両端部からアーム部23と操作部25が平行するように折曲形成されている。
前記基軸部22には、該基軸部22を支柱1に向けて前進させる前進方向Fに向けて弾発付勢するスプリング26が設けられている。そこで、挟持ロッド19は、図4(A)に示すように、スプリング26に抗して基軸部22を後退移動すると共にアーム部22を幅木本体5の外側面に沿わせるように回動させた格納姿勢P1と、図5ないし図8に示すように、スプリング26により基軸部22を前進移動すると共にアーム部23を幅木本体5の外側面から離反させるように回動させ、これにより挟持部24を支柱1の外側表面に臨ませる挟持姿勢P2との間で姿勢変更が可能となるように構成されている。
このような姿勢変更を可能にするため、前記支持体18を構成するハウジング21に前記操作部25を制御する制御手段28が設けられており、制御手段28の第1実施形態を図3ないし図8に示している。
図3及び図4(A)に示すように、制御手段28は、前記基軸部28に臨んでハウジング21の側壁に形成された切欠き状の通路28Aと、該通路28Aの外部に設けられた格納姿勢保持手段27aにより構成されている。格納姿勢保持手段27aは、挟持ロッド19をスプリング26に抗して後退させ、操作部25を通路28Aの外部に脱出させた状態で基軸部28の廻りに回動したとき、通路28Aの下側に位置して操作部25を受止め可能となるように設けられており、これにより、挟持ロッド19を格納姿勢P1とした状態で係止固定する。
従って、ユーザが指先で操作部25を摘まむことにより、図4(A)に示すように、スプリング26に抗して挟持ロッド19を後退移動させ、操作部25を通路28Aから脱出させると共に回動すると、該操作部25が格納姿勢保持手段27に係止固定される。この状態で、挟持部24は、支柱1から後退して離反させられ、アーム部23は、前記挟持部24と共に幅木本体5ないし平板部13の外側面に沿わせられている。これにより、格納姿勢P1とされた挟持ロッド19のアーム部23は、幅木本体5における前記格納部9の内部に納められる。
格納姿勢P1の状態から、操作部25を回動することにより前記通路28Aに進入させると、スプリング26により基軸部22と共に挟持ロッド19の全体が前進方向Fに移動し、挟持姿勢P2となるように姿勢変更させられる。
挟持姿勢P2とした状態で、前記通路28Aから突出した操作部25を介して基軸部22を回動すると、挟持部24は、支柱1の外側表面に臨ませられた状態で、アーム部23を半径として旋回する。これにより、図4(B)に示すように、前記受止め手段16の抱持部16aに接する鉛直線Yと該挟持部24の間の水平距離(挟持距離W)が可変自在とされている。図示実施形態の場合、挟持距離Wとして、第1挟持距離W1と第2挟持距離W2を含む複数の異なる距離(W1>W2)を選択的に形成することができるように構成されている。
図例の場合、アーム部23を水平姿勢としたとき前記第1挟持距離W1が形成され、アーム部23を水平姿勢から上下方向(図例の場合は下方向)に所定角度だけ旋回させた回動姿勢としたとき前記第2挟持距離W2が形成される。この際、操作部25は、アーム部23と平行に形成されている。
更に、挟持ロッド19を格納姿勢P2に向けて前進移動させる際、前進移動距離に応じた距離だけアーム部23が支柱1に向けて移動する。これにより、図4(A)に示すように、前記受止め手段16の抱持部16aに当接する支柱1の中心軸線Cと前記アーム部23の間の水平距離(対面距離L)が可変自在とされている。図示実施形態の場合、対面距離Lとして、図6(A)に示す第1対面距離L1と図8(A)に示す第2対面距離L2を含む複数の異なる距離(L1>L2)を選択的に形成することができるように構成されている。
前述のように可変自在とされた挟持距離Wと対面距離Lに関して、挟持ロッド19は、第1挟持姿勢P2aと第2挟持姿勢P2bを含む複数の異なる挟持姿勢P2を選択的に保持することができるように構成されている。図示実施形態の場合、図5及び図6に示すように、挟持ロッド19を第1挟持姿勢P2aとしたときは、挟持部24が第1挟持距離W1を形成しかつアーム部23が第1対面距離L1を形成する。図7及び図8に示すように、挟持ロッド19を第2挟持姿勢P2bとしたときは、挟持部24が第2挟持距離W2を形成しかつアーム部23が第2対面距離L2を形成する。
そこで、第1実施形態の制御手段28は、図4(A)に示すように、前記通路28Aに臨んで、挟持姿勢P2とされた挟持ロッド19を保持するための挟持姿勢保持手段29を設けており、該挟持姿勢保持手段29として、挟持ロッド19が前記第1挟持姿勢P2aとされた状態で操作部25を固定係止する第1挟持姿勢保持手段29aと、挟持ロッド19が前記第2挟持姿勢P2bとされた状態で操作部25を固定係止する第2挟持姿勢保持手段29bを設けている。
図示のように、第1挟持姿勢保持手段29aは、通路28Aに沿って前進移動する操作部25を前記格納姿勢保持手段27から比較的近い所定距離M1を隔てた位置で、該操作部25を水平姿勢とした状態で受止め係止するように基軸部22の軸線Xの側部に設けられている。第2挟持姿勢保持手段29bは、通路28Aに沿って前進移動する操作部25を前記格納姿勢保持手段27から比較的遠い所定距離M2を隔てた位置で、該操作部25を下向き回動姿勢とした状態で受止め係止するように軸線Xから斜めに偏位した下側部に設けられている。
(幅木装置の保管又は運搬)
幅木装置5に設けられた搭載装置7の挟持装置17は、支持体18を幅木本体6の格納部9に納められている。不使用時において、格納姿勢P1とした挟持ロッド19は、アーム部23を前記格納部9に納めると共に、挟持部24を板状ユニット11から突出させることなく後退位置に格納している。従って、幅木装置5の運搬等に際して、挟持ロッド19を異物等の衝突による損傷から好適に保護することができ、しかも、これにより幅木装置5の全体も嵩張ることはないので、積層による運搬や保管を容易とする。
(幅木装置の搭載方法)
上述のように、幅木装置5は、足場構築体に対して、設置手段15を横架材3に設置することにより幅木本体6を支持すると共に、受止め手段16の抱持部16aを作業空間S1側から支柱1に当接した状態で、挟持装置17の挟持ロッド19を格納姿勢P1から挟持姿勢P2に姿勢変更させることにより、前記受止め手段16と挟持部24により支柱1を挟持する。
(第1挟持姿勢)
図5及び図6は、外径が大径D1とされた支柱1により構築された足場構築体に幅木装置5を搭載する場合の作用を示している。
上述のように、格納姿勢P1とされた挟持ロッド19の操作部25を回動させることにより格納姿勢保持手段27から離脱させ、通路28Aに進入させると、スプリング26により挟持ロッド19が前進移動し、操作部25が第1挟持姿勢保持手段29aに受止められることにより停止し、挟持ロッド19を第1挟持姿勢P2aに保持する。
図示実施形態の場合、通路28Aに進入した操作部25は、軸線Xから横向き水平姿勢として通路28を所定距離M1だけ移動した後、水平姿勢のまま第1挟持姿勢保持手段29aに押圧状態で係止し、挟持ロッド19を第1挟持姿勢P2aに保持する。
この状態で、挟持部24は、第1挟持距離W1を形成することにより、支柱1の外側表面にフィットし、前記受止め手段16と協働して、支柱1をガタツキのないように好適に挟持する。
同時に、アーム部23は、第1対面距離L1を形成することにより、支柱1の横側表面に近接状態で臨み、支柱1に対する幅木本体6の横ズレ移動を好適に防止する。
(第2挟持姿勢)
図7及び図8は、外径が小径D2とされた支柱1により構築された足場構築体に幅木装置5を搭載する場合の作用を示している。
上述した第1挟持姿勢P2aのときは水平姿勢とされていた操作部25を回動(図例では下向き回動)させると、操作部25は、回動姿勢の状態で通路28を所定距離M2の位置まで移動した後、第2挟持姿勢保持手段29bに受止められることにより停止し、挟持ロッド19を第2挟持姿勢P2bに保持する。操作部25の回動姿勢を可能にするため、図示実施形態では、図7(B)に示すように、通路28Aの幅を第2挟持姿勢保持手段29bに向けて幅広に形成することにより受入れ部30が設けられている。従って、受入れ部30に進入させることにより操作部25を回動させることが可能である。この際、図示のように、通路28Aから受入れ部30に向かう進入路にテーパ縁を備えた案内部31を形成することが好ましい。これにより、通路28を前進移動する操作部25を受入れ部30に案内することができ、しかも、案内中の操作部25を該案内部31に沿って回動姿勢となるように好適に姿勢変更させることができる。
挟持ロッド19を第2挟持姿勢P2bに保持した状態で、挟持部24は、第2挟持距離W2を形成することにより、支柱1の外側表面にフィットし、前記受止め手段16と協働して、支柱1をガタツキのないように好適に挟持する。
同時に、アーム部23は、第2対面距離L2を形成することにより、支柱1の横側表面に近接状態で臨み、支柱1に対する幅木本体6の横ズレ移動を好適に防止する。
(回動付勢手段)
上述した実施形態において、挟持ロッド19は、基軸部22の径方向にアーム部23を延設すると共に該アーム部23の先端に挟持部24を設けているので、該アーム部23及び挟持部24が錘として機能し、アーム部23を垂れ下げさせる方向のモーメントが生じ、これにより回動付勢手段32(図示せず)が形成されている。
従って、錘としての重量を増すことにより、挟持ロッド19をスプリング26に抗して格納姿勢P1に向けて後退移動させたとき、通路28Aから脱出した操作部25が下向き回動方向の力を受け、自動的又は容易に格納姿勢保持手段27に係止する。
反対に、挟持ロッド19をスプリング26により挟持姿勢P2に向けて前進移動させたときにも、操作部25が第1挟持姿勢保持手段29aに係止した状態で(その係止前に挟持部24は支柱1の外側表面に到達している)、前記モーメントを受けることにより下向き回動され、これと同時に挟持部24が下向き回動することにより支柱1の外側表面に圧接される。従って、装置の設計誤差等により、挟持ロッド19を挟持姿勢P2とした状態で挟持部24が支柱1との間に隙間を生じるような場合でも、該隙間を埋めるように挟持部24を回動させることができ、確実に支柱1を挟持することが可能になる。
図9は、前記回動付勢手段32の別の実施形態を示しており、スプリング26は、挟持ロッド19を前進方向に弾発付勢するだけでなく、コイルスプリング26の両端部26a、26bをそれぞれ基軸部22と軸受部材20に固定係止し、捻転方向に弾発力を蓄積することにより回動付勢手段32を形成している。
従って、挟持ロッド19は、矢印で示すように、常に、アーム部23と操作部25を下向きとする方向に回動付勢されており、前述した回動付勢手段32により利点を発揮することが可能となる。
(制御手段の第2実施形態)
図10ないし図15は、制御手段28の第2実施形態を示している。上述した第1実施形態の場合、通路28Aの縁部に形成した段差により操作部25を段階的に停止させ、それぞれの位置で姿勢を制御する第1挟持姿勢保持手段29aと第2挟持姿勢保持手段29bを設けた構成を図示したが、第2実施形態は、このような段差によらず、挟持ロッド19の挟持姿勢を無段階に制御可能としている。
このため、制御手段28は、スプリング26により挟持ロッド19と共に前記操作部25を前進方向Fに移動させたとき、該操作部25を前記基軸部22の軸線Xに対して傾斜方向に連続して案内する制御通路28Bを形成しており、前記操作部25を制御通路28Bに沿って前進移動させたとき、その前進移動に伴い前記挟持距離Wを次第に狭める方向に挟持ロッド19が回動させられるように構成している。
更に、制御通路28Bに関して、上述の第1実施形態と同様に、該制御通路28Bの外部において該通路の下側位置に、下向き回動させられた操作部25を受止め可能とする第1格納姿勢保持手段27aを設け、挟持ロッド19を第1格納姿勢P1aとした状態で固定係止可能とする以外に、制御通路28Bの前進方向Fの前端に位置して下向き屈折方向に屈折路33を延設することにより、第2格納姿勢保持手段27bを構成している。
従って、図10(B)に鎖線で示すように、第1格納姿勢P1aとされた状態から操作部25を回動することにより制御通路28Bに進入させると、スプリング26により挟持ロッド19と共に前進方向Fに移動する操作部25は、制御通路28Bの傾斜に沿って案内され、軸線Xを中心として回動し、これにより挟持ロッド19のアーム部23を回動させる。制御通路28Bの入口から所定距離M1を前進したときは、操作部25の回動角度は相対的に小さいので、アーム部23を上述のような第1挟持姿勢P2aとする。更に所定距離M2を前進したときは、操作部25の回動角度が増し、アーム部23を上述のような第2挟持姿勢P2bとする。
図11は、挟持ロッド19を第1格納姿勢P1aとして保持した状態を示しており、この状態で、幅木装置は、運搬や保管に供される。この際、第1格納姿勢保持手段27aは、操作部25を受入れる凹部25aを形成していることが好ましい。
図12は、外径が大径D1とされた支柱1を第1挟持姿勢P2aとした挟持ロッド19により挟持した状態を示している。上述のように、操作部25を制御通路28Bに進入させると、スプリング26により挟持ロッド19が自動的に前進させられ、アーム部23を支柱1の横側表面に当接した状態で停止する。この際、上述のように操作部25が制御通路28Bの傾斜に沿って回動させられるので、同時にアーム部23が図示矢印Rで示すように回動することにより挟持部24を支柱1の外側表面に当接し、これにより、抱持部16aと協働して支柱1を挟持する。このように、第1挟持姿勢P2aとされた挟持ロッド19は、アーム部23を支柱1に当接した状態で停止しているので、第1実施形態のような係止固定手段を必要としない。
図13は、外径が小径D2とされた支柱1を第2挟持姿勢P2bとした挟持ロッド19により挟持した状態を示している。上記と同様に、スプリング26により挟持ロッド19が自動的に前進させられ、アーム部23を支柱1の横側表面に当接した状態で停止する。この第2挟持姿勢P2bでは、上述のように操作部25が制御通路28Bの傾斜に沿って更に回動角度を増すので、アーム部23が図示矢印Rで示すように挟持部24を小径D2とされた支柱1の外側表面に当接させるように大きく回動し、これにより、抱持部16aと協働して支柱1を挟持する。この第2挟持姿勢P2bの場合も、挟持ロッド19のアーム部23が支柱1に当接した状態で停止するので、第1実施形態のような係止固定手段を必要としない。
このように、第2実施形態の制御手段28によれば、第1実施形態のような段差による係止固定手段が不要とされるだけでなく、制御通路28Bの傾斜に沿って無段階な状態で次第に回動角度が増すように操作部25を回動させ、アーム部23を支柱1の横側表面に当接した停止状態で、挟持部24を支柱1の外側表面に当接させるように操作部25を回動する構成としているので、定型的に外径寸法を相違する複数の支柱のみならず、不定型に外径寸法を相違する多数の支柱に対して、自在に適応できる利点がある。しかも、制御通路28Bが操作部25を強制的に回動させる構成であるから、上述したような回動付勢手段32は必ずしも必要としない。
図14は、挟持ロッド19を第2格納姿勢P1bとして保持した状態を示している。スプリング26により前進移動した挟持ロッド19の操作部25は、制御通路28Bの前端位置から、基軸部22の回動を介して、第2格納保持手段27bを構成する屈折路33に進入させられている。この状態で、挟持ロッド19は、アーム部23を幅木本体の表面に対してほぼ平行状態とした格納姿勢とされ、幅木装置の運搬等に際して、アーム部23や挟持部24が異物の衝突により損傷することを防止する。
幅木装置の運搬や保管のためには、挟持ロッド19を第1格納姿勢P1aとすることが望ましいが、足場の解体時において、作業者が挟持ロッド19をスプリング26に抗して後退させ第1格納姿勢P1aとするために必要な時間が不足するときや、作業を忘れるときがあり、その場合、足場から取外された幅木装置は、挟持ロッド19のアーム部23及び挟持部24を幅木本体の側方に突出させた状態のまま運搬される問題がある。
そこで、作業者がこれに気付いたときは、挟持ロッド19をスプリング26に抗して第1格納姿勢P1aまで移動させなくても、前進位置で停止している挟持ロッド19を単に回動するだけで、迅速かつ簡単に第2格納姿勢P1bとすることができる。このような挟持ロッド19の回動は、操作部25を摘まむことにより行っても良いが、アーム部23又は挟持部24を摘まむことにより行うことができるので、極めて簡単である。
この際、上述のような回動付勢手段32を設けておけば、操作部25が制御通路28Bの前端に位置して屈曲路33に臨むや否や、挟持ロッド19の回動と共に操作部25が屈曲路33に進入させられるので、挟持ロッド19を第2格納姿勢P1bに向けて自動的に姿勢変更させることができる利点がある。
或いは、回動付勢手段32を設けていない場合においても、制御通路28Bの前端から屈曲路33に向けてガイド路を形成しておけば、スプリング26の付勢力により操作部25が制御通路28Bの前端からガイド路に向けて押動され、ガイド路に沿って回動させられながら屈曲路33に案内されつつ進入するので、挟持ロッド19を第2格納姿勢P1bに向けて自動的に姿勢変更させることができる利点がある。
1 支柱
2 フランジ
3 横架材
4 足場板
5 幅木装置
6 幅木本体
6a 庇部
6b 垂下壁
7(7L、7R) 搭載装置
8 遮蔽版
9 格納部
10 切欠き部
11 板状ユニット
12 装置ユニット
13 平板部
13a 張出部
14 取付片
15 設置手段
16 受止め手段
16a 抱持部
17 挟持装置
18 支持体
19 挟持ロッド
20 軸受部材
21 ハウジング
22 基軸部
23 アーム部
24 挟持部
25 操作部
25a 凹部
26 スプリング
27 格納姿勢保持手段
27a 第1格納保持手段
27b 第2格納保持手段
28 制御手段
28A 通路
28B 制御通路
29a 第1挟持姿勢保持手段
29b 第2挟持姿勢保持手段
30 受入れ部
31 案内部
32 回動付勢手段
33 屈折路

Claims (7)

  1. 離間する支柱のそれぞれに固設された一対の横架材の間に足場板を架設することにより作業空間を形成して成る足場構築体において、前記作業空間から外側空間に臨む足場板の桁方向の側部に沿って搭載される幅木装置であり、
    前記幅木装置は、前記支柱の離間空間を塞ぐ幅木本体(6)の両端部に位置して、それぞれの支柱及び横架材に係脱自在に搭載される搭載装置(7)を設けており、
    少なくとも一方の搭載装置(7)は、横架材に設置される設置手段(15)と、前記作業空間側から支柱の内側表面に当接する受止め手段(16)と、前記外部空間側から支柱の外側表面に臨む挟持装置(17)により構成され、
    前記挟持装置(17)は、挟持ロッド(19)と、該挟持ロッドを幅木装置に支持する支持体(18)とから成り、
    前記挟持ロッド(19)は、支柱に交差する横軸を軸線(X)として軸廻りに回動自在かつ支柱に対して進退移動自在な基軸部(22)と、該基軸部の尾端側で径方向に突設された操作部(25)と、基軸部の先端側で径方向に延びるアーム部(23)と、該アーム部の先端から前記支柱に向けて突出する挟持部(24)を備え、前記基軸部(22)を支柱に向かう前進方向(F)に弾発付勢するスプリング(26)を設けており、前記基軸部(22)の進退移動と回動を介して、前記挟持部(24)を支柱から後退させ前記アーム部(23)を幅木本体の表面に沿わせた格納姿勢(P1)と、前記アーム部(23)を幅木本体の表面から離反させ前記挟持部(24)を支柱の外側表面に臨ませた挟持姿勢(P2)との間で姿勢変更されるように構成されており、
    前記支持体(18)は、前記挟持ロッド(19)を格納姿勢(P1)及び挟持姿勢(P2)としたとき、当該姿勢を保持させるように前記操作部(25)を制御する制御手段(28)を設けて成ることを特徴とする足場用幅木搭載装置。
  2. 前記制御手段(28)は、挟持ロッド(19)を格納姿勢(P1)及び挟持姿勢(P2)とした状態で前記操作部(25)を固定係止する格納姿勢保持手段(27)及び挟持姿勢保持手段(29)を備えて成ることを特徴とする請求項1に記載の足場用幅木搭載装置。
  3. 前記挟持ロッド(19)を挟持姿勢(P2)とした状態において、基軸部(22)を回動することにより、前記受止め手段(16)に接する鉛直線(Y)と前記挟持部(24)の間の水平距離により規定される挟持距離(W)を可変自在とするように構成して成ることを特徴とする請求項2に記載の足場用幅木搭載装置。
  4. 前記挟持ロッド(19)を挟持姿勢(P2)とした状態において、前記基軸部(22)の進退移動を介して、前記受止め手段(16)に当接する支柱の中心軸線(C)と前記アーム部(23)の間の水平距離により規定される対面距離(L)を可変自在とするように構成して成ることを特徴とする請求項3に記載の足場用幅木搭載装置。
  5. 前記可変自在な挟持距離(W)及び対面距離(L)に関して、第1挟持距離W1と第2挟持距離W2をW1>W2、第1対面距離L1と第2対面距離L2をL1>L2としたとき、前記挟持姿勢保持手段(29)は、前記挟持ロッドが挟持部により第1挟持距離W1を形成しかつアーム部により第1対面距離L1を形成する第1挟持姿勢(P2a)とされた状態で前記操作部(25)を固定係止する第1挟持姿勢保持手段(29a)と、前記挟持ロッドが挟持部により第2挟持距離W2を形成しかつアーム部により第2対面距離L2を形成する第2挟持姿勢(P2b)とされた状態で前記操作部(25)を固定係止する第2挟持姿勢保持手段(29b)を構成して成ることを特徴とする請求項4に記載の足場用幅木搭載装置。
  6. 前記制御手段(28)は、前記スプリング(26)により挟持ロッド(19)と共に前記操作部(25)を前進方向(F)に移動させたとき、該操作部(25)を前記基軸部(22)の軸線(X)に対して傾斜方向に案内する制御通路(28B)を形成しており、
    前記操作部(25)を前記制御通路(28B)に沿って前進移動させることにより、該移動に伴い前記挟持距離(W)を次第に狭める方向に挟持ロッド(19)を回動させるように構成して成ることを特徴とする請求項3、4又は5に記載の足場用幅木搭載装置。
  7. 前記制御手段(28)は、アーム部(23)を幅木本体の表面に対して平行状態とする格納姿勢(P1)に関して、挟持ロッド(19)をスプリングに抗して後退させた第1格納姿勢(P1a)とした状態で固定係止する第1格納姿勢保持手段(27a)と、挟持ロッド(19)をスプリングにより前進させた第2格納姿勢(P1b)とした状態で固定係止する第2格納姿勢保持手段(27b)を備えており、
    前記第2格納姿勢保持手段(27b)は、前記制御通路の前進方向(F)の前端に位置して屈折方向に延設された屈折路(33)により構成されて成ることを特徴とする請求項6に記載の足場用幅木搭載装置。
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