JP6836843B2 - 足場用幅木搭載装置 - Google Patents
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Description
図1及び図2に示すように、前記幅木本体6は、金属板により帯状に形成され、該金属板を折曲することにより上縁に沿って外側に張出し状に形成された庇部6aと、該庇部6aから下向きに折曲された垂下壁6bを備えており、該幅木本体6の外側面に前記庇部6aの張出し寸法幅Qに相当する空間を有する格納部9を形成している。更に、前記幅木本体6の両端部の下側縁には切欠き部10が形成されている。
板状ユニット11は、1枚の金属板を折曲することにより形成され、幅木本体6の端部の外側面に重ね合わせられる平板部13を備え、該平板部13を幅木本体6にリベット等の固着手段により固着される。尚、図例の場合、更に平板部13の上端部から折曲された取付片14が設けられており、該取付片14を前記庇部6aの下面に重ね合わせた状態でリベット等の固着手段により固着される。
装置ユニット12は、作業空間S1側に位置する前記受止め手段16と協働して、外部空間S2側から支柱1を挟持する挟持装置17を構成しており、幅木本体6の外側面に固着される支持体18と、該支持体18に支持される挟持ロッド19を備えている。
幅木装置5に設けられた搭載装置7の挟持装置17は、支持体18を幅木本体6の格納部9に納められている。不使用時において、格納姿勢P1とした挟持ロッド19は、アーム部23を前記格納部9に納めると共に、挟持部24を板状ユニット11から突出させることなく後退位置に格納している。従って、幅木装置5の運搬等に際して、挟持ロッド19を異物等の衝突による損傷から好適に保護することができ、しかも、これにより幅木装置5の全体も嵩張ることはないので、積層による運搬や保管を容易とする。
上述のように、幅木装置5は、足場構築体に対して、設置手段15を横架材3に設置することにより幅木本体6を支持すると共に、受止め手段16の抱持部16aを作業空間S1側から支柱1に当接した状態で、挟持装置17の挟持ロッド19を格納姿勢P1から挟持姿勢P2に姿勢変更させることにより、前記受止め手段16と挟持部24により支柱1を挟持する。
図5及び図6は、外径が大径D1とされた支柱1により構築された足場構築体に幅木装置5を搭載する場合の作用を示している。
図7及び図8は、外径が小径D2とされた支柱1により構築された足場構築体に幅木装置5を搭載する場合の作用を示している。
上述した実施形態において、挟持ロッド19は、基軸部22の径方向にアーム部23を延設すると共に該アーム部23の先端に挟持部24を設けているので、該アーム部23及び挟持部24が錘として機能し、アーム部23を垂れ下げさせる方向のモーメントが生じ、これにより回動付勢手段32(図示せず)が形成されている。
図10ないし図15は、制御手段28の第2実施形態を示している。上述した第1実施形態の場合、通路28Aの縁部に形成した段差により操作部25を段階的に停止させ、それぞれの位置で姿勢を制御する第1挟持姿勢保持手段29aと第2挟持姿勢保持手段29bを設けた構成を図示したが、第2実施形態は、このような段差によらず、挟持ロッド19の挟持姿勢を無段階に制御可能としている。
2 フランジ
3 横架材
4 足場板
5 幅木装置
6 幅木本体
6a 庇部
6b 垂下壁
7(7L、7R) 搭載装置
8 遮蔽版
9 格納部
10 切欠き部
11 板状ユニット
12 装置ユニット
13 平板部
13a 張出部
14 取付片
15 設置手段
16 受止め手段
16a 抱持部
17 挟持装置
18 支持体
19 挟持ロッド
20 軸受部材
21 ハウジング
22 基軸部
23 アーム部
24 挟持部
25 操作部
25a 凹部
26 スプリング
27 格納姿勢保持手段
27a 第1格納保持手段
27b 第2格納保持手段
28 制御手段
28A 通路
28B 制御通路
29a 第1挟持姿勢保持手段
29b 第2挟持姿勢保持手段
30 受入れ部
31 案内部
32 回動付勢手段
33 屈折路
Claims (7)
- 離間する支柱のそれぞれに固設された一対の横架材の間に足場板を架設することにより作業空間を形成して成る足場構築体において、前記作業空間から外側空間に臨む足場板の桁方向の側部に沿って搭載される幅木装置であり、
前記幅木装置は、前記支柱の離間空間を塞ぐ幅木本体(6)の両端部に位置して、それぞれの支柱及び横架材に係脱自在に搭載される搭載装置(7)を設けており、
少なくとも一方の搭載装置(7)は、横架材に設置される設置手段(15)と、前記作業空間側から支柱の内側表面に当接する受止め手段(16)と、前記外部空間側から支柱の外側表面に臨む挟持装置(17)により構成され、
前記挟持装置(17)は、挟持ロッド(19)と、該挟持ロッドを幅木装置に支持する支持体(18)とから成り、
前記挟持ロッド(19)は、支柱に交差する横軸を軸線(X)として軸廻りに回動自在かつ支柱に対して進退移動自在な基軸部(22)と、該基軸部の尾端側で径方向に突設された操作部(25)と、基軸部の先端側で径方向に延びるアーム部(23)と、該アーム部の先端から前記支柱に向けて突出する挟持部(24)を備え、前記基軸部(22)を支柱に向かう前進方向(F)に弾発付勢するスプリング(26)を設けており、前記基軸部(22)の進退移動と回動を介して、前記挟持部(24)を支柱から後退させ前記アーム部(23)を幅木本体の表面に沿わせた格納姿勢(P1)と、前記アーム部(23)を幅木本体の表面から離反させ前記挟持部(24)を支柱の外側表面に臨ませた挟持姿勢(P2)との間で姿勢変更されるように構成されており、
前記支持体(18)は、前記挟持ロッド(19)を格納姿勢(P1)及び挟持姿勢(P2)としたとき、当該姿勢を保持させるように前記操作部(25)を制御する制御手段(28)を設けて成ることを特徴とする足場用幅木搭載装置。 - 前記制御手段(28)は、挟持ロッド(19)を格納姿勢(P1)及び挟持姿勢(P2)とした状態で前記操作部(25)を固定係止する格納姿勢保持手段(27)及び挟持姿勢保持手段(29)を備えて成ることを特徴とする請求項1に記載の足場用幅木搭載装置。
- 前記挟持ロッド(19)を挟持姿勢(P2)とした状態において、基軸部(22)を回動することにより、前記受止め手段(16)に接する鉛直線(Y)と前記挟持部(24)の間の水平距離により規定される挟持距離(W)を可変自在とするように構成して成ることを特徴とする請求項2に記載の足場用幅木搭載装置。
- 前記挟持ロッド(19)を挟持姿勢(P2)とした状態において、前記基軸部(22)の進退移動を介して、前記受止め手段(16)に当接する支柱の中心軸線(C)と前記アーム部(23)の間の水平距離により規定される対面距離(L)を可変自在とするように構成して成ることを特徴とする請求項3に記載の足場用幅木搭載装置。
- 前記可変自在な挟持距離(W)及び対面距離(L)に関して、第1挟持距離W1と第2挟持距離W2をW1>W2、第1対面距離L1と第2対面距離L2をL1>L2としたとき、前記挟持姿勢保持手段(29)は、前記挟持ロッドが挟持部により第1挟持距離W1を形成しかつアーム部により第1対面距離L1を形成する第1挟持姿勢(P2a)とされた状態で前記操作部(25)を固定係止する第1挟持姿勢保持手段(29a)と、前記挟持ロッドが挟持部により第2挟持距離W2を形成しかつアーム部により第2対面距離L2を形成する第2挟持姿勢(P2b)とされた状態で前記操作部(25)を固定係止する第2挟持姿勢保持手段(29b)を構成して成ることを特徴とする請求項4に記載の足場用幅木搭載装置。
- 前記制御手段(28)は、前記スプリング(26)により挟持ロッド(19)と共に前記操作部(25)を前進方向(F)に移動させたとき、該操作部(25)を前記基軸部(22)の軸線(X)に対して傾斜方向に案内する制御通路(28B)を形成しており、
前記操作部(25)を前記制御通路(28B)に沿って前進移動させることにより、該移動に伴い前記挟持距離(W)を次第に狭める方向に挟持ロッド(19)を回動させるように構成して成ることを特徴とする請求項3、4又は5に記載の足場用幅木搭載装置。 - 前記制御手段(28)は、アーム部(23)を幅木本体の表面に対して平行状態とする格納姿勢(P1)に関して、挟持ロッド(19)をスプリングに抗して後退させた第1格納姿勢(P1a)とした状態で固定係止する第1格納姿勢保持手段(27a)と、挟持ロッド(19)をスプリングにより前進させた第2格納姿勢(P1b)とした状態で固定係止する第2格納姿勢保持手段(27b)を備えており、
前記第2格納姿勢保持手段(27b)は、前記制御通路の前進方向(F)の前端に位置して屈折方向に延設された屈折路(33)により構成されて成ることを特徴とする請求項6に記載の足場用幅木搭載装置。
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