JP6834741B2 - 排気再循環装置および内燃機関 - Google Patents

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Description

本開示は、排気再循環装置および内燃機関に関する。
従来、内燃機関には、排気通路に排出された排気ガスの一部をEGRガスとして吸気通路に供給する排気再循環装置が搭載されているものがある。
排気再循環装置は、EGRガスをEGRクーラーで冷却することにより、燃焼温度を低下させて、排気ガス中の窒素酸化物を低減し、また、EGRガスの気筒への充填率を向上させている。
特開2016−94909号公報
ところで、例えば、暖機前の低水温時、または暖機後であっても部分負荷でEGRガス温度が低い場合において、EGRクーラー内において、EGRガス中の水分が結露を起こして、そこにEGRガス中の窒素酸化物及び硫黄酸化物が触れて、強酸性の凝縮水が生成される。生成された強酸性の凝縮水が吸気通路へ運ばれた場合、吸気通路に接続される内燃機関の各部を腐食させる場合があるという問題がある。
本開示の目的は、凝縮水が吸気通路へ運ばれるのを防止することができる排気再循環装置および内燃機関を提供することである。
本開示の排気再循環装置は、
内燃機関の排気通路から吸気通路へ排気ガスを再循環させるEGR通路と、
前記EGR通路に設けられ、排気ガスを冷却するEGRクーラーと、
前記EGR通路における前記EGRクーラーより下流側と前記EGRクーラーより上流側とを連結し、前記排気ガスの冷却により生成される凝縮水を前記下流側から前記上流側へ戻す通路を含む凝縮水処理部と、
を備え、
前記凝縮水処理部は、前記内燃機関の回転数が所定値未満である場合、前記凝縮水処理部における水頭圧がEGRクーラーの損失抵抗以上になるように落差を有する。
本開示の内燃機関は、上記排気再循環装置を備える。
本開示によれば、凝縮水が吸気通路へ運ばれるのを防止することができる。
本開示の一実施の形態に係る排気再循環装置を含むエンジンの一例を示す図 本実施の形態に係る排気再循環装置の一例を示す図 本実施の形態の変形例1に係る排気再循環装置を示す図 本実施の形態の変形例2に係る排気再循環装置を示す図 本実施の形態の変形例3に係る排気再循環装置を示す図
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、排気再循環装置100を含むエンジン10の一例を示す図である。
エンジン10において、吸気通路11へ吸入された吸気A1が、ターボチャージャー12のコンプレッサー12aにより圧縮されて高温になり、インタークーラー13で冷却される。その後、この吸気A1は、インテークマニホールド14を経てエンジン本体15の気筒16に供給される。気筒16に供給された吸気A1は、燃料噴射弁(図示略)から噴射された燃料と混合されて燃焼して熱エネルギーを発生させた後に、排気ガスG1となる。
その排気ガスG1は、エキゾーストマニホールド18を経由して排気通路19へ排出されて、ターボチャージャー12のタービン12bを駆動する。その後、排気ガスG1は、排気ガス浄化装置20で浄化されてから大気中へ放出される。
排気ガスG1の一部は、排気再循環装置100によりEGRガスG2として排気通路19から吸気通路11に還流される。
排気再循環装置100は、EGR通路31とEGRクーラー32とを備える。
EGR通路31は、排気通路19の中途の位置から分岐して吸気通路11の中途の位置に接続された通路である。また、このEGR通路31と排気通路19との分岐箇所は、排気通路19における排気ガス浄化装置20より上流側に配置される。
EGRクーラー32は、EGR通路31を通過するEGRガスG2がその内部を通過した際に冷却水C1(図2参照)と熱交換されて冷却されるクーラーである。EGRクーラー32内において、EGRガスG2中の水分が凝結して水滴状又は霧状となる。そこにEGRガスG2中の窒素酸化物又は硫黄酸化物が触れることにより、強酸性の凝縮水が生成される。
例えば市街地走行時では、EGRガスG2の温度が低いため、凝縮水が発生し易くなる。また、近年、排気ガス中の窒素酸化物をさらに低減し、また、EGRガスG2の気筒16への充填率をさらに向上させるため、EGR率が高くなる傾向にある。排気ガスG1には一定量の水分が含まれていることから、EGR率が高くなるに応じてEGRガスG2中の水分量が多くなる。これにより、EGRガスG2中の水分が凝結し易くなり、生成される強酸性の凝縮水が多くなる傾向にある。
生成された強酸性の凝縮水は、EGRクーラー32より下流側の吸気通路11に運ばれ、インテークマニホールド14(図2参照)を通り、シリンダー(図示略)内に流れる過程で、シリンダーの各部を腐食させる場合がある。この場合、例えば、吸気バルブ(図示略)のシール性が低下し、シリンダー内の爆発圧力を保持することができずに、性能が低下するおそれがある。また、例えば、噴射ノズル(図示略)を腐食させ、燃料の噴霧状態が悪くなるおそれがある。また、例えば、シリンダー内の腐食、摩耗が進んで、性能や耐久性を著しく悪化させるおそれがある。
また、仮に、EGRクーラー32より下流側にコンプレッサー(図示略)が設けられるエンジン(図示略)では、コンプレッサーが凝縮水に接触することで急冷される場合、熱衝撃により損傷するおそれがある。
本実施の形態にかかる排気再循環装置100は、凝縮水が吸気通路11側へ運ばれることを防止するために、凝縮水処理部30を備える。ここで、「吸気通路」とは、ターボチャージャーのコンプレッサー、および、インテークマニホールドを含む吸気系をいう。
図2は、排気再循環装置100の一例を示す図である。
凝縮水処理部30は、図2に示すように、凝縮水を下流側31Lから上流側31Uへ戻すために、凝縮水通路33と貯留部34とを備える。
凝縮水通路33は、図1および図2に示すように、EGR通路31におけるEGRクーラー32より下流側31LとEGRクーラー32より上流側31Uとを連結している。凝縮水通路33はパイプ部材33Aを有している。パイプ部材33Aの一端33Bは下流側31Lに接続されている。パイプ部材33Aの他端33Cは上流側31Uに接続されている。
凝縮水処理部30(パイプ部材33A又は貯留部34)に凝縮水が存在しない場合、上流側31UからEGRクーラー32を通らずに凝縮水処理部30を通って下流側31Lに送られるEGRガスと、上流側31UからEGRクーラー32を通って下流側31Lに送られるEGRガスとが吸気通路11に供給される。
吸気通路11に供給されるEGRガスG2の温度は、EGRクーラー32の断面積に対するパイプ部材33Aの断面積の割合が大きくなるに応じて上昇する。そこで、EGRクーラー32の断面積に対するパイプ部材33Aの断面積の割合は、EGRガスG2の冷却後の温度(つまり、吸気通路11に流れるEGRガスG2の温度)が許容範囲内に収まるように、予め定められた所定の割合以下に抑えられている。
貯留部34は、図2に示すように、下流側31Lにおける凝縮水が集まる集合領域に設けられ、集まった凝縮水を所定量溜める機能を有する。これにより、凝縮水が吸気通路11側へ運ばれることが防止される。貯留部34はパイプ部材33Aの一端33Bに接続されている。
図2に示すように、貯留部34の上端とパイプ部材33Aの他端33Cにおけるパイプ部材33Aの中心軸との間には、車両上下方向における落差hが設けられている。落差hは、上流側31Uと下流側31Lとの間の損失抵抗が所定値未満の場合、凝縮水が下流側31Lから上流側31Uへ戻るように設定されている。パイプ部材33Aは、水平方向に対して所定の角度θで下流側31Lから上流側31Uへ延在している。
以下、EGRクーラー32の損失抵抗(圧力損失)ΔPと落差hとの関係について説明する。
EGRクーラー32の損失抵抗ΔPは、管路摩擦係数λ、通路長さL、ガス密度ρ、および、ガス速度Vの二乗に比例し、通路有効管相当径dに反比例する。
これを以下の式(1)で表す。
ΔP=λLρV2/2d …(1)
上記式(1)によれば、仮に、エンジン10の回転数がNe1[rpm]からNe2[rpm]に上昇し、EGRガスの速度が4倍になれば、EGRクーラー32の損失抵抗は16倍となる。例えば、回転数Ne2でのEGRクーラー32の損失抵抗がΔP2[mmAq]であれば、回転数Ne1ではΔP1(=ΔP2/16)[mmAq]となる。
例えば、貯留部34の上端とパイプ部材33Aの他端33Cにおけるパイプ部材33Aの中心軸との間に車両上下方向にL(=ΔP1)[mm]以上の落差hが設けられている。換言すれば、貯留部34における水頭圧とパイプ部材33Aにおける水頭圧とを加算した圧力がΔP1[mmAq]以上の場合であるとする。
この場合に、エンジン10の回転数がNe1[rpm]未満の時(例えば市街地走行時)、上記加算した水頭圧が損失抵抗より大きいため、凝縮水は、パイプ部材33Aの一端33Bから他端33Cへ流れる。そして、他端33Cへ流れた凝縮水は、高温側の上流側31Uにおいて蒸発する。
次に、排気再循環装置100の動作の一例について説明する。
なお、以下の説明において、貯留部34の上端とパイプ部材33Aの他端33Cとの間にL[mm]以上の落差hが設けられているものとする。
このようなエンジン10において、排気ガスG1の一部は、EGRガスG2として排気通路19からEGR通路31を通って吸気通路11に還流される。EGRガスG2は、EGR通路31を通るとき、EGRクーラー32によって冷却される。
つまり、冷却されたEGRガスG2は、インタークーラー13で冷却された吸気A1と共に、インテークマニホールド14を経てエンジン本体15の気筒16に供給される。EGRガスG2をEGRクーラー32で冷却することにより、排気ガス中の窒素酸化物を低減し、また、EGRガスG2の気筒16への充填率を向上させている。
EGRガス中の水分は、EGRクーラー32で冷却されることにより凝結して水滴状又は霧状となる。そこにEGRガス中の窒素酸化物などが触れることにより、強酸性の凝縮水が生成される。生成された凝縮水は貯留部34に溜められる。
エンジン10の回転数がNe1[rpm]未満になる例えば車両の市街地走行時、EGR通路31の下流側31Lと上流側31Uとの間の損失抵抗がΔP1[mmAq]未満になるため、L(=ΔP1)[mm]以上の落差hを有する凝縮水処理部30において、凝縮水は貯留部34からパイプ部材33Aを通って上流側31Uへ流れる。そして、凝縮水は、上流側31Uの熱を得て蒸発する。
つまり、凝縮水は、例えば暖機前の低水温時または部分負荷運転時のEGRガス温度が低い場合、及びEGR率の高い場合などに貯留部34に溜まる。貯留部34に溜められた凝縮水は、市街地走行時に上流側31Uへ流れるため、凝縮水は、貯留部34から溢れ出ることがなく、吸気通路11側へ運ばれることもない。これにより、凝縮水が、吸気通路11に接続される内燃機関の各部を腐食させることもない。
<本実施の形態の効果>
以上のように、本実施の形態に係る排気再循環装置100によれば、エンジン10の排気通路19から吸気通路11へ排気ガスを再循環させるEGR通路31と、EGR通路31に設けられ、排気ガスを冷却するEGRクーラー32と、EGR通路31におけるEGRクーラー32より下流側31LとEGRクーラー32より上流側31Uとを連結し、排気ガスの冷却により生成される凝縮水を下流側31Lから上流側31Uへ戻す凝縮水通路33を含む凝縮水処理部30と、を備えている。これにより、排気ガスの冷却により生成される凝縮水が、下流側31Lから上流側31Uへ流れ、上流側31Uの熱を得て蒸発するため、凝縮水が吸気通路11へ運ばれるのを防止することができる。
また、本実施の形態にかかる排気再循環装置100によれば、凝縮水処理部30は、上流側31Uと下流側31Lとの間の損失抵抗が所定値未満の場合に凝縮水が流れるように落差hを有する。これにより、損失抵抗が所定値未満になる場合がある例えば市街地走行時に、凝縮水を下流側31Lから上流側31Uへ流すことができる。そのため、凝縮水が下流側31Lから吸気通路11へ運ばれるのを防止することができる。
<本実施の形態の変形例>
次に、上記実施の形態の変形例にかかる排気再循環装置100について図3Aから図3Cを参照して説明する。図3Aから図3Cに、上流側31U、下流側31Lおよびパイプ部材33A等を概略的に示す。
(変形例1)
上記実施の形態では、図2に示すように、パイプ部材33Aの一端33Bは、貯留部34を介してEGR通路31の下流側31Lに間接的に接続されている。これに対して、変形例1に係る凝縮水処理部30Aでは、図3Aに示すように、パイプ部材33Aの一端33Bは、EGR通路31の下流側31Lに直接的に接続されている。この場合、パイプ部材33Aの一端33Bは、下流側31Lにおける凝縮水が集まる集合領域に設けられる。また、パイプ部材33Aは、集合領域に集まった凝縮水を収容する機能を有する。また、落差hは、パイプ部材33Aにおける一端33Bと他端33Cにおけるパイプ部材33Aの中心軸との間に設けられる。
(変形例2)
また、上記実施の形態では、図2に示すように、貯留部34はEGR通路31の下流側31Lに設けられている。これに対して、変形例2に係る凝縮水処理部30Bでは、図3Bに示すように、貯留部34Aはパイプ部材33Aに設けられている。この場合、貯留部34Aは、パイプ部材33Aの一端33Bと他端33Cとの間のいずれかの場所に設けられる。また、貯留部34Aは、パイプ部材33Aと一体に設けられてもよく、別体に設けられてもよい。貯留部34Aとパイプ部材33Aとを一体に設けることにより、例えば、凝縮水処理部30BのEGR通路31への組付けが容易になる。
(変形例3)
また、上記実施の形態では、上流側31Uと下流側31Lとの間に落差hを設けるために、パイプ部材33Aは、図2に示すように、水平方向に対して所定の角度θを成す方向に延在している。これに対して、変形例3に係る凝縮水処理部30Cでは、図3Cに示すように、パイプ部材33Aは水平方向に延在している。貯留部34Bは落差hに相当する深さを有している。パイプ部材33Aの一端33Bは貯留部34Bの底部に接続されている。変形例3にかかる貯留部34Bは、落差hに相当する十分な深さを有するため、多くの凝縮水を溜める必要がある場合に適している。
本開示の車両の排気再循環装置は、凝縮水が吸気通路へ運ばれるのを防止することが要求される内燃機関を備えた車両として有用である。
10 エンジン
11 吸気通路
12 ターボチャージャー
12a コンプレッサー
12b タービン
13 インタークーラー
14 インテークマニホールド
15 エンジン本体
16 気筒
18 エキゾーストマニホールド
19 排気通路
20 排気ガス浄化装置
30 凝縮水処理部
31 EGR通路
31L 下流側
31U 上流側
32 EGRクーラー
33 凝縮水通路
33A パイプ部材
33B 一端
33C 他端
34 貯留部
34A 貯留部
34B 貯留部
100 排気再循環装置

Claims (6)

  1. 内燃機関の排気通路から吸気通路へ排気ガスを再循環させるEGR通路と、
    前記EGR通路に設けられ、排気ガスを冷却するEGRクーラーと、
    前記EGR通路における前記EGRクーラーより下流側と前記EGRクーラーより上流側とを連結し、前記排気ガスの冷却により生成される凝縮水を前記下流側から前記上流側へ戻す通路を含む凝縮水処理部と、
    を備え、
    前記凝縮水処理部は、前記内燃機関の回転数が所定値未満である場合、前記凝縮水処理部における水頭圧がEGRクーラーの損失抵抗以上になるように落差を有する、排気再循環装置。
  2. 前記通路の前記上流側の端と前記通路の前記下流側の端とで車両上下方向の高さが異なる、請求項1に記載の排気再循環装置。
  3. 前記凝縮水処理部は、前記凝縮水を溜めるための貯留部を有する、請求項1または2に記載の排気再循環装置。
  4. 前記貯留部は、前記EGR通路における前記EGRクーラーより下流側に設けられる、請求項3に記載の排気再循環装置。
  5. 前記EGRクーラーの断面積に対する前記凝縮水通路の断面積の割合は、前記吸気通路に流れる前記排気ガスの温度が許容範囲になるように予め定められた所定の割合以下である、請求項4に記載の排気再循環装置。
  6. 前記請求項1から5のいずれか一項に記載の排気再循環装置を備える、内燃機関。
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