JP5708507B2 - 内燃機関のコンプレッサデポジット洗浄装置 - Google Patents

内燃機関のコンプレッサデポジット洗浄装置 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関のコンプレッサデポジット洗浄装置に関する。
特許文献1には、過給機を備えた過給式エンジンにおいて、ブローバイガスの供給口を、過給機の上流であって且つエアクリーナの下流の吸気管に設けた構成が開示されている。このような構成の場合、導入されたブローバイガスは、過給機の吸気コンプレッサに直接接触することになる。このため、ブローバイガスに含まれるオイルが吸気コンプレッサの表面に付着することによりデポジットが堆積し、吸気コンプレッサを構成するインペラの機能が損なわれたり、吸気コンプレッサの回転バランスが乱れたりするおそれがある。
上記の問題を解決するための技術として、特許文献2には、吸気コンプレッサに水蒸気を噴射する水蒸気噴射手段を設け、水蒸気噴射手段から吸気コンプレッサに向けて水蒸気を噴射することにより、吸気コンプレッサを洗浄し、デポジットを除去する過給式エンジンが開示されている。
特開平6−221129号公報 特開2008−248726号公報 特開2011−140922号公報
特許文献2に記載された過給式エンジンでは、排気ガスの熱によって水蒸気を発生させる水蒸気ボイラを設け、この水蒸気ボイラから水蒸気噴射手段に水蒸気を供給している。しかしながら、このような構成の場合、水蒸気ボイラを設置するための大きなスペースが必要であり、また、水蒸気ボイラへの水の補給を必要とすることから、発電用エンジンのような定置式エンジンには適するが、車両等に搭載されるエンジンには適さないという問題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、省スペース且つ水の補給が不要な構成でコンプレッサへのデポジットの堆積を抑制することのできる内燃機関のコンプレッサデポジット洗浄装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関のコンプレッサデポジット洗浄装置であって、
内燃機関の排気ガスにより駆動されるタービンと、該タービンにより駆動されるコンプレッサとを有するターボチャージャと、
前記タービンの下流側の排気ガスを前記コンプレッサの上流側の吸気通路に還流させるEGR通路と、
前記EGR通路を通って還流するEGRガスに含まれる水分を分離する水分分離手段と、
前記水分分離手段により分離された水を貯留する貯水部と、
前記コンプレッサの下流側の吸気通路内の吸気ガスを前記コンプレッサの上流側の吸気通路に送るリターン通路と、
前記リターン通路を開閉する制御弁と、
前記貯水部に貯留された水を前記リターン通路に導き、前記リターン通路を通る吸気ガス中に霧化させる水通路と、
を備え、
前記内燃機関の減速時に前記制御弁を開くことを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記リターン通路は、前記コンプレッサの下流側の吸気通路の途中に設けられたインタークーラと前記コンプレッサとの間から抽気した吸気ガスを前記コンプレッサの上流側の吸気通路に送る第1経路と、前記インタークーラの下流側から抽気した吸気ガスを前記コンプレッサの上流側の吸気通路に送る第2経路とに切換可能であり、
外気温を取得する外気温取得手段と、
前記制御弁を開く際に、前記外気温が所定温度より低い場合には前記第1経路を選択し、前記外気温が前記所定温度より高い場合には前記第2経路を選択する経路選択手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記リターン通路の途中に流路断面積が縮小した流路縮小部が設けられており、
前記水通路は、前記貯水部に貯留された水を前記流路縮小部に導くことを特徴とする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の発明の何れかにおいて、
過給圧を検出する過給圧検出手段と、
吸入空気流量を検出する吸入空気流量検出手段と、
前記過給圧が所定の圧力より低い場合、または、前記吸入空気流量が所定の流量より低い場合には、前記制御弁の開弁を禁止する手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第5の発明は、第1乃至第4の発明の何れかにおいて、
前記コンプレッサの下流側の吸気通路に設けられたスロットル弁と、
前記スロットル弁の閉じる速度が所定の速度より低い場合には、前記制御弁の開弁を禁止する手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第6の発明は、第1乃至第5の発明の何れかにおいて、
前記リターン通路に吸気ガスが流れるときには前記水通路を開通させ、前記リターン通路に吸気ガスが流れないときには前記水通路を遮断する水制御弁を備えることを特徴とする。
第1の発明によれば、簡単且つ小型の構成でターボチャージャのコンプレッサに霧化した水を供給し、コンプレッサ内のデポジットを洗浄除去することができる。コンプレッサの洗浄に用いる水は、EGRガスから分離した凝縮水を用いるので、水の補給が不要である。このようなことから、車両等への搭載にも適する。また、内燃機関の減速時に、コンプレッサの下流側の高圧の吸気ガスを抽気して水を霧化させるので、コンプレッサに流入する水を十分に霧化させることができ、コンプレッサの損傷を確実に防止することができる。また、内燃機関の減速時にコンプレッサの下流側の吸気ガスを抽気するので、内燃機関の出力に影響を及ぼすことはなく、内燃機関の性能低下を抑制することができる。また、コンプレッサの洗浄時、水の気化潜熱により吸気ガスが冷却され、この冷却された吸入ガスによりコンプレッサが冷却されるので、コンプレッサ内でのデポジットの生成を抑制する効果も得られる。
第2の発明によれば、コンプレッサの洗浄時に、外気温が所定温度より高い場合には、インタークーラで冷却された吸気ガスをコンプレッサに流入させることにより、コンプレッサ内の通路を冷却し、デポジットの生成を抑制することができる。また、コンプレッサの洗浄時に、外気温が所定温度より低い場合には、インタークーラによって冷却されていない、コンプレッサでの圧縮により高温となっている吸気ガスをコンプレッサに流入させることにより、水が凍結して氷粒となってコンプレッサに流入することを確実に防止することができるので、コンプレッサの損傷を確実に防止することができる。
第3の発明によれば、コンプレッサの洗浄時に、リターン通路の流路縮小部で吸気ガスの流速が高くなることにより、水の霧化(微粒化)を促進することができる。このため、コンプレッサの損傷をより確実に防止することができる。
第4の発明によれば、過給圧が所定の圧力より低い場合、または、吸入空気流量が所定の流量より低い場合には、コンプレッサの洗浄を回避する。これにより、霧化の不十分な水がコンプレッサに流入してコンプレッサを損傷することをより確実に防止することができる。
第5の発明によれば、緩やかな減速が要求されている場合には、コンプレッサの下流側の吸気ガスを抽気することを禁止することにより、コンプレッサの下流側の圧力の急減を防止することができるので、急減速となることを確実に防止することができる。
第6の発明によれば、コンプレッサの洗浄時のみ水を供給し、それ以外のときには水の流入を確実に防止することができる。
本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。 EGR混合装置およびその周辺の構成を説明するための図である。 水制御弁の閉弁状態を示す断面図である。 水制御弁の開弁状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態2のシステム構成を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。図1に示すように、本実施形態のシステムは、内燃機関10を備えている。この内燃機関10は、例えば車両等に搭載される動力源として好ましく使用することができる。この内燃機関10は、火花点火式、圧縮着火式、予混合圧縮着火式の何れでも良い。また、内燃機関10の気筒数および気筒配置は特に限定されない。内燃機関10の各気筒には、ピストン、吸気弁、排気弁、燃料インジェクタ等が設けられている。内燃機関10には、吸気ガスを各気筒に分配する吸気マニホルド12と、各気筒の排気ガスを集合させる排気マニホルド13とが備えられている。
本実施形態の内燃機関10は、ターボチャージャ20を備えている。ターボチャージャ20は、コンプレッサ21とタービン22とを有している。排気マニホルド13で集合された排気ガスは、タービン22に流入し、タービン22が駆動される。タービン22によりコンプレッサ21が駆動される。タービン22を通過した排気ガスは、有害成分を浄化する触媒95を通過した後、外部に排出される。
エアクリーナ40を通って吸入された空気は、コンプレッサ21により圧縮された後、インタークーラ41、スロットル弁11を順次通過し、吸気マニホルド12により各気筒に分配されて流入する。内燃機関10で発生したブローバイガスは、オイルセパレータ14でオイルが分離された後、PCV通路42を通って、コンプレッサ21の上流側の吸気通路23内に導入される。
本実施形態の内燃機関10には、EGR(Exhaust Gas Recirculation)を行うための装置として、高圧EGR装置および低圧EGR装置が設けられている。高圧EGR装置は、タービン22の上流側(図示の構成では排気マニホルド13内)の排気ガスをコンプレッサ21の下流側(図示の構成では吸気マニホルド12内)に還流させる高圧EGR通路70と、高圧EGR通路70の途中に設けられた高圧EGRクーラ71と、高圧EGR通路70を通って還流する排気ガスの量を制御するための高圧EGR弁32とを有している。
低圧EGR装置は、タービン22の下流側(図示の構成では触媒95の下流側)の排気ガスをコンプレッサ21の上流側の吸気通路23に還流させる低圧EGR通路74と、低圧EGR通路74の途中に設けられた低圧EGRクーラ72と、低圧EGR通路74を通って還流する排気ガス(以下、「低圧EGRガス」と称する)の量を制御するための低圧EGR弁73と、低圧EGRガスを吸気通路23を流れる新気に混合させるEGR混合装置80とを有している。EGR混合装置80は、低圧EGRガスに含まれる水分(凝縮水)を分離する水分分離手段としての凝縮水分離部81と、分離された凝縮水を貯留する貯水タンク82(貯水部)とを有している。EGR混合装置80の詳細については、後述する。
コンプレッサ21の下流側(コンプレッサ21とインタークーラ41との間)の吸気通路24と、コンプレッサ21の上流側の吸気通路23(コンプレッサ21とEGR混合装置80との間)とは、リターン通路61、制御弁33およびリターン通路63を介して接続されている。制御弁33は、リターン通路61,63を開通させる状態と遮断する状態とに開閉可能になっている。コンプレッサ21の下流側は、上流側より高圧になっている。このため、制御弁33を開くと、コンプレッサ21の下流側の吸気通路24内の吸気ガスがリターン通路61,63を通って、コンプレッサの上流側の吸気通路23へ流れる。
制御弁33の下流側のリターン通路63に設けられた凝縮水混合部60と、貯水タンク82とは、水通路83を介して接続されている。水通路83の途中には、水通路83を開閉する水制御弁51が設置されている。水制御弁51には、リターン通路63から分岐した圧力伝達管84が接続されている。これらの詳細については、後述する。
本実施形態のシステムは、ECU(Electronic Control Unit)50を備えている。ECU50には、上述したスロットル弁11、高圧EGR弁32、低圧EGR弁73および制御弁33に加えて、内燃機関10のクランク軸の回転角度を検出するクランク角センサ91と、コンプレッサ21により圧縮された吸気ガスの圧力(以下、「過給圧」と称する)を検出する過給圧センサ92と、吸入空気流量を検出するエアフローメータ93とが電気的に接続されている。更に、ECU50には、図示を省略するが、車両の運転者の加速要求を検出するアクセルポジションセンサや、内燃機関10の燃料インジェクタ等の各種のセンサおよびアクチュエータが電気的に接続されている。ECU50は、各センサにより検出される情報に基づいて、スロットル弁11、高圧EGR弁32、低圧EGR弁73、制御弁33、燃料インジェクタ等の各アクチュエータの動作を制御することにより、内燃機関10の運転状態を制御する。
図2は、EGR混合装置80およびその周辺の構成を説明するための図であり、(A)は吸気通路23の長手方向に垂直な断面図、(B)は吸気通路23の長手方向に沿った断面図である。図2に示すように、凝縮水分離部81は、吸気通路23の外周を覆う略円筒状の旋回流形成空間を有している。貯水タンク82は、凝縮水分離部81の下に配置されている。凝縮水分離部81と貯水タンク82とを隔てる隔壁には、水が通過可能な複数の孔が形成されている。また、凝縮水分離部81の内部における吸気通路23の管壁には、ガスが通過可能な複数の孔が形成されている。低圧EGR通路74から凝縮水分離部81に流入した低圧EGRガスは、旋回流を形成する。これにより、低圧EGRガスに含まれる水分(凝縮水)が分離され、凝縮水分離部81の下に集まり、貯水タンク82に流入する。凝縮水と分離された低圧EGRガスは、吸気通路23の管壁に形成された孔を通って吸気通路23内に流入し、吸気通路23を流れる新気と混合する。このような構成により、低圧EGRガスから凝縮水を確実に分離して新気に混合させることができる。
一般に、低圧EGR装置では、内燃機関10の冷間時(機関冷却水温が所定値以下のとき)に、低圧EGRガス中に多量の凝縮水が発生する。この凝縮水がコンプレッサ21に流入すると、コンプレッサ21のインペラ翼を損傷するおそれがある。このため、従来、冷間時には低圧EGR弁73を閉じて、低圧EGRガスを導入しないようにする対策をとるシステムも存在する。しかしながら、そのようなシステムでは、冷間時に低圧EGRを実行できないことにより、排気浄化等の観点で不利となる。これに対し、本実施形態のシステムでは、低圧EGRガスから凝縮水を確実に除去して吸気通路23に導入することができるので、冷間時に低圧EGRガスを導入しても、コンプレッサ21のインペラ翼を損傷することがない。このため、本実施形態のシステムでは、冷間時にも低圧EGRを実行することが可能となり、冷間時の排気浄化性能等を改善することができる。
リターン通路63の途中には、流路断面積が縮小した流路縮小部(ベンチュリ)で構成される凝縮水混合部60が設けられている。水通路83は、一端が貯水タンク82に接続され、他端が凝縮水混合部60に接続されている。水通路83の途中に設置された水制御弁51と、リターン通路63とは、圧力伝達管84を介して接続されている。
図3は、水制御弁51の閉弁状態を示す断面図であり、図4は、水制御弁51の開弁状態を示す断面図である。これらの図に示すように、水制御弁51は、水通路83を開通させる位置と遮断する位置とに変位可能に設けられた弁体53と、弁体53を閉弁方向に付勢するバネ52と、弁体53と連結されたピストン55とを有している。ピストン55は、圧力伝達管84から作用する圧力を受け、弁体53を開弁方向に押圧する。
図3に示す状態は、リターン通路61,63の間に設けられた制御弁33が閉じられており、コンプレッサ21により加圧された高圧の吸気ガスがリターン通路61,63を流れていないときの状態を表している。この状態では、リターン通路63内は低圧であり、このリターン通路63内の低圧が圧力伝達管84を介してピストン55に作用する。この状態では、図3に示すように、ピストン55に作用する力よりバネ52の付勢力の方が強くなることにより、弁体53は閉弁位置に移動し、水通路83が遮断される。これにより、貯水タンク82内に貯留された水(凝縮水)は、凝縮水混合部60へ供給されなくなる。
これに対し、図4に示す状態は、リターン通路61,63の間に設けられた制御弁33が開かれており、コンプレッサ21により加圧された高圧の吸気ガスがリターン通路61,63を流れているときの状態を表している。この状態では、リターン通路63内が高圧となり、このリターン通路63内の高圧が圧力伝達管84を介してピストン55に作用する。この状態では、図4に示すように、ピストン55に作用する力がバネ52の付勢力より強くなることにより、弁体53は開弁位置に移動し、水通路83が開通する。これにより、貯水タンク82内に貯留された水(凝縮水)は、凝縮水混合部60へ供給される。この供給された凝縮水は、凝縮水混合部60を流れる吸気ガスの流れにより霧化され、微小粒となる。霧化して微小粒となった凝縮水を含む吸気ガスは、吸気通路23に流入し、コンプレッサ21に流入する。このようにして、制御弁33を開くと、コンプレッサ21の下流側の高圧の吸気ガスがリターン通路63(凝縮水混合部60)に流れるとともに、水制御弁51が自動的に開いて凝縮水が凝縮水混合部60に供給され、この凝縮水が凝縮水混合部60で霧化してコンプレッサ21に流入する。このようにして、霧化された水がコンプレッサ21に流入することにより、コンプレッサ21内に付着したデポジットが洗浄除去される。また、水の気化潜熱により吸気ガスが冷却され、この冷却された吸入ガスによりコンプレッサ21が冷却される。これにより、コンプレッサ21内でのデポジットの生成を抑制する効果も得られる。
本実施形態のシステムでは、制御弁33を開いてコンプレッサ21のデポジットを洗浄する制御を、内燃機関10の減速時(すなわち、内燃機関10を搭載した車両の減速時)に行う。減速時には、スロットル弁11が閉じられることにより、コンプレッサ21とスロットル弁11との間の吸気通路24,25の圧力が上昇する。この圧力上昇した吸気ガスがリターン通路61,63に流れるので、凝縮水混合部60の流速が高くなる。このため、凝縮水混合部60に供給された凝縮水が十分に霧化(微粒化)されてコンプレッサ21に流入するので、コンプレッサ21のインペラ翼が損傷することを確実に防止することができる。更に、本実施形態では、凝縮水混合部60が流路縮小部で構成されていることにより、凝縮水混合部60の流速がより高くなり、凝縮水の霧化(微粒化)を促進することができる。このため、コンプレッサ21のインペラ翼が損傷することをより確実に防止することができる。また、制御弁33を開いてコンプレッサ21の下流側の高圧の吸気ガスを抽気することは内燃機関10の出力低下をもたらすが、内燃機関10の減速時に制御弁33を開くことにより、内燃機関10の性能低下を招くことなく、コンプレッサ21の洗浄を行うことができる。また、スロットル弁11が閉じてコンプレッサ21の下流側の圧力が上昇したときに、制御弁33を開いてその圧力を低下させることができるので、コンプレッサ21のサージの発生を防止するという副次的効果が得られる。
本実施形態のシステムによれば、凝縮水混合部60にて凝縮水を霧化させてコンプレッサ21に供給することができるので、構造が簡単且つ小型である。また、低圧EGRガスから回収した凝縮水をコンプレッサ21に供給することができるので、外部からの水の補給が不要である。このようなことから、本実施形態のシステムは、車両等への搭載に適している。
また、本実施形態では、リターン通路63(凝縮水混合部60)に吸気ガスが流れるときには水通路83を開通させ、リターン通路63(凝縮水混合部60)に吸気ガスが流れないときには水通路83を遮断する水制御弁51を設けたことにより、コンプレッサ21のデポジットを洗浄するときのみ凝縮水混合部60に凝縮水を供給し、それ以外のときには凝縮水混合部60に凝縮水が流入することを確実に防止することができる。
図5は、コンプレッサ21のデポジットを洗浄する制御を行うために本実施形態においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。本ルーチンは、所定時間毎に繰り返し実行される。図5に示すルーチンによれば、まず、内燃機関10の運転状態に関するパラメータを取得する(ステップ100)。具体的には、エンジン回転速度、スロットル弁11の開度、過給圧P3、吸入空気流量Ga等が取得される。次いで、上記ステップ100で取得された運転状態に基づいて、コンプレッサ21のデポジットを洗浄する制御を実行する条件が成立しているか否かを判定する(ステップ102)。このステップ102では、具体的には、第1の条件としてスロットル弁11の閉じる作動速度αが所定の速度αcより高いこと、第2の条件として過給圧P3が所定の圧力Pcより高いこと、第3の条件として吸入空気流量Gaが所定の流量Gcより大きいこと、の各条件が成立しているか否かが判断される。
上記ステップ102で上記第1〜第3の条件が何れも成立している場合には、内燃機関10が減速状態であり、且つコンプレッサ21のデポジットを洗浄する制御を実行すべき条件が成立しているとみなされる。この場合には、制御弁33を開く(ステップ104)。制御弁33を開くと、コンプレッサ21の下流側の吸気ガスがリターン通路61,63を通ってコンプレッサ21の上流の吸気通路23へ流入するとともに、水制御弁51が自動的に開いて貯水タンク82内の凝縮水が凝縮水混合部60に供給され、凝縮水混合部60で霧化された凝縮水がコンプレッサ21に流入することにより、コンプレッサ21内に付着したデポジットが洗浄除去される。
これに対し、上記ステップ102で上記第1〜第3の条件のうちの少なくとも一つが成立していない場合には、内燃機関10が減速状態でない、あるいは、コンプレッサ21のデポジットを洗浄する制御を実行すべき条件が成立していないとみなされる。この場合には、制御弁33は閉状態に維持される(ステップ106)。すなわち、コンプレッサ21のデポジットを洗浄する制御は実行されない。
上述した図5に示すルーチンの制御によれば、過給圧P3が所定圧力Pc以下の場合、あるいは吸入空気流量Gaが所定流量Gc以下の場合には、制御弁33の開弁が禁止され、コンプレッサ21のデポジットを洗浄する制御の実行が回避される。過給圧P3が所定圧力Pc以下の場合、あるいは吸入空気流量Gaが所定流量Gc以下の場合には、制御弁33を開いた場合に、凝縮水混合部60を通る吸気ガスの流速が十分でなく、凝縮水の霧化が悪化し、コンプレッサ21に流入する凝縮水の液滴が大きくなる可能性がある。本実施形態では、このような場合には制御弁33の開弁を禁止し、コンプレッサ21のデポジットを洗浄する制御の実行を回避する。これにより、霧化の不十分な凝縮水がコンプレッサ21に流入することをより確実に防止することができるので、コンプレッサ21のインペラ翼の損傷をより確実に防止することができる。
また、上述した図5に示すルーチンの制御によれば、スロットル弁11の閉じる作動速度αが所定速度αc以下の場合には、制御弁33の開弁が禁止され、コンプレッサ21のデポジットを洗浄する制御の実行が回避される。スロットル弁11の開度は、アクセルポジションセンサにより検出される車両の運転者のアクセル操作に応じて制御される。スロットル弁11の閉じる作動速度αが所定速度αc以下の場合には、運転者は緩やかな減速を要求していると判断できる。このような場合に制御弁33を開くと、コンプレッサ21の下流側の圧力が低下して、内燃機関10が急減速となる可能性がある。本実施形態では、このような場合には制御弁33の開弁を禁止し、コンプレッサ21のデポジットを洗浄する制御の実行を回避する。これにより、緩やかな減速が要求されている場合に内燃機関10が急減速となることを確実に防止することができる。
上述した実施の形態1においては、ECU50が、図5に示すルーチンの処理を実行することにより前記第4および第5の発明における「制御弁の開弁を禁止する手段」が実現されている。
実施の形態2.
次に、図6を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を簡略化または省略する。図6は、本発明の実施の形態2のシステム構成を説明するための図である。なお、図6において、図1に示す構成要素と同様の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
図6に示すように、実施の形態2のシステムでは、コンプレッサ21とインタークーラ41との間の吸気通路24と制御弁33とを接続するリターン通路61(以下、「第1リターン通路61」と称する)に加えて、インタークーラ41の下流側の吸気通路25と制御弁33とを接続する第2リターン通路62が設けられている。本実施形態における制御弁33は、三方弁で構成されており、第1リターン通路61をリターン通路63に連通させる第1の開弁状態と、第2リターン通路62をリターン通路63に連通させる第2の開弁状態と、第1リターン通路61および第2リターン通路62の双方を遮断する閉状態とに切り換え可能になっている。また、本実施形態のシステムでは、外気温を検出する外気温センサ94が備えられている。
本実施形態では、コンプレッサ21のデポジットを洗浄する場合において、外気温センサ94で検出される外気温が所定温度Ta以下の場合には制御弁33を第1の開弁状態とし、外気温が所定温度Taより高い場合には制御弁33を第2の開弁状態とする。制御弁33を第1の開弁状態とした場合には、コンプレッサ21とインタークーラ41との間の吸気ガスが抽気され、第1リターン通路61およびリターン通路63に流通する。制御弁33を第2の開弁状態とした場合には、インタークーラ41の下流側の吸気ガスが抽気され、第2リターン通路62およびリターン通路63に流通する。制御弁33を第2の開弁状態とした場合には、インタークーラ41によって冷却された低温の吸気ガスが凝縮水混合部60に供給されるが、外気温が所定温度Taより高い場合には、凝縮水混合部60から吸気ガス中に供給された凝縮水が凍結する可能性はないと判断できる。この場合には、インタークーラ41によって冷却された低温の吸気ガスが第2リターン通路62およびリターン通路63を通ってコンプレッサ21の上流側の吸気通路23に戻り、コンプレッサ21に再流入することにより、コンプレッサ21内の通路を冷却し、デポジットの生成を抑制することができる。一方、外気温が所定温度Ta以下である場合には、インタークーラ41によって冷却された低温の吸気ガスを凝縮水混合部60に供給すると、凝縮水混合部60から吸気ガス中に供給された凝縮水が凍結する可能性がある。凝縮水混合部60から吸気ガス中に供給された凝縮水が凍結すると、氷粒がコンプレッサ21に流入し、インペラ翼を損傷するおそれがある。そこで、外気温が所定温度Ta以下である場合には、コンプレッサ21のデポジットを洗浄する際、制御弁33を第1の開弁状態とすることにより、インタークーラ41によって冷却されていない、コンプレッサ21での圧縮により高温となっている吸気ガスを凝縮水混合部60に供給する。これにより、凝縮水混合部60から吸気ガス中に供給された凝縮水が凍結することを確実に防止することができるので、氷粒がコンプレッサ21に流入することがなく、インペラ翼の損傷を確実に防止することができる。
上述した実施の形態2においては、外気温センサ94が前記第2の発明における「外気温取得手段」に、第1リターン通路61およびリターン通路63を通る経路が前記第2の発明における「第1経路」に、第2リターン通路62およびリターン通路63を通る経路が前記第2の発明における「第2経路」に、それぞれ相当している。また、ECU50が、コンプレッサ21のデポジットを洗浄する場合に外気温に基づいて制御弁33を第1の開弁状態または第2の開弁状態に切り換えることにより前記第2の発明における「経路選択手段」が実現されている。
10 内燃機関
11 スロットル弁
12 吸気マニホルド
13 排気マニホルド
14 オイルセパレータ
20 ターボチャージャ
21 コンプレッサ
22 タービン
23,24,25吸気通路
32 高圧EGR弁
33 制御弁
40 エアクリーナ
41 インタークーラ
42 PCV通路
50 ECU
51 水制御弁
52 バネ
53 弁体
55 ピストン
60 凝縮水混合部
61 第1リターン通路
62 第2リターン通路
63 リターン通路
70 高圧EGR通路
71 高圧EGRクーラ
72 低圧EGRクーラ
73 低圧EGR弁
74 低圧EGR通路
80 EGR混合装置
81 凝縮水分離部
82 貯水タンク
83 水通路
84 圧力伝達管
95 触媒

Claims (6)

  1. 内燃機関の排気ガスにより駆動されるタービンと、該タービンにより駆動されるコンプレッサとを有するターボチャージャと、
    前記タービンの下流側の排気ガスを前記コンプレッサの上流側の吸気通路に還流させるEGR通路と、
    前記EGR通路を通って還流するEGRガスに含まれる水分を分離する水分分離手段と、
    前記水分分離手段により分離された水を貯留する貯水部と、
    前記コンプレッサの下流側の吸気通路内の吸気ガスを前記コンプレッサの上流側の吸気通路に送るリターン通路と、
    前記リターン通路を開閉する制御弁と、
    前記貯水部に貯留された水を前記リターン通路に導き、前記リターン通路を通る吸気ガス中に霧化させる水通路と、
    を備え、
    前記内燃機関の減速時に前記制御弁を開くことを特徴とする内燃機関のコンプレッサデポジット洗浄装置。
  2. 前記リターン通路は、前記コンプレッサの下流側の吸気通路の途中に設けられたインタークーラと前記コンプレッサとの間から抽気した吸気ガスを前記コンプレッサの上流側の吸気通路に送る第1経路と、前記インタークーラの下流側から抽気した吸気ガスを前記コンプレッサの上流側の吸気通路に送る第2経路とに切換可能であり、
    外気温を取得する外気温取得手段と、
    前記制御弁を開く際に、前記外気温が所定温度より低い場合には前記第1経路を選択し、前記外気温が前記所定温度より高い場合には前記第2経路を選択する経路選択手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の内燃機関のコンプレッサデポジット洗浄装置。
  3. 前記リターン通路の途中に流路断面積が縮小した流路縮小部が設けられており、
    前記水通路は、前記貯水部に貯留された水を前記流路縮小部に導くことを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関のコンプレッサデポジット洗浄装置。
  4. 過給圧を検出する過給圧検出手段と、
    吸入空気流量を検出する吸入空気流量検出手段と、
    前記過給圧が所定の圧力より低い場合、または、前記吸入空気流量が所定の流量より低い場合には、前記制御弁の開弁を禁止する手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の内燃機関のコンプレッサデポジット洗浄装置。
  5. 前記コンプレッサの下流側の吸気通路に設けられたスロットル弁と、
    前記スロットル弁の閉じる速度が所定の速度より低い場合には、前記制御弁の開弁を禁止する手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の内燃機関のコンプレッサデポジット洗浄装置。
  6. 前記リターン通路に吸気ガスが流れるときには前記水通路を開通させ、前記リターン通路に吸気ガスが流れないときには前記水通路を遮断する水制御弁を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の内燃機関のコンプレッサデポジット洗浄装置。
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