JP6119976B2 - 凝縮水排出装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、エンジンが備えるインタークーラで生成された凝縮水を外部に排出させる凝縮水排出装置に関する。
一般的に、過給機(ターボチャージャ等)を備えたエンジンは、過給機によって加圧された吸気を冷却するためのインタークーラを吸気通路に備えている。また過給機を備えたエンジンには、排ガスの一部を吸気通路に環流させて新気と共に再燃焼させる排気再循環(EGR)装置を備えたものがある。
このような構成のエンジンでは、インタークーラ内において吸気を冷却する際に水分が凝縮されて凝縮水が生成される。そしてインタークーラ内に凝縮水が溜まると、インタークーラが腐食してしまう虞があり、またインタークーラから排出された凝縮水によって吸気通路を構成する配管(吸気管)が腐食してしまう虞がある。
排気再循環により吸気通路に供給されるEGRガスは温度が比較的高いこともあり、EGRガスには水分が水蒸気として比較的多く含まれている。またEGRガスには硫黄成分等も含まれているため、凝縮水中にもこれらの成分が含まれる。このため、EGRガスを含む吸気の場合、凝縮水によるインタークーラや吸気管の腐食が特に起こり易い。
このような問題を解消するため、凝縮水を所定のタイミングでインタークーラの外部に排出するようにしたものが様々提案されている。例えば、インタークーラと、第2のスロットル下流の吸気通路とを繋ぐ排出路を設けるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
エンジン(内燃機関)のアイドル時、第2のスロットル下流の吸気通路の圧力は、インタークーラ内の圧力よりも低くなる。特許文献1に係る発明では、この圧力差を利用し、エンジンのアイドル時に排出路を介してインタークーラ内の凝縮水を吸気通路に排出させている。これにより、凝縮水によるインタークーラや吸気管の腐食を抑制することはできる。
特開2009−108761号公報
しかしながら、多量の凝縮水が吸気管に排出されて燃焼室内に一気に流れ込むと、いわゆるウォータハンマ現象等の発生によってエンジンが損傷してしまう虞がある。例えば、特許文献1に係る発明では、内燃機関のアイドル運転時(アクセルオフ時)に凝縮水が吸気通路に排出されており、吸気通路に流れ込む凝縮水の流量はコントロールされていない。したがって特許文献1に係る発明においても、凝縮水によってエンジンが損傷してしまう虞がある。またエンジンのアイドル運転時に凝縮水の除去制御を実行すると、エンジンの回転数に変動が生じ易く、ドライバビリティの悪化を招く虞もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、凝縮水によるエンジンの損傷やドライバビリティの悪化を抑制しつつインタークーラ内から凝縮水を吸気通路に良好に排出させることができる凝縮水排出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決刷る本発明の第1の態様は、燃焼室に連通する吸気通路と、前記吸気通路に設けられて前記燃焼室に導かれる吸気を冷却するインタークーラと、を備えるエンジンに設けられる凝縮水排出装置であって、前記インタークーラで凝縮された凝縮水を貯留する貯留タンクを備え、前記貯留タンクは、前記インタークーラの凝縮水が供給される供給路が接続された第1の貯留室と、前記第1の貯留室とは連通路を介して連通すると共に、前記インタークーラよりも下流側の前記吸気通路に凝縮水を排出する排出路が接続された第2の貯留室とを有し、前記連通路の断面積が、前記排出路の断面積よりも狭くなっていることを特徴とする凝縮水排出装置にある。
かかる第1の態様では、排出路から凝縮水が排出される際、連通路から第2の貯留室に供給される凝縮水の量は、排出される量よりも大幅に少なくなる。したがって、凝縮水の排出量は、第2の貯留室内に貯留されている量に実質的に制限される。
本発明の第2の態様は、第1の態様の凝縮水排出装置において、前記第1の貯留室と前記第2の貯留室とは、前記貯留タンク内に設けられた仕切り板によって仕切られており、前記連通路が、前記仕切り板の重力方向下端付近に設けられていることを特徴とする凝縮水排出装置にある。
かかる第2の態様では、連通路を仕切り板の重力方向下端付近に設けておくことで、第1の貯留室内の凝縮水は、確実にこの連通路を介して第2の貯留室に供給される。
本発明の第3の態様は、第2の態様の凝縮水排出装置において、前記仕切り板の重力方向上端付近には、前記第1の貯留室と前記第2の貯留室とを接続する接続口が設けられていることを特徴とする凝縮水排出装置にある。
かかる第3の態様では、凝縮水が排出路から排出される際、第2の貯留部が負圧になるのを抑制して、凝縮水を良好に排出させることができる。
本発明の第4の態様は、第1から3の何れか一つの態様の凝縮水排出装置において、前記貯留タンクが、前記第2の貯留室を外部に接続する大気開放孔を備えていることを特徴とする凝縮水排出装置にある。
かかる第4の態様では、凝縮水が排出路から排出される際、第2の貯留部が負圧になるのを抑制して、凝縮水を良好に排出させることができる。
かかる本発明の凝縮水排出装置では、エンジンの運転状態に拘わらず、貯留タンクから吸気通路に排出される凝縮水の量が一定量以下に制限される。凝縮水によるエンジンの損傷やドライバビリティの悪化を抑制しつつインタークーラで生成された凝縮水を吸気通路に良好に排出させることができる。
本発明の一実施形態に係るエンジンの概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る凝縮水除去装置の主要部の構成を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る凝縮水除去装置の他の例を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る凝縮水除去装置の他の例を示す概略図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るエンジン10は、直列に配置された4つの気筒(燃焼室)11を備える直列4気筒のディーゼルエンジン(以下、単に「エンジン」という)である。各気筒11の吸気ポート(図示なし)には、吸気マニホールド(吸気通路)12が接続され、吸気マニホールド12には吸気管(吸気通路)13が接続されている。一方、各気筒11の排気ポート(図示なし)には、排気マニホールド14が接続され、排気マニホールド14には排気管(排気通路)15が接続されている。
また各気筒11に対応して燃料を噴射するためのインジェクタ(燃料噴射弁)16が設けられており、各インジェクタ16はそれぞれコモンレール17に接続されている。なおコモンレール17には、図示しないがサプライポンプ(高圧ポンプ)を介して燃料タンクに接続されている。このサプライポンプによって燃料タンクから燃料が圧送され、コモンレール17内の高圧の燃料がインジェクタ16から各気筒11内に噴射されるようになっている。
吸気管13及び排気管15の途中には、ターボチャージャ(過給機)18が設けられている。ターボチャージャ18は、各気筒(燃焼室)11から排ガスが流れ込むと、排ガスの流れによってタービンが回転し、このタービンの回転に伴ってコンプレッサが回転して吸気管13からターボチャージャ18内に空気が吸い込まれて加圧されるようになっている。
ターボチャージャ18よりも上流側の吸気管13には、エアクリーナ19と、低圧用吸気調整弁である第1のスロットルバルブ20と、が設けられている。エアクリーナ19には吸気の湿度を検出する湿度センサ21が設けられている。なお第1のスロットルバルブ20は、エアクリーナ19を通過した新気の量(新気量)を調整すると共に、この調整によって、後述する低圧EGR管を介して吸気管13に導入される排ガス量(低圧EGRガス量)を間接的に調整する。またエアクリーナ19の下流側には、吸気流量を検出するエアフローセンサ22が設けられている。このエアフローセンサ22は、本実施形態では温度検出機能を備えており、吸気流量と共に吸気温度を検出する。
ターボチャージャ18よりも下流側の吸気管13には、ターボチャージャ18での加圧により温度が上昇した吸気を冷却するインタークーラ23が配されている。なおインタークーラ23は、吸気管13と共に吸気通路を構成する。インタークーラ23よりも下流側の吸気管13には、電動アクチュエータの駆動により吸気管13を開閉する吸気調整弁である第2のスロットルバルブ25が設けられている。
第2のスロットルバルブ25は、インタークーラ23を通過した吸気量(新気量+低圧EGRガス量)を調整するとともに、この調整によって、後述するEGR管を介して吸気管13に導入される排ガス量(EGRガス量)を間接的に調整する。
吸気管13の第2のスロットルバルブ25よりも下流側には、高圧の排ガス(EGRガス)が環流するEGR管(EGR流路)26の一端が接続されている。EGR管26の他端は、排気管15のターボチャージャ18よりも上流側に接続されている。EGR管26にはEGRクーラ27が設けられ、EGR管26の吸気管13との接続部分にはEGR弁28が設けられている。このEGR弁28が開弁することで、排気管15のターボチャージャ18よりも上流側を流れる高圧の排ガスの一部がEGR管26に流れ込み、EGRクーラ27によって冷却された後、吸気管13に供給されるようになっている。なお、EGR弁28は、EGR管26から吸気管13に流れ込むEGRガスの量を調整することができるように設けられていればよい。
なお吸気管13のEGR管26よりも下流側には、吸気の空燃比を検出する空燃比検出手段であるリニア空燃比センサ29が設けられている。吸気マニホールド12には、その内部の圧力を検出する圧力検出手段であるブースト圧センサ30が設けられている。なお空燃比検出手段は、吸気の空燃比を検出することができるものであればよく、リニア空燃比センサの他、例えば、酸素(O)センサ等であってもよい。
また排気管15のターボチャージャ18よりも下流側には、排気浄化用触媒であるディーゼル酸化触媒31と、排気浄化用フィルタであるディーゼル微粒子捕集フィルタ32とが上流側から順に配されている。
排気管15のターボチャージャ18よりも下流側、本実施形態ではディーゼル微粒子捕集フィルタ32の下流側には、低圧の排ガスの一部(低圧EGRガス)が環流する低圧用EGR管(低圧EGR流路)33の一端が接続されている。低圧用EGR管33の他端は、ターボチャージャ18と第1のスロットルバルブ20との間で、吸気管13に接続されている。この低圧用EGR管33には、EGR管26の場合と同様に、低圧用EGRクーラ34及び低圧用EGR弁35が設けられている。そして低圧用EGR弁35が開弁することで、排気管15のターボチャージャ18よりも下流側を流れる低圧EGRガスが低圧用EGRクーラ34によって冷却されて吸気管13に供給されるようになっている。
また低圧用EGR管33の両端部には、差圧検出手段である差圧センサ36が設けられている。この差圧センサ36は、吸気管13のターボチャージャ18よりも上流側の圧力と、排気管15のターボチャージャ18よりも下流側の圧力との差圧を検出する。すなわち差圧センサ36の検出結果から低圧用EGR管33を流れる低圧EGRガスの流速や流量等が求められる。
ところで、このような構成のエンジン10においては、インタークーラ23内において吸気を冷却する際に水分が凝縮されて凝縮水が生成される。生成された凝縮水は、インタークーラ23内部、或いはインタークーラ23付近の吸気管13内に溜まり、インタークーラ23や吸気管13を腐食させるといった問題が生じる虞がある。このため、インタークーラ23等に溜まった凝縮水を凝縮水排出装置40によって適宜排出させている。
凝縮水排出装置40は、インタークーラ23で生成された凝縮水を貯留する貯留タンク41を備える。貯留タンク41は、インタークーラ23の出口付近の吸気管13に、供給管(供給通路)42を介して接続されており、この供給管42から凝縮水が貯留タンク41に供給される。なお供給管42は、凝縮水が溜まり易い部分に接続されていればよく、本実施形態では、吸気管13に接続するようにしたが、例えば、インタークーラ23自体に接続されていてもよい。
また貯留タンク41には、排出管43が接続されている。この排出管43は、一端側が貯留タンク41に接続されると共に、他端側が第2のスロットルバルブ25よりも下流側の吸気通路、本実施形態では、吸気マニホールド12に接続されている。
そして凝縮水排出装置40は、例えば、車両の走行状態等に応じて第2のスロットルバルブ25の開度を調整し、貯留タンク41と吸気マニホールド12との間に差圧を生じさせることで、貯留タンク41内の凝縮水を、排出管43から吸気マニホールド12に適宜流出させている。
ここで、貯留タンク41内から吸気マニホールド12に流出する凝縮水の量は、貯留タンク41と吸気マニホールド12との差圧の大きさによって決まる。この差圧は第2のスロットルバルブ25の開度により調整しているが、例えば、車両の走行状態が急激に変化した場合等、差圧が大きくなりすぎてしまう虞がある。すなわち、貯留タンク41から多量の凝縮水が吸気マニホールド12内に流出してしまう虞がある。
そこで本発明では、貯留タンク41を以下に説明する構成とすることで、車両の走行状態(エンジンの運転状態)に拘わらず、排出管43から吸気マニホールド12に流出する凝縮水が一定量以下に制限されるようにしている。
本実施形態に係る貯留タンク41は、図2に示すように、仕切り板44によって仕切られた第1の貯留室45と第2の貯留室46とを備えている。第1の貯留室45には、上述した供給管42が接続され、インタークーラ23で生成された凝縮水は、一旦、この第1の貯留室45内に供給される。一方、第2の貯留室46には、上述した排出管43が接続されており、貯留タンク41と吸気マニホールド12との差圧によって、第2の貯留室46に溜まった凝縮水が排出管43から吸気マニホールド12に流出する。これら第1の貯留室45と第2の貯留室46とは、仕切り板44に設けられた連通路47で連通されている。この連通路47は、仕切り板44の下端付近に設けられており、第1の貯留室45に溜まった凝縮水は、基本的には、この連通路47から第2の貯留室46に供給される。
そして、この連通路47の断面積は、排出管(排出路)43の断面積よりも狭くなっている。すなわち連通路47は、排出管43の内径よりも小さい内径で形成されている。
また本実施形態では、仕切り板44の上端付近に接続口48が形成され、第1の貯留室45と第2の貯留室46とは、この接続口48によっても接続されている。接続口48は、凝縮水によって塞がれることがないように、仕切り板44の上端付近に形成されている。
貯留タンク41をこのような構成とすることで、車両の走行状態(エンジンの運転状態)に拘わらず、排出管43から吸気マニホールド12に流出する凝縮水が一定量以下に制限される。例えば、貯留タンク41と吸気マニホールド12とで大きな差圧が生じると、第2の貯留室46内の凝縮水は、排出管43から吸気マニホールド12に流出する。このとき、第2の貯留室46は接続口48を介して第1の貯留室45と接続されているため負圧が生じることがなく、第2の貯留室46内の凝縮水を良好に排出させることができる。
一方で、連通路47の断面積が排出管43の断面積よりも狭くなっているため、第1の貯留室45から第2の貯留室46に供給される凝縮水の量は、排出管43から排出される量よりも少なくなる。したがって、貯留タンク41と吸気マニホールド12との間の差圧が大きくなりすぎた場合でも、吸気マニホールド12に流れ込む凝縮水の量は、第2の貯留室46内に溜まっていた凝縮水の量に実質的に制限される。貯留タンク41と吸気マニホールド12との間の差圧が大きくなる程、凝縮水の量はより確実に制限される。
なお排出管43の断面積を狭くすることでも吸気マニホールド12に流れ込む凝縮水の量は抑えることができるが、排出管43の詰まりが生じやすくなるため好ましくない。
また第2の貯留室46の水位が下がると、凝縮水と共に第2の貯留室46内の空気が排出管43から排出される。すなわち空気が混合された凝縮水が排出管43から排出される。これにより、吸気マニホールド12内に流出する凝縮水が分散されやすくなるという効果もある。
このように、本発明の凝縮水排出装置40によれば、凝縮水の排出量を制限することができるため、凝縮水によるエンジン10の損傷やドライバビリティの悪化を抑制しつつ、凝縮水を吸気マニホールド(吸気通路)12に良好に排出させることができる。
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態では、仕切り板44に設けられた接続口48によって第1の貯留室45と第2の貯留室46とが接続されていたが、この接続口48は必ずしも設けられていなくてもよい。例えば、図3に示すように、仕切り板44に接続口48を設けずに、第2の貯留室46を外部に接続する大気開放孔49を貯留タンク41に設けるようにしてもよい。このような構成としても、第2の貯留室46に負圧が生じることがなく、第2の貯留室46内の凝縮水を良好に排出させることができる。
上述の実施形態において、仕切り板44に連通路47と共に、接続口48を設けた構成を例示したが、例えば、接続口48が連通路を兼ねるようにしてもよい。また上述の実施形態では、貯留タンク41内に仕切り板44で仕切られた二つの貯留室45,46を設けた構成を例示したが、例えば、貯留タンク41内に三つ以上の貯留室を設けるようにしてもよい。さらに貯留タンクは、各貯留室が仕切り板で仕切られた構成に限定されず、例えば、各貯留室が独立した容器で構成され、各容器が連通管(連通路)で接続されていてもよい。
また上述の実施形態では、貯留タンク41の底部付近の一箇所に接続された排出管43から凝縮水を排出させるようにしたが、例えば、図4に示すように、上下方向(重力方向)の異なる複数箇所(例えば、二箇所)で排出管43A,43Bが貯留タンク41に接続された構成としてもよい。このような構成とすることで、凝縮水の排出量を抑制できると共に、空気が混合された凝縮水が排出され易くなる。なお排出管を複数箇所で貯留管に接続させた構成とした場合、貯留タンクは、仕切り板等で仕切られていなくてもよい。すなわち貯留タンクは、必ずしも第1の貯留室と第2の貯留室とを有していなくてもよい。
10 エンジン
11 気筒(燃焼室)
12 吸気マニホールド
13 吸気管
14 排気マニホールド
15 排気管
16 インジェクタ
17 コモンレール
18 ターボチャージャ
19 エアクリーナ
20 第1のスロットルバルブ
21 湿度センサ
22 エアフローセンサ
23 インタークーラ
25 第2のスロットルバルブ
26 高圧用EGR管
27 高圧用EGRクーラ
28 高圧用EGR弁
29 リニア空燃比センサ
30 ブースト圧センサ
31 ディーゼル酸化触媒
32 ディーゼル微粒子捕集フィルタ
33 低圧用EGR管
34 低圧用EGRクーラ
35 低圧用EGR弁
36 差圧センサ
40 凝縮水排出装置
41 貯留タンク
42 供給管
43 排出管
44 仕切り板
45 第1の貯留室
46 第2の貯留室
47 連通路
48 接続口
49 大気開放孔

Claims (4)

  1. 燃焼室に連通する吸気通路と、
    前記吸気通路に設けられて前記燃焼室に導かれる吸気を冷却するインタークーラと、
    を備えるエンジンに設けられる凝縮水排出装置であって、
    前記インタークーラで凝縮された凝縮水を貯留する貯留タンクを備え、
    前記貯留タンクは、前記インタークーラの凝縮水が供給される供給路が接続された第1の貯留室と、前記第1の貯留室とは連通路を介して連通すると共に、前記インタークーラよりも下流側の前記吸気通路に凝縮水を排出する排出路が接続された第2の貯留室とを有し、
    前記連通路の断面積が、前記排出路の断面積よりも狭くなっていることを特徴とする凝縮水排出装置。
  2. 請求項1に記載の凝縮水排出装置において、
    前記第1の貯留室と前記第2の貯留室とは、前記貯留タンク内に設けられた仕切り板によって仕切られており、
    前記連通路が、前記仕切り板の重力方向下端付近に設けられていることを特徴とする凝縮水排出装置。
  3. 請求項2に記載の凝縮水排出装置において、
    前記仕切り板の重力方向上端付近には、前記第1の貯留室と前記第2の貯留室とを接続
    する接続口が設けられていることを特徴とする凝縮水排出装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の凝縮水排出装置において、
    前記貯留タンクが、前記第2の貯留室を外部に接続する大気開放孔を備えていることを特徴とする凝縮水排出装置。
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