JP7287292B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents
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Description
以下、図面を参照して、本発明に係るエンジンの吸気装置について詳細に説明する。まず、図1に示すシステム図を参照して、本発明に係るエンジンの吸気装置が適用されるエンジンシステムSの全体構成を説明する。図1に示されるエンジンシステムSは、走行用の動力源として車両に搭載される、4サイクル多気筒のターボ付ガソリンエンジンである。エンジンの駆動方式はFF又はFRとすることができる。
図2は、吸気ユニット40が装着されたエンジン本体1の外観を示す概略的な斜視図、図3は、吸気ユニット40の単体の正面図である。なお、図2、図3及び他の図において、前後、左右、上下の方向表示が付されている。これらの方向表示は説明の便宜上のものであって、必ずしも実際の方向とは合致せず、また本発明を限定的にするものではない。
続いて、吸気ユニット40の内部構造について説明する。図4は、図3のIV-IV線断面図、図5は、図3のV-V線断面図、図6は、図5の要部拡大図である。吸気ハウジング41は、後方側の内側ハウジング42と、前方側の外側ハウジング43との結合体からなる。両ハウジング42、43は、溶着又はネジ止め等によって結合される、図6には、吸気ハウジング41の下端付近において互いに突き合わせ結合される、内側ハウジング42のフランジ部42Fと外側ハウジング43のフランジ部43Fとが示されている。
以下、要部の詳細構造について説明する。先ず、吸気送出開口54について説明する。図8は、図5のVIII-VIII線断面図であって、吸気送出開口54の形状を示す図である。吸気送出開口54は、断面視で半円形状を備える開口である。吸気送出開口54を区画する開口縁は、上縁部541及び半円状縁部542である。上縁部541は、左右方向へ直線状に延びる直線状縁部である。半円状縁部542は、上縁部541の下側に位置し、上縁部541の左右両端から各々下方内側へ湾曲しながら延びる縁部である。なお、半円状縁部542の下端部分は、左右方向へ直線状に延びる縁部とされている。
次に、下流側吸気通路24及びその付近の詳細構造について、図9及び図10をさらに参照して説明する。図9は、吸気ハウジング41から外側ハウジング43を取り外した状態の、吸気ユニット40の正面図、図10は、図3のX-X線断面図である。
図12は、図5の要部拡大図であって、インタークーラー23を通過する吸気流Fwを示す図である。吸気ユニット40に取り入れられた吸気は、上流側吸気通路22からチャンバ51の上流室51Aに入る(図4も参照)。上流室51Aは、インタークーラーコア52の上下幅及び左右幅の全長に亘って延びる空間である。このため、吸気流Fwは、インタークーラーコア52の上下及び左右の全域を通過し、下流室51Bに至る。この通過の際、吸気流Fwは、インタークーラーコア52の上記冷却フィンと熱交換し、冷却されることになる。
既述の通り、下流側吸気通路24へ還流されるEGRガス及びブローバイガスは、凝縮水を発生させ易いガスである。チャンバ51は、やや前下がりにスラントしており、底蓋部材53の配置位置が最も低い位置にある。そして、底蓋部材53は、下方への窪みとなる貯留凹部531を備えている。従って、エンジン本体1が運転されると、やがて主に下流側吸気通路24で発生する凝縮水が、底蓋部材53の貯留凹部531に溜まるようになる。そして、底蓋部材53に貯留された凝縮水は、上述の吸気流Fwによって運び出され、エンジン本体1の気筒2に向かう。つまり、吸気流Fwが貯留された凝縮水と接することにより、湿気を含んだ吸気流Fwとして気筒2に供給される。ここで、凝縮水が気筒2へ過度に供給されてしまうと、エンジン失火の原因となり得る。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を採ることができる。
163 ブローバイ導入口
20 吸気通路
23 インタークーラー
24 下流側吸気通路
45 EGR導入口
51 チャンバ
514 下流側壁(側壁)
52 インタークーラーコア
52S シール部材
53 底蓋部材(貯留部)
531 貯留凹部(キャビティ)
532 第1リブ(リブ)
533 第2リブ(リブ)
54 吸気送出開口
55 下面開口
Claims (7)
- チャンバと、前記チャンバの内部に収容されたインタークーラーコアと、を含むインタークーラーと、
前記チャンバよりも下流に位置する下流側吸気通路を含み、前記チャンバを通して吸気をエンジン本体へ導く吸気通路と、を備え、
前記チャンバは、
当該チャンバに導入され前記インタークーラーコアを通過した吸気を、前記下流側吸気通路へ送出する吸気送出開口を有する側壁と、
前記下流側吸気通路において発生する凝縮水を貯留する貯留部と、を含み、
前記吸気送出開口は、前記側壁の下方領域に配置され、
前記貯留部は、前記吸気送出開口の下方であって、前記インタークーラーコアと上下方向に一部重複する位置関係で配置されている、エンジンの吸気装置。 - 請求項1に記載のエンジンの吸気装置において、
前記下流側吸気通路を区画する壁部は、前記エンジン本体から排出される排気ガスの一部をEGRガスとして前記下流側吸気通路に還流させるEGR導入口を有する、エンジンの吸気装置。 - 請求項1に記載のエンジンの吸気装置において、
前記下流側吸気通路を区画する壁部は、前記エンジン本体から発生する未燃のガスをブローバイガスとして前記下流側吸気通路に還流させるブローバイ導入口を有する、エンジンの吸気装置。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載のエンジンの吸気装置において、
前記チャンバは、前記インタークーラーコアの下方に位置する底壁を有し、
前記インタークーラーコアは、前記底壁と当該インタークーラーコアの底面との間の隙間をシールするシール部材を介して、前記底壁に支持されている、エンジンの吸気装置。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載のエンジンの吸気装置において、
前記貯留部は、上面が開口したキャビティに前記凝縮水を貯留するものであって、
前記キャビティの底面には、上方へ突出するリブが備えられている、エンジンの吸気装置。 - 請求項5に記載のエンジンの吸気装置において、
前記リブは、前記チャンバから前記下流側吸気通路へ向かう吸気流の方向と交差する方向に延在している、エンジンの吸気装置。 - 請求項1~6のいずれか1項に記載のエンジンの吸気装置において、
前記チャンバは、その下面側に、前記インタークーラーコアの配置箇所の一部から吸気送出開口の配置位置に至る領域と上下方向に重複する位置に下面開口を備え、
前記貯留部は、前記下面開口を塞ぐ蓋体を兼ねている、エンジンの吸気装置。
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