JP7348609B2 - ブローバイガス混合継手およびエンジン - Google Patents
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Description
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るブローバイガス混合継手を備えるエンジンを示す断面図である。
図1に示すエンジン1は、内燃機関であって、例えば小型の産業用ディーゼルエンジンである。エンジン1は、例えばターボチャージ付きの過給式の高出力な3気筒エンジンや4気筒エンジン等の多気筒エンジンである。エンジン1は、例えば建設機械、農業機械、芝刈り機のような車両等に搭載される。
図1に示すように、ヘッドカバー4は、ブリーザ室40を有している。ブリーザ室40は、ヘッドカバー4の上に突出して設けられている。ブリーザ室40は、ブローバイガスBGを分離する。ミスト成分が分離された後のブローバイガスBGは、ブリーザ室40を介して配管41に送られる。なお、ブリーザ室40においてブローバイガスBGから取り除かれたオイル(潤滑剤成分)は、例えばヘッドカバー4から上述したオイル戻し経路99を通じて、オイルパン7に回収されるようになっている。これにより、オイルの消費を抑制することができる。
次に、ブローバイガス混合継手100の好ましい構造例を、図1と図2を参照して説明する。
図2は、本実施形態に係るブローバイガス混合継手の構造例を示す断面図である。
なお、図2(A)は、新規吸気ARの流れ方向に平行なブローバイガス混合継手の断面図である。図2(B)は、図2(A)に示すH-H線におけるブローバイガス混合継手の断面図である。
まず、ブローバイガス混合継手100の主配管101について説明する。図2(A)および図2(B)に示すように、ブローバイガス混合継手100の主配管101は、好ましくは円形断面の導入空間107を有するパイプであり、第1開口端部111と、第2開口端部112と、を有する。第1開口端部111には、外周部の全周に渡って、リブ状の縁部113が形成されている。第2開口端部112には、外周部の全周に渡って、リブ状の縁部114が形成されている。
次に、ブローバイガス混合継手100の副配管102について、説明する。図2(A)および図2(B)に示す副配管102は、主配管101の途中の位置に接続されるとともに主配管101に開口している。副配管102の軸方向Nは、主配管101の軸方向Mに対して交差しており、好ましくは直交している。副配管102は、好ましくは円形断面の導入空間125を有するパイプである。副配管102の一端部は、開口端部121となっている。副配管102の他端部は、主配管101に対する接続端部122となっている。
図2(A)および図2(B)に示すように、主配管101の内部には、バッファプレート130が設けられている。本実施形態のバッファプレート130は、本発明の「案内板」の一例である。図2(A)に示すように、バッファプレート130は、好ましくは平坦な板状の部材であって、新規吸気ARの流れ方向に平行な断面において直線状である。バッファプレート130は、合流部150よりも新規吸気ARの流れ方向における上流側において、主配管101の軸方向Mに対して所定の角度θで傾斜して形成されている。本実施形態に係るブローバイガス混合継手100において、主配管101の軸方向Mは、新規吸気ARの流れ方向に平行である。
ここで、ブローバイガス混合継手100の各部分の寸法例等を、図2(A)を参照して説明する。但し、ブローバイガス混合継手100の各部分の寸法は、以下に例示する寸法に限定されるわけではない。
例えば、気温が約-20℃程度の寒冷地において、エンジン1は、始動直後では暖気途中であるために低温状態にある。そのため、比較例に係るブローバイガス混合継手が用いられた場合において、ブローバイガスと、例えば-20℃の新規吸気と、が混合されると、ブローバイガスに含まれる水分が、氷点下の新規の吸気により従来のブローバイガス混合継手では凝結することがある。このために、主配管と副配管の合流部が着氷により閉塞されることがある。主配管と副配管との合流部が塞がれると、ブローバイガスのミスト成分を吸気側に還流して再燃焼させることができない。
図3は、本発明者が実施した熱流体解析の結果の一例を表す断面図である。
なお、図3(A)は、図1に示すエンジン1の定格状態に生じる新規吸気ARとブローバイガスBGとの流速分布例を示す断面図である。図3(B)は、図1に示すエンジン1の無負荷状態に生じる新規吸気ARとブローバイガスBGとの流速分布例を示す断面図である。新規吸気ARとブローバイガスBGとの各流速の速さは、矢印の長さで表現されている。
Claims (4)
- クランクケースに漏れ出したブローバイガスと、新規吸気と、を混合するブローバイガス混合継手であって、
前記新規吸気を導入する主配管と、
前記主配管に接続され前記ブローバイガスを前記主配管へ導入する副配管と、
前記副配管が前記主配管に開口している合流部よりも前記新規吸気の流れ方向における上流側で前記流れ方向に対して傾斜して設けられ、前記合流部よりも前記上流側から前記流れ方向にみたときに前記合流部を覆い隠し、前記新規吸気と前記ブローバイガスとの直接接触を前記合流部において回避するように前記新規吸気と前記ブローバイガスとを案内する案内板と、
を備え、
前記案内板は、
前記主配管の内面に対して連続して設けられ前記合流部よりも前記上流側に配置された基端部と、
前記基端部とは反対側に設けられ前記基端部よりも前記流れ方向における下流側かつ前記合流部よりも前記上流側に配置された先端部と、
を有することを特徴とするブローバイガス混合継手。 - 前記主配管の前記内面と前記案内板との間に、拡張空間部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブローバイガス混合継手。
- 前記案内板は、前記流れ方向に平行な断面において直線状であることを特徴とする請求項1または2に記載のブローバイガス混合継手。
- クランクケースに漏れ出したブローバイガスと、新規吸気と、を混合するブローバイガス混合継手を備えるエンジンであって、
前記ブローバイガス混合継手は、
前記新規吸気を導入する主配管と、
前記主配管に接続され前記ブローバイガスを前記主配管へ導入する副配管と、
前記副配管が前記主配管に開口している合流部よりも前記新規吸気の流れ方向における上流側で前記流れ方向に対して傾斜して設けられ、前記合流部よりも前記上流側から前記流れ方向にみたときに前記合流部を覆い隠し、前記新規吸気と前記ブローバイガスとの直接接触を前記合流部において回避するように前記新規吸気と前記ブローバイガスとを案内する案内板と、
を有し、
前記案内板は、
前記主配管の内面に対して連続して設けられ前記合流部よりも前記上流側に配置された基端部と、
前記基端部とは反対側に設けられ前記基端部よりも前記流れ方向における下流側かつ前記合流部よりも前記上流側に配置された先端部と、
を有することを特徴とするエンジン。
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JP2020043317A JP7348609B2 (ja) | 2020-03-12 | 2020-03-12 | ブローバイガス混合継手およびエンジン |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020043317A JP7348609B2 (ja) | 2020-03-12 | 2020-03-12 | ブローバイガス混合継手およびエンジン |
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JP2021143639A JP2021143639A (ja) | 2021-09-24 |
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JP2008544142A (ja) | 2005-06-15 | 2008-12-04 | ボルボ ラストバグナー アーベー | クランクケースブローバイ換気装置(ccv)からの吸気口を備えるターボチャージャ吸気室 |
JP2016205319A (ja) | 2015-04-27 | 2016-12-08 | ヤンマー株式会社 | エンジン装置 |
JP2018173010A (ja) | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 日立建機株式会社 | 建設機械のブローバイガス還流装置 |
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2020
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