JP6832626B2 - パウチ袋 - Google Patents

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本発明は、液体を内部に収容するためのパウチ袋に関する。
従来、洗剤、柔軟剤、ボディーソープ等の液体の詰め替え用商品の包装には、軟包装フィルムからなるパウチ袋が使用されている(例えば、特許文献1及び特許文献2等参照)。
特開平11−100049号公報 特開2010−013170号公報
このようなパウチ袋では、使用後にユーザは丸めて廃棄することが一般的である。しかしながら、当該パウチ袋は通常、軟包装フィルムから形成されているので、一旦丸めてもまた材料の復元力で元の形状に戻ろうとする力が働いて広がってしまう。そのため、ゴミ箱等にパウチ袋を捨て難く、またゴミ箱等の中においても広がってゴミの嵩が増加してしまうという問題があった。
このような問題を解決すべく、特許文献1に係るパウチ袋では、パウチ袋の側面にパウチ袋とは別体のラベル(シール)が予め貼付されている。特許文献1に記載の発明によれば、パウチ袋を廃棄するときに、当該ラベルを丸めたパウチ袋の端縁に貼付することによって、パウチ袋を丸めた形状に維持したままゴミ箱にコンパクトに捨てることができる。しかしながら、この場合は、パウチ袋と別体のラベルを製造してパウチ袋の側面に貼付しておく必要があるので製造工程が増加することになり、さらにラベルを別途製造する必要があるのでコスト高になるとの問題が生じる。
また、特許文献2には、パウチ袋の胴部上方シール部に開口部を設け、開口部より下方に左右両側のシール部に対応させて切り離し用ノッチを設ける、パウチ袋に関する発明が記載されている。特許文献2に記載の発明によれば、使用後に切り離された胴部上方シール部の開口部に、丸めたパウチ袋を差し込むことによって、パウチ袋が拡がらず、コンパクトにパウチ袋を廃棄することができる。しかしながら、この場合では、パウチ袋の容量に対して、開口部を形成する胴部上方シール部が大きくなってしまい、パウチ袋の材料を無駄に多く使用することが必要となり、コスト高になるおそれがある。また、使用後の丸めたパウチ袋を上記開口部に差し込む操作は煩雑であるという課題がある。
したがって、本発明の目的は、コスト増を抑制しつつ、使用後に丸めてコンパクトに廃棄し易いパウチ袋を提供することにある。
請求項1の発明によれば、液体を内部に収容するためのパウチ袋であって、脆弱線が形成されており、前記脆弱線を破断すると、一端が前記パウチ袋と連結する接続部を有する、使用後の前記パウチ袋を丸めた状態に括るための帯状体が形成される、パウチ袋が提供される。
すなわち、請求項1の発明では、パウチ袋の一部から形成された帯状体によって、使用後のパウチ袋を丸めた状態に容易に括ることができ、パウチ袋を廃棄する際にゴミの嵩が大きくなることが抑制される。また、使用後のパウチ袋を丸めた状態に固定するためのシール等の固定具を付加する必要がないので、製造コストを抑制することができる。
また、請求項2の発明によれば、前記帯状体に、前記帯状体の側縁から前記帯状体の先端に向かって傾斜する切り込みが形成されている、請求項1に記載のパウチ袋が提供される。
すなわち、請求項2の発明では、丸めた状態のパウチ袋の縁部に切り込みを引っ掛けることによって、パウチ袋を丸めた状態に容易に維持することができる。
また、請求項3の発明によれば、前記帯状体の幅に相当する間隔をもって互いに並行して延びる2つの前記脆弱線が形成されており、前記2つの脆弱線を破断すると、連続した1本の前記帯状体が形成される、請求項1又は2に記載のパウチ袋が提供される。
すなわち、請求項3の発明では、パウチ袋の端縁と脆弱線の一方との間の部分と、2つの脆弱線同士の間の部分との両方から帯状体が形成されるので、帯状体を延長することができ、丸めたパウチ袋を括るのに十分な帯状体の長さを確保することができる。
また、請求項4の発明によれば、前記脆弱線の一方が前記パウチ袋の側縁まで延びており、かつ、前記脆弱線の他方が前記パウチ袋の前記側縁の近傍まで延びているが前記側縁までは達していない、請求項3に記載のパウチ袋が提供される。
すなわち、請求項4の発明では、2つの脆弱線を一度に破断することができるため、容易に帯状体を形成することができる。
また、請求項5の発明によれば、前記帯状体の前記接続部が前記パウチ袋の幅方向中央領域に位置する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパウチ袋が提供される。
すなわち、請求項5の発明では、括られたパウチ袋が左右にヨレることが抑制されて、パウチ袋を丸めた状態にまとめ易く、さらに切り込みを引っ掛けやすい。
また、請求項6の発明によれば、前記脆弱線が注出口を形成するための切り取り線と連結している、請求項1〜5のいずれか1項に記載のパウチ袋が提供される。
すなわち、請求項6の発明では、パウチ袋の開封に伴って帯状体を形成することができるので、帯状体の形成が簡易になる。
また、請求項7の発明によれば、前記帯状体が、前記パウチ袋の上縁部分が破断されることによって形成される、請求項1〜6のいずれか1項に記載のパウチ袋が提供される。
すなわち、請求項7の発明では、パウチ袋に形成されている脆弱線を、ひいては帯状体を形成できることを需要者に容易に認識させることができる。
本発明に係るパウチ袋では、脆弱線を破断することによってパウチ袋の一部分から形成される帯状体により、使用後にウチ袋を丸めた状態に容易に括ることができる。その結果、使用後のパウチ袋を丸めた状態に容易に括ることができ、パウチ袋をコンパクトに廃棄することができ、さらにゴミの嵩が増大ことが抑制される。
本発明の第一の実施形態に係るパウチ袋の平面図。 図1のパウチ袋の使用後の状態を示す平面図。 図1のパウチ袋が括られている状態を示す斜視図。 本発明の第二の実施形態に係るパウチ袋の平面図。 本発明の第一の変形実施形態に係るパウチ袋の平面図。 本発明の第二の変形実施形態に係るパウチ袋の平面図。
<第一の実施形態>
これより、図1〜3を参照しつつ、本発明の第一の実施形態に係るパウチ袋について説明する。第一の実施形態に係るパウチ袋1は、切り取り線11に沿って切り取り部13を切り取ることによって注出口3を形成して、当該注出口3から内容液を注出することのできるパウチ袋である。第一の実施形態では、パウチ袋1に収容されている液体は、詰め替え用の衣類洗濯用の洗剤である。
第一の実施形態に係るパウチ袋1は、パウチ袋1の側面を形成する一対の側面シート1Sと、パウチ袋1の底部に自立のためのガゼット部(図示しない)を形成する底面シート(図示しない)から構成されており、内容液が充填されているときに自立できるように形成されている。一対の側面シート1Sは、第一の実施形態では、略矩形形状であって互いに略同形状であり、一般的なパウチ袋と同様に外周縁部をシールすることによって内容液を収容する空間を形成するものである。
これら側面シート1Sは一般的に複層の軟包装フィルムによって構成されており、第一の実施形態では、厚さ15μmのナイロン(外層)/厚さ12μmの蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)(中層)/厚さ150μmのポリエチレン(内層)から構成されている。底面シートは、側面シート1Sと同様に軟包装フィルムによって構成されており、第一の実施形態では、厚さ15μmのナイロン(外層)/厚さ130μmのポリエチレン(内層)から構成されている。
切り取り線11は、図1に示すように、パウチ袋1の1つの角部に注出口3を形成するように、パウチ袋1の上縁と一方の側縁との間で延在している。そして、切り取り部13の切り取り後に、パウチ袋1の本体から注出口3を突出させるように、注出口3の付近において、パウチ袋1の上縁及び側縁に上縁窪み部15及び側縁窪み部17がそれぞれ形成されている。なお、第一の実施形態では切り取り線11はミシン目である。
第一の実施形態のパウチ袋1には、側面シート1Sが互いにシールされているパウチ袋1の上縁部分に、互いに並行して延びる第一の脆弱線21a及び第二の脆弱線21bである2つの脆弱線21が形成されている。より具体的には、第一の脆弱線21a及び第二の脆弱線21bは、後述する帯状体5の幅に相当する間隔をもって略平行に延びている。また、図1に示すように、第一の脆弱線21aは、上縁窪み部15から、注出口3が形成されている側とは反対側に位置するパウチ袋1の側縁近傍まで延在しているが、当該側縁までは達していない。さらに、第二の脆弱線21bは、当該側縁から、パウチ袋1の幅方向Wの中央領域1Cまで延在している。なお、第一の実施形態では、脆弱線21は切り取り線11と同様にミシン目である。
そして、パウチ袋1の上縁部分であって上縁窪み部15付近の部分に、第一の脆弱線21aに達しない程度の長さの切り込み23が、パウチ袋1の縦方向Lから傾斜する方向に形成されている。
第一の実施形態に係るパウチ袋1では、使用後に、図2に示すように、パウチ袋1の上縁部分を、より具体的にはパウチ袋1の上縁部分に形成されている脆弱線21を破断することによって、一端がパウチ袋1と連結する接続部5Cを有する帯状体5を形成することができる。帯状体5を形成するためには、上縁窪み部15に隣接する帯状体5の先端5T部分になる箇所をつまみ、第一の脆弱線21aを破断するように第一の脆弱線21aに沿って力をかける。このとき、第一の脆弱線21a及び第二の脆弱線21bが上述の配置で形成されていることから、第一の脆弱線21aを破断し終わっても力をかけ続けることによって、第二の脆弱線21bも連続して一度に破断することができる。なお接続部5Cは、上述のように第二の脆弱線21bがパウチ袋1の幅方向Wの中央領域1Cで終端することから、同様にパウチ袋1の幅方向Wの中央領域1Cに位置することになる。
図2に示すように、帯状体5は、パウチ袋1のシールされている部分の一部であって、パウチ袋1の上縁及び第一の脆弱線21aの間の部分と、第一の脆弱線21a及び第二の脆弱線21bとの間の部分によって形成される。このとき、切り込み23は、帯状体5の先端5Tの付近に、帯状体5の側縁5Eから先端5Tに向かって傾斜する向きに形成されている。
帯状体5の形成後、パウチ袋1を丸め、帯状体5を丸めたパウチ袋1の周囲に回す。そして図3に示すように、切り込み23をパウチ袋1の縁部1Eに引っ掛ることによって、パウチ袋1を丸めた状態を維持することができる。
これより、第一の実施形態に係るパウチ袋1の作用効果について説明する。
(1) 第一の実施形態に係るパウチ袋1では、帯状体5によってパウチ袋1を丸めた状態に括ることができるので、パウチ袋1を廃棄するときにパウチ袋1がかさばることが抑制される。その結果、パウチ袋1を容易に廃棄することができ、さらにゴミの嵩を抑制することができる。さらに、帯状体5はパウチ袋1の一部分から形成されるので、使用後のパウチ袋1を丸めた状態に固定するためのシール等の固定具を付加する必要がないので、製造コストを抑制することができる。
(2) 第一の実施形態に係るパウチ袋1では、帯状体5に形成されている切り込み23を、パウチ袋1の縁部1Eに引っ掛ることによって、図3に示すようにパウチ袋1を丸めた状態に容易に維持することができる。
(3) 第一の実施形態に係るパウチ袋1では、2つの脆弱線21a、21bが形成されており、パウチ袋1の一部分であって、パウチ袋1の上縁及び第一の脆弱線21aの間の部分と、第一の脆弱線21a及び第二の脆弱線21bとの間の部分によって帯状体5が形成される。それにより、1つの脆弱線のみが形成されており、パウチ袋の端縁及び当該1つの脆弱線の間の部分のみから帯状体が形成されるパウチ袋よりも、帯状体5を延長することができる。その結果、丸めたパウチ袋1を括るのに十分な帯状体5の長さを確保することができる。
(4) 第一の実施形態に係るパウチ袋1では、第一の脆弱線21a及び第二の脆弱線21bは、後述する帯状体5の幅に相当する間隔をもって互いに略平行に延びている。さらに、第一の脆弱線21aがパウチ袋1の一方の側縁近傍まで延在しているが当該側縁まで達しておらず、かつ第二の脆弱線21bが当該側縁から延びている。その結果、2つの脆弱線21a、21bを一度に破断することができるため、容易に帯状体5を形成することができる。ここで、「パウチ袋の側縁の近傍」とは、第一の脆弱線21aの破断後に、つまみ位置を変更することなく第二の脆弱線21bをそのまま破断でき、かつ帯状体5がパウチ袋1の当該側縁部分に形成される折り返し部5Fで切断されない程度の長さをいうものであり、具体的には当該側縁から1〜20mm程度の長さである。
(5) 第一の実施形態に係るパウチ袋1では、帯状体5の接続部5Cはパウチ袋1の幅方向Wの中央領域1Cに形成される。これにより、使用後のパウチ袋1を括るときに、パウチ袋1の幅方向Wの中央領域1Cに帯状体5を丸めたパウチ袋1の周囲に回すことが容易になる。その結果、括られたパウチ袋1が左右にヨレることが抑制されて、パウチ袋1を丸めた状態にまとめ易く、さらに切り込み23を引っ掛けやすい。なおここで「パウチ袋の幅方向の中央領域」とは、括られたパウチ袋1が左右にヨレない程度であればよく、具体的にはパウチ袋1の幅方向Wの半幅程度の幅領域である。
(6) 第一の実施形態では、脆弱線21が形成されているパウチ袋1の上縁部分を破断させることによって帯状体5を形成している。これにより、例えばパウチ袋1が自立した状態で商店に陳列されているときに、脆弱線を、ひいては帯状体を形成できることを需要者に容易に認識させることができる。
<第二の実施形態>
これより、図4を参照しつつ、本発明の第二の実施形態に係るパウチ袋について説明する。なお、第二の実施形態については、第一の実施形態との差異点を主に説明し、説明のない部分に関しては、第一の実施形態と実質的に同じである。第二の実施形態に係るパウチ袋1は、切り取り線11と第一の脆弱線21aとが連結している点で、第一の実施形態に係るパウチ袋1と主に異なる。
第二の実施形態に係るパウチ袋1では、切り取り線11は、図4に示すように、側縁窪み部17が形成されているパウチ袋1の側縁から延び、パウチ袋1の上縁まで達さず、第一の脆弱線21aと連結している。このため、第一の実施形態のパウチ袋1において切り取り部13に相当する部分は、切り取り線1及び脆弱線21を破断した後において、先端5Tを含む帯状体5の一部となり、当該部分に切り込み23が形成される。
第二の実施形態に係るパウチ袋1では、パウチ袋1を開封するために切り取り線11を破断させることに伴って、第一の脆弱線21a及び第二の脆弱線21bを破断させることができるので、帯状体5の形成が簡易になる。
上述の実施形態では、帯状体5に切り込み23が設けられている。しかしながら、帯状体5には切り込み23が設けられていなくてもよい。例えば、帯状体5同士を結んで丸めたパウチ袋1を縛ることによって、パウチ袋1を丸めた状態に括ることができる。
また、上述の実施形態では、2つの脆弱線21が形成されているが、帯状体5が丸めたパウチ袋1を括るのに十分な長さであれば、脆弱線は1つであってもよい。あるいは、丸めたパウチ袋1を括るために帯状体5をさらに延長する必要があれば、パウチ袋に3つ以上の脆弱線を設けてもよい。
さらに、上述の実施形態では、第一の脆弱線21a及び第二の脆弱線21bは平行に延在している。これは帯状体5の幅を一定にするためであるが、帯状体5の幅は一定でなくてもよく、これらの間に位置するパウチ袋1の部分で帯状体5を形成できるように並行して延在していればよい。
また本発明は、脆弱線21の配置に関して、上述の実施形態の態様に限定されるものではない。丸めたパウチ袋1を括ることができるように帯状体5を形成するものであれば、脆弱線21は、側面シート1S同士又は側面シート1Sと底面シートとがシールされているパウチ袋1の周縁部分のどのような位置に設けられていてもよい。例えば、上述の実施形態のようにパウチ袋1の上縁部分ではなく、底縁部分に脆弱線を設けてもよいし、図5に示す本発明の第一の変形実施形態に係るパウチ袋1のように、パウチ袋1の側縁部分に脆弱線21及び切り込み23を設けてもよい。さらに、図6に示す本発明の第二の変形実施形態に係るパウチ袋1のように、パウチ袋1の端縁部分を用いずに、脆弱線21のみによって帯状体5の輪郭形状を形成してもよい。
さらに、帯状体5の接続部5Cは、上述の実施形態ではパウチ袋1の幅方向Wの中央領域1Cに形成されているが、パウチ袋1を丸めた状態に維持することができるのであれば、接続部5Cの位置は特に限定されない。
また、上述の実施形態では、切り取り線11及び脆弱線21はミシン目であったが、これに限定されるものではなく、例えば線状の薄肉部であってもよい。
さらに、上述の実施形態では、側面シート1Sは、厚さ15μmのナイロン(外層)/厚さ12μmのアルミ蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)(中層)/厚さ150μmのポリエチレン(内層)から構成されている。そして、底面シートは、厚さ15μmのナイロン(外層)/厚さ130μmのポリエチレン(内層)から構成されている。しかしながら、本発明はこれらの構成に限定されるものではなく、パウチ袋1の内容液の種類に応じて適宜選択することができる。側面シート1S及び底面シートの材料及び層構成としては、ナイロン(外層)/ポリエチレン(内層)、ナイロン(外層)/ポリプロピレン(中層)/ポリエチレン(内層)、ポリエステル(外層)/ナイロン(中層)/ポリエチレン(内層)、ポリエステル(外層)/アルミ(中層外側)/ナイロン(中層内側)/ポリエチレン(内層)等が挙げられる。また、各層の厚さについても、パウチ袋1に要求される性能に応じて適宜決定することができる。さらに、上述の実施形態において側面シート1Sの中層で使用されているアルミ蒸着ポリエチレンテレフタレートのように、パウチ袋に要求される性能に応じて、所望の物質をシート材料に蒸着させることもできる。シート材料に蒸着させる物質はアルミの他に、ケイ素酸化物、酸化アルミ等が挙げられる。
また、上述の実施形態では、パウチ袋1の内容液は衣類洗濯用の洗剤であったが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明のパウチ袋は、例えば、洗剤、柔軟剤、ボディーソープ等の粧業製品や、液体調味料、パスタソース、カレールー等の食品等の、あらゆる種類の液体を収容することができる。
さらに、上述の実施形態では、パウチ袋1にはパウチ袋1が自立するためのガゼット部が設けられている。しかしながら、本発明のパウチ袋にはガゼット部は設けられていなくてもよく、例えば、単に2つの側面シートを互いに周縁部分でシールしたパウチ袋であってもよい。
1 パウチ袋
1C パウチ袋の幅方向中央領域
5 帯状体
5C 接続部
21、21a、21b 脆弱線
23 切り込み

Claims (7)

  1. 液体を内部に収容するためのパウチ袋であって、
    所定の間隔をもって互いに並行して延びる2つの脆弱線が形成されており、
    前記2つの脆弱線を破断すると、一端が前記パウチ袋と連結する接続部を有する、使用後の前記パウチ袋を丸めた状態に括るための、連続した1本の帯状体が形成される、
    パウチ袋。
  2. 前記帯状体に、前記帯状体の側縁から前記帯状体の先端に向かって傾斜する切り込みが形成されている、
    請求項1に記載のパウチ袋。
  3. 前記脆弱線の一方が前記パウチ袋の側縁まで延びており、かつ、前記脆弱線の他方が前記パウチ袋の前記側縁の近傍まで延びているが前記側縁までは達していない、
    請求項に記載のパウチ袋。
  4. 前記帯状体の前記接続部が前記パウチ袋の幅方向中央領域に位置する、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のパウチ袋。
  5. 前記脆弱線が注出口を形成するための切り取り線と連結している、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のパウチ袋。
  6. 前記帯状体が、前記パウチ袋の上縁部分が破断されることによって形成される、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のパウチ袋。
  7. 液体を内部に収容するためのパウチ袋であって、
    前記パウチ袋の側縁部分から上縁部分にわたって脆弱線が形成されており、
    前記脆弱線を破断すると、一端が前記パウチ袋と連結する接続部を有する、使用後の前記パウチ袋を丸めた状態に括るための帯状体が形成されており、
    前記帯状体に、前記帯状体の側縁から前記帯状体の先端に向かって傾斜する切り込みが形成されている、
    パウチ袋。
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