JP6831079B2 - 湯水混合装置 - Google Patents
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すなわち、本発明に係る湯水混合装置は、混合水の温度及び流量が調整可能な湯水混合装置であって、外部から操作可能な湯側弁体が湯側弁座部から離間することで湯が流入する湯側流入口と、前記外部から操作可能な水側弁体が水側弁座部から離間することで水が流入する水側流入口と、前記湯側流入口から流入した前記湯と前記水側流入口から流入した前記水との前記混合水が生成される混合室と、前記混合水が流出する流出口と、前記混合室に設けられ、前記混合水の温度により変形し、その変形する力を前記湯側弁座部及び前記水側弁座部に作用させる感温体と、を備え、前記湯側弁座部及び前記水側弁座部は、前記感温体の変形する力が作用することによってのみ、一体となって移動可能に構成されていることを特徴とする。
以下、本発明の第一実施形態に係る湯水混合装置について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る湯水混合装置を示す切断斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る湯水混合装置1は、ハウジング10内に、湯流入口(湯側流入口)11及び水流入口(水側流入口)16が形成されるとともに、湯流入口11及び水流入口16からそれぞれ流入した湯及び水を混合する混合室18が形成され、混合室18に設けられた流出口19から混合水が不図示の吐水部へ流出するようになっている。
以下の説明において、流出口19よりも湯流入口11側(図の右側)を湯側と称し、流出口19よりも水流入口16側(図の左側)を水側と称することがある。
図2に示すように、止水状態では、水側弁38と水側弁座部47とは密着するとともに、湯側弁33と湯側弁座部42とは密着し、湯及び水が止水され、混合水は吐出されない止水状態となっている。
図2に示す止水状態から、図示しない水側操作ハンドル(流量調整用の操作ハンドル)を操作して、流量が増加する方向、すなわち開方向に水側操作部26を回転させる。図3に示すように、水側操作部26に連結された水側歯車ネジ36が回転し、水側歯車ネジ36の回転にともない、湯側歯車ネジ31も水側歯車ネジ36と逆方向に回転する。水側歯車ネジ36の回転にともない、水側歯車ネジ36に螺合された水側弁支持部37及び水側弁支持部37に設けられた水側弁38は、操作部支持部20から離間する方向(図中の下方)に移動する。これにより、水側弁38と水側弁座部47との間の間隔が大きくなり、水の流入量が増加する。また、湯側歯車ネジ31の回転にともない、湯側歯車ネジ31に螺合された湯側弁支持部32及び湯側弁支持部32に設けられた湯側弁33は、操作部支持部20に近接する方向(図中の上方)に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部42との間の間隔が大きくなり、湯の流入量が増加する。つまり、混合水の流出量が増加する。
図3に示す状態から、水側操作ハンドルをさらに回転させると、水側操作部26がさらに回転し、図4に示すように、水側歯車ネジ36に螺合された水側弁支持部37及び水側弁支持部37に設けられた水側弁38は、操作部支持部20から離間する方向(図中の下方)にさらに移動する。これにより、水側弁38と水側弁座部47との間の間隔がさらに大きくなり、水の流入量が一層増加する。また、湯側歯車ネジ31の回転にともない、湯側歯車ネジ31に螺合された湯側弁支持部32及び湯側弁支持部32に設けられた湯側弁33は、操作部支持部20に近接する方向(図中の上方)にさらに移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部42との間の間隔がさらに大きくなり、湯の流入量が一層増加する。つまり、混合水の流出量が一層増加する。
図3に示す状態から、図示しない湯側操作ハンドル(温度調整用の操作ハンドル)を操作して、温度が上昇する方向、すなわち開方向に湯側操作部21を回転させる。図5に示すように、湯側操作部21に送りねじで連結された連動部30、連動部30に設けられた湯側歯車ネジ31、水側歯車ネジ36、湯側歯車ネジ31に螺合された湯側弁支持部32、水側歯車ネジ36に螺合された水側弁支持部37、湯側弁支持部32に設けられた湯側弁33及び水側弁支持部37に設けられた水側弁38は、操作部支持部20に近接する方向(図中の上方)に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部42との間の間隔が大きくなり湯の流入量が増加するとともに、水側弁38と水側弁座部47との間の間隔は小さくなり水の流入量が減少する。つまり、混合水の温度が上昇する。なお、図5は、水側弁38が最終的に水側弁座部47に密着して水が止水され、湯のみが吐水された状態を示している。
図3に示す状態から、湯側操作ハンドルを上記とは逆方向に回転させると、湯側操作部21が逆方向に回転し、図6に示すように、湯側操作部21に送りねじで連結された連動部30、連動部30に設けられた湯側歯車ネジ31、水側歯車ネジ36、湯側歯車ネジ31に螺合された湯側弁支持部32、水側歯車ネジ36に螺合された水側弁支持部37、湯側弁支持部32に設けられた湯側弁33及び水側弁支持部37に設けられた水側弁38は、操作部支持部20から離間する方向(図中の下方)に移動する。これにより、水側弁38と水側弁座部47との間の間隔が大きくなり水の流入量が増加するとともに、湯側弁33と湯側弁座部42との間の間隔は小さくなり湯の流入量が減少する。つまり、混合水の温度が低下する。なお、図6は、湯側弁33が最終的に湯側弁座部42に密着して湯が止水され、水のみが吐水された状態を示している。
次に、本発明の第二実施形態に係る湯水混合装置について、主に図7から図12を用いて説明する。
以下の実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態に係る湯水混合装置101は、湯側操作部21が設けられた温調ケース122と、水側操作部26が設けられた流調ケース127とが連結され構成されている。温調ケース122には、湯流入口11が形成され、流調ケース127には水流入口16が形成されている。温調ケース122と流調ケース127との連結部分には、湯流入口11及び水流入口16からそれぞれ流入した湯及び水を混合する混合室18が形成されている。混合室18で混合された混合水は、流調ケース127側に移動し、流出口19から流出するようになっている。湯側操作部21及び水側操作部26は、同軸上に配置されている。
図8に示すように、止水状態では、水側弁38と水側弁座部147とは密着するとともに、湯側弁33と湯側弁座部142とは密着し、湯及び水が止水され、混合水は吐出されない止水状態となっている。
図8に示す止水状態から、図示しない水側操作ハンドル(流量調整用の操作ハンドル)を操作して、流量が増加する方向、すなわち開方向に水側操作部26を回転させる。図9に示すように、水側操作部26の取付穴126hに取り付けられた回転進退軸160は、水側操作部26とともに軸線回りに回転する。回転進退軸160の回転にともない、回転進退軸160に螺合された湯側弁33及び水側弁38は互いに逆方向、つまり互いに離間する方向に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部142との間の間隔が大きくなり、湯の流入量が増加し、水側弁38と水側弁座部147との間の間隔が大きくなり、水の流入量が増加する。つまり、混合水の流出量が増加する。
図9に示す状態から、水側操作ハンドルを回転させると、水側操作部26がさらに回転し、図10に示すように、湯側弁33と湯側弁座部142との間の間隔がさらに大きくなり、湯の流入量が一層増加し、水側弁38と水側弁座部147との間の間隔がさらに大きくなり、水の流入量が一層増加する。つまり、混合水の流出量が一層増加する。
図9に示す状態から、図示しない湯側操作ハンドル(温度調整用の操作ハンドル)を操作して、温度が上昇する方向、すなわち開方向に湯側操作部21を回転させる。図11に示すように、湯側操作部21に取り付けられた回転進退軸160に送りねじで螺合された軸端部支持部124は、軸線方向の一方側(湯側操作部21側、図中の左側)に移動する。軸端部支持部124の移動にともない、軸端部支持部124に支持された回転進退軸160、回転進退軸160に螺合された湯側弁33、及び回転進退軸160に螺合された水側弁38も、軸線方向の一方側(図中の左側)に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部142との間の間隔が大きくなり湯の流入量が増加するとともに、水側弁38と水側弁座部147との間の間隔が小さくなり水の流入量が減少する。つまり、混合水の温度が上昇する。なお、図11は、水側弁38が最終的に水側弁座部147に密着して水が止水され、湯のみが吐水された状態を示している。
図9に示す状態から、湯側操作ハンドルを上記とは逆方向に回転させると湯側操作部21が逆方向に回転し、図12に示すように、湯側操作部21に取り付けられた回転進退軸160に送りねじで螺合された軸端部支持部124は、軸線方向の他方側(水側操作部26側、図中の右側)に移動する。軸端部支持部124の移動にともない、軸端部支持部124に支持された回転進退軸160、回転進退軸160に螺合された湯側弁33、及び回転進退軸160に螺合された水側弁38も、軸線方向の他方側(図中の右側)に移動する。これにより、水側弁38と水側弁座部147との間の間隔が大きくなり水の流入量が増加するとともに、湯側弁33と湯側弁座部142との間の間隔が小さくなり湯の流入量が減少する。つまり、混合水の温度が低下する。なお、図12は、湯側弁33が最終的に湯側弁座部142に密着して湯が止水され、水のみが吐水された状態を示している。
次に、本発明の第三実施形態に係る湯水混合装置について、主に図13を用いて説明する。
図13は、本発明の第三実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図である。
図13に示すように、本実施形態に係る湯水混合装置201では、第一実施形態の手動で操作可能な湯側操作部21及び水側操作部26に代わり、後述する電動駆動手段で操作可能な湯側操作軸221及び水側操作軸226がそれぞれ設けられている。湯側操作軸221及び水側操作軸226には、それぞれ湯側ステッピングモータ(電動駆動手段)223及び水側ステッピングモータ(電動駆動手段)228が接続されている。湯側操作軸221には湯側弁支持部32が設けられ、水側操作軸226には水側弁支持部37が設けられている。第一実施形態の湯側歯車ネジ31及び水側歯車ネジ36が設けられていない。
次に、本発明の第四実施形態に係る湯水混合装置について、主に図14を用いて説明する。
図14は、本発明の第四実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図である。
図14に示すように、本実施形態に係る湯水混合装置301では、第二実施形態の手動で操作可能な湯側操作部21及び水側操作部26に代わり、後述する電動駆動手段で操作可能な湯側操作軸221及び水側操作軸226がそれぞれ設けられている。湯側操作軸221及び水側操作軸226には、それぞれ湯側ステッピングモータ223及び水側ステッピングモータ228が接続されている。
Claims (4)
- 混合水の温度及び流量が調整可能な湯水混合装置であって、
外部から操作可能な湯側弁体が湯側弁座部から離間することで湯が流入する湯側流入口と、
前記外部から操作可能な水側弁体が水側弁座部から離間することで水が流入する水側流入口と、
前記湯側流入口から流入した前記湯と前記水側流入口から流入した前記水との前記混合水が生成される混合室と、
前記混合水が流出する流出口と、
前記混合室に設けられ、前記混合水の温度により変形し、その変形する力を前記湯側弁座部及び前記水側弁座部に作用させる感温体と、を備え、
前記湯側弁座部及び前記水側弁座部は、前記感温体の変形する力が作用することによってのみ、一体となって移動可能に構成されていることを特徴とする湯水混合装置。 - 前記湯側弁座部と前記水側弁座部とは一体に形成されている請求項1に記載に湯水混合装置。
- 前記湯側弁体を操作する湯側操作部と、
前記水側弁体を操作する水側操作部と、を備え、
前記湯側操作部及び前記水側操作部の一方を操作することにより、前記湯側弁体及び前記水側弁体の両方が連動して移動する請求項1または2に記載の湯水混合装置。 - 前記湯側操作部及び前記水側操作部は、電動駆動手段により操作される請求項3に記載の湯水混合装置。
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