JP6831079B2 - 湯水混合装置 - Google Patents

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本発明は、キッチンや浴室等に設置される湯水混合装置に関する。
従来から、水及び湯の温調(温度調整)及び流調(流量調整)が行える湯水混合装置が知られている。例えば、湯側に設けられた温度設定手段と、温度設定手段を付勢するバイアスばねと、水側に設けられた流量可変調整手段と、流量可変調整手段を付勢するコイルばねと、湯側及び水側にそれぞれ設けられたポペット弁と、湯側のポペット弁を付勢する温度応答性コイルばねと、を備えたものが提案されている(下記特許文献1参照)。
特許第3077425号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の湯水混合装置では、流量を調整する際には、ばねを付勢力に抗して収縮させるように変形させなくてはならない。特に、湯側の温度を調整する際には、温度設定手段を付勢するバイアスばね及び温度応答性コイルばねを収縮させる必要があり、大きな操作力が必要になるという問題点がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、小さな操作力で湯水の温度調整及び流量調整が可能な湯水混合装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る湯水混合装置は、混合水の温度及び流量が調整可能な湯水混合装置であって、外部から操作可能な湯側弁体が湯側弁座部から離間することで湯が流入する湯側流入口と、前記外部から操作可能な水側弁体が水側弁座部から離間することで水が流入する水側流入口と、前記湯側流入口から流入した前記湯と前記水側流入口から流入した前記水との前記混合水が生成される混合室と、前記混合水が流出する流出口と、前記混合室に設けられ、前記混合水の温度により変形し、その変形する力を前記湯側弁座部及び前記水側弁座部に作用させる感温体と、を備え、前記湯側弁座部及び前記水側弁座部は、前記感温体の変形する力が作用することによってのみ、一体となって移動可能に構成されていることを特徴とする。
このように構成された湯水混合装置では、外部から操作可能な湯側弁体が湯側弁座部から離間することで湯が流入し、外部から操作可能な水側弁体が水側弁座部から離間することで水が流入する。混合室で、湯と水とが混合して混合水が生成される。混合室に設けられた感温体は混合水の温度により変形し、湯側弁座部及び水側弁座部にその変形する力を作用する。湯側弁座部及び水側弁座部は、感温体の変形する力が作用することによってのみ、一体となって移動可能である。よって、湯水の混合水の温調及び流調の際にばねの付勢力に抗して収縮や伸長させる必要がないため、小さな操作力で湯水の温度調整及び流量調整が可能である。
また、本発明に係る湯水混合装置では、前記湯側弁座部と前記水側弁座部とは一体に形成されていることが好ましい。
このように構成された湯水混合装置では、湯側弁座部と水側弁座部とは一体に形成されているため、簡易な構成とすることができる。
また、本発明に係る湯水混合装置は、前記湯側弁体を操作する湯側操作部と、前記水側弁体を操作する水側操作部と、を備え、前記湯側操作部及び前記水側操作部の一方を操作することにより、前記湯側弁体及び前記水側弁体の両方が連動して移動してもよい。
このように構成された湯水混合装置では、湯側弁体を操作する湯側操作部及び水側弁体を操作する水側操作部の一方を操作することにより、湯側弁体及び水側弁体の両方が連動して移動する。よって、湯側操作部及び水側操作部の両方を操作する必要がないため、操作性が良い。
また、本発明に係る湯水混合装置では、前記湯側操作部及び前記水側操作部は、電動駆動手段により操作されてもよい。
このように構成された湯水混合装置では、湯水の混合水の温調及び流調の際にばねの付勢力に抗して収縮や伸長させる必要がないため、操作に必要な力が小さく、モータ等の電動駆動手段を小型化することができる。
本発明に係る湯水混合装置によれば、小さな操作力で湯水の温度調整及び流量調整ができる。
本発明の第一実施形態に係る湯水混合装置を示す切断斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図であり、止水状態を示している。 本発明の第一実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図であり、混合水の吐水状態を示している。 本発明の第一実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図であり、図3の状態から水側操作部を回転操作して、流量をさらに増やした混合水の吐水状態を示している。 本発明の第一実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図であり、図3の状態から湯側操作部を回転操作して、湯のみの吐水状態を示している。 本発明の第一実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図であり、図3の状態から湯側操作部を回転操作して、水のみの吐水状態を示している。 本発明の第二実施形態に係る湯水混合装置を示す切断斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図であり、止水状態を示している。 本発明の第二実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図であり、混合水の吐水状態を示している。 本発明の第二実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図であり、図9の状態から水側操作部を回転操作して、流量をさらに増やした混合水の吐水状態を示している。 本発明の第二実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図であり、図9の状態から湯側操作部を回転操作して、湯のみの吐水状態を示している。 本発明の第二実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図であり、図9の状態から湯側操作部を回転操作して、水のみの吐水状態を示している。 本発明の第三実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図である。 本発明の第四実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態に係る湯水混合装置について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る湯水混合装置を示す切断斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る湯水混合装置1は、ハウジング10内に、湯流入口(湯側流入口)11及び水流入口(水側流入口)16が形成されるとともに、湯流入口11及び水流入口16からそれぞれ流入した湯及び水を混合する混合室18が形成され、混合室18に設けられた流出口19から混合水が不図示の吐水部へ流出するようになっている。
以下の説明において、流出口19よりも湯流入口11側(図の右側)を湯側と称し、流出口19よりも水流入口16側(図の左側)を水側と称することがある。
ハウジング10に設けられた操作部支持部20には、それぞれ湯側及び水側に、湯側操作部21及び水側操作部26が設けられている。湯側操作部21と水側操作部26とは平行配置されている。
湯側操作部21には、図示しない湯側操作ハンドルが取り付けられている。湯側操作部21は、手動で水側操作ハンドルが操作されることで、湯側操作部21の延在方向を軸線方向として回転可能な操作軸である。なお、湯側操作ハンドルは、温度調整用の操作ハンドルである。
水側操作部26には、図示しない水側操作ハンドルが取り付けられている。水側操作部26は、手動で水側操作部26が操作されることで、水側操作部26の延在方向を軸線方向として回転可能な操作軸である。湯側操作部21及び水側操作部26は、それぞれ操作部支持部20に対して回転可能に設けられている。なお、水側操作ハンドルは、流量調整用の操作ハンドルである。
湯側操作部21には、連動部30が設けられている。湯側操作部21の外周面に設けられた雄ネジ21aに、連動部30に設けられた雌ネジ30bが螺合されている。連動部30は、湯側操作部21の回転により送りねじで湯側操作部21の軸線方向(図中の上下方向)に進退移動する。
連動部30の水側には、貫通孔30hが設けられている。貫通孔内30hに、水側操作部26が挿通されている。
連動部30には、湯側及び水側に、それぞれ湯側歯車ネジ(湯側歯車)31及び水側歯車ネジ(水側歯車)36が設けられている。連動部30、湯側歯車ネジ31及び水側歯車ネジ36は、一体となり、湯側操作部21の軸線方向(図中の上下方向)に進退移動する。
湯側歯車ネジ31は、湯側操作部21の延在方向を軸線方向として、連動部30の底面に沿って回転可能に設けられている。水側歯車ネジ36は、水側操作部26の延在方向を軸線方向として、連動部30の底面に沿って回転可能に設けられている。水側歯車ネジ36は、水側操作部26に連結されている。水側操作部26は、水側歯車ネジ36に回転力のみを伝達可能である。例えば、水側操作部26にはDカットが設けられて、水側操作部26は水側歯車ネジ36に係止されている。また、水側操作部26は、水側歯車ネジ36に対して軸線方向(図中の上下方向)に摺動可能である。
湯側歯車ネジ31と水側歯車ネジ36とは、互いに歯が噛み合っていて、逆方向に回転可能とされている。
湯側歯車ネジ31に設けられた雌ネジ31bには、湯側弁支持部(湯側弁体支持部)32に設けられた雄ネジ32aが螺合されている。湯側弁支持部32の先端には、湯側弁(湯側弁体)33が設けられている。湯側弁33の外周面には、Oリング34が嵌め込まれている。湯側弁支持部32は、弁バネ35により、連動部30側(図中の上方)に付勢されている。このため、湯側歯車ネジ31に設けられた雌ネジ31bと湯側弁支持部32に設けられた雄ネジ32aとの螺合部分のがたつきが防止される。
水側歯車ネジ36に設けられた雌ネジ36bには、水側弁支持部(水側弁体支持部)37に設けられた雄ネジ37aが螺合されている。水側弁支持部37の先端には、水側弁(水側弁体)38が設けられている。水側弁38の外周面には、Oリング39が嵌め込まれている。水側弁支持部37は、弁バネ35により、連動部30側(図中の上方)に付勢されている。このため、水側歯車ネジ36に設けられた雌ネジ36bと水側弁支持部37に設けられた雄ネジ37aとの螺合部分のがたつきを防止するとともに、水側歯車ネジ36と連動部30との間のがたつきが防止される。
ハウジング10内には、弁座体40が設けられている。弁座体40には、湯側及び水側に、それぞれ湯側弁座41及び水側弁座46が設けられている。湯側弁座41及び水側弁座46は、それぞれ筒状に形成されている。湯側弁座41と水側弁座46とは、一体に形成されている。
湯側弁座41には、湯側弁座部42が形成されている。湯側弁座部42は、図中の上方に向かうにしたがって次第に径方向外側に向かうように形成されている。
水側弁座46には、水側弁座部47が形成されている。水側弁座部47は、図中の下方に向かうにしたがって次第に径方向外側に向かうように形成されている。
湯側弁座部42の上方には、湯側弁33が配置されている。後述するように湯側弁33は軸線方向に進退することにより、湯側弁33は湯側弁座部42に当接及び離間可能とされている。湯側弁座部42は、湯側弁33に合わせた形状となっており、湯側弁33に沿うように当接する。
水側弁座部47の下方には、水側弁38が配置されている。後述するように水側弁38は軸線方向に進退することにより、水側弁38は水側弁座部47に当接及び離間可能とされている。水側弁座部47は、水側弁38に合わせた形状となっており、水側弁38に沿うように当接する。
湯側弁座部42と湯側弁33との間は、湯が通過する経路とされている。水側弁座部47と水側弁38との間は、水が通過する経路とされている。
弁座体40は、軸線方向の一方側(図中の下側)をSMAバネ(感温体)51で支持され、軸線方向の他方側(図中の上側)にバイアスバネ52が設けられている。
SMAバネ51は、混合室18内に配置されている。SMAバネ51は、一端(図中の下端)51aがハウジング10の流出口19に設けられ、他端(図中の上端)51bが弁座体40に設けられている。SMAバネ51により、弁座体40はSMAバネ51の反対側(図中の上側)に付勢されている。SMAバネ51は、混合水の温度により変形する。
バイアスバネ52は、一端(図中の上端)52aがハウジング10に設けられ、他端(図中の下端)52bがバネ支持部53を介して弁座体40に設けられている。バイアスバネ52により、弁座体40はバイアスバネ52の反対側(図中の下方)に付勢されている。
次に、湯側操作部21及び水側操作部26を操作した際の湯水混合装置1の動作について説明する。
図2は、湯水混合装置1を示す断面図であり、止水状態を示している。
図2に示すように、止水状態では、水側弁38と水側弁座部47とは密着するとともに、湯側弁33と湯側弁座部42とは密着し、湯及び水が止水され、混合水は吐出されない止水状態となっている。
図3は、湯水混合装置1を示す断面図であり、混合水の吐水状態を示している。
図2に示す止水状態から、図示しない水側操作ハンドル(流量調整用の操作ハンドル)を操作して、流量が増加する方向、すなわち開方向に水側操作部26を回転させる。図3に示すように、水側操作部26に連結された水側歯車ネジ36が回転し、水側歯車ネジ36の回転にともない、湯側歯車ネジ31も水側歯車ネジ36と逆方向に回転する。水側歯車ネジ36の回転にともない、水側歯車ネジ36に螺合された水側弁支持部37及び水側弁支持部37に設けられた水側弁38は、操作部支持部20から離間する方向(図中の下方)に移動する。これにより、水側弁38と水側弁座部47との間の間隔が大きくなり、水の流入量が増加する。また、湯側歯車ネジ31の回転にともない、湯側歯車ネジ31に螺合された湯側弁支持部32及び湯側弁支持部32に設けられた湯側弁33は、操作部支持部20に近接する方向(図中の上方)に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部42との間の間隔が大きくなり、湯の流入量が増加する。つまり、混合水の流出量が増加する。
図4は、湯水混合装置1を示す断面図であり、図3の状態から水側操作部26を回転操作して、流量をさらに増やした混合水の吐水状態を示している。
図3に示す状態から、水側操作ハンドルをさらに回転させると、水側操作部26がさらに回転し、図4に示すように、水側歯車ネジ36に螺合された水側弁支持部37及び水側弁支持部37に設けられた水側弁38は、操作部支持部20から離間する方向(図中の下方)にさらに移動する。これにより、水側弁38と水側弁座部47との間の間隔がさらに大きくなり、水の流入量が一層増加する。また、湯側歯車ネジ31の回転にともない、湯側歯車ネジ31に螺合された湯側弁支持部32及び湯側弁支持部32に設けられた湯側弁33は、操作部支持部20に近接する方向(図中の上方)にさらに移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部42との間の間隔がさらに大きくなり、湯の流入量が一層増加する。つまり、混合水の流出量が一層増加する。
なお、図3及び図4に示す状態から、水側操作ハンドルを上記とは逆方向に回転させると、水側操作部26が逆方向に回転し、水側操作部26に連結された水側歯車ネジ36が回転し、水側歯車ネジ36の回転にともない、湯側歯車ネジ31も水側歯車ネジ36と逆方向に回転する。水側歯車ネジ36の回転にともない、水側歯車ネジ36に螺合された水側弁支持部37及び水側弁支持部37に設けられた水側弁38は、操作部支持部20に近接する方向(図中の上方)に移動する。これにより、水側弁38と水側弁座部47との間の間隔が小さくなり、水の流入量が減少する。また、湯側歯車ネジ31の回転にともない、湯側歯車ネジ31に螺合された湯側弁支持部32及び湯側弁支持部32に設けられた湯側弁33は、操作部支持部20から離間する方向(図中の下方)に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部42との間の間隔が小さくなり、湯の流入量が減少する。混合水の流出量が減少し、最終的には、水側弁38と水側弁座部47とは密着するとともに、湯側弁33と湯側弁座部42とは密着し、混合水は止水される。
図5は、湯水混合装置1を示す断面図であり、図3の状態から湯側操作部21を回転操作して、湯のみの吐水状態を示している。
図3に示す状態から、図示しない湯側操作ハンドル(温度調整用の操作ハンドル)を操作して、温度が上昇する方向、すなわち開方向に湯側操作部21を回転させる。図5に示すように、湯側操作部21に送りねじで連結された連動部30、連動部30に設けられた湯側歯車ネジ31、水側歯車ネジ36、湯側歯車ネジ31に螺合された湯側弁支持部32、水側歯車ネジ36に螺合された水側弁支持部37、湯側弁支持部32に設けられた湯側弁33及び水側弁支持部37に設けられた水側弁38は、操作部支持部20に近接する方向(図中の上方)に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部42との間の間隔が大きくなり湯の流入量が増加するとともに、水側弁38と水側弁座部47との間の間隔は小さくなり水の流入量が減少する。つまり、混合水の温度が上昇する。なお、図5は、水側弁38が最終的に水側弁座部47に密着して水が止水され、湯のみが吐水された状態を示している。
図6は、湯水混合装置1を示す断面図であり、図3の状態から湯側操作部21を回転操作して、水のみの吐水状態を示している。
図3に示す状態から、湯側操作ハンドルを上記とは逆方向に回転させると、湯側操作部21が逆方向に回転し、図6に示すように、湯側操作部21に送りねじで連結された連動部30、連動部30に設けられた湯側歯車ネジ31、水側歯車ネジ36、湯側歯車ネジ31に螺合された湯側弁支持部32、水側歯車ネジ36に螺合された水側弁支持部37、湯側弁支持部32に設けられた湯側弁33及び水側弁支持部37に設けられた水側弁38は、操作部支持部20から離間する方向(図中の下方)に移動する。これにより、水側弁38と水側弁座部47との間の間隔が大きくなり水の流入量が増加するとともに、湯側弁33と湯側弁座部42との間の間隔は小さくなり湯の流入量が減少する。つまり、混合水の温度が低下する。なお、図6は、湯側弁33が最終的に湯側弁座部42に密着して湯が止水され、水のみが吐水された状態を示している。
図3に示すように、混合水の温度が設定温度よりも上昇すると、SMAバネ51が感知して伸長することにともない、弁座体40は、バイアスバネ52側(図中の上側)に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部42との間の間隔が小さくなり、湯の流入量が減少するとともに、水側弁38と水側弁座部47との間の間隔が大きくなり、水の流入量が増加し、混合水の温度を低下するように調整する。
一方、混合水の温度が設定温度よりも低下すると、SMAバネ51が感知して収縮することにともない、弁座体40は、バイアスバネ52側と反対側(図中の下側)に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部42との間の間隔が大きくなり、湯の流入量が増加するとともに、水側弁38と水側弁座部47との間の間隔が小さくなり、水の流入量が減少し、混合水の温度を上昇するように調整する。
このように構成された湯水混合装置1では、外部から操作可能な湯側弁33が湯側弁座部42から離間することで湯が流入し、外部から操作可能な水側弁38が水側弁座部47から離間することで水が流入する。混合室18で、湯と水とが混合して混合水が生成される。混合室18に設けられたSMAバネ51は、混合水の温度により変形し、湯側弁座部42及び水側弁座部47に変形する力を作用する。湯側弁座部42及び水側弁座部47は、SMAバネ51の変形する力が作用することによってのみ、一体となって移動可能であるため、湯水の混合水の温調及び流調の際にばねの付勢力に抗して収縮や伸長させる必要がないため、小さな操作力で湯水の温度調整及び流量調整が可能である。
また、湯側弁座41と水側弁座46とは一体に形成されているため、簡易な構成とすることができる。
また、湯側弁33を操作する湯側操作部21及び水側弁38を操作する水側操作部26の一方を操作することにより、湯側弁33及び水側弁38の両方が連動して移動する。よって、湯側操作部21及び水側操作部26の両方を操作する必要がないため、操作性が良い。また、温度調節と流量調節の操作を使い分けることができるため、使用者にとって操作が分かり易く、温度調節及び流量調節も簡単にできる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態に係る湯水混合装置について、主に図7から図12を用いて説明する。
以下の実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図7は、本発明の第二実施形態に係る湯水混合装置を示す切断斜視図である。
図7に示すように、本実施形態に係る湯水混合装置101は、湯側操作部21が設けられた温調ケース122と、水側操作部26が設けられた流調ケース127とが連結され構成されている。温調ケース122には、湯流入口11が形成され、流調ケース127には水流入口16が形成されている。温調ケース122と流調ケース127との連結部分には、湯流入口11及び水流入口16からそれぞれ流入した湯及び水を混合する混合室18が形成されている。混合室18で混合された混合水は、流調ケース127側に移動し、流出口19から流出するようになっている。湯側操作部21及び水側操作部26は、同軸上に配置されている。
第一実施形態と同様に、湯側操作部21及び水側操作部26には、それぞれ図示しない湯側操作ハンドル及び水側操作ハンドルが取り付けられている。湯側操作ハンドル及び水側操作ハンドルは、それぞれ温度調整用の操作ハンドル及び流量調整用の操作ハンドルである。
温調ケース122には、軸線方向に沿って挿通孔123hが形成された温調操作部支持部123が設けられている。温調操作部支持部123の挿通孔123hに、湯側操作部21が挿通されている。
湯側操作部21の外周面には、雄ネジ21aが設けられている。湯側操作部21の雄ネジ21aには、内周面に雌ネジ124bが設けられた軸端部支持部124が螺合されている。軸端部支持部124は、湯側操作部21に台形ネジで連結され、湯側操作部21の回転により送りねじで軸線方向に移動する。
湯側操作部21には、操作側と反対側の端部に、軸線方向に沿う取付穴121hが形成されている。取付穴121hには、回転進退軸(支持軸)160の端部160aが挿通されている。回転進退軸160は、取付穴121h内で、軸線方向に移動可能であるとともに軸線回りに回転可能に取り付けられている。回転進退軸160は、軸端部支持部124に形成された挿通孔124hに、挿通されている。
流調ケース127には、軸線方向に沿って挿通孔128hが形成された流調操作部支持部128が設けられている。流調操作部支持部128の挿通孔128hに、水側操作部26が挿通されている。
水側操作部26には、操作側と反対側の端部に、軸線方向に沿う取付穴126hが形成されている。取付穴126hには、回転進退軸160の端部160bが挿通されている。水側操作部26は、回転進退軸160に回転力のみを伝達可能である。例えば、水側操作部26にはDカットが設けられて、水側操作部26は回転進退軸160に十字や鍵構造で係止されている。また、回転進退軸160は、取付穴126h内で、軸線方向に移動可能である。
回転進退軸160の外周面に設けられた雄ネジ161,162の間には、回転進退軸160が進退したときに湯側弁33、水側弁38の軸方向へ近接する方向への移動範囲を規制する環状の移動規制部材125が取り付けられている。環状の移動規制部材125の外周面は雄ネジ161,162のネジ山とほぼ同じと位置となっており、湯側弁33の内周面に設けられた雌ネジ133b、水側弁38の内周面に設けられた雌ネジ138bが螺合しないようになっている。環状の移動規制部材125を挟んで軸線方向の一方側(湯側、図中の左側)の湯側雄ネジ161と軸線方向の他方側(水側、図中の右側)の水側雄ネジ162とでは、ネジの向きが逆方向に設けられている。
湯側雄ネジ161には、内周面に雌ネジ133bが設けられた湯側弁33が螺合されている。水側雄ネジ162には、内周面に雌ネジ138bが設けられた水側弁38が螺合されている。湯側弁33及び水側弁38の外周側には、筒状に形成された弁座体40が設けられている。弁座体40は、軸線方向において、湯側弁33と水側弁38との間に配置されている。
弁座体40には、湯側及び水側に、それぞれ湯側弁座141及び水側弁座146が設けられている。湯側弁座141と水側弁座146とは、一体に形成されている。
湯側弁座141の端面には、軸線方向に直交する面に沿う湯側弁座部142が形成されている。水側弁座146の端面には、軸線方向に直交する面に沿う水側弁座部147が形成されている。
湯側弁座部142の軸線方向の一方側(図中の左側)には、湯側弁33が配置されている。後述するように湯側弁33は軸線方向に進退することにより、湯側弁33は湯側弁座部142に当接及び離間可能とされている。
水側弁座部147の軸線方向の他方側(図中の右側)には、水側弁38が配置されている。後述するように水側弁38は軸線方向に進退することにより、水側弁38は水側弁座部147に当接及び離間可能とされている。
弁座体40の軸線方向の一方側(図中の右側)には、SMAバネ51が設けられている。SMAバネ51は、一端(図中の右端)51cが流調操作部支持部128に設けられ、他端(図中の左端)51dがバネ支持部53を介して弁座体40に設けられている。SMAバネ51により、弁座体40はSMAバネ51の反対側(図中の左側)に付勢されている。
弁座体40の軸線方向の他方側(図中の左側)には、バイアスバネ52が設けられている。バイアスバネ52は、一端(図中の右端)52cが弁座体40に設けられ、他端(図中の左端)52dが温調ケース122に設けられている。バイアスバネ52により、弁座体40はバイアスバネ52の反対側(図中の右側)に付勢されている。
次に、湯側操作部21を操作した際の湯水混合装置101の動作について説明する。
図8は、湯水混合装置101を示す断面図であり、止水状態を示している。
図8に示すように、止水状態では、水側弁38と水側弁座部147とは密着するとともに、湯側弁33と湯側弁座部142とは密着し、湯及び水が止水され、混合水は吐出されない止水状態となっている。
図9は、湯水混合装置101を示す断面図であり、混合水の吐水状態を示している。
図8に示す止水状態から、図示しない水側操作ハンドル(流量調整用の操作ハンドル)を操作して、流量が増加する方向、すなわち開方向に水側操作部26を回転させる。図9に示すように、水側操作部26の取付穴126hに取り付けられた回転進退軸160は、水側操作部26とともに軸線回りに回転する。回転進退軸160の回転にともない、回転進退軸160に螺合された湯側弁33及び水側弁38は互いに逆方向、つまり互いに離間する方向に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部142との間の間隔が大きくなり、湯の流入量が増加し、水側弁38と水側弁座部147との間の間隔が大きくなり、水の流入量が増加する。つまり、混合水の流出量が増加する。
図10は、湯水混合装置101を示す断面図であり、図9の状態から水側操作部26を回転操作して、流量をさらに増やした混合水の吐水状態を示している。
図9に示す状態から、水側操作ハンドルを回転させると、水側操作部26がさらに回転し、図10に示すように、湯側弁33と湯側弁座部142との間の間隔がさらに大きくなり、湯の流入量が一層増加し、水側弁38と水側弁座部147との間の間隔がさらに大きくなり、水の流入量が一層増加する。つまり、混合水の流出量が一層増加する。
なお、図9及び図10に示す状態から、水側操作ハンドルを上記とは逆方向に回転させると、水側操作部26が逆方向に回転し、水側操作部26の取付穴126hに取り付けられた回転進退軸160は、水側操作部26とともに軸線回りに回転する。回転進退軸160の回転にともない、回転進退軸160に螺合された湯側弁33及び水側弁38は互いに逆方向、つまり互いに近接する方向に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部142との間の間隔が小さくなり、湯の流入量が減少し、水側弁38と水側弁座部147との間の間隔が小さくなり、水の流入量が減少する。混合水の流出量が減少し、最終的には、水側弁38と水側弁座部147とは密着するとともに、湯側弁33と湯側弁座部142とは密着し、混合水は止水される。
図11は、湯水混合装置101を示す断面図であり、図9の状態から湯側操作部21を回転操作して、湯のみの吐水状態を示している。
図9に示す状態から、図示しない湯側操作ハンドル(温度調整用の操作ハンドル)を操作して、温度が上昇する方向、すなわち開方向に湯側操作部21を回転させる。図11に示すように、湯側操作部21に取り付けられた回転進退軸160に送りねじで螺合された軸端部支持部124は、軸線方向の一方側(湯側操作部21側、図中の左側)に移動する。軸端部支持部124の移動にともない、軸端部支持部124に支持された回転進退軸160、回転進退軸160に螺合された湯側弁33、及び回転進退軸160に螺合された水側弁38も、軸線方向の一方側(図中の左側)に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部142との間の間隔が大きくなり湯の流入量が増加するとともに、水側弁38と水側弁座部147との間の間隔が小さくなり水の流入量が減少する。つまり、混合水の温度が上昇する。なお、図11は、水側弁38が最終的に水側弁座部147に密着して水が止水され、湯のみが吐水された状態を示している。
図12は、湯水混合装置101を示す断面図であり、図9の状態から湯側操作部21を回転操作して、水のみの吐水状態を示している。
図9に示す状態から、湯側操作ハンドルを上記とは逆方向に回転させると湯側操作部21が逆方向に回転し、図12に示すように、湯側操作部21に取り付けられた回転進退軸160に送りねじで螺合された軸端部支持部124は、軸線方向の他方側(水側操作部26側、図中の右側)に移動する。軸端部支持部124の移動にともない、軸端部支持部124に支持された回転進退軸160、回転進退軸160に螺合された湯側弁33、及び回転進退軸160に螺合された水側弁38も、軸線方向の他方側(図中の右側)に移動する。これにより、水側弁38と水側弁座部147との間の間隔が大きくなり水の流入量が増加するとともに、湯側弁33と湯側弁座部142との間の間隔が小さくなり湯の流入量が減少する。つまり、混合水の温度が低下する。なお、図12は、湯側弁33が最終的に湯側弁座部142に密着して湯が止水され、水のみが吐水された状態を示している。
図9に示すように、混合水の温度が設定温度よりも上昇すると、SMAバネ51が感知して伸長することにともない、弁座体40は、バイアスバネ52側(図中の左側)に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部142との間の間隔が小さくなり、湯の流入量が減少するとともに、水側弁38と水側弁座部147との間の間隔が大きくなり、水の流入量が増加し、混合水の温度を低下するように調整する。
一方、混合水の温度が設定温度よりも低下すると、SMAバネ51が感知して収縮することにともない、弁座体40は、バイアスバネ52側と反対側(図中の右側)に移動する。これにより、湯側弁33と湯側弁座部142との間の間隔が大きくなり、湯の流入量が増加するとともに、水側弁38と水側弁座部147との間の間隔が小さくなり、水の流入量が減少し、混合水の温度を上昇するように調整する。
このように構成された湯水混合装置101では、水側操作部26を操作すれば、水側操作部26に支持された回転進退軸160が回転し、回転進退軸160の回転にともない、湯側弁33及び水側弁38が、互いに近接または離間する方向に移動する。湯側弁33及び水側弁38の移動にともない、湯側弁座部142及び水側弁座部147との間の開度が調整される。したがって、湯側操作部21及び水側操作部26の両方を操作する必要がないため、操作性が良い。
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態に係る湯水混合装置について、主に図13を用いて説明する。
図13は、本発明の第三実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図である。
図13に示すように、本実施形態に係る湯水混合装置201では、第一実施形態の手動で操作可能な湯側操作部21及び水側操作部26に代わり、後述する電動駆動手段で操作可能な湯側操作軸221及び水側操作軸226がそれぞれ設けられている。湯側操作軸221及び水側操作軸226には、それぞれ湯側ステッピングモータ(電動駆動手段)223及び水側ステッピングモータ(電動駆動手段)228が接続されている。湯側操作軸221には湯側弁支持部32が設けられ、水側操作軸226には水側弁支持部37が設けられている。第一実施形態の湯側歯車ネジ31及び水側歯車ネジ36が設けられていない。
本実施形態では、湯側ステッピングモータ223の回転にともない、湯側弁33が、湯側弁座41に近接又は離間する方向に移動する。同様に、水側ステッピングモータ228の回転にともない、水側弁38が、水側弁座46に近接又は離間する方向に移動する。これにより、各弁と各弁座との間隔が調整され、混合水の温度及び流量が調整可能である。
また、湯水の混合水の温調及び流調の際にばねの付勢力に抗して収縮や伸長させる必要がないため、操作に必要な力が小さく、湯側ステッピングモータ223及び水側ステッピングモータ228を小型化することができる。
(第四実施形態)
次に、本発明の第四実施形態に係る湯水混合装置について、主に図14を用いて説明する。
図14は、本発明の第四実施形態に係る湯水混合装置を示す断面図である。
図14に示すように、本実施形態に係る湯水混合装置301では、第二実施形態の手動で操作可能な湯側操作部21及び水側操作部26に代わり、後述する電動駆動手段で操作可能な湯側操作軸221及び水側操作軸226がそれぞれ設けられている。湯側操作軸221及び水側操作軸226には、それぞれ湯側ステッピングモータ223及び水側ステッピングモータ228が接続されている。
湯側操作軸221には、湯側軸支持部322が湯側操作軸221の回転により、送りねじで軸線方向に進退移動するように設けられている。湯側軸支持部322には、湯側弁33が設けられた湯側支持軸323が設けられている。水側操作軸226には、水側軸支持部327が水側操作軸226の回転により、送りねじで軸線方向に進退移動するよう設けられている。水側軸支持部327には、水側弁38が設けられた水側支持軸328が設けられている。
湯側弁33及び水側弁38は、パイロット式のダイアフラム弁で構成されている。パイロット式のダイアフラム弁は、従来から公知の技術である。例えば、パイロット流は、ダイアフラム中央に設けられた貫通孔と貫通孔内に設けられたOリング、貫通孔を摺動可能且つ外部から操作可能に設けられ、軸の一部に小径部を有した段差のついた支持軸323,328の小径部324,329を流れるものである。
湯流入口11、水流入口16及び流出口19の近傍には、それぞれ湯温度測定用サーミスタ331、水温測定用サーミスタ332及び混合水測定用サーミスタ333が設けられている。湯側弁座41と水側弁座46とは、連結軸330で連結されている。
本実施形態では、湯側ステッピングモータ223の回転にともない、湯側ステッピングモータ223に設けられた湯側操作軸221も回転し、湯側操作軸221に送りねじで連結された湯側軸支持部322が軸線方向に進退する。これにより、湯側軸支持部322に設けられた湯側弁33が湯側弁座41に近接又は離間する方向に移動する。同様に、水側ステッピングモータ228の回転にともない、水側ステッピングモータ228に設けられが水側操作軸226も回転し、水側操作軸226に送りねじで連結された水側軸支持部327が軸線方向に進退する。これにより、水側軸支持部327に設けられた水側弁38が水側弁座46に近接又は離間する方向に移動する。これにより、各弁と各弁座との間隔が調整され、混合水の温度が調整可能である。
本実施形態では、外部から操作可能な湯側弁33が湯側弁座41から離間することで湯が流入し、外部から操作可能な水側弁38が水側弁座46から離間することで水が流入する。混合室18で、湯と水とが混合して混合水が生成される。混合室18に設けられたSMAバネ51は、混合水の温度により変形し、湯側弁座41及び水側弁座46に変形する力を作用する。湯側弁座41及び水側弁座46は、SMAバネ51の変形する力が作用することによってのみ、一体となって移動可能であるため、湯水の混合水の温調及び流調の際にばねの付勢力に抗して収縮や伸長させる必要がないため、小さな操作力で湯水の温度調整及び流量調整が可能である。よって、湯側ステッピングモータ223及び水側ステッピングモータ228を小型化することができる。
また、湯側弁33及び水側弁38は、ダイアフラム弁で構成されているため、湯側ステッピングモータ223及び水側ステッピングモータ228をより小型化することができる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
1…湯水混合装置 10…ハウジング 11…湯流入口(湯側流入口) 16…水流入口(水側流入口) 18…混合室 19…流出口 20…操作部支持部 21…湯側操作部 26…水側操作部 30…連動部 31…湯側歯車ネジ(湯側歯車) 32…湯側弁支持部(湯側弁体支持部) 33…湯側弁(湯側弁体) 36…水側歯車ネジ(水側歯車) 37…水側弁支持部(水側弁体支持部) 38…水側弁(水側弁体) 40…弁座体 41…湯側弁座 42…湯側弁座部 46…水側弁座 47…水側弁座部 51…SMAバネ(感温体) 52…バイアスバネ 160…回転進退軸(支持軸)

Claims (4)

  1. 混合水の温度及び流量が調整可能な湯水混合装置であって、
    外部から操作可能な湯側弁体が湯側弁座部から離間することで湯が流入する湯側流入口と、
    前記外部から操作可能な水側弁体が水側弁座部から離間することで水が流入する水側流入口と、
    前記湯側流入口から流入した前記湯と前記水側流入口から流入した前記水との前記混合水が生成される混合室と、
    前記混合水が流出する流出口と、
    前記混合室に設けられ、前記混合水の温度により変形し、その変形する力を前記湯側弁座部及び前記水側弁座部に作用させる感温体と、を備え、
    前記湯側弁座部及び前記水側弁座部は、前記感温体の変形する力が作用することによってのみ、一体となって移動可能に構成されていることを特徴とする湯水混合装置。
  2. 前記湯側弁座部と前記水側弁座部とは一体に形成されている請求項1に記載に湯水混合装置。
  3. 前記湯側弁体を操作する湯側操作部と、
    前記水側弁体を操作する水側操作部と、を備え、
    前記湯側操作部及び前記水側操作部の一方を操作することにより、前記湯側弁体及び前記水側弁体の両方が連動して移動する請求項1または2に記載の湯水混合装置。
  4. 前記湯側操作部及び前記水側操作部は、電動駆動手段により操作される請求項3に記載の湯水混合装置。
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