JP2007247785A - 高温出湯防止弁 - Google Patents

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Shigeru Iwai
滋 岩井
Katsunori Matsubara
克典 松原
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Abstract

【課題】 電気温水器等での高温出湯を防ぐ高温出湯防止弁において、出湯温度の設定調整を、必要に応じて簡単な操作により任意に行えるようにする。
【解決手段】 高温出湯防止弁のバルブハウジング1内で湯と水との混合を制御する弁体4に対し内方端を軸線方向から臨ませることで、該弁体およびこの弁体を進退作動させる感温部材(形状記憶合金ばね)6の動きを制御して混合室82内の混合水の温度を調整する調整ねじ部材9を設ける。この調整ねじ部材は、バルブハウジング内部で軸線方向の位置を可変可能な状態で螺着して弁体に一体的に設けられるとともに、その外方端を、バルブハウジングに設けた調整筒部15から外部に露呈するように設け、この外方端を回動調整することで混合水の設定温度を調整可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は電気温水器や貯湯式湯沸器等の吐出側(出湯側)に設置する高温出湯防止弁に関し、特に形状記憶合金製の感温部材を利用して設定した温度で湯水混合ができ、短時間又は長時間の閉弁後に、再度開弁した場合でもその先に設ける蛇口等から設定した温度で安定した湯水が吐出できる高温出湯防止弁における温度調整機構に関する。
電気温水器等で生成される約60℃から80℃の湯と水を混合して、例えば、約40℃の湯水を生成するミキシング機能を有するバルブが開発され、また、バルブを電気温水器や貯湯式湯沸機等の吐出側に設置し、その先に設ける蛇口などから設定温度より高温の湯が流出されることにより生ずる火傷などの危険を防止するための高温出湯防止機能付バルブ等が開発され、湯水を適温に混合するためのアクチュエーターとしてワックスエレメントや形状記憶合金ばね等が応用されている。
従来、ワックスエレメントを使用したバルブの場合、閉弁後に再度開弁した時、設定温度より低い湯が吐出されるアンダーシュート現象が生じるが、特に短時間の閉弁後に開弁する場合、このアンダーシュート現象を生じ、その原因としては、配管内の設定温度の残り湯が先に吐出する場合と、閉弁時でもワックスサーモエレメントに電気温水器からの高温湯が接しているので、ワックスが膨張したままでピストンが伸びきった状態であるから、閉弁後に再度開弁する時には、湯側を通さないように閉弁した状態を維持しているので、水が多く吐出されてしまう。また、ワックスサーモエレメントで弁を駆動するため反応が遅く、ワックスが収縮しピストンが戻るタイミングが遅れるので、湯が通りにくい。
一方、ワックスエレメントまたは形状記憶合金ばねを利用したバルブの場合、湯と水を混合させる性能が低いと、混合水温度が不均一になり易く、温度調節性能が低くなるが、その原因としては、水の旋回力が弱い場合、旋回水と、鉛直方向から束状となって流入してくる湯に対して、充分な撹拌を達成できず、形状記憶合金ばねの内周面に接触する混合温度は設定温度より低く、形状記憶合金ばねの内周面に接しない軸線付近の混合水温度が所望の温度より高いという混合水温度の不均一を生じさせ、このことにより形状記憶合金ばねが適切な混合水温度を感知することができず、温度調節性能に悪影響を及ぼしていた。
また、混合水量が少ない場合は温度調節性能が低くなり、混合水量を適量にできない場合も生じており、すなわち、ワックスエレメントまたは形状記憶合金ばねを使用したバルブの場合、混合水量が少ない場合があり、その原因としては、給水量を一定に保っているので給水温度が高い時は、給湯量を減少させるので混合水量が減ってしまうことになる。
また、ワックスエレメントまたは形状記憶合金ばねを使用したバルブの場合、混合水量が多過ぎてしまう場合があるが、その原因としては、給水温度が低い時は、設定温度を保つため給湯量が増えるのに対し、給水量を一定に保っているので混合水量が多くなり過ぎる結果となる。
例えば、特開2000−283329号公報(特許文献1)に記載の湯水混合装置では、形状記憶合金ばねをアクチュエーターにした湯水混合栓において、弁体に旋回流発生部材のフィンを設け、撹拌力を高めて充分に混合された混合水を形状記憶合金ばねに接触できるようにすることにより温度調節機能を高めている。しかし、この従来構造では、混合水量が少ない場合は、その効果が出にくい構成である。
また、特開2002−147645号公報(特許文献2)に記載の湯水混合栓では、形状記憶合金ばねをアクチュエーターにした湯水混合栓において、ピストンに螺旋状の撹拌羽根を設け、撹拌力を高めて充分に混合された混合水をアクチュエーターに接触できるようにして温度調節性能を高めているが、この場合も前記と同様に混合水量が少ない場合はその効果が出にくい構成となっている。
このような従来装置による問題点を鋭意研究した結果として、本出願人は、特開2006−046527号公報(特許文献3)により、ハウジング一体型の高温出湯防止弁を先に提案している。
すなわち、特許文献3に記載の高温出湯防止弁は、給湯部、給水部及び吐出部を備えた一体型のバルブハウジング内において、上流からの給湯部に連通する湯室を形成し、中間に給水部から連通する給水口を形成し、湯室からの給湯通路と給水口から流入する水との混合室を形成し、混合室からの混合水の温度を感知して弁体を進退作動させるアクチュエーターとなる感温部材の形状記憶合金ばねを収納し、該感温部材下流側に吐出部を形成して構成したものである。そして、この高温出湯防止弁によれば、形状記憶合金ばねをアクチュエーターとして利用して設定した温度で湯水混合ができ、短時間又は長時間の閉弁後に、再度開弁した場合でもその先に設ける蛇口等から設定した温度で安定した湯水が吐出でき、部品点数を減らし組立てを容易にし、更に製品の小型化を図ることができるものである。
特開2000−283329号公報 特開2002−147645号公報 特開2006−046527号公報
上述した構造による特許文献3に記載の高温出湯防止弁によれば、アクチュエータとしての形状記憶合金ばねにより設定される混合水の温度を自由に調整することができないという問題を生じている。即ち、上述した従来構造では、形状記憶合金ばねのばね圧を設定調整する温度調整機構を、バルブハウジング内で高温湯が流れる給湯通路内に設けていることから、一旦所定温度に設定した後は簡単には調整することができない、という問題を生じている。特に、この種の高温出湯防止弁は、電気温水器等の吐出側において配管途中に組み込んで設けられるものであり、該電気温水器等を分解し、配管を外さなければ上記温度の設定調整を行えないものであった。
しかし、この種の電気温水器等において出湯温度は、ユーザの好みや季節、気候等による外気温の温度変化等によって適宜設定調整可能な構成とすることが望まれるものであって、このような要請に応えることができる何らかの対策を講じることが求められている。
さらに、この種の電気温水器等に用いられる高温出湯防止弁には、温水中に晒され、また不使用時には低温状態となって高低温度差の厳しい条件下で長期にわたって使用された際において、形状記憶合金ばねやこれを含むバルブ全体での経時的変化に対して設置現場で迅速に対応できることも望まれるものであって、このような点にも配慮しなければならない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、形状記憶合金ばねをアクチュエーターとして利用して設定した温度での湯水混合が可能で、安定した温度での湯水の吐出を行うために用いられる高温出湯防止弁において、温度調整機構を外部から設定調整することが可能となるように設けることにより、電気温水器等に組み込んで設置した後においても湯水の設定温度の調整が可能であり、ユーザの好みや季節等の外気温の変化等にも対処することが可能となる高温出湯防止弁を得ることを目的とする。
また、本発明は、長期にわたる使用による経時的な変化にも対処することが可能で、また一旦設定すれば、確実にその状態を維持することが可能となる温度調整機構を備えた高温出湯防止弁を得ることを目的とする。
このような目的に応えるために本発明(請求項1記載の発明)に係る高温出湯防止弁は、給湯部、給水部及び吐出部を軸線方向に沿って設けたバルブハウジングを備え、このバルブハウジングの内部には、給湯部に連通する湯室、給水部に連通する給水口から流入する水と前記湯室から、給湯通路を介して流入する湯とを混合して吐出部から出湯させる混合室が設けられ、この混合室内に、混合水の温度を感知して弁体を進退作動させるアクチュエータとなる感温部材(形状記憶合金ばね)を収納配置させている構造であって、前記バルブハウジング内で前記弁体に対し内方端を軸線方向から臨ませることにより、該弁体およびこの弁体を進退作動させる感温部材の動きを制御して混合室内の混合水の温度を調整する調整部材を備え、この調整部材は、前記バルブハウジング内部で軸線方向の位置を可変可能な状態で螺着して湯を弁体へ案内する様な弁座に一体的に設けられるとともに、その外方端が、前記バルブハウジングに設けた調整筒部から外部に露呈するように設けられ、この外方端を回動調整することにより、前記弁体および感温部材による混合水の設定温度を調整可能に構成されていることを特徴とする。
本発明(請求項2記載の発明)に係る高温出湯防止弁は、請求項1記載の高温出湯防止弁を技術的に限定したものであり、混合室内の混合水の温度変化により熱膨張または収縮する感温部材として形状記憶合金ばねを備え、この形状記憶合金ばねは、バルブハウジングの混合室内であって吐出部寄りの内壁に沿って収納されており、この形状記憶合金ばねの熱膨張、収縮により進退作動する弁体と一体的に形成された軸部が感温部材の中央に挿入されており、混合水を外方向に誘導し、整流効果を生じせしめるように構成したことを特徴とする。
本発明(請求項3記載の発明)に係る高温出湯防止弁は、請求項1または請求項2記載の高温出湯防止弁を技術的に限定したものであり、設定温度を調節するための調整部材として調整ねじ部材を備え、この調整ねじ部材は前記バルブハウジング内に前記弁体の弁座に対して螺合調整可能に設けられており、該弁座は、その外周に形成された螺合部がバルブハウジングの内壁に形成された内ねじに螺合され、調整ねじ部材と弁体間に介在するばねの付勢力に抗して螺合度を調整し、設定温度調節ができるように構成されていることを特徴とする。
本発明(請求項4記載の発明)に係る高温出湯防止弁は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の高温出湯防止弁を技術的に限定したものであり、前記バルブハウジングに設けた調整筒部は外方に突出するように設けられ、この調整筒部の外側には、常時は調整筒部の外周部に回り止め手段を介して嵌合し、必要時に軸線方向に引き抜き移動されることにより、前記調整部材の回動調整操作を許容する調整受け部材が被冠して設けられていることを特徴とする。
本発明(請求項5記載の発明)に係る高温出湯防止弁は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の高温出湯防止弁を技術的に限定したものであり、前記調整部材は、バルブハウジング内に設けた安全ストッパにより、調整筒部から飛び出さないように軸線方向の移動が規制されていることを特徴とする。
本発明(請求項6記載の発明)に係る高温出湯防止弁は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の高温出湯防止弁を技術的に限定したものであり、前記湯室の断面積は、湯水の流れの方向の下流側に行くにしたがって変化するように構成されていることを特徴とする。
本発明(請求項7記載の発明)に係る高温出湯防止弁は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の高温出湯防止弁を技術的に限定したものであり、弁座の湯室に当たる部分に一つまたは複数のリブを設けたことを特徴とする。
本発明(請求項8記載の発明)に係る高温出湯防止弁は、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の高温出湯防止弁を技術的に限定したものであり、弁座に設けた窓部の形状が、両端側よりも中心が高く、あるいは両端側よりも窓中心が低くなるように構成したことを特徴とする。
以上説明したように本発明に係る高温出湯防止弁によれば、感温部材である形状記憶合金ばねをアクチュエータとして利用して設定した温度での湯水混合が可能で、安定した温度での湯水の吐出を行うために用いられる高温出湯防止弁において、調整部材による温度調整機構を外部から設定調整することが可能となるよう湯を弁体へ案内する様な弁座に一体的に設けているので、簡単な構造であるにもかかわらず、電気温水器等に組み込んで設置した後においても湯水の設定温度の調整が可能であり、ユーザの好みや季節等の外気温の変化等にも対処できる等といった効果を奏する。
さらに、本発明によれば、感温部材の形状記憶合金ばねの近傍を整流効果を持たせた混合水を流通させるようにしているので、混合水が感温部材としての形状記憶合金ばねに接触し易くなり、結果として温度調節性能を高めることができるという利点がある。
また、本発明によれば、高温出湯防止弁による設定温度を必要に応じて適宜調整できることから、例えば、長期にわたる使用による経時的な変化にも対処することが可能である等の利点もある。
さらに、本発明によれば、高温出湯防止弁の温度調整機構に回り止め機構を併設していることから、一旦設定調整を行えば、確実にその状態を維持することができ、バルブ各部において振動を生じたり、回転作用力等を生じたりしても、設定温度を所定の状態に保持できるという利点もある。また、本発明によれば、安全ストッパを設けることで、設定調整時に緩め過ぎたときに調整ねじが外れて湯水が流出することを防止できる等の利点がある。
また、本発明によれば、アクチュエーターとして感温部材の形状記憶合金ばねを使用しているので、感温応答速度が速くなり、ワックスエレメントを使用したバルブの場合のように高温湯に接し易い構造ではないので、閉弁後に再度開弁した時、設定温度より低い湯又は高温湯が吐出されるのを防止することができる。
また、本発明によれば、従来装置に比べて必要最小限の構成部品点数でよく、構造が簡単であるばかりでなく、各構成部品をバルブハウジング内に順次組み込んで装着し、ねじ部品を組み付けることで全体の組立てを行えるものであり、組立性の面でも優れ、コスト的にも安価に構成できる等の利点がある。
また、本発明によれば、湯水の流路が、たとえば下流側に行くにしたがって絞られているから、流速が早くなり、これにより湯が給湯通路内をスムーズに流れ、さらに湯水が弁体の全周から均一に流れ込むことになる。
さらに、本発明によれば、弁座に設けた窓の形状、窓の数、リブの形状、数、一等によりよりいっそう効果を発揮することになる。
一方、弁座に設けた窓の形状、窓の数、リブの形状、数、位置等により、弁体内に流入する湯水に旋回流を生じさせ、または流速の速い所、遅い所を生じさせることで、均一な混合水を得ることが可能となる。さらに、上記のリブを設けることで、弁座の強度も保てる等の利点もある。
図1ないし図4は本発明に係る高温出湯防止弁の一実施形態を示すものである。
これらの図において、本発明に係る高温出湯防止弁は、図1ないし図4に示すように、給湯部11、給水部12及び吐出部13を軸線方向に沿って設けたバルブハウジング1を備えている。この実施形態では、ほぼ筒状を呈するバルブハウジング1の側方において、軸線方向に沿って2つの筒部を並べて設け、その一方を給湯部11とし、他方を給水部12としている。さらに、このバルブハウジング1の軸線方向において給水部12側の端部を吐出部13としている。また、このバルブハウジング1の給湯部11側の端部は、後述する出湯温度を設定調整するための調整筒部15とされている。
前記バルブハウジング1の内部には、前記給湯部11に連通する湯室111、給水部12に連通する給水口121から流入する水と前記湯室111から給湯通路を介して流入する湯とを混合して吐出部13から出湯させる混合室82が設けられ、この混合室82内に、混合水の温度を感知して弁体4を進退作動させるアクチュエータとなる感温部材(形状記憶合金ばね)6を収納配置させている。
ここで、この実施形態では、前記湯室111の断面積は、例えばバルブハウジング1の内周部と弁座4の外周部との関係、さらに弁座3の湯室111にあたる部分に設けたリブの存在による流路断面積の変化等によって、湯水の流れの方向の下流側に行くにしたがって可変、ここでは徐々に絞られるように構成されている。
そして、このようにすれば、湯の流路が、流側に行くにしたがって絞られているから、流速が早くなり、これにより湯が給湯通路内をスムーズに流れ、さらに湯が弁体4の全周から均一に流れ込むことになる。
さらに、本発明によれば、弁座に設けた窓の形状、窓の数、リブの形状、数、位置等によりより一層効果を発揮することになる。
一方、これとは逆に、弁座3に設けた窓32の形状、リブの形状、数、位置等により、弁体4内に流入する湯水に旋回流を生じさせ、または流速の速い所、遅い所を生じさせることで、均一な混合水を得ることが可能となるのである。特に、上述した旋回流は、前述した弁座3の窓32の形状や数、その形成位置等によっても生じる。たとえば弁座3の対角線上に同じ形状の窓32を設置したり、窓32を2個にしたりすることで旋回流を得ることができるのである。したがって、このような窓32の形状、数、位置、さらにこれらの窓32とリブとの位置関係、これらと給水口121、給湯口112との位置関係などを考慮し、適宜必要に応じて形成することで、所要の旋回流を得ることができる。
さらには、後述する整流効果を生じさせる軸部46と組み合わせることで、より一層効果を発揮させることができる。なお、窓32は一つでもよい。この場合には、この窓32を給水口121に対し対角反対側に設けるとより効果的である。
感温部材6としての形状記憶合金ばねの下端はバルブハウジング1の吐出部13側の端部に設けた段部に当接され、上端部は、弁体4と一体的に形成された支持リング44と更に一体的に形成されたガイド45に嵌着されている。
そして、このように、感温部材6の形状記憶合金ばねをアクチュエーターとして使用しているので、感温応答速度が速くなり、ワックスエレメントを使用したバルブの場合のように、高温湯に接し易い構造ではないので、閉弁後に再度開弁した時、設定温度より低い湯や高温湯が吐出されるのを防止することができる構造になっている。
ここで、弁体4のテーパー部43に圧送される給水の給水口121としては、図4(a)に示すように、給水部11の中央に形成してもよいが、これに限定されず、偏心した位置に設けた構造であってもよい。また、給水口121の形状としても、図4(a)のような楕円形状でもよいが、これに限らず、円形状、楕円形状、半円形状、その他適宜の形状のものを採用することができるものであり、その位置としても、上下、左右、斜めなど、種々の位置に設けることができるものである。要は、給水部12からの給水が混合室82内に流入する際に、適宜の方向から圧送されることにより、混合室82内で旋回流が生じやすくし、湯水の混合性を向上させることができ、この混合室82内での感温部材6の形状記憶合金ばねによる感温性を向上させることができるような構造であればよい。
混合室82からの混合水の温度変化により熱膨張または収縮する感温部材6の形状記憶合金ばねは、図1等に示すように、バルブハウジング1の吐出部13寄りの内壁に沿って収納され、この感温部材6の形状記憶合金ばねの熱膨張、収縮により進退作動する弁体4と一体的に形成された軸部46が感温部材6の形状記憶合金ばねの中央に挿入されており、混合水を外方向に誘導し、整流効果を生じせしめるように構成されている。
そして、このように、感温部材6の形状記憶合金ばねの近傍に弁体4と一体的に形成された軸部46を挿入しているので、混合水を外側に誘導するようにして整流効果を生じせしめ、これにより、混合水が感温部材6の形状記憶合金ばねに接触し易くなり温度調節性能を高める構造になっている。
ここで、感温部材6の形状記憶合金ばねの内側に挿通される弁体4の軸部46の軸径としては、適宜のものを必要に応じて採用すればよい。たとえば、軸部46の軸径を太くし、感温部材6の形状記憶合金ばね近傍に弁体4と一体的に形成された該軸部46を挿入すれば、上述した実施形態よりも、混合水を外側に誘導するような整流効果を生じ、これにより、混合水が感温部材6の形状記憶合金ばねに接触し易くなるので、温度調節性能を高めることができる構造となる。
弁座3の先端部の当接部31は、弁体4を支持する円筒部41の外周に取付けられOリング49に当接されており、閉弁時においては、湯室111内の湯は感温部材6の形状記憶合金ばねと接することなく遮断されるように構成されている。
ここで、弁体4の通水口48に、図5に示すように、支持リング44と一体的にガイド45と給湯通路から続く給湯通路を形成し、湯、水、混合水等を外方向に誘導し、混合水を感温部材6の形状記憶合金ばねに接触し易くして温度調節性能が向上される。なお、弁体4の通水口48に設けられるガイド45の形状は、図5で例示した構造に限定されるものではなく、図示以外の構造でも、湯、水、混合水等を外方向に誘導できる構造が可能である。
また、湯、水、混合水等を外方向に誘導し、混合水を感温部材6の形状記憶合金ばねに接触し易くして温度調節性能が向上するように、給水部12の内側に形成される給水口121から流入する水の通水抵抗を少なくするために、弁体4には下方に向けて軸径が小さくなるようにテーパー部43が形成されており、流量低下を防止するように構成されており、その延長部は弁体4と一体的に軸部46が一体的に形成されている。
本発明によれば、上述したように混合室82内で湯と水とを混合させるとともにアクチュエータとなる感温部材6である形状記憶合金ばねに混合室82内の混合水温度を感温させ、該感温部材6、弁体4の動きを制御することで、温度調節性能を発揮させることができる高温出湯防止弁において、設定温度を調整するための調整部材(調整ねじ部材9)を湯を弁体へ案内する様な弁座3に一体的に設け、この調整ねじ部材9をバルブハウジング1外部から設定調整操作可能に構成し、かつ、湯の流れをスムーズにしたところに特徴を有している。
すなわち、この実施形態では、バルブハウジング1内で弁体4に対し内方端91を軸線方向から臨ませることにより、該弁体4およびこの弁体4を進退作動させる感温部材6である形状記憶合金ばねの動きを制御して混合室82内の混合水の温度を調整する調整ねじ部材9を備え、この調整ねじ部材9は、バルブハウジング1内部で軸線方向の位置を可変可能な状態で螺着して湯を弁体へ案内する様な弁座3に一体的に設けられるとともに、その外方端92が、バルブハウジング1に設けた調整筒部15から外部に露呈するように設けられている。そして、この外方端92を回動調整することにより、弁体4および感温部材6である形状記憶合金ばねによる混合水の設定温度を調整可能に構成されている。
ここで、設定温度を調節するための調整部材として調整ねじ部材9は、バルブハウジング1内に弁体4の湯を弁体へ案内する様な弁座3に対して螺合調整可能に設けられている。また、弁座3は、その外周に形成された螺合部がバルブハウジング1の内壁に形成された内ねじに螺合され、調整ねじ部材9と弁体4間に介在するばね33の付勢力に抗して螺合度を調整し、設定温度調節ができるように構成されている
また、バルブハウジング1に設けた調整筒部15は、図1中想像線で示す電気温水器等のケースよりも外方に突出するように設けられている。そして、この調整筒部15の外側には、回り止め手段を構成するセレーション15aが形成され、またこのセレーション15aに嵌合する嵌合部71を内周部に形成した調整受け部材7が、該調整筒部15上に被冠して設けられている。この調整受け部材7は、図3(a),(b)に示されるように、常時は調整筒部15の外周部に回り止め手段であるセレーション15aと嵌合部71とを介して嵌合し、設定温度調整を行う等といった必要時には軸線方向に引き抜き移動されることにより、前記調整ねじ部材9の外方端92の回動調整操作を許容するように構成されている。
ここで、この調整ねじ部材9の回動調整は、図3(b)に示す状態において、調整受け部材7を回動操作することで、ばね72の付勢力によって連結される調整ねじ部材9が回動することで行われるものである。なお、図示はしないが、この調整受け部材7とバルブハウジング1または電気温水器等のケースとの間に、指標による温度表示部を設けることで、高温、低温などの温度調整方向や、任意の設定温度の確認が行えることになる。
このような構成によれば、調整操作を行う際には、セレーション15aに対しての嵌合部71の嵌合を、調整受け部材7を引き上げることで解除し、調整ねじ部材7を螺合調整することにより、弁体4や感温部材6による設定温度を任意の温度の調整することができるのである。そして、調整操作後は、調整受け部材7を戻りばね72の戻り力により元の状態に戻し、セレーション15aと嵌合部71とを嵌合させることで、機械的なロック状態を得て、調整ねじ部材7の調整操作を行えないようにしている。従来この種の温度設定用の調整ねじは、自転防止のために操作荷重を重くし、自転を防止していたが、上記の構造によれば、機械的な回り止め効果が得られるために操作荷重を重くする等といった調整操作に障害となる対策は不要で、調整操作性が良くなる等の利点もある。
また、上述した構成によれば、セレーション15aと嵌合部71との嵌合によって回り止めが確実に行えることから、振動、衝撃や内部のばね部品等の付勢力による調整ねじ部材9に作用する回転力を確実に規制でき、この調整ねじ部材9が自転する等といった不具合は生じないことから、所要の設定温度状態を維持することができる等の利点もある。
また、上述した構造によれば、調整ねじ部材9と湯を弁体へ案内する様な弁座3とが一体的に構成sれているため、少ない部品点数で、前記温度調整機能および前記自転防止機能を有しつつ、湯が弁体4にスムーズに流入することにより湯と水の混合が均一に行われることになる。
また、上述した調整ネジ部材9は、バルブハウジング1内に設けた安全ストッパピン95により、調整筒部15から飛び出さないように軸線方向の移動が規制されている。これは、調整ねじ部材9を調整操作時において緩め過ぎたり、戻し過ぎても、該部材9等が分解されてしまい、湯水などが外部に漏れだしてしまわないようにするための配慮であり、その利点は明らかである。
なお、本発明は上述した実施形態で説明した構造には限定されず、高温出湯防止弁を構成する各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。
たとえば、上述した実施形態においては、給水部12の吸水口121を適宜の形状で形成したり、適宜偏心させた状態で形成することで、混合室82内への流入状態を所要の状態に設定することについて説明したが、このような構造は、給湯部11側において湯室111内に給湯口112から流入する給湯の流入を適宜制御する場合に採用してもよいことは言うまでもない。すなわち、この給湯口112も、前述した給水口121と同様に、偏心することで整流効果を持たせることができるように、給湯部11の中心から上下、左右、斜め等、適宜必要に応じて、いずれの方向に偏心させるとよいものである。
本発明に係る高温出湯防止弁の一実施の形態を示す要部断面図である。 図1の高温出湯防止弁を分解して示す分解図である。 (a),(b)は高温出湯防止弁において調整部材の調整操作を説明するための図である。 (a),(b),(c)は高温出湯防止弁の正面図、側面図およびその端面図である。 高温出湯防止弁に用いている弁体の斜視図である。
符号の説明
1…バルブハウジング
11…給湯部
111…湯室
112…給湯口
12…給水部
121…給水口
13…吐出部
15…調整筒部
15a…セレーション
2…当接部
21…螺合部
3…弁座
31…当接部
32…窓
33…ばね
4…弁体
41…円筒部
42…支持部
43…テーパー部
44…支持リング
45…ガイド
46…軸部
47…支持部
48…通水口
49…Oリング
6…感温部材(形状記憶合金ばね)
7…調整受け部材
71…嵌合部
72…ばね
82…混合室
9…調整部材(調整ねじ部材)
91…内方端
92…外方端
95…安全ストッパピン

Claims (8)

  1. 給湯部、給水部及び吐出部を軸線方向に沿って設けたバルブハウジングを備え、このバルブハウジングの内部には、給湯部に連通する湯室、給水部に連通する給水口から流入する水と前記湯室から、給湯通路を介して流入する湯とを混合して吐出部から出湯させる混合室が設けられ、この混合室内に、混合水の温度を感知して弁体を進退作動させる感温部材を収納配置させている高温出湯防止弁であって、
    前記バルブハウジング内で前記弁体に対し内方端を軸線方向から臨ませることにより、該弁体およびこの弁体を進退動作させる感温部材の動きを制御して混合室内の混合水の温度を調整する調整部材を備え、
    この調整部材は、前記バルブハウジング内部で軸線方向の位置を可変可能な状態で螺着して弁座と一体的に設けられるとともに、その外方端が、前記バルブハウジングに設けた調整筒部から外部に露呈するように設けられ、この外方端を回動調整することにより、前記弁体および感温部材による混合水の設定温度を調整可能に構成されていることを特徴とする高温出湯防止弁。
  2. 請求項1記載の高温出湯防止弁において、
    混合室内の混合水の温度変化により熱膨張または収縮する感温部材として形状記憶合金ばねを備え、
    この形状記憶合金ばねは、バルブハウジングの混合室内であって吐出部寄りの内壁に沿って収納されており、
    この形状記憶合金ばねの熱膨張、収縮により進退作動する弁体と一体的に形成された軸部が感温部材の中央に挿入されており、混合水を外方向に誘導し、整流効果を生じせしめるように構成したことを特徴とする高温出湯防止弁。
  3. 請求項1または請求項2記載の高温出湯防止弁において、
    設定温度を調節するための調整部材として調整ねじ部材を備え、
    この調整ねじ部材は前記バルブハウジング内に前記弁体の弁座に対して螺合調整可能に設けられており、
    該弁座は、その外周に形成された螺合部がバルブハウジングの内壁に形成された内ねじに螺合され、調整ねじ部材と弁体間に介在するばねの付勢力に抗して螺合度を調整し、設定温度調節ができるように構成されていることを特徴とする高温出湯防止弁。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の高温出湯防止弁において、
    前記バルブハウジングに設けた調整筒部は外方に突出するように設けられ、
    この調整筒部の外側には、常時は調整筒部の外周部に回り止め手段を介して嵌合し、必要時に軸線方向に引き抜き移動されることにより、前記調整部材の回動調整操作を許容する調整受け部材が被冠して設けられていることを特徴とする高温出湯防止弁。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の高温出湯防止弁において、
    前記調整部材は、バルブハウジング内に設けた安全ストッパにより、調整筒部から飛び出さないように軸線方向の移動が規制されていることを特徴とする高温出湯防止弁。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の高温出湯防止弁において、
    前記湯室の断面積は、湯水の流れの方向の下流側に行くにしたがって変化するように構成されていることを特徴とする高温出湯防止弁。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の高温出湯防止弁において、
    弁座の湯室に当たる部分に一つまたは複数のリブを設けたことを特徴とする高温出湯防止弁。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の高温出湯防止弁において、
    弁座に設けた窓部の形状が、両端側よりも中心が高く、あるいは両端側よりも窓中心が低くなるように構成したことを特徴とする高温出湯防止弁。
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