JP2005282649A - 流量制御弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明にかかる流量制御弁1においては、弁部52の先端部の外周上に切り欠き部を設け、その切り欠き部に外周方向の一点側に面した対向面58を形成することで、開弁時の開口部が第2の流路22とは反対側に偏るとともに、その対向面58が第2の流路22とは反対側で高圧流体を大きく受圧するように構成されている。その結果、弁体50が開弁時における進退動作中にボディ11に対して安定して押し付けられ、振動音を防止又は抑制することができる。
【選択図】 図3
Description
すなわち、この流量制御弁は、例えばボディ110内部に入口配管が接続される第1の流路111と出口配管が接続される第2の流路112が形成され、第1の流路111側に段部により形成される弁座113が設けられている。両流路の接続部にはモータ114の駆動によって弁座113に着脱可能に進退する弁体115が配置されている。この弁体115の先端面からは、ボディ110側の弁孔116に摺動可能に内挿されるガイド用の複数の脚部117が延出している。弁体115は、その弁座113からのリフト量とともに下流側に流す流体の流量を大きく変化させることができるように、一般にその先端面の形状がその先端側に向かって断面が小さくなるテーパ状に形成されている。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、開弁時における弁体の振動音の発生を防止又は抑制することができる流量制御弁を提供することを目的とする。
[第1の実施の形態]
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。本実施の形態は、本発明の流量制御弁を給湯システム用に構成したものであり、図1は流量制御弁の側面図であり、図2は底面図であり、図3は図1のA−A矢視断面図である。尚、給湯システムの構成は図11で示した構成と同様であるため、その説明については省略する。
同図に示したように、弁体50は、樹脂材を一体成形して構成された段付円筒状の本体51を有し、その一端側に弁座25に着座可能なフランジ状の弁部52が設けられ、その他端側には2つのリブ53,54が軸線方向に所定間隔をあけて周設されている。これらリブ53,54の外径は下部ケース36の下部の内径にほぼ等しくなっており、両リブの間には上述したOリング45が嵌め込まれる。弁体50は、両リブが下部ケース36の下部に沿って摺動しつつ、その軸線方向に進退するように構成されている。また、本体51の内部には、軸34を挿通する挿通孔55の弁部52とは反対側が拡管されており、この拡管部に形成された段部に、軸34に外挿されたコイルスプリング44の一端を係止できるようになっている。
流量制御弁1は、駆動モータ31が回転し、出力ギヤ33が降下して軸34に保持された弁体50が弁座25に着座することによって全閉状態になる。弁体50は、軸34の降下とともに降下して弁座25に着座するが、そのときは、まだ駆動モータ31は回転していて、軸34をさらに降下させている。出力ギヤ33の下部ストッパ(図には現れていない)が下部ケース36のストッパ40に当接することによって出力ギヤ33の回転が機械的に強制停止されることにより、軸34の降下が停止される。このとき、コイルスプリング44によって付勢されている弁体50は、弁座25の着座位置に取り残され、軸34だけが僅かに降下してから強制停止される。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。尚、本実施の形態に係る流量制御弁は、弁体の構造が異なる以外は上記第1の実施の形態の構成と同様であるため、同様の構成部分については同一の符号を付す等してその説明を省略する。図7は本実施の形態の流量制御弁の縦断面図であり、第1の実施の形態の図3に相当する。図8は当該流量制御弁の底面図である。また、図9は当該流量制御弁を構成する弁体の構成を表す説明図であり、(A)はその正面図であり、(B)はその側面図であり、(C)はその底面図であり、(D)は(A)のD−D矢視断面図である。
以上に説明したように、本実施の形態の流量制御弁201によれば、弁体250をその軸線周りのいずれの角度位置に設定しても、振動音をほぼ確実に防止することができる。また、その結果、弁体250を軸線周りに固定する手段を設ける必要もないため、低コストに実現することができる。
さらに、上記第2の実施の形態においては、弁部252をボディ11の弁孔26内に挿通させる構成としたが、その弁部252の外径を大きくして先端側にテーパ面を設け、第1の実施の形態のように弁座25に着脱可能に構成してもよい。ただし、第2の実施の形態のように弁部252を弁孔26に挿通する構成として弁座25よりも半径方向外側の部分を無くすことで、開弁時に流体が衝突する部分を少なくすることができ、その結果、通水音を小さくすることができる。
11,211 ボディ
12 上流側接続部
13 下流側接続部
21 第1の流路
22 第2の流路
25 弁座
26,226 弁孔
31 駆動モータ
34 軸
43 ストッパ
44 コイルスプリング
50,250 弁体
51 本体
52,252 弁部
56,57 テーパ部
58 対向面
59,259 脚部
60 テーパ面
227 係止部
253 傾斜面
Claims (8)
- 配管に接続されて上流側から流入する流体の流量を制御して下流側に流出させる流量制御弁において、
内部に流路が形成されたボディと、
前記ボディ内に設けられた弁座と、
複数の脚部が延出して設けられた本体を有し、前記脚部が前記ボディ内でガイドされつつ前記弁座に対して接離可能に進退し、前記弁座からのリフト量によって下流側へ流す前記流体の流量を制御する弁体と、
を備え、
前記弁体は、前記弁座からのリフト時にその軸線と直角な方向に作用する高圧側の流体による圧力分布が、一方向に偏るような形状に構成されたことを特徴とする流量制御弁。 - 前記弁体は、前記弁座からのリフト時における開口部の大きさが、その開弁部の周方向の一点側に大きくなるような形状を有することを特徴とする請求項1記載の流量制御弁。
- 前記弁体のリフト時において、前記弁体が前記開弁部の周方向の一点側から一方向に開口するように構成されたことを特徴とする請求項2記載の流量制御弁。
- 前記弁体の前記開弁部の周方向の一点側に、外向きに面する対向面を有する切り欠き部を設けたことを特徴とする請求項2記載の流量制御弁。
- 前記ボディに形成された流路として、前記流体の入口側につながる第1の流路と、前記第1の流路に交わるように連通するとともに、前記流体の出口側につながる第2の流路とを有し、
前記弁座が前記第1の流路に設けられるとともに、前記弁体が、前記第1の流路と前記第2の流路との接続部に配置され、
前記切り欠き部の対向面が、前記第2の流路とは反対側に偏って大きく面するように構成されたことを特徴とする請求項4記載の流量制御弁。 - 前記弁体の自軸回りの回転を規制するための規制手段が設けられ、
開弁時の前記切り欠き部による開口部が前記第2の流路とは反対側に偏るように、前記切り欠き部の位置が設定されたことを特徴とする請求項5記載の流量制御弁。 - 前記弁体の前記弁座側の端面が、その外周上の一点側からその周上の対向する点側に向かって前記軸線に対して所定角度で傾斜するように形成され、
前記弁体のリフト時において、前記弁体が前記外周上の一点側から開口するように構成されたことを特徴とする請求項3記載の流量制御弁。 - 前記弁体及び前記ボディが、それぞれ樹脂材から一体成形されたことを特徴とする請求項1記載の流量制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004094498A JP2005282649A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 流量制御弁 |
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP7045343B2 (ja) | 2014-06-13 | 2022-03-31 | エルエスゲー エレクトロニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 様々な種類の媒体の流れを制御する弁装置 |
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2004
- 2004-03-29 JP JP2004094498A patent/JP2005282649A/ja active Pending
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