JP4754195B2 - ボール逆止弁とこれを用いた排水制御装置 - Google Patents
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したがって、二次側管接続部から弁室に繋がる連通路の内径は、バルブの口径寸法より大きく形成することはできないので、射出成形により製造される樹脂製のボール逆止弁では、弁室に連通路が形成されることにより形成される流出孔は小径とせざるを得ない。すなわち、射出成形により製造される樹脂製のボール逆止弁では、上記したように、弁室内に揺動可能に収容されたボール弁体が、弁室から二次側管接続部に連通する小径の流出孔を塞いで、一次側から二次側への流体の流れを妨げてしまうという問題を常に有している。
一方、垂直方向のみに配管可能なボール逆止弁があり、このボール逆止弁は、バルブ口径が1次側から2次側までフルポートで貫通する構造であり、流路を確保するというメリットがあるが、本体シート部が配管のセンターラインに垂直に配置されている構造であるため、水平方向のシール性をサポートすることができず、このボール逆止弁を水平方向に配管することはできない。
このため、床下などに配管する場合には、垂直・水平方向の何れにも配管可能で、省スペースに設置できるY型形状を呈するリフト弁などの逆止弁を配設するのが一般的であるが、この逆止弁を床下に配設する場合であっても、省スペースに対応するために、より小型に設ける必要性が生じていた。逆止弁において、水平・垂直方向の両方の使用に耐えるためには、水平方向と垂直方向との封止性能を等しく発揮させる必要があり、このため、本体内に形成された弁体とのシート部を45度傾ける必要がある。
この種の逆止弁は、筒状の流体流路に筒状の退避路を組合せた構造であるため、内部のシート部は、弁体を当接可能にするために下部側が流体流路側に大きく突出した形状となっていた。従って、この逆止弁は、バルブ口径を流入口から流出口までフルポートの状態で貫通させることが構造状難しく、圧力損失が大きくなるという問題が生じていた。
このように、Y型形状を呈する逆止弁を床下に設置しようとしても、1次側と2次側との間に圧力損失を生じさせることなく流体を流すことが困難であり、口径が小さくなるほど流路を確保することが難しくなっていた。
また、床下などの省スペースの場所に配設する場合でも、圧力損失を防ぎつつ所定の流量を確保することのできる小型のボール逆止弁を提供することにあり、また、狭いスペース内に組込み可能であり、高い精度でボール逆止弁の開閉状態を確実に制御することが可能なボール逆止弁を用いた排水制御装置を提供することにある。
図1及び図2に示すように、ボール逆止弁本体1は、一次側の流入筒部2と二次側の流出筒部3を有しており、本例において、この逆止弁本体1は、PVCやPP等の樹脂により一体成形している。本体1内部の略中央位置には、流入筒部2と連通し、かつ、流路(配管12)の中心軸1aに対して、略45度傾斜させて形成した環状弁座4を有している。環状弁座4の内周面は、本例では、中心軸4aに対して約30°傾斜させた内錐面4bを呈している。案内筒5は、環状弁座4の傾きに従って、中心軸1aに対して45度傾斜した状態で環状弁座4の軸心方向に沿って逆止弁本体1から一体的に突出形成され、球形状の弁体を内部5a(以下、弁室という)に移動自在に収納している。この案内筒5と流出筒部3の連結部分には、内端部が仕切られることにより流出ポート6が形成され、弁室5aは、この流出ポート6を介して流出流路7と連通している。
流出流路7は、逆止弁本体1の内方で拡径することなく形成可能であり、逆止弁本体1は、樹脂により射出成形して一体成形によって形成可能に設けている。
2次側の流出流路7は、流出筒部3側では断面円形の直管形状であるが、弁室5aとの上方接続位置P付近において、流出ポート6の上側部分を案内筒5と垂直方向に適宜の形状に切欠くことで、2次側である流出筒部3の入口側を開口している。本実施形態における流出ポート6aは、図3に示すように上方側を蓋体11を装着するためのめねじ部5bの直下まで案内筒5と垂直方向に切欠き、流出筒部3の入口側を大きく矩形状に形成している。
流出ポート6の形状としては、これ以外にも、例えば、円筒状の弁室5aと流出流路7との交線そのものであり、弁室5aとの上方接続位置Pを支点に屈曲形状とした、図において一点鎖線で示す流出ポート6bや、或は、最大幅を流出ポート6aと同じ幅とし、この上方側をめねじ部5bの直下まで半円形状に切欠き形成した、図において破線に示す流出ポート6cの形状などのあらゆる形状に設けることができるが、流出ポート6aのような形状に設けることで弁口径φd1側の入口付近を最も大きく設けることができる。
ここで、流出ポート6の幅を広げることにより圧力損失を低減する構造も想定されるが、ボール弁体9が流出ポート6を塞いでしまうおそれがあり、好ましくない。従って、流出ポート6の幅を変更することなく、上側部分を大きく切り欠くことにより、後述する離間保持部8とも相まって、弁開時における排水Wが、弁室5aの中間に位置する弁体9(図2参照)の上方から流出ポート6を経て排出流路7へ流下する流量を大きく確保することができる。
なお、いずれの流出ポート(6a、6b、6c)においても、弁座4側の形状は、円筒状の弁室5aと流出流路7との交線そのものである半円形状であり、この部分を大きく切り欠く余地は少ないことから、流出流路7に対して傾斜する案内筒5を有する逆止弁の圧力損失の低減には、上述のように流出ポート6の上側部分を切り欠くのが最も有効である。
流出ポート6を跨ぐ位置には、図3及び図4に示すように、案内筒5(弁室5a)の軸心方向に沿って断面略三角形状の離間保持部8が形成され、この離間保持部8によってボール弁体9と流出ポート6とを離間可能にしている。本例においては、離間保持部8を案内筒5(弁室5a)の軸心方向に沿って、流出ポート6の中心に対して対称かつ流出ポート6の縁部に近接するように一対に突設形成している。これにより、この離間保持部8は、逆止弁本体1の成形時に射出成形によって案内筒5とともに一体成形することが可能となる。
離間保持部8の長さは、流出ポート6の孔径よりやや長いか、或は、略同じ長さになる程度に形成し、離間保持部8の上端側は、弁室5aの軸心方向中心付近に位置し、一方、下端側は、流出流路7の内周面に繋がっている。また、離間保持部8の高さEは、図4に示すように、ボール弁体9を収納したときにこのボール弁体9の中心と案内筒5の中心軸4aが一致するような大きさとすることにより、環状弁座4と流出ポート6aが接近している状態であっても、ボール弁体9が環状弁座4に着座するときに支障が出ないようにしている。この高さEとしては、例えば、バルブ呼び径50Aのボール逆止弁では、ボール弁体9が小径の流出ポート6aを閉塞するのを防ぎつつ、流量を確保しなければならない観点から6mm以上とするのが好ましく、本例においては約7mmに設けている。離間保持部8が7.5mmより高いとボール弁体9の環状弁座4への着座に支障が生じてしまうおそれがある。
弁口径φd1(φd3)に対して直径φd9を大きくすると、この直径φd9に比例して逆止弁本体1の胴径が大きくなり、環状弁座4の内径(シート部内径)φd2も同様に大きくなる。この内径φd2が大きくなることで、環状弁座4に対するボール弁体9の着座位置が流入筒部2と流出筒部3の各内径を結ぶライン上か、或は、これよりも拡径する側に設けることができ、逆止弁本体1の1次側の弁口径φd1から2次側の弁口径φd3までの流路を直線状の大口径の状態でフルポート状態(縮径部位のない状態)に連通している。
逃げ部3aは、流出筒部3における弁座部4の下部付近を外径方向に膨出したものであり、ボール弁体9によって環状弁座4をシールしたときに、このボール弁体9の環状弁座4との当接部分以外を逃すようにして、着座時のボール弁体9の浮き上がりを防いでいる。この逃げ部3aを設けることで、流入側弁口径φd3から流出側弁口径φd1までのフルポートの状態を維持しつつ、着座部4の位置を流路に対して限界まで下げて、着座時のボール弁体9の位置を低く抑えることが可能となり、逆止弁本体1を扁平状に形成している。
直径φd9と弁口径φd1(φd3)との割合を略2:1とすると、ボール弁体9の流路に対する比率が高くなるが、このボール弁体9の素材を軽量のゴム素材とすることで軽量化でき、確実に作動させて弁開や弁閉の状態にできる。
案内筒5の上端開口側のめねじ部5cには、Oリング等のシール部材10を介して着脱自在に蓋体11のおねじ部11aが螺着されている。案内筒5は、ボール弁体9の直径φd9よりも拡径して形成しており、蓋体11を外した状態で開口側からボール弁体9を収納している。一例として、バルブ呼び径50Aでは、弁室5aの口径φ73mmに対し、ボール弁体9の直径φ63mmを収納する。
めねじ部5cは、流出筒部3側においては、この流出筒部3の肉厚をやや厚く形成した部分に形成するようにし、略45度の角度で傾斜した案内筒5を設けたときに、この案内筒5の高さをできるだけ低くしている。よって、逆止弁本体1はより扁平状に形成可能となる。なお、11bは、案内筒5の上端開口面に当接する蓋体11のフランジ部であり、11cは、蓋体11着脱用の外形角状突部である。
一次側の流入筒部2に流入した流体は、環状弁座4に着座しているボール弁体9を弁室5a側へ移動させて弁開状態とした後、弁室5aの流出ポート6a及び流出流路7を通って二次側の流出筒部3に流出する。流体が流出している状態においては、離間保持部8によって、ボール弁体9は流出ポート6と最小限離間した状態に維持される。したがって、ボール弁体9が流出ポート6を塞いでしまうことなく、所定量の正流を確実に流出させることができる。
流体の流量が瞬間的に多くなった場合には、図1に示すように、ボール弁体9は、離間保持部8上方の弁室5aに移動する。弁室5aの上方内面には突部がないことから、ボール弁体9は、弁室5a内の径方向に最大限移動することができ、ボール弁体9と弁室5aとの間に流体中の異物が噛み込むのを防いで、ボール弁体9を円滑に作動させることができる。
また、流体の正流が止まった時、ボール弁体9は環状弁座4へ移動すると共に、この環状弁座4の内錐面4bによって調芯されながら着座するので、確実に逆流を防止することができ、弁閉状態を確実に維持することができる。
なお、上記したように、流路(配管12)の中心軸1aに対して、環状弁座4(及び弁室5)を略45度傾斜させるように形成しているので、垂直配管と水平配管の何れにも対応して取付け可能である。
図5に示した排水制御装置本体30は、建造物等の床下などに水平方向に配設され、1次側から2次側に流れる生活排水等の排水Wを制御するようにしたものであり、排水Wが流入する排水パン32等にパイプ管等の1次側流路31を接続し、この1次側流路31の端部側にボール逆止弁本体1の流入筒部2側を入口側ゴム管12で接続している。また、逆止弁本体1の2次側の流出筒部3側に、ポンプ33の接続部34を出口側ゴム管13によって接続している。ポンプ33の2次側には2次側管35を設けており、更に、この2次側管35は、図示しない排水縦管等に接続されている。2次側管35は、1次側である接続部34よりも所定高さ分だけ高く設けて接続部34との間に所定の水頭圧を加えるようにし、本例においては、この高さHを約100mm程度に設けている。従って、2次側管35と、このポンプ33の1次側で弁閉した状態のボール弁体9には100mm(0.01kgf/cm)の水頭圧が生じており、ポンプ33の停止時には、このポンプ33とボール弁体9との間の排水Wによってボール弁体9を環状弁座4側に押圧シール可能に設けている。ボール弁体9のJIS硬度は、一般的な硬度であるJIS A 60°に比較して軟らかい材料であるJIS A 48°を用いて成形し、当該水頭圧によってこの軟質のボール弁体9が環状弁座4に密接状態で着座することで、逆流の発生を確実に防止している。
ポンプ33は、排水Wが排水パン32に流入され、この排水Wが逆止弁本体1の1次側に設けられた圧力センサ36によって検知されたときに起動し、2次管側35方向への吸引が開始される。排水パン32への排水Wの流入が終了し、排水Wが圧力センサ36によって検知されない場合は、ポンプ33が停止し、前述のように逆止弁本体1内部で水頭圧を利用した押圧シールが行われ、確実に弁閉状態を維持することが可能となる。このトラップ機能によって、排水Wが排水パン32側に逆流することがなく、臭いの漏れを防いでいる。
従って、ポンプ33は、できるだけ発生音量の少ないモータや突出圧の小さいものを選定することが可能となり、床下に排水制御装置本体30を配設したときに発生する作動音量を低くでき、装置本体のコストも抑えることができる。
また、排水制御装置を床下などの限られたスペースに対して設置でき、扁平状に設けて外観を小さくしても、この外観に比較して大きい口径とすることができ、排水制御装置としての機能を十分に発揮できる。
なお、第2実施形態、第3実施形態において、第1実施形態と同一箇所は同一符号によって表し、その説明を省略する。
測定装置としては、立設した口径200AのPVC管の底面側に高さゼロの基準点を設け、この高さゼロの基準点から水平方向に所定長さの口径100AのPVC管を配設し、更に、この口径100AのPVC管に口径50AのPVC管を接続し、この口径50Aの先端側に流路開閉用のボールバルブを接続し、このボールバルブ先端側に供試弁である、流出ポート形状の異なる各ボール逆止弁を接続し、このボール逆止弁を開状態にして測定を行った。
測定時には、口径200AのPVC管内に基準点から高さ1100mmまで水を溜めた状態にし、流路開閉用のボールバルブを開状態にして高さ900mmの状態まで水位が下がるまで水を排出したときにかかった時間を測定した。
流路面積が最も狭い流路であるポート形状6bを有するボール逆止弁の場合は、水を排出するまでに約13秒かかった。また、この流路面積より広い流路であるポート形状6cを有するボール逆止弁は、排出までに約10秒かかり、ポート形状6bの場合に比較して約1.3倍の速度で水を排出するに至った。更に、流路の上方側を矩形状に切欠いて更に広い流路であるポート形状6aを有するボール逆止弁は、約8秒で水を排出することができ、ポート形状6bの場合に比較して約1.6倍の速度で排出するに至った。
以上のことから、流出ポートの形状は、円筒状弁室と流出流路との交線そのものとした楕円形状よりも、ポートの上方側を切欠いて開口部を広く設けた方がより早く排出できることが確認された。
2 流入筒部
3 流出筒部
4 環状弁座
5 案内筒
6 流出ポート
8 離間保持部
9 ボール弁体
10 Oリング
11 蓋体
30 排水制御装置
31 1次側流路
33 ポンプ
W 排水
Claims (4)
- 流入筒部の流入側弁口と流出筒部の流出側弁口から成る樹脂製の逆止弁本体の略中央位置に、前記流入筒部と流出筒部の中心軸に対して略45度傾斜させた状態でボール弁体を移動自在に収納した案内筒を一体に突出形成し、前記案内筒の側面と前記流出筒部の内端部との連結部分を仕切る位置に案内筒の軸心方向に沿って傾斜状態の流出ポートを形成し、前記流出ポートを跨ぐ位置で、かつ前記案内筒の軸心方向に沿った位置に前記ボール弁体と前記流出ポートとを離間させるための離間保持部を設け、この離間保持部は、前記流出ポートの中心に対して対称で、かつ、流出ポートの縁部に近接する位置に傾斜状態に一対の保持部分を突出形成すると共に、前記流入側弁口側の前記案内筒の内周面と前記流出ポートの下方位置にボール弁体を着座させる環状弁座を設け、この環状弁座は、前記案内筒の中心軸に対して外方へ傾斜させた内錐面に形成し、この環状弁座の流入弁口側の流出筒部の下方付近を外径方向に膨出させて逃げ部を形成し、この逃げ部により環状弁座の下方内周面の位置を下げ、前記環状弁座に対するボール弁体の着座位置が流入筒部と流出筒部の各内径を結ぶライン上か、或は、これよりも拡径する側に設け、前記流入ポートを介して流入側弁口と流出筒部側の流出側弁口を結ぶ流路を流路方向に沿って同一内径(φd 1 =φd 3 )に形成して流入側弁口から流出側弁口までを直線状で縮径部位のないフルポート状態に連通させたことを特徴とするボール逆止弁。
- 前記流出ポートの上方部分を案内筒と垂直方向に切欠いて、流出筒部の入口側を矩形状に開口させた請求項1に記載のボール逆止弁。
- 建築物等の床下などに水平方向に配設され、少なくとも1次側流路と、この1次側流路端部側に接続されるボール逆止弁と、ボール逆止弁の2次側に接続されるポンプを設けて1次側から2次側に流れる生活排水等の排水を制御するようにした排水制御装置であって、前記ボール逆止弁は、流入筒部の流入側弁口と流出筒部の流出側弁口から成る樹脂製の逆止弁本体の略中央位置に、前記流入筒部と流出筒部の中心軸に対して略45度傾斜させた状態でボール弁体を移動自在に収納した案内筒を一体に突出形成し、前記案内筒の側面と前記流出筒部の内端部との連結部分を仕切る位置に案内筒の軸心方向に沿って傾斜状態の流出ポートを形成し、前記流出ポートを跨ぐ位置で、かつ前記案内筒の軸心方向に沿った位置に前記ボール弁体と前記流出ポートとを離間させるための離間保持部を設け、この離間保持部は、前記流出ポートの中心に対して対称で、かつ、流出ポートの縁部に近接する位置に傾斜状態に一対の保持部分を突出形成すると共に、前記流入側弁口側の前記案内筒の内周面と前記流出ポートの下方位置にボール弁体を着座させる環状弁座を設け、この環状弁座は、前記案内筒の中心軸に対して外方へ傾斜させた内錐面に形成し、この環状弁座の流入弁口側の流出筒部の下方付近を外径方向に膨出させて逃げ部を形成し、この逃げ部により環状弁座の下方内周面の位置を下げ、前記環状弁座に対するボール弁体の着座位置が流入筒部と流出筒部の各内径を結ぶライン上か、或は、これよりも拡径する側に設け、前記流入ポートを介して流入側弁口と流出筒部側の流出側弁口を結ぶ流路を流路方向に沿って同一内径(φd 1 =φd 3 )に形成して流入側弁口から流出側弁口までを直線状で縮径部位のないフルポート状態に連通させたことを特徴とするボール逆止弁を用いた排水制御装置。
- 前記ボール逆止弁の流出ポートの上方部分を案内筒と垂直方向に切欠いて、流出筒部の入口側を矩形状に開口させた請求項3に記載のボール逆止弁を用いた排水制御装置。
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