JP2017025975A - 圧力作動弁及び冷凍サイクル - Google Patents

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Abstract

【課題】弁部材の振動を抑制して、ニードル部が弁ポートに繰り返し衝突したり異音が発生するのを防止できる圧力作動弁及び冷凍サイクルを提供する。【解決手段】一次側継手11aの流体の圧力によりダイヤフラム43を作動させ、弁部材2のニードル部21で弁ポート13を開閉する。弁部材2の少なくとも一部であるボス部24を、弁ポート13よりも下流側に配置する。弁部材2を弁ポート13から流れる流体の力で軸線Lに対して片側に付勢する、付勢手段を設ける。付勢手段は、弁部材2のDカット面241を有するボス部24とする。弁部材2のDカット面241側で冷媒の流量を多くする。【選択図】図1

Description

本発明は、一次側の流体の圧力に応じて弁部材を作動させる圧力作動弁及び冷凍サイクルに関する。
従来、圧力作動弁として、例えば特開平6−229481号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この圧力作動弁は、調整ねじと調整ばねにより設定された設定圧を上まわる圧力の流体が流入管に流入したとき、ボール弁を弁座から離座させて流体を流出管から流出させるものである。また、弁室の上方の円筒内に案内羽根材を摺動自在に配設し、ハンチングを防止している。
特開平6−229481号公報
従来の圧力作動弁では、弁座の内側の弁ポートとボール弁(弁部材)との間を流体が流れるが、この弁ポートを通過した後の冷媒の流れの乱れにより弁部材が微振動し、この振動が作動軸等に伝達され異音を発生することがある。また、特に弁部材がニードル部の場合、この微振動によって、ニードル部が弁ポートに繰り返し衝突し、弁ポート(弁座)が摩耗することがある。このような弁部材の振動は、冷媒の流れによっても生じる。
本発明は、弁部材の振動を抑制して、弁部材が弁ポートに繰り返し衝突したり異音が発生するのを防止できる圧力作動弁及び冷凍サイクルを提供することを課題とする。
請求項1の圧力作動弁は、一次側の流体の圧力に応じて弁部材を作動させる圧力作動弁であって、前記流体を流す弁ポートを開閉する前記弁部材の少なくとも一部が、該弁ポートの下流側に位置し、該弁部材を、前記弁ポートから流れる流体の力で該弁ポートの軸線に対して片側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする。
請求項2の圧力作動弁は、請求項1に記載の圧力作動弁であって、前記付勢手段が、前記弁部材の前記軸線回りに非回転対称な非対称形状部で構成されていることを特徴とする。
請求項3の圧力作動弁は、請求項2に記載の圧力作動弁であって、前記弁部材が、前記弁ポートに対向して流体の上流側から下流側にかけて縮径するニード弁と、該ニードル部の下流側に連結されたボス部と、を有し、前記非対称形状部が前記ボス部に形成されていることを特徴とする。
請求項4の圧力作動弁は、請求項2に記載の圧力作動弁であって、前記弁部材が、前記弁ポートに対向して流体の上流側から下流側にかけて縮径するニードル部を有し、前記非対称形状部が前記ニードル部に形成されていることを特徴とする。
請求項5の圧力作動弁は、請求項1に記載の圧力作動弁であって、前記付勢手段が、前記弁ポートの周囲の弁座に形成された前記軸線回りに非回転対称な非対称形状部で構成されていることを特徴とする。
請求項6の圧力作動弁は、請求項5に記載の圧力作動弁であって、前記非対称形状部が、前記弁ポートの周囲の弁座に形成され、前記軸線に対して片側に偏った位置に形成されたザグリ部であることを特徴とする。
請求項7の圧力作動弁は、請求項1に記載の圧力作動弁であって、前記付勢手段が、前記弁ポートの下流側に配置され前記軸線回りに非回転対称な非対称形状部を有するリング状部材で構成されていることを特徴とする。
請求項8の冷凍サイクルは、流体である冷媒を圧縮する圧縮機と、凝縮器と、蒸発器と、前記凝縮器と前記蒸発器との間にて冷媒を膨張させて減圧する膨張弁と、前記圧縮機の吐出側配管と前記膨張弁の二次側配管との間に接続された請求項1乃至7のいずれか一項に記載の圧力作動弁と、を備えたことを特徴とする。
請求項1の圧力作動弁によれば、付勢手段が、弁ポート通過後の流体の流れによる力を、弁部材に対して弁ポートの軸線の両側に対して非対称に作用させるので、弁部材が弁ポートの軸線と交差する方向に付勢され、弁部材の振動を抑制することができる。その結果、弁部材が弁ポート(あるいは弁座)に繰り返し衝突するのを防止でき、異音(衝突音)が生じることがなくなり静音性が得られる。また、弁ポートが摩耗するのを防止できる。
請求項2、3、4の圧力作動弁によれば、弁部材の形状を設定することにより、請求項1と同様な効果が得られる。
請求項5、6の圧力作動弁によれば、弁座の形状を設定することにより、請求項1と同様な効果が得られる。
請求項7の圧力作動弁によれば、リング状部材を配置することにより、請求項1と同様な効果が得られる。
請求項8の冷凍サイクルシステムによれば、請求項1乃至7と同様な効果が得られる。
本発明の第1実施形態の圧力作動弁の縦断面図である。 第1実施形態における弁部材を示す図である。 第1実施形態における弁部材の変形例を示す側面図である。 本発明の第2実施形態の圧力作動弁の縦断面図である。 第2実施形態における弁座部を示す拡大断面図及び底面図である。 本発明の第3実施形態の圧力作動弁の縦断面図である。 第3実施形態におけるリング部材を示す拡大断面図及び平面図である。 本発明の実施形態に係る冷凍サイクルの概略構成図である。
次に、本発明の圧力作動弁の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の圧力作動弁の縦断面図、図2は第1実施形態における弁部材を示す図である。図2(A)は弁部材の側面図、図2(B)は弁部材の底面図である。
この実施形態の圧力作動弁10は後述のように冷凍サイクルの圧縮機の吐出側の高圧の圧力を調整する圧力調整弁の例である。この圧力作動弁10は金属製の弁本体1を有している。弁本体1には、配管接続孔11と、配管接続孔12と、弁ポート13と、弁室14と、一次側ポート15と、ばね室16と、均圧孔17、ガイド孔18とが形成されている。配管接続孔11には矢印のように流体が流入する一次側継手11aが取り付けられ、配管接続孔12には矢印のように流体が流出する二次側継手12aが取り付けられている。なお、一次側継手11aと二次側継手12aは、ろう付け等により弁本体1と一体に組み付けられている。
一次側継手11aは一次側ポート15を介して弁室14に連通され、二次側継手12aは弁ポート13を介して弁室14に連通されている。また、一次側ポート15は均圧孔17を介してばね室16に連通されている。なお、弁ポート13は軸線Lを中心とする円筒形状の孔(断面円形の孔)であり、この弁ポート13の周囲は弁座13aとなっている。
弁ポート13、弁室14及びガイド孔18内には弁部材2が配設されている。弁部材2は、ニードル部21と、弁棒22と、円柱部23と、ボス部24とで構成されている。ニードル部21は弁ポート13に対向して上流側から下流側にかけて縮径する形状となっている。そして、後述のダイヤフラム部4の作用により弁部材2のニードル部21が弁ポート13内に進退され、弁ポート13が開閉される。弁部材2は少なくともその一部(円柱部23及びボス部24)が、弁ポート13に対する下流側に位置している。
ばね室16はガイド孔18の回りにリング状の深溝として形成され、このばね室16内にはコイルばね3が配設されている。弁部材2の弁棒22の端部には鍔状のばね受け22aが固着されており、コイルばね3は、ばね室16の底部とばね受け22aとの間で圧縮されている。これにより、コイルばね3は弁部材2を後述のダイヤフラム43側に付勢しており、弁棒22をダイヤフラム43に押し付けている。ガイド孔18は弁棒22に整合する円筒形状であり、弁棒22はガイド孔18内で軸線L方向に正確に摺動できる。
弁本体1の上部にはダイヤフラム部4が取り付けられている。ダイヤフラム部4は、上蓋41と下蓋42とによりケース体を構成しており、このケース体は下蓋42の取り付け孔42aにて弁本体1の上部の円環状リブ1aに嵌合され、ろう付けが施されることにより、弁本体1に固定されている。また、上蓋41と下蓋42の間にはダイヤフラム43を備えており、このダイヤフラム43と、下蓋42とにより、ばね室16に連通する圧力室44を画定している。上蓋41内には、ダイヤフラム43に当接する当金45が配設されており、この当金45には後述の圧力調整部5のボール55が当接している。
そして、圧力室44の圧力はばね室16、均圧孔17により導入される一次側ポート15の冷媒の圧力と等しくされ、この冷媒の圧力が設定圧力以上となると、ダイヤフラム43が作動し、一次側ポート15内の冷媒の圧力に応じた量だけ弁部材2が弁座13aから離座して弁開状態となる。なお、後述のように、圧縮機の吐出側の高圧の圧力が一定値以上に上昇した際に、蒸発器の入口側に冷媒をバイパスさせる用途に用いる場合には、一次側継手11aは冷凍サイクルの圧縮機の吐出側配管に接続され、二次側継手12aは蒸発器の入口側に接続される。
ダイヤフラム部4の上部には圧力調整部5が取り付けられている。圧力調整部5は、略円筒形状のばね箱51、ばね受け52、調整ねじ53、コイルばね54及びボール55を有している。ボール55は、ダイヤフラム部4の上蓋41の挿通孔41a内に挿通されている。
ばね箱51の上部内周面には雌ねじ部41aが形成され、調整ねじ53の外周には雄ねじ部53aが形成されている。そして、雄ねじ部53aを雌ねじ部51aに螺合することにより、調整ねじ53がばね箱51に取り付けられている。また、調整ねじ53は、頂部に係合溝53bを有し、この係合溝53aに治具等を係合させて調整ねじ53を回し、調整ねじ53を軸線L方向に移動させることができる。また、コイルばね54はばね受け52のボス部521と調整ねじ53のボス部531とに嵌め込まれ、このばね受け52と調整ねじ53との間に圧縮状態で配設されている。そして、コイルばね54のばね力により、ばね受け52はボール55側に付勢されており、このボール55を介して当金45がダイヤフラム43を弁閉方向に付勢している。
以上のように、圧力調整部5において、調整ねじ53を回して、調整ねじ53の軸線L方向の追い込み量により、コイルばね54の圧縮量を調整することができ、コイルばね54がダイヤフラム43に加える付勢力を調整することができる。したがって、弁室14の流体の圧力の上昇により弁開が開始される圧力(設定圧力)を所望の圧力に精度良く設定することができる。設定後は、調整ねじ53をかしめや接着により固定する。
弁部材2のボス部24は、その一部に軸線Lと平行な面で切断したDカット面241が形成されている。すなわち、弁部材2のこのDカット面241の部分は、軸線L回りに非回転対称な非対称形状部となっている。これにより、弁ポート13を通過した冷媒の流れによる力は、弁部材2に対して弁ポート13の軸線Lの両側(図1では左右側)に対して非対称に作用させる。このように、ボス部24は「付勢手段」を構成している。
この実施形態では、Dカット面241側を通過する冷媒の流量が多くなるので、ボス部24の非対称となる部分での左右方向で流体圧力に圧力差が生じ、弁部材2に対して一方側(軸線Lと交差する方向)に力が作用する。これにより、弁部材2の振動を抑制することができる。その結果、弁部材2が弁座13aに繰り返し衝突するのを防止でき、異音が生じることがなくなり静音性が得られる。また、弁ポート13が摩耗してしまうことを防止できる。
図3は弁部材2の変形例を示す側面図である。この変形例の弁部材2は、ニードル部25と弁棒26とで構成され、ニードル部25の先端には切り欠き部251が形成されている。この切り欠き部251は軸線Lの片側のみに形成されている。すなわち、弁部材2のこの切り欠き部251を有するニードル部25は、軸線L回りに非回転対称な非対称形状部となっている。これにより、弁ポート13を通過した冷媒の流れによる力は、弁部材2(ニードル弁25)に対して弁ポート13の軸線Lの両側に対して非対称に作用させる。このように、ニードル部25の先端の切り欠き部251は「付勢手段」を構成している。
この変形例では、切り欠き部251側を通過する冷媒の流量が多くなるので、ニードル部25の非対称となる部分での左右方向で流体圧力に圧力差が生じ、弁部材2に対して一方側(軸線Lと交差する方向)に力が作用する。これにより、弁部材2の振動を抑制することができ、第1実施形態と同様な効果が得られる。
図4は第2実施形態の圧力作動弁の縦断面図、図5は第2実施形態の圧力作動弁の要部拡大断面図である。図5(B)は図5(A)のA−A矢視図である。この第2実施形態において第1実施形態との大きな違いは、弁部材と弁座13aの構成である。以下、第2及び第3実施形態において、第1実施形態と同じ要素及び対応する要素には同符号を付記して重複する説明は省略する。
この第2実施形態に係る弁部材2は、変形例の弁部材2と略同形状である。すなわち、弁部材2は変形例におけるニードル部弁25の切り欠き部251を無くした形状であり、通常の形状のニードル部27を有している。この第2実施形態における弁本体1には、弁座13の二次継手12a側に弁ポート13の軸Lからずれた位置に、一部円柱状に穿ったザグリ部131が形成されている。すなわち、弁座13におけるザグリ部131は、弁ポート13の下流側で軸線Lに対して片側に偏った位置に形成されている。そして、このザグリ部131は、軸線L回りに非回転対称な非対称形状部となっている。
これにより、弁ポート13を通過した冷媒の流れによる力は、弁部材2に対して弁ポート13の軸線Lの両側(図4では左右側)に対して非対称に作用させる。このように、ザグリ部131は「付勢手段」を構成している。そして、この第2実施形態では、ザグリ部131側を通過する冷媒の流量が多くなるので、弁ポート13の下流側の非対称となる部分での左右方向で流体圧力に圧力差が生じ、弁部材2(ニードル部27)に対して一方側(軸線Lと交差する方向)に力が作用する。これにより、弁部材2の振動を抑制することができ、第1実施形態と同様な効果が得られる。
図6は第3実施形態の圧力作動弁の縦断面図、図7は第3実施形態におけるリング状部材を示す図である。図7(A)はリング状部材の断面図、図7(B)はリング状部材の平面図である。なお、図7(A)では弁部材2を一点鎖線で図示してある。この第3実施形態において第2実施形態との大きな違いは、弁座13aと二次側継手12aとの間にリング状部材6を備えている点である。なお、弁部材2は第2実施形態と同様である。
図7に示すように、リング状部材6は、弁ポート13よりも最大径が大きな開口61を有している。開口61は馬蹄形の形状をしており、この馬蹄形の直線に対応する部分に軸線L側に膨出した壁部62を有している。このリング状部材6の壁部62は、弁ポート13の下流側で軸線Lに対して片側に偏った位置に形成されており、リング状部材6は、軸線L回りに非回転対称な非対称形状部となっている。
これにより、弁ポート13を通過した冷媒の流れによる力は、弁部材2に対して弁ポート13の軸線Lの両側(図6では左右側)に対して非対称に作用させる。このように、リング状部材6は「付勢手段」を構成している。そして、この第3実施形態では、リング状部材6の開口61を通過する冷媒の流量は壁部62と反対側が多くなるので、リング状部材6の非対称となる部分での左右方向で流体圧力に圧力差が生じ、弁部材2(ニードル部27)に対して一方側(軸線Lと交差する方向)に力が作用する。これにより、弁部材2の振動を抑制することができ、第1実施形態と同様な効果が得られる。
図8は実施形態に係る冷凍サイクルの概略構成図である。この冷凍サイクル100は、ルームエアコン等の空気調和機に利用されるものである。図8において、10は各実施形態の圧力作動弁、20は蒸発器(室内熱交換器)、30は凝縮器(室外熱交換器)、40は冷媒を絞る膨張弁、50は圧縮機である。圧縮機50で圧縮された冷媒は、凝縮器30に流入され、膨張弁40で絞られ、蒸発器20を介して圧縮機50の順に循環される。これにより、室内等の冷房がなされる。
圧縮機50の吐出側配管50aには、圧力作動弁10の一次側継手11aが接続され、この圧力作動弁10の二次側継手12aは膨張弁40の二次側継手40aに接続されている。そして、圧縮機50から流出する冷媒の圧力が設定圧力以上となると圧力作動弁10が作動して、高圧の冷媒を膨張弁40の二次側継手40aにバイパスさせる。
以上の各実施形態では、冷凍サイクルの圧縮機の吐出側の高圧の圧力を調整する圧力調整弁を例に説明したが、本発明の圧力作動弁はその他の流体の流れを制御するような場合にも適用できる。例えば、流体が液である配管に設け、配管の液封を防止するような場合にも利用できる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
1 弁本体
11 配管接続孔
12 配管接続孔
13 弁ポート
13a 弁座
14 弁室
16 ばね室
17 均圧孔
18 ガイド孔
2 弁部材
21 ニードル部
22 弁棒
23 円柱部
24 ボス部(付勢手段)
241 Dカット面
25 ニードル部
251 切り欠き部(付勢手段)
6 リング状部材(付勢手段)
61 開口
62 壁部
10 圧力作動弁
20 蒸発器
30 室外熱交換器(凝縮器)
40 膨張弁
40a 二次側配管
50 圧縮機
50a 吐出側配管
100 冷凍サイクル
L 軸線

Claims (8)

  1. 一次側の流体の圧力に応じて弁部材を作動させる圧力作動弁であって、
    前記流体を流す弁ポートを開閉する前記弁部材の少なくとも一部が、該弁ポートの下流側に位置し、該弁部材を、前記弁ポートから流れる流体の力で該弁ポートの軸線に対して片側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする圧力作動弁。
  2. 前記付勢手段が、前記弁部材の前記軸線回りに非回転対称な非対称形状部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力作動弁。
  3. 前記弁部材が、前記弁ポートに対向して流体の上流側から下流側にかけて縮径するニード弁と、該ニードル部の下流側に連結されたボス部と、を有し、前記非対称形状部が前記ボス部に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の圧力作動弁。
  4. 前記弁部材が、前記弁ポートに対向して流体の上流側から下流側にかけて縮径するニードル部を有し、前記非対称形状部が前記ニードル部に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の圧力作動弁。
  5. 前記付勢手段が、前記弁ポートの周囲の弁座に形成された前記軸線回りに非回転対称な非対称形状部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力作動弁。
  6. 前記非対称形状部が、前記弁ポートの周囲の弁座に形成され、前記軸線に対して片側に偏った位置に形成されたザグリ部であることを特徴とする請求項5に記載の圧力作動弁。
  7. 前記付勢手段が、前記弁ポートの下流側に配置され前記軸線回りに非回転対称な非対称形状部を有するリング状部材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力作動弁。
  8. 流体である冷媒を圧縮する圧縮機と、凝縮器と、蒸発器と、前記凝縮器と前記蒸発器との間にて冷媒を膨張させて減圧する膨張弁と、前記圧縮機の吐出側配管と前記膨張弁の二次側配管との間に接続された請求項1乃至7のいずれか一項に記載の圧力作動弁と、を備えたことを特徴とする冷凍サイクル。
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