JP6231509B2 - 絞り装置及び冷凍サイクル - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍サイクルの凝縮器と蒸発器との間に設けられ、前記凝縮器により凝縮された冷媒を、減圧して前記蒸発器に送り出す絞り装置、及び、この絞り装置を用いた冷凍サイクルに関する。
従来、この種の絞り装置として、例えば特開2008−138812号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この従来の絞り装置は、凝縮器側(一次側)の冷媒の圧力と蒸発器側(二次側)の冷媒の圧力との差圧に応じて弁開度が変化するものである。
特開2008−138812号公報
一般にこの種の絞り装置は、一次側の冷媒の圧力と二次側の冷媒の圧力との差圧に応じて弁体が移動する。このため、弁閉の状態から弁が開き始めた時、一次側の圧力の急激な減少により弁体は弁閉方向に変位するが、弁体が弁閉方向に変位すると、今度は弁体に作用する一次側の圧力が増加し、弁体は再度、弁開方向に変位する。このように弁の開き始めの時には、弁体が差圧の変化に追従して開閉動作を繰り返すので、弁体の振動すなわちハンチングが生じる。そこで、この弁体が差圧の変動に追従するのを抑えるために、弁体とこの弁体をガイドする部分との間に摺動抵抗を与えることも考えられる。しかしながら、この摺動抵抗は差圧−流量特性にヒステリシスを生じさせることになり、このヒステリシスは摺動抵抗が大きいほど(ハンチングを抑えようとするほど)、大きくなる。
本発明は、冷凍サイクルの凝縮器と蒸発器との間に設けられ、前記凝縮器により凝縮された冷媒を、減圧して前記蒸発器に送り出す絞り装置において、弁体のハンチングを抑えるとともに、差圧−流量特性にヒステリシスを小さくすることを課題とする。
請求項1の絞り装置は、冷凍サイクルの凝縮器と蒸発器との間に設けられ、前記凝縮器により凝縮された冷媒を減圧して前記蒸発器に送り出す絞り装置であって、前記凝縮器に接続される一次室と前記蒸発器に接続される二次室とを構成する本体ケースと、弁ポートが形成され前記本体ケース内で前記一次室と前記二次室との間に配設された弁座部材と、前記弁ポートの軸線に沿って移動することにより前記弁ポートの開度を可変にする弁体と、前記弁ポートの軸線に平行なガイド面であって、前記弁座部材に対して前記二次室側に配置されたガイド面と、前記弁体を前記弁ポート側に付勢するばね部材と、前記弁体の側面と前記ガイド面との隙間であって、前記弁ポート側から前記弁体の背圧室に前記冷媒を流す導入路と、を備え、前記弁体と前記ガイド面の一方または他方に設けられた羽根部材であって、前記弁ポート側から前記背圧室に流れる冷媒の流れの下流側に端部を有する羽根を前記弁体と前記ガイド面の他方または一方に当接させることで、前記弁体と前記ガイド面の他方または一方と、前記羽根との間に摺動抵抗を付与する羽根部材設けられ、前記羽根の端部に、該羽根が当接する対象と点接触または線接触する曲面部を備えたことを特徴とする。
請求項2の絞り装置は、請求項1に記載の絞り装置であって、前記羽根部材が前記弁体に設けられ、前記羽根前記ガイド面に当接することで、前記ガイド面と前記羽根との間に摺動抵抗付与されることを特徴とする。
請求項3の絞り装置は、請求項1に記載の絞り装置であって、前記羽根部材が前記ガイド面に設けられ、前記羽根前記弁体の側面に当接することで、前記弁体と前記羽根との間に摺動抵抗付与されることを特徴とする。
請求項の冷凍サイクルは、請求項1乃至のいずれか一項に記載の絞り装置、凝縮器と蒸発器との間に設けられていることを特徴とする。
請求項1、2、3、の発明によれば、羽根部材の羽根の摺動抵抗により、弁の開き始めの低圧領域で弁体のハンチングを抑えることができる。また、導入路を通って背圧室へ流れる冷媒の流れに対して、羽根部材の羽根の端部は下流側にあり、この羽根は冷媒の流体圧力を受けるので、弁開き始め後の高圧領域においては、冷媒の流体圧力により羽根が変位して摺動抵抗が小さくなるので、圧力変化に対して弁体の動きが敏感に追従し、差圧−流量特性のヒステリシスが小さくなる。
また、羽根の端部に羽根が当接する対象と点接触または線接触する曲面部を備えているので、高圧領域において羽根が当接する対象側と曲面部との間の摺動抵抗を小さくでき、差圧−流量特性のヒステリシスをさらに小さくすることができる。
本発明の第1実施形態の絞り装置の縦断面図、底断面図及び断面図である。 図1の要部拡大図及び要部断面図である。 本発明の第1実施形態における羽根部材の側面図、底面図及び斜視図である。 本発明の実施形態の冷凍サイクルの概略構成図である。 本発明の実施形態における差圧−流量特性の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態の絞り装置の縦断面図である。 本発明の第2実施形態の絞り装置の要部拡大図である。 本発明の実施形態の羽根部材の変形例を示す図である。
次に、本発明の絞り装置の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の絞り装置の縦断面図(図1(A))、図2は図1の要部拡大図及び要部断面図、図3は第1実施形態における羽根部材の側面図、底面図及び斜視図、図4は実施形態の冷凍サイクルの概略構成図である。なお、図1(B)は図1(A)におけるA−A矢視図であり、図1(C)は図1(A)におけるB−B断面図である。また、図2(B)は図2(A)のC−C矢視図であり、コイルばねの図示は省略してある。
まず、図4の冷凍サイクルについて説明する。この冷凍サイクルは、例えば空気調和機を構成しており、圧縮機100と、凝縮器110と、実施形態の絞り装置10と、ストレーナ20と、蒸発器120とを有している。圧縮機100で圧縮された冷媒は凝縮器110に供給され、この凝縮器110で凝縮された冷媒はストレーナ20を介して絞り装置10に送られる。ストレーナ20は冷凍サイクルを流れる冷媒に含まれている異物を除去するものであり、例えば80メッシュ〜100メッシュ程度のフィルタである。絞り装置10は後述のように冷媒を膨張・減圧して蒸発器120に送る。そして、冷凍サイクルを空気調和機として構成した場合には、この蒸発器120により室内が冷却され、冷房の機能が得られる。蒸発器120で蒸発した冷媒は圧縮機100に循環される。
図1に示すように、絞り装置10は、金属管からなる本体ケース1と、金属製の弁座部材2と、ガイド部材3と、「弁体」としてのニードル弁4と、羽根部材5と、ばね受け6と、「ばね部材」としてのコイルばね7と、ストッパ部材8とを備えている。なお、弁座部材2とガイド部材3は金属材の切削等により一体に形成されている。
本体ケース1は軸線Lを中心とする円筒状の形状で、前記ストレーナ20を介して凝縮器110に接続される一次室11と前記蒸発器120に接続される二次室12とを構成している。弁座部材2は、本体ケース1の内面に整合する略円柱形状の弁座部2aと、弁座部2aから下方に伸びる円筒部2bとを一体にして構成されている。弁座部2aの外周面の全周(軸線L廻りの全周)には、かしめ溝2a1が形成されており、このかしめ溝2a1の位置で本体ケース1をかしめることにより、弁座部材2(及びガイド部材3)が本体ケース1内に固定されている。これにより、弁座部材2は一次室11と二次室12との間に配設されている。また、弁座部材2には、軸線Lを中心とする円柱孔をなす弁ポート21が形成されるとともに、この弁ポート21から円筒部2b内まで導通する径の大きな導通室22が形成されている。
ガイド部材3は円筒状の形状であり弁座部材2から二次室12内に立設されており、このガイド部材3と本体ケース1との隙間は本体側流路13となっている。ガイド部材3は軸線Lを中心とする円柱状のガイド孔31を有するとともに、弁座部材2に隣接する位置にガイド孔31と外部(二次室12)とを導通する開放孔32が形成されている。さらに、ガイド部材3の上方には、ガイド孔31と外部(二次室12)とを導通する開放孔33が形成されている。そして、ガイド孔31の内周面は円筒状ガイド面31aとなっている。この円筒状ガイド面31aは軸線Lと平行になっている。
ニードル弁4は、先端部41aの端面を略平坦にした円錐状のニードル部41と、ガイド部材3のガイド孔31内に挿通される挿通部42と、挿通部42の端部に形成されたボス部43とを有している。図1(C)に示すように、挿通部42は軸線Lと直交する面での断面形状が略六角柱の形状をしており、この挿通部42の六角柱の隣接する側面同士の間の幅の狭い面がガイド部42aとなっている。そして、ガイド部42aがガイド孔31の円筒状ガイド面31aに沿って摺動することにより、ニードル弁4は軸線Lに沿って移動するようにガイドされる。また、挿通部42の六角柱の側面とガイド孔31の円筒状ガイド面31aとで囲まれる隙間は、弁ポート21側の空間からニードル弁4の背後の背圧室44に通じる導入路45となっている。
図2及び図3に示すように、羽根部材5は、嵌合孔51aを有する円環状の固定座51と、固定座51の外周から立設された3枚の羽根52とを一体に形成したものである。羽根52の先端部には外側に膨出した「曲面部」としての半球状接触部52aが形成されている。羽根部材5は、固定座51の嵌合孔51aをニードル弁4のボス部43に填め込み、さらにコイルばね7により押さえ付けることによりニードル弁4に固定されている。そして、羽根部材5の羽根52はその弾性力により半球状接触部52aを、ガイド孔31の円筒状ガイド面31aに押しつけて摺接させている。この例では、半球状接触部52aは円筒条ガイド面31aに対して点接触する。これにより、円筒状ガイド面31aと羽根52との間に摺動抵抗が付与される。
ばね受け6は略円柱状の形状であり、その外周面の全周(軸線L廻りの全周)にかしめ溝6aが形成されている。そして、このかしめ溝6aの位置でガイド部材3をかしめることにより、ばね受け6がガイド部材3内に固定されている。コイルばね7は、ガイド孔31内で羽根部材5を介してニードル弁4とばね受け6との間に圧縮した状態で配設されている。
ストッパ部材8は略円柱状の形状で、図1(B)に示すように、このストッパ部材8には円柱状部材の側面にDカット面81が形成されており、このDカット面81と円筒部2bとの間隙を介して一次室11が弁座部材2の導通室22に導通される。また、ストッパ部材8のDカット面81以外の外周面(軸線L廻り)にはかしめ溝8aが形成されている。そして、このかしめ溝8aの位置で弁座部材2の円筒部2bをかしめることにより、ストッパ部材8が弁座部材4に固定されている。
図1の状態では、ニードル弁4のニードル部41の先端部41aは、弁ポート21から一次室11側に突出している。このニードル部41の先端部41aの端面はストッパ部材8に当接している。なお、弁座部2aに対するストッパ部材8の軸線L方向の位置の設定により、ニードル部41の先端部41aの端面がストッパ部材8に当接した状態であっても、このニードル部41と弁ポート21との間には隙間すなわち「オリフィス」が形成されるようにしてもよい。
以上の構成により、凝縮器110からの高圧冷媒は一次室11に流入すると、一次室11の冷媒は、ストッパ部材8と円筒部2bの隙間から弁ポート21とニードル部41との隙間(オリフィス)を通ってガイド孔31内に流出する。このガイド孔31に流出した冷媒は分流され、一方の流れの冷媒はガイド部材3の開放孔32から本体側流路13に流れ、他方の流れの冷媒は導入路45を通って背圧室44に流入する。本体側流路13の冷媒はそのまま二次室12に流れ込むが、背圧室44の冷媒は、ガイド部材3の上方の開放孔33を介して二次室12に流れ出す。
ニードル弁4と円筒状ガイド面31aとで囲まれる導入路45は、その断面積が大きいので、冷媒の流量を多くすることができる。このため、冷媒に混入する異物はこの導入路45に導かれて流れる。すなわち、導入路45におけるクリアランスは前記冷凍サイクルのストレーナ20におけるクリアランス(目開き)よりも大きく設定されている。したがって、ニードル弁4の側面のガイド部42aとガイド部材3の円筒状ガイド面31aとの間(クリアランス)に異物が挟まる可能性を極力小さくできる。したがって、異物によってニードル弁4がロックすることが無い。
また、導入路45を通って背圧室44へ流れる冷媒の流れに対して、羽根部材5は、羽根52の固定座51側の付け根部分を上流側にして、半球状接触部52a側を下流側に向かって延びるように配置されている。これにより、羽根52は冷媒の流体圧力を受ける。ここで、弁の開き始め圧力である低圧領域においては、弁開度が小さいので冷媒の流量も少なく、羽根52が受ける流体圧力は小さい。したがって、羽根52の弾性力により半球状接触部52aが円筒状ガイド面31aに付勢される力も十分得られ、この半球状接触部52aと円筒状ガイド面31aとの間の摺動抵抗を大きくとることができる。このため、低圧領域である弁の開き始めのときに、摺動抵抗によりニードル弁4のハンチングを抑えることができる。
一方、弁開き始め後の高圧領域においては、弁開度が大きく冷媒の流量も多くなり、羽根52が受ける流体圧力が大きい。この流体圧力は羽根52(半球状接触部52a)を円筒状ガイド面31aから遠ざける方向に働くため、半球状接触部52aを筒状ガイド面31に付勢する力が減少し、この半球状接触部52aと円筒状ガイド面31aとの間の摺動抵抗が小さくなる。これにより、高圧領域においては、圧力変化に対してニードル弁4の動きが敏感に追従する。したがって、差圧−流量特性のヒステリシスが小さくなる。また、この実施形態では、半球状接触部52aが円筒状ガイド面31aと点接触するので摺動抵抗が小さく、差圧−流量特性のヒステリシスがさらに小さくできる。なお、半球状接触部52aに代えて、縦長のドーム状にした「曲面部」とし、この曲面部を円筒状ガイド面31aに当接させるようにしてもよい。この場合、縦長のドーム状の曲面部と円筒状ガイド面31aとを線接触させるようにしてもよい。
図5は実施形態における差圧−流量特性の一例を示す図であり、実線は一次側の圧力が上昇する昇圧時の流量を示し、破線は一次側の圧力が下降する降圧時の流量を示している。図のように、低圧領域(差圧小の領域)では、摺動抵抗が大きいのである程度のヒステリシスは存在するが、高圧領域(差圧大の領域)では殆どヒステリシスが存在しない。これにより、高圧領域において、圧力に応じた流量の制御が良好となり、安定した過熱度を確保することができる。
図6は第2実施形態の絞り装置の縦断面図、図7は第2実施形態の絞り装置の要部拡大図であり、第1実施形態と同様な要素には図1乃至図3と同符号を付記して重複する説明は適宜省略する。また、第2実施形態の絞り装置10も図4の冷凍サイクルに設けられるのも第1実施形態と同様である。
この第2実施形態の絞り装置10は、第1実施形態1のガイド部材3に代えて本体ケース1でニードル弁4をガイドするようにしたものである。図6に示すように、この第2実施形態の絞り装置10は、金属管からなる本体ケース1と、金属製の弁座部材2と、「弁体」としてのニードル弁4と、調整ねじ81と、「ばね部材」としてのコイルばね7と、ストッパ部材82とを備えている。
本体ケース1は軸線Lを中心とする円筒状の形状で、前記ストレーナ20を介して凝縮器110に接続される一次室11と前記蒸発器120に接続される二次室12とを構成している。そして、本体ケース1の内周面は円筒状ガイド面1aとなっている。この円筒状ガイド面1aは軸線Lと平行になっている。
弁座部材2は、本体ケース1の内面に整合する略円柱形状の形状をしている。弁座部材2の外周面の全周(軸線L廻りの全周)には、かしめ溝2a1が形成されており、このかしめ溝2a1の位置で本体ケース1をかしめることにより、弁座部材2が本体ケース1内に固定されている。これにより、弁座部材2は一次室11と二次室12との間に配設されている。
また、弁座部材2には、軸線Lを中心とする円柱孔をなす弁ポート21が形成されるとともに、弁座部材2と同軸にして弁ポート21から一次室11側に開口するねじ穴23が形成されている。ねじ穴23の内周には雌ねじ部23aが形成されている。ストッパ部材82には円柱状の形状であり、その外周に雄ねじ部82aが形成されている。また、ストッパ部材82には、軸L周りに3つの導通孔82bが形成されている。そして、ストッパ部材82は、その外周の雄ねじ部82aを弁座部材2のねじ穴23の雌ねじ部23aに螺合することにより、弁座部材2に取り付けられている。
本体ケース1の内部上方には、内側に雌ねじ部83aを有する雌ねじ部材83が配設されている。雌ねじ部材83の外周面の全周(軸線L廻りの全周)には、かしめ溝2a1が形成されており、このかしめ溝2a1の位置で本体ケース1をかしめることにより、雌ねじ部材83が本体ケース1内に固定されている。調整ねじ81は、その外周に雄ねじ部81aが形成されるとともに、二次室12側の端部にマイナスドライバを嵌合するスリット81bが形成されている。また、調整ねじ81にはその中心に抜き孔81cが貫通して形成されている。コイルばね7は、本体ケース1内で羽根部材9を介してニードル弁4と調整ねじ81との間に圧縮した状態で配設されている。そして、調整ねじ81は、その外周の雄ねじ部81aを雌ねじ部材83の雌ねじ部83aに螺合することにより、雌ねじ部材83に取り付けられている。これにより、コイルばね7はニードル弁4を一次室11側に付勢しており、このニードル弁4を付勢する付勢力は、調整ねじ81の雌ねじ部材83に対するねじ込み量により調整される。
この第2実施形態におけるニードル弁4は、第1実施形態と同様な円錐状のニードル部41と、本体ケース1の円筒状ガイド面1a内に挿通される挿通部48と、挿通部48の端部に形成されたボス部43とを有している。この挿通部48は、円柱体の側面4箇所をDカットした形状でありDカット面の間の面がガイド部48aとなっている。そして、ガイド部48aが本体ケース1の円筒状ガイド面1aに沿って摺動することにより、ニードル弁4は軸線Lに沿って移動するようにガイドされる。また、挿通部48の四角柱の側面と円筒状ガイド面1aとで囲まれる空間は、弁ポート21側の空間から背圧室44に通じる導入路45となっている。
なお、この第2実施形態では、ニードル部41の先端部41aの位置(弁体の一次室側端部の位置)はストッパ部材82により位置決めされる。また、このオリフィスを流れる冷媒の流量、すなわちブリード流量は、ストッパ部材82の弁座部材2に対するねじ込み量により調整できる。このように、ねじ込み量により調整できるので、ブリード流量をきわめて精度良く調整できる。ストッパ部材82の位置調整をした後は、ストッパ部材82は、例えば接着、ろう付け、かしめ等により弁座部材2に固定する。
羽根部材9は、嵌合孔91aを有する円環状の固定座91と、固定座91の外周から立設された4枚の羽根92とを一体に形成したものである。羽根92の先端部には外側に膨出した「曲面部」としての半球状接触部92aが形成されている。羽根部材9は、固定座91の嵌合孔91aをニードル弁4のボス部43に填め込み、さらにコイルばね7により押さえ付けることによりニードル弁4に固定されている。そして、羽根部材9の羽根92はその弾性力により半球状接触部92aを、本体ケース1の円筒状ガイド面1aに押しつけて摺接させている。
この第2実施形態でも、導入路45を通って背圧室44へ流れる冷媒の流れに対して、羽根部材9は、羽根92の固定座91側の付け根部分を上流側にして、半球状接触部92a側を下流側に向かって延びるように配置されている。これにより、羽根92は冷媒の流体圧力を受ける。そして、第1実施形態と同様に、弁の開き始め圧力である低圧領域においては、弁開度が小さいので冷媒の流量も少なく、羽根92が受ける流体圧力は小さい。したがって、羽根92の弾性力により半球状接触部92aが円筒状ガイド面1aに付勢される力も十分得られ、この半球状接触部92aと円筒状ガイド面1aとの間の摺動抵抗を大きくとることができる。このため、低圧領域である弁の開き始めのときに、摺動抵抗によりニードル弁4のハンチングを抑えることができる。
一方、弁開き始め後の高圧領域においては、弁開度が大きく冷媒の流量も多くなり、羽根92が受ける流体圧力が大きい。この流体圧力は羽根92(半球状接触部92a)を円筒状ガイド面1aから遠ざける方向に働くため、半球状接触部92aを筒状ガイド面1aに付勢する力が減少し、この半球状接触部92aと円筒状ガイド面1aとの間の摺動抵抗が小さくなる。これにより、高圧領域においては、圧力変化に対してニードル弁4の動きが敏感に追従する。したがって、差圧−流量特性のヒステリシスが小さくなる。
図8は羽根部材の変形例である。図8(B)は図8(A)のD−D矢視図であり、コイルばねの図示は省略してある。羽根部材9′は嵌合孔91a′を有する円環状の固定座91′と、固定座91′の外周から立設された4枚の羽根92′とを一体に形成したものである。この変形例では羽根92′の先端部に外側に湾曲した「曲面部」としての湾曲部92a′が形成されている。羽根部材9′は、固定座91′の嵌合孔91a′をニードル弁4のボス部43′に填め込み、さらにコイルばね7により押さえ付けることによりニードル弁4に固定されている。なお、この変形例では、ボス部43′は第1実施形態よりも径が小さくなっている。これは羽根92′の付け根を第1実施形態よりも内側に配置するためである。そして、羽根部材9′の羽根92′はその弾性力により湾曲部92a′を、ガイド部材3の円筒状ガイド面31aに押しつけて摺接させている。湾曲部92a′は、円筒状ガイド面31aに対して2点で点接触する。この変形例でも第1実施形態及び第2実施形態と動揺にニードル弁4のハンチングを防止できるとともに、差圧−流量特性のヒステリシスを小さくできる。
以上の実施形態及び変形例の絞り装置は、弁ポート21の径がφ1mm〜φ2.5mm程度の絞り装置である。また、ガイド部材3内にニードル弁4が挿通された第1実施形態及び変形例では、導入路45の冷媒の流れは、ガイド部材3と本体ケース1との隙間の本体側流路13よりも流量が少ないため、流体の流れにより羽根部材5,9′の羽根52,92′自身が振動して騒音となることはない。また、第1実施形態及び変形例では、ニードル弁4の挿通部42は六角柱の形状であり導入路45のクリアランス(ガイド部材3と挿通部42のクリアランス)は0.15mm程度である。この挿通部42を四角柱の形状とすることもできるがこの場合の導入路のクリアランスは0.35mm程度である。これに対して、羽根52,92′の厚みは0.05mm〜0.1mm程度である。このように羽根52,92′の厚みが導入路45のクリアランスより薄いため、導入路45における流量が少なくても、羽根52,92′が流れに対して敏感に反応し、差圧−流量特性のヒステリシスを可変にし易くなっている。
以上の実施形態及び変形例では、羽根部材がニードル弁4側に固定されている場合について説明したが、同様な羽根部材を円筒状ガイド面(ガイド面)側に設けるようにしてもよい。この場合も、羽根の付け根を流体の上流側、羽根の端部を流体の下流側に配置し、ニードル弁に対する背圧室へ流れる冷媒の流体圧力を受けるようにする。また、羽根の端部をニードル弁(弁体)の側面に押しつけて摺接させる。これにより、弁の開き始め圧力である低圧領域においては、羽根が受ける流体圧力が小さい状態で羽根の弾性力によりニードル弁と羽根との間の摺動抵抗を大きくし、ニードル弁のハンチングを抑える。また、高圧領域では流量の多い冷媒の流体圧力を羽根で受けて、羽根の端部をニードル弁の側面から遠ざけ、羽根の端部とニードル弁との間の摺動抵抗を小さくする。これにより、高圧領域において圧力変化に対してニードル弁の動きが敏感に追従させ、差圧−流量特性のヒステリシスが小さくすることができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。ニードル弁をガイドするガイド面が円筒状の例について説明したが、例えばガイド面が軸線と平行な角柱形状であって、その内側にニードル部の円柱状の挿通部を挿通し、この挿通部の外周を角柱形状のガイド面でガイドするようにしてもよい。
1 本体ケース
11 一次室
12 二次室
2 弁座部材
3 ガイド部材
31a 円筒状ガイド面
4 ニードル弁(弁体)
41 ニードル部
42 挿通部
42a ガイド部
44 背圧室
45 導入路
5 羽根部材
51 固定座
52 羽根
52a 半球状接触部
48 挿通部
48a ガイド部
7 コイルばね(ばね部材)
8 ストッパ部材

Claims (4)

  1. 冷凍サイクルの凝縮器と蒸発器との間に設けられ、前記凝縮器により凝縮された冷媒を減圧して前記蒸発器に送り出す絞り装置であって、
    前記凝縮器に接続される一次室と前記蒸発器に接続される二次室とを構成する本体ケースと、
    弁ポートが形成され前記本体ケース内で前記一次室と前記二次室との間に配設された弁座部材と、
    前記弁ポートの軸線に沿って移動することにより前記弁ポートの開度を可変にする弁体と、
    前記弁ポートの軸線に平行なガイド面であって、前記弁座部材に対して前記二次室側に配置されたガイド面と、
    前記弁体を前記弁ポート側に付勢するばね部材と、
    前記弁体の側面と前記ガイド面との隙間であって、前記弁ポート側から前記弁体の背圧室に前記冷媒を流す導入路と、
    を備え、
    前記弁体と前記ガイド面の一方または他方に設けられた羽根部材であって、前記弁ポート側から前記背圧室に流れる冷媒の流れの下流側に端部を有する羽根を前記弁体と前記ガイド面の他方または一方に当接させることで、前記弁体と前記ガイド面の他方または一方と、前記羽根との間に摺動抵抗を付与する羽根部材設けられ、前記羽根の端部に、該羽根が当接する対象と点接触または線接触する曲面部を備えた
    ことを特徴とする絞り装置。
  2. 前記羽根部材が前記弁体に設けられ、前記羽根前記ガイド面に当接することで、前記ガイド面と前記羽根との間に摺動抵抗付与されることを特徴とする請求項1に記載の絞り装置。
  3. 前記羽根部材が前記ガイド面に設けられ、前記羽根前記弁体の側面に当接することで、前記弁体と前記羽根との間に摺動抵抗付与されることを特徴とする請求項1に記載の絞り装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の絞り装置、凝縮器と蒸発器との間に設けられていることを特徴とする冷凍サイクル。
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