JPH11210927A - 弁 - Google Patents

弁

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JPH11210927A
JPH11210927A JP29669798A JP29669798A JPH11210927A JP H11210927 A JPH11210927 A JP H11210927A JP 29669798 A JP29669798 A JP 29669798A JP 29669798 A JP29669798 A JP 29669798A JP H11210927 A JPH11210927 A JP H11210927A
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JP
Japan
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valve
valve plate
opening
valve seat
plate
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JP29669798A
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Bjoern Lindqvist
リンドクヴィスト ビエルン
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Siemens Elema AB
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Siemens Elema AB
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズ発生の危険を大幅に低減する弁を見出
す。 【解決手段】 弁（２）が開いている時に弁座（４）内
の開口（８）を通って流れるガスが弁板（１０）に対し
て非対称の力を及ぼすように、弁板（１０）が非対称に
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項１の上位概
念による弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】患者の用手換気（呼吸）は麻酔との組合
せできわめて一般的である。医者は特に麻酔の開始と終
了時に患者の用手換気を採用する。この場合医者は用手
操作式のガスシステムを使用する。このガスシステムは
ハンドベンチレータとこの用手操作式ガスシステム内の
呼吸ガスの圧力を制御するための調整可能な圧力制限弁
とを備える。調整可能な圧力制限弁はしばしばＡＰＬ弁
と示されるので、以下この用語が使用される。
【０００３】原則的には、ＡＰＬ弁は弁座、閉鎖位置で
弁座に対してシールし、余剰ガスを放出するために陽圧
によって弁座から持ち上げられる弁板を備える。調整可
能な弁ばねが医者によって設定された圧力に相当する力
で弁板に圧力を及ぼす。ＡＰＬ弁は低陽圧（大気圧より
も約３ｃｍＨ２Ｏ高い）で余剰ガスを放出しなければな
らないので、弁板に対する力は設定範囲の始点において
大きすぎてはならない。原則的にＡＰＬ弁はハンドベン
チレータを単に充填せしめるだけに必要であるよりも大
きな抵抗を示してはならない。特にこれは患者の呼気に
対して大きな抵抗を示してはならない。ＡＰＬ弁で生じ
得る１つの問題は、一定の流れかつ外部の状態（チュー
ブ、管、他の弁等での）の下に振動し始め、不快なノイ
ズが発生されることがあることである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、この
ようなノイズ発生の危険を大幅に低減する弁を見出すこ
とである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よれば請求項１の特徴部分に従って構成された弁によっ
て解決される。
【０００６】
【発明の効果】本発明の有利な実施形は請求項１にかか
る引用形式請求項から明らかである。
【０００７】流動ガスによって弁板に及ぼされる力が非
対称で適用されるように弁板が構成されると上記の問題
は大幅に低減される。非対称の適用は、特に非対称が弁
を通るガス流に関して選択される場合に弁の自然振動す
る（self-oscillate）傾向を低減する。さらには弁板は
弁座を押圧するその全接触面でもって同時に上下運動せ
ずに、実際には波様の運動を描く。
【０００８】この効果は、横力が発生せしめられるよう
に弁板が構成されるとさらに強められる。
【０００９】弁は低圧で開くので、弁板の質量は原則的
に弁の閉鎖力として働く。圧力を調整する必要があると
きにはばねが圧力の増大に寄与することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１の弁２は、患者の用手換気の
ためのガスシステム内の呼吸ガスのためのチューブ６内
に配置された弁座４を示す。弁座４内の開口８は弁２の
開放時にガスを通過を許す。弁板１０は弁２を調整可能
な圧力で閉鎖するために弁座４に対して配置されてい
る。弁板１０はばね１２によって弁座４に対して押圧さ
れる。ばね力はハンドル１４を用いて手で調整可能であ
る。弁板１０は突出部１６を有しており、突出部は下方
へ弁座４内の開口８を通って延びる。有利に突出部１６
は、弁２が閉鎖位置にある時に弁座４内の開口８内にフ
ィットするように構成されている。突出部１６はこの突
出部が配置された弁板の側をガスが流動するのを邪魔／
阻止し、チューブ６から上方へ開口８を通って流れるガ
スが弁２およびその周囲内で不快なノイズを発生するの
を阻止する。これが横力を発生し、この力が自然振動を
妨げ、さらには弁板１０が弁座４に平行に昇降せしめら
れないことを保証する。
【００１１】弁２はまた、別の形式で保護し、制御し、
かつ通常の操作に関与するために付加的な構成部材を備
えていてよい。本発明は弁２のこれらの部材に影響を与
えないので、実際の発明の理解に利するためにこれらは
図面には示されていない。
【００１２】図２は弁２の１バージョンを示す。同一の
構成部材は同一の符号を付されている。唯一の相違点
は、図２の弁板１０が、管形の円筒形手段である円筒形
チューブ１８の形状の突出部を有していることであり、
円筒形チューブにおいて開口２０が弁２からのガス出口
を有している。有利に円筒形チューブ１８は、弁２が閉
鎖位置にある時に弁座４内の開口８内にフィットするよ
うに構成されている。ここでもガス流の流路の形成が弁
板１０へ及ぼされる横力を発生する。
【００１３】大気圧を上回る少しの増大が弁を開くこと
ができる位置においては、弁板の質量は原則的に十分な
閉鎖力を提供するのに十分である。この場合には力の用
手増大は増大圧力のためにだけ必要とされるにすぎな
い。
【００１４】図面の突出部１６，１８は、弁板１０の全
周の１８０度の相当量よりも大きな妨害物を形成しては
ならない。
【００１５】別の構成が完全に実現可能である。例えば
図２のチューブ１８は、開口８から突出する代わりに弁
座４を取り巻くように設計することができる。
【００１６】弁板の質量の非対称分配は、自然振動を阻
止するのに十分であり、かつ弁板をして弁座の上で単に
直線的に上下動させる代わりに波動を描かせることもで
き、こうして弁２が閉鎖するときに発生せしめられるノ
イズを減衰する。
【００１７】本発明のもっとも重要な面は、弁板を、弁
が開いてガスを放出する時に対称的に分配される力が弁
板にされないように、構成することである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による弁の第１の実施例を示した図であ
る。
【図２】第２の実施例を示した図である。
【符号の説明】
２ 弁、 ４ 弁座、 ６ チューブ、 ８，２０ 開
口、 １０ 弁板、１２ ばね、 １４ ハンドル、
１６ 突出部、 １８ 円筒形チューブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 患者の用手換気用のガスシステム（６）
    で使用するための圧力制限弁（２）であって、開口
    （８）を持つ弁座（４）と、弁板（１０）と、力発生手
    段（１２，１２）とを備えており、力発生手段（１０，
    １２）が開口（８）を閉鎖するために弁板（１０）を弁
    座（４）に対して押圧するように構成されている形式の
    ものにおいて、弁（２）が開いている時に弁座（４）内
    の開口（８）を通って流れるガスが弁板（１０）に対し
    て非対称の力を及ぼすように、弁板（１０）が非対称に
    構成されていることを特徴とする、弁。
  2. 【請求項２】 弁座（４）内の開口（８）が上向きにな
    るように弁（２）が構成されており、かつ力発生手段
    （１０，１２）が弁板（１０）を備え、閉鎖力が弁板
    （１０）に対する重力の作用によって発生せしめられる
    ようになっている、請求項１記載の弁。
  3. 【請求項３】 力発生手段（１０，１２）が、弁板（１
    ０）を弁座（４）に対して押圧するように構成された圧
    縮ばね（１２）を備えている、請求項１記載の弁。
  4. 【請求項４】 弁板が円形ディスク（１０）と非対称に
    構成された、弁座（４）に面した突出部（１６）とを有
    している、請求項１から３までのいずれか１項記載の
    弁。
  5. 【請求項５】 非対称に構成された突出部（１６）が１
    ８０度よりも小さい角度の底面を持つ切頭円筒形円形セ
    グメントの形状を有している、請求項４記載の弁。
  6. 【請求項６】 弁板が円形ディスク（１０）と壁内に開
    口（２０）を持つ管形の円筒形手段（１８）とを備え、
    円筒形手段（１８）が弁座（４）に面している、請求項
    １から３までのいずれか１項記載の弁。
  7. 【請求項７】 管形の円筒形手段（１８）の壁内の開口
    （２０）が１８０度よりも大きな開角を持つ円弧の形状
    を持つ、請求向記載の弁。
JP29669798A 1997-10-20 1998-10-19 弁 Pending JPH11210927A (ja)

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SE9703810A SE9703810D0 (sv) 1997-10-20 1997-10-20 Ventil
SE9703810-3 1997-10-20

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