JP3214113U - 空気枕 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部に空気を入れるのに口を使う必要がなく、衛生的であるうえに、よりコンパクトである空気枕を提供する。【解決手段】袋状の空気枕本体11と、空気枕本体11内へ空気を供給しうると共に排気しうる、空気枕本体11に内蔵された手押式ポンプユニット12とを備え、手押式ポンプユニット12は、空気枕本体11内へ空気を供給しうるポンプ部13と、ポンプ部13に接合され、ポンプ部13により内部に高圧が形成された場合には空気枕本体11内へ空気を供給すると共に、ポンプ部13により内部に負圧が形成された場合には空気を外部から吸入するように構成されたバルブ部14とを備えた構成とされている。【選択図】図1

Description

本考案は、旅行時などに携帯するのに適した空気枕に関するものである。
従来から、旅行時などに携帯するのに適した空気枕は、多数提案され、実施に供されている。
これら従来の空気枕では、様々な工夫がなされているが、近年、特に衛生面を重視して、例えば、特許文献1に開示されているように、口を使わずに空気枕内へ空気を入れることができる空気枕も提案されている。
しかしながら、特許文献1に開示されたような空気枕は、空気枕本体にチューブを介して空気枕本体内に空気を入れるための手押式ポンプが接続されているので、特に使用時に、手押式ポンプが垂れ下がって邪魔であった。
このようなことから、よりコンパクトな空気枕が欲しいとの要請が多くの人々の間からあった。
実用新案登録第3163934号公報
本考案は、以上のような従来の要請に応えるためのものであって、その課題は、内部に空気を入れるのに口を使う必要がなく、衛生的であるうえに、よりコンパクトである空気枕を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1記載の考案にあっては、袋状の空気枕本体と、前記空気枕本体内へ空気を供給しうると共に排気しうる、前記空気枕本体に内蔵された手押式ポンプユニットとを備え、前記手押式ポンプユニットは、前記空気枕本体内へ空気を供給しうるポンプ部と、前記ポンプ部に接合され、前記ポンプ部により内部に高圧が形成された場合には前記空気枕本体内へ空気を供給すると共に、前記ポンプ部により内部に負圧が形成された場合には空気を外部から吸入するように構成されたバルブ部とを備えたことを特徴とする。
従って、前記手押式ポンプユニットが前記空気枕本体に内蔵されているため、前記空気枕本体から垂れ下がるものがない。
請求項2記載の考案にあっては、前記ポンプ部は、前記空気枕本体上に突出配置され、可撓性を有する素材からなり、押圧された場合に変形可能な膨出部として形成されると共に、前記バルブ部は前記空気枕本体の表面部に開口し、空気を流入及び排出する空気流通孔部と、前記空気流通孔部を開閉しうるバルブ本体と、前記ポンプ部と前記バルブ部との間に、前記ポンプ部と前記バルブ部との間で空気を流通させる空気流通部とを有することを特徴とする。
従って、前記ポンプ部は、前記空気枕本体上に突出配置されているため、前記空気枕本体内に空気を入れる際に押し易い。
請求項3記載の考案にあっては、前記バルブ本体は、第一の弁座と、前記第一の弁座の内方側に設けられた第二の弁座と、前記第一の弁座を開閉可能に閉止する、可撓性を有する第一の弁部と、前記第二の弁座を開閉可能に閉止する、可撓性を有する第二の弁部とを備え、前記空気流通部は前記第一の弁部と前記第二の弁部との間に設けられていることを特徴とする。
従って、前記ポンプ部を手で押して、前記空気枕本体内に空気を入れる際に、前記ポンプ部が収縮しているときは、前記第一の弁部は閉状態で、前記第二の弁部は開状態となり、前記ポンプ部が復元しているときは、前記第一の弁部は開状態で、前記第二の弁部は閉状態となる。
請求項4記載の考案にあっては、前記ポンプ部は、合成樹脂製であって中空のドーム体と、前記ドーム体に内装されたスプリングとを有すると共に、前記第一の弁座、前記第二の弁座、前記第一の弁部及び前記第二の弁部は同軸上に配置されており、同軸上に配置されたスプリングにより常時、閉状態に付勢されていることを特徴とする。
従って、前記ポンプ部を形成する合成樹脂製の前記中空のドーム体に内装されたスプリングにより、前記ポンプ部が素早く復元するとともに、前記第一の弁座、前記第二の弁座、前記第一の弁部及び前記第二の弁部は同軸上に配置されており、同軸上に配置されたスプリングにより常時、閉状態に付勢されているため、前記第一の弁座も前記第二の弁座も常時は閉状態であるが、前記バルブ部内に高圧又は負圧が形成されることにより、前記第一の弁座又は前記第二の弁座が開状態又は閉状態となる。
請求項5記載の考案にあっては、前記空気枕本体は、人の首に嵌め込み可能に平面略U字形状に形成されていることを特徴とする。
従って、使用時は首に嵌め込めばよいため、位置がずれない。
請求項6記載の考案にあっては、前記空気枕本体の人の後頭部があたる位置には、後頭部を支えうる突出部が形成されていることを特徴とする。
従って、使用時には前記突出部が後頭部を支えるため、首が安定する。
請求項1記載の空気枕にあっては、袋状の空気枕本体と、前記空気枕本体内へ空気を供給しうると共に排気しうる、前記空気枕本体に内蔵された手押式ポンプユニットとを備え、前記手押式ポンプユニットは、前記空気枕本体内へ空気を供給しうるポンプ部と、前記ポンプ部に接合され、前記ポンプ部により内部に高圧が形成された場合には前記空気枕本体内へ空気を供給すると共に、前記ポンプ部により内部に負圧が形成された場合には空気を外部から吸入するように構成されたバルブ部とを備えた構成とされている。
従って、前記手押式ポンプユニットが前記空気枕本体に内蔵されているため、前記空気枕本体から垂れ下がるものがない。
その結果、前記手押式ポンプユニットが前記空気枕本体に内蔵されているため、前記空気枕本体から垂れ下がるものがないので、その分、内部に空気を入れるのに口を使う必要がなく、衛生的であるうえに、よりコンパクトである。
請求項2記載の空気枕にあっては、前記ポンプ部は、前記空気枕本体上に突出配置され、可撓性を有する素材からなり、押圧された場合に変形可能な膨出部として形成されると共に、前記バルブ部は前記空気枕本体の表面部に開口し、空気を流入及び排出する空気流通孔部と、前記空気流通孔部を開閉しうるバルブ本体と、前記ポンプ部と前記バルブ部との間に、前記ポンプ部と前記バルブ部との間で空気を流通させる空気流通部とを有する。
従って、前記ポンプ部は、前記空気枕本体上に突出配置されているため、前記空気枕本体内に空気を入れる際に押し易い。
その結果、前記空気枕本体内に空気を入れる際に前記ポンプ部を押し易いので、必要時に前記ポンプ部を作動させることにより、容易且つ迅速に前記空気枕本体内へ供気することができる。
請求項3記載の空気枕にあっては、前記バルブ本体は、第一の弁座と、前記第一の弁座の内方側に設けられた第二の弁座と、前記第一の弁座を開閉可能に閉止する、可撓性を有する第一の弁部と、前記第二の弁座を開閉可能に閉止する、可撓性を有する第二の弁部とを備え、前記空気流通部は前記第一の弁部と前記第二の弁部との間に設けられている。
従って、前記ポンプ部を手で押して、前記空気枕本体内に空気を入れる際に、前記ポンプ部が収縮しているときは、前記第一の弁部は閉状態で、前記第二の弁部は開状態となり、前記ポンプ部が復元しているときは、前記第一の弁部は開状態で、前記第二の弁部は閉状態となる。
その結果、前記ポンプ部を手で押して、前記空気枕本体内に空気を入れる際に、前記ポンプ部が収縮しているときは、内部に形成される高圧により、前記第一の弁部は閉状態で、前記第二の弁部は開状態となり、前記ポンプ部が復元しているときは、内部に形成される負圧により、前記第一の弁部は開状態で、前記第二の弁部は閉状態となるので、前記空気枕本体内へ空気を効率的に素早く入れることができる。
請求項4記載の空気枕にあっては、前記ポンプ部は、合成樹脂製であって中空のドーム体と、前記ドーム体に内装されたスプリングとを有すると共に、前記第一の弁座、前記第二の弁座、前記第一の弁部及び前記第二の弁部は同軸上に配置されており、同軸上に配置されたスプリングにより常時、閉状態に付勢されている。
従って、前記ポンプ部を形成する合成樹脂製の前記中空のドーム体に内装されたスプリングにより、前記ポンプ部が素早く復元するとともに、前記第一の弁座、前記第二の弁座、前記第一の弁部及び前記第二の弁部は同軸上に配置されており、同軸上に配置されたスプリングにより常時、閉状態に付勢されているため、前記第一の弁部も前記第二の弁部も常時は閉状態であるが、前記バルブ部内に高圧又は負圧が形成されることにより、前記第一の弁部又は前記第二の弁部が開状態又は閉状態となる。
その結果、前記ポンプ部を形成する合成樹脂製の前記中空のドーム体に内装されたスプリングにより、前記ポンプ部が素早く復元するとともに、前記第一の弁座、前記第二の弁座、前記第一の弁部及び前記第二の弁部は同軸上に配置されており、同軸上に配置されたスプリングにより常時、閉状態に付勢されているため、前記第一の弁部も前記第二の弁部も常時は閉状態であるが、前記バルブ部内に高圧又は負圧が形成されることにより、前記第一の弁部又は前記第二の弁部が開状態又は閉状態となるので、前記空気枕本体内へ空気をより効率的に素早く入れることができる。
請求項5記載の空気枕にあっては、前記空気枕本体は、人の首に嵌め込み可能に平面略U字形状に形成されている。
従って、使用時は首に嵌め込めばよいため、位置がずれない。
その結果、使用時は首に嵌め込めばよいため、位置がずれないので、乗り物の背凭れの有る座席などに座って使用している場合も、位置直しをせずに済み、楽である。
請求項6記載の空気枕にあっては、前記空気枕本体の人の後頭部があたる位置には、後頭部を支えうる突出部が形成されている。
従って、使用時には前記突出部が後頭部を支えるため、首が安定する。
その結果、使用時には前記突出部が後頭部を支えるため、首が安定するので、使用時に小さな力で首を安定状態にすることでき、より楽である。
図1は、本考案の実施形態の空気枕の概略構成を示す斜視図である。 図2は、本考案の実施形態の空気枕を構成する手押式ポンプユニットの概略構成を示す斜視図である。 図3は、図2に示した手押式ポンプユニットの分解状態を示す分解斜視図である。 図4は、実施形態の手押式ポンプユニットの仕組みを説明するための模式図である。 図5は、実施形態の手押式ポンプユニットの仕組みを説明するための模式図である。 図6は、実施形態の手押式ポンプユニットの仕組みを説明するための模式図である。 図7は、実施形態の手押式ポンプユニットの仕組みを説明するための模式図である。
以下、本考案に係る空気枕を、実施形態に基づき、図面を参照して説明する。
先ず、実施形態の空気枕10の構成について説明する。
図1〜図7は、本考案の実施形態の空気枕10の概略構成を示している。
この実施形態の空気枕10は、図1に示したように、袋状の空気枕本体11と、空気枕本体11内へ空気を供給しうると共に排気しうる、空気枕本体11に内蔵された手押式ポンプユニット12とを備えている。
そして、手押式ポンプユニット12は、図2に示したように、空気枕本体11内へ空気を供給しうるポンプ部13と、ポンプ部13に接合され、ポンプ部13により内部に高圧が形成された場合には空気枕本体11内へ空気を供給すると共に、ポンプ部13により内部に負圧が形成された場合には空気を外部から吸入するように構成されたバルブ部14とを備えた構成とされている。
ここで、ポンプ部13は、図1及び図2に示したように、空気枕本体11上に突出配置され、可撓性を有する素材からなり、押圧された場合に変形可能な膨出部として形成されると共に、バルブ部14は空気枕本体11の表面部に開口し、空気を流入及び排出する空気流通孔部15と、空気流通孔部15を開閉しうるバルブ本体16と、ポンプ部13とバルブ部14との間に、ポンプ部13とバルブ部14との間で空気を流通させる空気流通部25とを有する。
また、バルブ本体14は、図3に示したように、第一の弁座17と、第一の弁座17の内方側に設けられた第二の弁座18と、第一の弁座17を開閉可能に閉止する、可撓性を有する第一の弁部19と、第二の弁座18を開閉可能に閉止する、可撓性を有する第二の弁部20とを備え、空気流通部25は、第一の弁部19と第二の弁部20との間に設けられている。
さらに、ポンプ部13は、図2及び図3に示したように、合成樹脂製であって中空のドーム体21と、ドーム体21に内装されたスプリング22とを有すると共に、第一の弁座17、第二の弁座18、第一の弁部19及び第二の弁部20は同軸上に配置されており、同軸上に配置されたスプリング23,24により、それぞれ常時、閉状態に付勢されている。
また、ポンプ部13、バルブ部14、及びこれらを繋ぐ空気流通部25は、図3に示したように、ポンプユニット上側部材26とポンプユニット下側部材27とを、その間に、ポンプ部13の部分では、スプリング22を挟み込むとともに、バルブ部14の部分では、上記した第一の弁座17、第二の弁座18、第一の弁部19、第二の弁部20、及びスプリング23,24に加え、第一の弁座17の下縁部を形成する第一弁座下縁部材28と、第二の弁座18の下縁部を形成する第二弁座下縁部材29と、空気流通孔部15を被覆可能な蓋部30とを挟み込んで接合して構成されている。
ここで、空気枕本体11は、図1に示したように、人の首に嵌め込み可能に平面略U字形状に形成されている。
また、手押式ポンプユニット12は、この平面略U字形状の空気枕本体11の一端部側に内蔵されている。
さらに、この空気枕本体11の人の後頭部があたる位置には、後頭部を支えうる二子山状の突出部31が形成されている。
なお、この空気枕本体11の表面は、肌触りの良い素材から成るカバー材32で被覆されている。
次に、手押式ポンプユニット12の仕組みについて、図4〜図7を参照して説明する。
この手押式ポンプユニット12は、図4に示したように、通常時は、バルブ部14内のバルブ本体16を形成する外側の第一の弁部19と、内側の第二の弁部20とは、第一の弁座17と第二の弁座18の周囲に巻かれたスプリング23,24で、第一の弁座17と第一弁座下縁部材28との間及び第二の弁座18と第二弁座下縁部材29との間にそれぞれ形成された第一の弁座17と第二の弁座18は挿通し、スプリング23,24の内側端部の挿通は遮る図示省略の支持部により、付勢され、第一の弁座17と第一弁座下縁部材28との間の隙間33及び第二の弁座18と第二弁座下縁部材29との間の隙間34を塞いで、ともに閉状態となっており、空気流通孔部15の下側の弁間空間部35は、略密閉空間となっている。
この手押式ポンプユニット12は、図5に示したように、ポンプ部13のドーム体21をスプリング22の付勢力に抗して手で押すと、ドーム体21内の中空空間部36の空気が、空気流通部25内を通って、弁間空間部35内へ流入し、弁間空間部35内は高圧となる。
これにより、第一の弁部19と第二の弁部20とには、押圧力が働くので、第一の弁部19は、第一弁座下縁部材28に押し付けられるので、閉状態のままで、第二の弁部20は、第二弁座下縁部材29から撓んで離れ、開状態となり、弁間空間部35内の空気が、隙間34を通って、空気枕本体11内へ供給される。
また、この手押式ポンプユニット12は、図6に示したように、ポンプ部13のドーム体21の手の力を抜くと、ドーム体21は、中空空間部36に設けられたスプリング22の付勢力の助けも借りて元の状態に復元し、弁間空間部35内の空気が、空気流通部25内を通って、中空空間部36内へ流入し、弁間空間部35内は負圧となる。
これにより、第一の弁部19と第二の弁部20とには、引張力が働くので、第一の弁部19は、第一弁座下縁部材28から撓んで離れ、開状態となり、第二の弁部20は、第二弁座下縁部材29に押し付けられるので、閉状態のままであり、外部から弁間空間部35内へ空気が、隙間33を通って、空気流通部25内を通って、ドーム体21の中空空間部36内へ供給され、図4に示した通常時の状態に戻る。
これら図4から図6に示した状態の繰り返しにより、空気枕本体11内へ外部の空気が供給される。
なお、空気枕本体11内の空気を抜きたいときは、図7に示したように、第一の弁座17の外側端部を指で押すと、第一の弁部19が第二の弁座18の外側端部を押すので、第一の弁部19は第一弁座下縁部材28から離れ開状態となり、第二の弁部20も第二弁座下縁部材29から離れ開状態となる。
これにより、空気枕本体11内の空気が隙間33,34を通って、外部へ抜け、カバンなどに収納し易い更によりコンパクトな状態にすることができる。
なお、第一の弁座17の外側端部から指を離すと、スプリング23,24の付勢力により、手押式ポンプユニット12は、図4に示した通常時の状態に戻る。
次に、この実施形態の空気枕10の作用効果について説明する。
この本考案の実施形態の空気枕10は、図1〜図7に示したように、袋状の空気枕本体11と、空気枕本体11内へ空気を供給しうると共に排気しうる、空気枕本体11に内蔵された手押式ポンプユニット12とを備え、手押式ポンプユニット12は、空気枕本体11内へ空気を供給しうるポンプ部13と、ポンプ部13に接合され、ポンプ部13により内部に高圧が形成された場合には空気枕本体11内へ空気を供給すると共に、ポンプ部13により内部に負圧が形成された場合には空気を外部から吸入するように構成されたバルブ部14とを備えた構成とされている。
従って、手押式ポンプユニット12が空気枕本体11に内蔵されているため、空気枕本体11から垂れ下がるものがない。
その結果、手押式ポンプユニット12が空気枕本体11に内蔵されているため、空気枕本体11から垂れ下がるものがないので、その分、内部に空気を入れるのに口を使う必要がなく、衛生的であるうえに、よりコンパクトである。
ここで、ポンプ部13は、空気枕本体11上に突出配置され、可撓性を有する素材からなり、押圧された場合に変形可能な膨出部として形成されると共に、バルブ部14は空気枕本体11の表面部に開口し、空気を流入及び排出する空気流通孔部15と、空気流通孔部15を開閉しうるバルブ本体16と、ポンプ部13とバルブ部14との間に、ポンプ部13とバルブ部14との間で空気を流通させる空気流通部25とを有する。
従って、ポンプ部13は、空気枕本体11上に突出配置されているため、空気枕本体11内に空気を入れる際に押し易い。
その結果、空気枕本体11内に空気を入れる際にポンプ部13を押し易いので、必要時にポンプ部13を作動させることにより、容易且つ迅速に空気枕本体11内へ供気することができる。
また、バルブ本体16は、第一の弁座17と、第一の弁座17の内方側に設けられた第二の弁座18と、第一の弁座17を開閉可能に閉止する、可撓性を有する第一の弁部19と、第二の弁座18を開閉可能に閉止する、可撓性を有する第二の弁部20とを備え、空気流通部25は第一の弁部17と第二の弁部18との間に設けられている。
従って、ポンプ部13を手で押して、空気枕本体11内に空気を入れる際に、ポンプ部13が収縮しているときは、第一の弁部19は閉状態で、第二の弁部20は開状態となり、ポンプ部13が復元しているときは、第一の弁部19は開状態で、第二の弁部20は閉状態となる。
その結果、ポンプ部13を手で押して、空気枕本体11内に空気を入れる際に、ポンプ部13が収縮しているときは、内部に形成される高圧により、第一の弁部19は閉状態で、第二の弁部20は開状態となり、ポンプ部13が復元しているときは、内部に形成される負圧により、第一の弁部19は開状態で、第二の弁部20は閉状態となるので、空気枕本体11内へ空気を効率的に素早く入れることができる。
さらに、ポンプ部13は、合成樹脂製であって中空のドーム体21と、ドーム体21に内装されたスプリング22とを有すると共に、第一の弁座17、第二の弁座18、第一の弁部19及び第二の弁部20は同軸上に配置されており、同軸上に配置されたスプリング23,24により常時、閉状態に付勢されている。
従って、ポンプ部13を形成する合成樹脂製の中空のドーム体21に内装されたスプリング22により、ポンプ部13が素早く復元するとともに、第一の弁座17、第二の弁座18、第一の弁部19及び第二の弁部20は同軸上に配置されており、同軸上に配置されたスプリング23,24により常時、閉状態に付勢されているため、第一の弁部19も第二の弁部20も常時は閉状態であるが、バルブ部13内に高圧又は負圧が形成されることにより、第一の弁部又は第二の弁部20が開状態又は閉状態となる。
その結果、ポンプ部13を形成する合成樹脂製の前記中空のドーム体21に内装されたスプリング22により、ポンプ部13が素早く復元するとともに、第一の弁座17、第二の弁座18、第一の弁部19及び第二の弁部20は同軸上に配置されており、同軸上に配置されたスプリング23,24により常時、閉状態に付勢されているため、第一の弁部19も第二の弁部20も常時は閉状態であるが、バルブ部13内に高圧又は負圧が形成されることにより、第一の弁部19又は第二の弁部20が開状態又は閉状態となるので、空気枕本体11内へ空気をより効率的に素早く入れることができる。
また、空気枕本体11は、人の首に嵌め込み可能に平面略U字形状に形成されている。
従って、使用時は首に嵌め込めばよいため、位置がずれない。
その結果、使用時は首に嵌め込めばよいため、位置がずれないので、乗り物の背凭れの有る座席などに座って使用している場合も、位置直しをせずに済み、楽である。
さらに、空気枕本体11の人の後頭部があたる位置には、後頭部を支えうる突出部31が形成されている。
従って、使用時には突出部31が後頭部を支えるため、首が安定する。
その結果、使用時には突出部31が後頭部を支えるため、首が安定するので、使用時に小さな力で首を安定状態にすることでき、より楽である。
以上、本考案に係る空気枕の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、この実施形態に限らず、本考案の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本考案に含まれる。
本考案に係る空気枕は、旅行時などに携帯するのに適した空気枕として、広く実施することができるので、産業上の利用可能性を有している。
10 空気枕
11 空気枕本体
12 手押式ポンプユニット
13 ポンプ部
14 バルブ部
15 空気流通孔部
16 バルブ本体
17 第一の弁座
18 第二の弁座
19 第一の弁部
20 第二の弁部
21 ドーム体
22 スプリング
23 スプリング
24 スプリング
25 空気通気部
26 ポンプユニット上側部材
27 ポンプユニット下側部材
28 第一弁座下縁部材
29 第二弁座下縁部材
30 蓋部
31 突出部
32 カバー材
33 隙間
34 隙間
35 弁間空間部
36 中空空間部

Claims (6)

  1. 袋状の空気枕本体と、前記空気枕本体内へ空気を供給しうると共に排気しうる、前記空気枕本体に内蔵された手押式ポンプユニットとを備え、
    前記手押式ポンプユニットは、前記空気枕本体内へ空気を供給しうるポンプ部と、前記ポンプ部に接合され、前記ポンプ部により内部に高圧が形成された場合には前記空気枕本体内へ空気を供給すると共に、前記ポンプ部により内部に負圧が形成された場合には空気を外部から吸入するように構成されたバルブ部とを備えたことを特徴とする空気枕。
  2. 前記ポンプ部は、前記空気枕本体上に突出配置され、可撓性を有する素材からなり、押圧された場合に変形可能な膨出部として形成されると共に、前記バルブ部は前記空気枕本体の表面部に開口し、空気を流入及び排出する空気流通孔部と、前記空気流通孔部を開閉しうるバルブ本体と、前記ポンプ部と前記バルブ部との間に、前記ポンプ部と前記バルブ部との間で空気を流通させる空気流通部とを有することを特徴とする請求項1記載の空気枕。
  3. 前記バルブ本体は、第一の弁座と、前記第一の弁座の内方側に設けられた第二の弁座と、前記第一の弁座を開閉可能に閉止する、可撓性を有する第一の弁部と、前記第二の弁座を開閉可能に閉止する、可撓性を有する第二の弁部とを備え、前記空気流通部は前記第一の弁部と前記第二の弁部との間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の空気枕。
  4. 前記ポンプ部は、合成樹脂製であって中空のドーム体と、前記ドーム体に内装されたスプリングとを有すると共に、前記第一の弁座、前記第二の弁座、前記第一の弁部及び前記第二の弁部は同軸上に配置されており、同軸上に配置されたスプリングにより常時、閉状態に付勢されていることを特徴とする請求項3記載の空気枕。
  5. 前記空気枕本体は、人の首に嵌め込み可能に平面略U字形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の空気枕。
  6. 前記空気枕本体の人の後頭部があたる位置には、後頭部を支えうる突出部が形成されていることを特徴とする請求項5記載の空気枕。
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