JP6825838B2 - 機構モジュール、ムーブメントおよび時計 - Google Patents
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Description
そして、地板および輪列受が非金属材料により形成されているので、地板および輪列受が金属材料により形成されている構成と比較して、地板および輪列受を備える機構モジュールを軽量化することができる。また、地板および輪列受を非金属材料である樹脂材料により形成することで、部材コストを低減することができる。
(時計)
一般に、時計の駆動部分を含む機械体を「ムーブメント」と称する。このムーブメントに文字板、指針を取り付けて、時計ケースの中に入れて完成品にした状態を時計の「コンプリート」と称する。また、時計の基盤を構成する地板の両側のうち、時計ケースのガラスのある方の側、すなわち、文字板のある方の側をムーブメントの「裏側」と称する。また、地板の両側のうち、時計ケースのケース裏蓋のある方の側、すなわち、文字板と反対の側をムーブメントの「表側」と称する。
図1および図2に示すように、時計1のコンプリートは、ケース裏蓋2およびガラス3を含む時計ケース4の内部に、ムーブメント10、文字板11、時針12、分針13および秒針14を備える。文字板11は、少なくとも時に関する情報を示す目盛り等を有する。文字板11、時針12、分針13および秒針14は、ガラス3を通じて視認可能に配置されている。ケース裏蓋2は、金属材料により形成されている。
図2に示すように、ムーブメント10は、文字板11の表側かつケース裏蓋2の裏側に配置されている。ムーブメント10は、時針12、分針13および秒針14が取り付けられる機構モジュール21と、機構モジュール21の表側に配置され機構モジュール21の駆動を制御する回路ブロック23(基板、外部部品)と、機構モジュール21と回路ブロック23との間に配置される中継基板24(図8参照)と、機構モジュール21および回路ブロック23を保持するモジュール枠25と、を備えている。
なお、以下の説明では、時針12、分針13および秒針14の回転軸Oの延在方向を軸方向といい、軸方向に直交して回転軸Oから放射状に延びる方向を径方向という。
図3は、実施形態の機構モジュールを表側から見た斜視図である。図4は、実施形態の機構モジュールの内部構成を表側から見た平面図である。図5は、実施形態のムーブメントの拡大断面図である。なお、図4では、機構モジュール21に中継基板24が配置された状態を示している。
図3から図5に示すように、機構モジュール21は、複数の歯車を有する輪列30と、輪列30を駆動する第1モータ40A、第2モータ40Bおよび第3モータ40Cと、輪列30を支持する地板51および輪列受52と、地板51に固定された筒車押さえ53と、地板51と輪列受52との間に配置された二番受54と、を備えている。機構モジュール21には、金属材料により形成された金属部材が一部に用いられている。
輪列受52は、地板51の軸方向の表側に配置されている。輪列受52は、非金属材料である樹脂材料により、軸方向を厚み方向とする板状に形成されている。
図4および図6に示すように、第1モータ40Aは、磁心42に巻いたコイルワイヤ43を含むコイルブロック41と、コイルブロック41の磁心42の両端部分と接触するように配置されたステータ44と、ステータ44のロータ孔44aに配置されたロータ45と、を有している。
図4に示すように、磁心42は、軸方向および径方向に直交する方向に沿うように延在している。磁心42は、その両端部に形成された貫通孔42a(図6参照)にそれぞれ挿通されたネジ56により、地板51に対して固定されている。
ロータ45は、地板51と輪列受52(図3参照)とにより回転可能に支持されている。
図2に示すように、回路ブロック23は、プリント基板である基板本体71と、基板本体71に実装されたIC72および水晶ユニット73と、を主に有する。
図7は、実施形態のムーブメントを表側から見た平面図である。
図7に示すように、基板本体71は、軸方向から見て円形状に形成されている。基板本体71には、第1雌ネジ55に螺合される第1雄ネジ60(接続部材)が挿通する第1ネジ挿通孔71aと、3個の第2雌ネジ57それぞれに螺合される第2雄ネジ61がそれぞれ挿通する3個の第2ネジ挿通孔71bと、が形成されている(図5参照)。
図8は、実施形態の機構モジュールおよび中継基板を表側から見た斜視図である。
図3および図8に示すように、中継基板24は、機構モジュール21の地板51と回路ブロック23の基板本体71(図5参照)との間に3個配置されている。具体的に、各中継基板24は、各モータ40A〜40Cのコイルリード基板46上にそれぞれ配置されている。各中継基板24は、軸方向から見て各モータ40A〜40Cのコイルリード基板46における中央部分から端部46bに亘る部分に重なるように形成されている。各中継基板24の軸方向における厚さは、各モータ40A〜40Cの受信端子47bと、輪列受52における軸方向の表側の端部と、の距離と等しくなっている。
図9は、実施形態のムーブメントを裏側から見た底面図である。
図2および図9に示すように、モジュール枠25は、樹脂材料により、回路ブロック23と略同径の円盤状に形成されている。モジュール枠25の軸方向の厚さは、機構モジュール21の軸方向の厚さと一致している。モジュール枠25には、機構モジュール21が固定された回路ブロック23が表側から取り付けられる。モジュール枠25は、文字板11に対して裏側から固定されている。
そして、地板51および輪列受52が非金属材料により形成されているので、地板および輪列受が金属材料により形成されている構成と比較して、地板51および輪列受52を備える機構モジュール21を軽量化することができる。また、地板51および輪列受52を非金属材料である樹脂材料により形成することで、部材コストを低減することができる。
図10は、実施形態の第1変形例のムーブメントを表側から見た平面図である。図11は、実施形態の第1変形例のムーブメントを裏側から見た底面図である。
図3に示す実施形態では、機構モジュール21が3個のモータ40A〜40Cを備えている。これに対して図10および図11に示す実施形態の第1変形例では、機構モジュール121が2個のモータ140A,140Bを備えている点で、実施形態と異なっている。なお、図1から図9に示す実施形態と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する(以下の変形例についても同様)。
図12は、実施形態の第2変形例のムーブメントを表側から見た平面図である。図13は、実施形態の第2変形例のムーブメントを裏側から見た底面図である。
図7および図9に示す実施形態では、ムーブメント10が1個の機構モジュール21を備えている。これに対して図12および図13に示す実施形態の第2変形例では、ムーブメント210が2個の機構モジュール21,221を備えている点で、実施形態と異なっている。
例えば、上記実施形態においては、アナログクォーツ式の時計に本発明を適用した例を説明したが、アナログ表示およびデジタル表示を備えたコンビネーションクォーツ式の時計に本発明を適用してもよい。
Claims (8)
- 一部に金属部材が用いられ、
複数の歯車を有する輪列と、
前記輪列を駆動するモータと、
外部部品から前記モータを駆動するための電気信号を受信可能な受信端子と、
を備え、
前記受信端子に電気的に接続される送信端子と、接地可能に設けられた接地端子と、を備える基板に対し、前記金属部材と前記接地端子とを導通する接続部材によって固定され、
時針が取り付けられ前記金属部材である筒車を押さえる前記金属部材である筒車押さえと前記接地端子とが導通され、
前記接地端子と電池は回路ブロックに備えられ前記接地端子と前記電池のプラス極は導通される
ことを特徴とする機構モジュール。 - 分針が取り付けられる二番車と、
秒針が取り付けられる四番車と、
前記二番車を保持する二番受と、
を備え、
前記二番車、前記四番車および前記二番受が前記金属部材である、
ことを特徴とする請求項1に記載の機構モジュール。 - 前記筒車押さえは、前記金属部材であり、前記輪列を挟んで前記基板とは反対側に設けられている、
ことを特徴とする請求項2に記載の機構モジュール。 - 前記輪列を支持する地板および輪列受を備え、
前記地板および前記輪列受は、非金属材料により形成されている、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の機構モジュール。 - 前記モータを1個備える、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の機構モジュール。 - 前記モータを複数備える、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の機構モジュール。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の機構モジュールと、
前記基板と、
を備えることを特徴とするムーブメント。 - 請求項7に記載のムーブメントを備えることを特徴とする時計。
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