JP6824216B2 - コンクリート補強用鉄筋材の製造方法 - Google Patents

コンクリート補強用鉄筋材の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、道路(特に、トンネル内の道路)、鉄道の道床、橋、飛行場の滑走路やエプロン等の連続鉄筋コンクリート舗装に使用するコンクリート補強用鉄筋材の製造方法に関する。
従来、例えば、道路の舗装として、コンクリート舗装が行われている。
このコンクリート舗装においては、クラックの発生やその伝播を防止するため、路盤上へのコンクリート版の施工を、車両の走行方向に道路(路盤)を一定のスパンごとに区切って行い、コンクリート版の境界に目地を形成している。
しかし、目地の存在が、車両の走行安定性を阻害する一因となっていたため、近年においては、目地を省いた連続鉄筋コンクリート舗装が普及している。
連続鉄筋コンクリート舗装は、路盤上に支持スペーサを配置し、この支持スペーサ上に多数の配力筋(横方向鉄筋)を平行に配置し、更にこの配力筋上に多数の主筋(縦方向鉄筋)を平行に配置した後、コンクリートを打設することで行われる。この多数の配力筋と主筋とで、コンクリート補強用鉄筋材が構成されている。
上記した主筋は車両の走行方向に沿って配置され、配力筋は主筋に対して斜めに交差させて配置されるため、コンクリート補強用鉄筋材は網目状に形成される。
上記した多数の配力筋は、車両の走行方向(主筋の長手方向)に同一ピッチ、かつ、主筋に対して同じ傾斜角度となるように、支持スペーサ上に並べる必要があることから、作業に時間を要し、作業効率が悪く作業負担もかかっていた。また、多数の主筋についても、道路の幅方向に同一ピッチとなるように、配力筋上に並べる必要があることから、作業に時間を要し、作業効率が悪く作業負担もかかっていた。
そこで、例えば、特許文献1、2に記載のように、予め複数本の配力筋(横筋)を複数本の主筋(縦筋)に対して斜めに連結(溶接)したコンクリート補強用鉄筋材が提案されている。これにより、作業現場において、配力筋を同一ピッチかつ同一傾斜角度となるように並べる作業が不要となる。
特開2017−74605号公報 特開2017−75492号公報
しかしながら、複数本の配力筋と複数本の主筋が一体となったコンクリート補強用鉄筋材は、その重量が数百kg程度となるため、支持スペーサ上に配置するに際しては、作業者が持ち運ぶことができず、クレーン(重機)や専用の装置等を用いる必要があった。
このため、クレーンが進入できない、あるいは、クレーンのブームが傾動できない場所、例えば、トンネル内では、主筋と配力筋が一体となったコンクリート補強用鉄筋材を配置しずらいという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、従来よりも作業負担を低減でき、効率よく配置可能なコンクリート補強用鉄筋材の製造方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第の発明に係るコンクリート補強用鉄筋材の製造方法は、連続鉄筋コンクリート舗装に使用され、平行配置される多数の主筋と、該主筋に対し斜めに交差するように平行配置される多数の配力筋とで、網目状に形成されるコンクリート補強用鉄筋材の製造方法において、
3本以上10本以下の前記配力筋を、その端部が前記主筋の長手方向に沿うように斜めに平行配置し、該配力筋をその長手方向に移動させながら、該各配力筋に直交状態となるように、第1の補助筋を1本ずつ配置し、該各配力筋に該各第1の補助筋を順次溶接して、前記配力筋を、該各配力筋の長手方向に間隔をあけて平行に配置した複数の前記第1の補助筋で取付け固定し一体化して単位配筋材にする。
前記目的に沿う第の発明に係るコンクリート補強用鉄筋材の製造方法は、連続鉄筋コンクリート舗装に使用され、平行配置される多数の主筋と、該主筋に対し斜めに交差するように平行配置される多数の配力筋とで、網目状に形成されるコンクリート補強用鉄筋材の製造方法において、
3本以上10本以下の前記主筋を、その端部が前記配力筋の長手方向に沿うように斜めに平行配置し、該主筋をその長手方向に移動させながら、該各主筋に直交状態となるように、第2の補助筋を1本ずつ配置し、該各主筋に該各第2の補助筋を順次溶接して、前記主筋を、該各主筋の長手方向に間隔をあけて平行に配置した複数の前記第2の補助筋で取付け固定し一体化して単位主筋材にする。
の発明に係るコンクリート補強用鉄筋材の製造方法は、端部が主筋の長手方向に沿うように斜めに平行配置された複数の配力筋を、各配力筋に交差配置した第1の補助筋により連結し一体化して単位配筋材にするので、従来のように、多数の配力筋をそれぞれ、同一ピッチかつ同一傾斜角度となるように支持スペーサ上に並べる作業が不要となり、作業時間の短縮が図れ、作業効率を向上できると共に作業負担も低減できる。
の発明に係るコンクリート補強用鉄筋材の製造方法は、端部が配力筋の長手方向に沿うように斜めに平行配置された複数の主筋を、各主筋に交差配置した第2の補助筋により連結し一体化して単位主筋材にするので、従来のように、多数の主筋をそれぞれ、同一ピッチとなるように配力筋上に並べる作業が不要となり、作業時間の短縮が図れ、作業効率を向上できると共に作業負担も低減できる。
特に、単位配筋材を構成する複数の配力筋のみを一体化し主筋とは分離し、及び/又は、単位主筋材を構成する複数の主筋のみを一体化し配力筋とは分離しているので、主筋と配力筋を一体化した場合と比較して軽量化が図れる。このため、例えば、作業者が持ち運ぶことも可能となり、作業環境に影響されることなく、コンクリート補強用鉄筋材を配置できる。
ここで、第1の補助筋を配力筋に直交状態で配置するので、例えば、複数の配力筋をその長手方向に移動させながら、配力筋の長手方向(移動方向)とは直交する方向に配置された複数の電極により、各配力筋に第1の補助筋を溶接でき、特別な構成の溶接機を用いることなく複数の配力筋を一体化できる。
また、第2の補助筋を主筋に直交状態で配置するので、例えば、複数の主筋をその長手方向に移動させながら、主筋の長手方向(移動方向)とは直交する方向に配置された複数の電極により、各主筋に第2の補助筋を溶接でき、特別な構成の溶接機を用いることなく複数の主筋を一体化できる。
(A)は第1の実施の形態に係るコンクリート補強用鉄筋材の一部省略平面図、(B)は(A)に示す配力筋の拡大平面図である。 (A)は第1の実施の形態に係るコンクリート補強用鉄筋材を用いた配筋方法を適用する支持スペーサの配置位置を示す平面図、(B)は(A)に示す支持スペーサ上に配置されたコンクリート補強用鉄筋材の平面図である。 (A)、(B)はそれぞれ本発明の第1の実施の形態に係るコンクリート補強用鉄筋材の製造方法の説明図である。 (A)は変形例に係るコンクリート補強用鉄筋材を用いた配筋方法を適用する支持スペーサの配置位置を示す平面図、(B)は(A)に示す支持スペーサ上に配置されたコンクリート補強用鉄筋材の平面図である。 (A)は第2の実施の形態に係るコンクリート補強用鉄筋材の一部省略平面図、(B)は(A)に示す主筋の拡大平面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1(A)、図2(B)に示すように、第1の実施の形態に係るコンクリート補強用鉄筋材(以下、単に補強用鉄筋材とも記載)10は、道路の舗装を行う際の連続鉄筋コンクリート舗装に使用され、多数の主筋(縦方向鉄筋ともいう)11と多数の配力筋(横方向鉄筋、交差鉄筋、交叉鉄筋、又は、斜め方向鉄筋ともいう)12とを交差させて、網目状に形成されたものであり、従来よりも作業負担を低減でき、効率よく配置可能なものである。なお、図1(A)では、車両の走行方向に連続して舗装する道路の一部分を図示し(後述する図2(A)、(B)、図4(A)、(B)も同様)、説明の便宜上、一部の主筋11のみ図示している(図2(B)、図4(B)も同様)。以下、詳しく説明する。
図2(A)、(B)に示すように、コンクリート補強用鉄筋材10を配置するに際しては、路盤(例えば、転圧した地盤等)13上に、支持スペーサ14を車両の走行方向に渡って多数配置した後、この支持スペーサ14の上に、コンクリート補強用鉄筋材10を配置する。なお、コンクリート補強用鉄筋材10と支持スペーサ14とは、針金やバンド等によって結束する。
これにより、コンクリート補強用鉄筋材10を、予め設定した高さに支持できる。
なお、支持スペーサの構成は、コンクリート補強用鉄筋材10を支持できるものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、以下の構成のものを使用できる。
・特開2011−184969号公報に記載のように、鉄筋を用いた上直筋材を上部に1本配置し、鉄筋を用いた下直筋材を下部に予め設定した間隔で2本配置し、上部の上直筋材と下部のそれぞれの下直筋材を、鉄筋を屈曲させてジグザグ状に形成した2本の斜め支持線材で溶接固定して製造したもの。
・所定の間隔を有して配置された、逆U字状となった複数の支持材の上部に、鉄筋を用いた上直筋材を溶接固定して製造したもの。
・3本又は4本の脚部が設けられ、補強用鉄筋材10を構成する主筋11と配力筋12の交差部分に配置するもの。
コンクリート補強用鉄筋材10は、図1(A)、図2(B)に示すように、車両の走行方向に渡って配置される、多数の主筋11と、この主筋11より直径が細い多数の配力筋12とで構成されている。なお、主筋11の径は、例えば、D16〜D19程度であり、配力筋12の径は、例えば、D13〜D16程度である。
多数の主筋11は、車両の走行方向に沿って配置され、しかも、この車両の走行方向とは直交する方向(以下、道路の幅方向とも記載)に間隔を有して平行に配置されている。また、多数の配力筋12は、多数の主筋11に対し斜めに交差(交叉)するように(車両の走行方向に対して斜めに)配置され、しかも、主筋11の長手方向に同一ピッチとなるように(車両の走行方向に同一ピッチで)平行に配置されている。
上記したように、コンクリート補強用鉄筋材10の配力筋12を、主筋11とは直交しない範囲で交差させているのは、舗装した道路へのクラックの発生や伝播を抑制できると考えられるためである。
この主筋11(車両の走行方向)と配力筋12とのなす角θ1は、予め設定された角度(40度以上80度以下(ここでは、60度)、又は、100度以上140度以下の範囲内)になっている。
コンクリート補強用鉄筋材を組み立てるに際しては、多数の配力筋の上に多数の主筋を配置して交差させ、その交差(当接)部分を結束線(溶接でもよい)で固定して、網目状にしている。
このとき、各配力筋は、主筋の長手方向に同一ピッチとなるように、かつ、主筋の長手方向に対して同一傾斜角度となるように、配置する必要があるが、多数の配力筋を配置するには、作業に時間を要し、作業効率が悪く作業負担もかかる。
そこで、図1(A)、(B)に示すように、複数の配力筋12を第1の補助筋15により連結し一体化して単位配筋材(配筋材ユニットともいう)16とする。
この単位配筋材16は、複数の配力筋12を、端部が主筋11の長手方向に沿うように斜めに平行配置した状態(両端部を主筋11の長手方向に揃えた状態(平面視して平行四辺形状))で、各配力筋12の下方に各配力筋12とは交差状態で配置した第1の補助筋15により連結し一体化している。この第1の補助筋15の径は、配力筋12と同等又は配力筋12より細く、例えば、D10〜D13程度である。
第1の補助筋15により連結する(単位配筋材16を構成する)配力筋12の本数は、例えば、作業者が搬送可能な重量(数十kg程度)を考慮して3本以上10本以下の範囲(ここでは、5本)に設定しているが、配力筋の長さやピッチ等を考慮して種々変更できる。なお、各配力筋12は略同一長さであり、その平均長さは、例えば、2〜10m(更には、下限が4m、上限が7m)程度である。
単位配筋材16を構成する複数の配力筋12は、複数の第1の補助筋15で連結されている。
配力筋12を連結する第1の補助筋15の本数は、ここでは5本であるが、複数の配力筋12を連結(一体化)できれば特に限定されるものではなく、例えば、2本以上の複数本でもよい(重量を考慮すれば、上限は10本程度)。
複数の第1の補助筋15の配置位置は、複数の配力筋12に交差していれば(配力筋12と第1の補助筋15のなす角:0度を超え180度未満)、特に限定されるものではないが、製造を容易にするには、各第1の補助筋15を、各配力筋12に対して直交状態(なす角90度)、かつ、各配力筋12の長手方向に間隔をあけて平行に配置するのがよい。以下、コンクリート補強用鉄筋材10(単位配筋材16)の製造方法について説明する。
まず、図3(A)、(B)に示すように、溶接機17の作業台18上に複数の配力筋12を、その端部が配筋時に主筋11の長手方向に沿って配置されるように斜めに平行配置する(平面視して平行四辺形状となるように配置する)。ここで、複数の配力筋12の配置ピッチは、主筋11の長手方向に配置するピッチに合わせ、また、各配力筋12の傾斜角度は、前記したなす角θ1に合わせる。
次に、上記した複数の配力筋12上に、1本の第1の補助筋15を直交状態で配置し、溶接により取付け固定する。
具体的には、複数の第1の補助筋15を収容した供給部19から、第1の補助筋15を1本、複数の配力筋12上に転がり落とし、第1の補助筋15が各配力筋12に直交状態となるように配置して、固定側の電極部20と、シリンダにより昇降可能な電極部21とで、第1の補助筋15と配力筋12の交差部分を挟み込む。
そして、配力筋12と第1の補助筋15の交差部分にスポット溶接を行う。なお、スポット溶接は、第1の補助筋15の長手方向(配力筋12の長手方向とは直交する方向)に配置された複数の電極部20、21により、例えば、第1の補助筋15の長手方向のそれぞれの箇所で順次実施できるが、複数箇所同時に実施することもできる。
続いて、1本目の第1の補助筋15が取付け固定された複数の配力筋12を、その長手方向に所定距離(2本目の第1の補助筋15を取付け固定する位置まで)一体的に移動させ、上記と同様の方法により、2本目の第1の補助筋15が各配力筋12に直交状態となるように配置して、配力筋12と第1の補助筋15の交差部分にスポット溶接を行う。
上記した方法を第1の補助筋15の本数だけ繰返し実施することで、複数の配力筋12を一体的にできる。
このように、複数の配力筋12をその長手方向に移動させながら、配力筋12の長手方向に間隔をあけて平行に配置される各第1の補助筋15を、各配力筋12に順次溶接して取付け固定するため、単位配筋材16の製造に際し特別な構成の溶接機は不要である。
なお、単位配筋材16は、例えば、複数の配力筋を、平面視して直角四角形状(長方形)となるように(端部が配力筋の長手方向と直交する方向に揃うように)配置した状態で、各配力筋に交差状態で配置した第1の補助筋により連結し一体化した後、図3に示す形状(平行四辺形状)となるように、各配力筋の長手方向片側又は両側を切断することで得ることもできる。
次に、第1の実施の形態に係るコンクリート補強用鉄筋材10を用いた配筋方法について説明する。
まず、図2(A)に示すように、路盤13上に支持スペーサ14を多数配置する。
多数の支持スペーサ14は、平面視して主筋11とは直交しない範囲で、かつ、主筋11に交差するように、路盤13上に平行に配置している。これにより、例えば、配力筋12が撓もうとしても、各支持スペーサ14が、配力筋12よりも強度の高い主筋11を介して、コンクリート補強用鉄筋材10を支持することができる。
従って、図2(B)に示すように、支持スペーサ14と主筋11とのなす角θ2を、0度を超え180度未満(90度を除く)の範囲内で設定(ここでは、150度)しているが、上記したコンクリート補強用鉄筋材10の支持と、後述するコンクリートの打設方向(車両の走行方向)を考慮すれば、20度以上160度以下(90度を除く)の範囲内で設定することが好ましい。
なお、各支持スペーサ14は、平面視して、主筋11のみならず配力筋12とも交差するように配置されているため、各支持スペーサ14が、主筋11のみならず配力筋12をも支持できる。
また、多数の支持スペーサ14を、路盤13上に間隔を有して平行に配置しているが、支持スペーサ14同士が交差しなければ、平行でなくてもよい(非平行でもよい)。
そして、各支持スペーサ14の車両の走行方向の設置間隔は、例えば、コンクリート補強用鉄筋材10上に作業者が載った場合の撓み量に応じて、経験的に設定できるが、強度計算をして設定することもできる。
ここで、多数の支持スペーサ14は、同一のピッチで配置されているが、異なるピッチで配置することもできる。
更に、多数本の支持スペーサ14は、図2(A)、(B)に示すように、その長手方向の端を当接させて配置しているが、図4(A)、(B)に示すように、各支持スペーサ14aの端同士を当接させることなく、隙間をあけて一直線状に配置することも可能である(ずらして配置してもよい)。更に、支持スペーサ14aは道路の幅方向両側にも、車両の走行方向に沿って間隔をあけて配置している。
なお、上記した支持スペーサには種々の長さのものがあるため、その長さと舗装する道路の幅に応じて、1本の支持スペーサを切断して長さを調整し、これを支持スペーサとして使用することもできる。
続いて、上記した支持スペーサ14上に、第1の補助筋15により所定本数の配力筋12が連結され一体化された単位配筋材16を、第1の補助筋15が下側となるように、かつ、第1の補助筋15が支持スペーサ14に接触しないように、多数配置する(図2(B)参照)。
具体的には、図1(B)に示す単位配筋材16を、図1(A)に示すように、車両の走行方向に沿って順次配置する。ここでは、単位配筋材16を、車両の走行方向に沿ってのみ順次配置したが、例えば、単位配筋材16の幅や道路の幅に応じて、単位配筋材16を2以上の複数、道路の幅方向に沿って配置することもできる。この場合、隣り合う単位配筋材16の端部は当接した状態でもよく、また、重なり合った状態でもよい。
そして、図1(A)、図2(B)に示すように、単位配筋材16上に主筋11を多数配置する。
以上の方法で、路盤13上に多数の支持スペーサ14を介してコンクリート補強用鉄筋材10を配置した後は、車両の走行方向の一端側から他端側へ車両の走行方向に沿ってコンクリートの打設を行う。なお、各支持スペーサ14は、圧送されるコンクリートの流れに対して斜めに配置されているため、各支持スペーサ14の転倒を抑制、更には防止しながら、コンクリートを打設できる。
このコンクリートの養生が終了することにより、道路の舗装を終了する場合があるが、このコンクリートの上に、更にアスファルト舗装を行って、道路の舗装を終了する場合もある。
次に、図5(A)、(B)を参照しながら、第2の実施の形態に係るコンクリート補強用鉄筋材(以下、単に補強用鉄筋材とも記載)30について説明するが、その基本構成は前記した第1の実施の形態に係るコンクリート補強用鉄筋材10と略同様であるため、同一部材には同一符号を付し、詳しい説明を省略する。
コンクリート補強用鉄筋材30は、道路の舗装を行う際の連続鉄筋コンクリート舗装に使用され、多数の主筋(縦方向鉄筋ともいう)31と多数の配力筋12aとを交差させて、網目状に形成されたものである。なお、図5(A)では、車両の走行方向に連続して舗装する道路の一部分を図示し、説明の便宜上、一部の主筋31のみ図示している。
多数の主筋は、使用にあっては、車両の走行方向に沿って配置され、しかも、この車両の走行方向とは直交する方向(道路の幅方向)に間隔を有して同一ピッチとなるように(道路の幅方向に同一ピッチで)、平行に配置されている。
このように、主筋は、道路の幅方向に同一ピッチとなるように配置する必要があるが、この作業には時間を要し、作業効率が悪く作業負担もかかる。
そこで、複数の主筋31を第2の補助筋32により連結し一体化して単位主筋材(主筋材ユニットともいう)33とする。
この単位主筋材33は、複数の主筋31(その径が、例えば、D16〜D19程度である)を、端部が配力筋12aの長手方向に沿うように斜めに平行配置した状態(両端部を配力筋12aの長手方向に揃えた状態(平面視して平行四辺形状))で、各主筋31の下方に各主筋31とは交差状態で配置した第2の補助筋32により連結し一体化している。この第2の補助筋32の径は、主筋31より細く、例えば、D13程度である。
このように、複数の主筋31は、その端部が配力筋12aの長手方向に沿うように斜めに平行配置されているので、単位主筋材33を複数の配力筋12a上に配置した際に、各主筋31の両端部を配力筋12a上に確実に配置でき、しかも、配力筋12aからの突出幅も略均等にできる。
単位主筋材33を構成する複数の主筋31は、複数の第2の補助筋32で連結されている。
単位主筋材33を構成する主筋31の本数は、例えば、作業者が搬送可能な重量(数十kg程度)を考慮して、3本以上10本以下の範囲(ここでは、6本)に設定しているが、主筋の長さやピッチ等を考慮して種々変更できる。なお、各主筋31は略同一長さである。
主筋31を連結する第2の補助筋32の本数は、ここでは4本であるが、複数の主筋31を連結(一体化)できれば特に限定されるものではなく、例えば、2本以上の複数本でもよい(重量を考慮すれば、上限は10本程度)。
複数の第2の補助筋32の配置位置は、複数の主筋31に交差していれば(主筋31と第2の補助筋32のなす角:0度を超え180度未満)、特に限定されるものではないが、製造を容易にするには、各第2の補助筋32を、各主筋31に対して直交状態(なす角90度)、かつ、各主筋31の長手方向に間隔をあけて平行に配置するのがよい。
これは、前記した単位配筋材16と同様の理由、即ち、単位主筋材33の製造に際し特別な構成の溶接機を使用する必要がなくなることによる。なお、単位主筋材33の製造方法は、前記した単位配筋材16と略同様であるので、以下に簡単に説明する(図3(A)、(B)参照)。
まず、複数の主筋31を、その端部が配筋時に配力筋12aの長手方向に沿って配置されるように平行配置する(平面視して平行四辺形状となるように配置する)。ここで、複数の主筋31の配置ピッチは、道路の幅方向に配置するピッチに合わせ、また、各主筋31と各配力筋12aとのなす角度は、前記した主筋11と配力筋12とのなす角θ1(40度以上80度以下(ここでは、60度)、又は、100度以上140度以下の範囲内)に合わせる。
そして、複数の主筋31をその長手方向に一体的に移動させながら、複数の主筋31上に直交状態で、しかも、主筋31の長手方向に間隔をあけて平行に配置される各第2の補助筋32を、各主筋31に順次溶接して取付け固定することで、単位主筋材33が得られる。
なお、単位主筋材33は、例えば、複数の主筋を、平面視して直角四角形状(長方形)となるように(端部が主筋の長手方向と直交する方向に揃うように)配置した状態で、各主筋に交差状態で配置した第2の補助筋により連結し一体化した後、図5(A)、(B)に示す形状(平行四辺形状)となるように、各主筋の長手方向片側又は両側を切断することで得ることもできる。
上記した単位主筋材33を多数の配力筋12a上に配置するに際しては、単位主筋材33を構成する複数の主筋31が配力筋12aに直接接触する必要があるため、第2の補助筋32が配力筋12aに接触してはいけない(車両の走行方向に隣り合う配力筋12aの間に第2の補助筋32が配置される必要がある)。これは、単位主筋材33の使用にあっては第2の補助筋32が複数の主筋31の下方に位置することによる。
このため、主筋31の長さが長過ぎると、例えば、複数の主筋31への第2の補助筋32の取付け位置の誤差や、配力筋12aの配置位置の誤差等により、主筋31が配力筋12aに直接接触できなくなるおそれがあることから、各主筋31の平均長さは、例えば、配力筋12aよりも長く、4〜12m程度にするのがよい。また、単位主筋材33を構成する主筋31の本数が多過ぎても、第2の補助筋32の長さが長くなって配力筋12aに接触するおそれがあることから、前記した本数(3本以上10本以下)にするのがよい。
ここで、単位主筋材に複数本の第2の補助筋を用いる場合、複数の主筋を連結(一体化)できれば、単位主筋材の幅(主筋の長手方向とは直交する方向)より短い第2の補助筋を用いることもできる(1本の第2の補助筋を全ての主筋に取付け固定しない状態にすることもできる)。
具体的には、例えば、4本の第2の補助筋を用いる場合、単位主筋材の幅方向一側から4本目までの主筋を、2本の第2の補助筋で連結し、単位主筋材の幅方向他側から4本目までの主筋を、他の2本の第2の補助筋で連結することにより、複数の主筋を一体化する。このとき、単位主筋材の幅方向一側から連結する2本の第2の補助筋と、幅方向他側から連結する他の2本の第2の補助筋は、主筋の長手方向に交互に配置するのがよい。
また、単位主筋材の幅方向に間隔をあけて、2本以上の第2の補助筋を配置することもできる(以上、前記した単位配筋材も同様)。
次に、第2の実施の形態に係るコンクリート補強用鉄筋材30を用いた配筋方法について説明するが、前記したコンクリート補強用鉄筋材10を用いた配筋方法と略同様であるので、以下、簡単に説明する。
まず、路盤13上に支持スペーサ(図示しない)を多数配置する(図2(A)参照)。
続いて、図5(A)に示すように、支持スペーサ上に配力筋12aを多数配置する。
そして、配力筋12a上に、第2の補助筋32により所定本数の主筋31が連結され一体化された単位主筋材33を、第2の補助筋32が下側となるように、かつ、第2の補助筋32が配力筋12aに接触しないように、多数配置する。
具体的には、図5(B)に示す単位主筋材33を、図5(A)に示すように、主筋31の長手方向を車両の走行方向に合わせ、車両の走行方向と道路の幅方向に沿って順次配置する。この場合、車両の走行方向に隣り合う単位主筋材33の端部は、互いに重なり合って同じ配力筋12a上に載置された状態にする。
このとき、車両の走行方向に隣り合う単位主筋材33の重なり合う部分は、車両の走行方向に対して斜めに配置されるため、例えば、重なり合う部分に起因したクラックの発生やその伝播が、道路の幅方向に渡って一直線状に生じることを抑制できる。
以上の方法で、路盤13上に多数の支持スペーサを介してコンクリート補強用鉄筋材30を配置した後は、車両の走行方向の一端側から他端側へ車両の走行方向に沿ってコンクリートの打設を行う。
なお、コンクリート補強用鉄筋材は、前記したコンクリート補強用鉄筋材10の単位配筋材16と、コンクリート補強用鉄筋材30の単位主筋材33とで、構成することもできる。
この場合、コンクリート補強用鉄筋材を用いた配筋方法は、以下の通りである。
まず、路盤上に支持スペーサ(図示しない)を多数配置する(図2(A)参照)。
続いて、支持スペーサ上に、第1の補助筋15により連結され一体化された配力筋12からなる単位配筋材16を多数配置し(図2(B)参照)、この単位配筋材16上に、第2の補助筋32により連結され一体化された主筋31からなる単位主筋材33を多数配置する(図5(A)参照)。
以上の方法で、路盤13上に多数の支持スペーサを介してコンクリート補強用鉄筋材を配置した後は、車両の走行方向の一端側から他端側へ車両の走行方向に沿ってコンクリートの打設を行う。
以上に示したように、単位配筋材16を構成する複数の配力筋12は第1の補助筋15により、予め、車両の走行方向に同一ピッチ、かつ、主筋11に対して同じ傾斜角度となるように、一体化されているため、従来のように、多数の配力筋をそれぞれ、車両の走行方向に同一ピッチ、かつ、主筋に対して同じ傾斜角度となるように、支持スペーサ上に並べる必要がなくなる。
また、単位主筋材33を構成する複数の主筋31は第2の補助筋32により、予め、車両の幅方向に同一ピッチとなるように一体化されているため、従来のように、多数の主筋をそれぞれ、車両の幅方向に同一ピッチとなるように、配力筋上に並べる必要がなくなる。
従って、本発明のコンクリート補強用鉄筋材の製造方法により、従来よりも作業負担を低減でき、効率よく配置できる。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて本発明のコンクリート補強用鉄筋材の製造方法を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
前記実施の形態においては、コンクリート補強用鉄筋材及びこれを用いた配筋方法を、屋外(トンネル外)の道路(特に、高速道路)の舗装に適用した場合について説明したが、これらに限定されるものではなく、鉄道の道床、橋、飛行場の滑走路やエプロン等の舗装に適用することもでき、特に、トンネル内の道路の舗装に適用する場合に、本発明の効果がより顕著になる。
また、前記実施の形態においては、第1、第2の補助筋として断面円形の鉄筋を用いた場合について説明したが、複数の配力筋を連結(一体化)できれば、及び/又は、複数の主筋を連結(一体化)できれば、特に限定されるものではなく、例えば、断面多角形状(四角形等)の棒材(板材も含む)を用いることもできる。
更に、前記実施の形態においては、主筋と配力筋がそれぞれ平行に配置された場合について説明しているが、コンクリート補強用鉄筋材としての使用に問題のない範囲内(例えば、±5度、更には±2度)で、僅かにずれてもよい(主筋、配力筋それぞれの配置ピッチについても同様)。また、複数の配力筋を複数の第1の補助筋で連結する場合も、各第1の補助筋が平行に配置された場合について説明したが、複数の配力筋を一体化できれば非平行でもよい(複数の主筋を連結する第2の補助筋についても同様)。
なお、前記実施の形態においては、全ての配力筋を略同一長さにしているが、路盤の状況に応じて異なる長さにすることもできる。この場合、複数の配力筋の一端部のみ、主筋の長手方向に沿うように、複数の配力筋を斜めに平行配置する。
また、前記実施の形態においては、全ての主筋を略同一長さにしているが、路盤の状況に応じて異なる長さにすることもできる。この場合、複数の主筋の一端部のみ、配力筋の長手方向に沿うように、複数の主筋を平行配置する。
10:コンクリート補強用鉄筋材、11:主筋、12、12a:配力筋、13:路盤、14、14a:支持スペーサ、15:第1の補助筋、16:単位配筋材、17:溶接機、18:作業台、19:供給部、20、21:電極部、30:コンクリート補強用鉄筋材、31:主筋、32:第2の補助筋、33:単位主筋材

Claims (2)

  1. 連続鉄筋コンクリート舗装に使用され、平行配置される多数の主筋と、該主筋に対し斜めに交差するように平行配置される多数の配力筋とで、網目状に形成されるコンクリート補強用鉄筋材の製造方法において、
    3本以上10本以下の前記配力筋を、その端部が前記主筋の長手方向に沿うように斜めに平行配置し、該配力筋をその長手方向に移動させながら、該各配力筋に直交状態となるように、第1の補助筋を1本ずつ配置し、該各配力筋に該各第1の補助筋を順次溶接して、前記配力筋を、該各配力筋の長手方向に間隔をあけて平行に配置した複数の前記第1の補助筋で取付け固定し一体化して単位配筋材にすることを特徴とするコンクリート補強用鉄筋材の製造方法。
  2. 連続鉄筋コンクリート舗装に使用され、平行配置される多数の主筋と、該主筋に対し斜めに交差するように平行配置される多数の配力筋とで、網目状に形成されるコンクリート補強用鉄筋材の製造方法において、
    3本以上10本以下の前記主筋を、その端部が前記配力筋の長手方向に沿うように斜めに平行配置し、該主筋をその長手方向に移動させながら、該各主筋に直交状態となるように、第2の補助筋を1本ずつ配置し、該各主筋に該各第2の補助筋を順次溶接して、前記主筋を、該各主筋の長手方向に間隔をあけて平行に配置した複数の前記第2の補助筋で取付け固定し一体化して単位主筋材にすることを特徴とするコンクリート補強用鉄筋材の製造方法。
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