JP2959759B2 - 鉄筋補強増厚工法 - Google Patents

鉄筋補強増厚工法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路の床版を補強
するための鉄筋補強増厚工法と、同工法に使用されるコ
ンクリート運搬車両に関するものである。本工法は、例
えば高架の高速道路等において、片側車線を通行させた
ままで他方の車線の工事を行う場合等のように、コンク
リート等の資材の搬送路が別途確保できない条件下で施
工する際に特に有用である。
【0002】
【従来の技術】高架橋や高速道路の補強工事方法とし
て、鉄筋コンクリートを利用した床版増厚工法が知られ
ている。前記道路等の構造は、図6の左半分に示すよう
に、コンクリート層100の上にアスファルト舗装10
1を施工したものである。これを前記床版増厚工法で補
強する場合には、まず前記アスファルト舗装101を除
去し、コンクリート層100の表層を切削する。その
後、コンクリート層100の表面に鉄筋102を組み、
目標とする厚さにコンクリートを打ち、従来よりも厚い
鉄筋で補強されたコンクリート層103を得る。最後に
このコンクリート層103の上にアスファルト舗装10
4を施す。
【0003】例えば高速道路等において上記床版増厚工
法を行う場合には、全線を交通規制して工事を行うこと
は通常困難であり、図7に示すように、一般には片側車
線110を通行させたままで他方の車線の工事を行うこ
とが多い。この場合には、道路の作業帯の表面に鉄筋1
11を組み、作業帯の両側に一対の案内軌道112,1
12を設け、これに沿って機械113を移動させながら
鉄筋111の上にコンクリートを敷き均していく。この
鉄筋補強増厚工法では、コンクリートを機械113の近
傍に次々に搬送しなければならないが、終日一車線規制
の工事であり、コンクリートの搬送路を別途確保するこ
とができないので、施工中の作業帯を通ってコンクリー
ト等の資材を搬入せざるを得ない。
【0004】施工中の作業帯を通過してコンクリート等
の資材を搬入する具体的な方法としては、図7に示すよ
うに、作業帯に組まれた鉄筋111の上に合板等を直接
敷設して搬送路114を形成し、その上をフォークリフ
トやショベルローダー等の搬送車両115を使ってコン
クリートを運搬する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では組み上がった鉄筋111に搬送車両115
の荷重が作用するため、鉄筋111が変形し、出来形に
誤差を生じる危険性があるという問題があった。また、
敷設した合板等から板滓が生じ、鉄筋間での清掃が非常
に困難であるという問題があった。
【0006】鉄筋の上に合板等を直接敷設するのでな
く、鉄筋の間に支台を設置し、その上に合板等を敷設す
ることもできるが、その場合には相当多くの支台を設置
しない限り、運搬車の走行により敷いた板が揺動してし
まい、鉄筋上に直接板を敷設する場合よりも多くの板滓
が生じてしまう。多くの支台を設置して後に回収するこ
とは非常に手間がかかり、作業の能率を低下させ、コス
トの上昇をもたらす。
【0007】本発明は、運搬路の確保ができないために
コンクリート等の資材を施工中の作業帯を通過して搬入
する道路等の鉄筋補強増厚工法において、補強工事に悪
影響を与えることなく能率的に作業を進めることができ
る工法を提供することを目的としている。さらに、本発
明は、同工法においてコンクリートの搬送に有用なコン
クリート運搬車両を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0009】請求項1に記載された鉄筋補強増厚工法
は、道路の作業帯の表面に鉄筋(7)を組み、作業帯の
両側に設けた一対の案内軌道(5,6)に沿って機械
(4)を移動させながら前記鉄筋の上にコンクリート
(24)を敷き均す鉄筋補強増厚工法において、前記一
対の案内軌道の内側の前記鉄筋上に一対の搬送用軌道
(8,9)を設け、一方の案内軌道(5)とこれに隣接
する一方の搬送用軌道(8)に沿って往復する第1のコ
ンクリート運搬車両(12)と、他方の案内軌道(6)
とこれに隣接する他方の搬送用軌道(9)に沿って往復
する第2のコンクリート運搬車両(13)とを用い、前
記第1及び第2のコンクリート運搬車両を交互に運行し
てコンクリートを前記機械の近傍に搬送し、前記搬送用
軌道を端部から交互に順次外しながら前記機械を移動さ
せてコンクリートを敷き均すことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載された鉄筋補強増厚工法
は、道路の作業帯の表面に鉄筋(7)を組み、作業帯の
両側に設けた一対の案内軌道(5,6)に沿って機械
(4)を移動させながら前記鉄筋の上にコンクリート
(24)を敷き均す鉄筋補強増厚工法である。この工法
においては、前記一対の案内軌道の内側の前記鉄筋上
に、所定単位長さの軌道材(10)を連結してなる一対
の搬送用軌道(8,9)を、その継ぎ目が千鳥状になる
ように、そして前記機械が位置する軌道の端部におい
て、一方が他方よりも前記単位長さの半分だけ突出する
ように設置する。一方の案内軌道(5)とこれに隣接す
る一方の搬送用軌道(8)に沿って往復するようにコン
クリート運搬車両(12)を設ける。また、他方の案内
軌道(6)とこれに隣接する他方の搬送用軌道(9)に
沿って往復するように他のコンクリート運搬車両(1
3)を設ける。そして、搬送用軌道の端部が突出してい
る側のコンクリート運搬車両を用いてコンクリートを機
械の近傍に搬送し、その後に該コンクリート運搬車両を
退去させる。突出している搬送用軌道の端部の軌道材を
1本外した後に、機械を前記単位長さの半分の距離移動
させてコンクリートを敷き均す。この作業を、前記2台
のコンクリート運搬車両を交互に運行して行う。
【0011】上記請求項1又は2に記載の鉄筋補強増厚
工法に使用されるコンクリート運搬車両は、コンクリー
ト(24)を積載する荷台(15)と、軌道の外形に合
致した案内溝(17)が周囲に形成された複数対の案内
輪(16)と、前記案内輪を駆動する駆動手段とを有し
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図5を参照して本発明の実
施の形態の一例を説明する。本発明は、鉄筋コンクリー
トを用いて行う高速道路の床版増厚工法に関する。図1
に示すように、この工事は、片側の車線1を通行に供し
たままで他方の車線2で行う。
【0013】道路の片側の車線1の交通規制を行う。作
業帯の車線2のアスファルトを除去し、コンクリートの
床版の表面を例えば10mm程度を切削する。ここで、
作業帯の施工幅は4650mm、敷き均すコンクリート
の厚さは100mmである。路面を清掃した後、施工幅
の両縁に沿って型枠3を設置する。型枠3の両外側に、
路面をコンクリート舗装するための機械である軌道自走
式のコンクリートフィニッシャ4(以下フィニッシャ4
と呼ぶ)を案内移動させるための一対の案内軌道5,6
を設ける。次に、型枠3の内部の路面上に鉄筋7を組
む。
【0014】次に、一対の案内軌道5,6の内側に設け
られている鉄筋7上に、一対の搬送用軌道8,9を設置
する。搬送用軌道8,9は、所定単位長さの軌道材10
を連結して構成されている。本例では、例えば1本5m
の軌道材10を用いる。図2に示すように、支持台11
を鉄筋7の間の路面上に設置し、その上に軌道材10を
取り付けた。支持台11の数と間隔は、軌道材の重量や
荷重のバランス等を考慮して適宜設定する。搬送用軌道
8,9は自在に設置でき、分解・搬出も容易にできる。
【0015】互いに平行な2本の搬送用軌道8,9は、
その継ぎ目が千鳥状となるように連結・配置されてい
る。従って、2本の搬送用軌道8,9の端部は、一方の
搬送用軌道(図1では搬送用軌道9)が他方よりも前記
軌道材10の長さの半分(2.5m)だけ突出した状態
になっている。フィニッシャ4は、軌道の両端が不揃い
となっている当該部分にある。フィニッシャ4は、搬送
用軌道8,9を交互に1本づつ撤去しながら同軌道の続
く方向に順次移動し、コンクリートを敷き均していく。
【0016】一方の案内軌道5とこれに隣接する一方の
搬送用軌道8に、第1のコンクリート運搬車両であるダ
ンプトラック12を往復移動可能に設置する。他方の案
内軌道6とこれに隣接する他方の搬送用軌道9に、第2
のコンクリート運搬車両であるダンプトラック13を往
復移動可能に設置する。
【0017】図3に示すように、このダンプトラック1
2は、通常の2tダンプトラックに相当するものであ
り、車体14と、車体14に傾動可能に設けられてコン
クリートを積載する荷台15と、車体14に設けられた
2対の案内輪16と、車体14に搭載されて前記案内輪
16を駆動する駆動手段であるエンジンとを有してい
る。
【0018】図4に示すように、案内輪16は、軌道の
外形に合致した案内溝17が周囲に形成されている。案
内輪16は、ホイル18にウレタン材19を巻き、軌道
の外形に合わせて案内溝17を形成したものである。ウ
レタン製なので、軌道を走行する際の騒音が少ない。
【0019】図3に示すように、道路内側に向いたダン
プトラック12の荷台15の側面は、下縁辺をヒンジと
した覆い板20になっており、荷台15上に積載したコ
ンクリートをここから搬送用軌道8,9の内側に落下さ
せる。覆い板20は、上部両端が荷台15側と鎖21で
連結されており、開放時には荷台15に対して下向き所
要の角度になり、コンクリートを荷下ろしするためのシ
ュートとして機能する。
【0020】図3に示すように、ダンプトラック12の
外側の要所には、連結手段としての鎖22の基端部が固
定されている。鎖22の先端には係止手段としてのフッ
ク23が取り付けられている。このフック23は、外側
の案内軌道5に移動可能に係合している。荷台15から
コンクリートを下ろす際、コンクリートの荷台15上の
偏在によってダンプトラック12がバランスを崩し、外
側の案内輪16が案内軌道5から浮き上がることがあり
うる。しかし、前記鎖22によって車体14の外側と外
側の案内軌道5が連結されているので、ダンプトラック
12が搬送用軌道8の内側に向けて転倒する危険はな
い。ダンプトラック13も同様の構成である。
【0021】図示しないが、移動式のコンクリートの製
造供給設備が作業帯に設置されている。製造供給設備は
施工方向の先方に設置されている。製造供給設備は連続
運転が可能であり、本例の製造供給設備は毎時20m3
で超速硬SFコンクリートを製造する能力を有する。製
造供給設備は自在に回転する供給コンベアを有してお
り、第1及び第2のダンプトラック12,13の何れに
もコンクリートを供給することができる。なお、本例で
使用される超速硬SFコンクリートは可使時間が40分
である。
【0022】次に、コンクリートの打設の手順について
説明する。図5(a)に示すように、搬送用軌道8,9
の端部にフィニッシャ4を配置する。本例で使用するフ
ィニッシャ4は、平均作業速度が0.68m/分であ
る。搬送用軌道8,9の端部は2本の軌道材10が半本
分の長さだけ不揃いになっているが、この軌道材10の
半分の長さの部分が一回の作業でコンクリートを打設す
る範囲になる。
【0023】本例では、一回の作業に必要なンクリート
量は、5m(レ−ル長)×(1/2)×4.65m
(幅)×0.10m(厚さ)=1.1m3 となる。
【0024】図5(a)に示すように、一方の案内軌道
5(図中下側)と突出側の搬送用軌道8に沿って、第1
のダンプトラック12がフィニッシャ4に向かって進
む。このダンプトラック12には1回の作業に必要な前
述した量(1.1m3 )のコンクリートが積載されてい
る。
【0025】図5(b)に示すように、第1のダンプト
ラック12は突出した搬送用軌道8の先端で止まり、荷
台15を傾斜させてフィニッシャ4に中央部の前にコン
クリート24を均等に荷下ろしする。
【0026】図5(c)に示すように、突出した搬送用
軌道8の軌道材10を一本外し、コンクリートを打設す
る範囲から搬出する。例えば、案内軌道5,6の外側
(型枠3の外側)に一時置いておき、後に搬出してもよ
い。これによって、作業範囲においては図中上側の搬送
用軌道9が軌道材10の半分だけ突出することになる。
次に、フィニッシャ4を走行させながらコンクリートの
敷き均しを行う。
【0027】図5(d)に示すように、フィニッシャ4
による作業が完了したところで、突出している側(図中
上側)の搬送用軌道9と他方の案内軌道6(図中上側)
に沿って、第2のダンプトラック13がフィニッシャ4
に向かって進み、コンクリート24を搬送する。フィニ
ッシャ4にコンクリート24を搬送していない方のダン
プトラック12は、図示しない左方にある製造供給設備
に戻り、次に搬送するコンクリートの供給を受ける。
【0028】以後、同様の手順で、搬送用軌道8,9か
ら軌道材10をを交互に1本づつ撤去しながら2台のダ
ンプトラック12,13を交互に用い、フィニッシャ4
によるコンクリート打設を連続的に能率よく行ってい
く。
【0029】以上のように、2台のダンプトラック1
2,13を交互に用いてコンクリートをフィニッシャ4
に運び、フィニッシャ4を休ませることなく連続運転す
る場合、コンクリートの平均製造量は次のようになる。 0.68m/分(フィニッシャ4平均作業速度)×4.
65m(幅)×0.10m(厚さ)×60分=18.9
3 /時 これは前記製造供給設備の公称能力の約95%である。
【0030】材料の供給は、フィニッシャ4の施工速度
を0.5m/min、施工幅員4.85mとすれば、時
間当たり次の量が必要になる。 0.5×0.09×4.85×60=13.1m3 /時 積載量を1台当たり1.0m3 とすれば、積み込み時間
は約3.5分、運搬時間は最大運搬距離200mで往復
400mを走行速度10km/時とすると2.4分かか
り、現場待機及び荷下ろしに2.0分かかるとすると、
1サイクルで3.5+2.4+2.0=7.9分とな
る。よって、時間当たりの運搬能力は60÷7.9×2
台×1=15.19m3 となり、連続供給できる事にな
る。
【0031】打設したコンクリートが固化したら、最後
にこのコンクリートの上にアスファルト舗装を施す。
【0032】なお、前記ダンプトラック12,13は、
案内溝17を有する案内輪16で軌道上を走行するもの
であるが、短距離ならば無軌道箇所でもコンクリートの
搬送等に使用可能である。
【0033】本例は高速道路の補修工事を例にとった
が、その他の道路工事にも適用可能である。例えば、橋
梁は迂回路の確保が特に困難であり、本方法は極めて有
用である。
【0034】また、本例において説明した工事の数値は
もちろん一例にすぎず、本方法は様々な対象に対して種
々の規模で行うことができる。
【0035】また、本例においては案内軌道5,6の内
側に2本の搬送用軌道8,9を継ぎ目が千鳥になるよう
に設置し、搬送用軌道8,9のレールを交互に1本づつ
外しながら、2台のダンプトラック12,13を交互に
往復させてコンクリートを搬送した。しかしながら、施
工幅員や延長に応じて一対の案内軌道の内側に1本の搬
送用軌道を設置し、1台のダンプトラックを往復させて
コンクリートを搬送しても相応の成果を得ることができ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、鉄筋補強増厚工法にお
いて、案内軌道の内側に2本の搬送用軌道を継ぎ目が千
鳥になるように設置し、搬送用軌道のレールを交互に1
本づつ外しながら、2台のダンプトラックを交互に往復
させてコンクリートを搬送したので、迂回路の確保が困
難な補修工事において全体の作業の連続性を確保するこ
とができる。また、従来鉄筋を防護するために設けてい
た合板の搬送路が不用となり、鉄筋の損傷がなくなり、
合板の板滓がなくなってコンクリート工の出来形や品質
(付着強度)が向上する。さらに、鉄筋を防護するため
の仮設材の設置・撤去が不用になり、労力・時間が節約
され、加えて作業員の安全の確保・通行車両への仮設材
の飛散等の諸問題も解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す平面図であ
る。
【図2】支持台に支持された本例の搬送用軌道を示す斜
視図である。
【図3】本例におけるコンクリート運搬車両であるダン
プトラックの斜視図である。
【図4】本例のダンプトラックの案内輪の断面図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態の一例における作業手順を
示す模式的平面図である。
【図6】補修施工前の床版の断面図(左)と、鉄筋7補
強増厚工法施工後の床版の断面図(右)を示す断面図で
ある。
【図7】従来の鉄筋補強増厚工法の施工態様を示す平面
図である。
【符号の説明】 4 舗装用の機械であるアスファルトフィニッシャ(フ
ィニッシャ) 5,6 案内軌道 7 鉄筋 8,9 搬送用軌道 10 軌道材 12,13 コンクリート運搬車両としてのダンプトラ
ック 15 荷台 16 案内輪 17 案内溝 24 舗装材であるコンクリート
フロントページの続き (72)発明者 櫨本 武 東京都港区南青山1丁目24番1号 大林 道路株式会社内 (72)発明者 松崎 秀昭 東京都港区南青山1丁目24番1号 大林 道路株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−33307(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01C 23/00 E01C 19/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路の作業帯の表面に鉄筋を組み、作業
    帯の両側に設けた一対の案内軌道に沿って機械を移動さ
    せながら前記鉄筋の上にコンクリートを敷き均す鉄筋補
    強増厚工法において、 前記一対の案内軌道の内側の前記鉄筋上に一対の搬送用
    軌道を設け、一方の案内軌道とこれに隣接する一方の搬
    送用軌道に沿って往復する第1のコンクリート運搬車両
    と、他方の案内軌道とこれに隣接する他方の搬送用軌道
    に沿って往復する第2のコンクリート運搬車両とを用
    い、前記第1及び第2のコンクリート運搬車両を交互に
    運行してコンクリートを前記機械の近傍に搬送し、前記
    搬送用軌道を端部から交互に順次外しながら前記機械を
    移動させてコンクリートを敷き均すことを特徴とする鉄
    筋補強増厚工法。
  2. 【請求項2】 道路の作業帯の表面に鉄筋を組み、作業
    帯の両側に設けた一対の案内軌道に沿って機械を移動さ
    せながら前記鉄筋の上にコンクリートを敷き均す鉄筋補
    強増厚工法において、 前記一対の案内軌道の内側の前記鉄筋上に、所定単位長
    さの軌道材を連結してなる一対の搬送用軌道を、その継
    ぎ目が千鳥状に配置されるとともに前記機械の位置にあ
    る端部において一方が他方よりも前記単位長さの半分だ
    け突出するように設置し、 一方の案内軌道とこれに隣接する一方の搬送用軌道に沿
    って往復するコンクリート運搬車両と、他方の案内軌道
    とこれに隣接する他方の搬送用軌道に沿って往復するコ
    ンクリート運搬車両とをそれぞれ移動可能に設置し、 搬送用軌道の端部が突出している側のコンクリート運搬
    車両を用いてコンクリートを機械の近傍に搬送した後に
    該コンクリート運搬車両を退去させ、突出している搬送
    用軌道の端部の軌道材を1本外した後に機械を前記単位
    長さの半分の距離移動させてコンクリートを敷き均す作
    業を、 前記2台のコンクリート運搬車両を交互に運行して行う
    ことを特徴とする鉄筋補強増厚工法。
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