JP6822224B2 - 多気筒エンジンユニット - Google Patents

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Description

本発明は、二軸二次バランサ装置を搭載した内燃機関である多気筒エンジンユニットに関する。
自動二輪車等の車両に搭載される4サイクル直列四気筒エンジンユニットでは、ピストンの往復運動に起因して振動が発生するため、その振動を除去するバランサ装置を備えるものがある。
バランサ装置として、前後二つのバランサを備えることにより、ピストンの往復運動に起因して発生する振動を除去するとともに、バランサ自体が発生する起振力をキャンセルするようにした二軸二次バランサ装置が知られている(例えば特許文献1を参照)。
特開2007−78080号公報
特許文献1のエンジンのバランサ装置では、前側のバランサは、クランク軸の前方に配置され、クランク軸から直接的に回転動力が伝達され、また、後側のバランサは、クランク軸の後斜め上方であってシリンダの後方に配置され、バランサ駆動用ギヤを兼ねるスタータ用フリーホイールギヤを介してクランク軸から回転動力が伝達される。クランクケースの後部では上下ケースの合面よりも下方にミッション室が形成され、入力軸、出力軸、変速ギヤ群を備える変速装置が配置される。
しかしながら、特許文献1では、後側のバランサがシリンダの後方に隣接するように位置するため、シリンダの後方の空間に配置すべき他部品のレイアウトに大きな影響を与えてしまう。例えば特許文献1において、シリンダの後方の空間を確保するために後側のバランサやバランサ駆動用ギヤの位置を下げると、変速装置に近接してしまう。後側のバランサやバランサ駆動用ギヤとの干渉を避けるために変速装置の位置を下げると、クラッチがオイルに浸かることになり、メカロスの増加、オイルの早期劣化、オイルのエア噛み発生の要因となる。
また、直列多気筒エンジンユニットでは各気筒間にクランク軸の軸受が必要であることから、クランクケースを上下に分割して、その割面にクランク軸を配置する。この場合に、クランクケースの割面にクランク軸だけでなく、他の軸(例えば変速装置の軸やバランサ装置の軸)も配置すれば、組み付け性に優れたエンジンユニットとすることができる。例えば特許文献1では、前側のバランサのバランサ軸と、クランク軸と、変速装置の出力軸とを、クランクケースの上下ケースの合面に配置する構成が開示されている。その一方で、割面に配置する軸の本数が多くすると、クランクケースの前後長が長くなり、エンジンユニットが大型化してしまう。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、二軸二次バランサ装置を搭載した多気筒エンジンユニットにおいて小型化を図るとともに、組み付け性を向上させることを目的とする。
本発明による多気筒エンジンユニットは、クランク軸を挟んで前後に配置される二本のバランサ軸を備え、前記二本のバランサ軸のうちの一方のバランサ軸に前記クランク軸からの回転動力を直接的に伝達し、他方のバランサ軸にバランサ駆動用ギヤを介して前記クランク軸からの回転動力を伝達する二軸二次バランサ装置を搭載した多気筒エンジンユニットであって、上下方向に三分割されたクランクケースと、変速装置を構成するカウンタ軸及びドライブ軸とを備え、前記クランクケースの二つの割面のうち、上割面に、前記カウンタ軸と、前記ドライブ軸とを配置し、下割面に、前記クランク軸と、前記一方のバランサ軸と、前記バランサ駆動用ギヤの軸とを配置し、前記他方のバランサ軸及び前記バランサ駆動用ギヤの軸は、前記クランク軸を挟んで前記カウンタ軸及び前記ドライブ軸と反対側に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、二軸二次バランサ装置を搭載した多気筒エンジンユニットにおいて小型化を図るとともに、組み付け性を向上させることができる。
実施形態に係るエンジンユニットの概略構成を示す左側面図である。 実施形態における各軸の配置関係を示す左側面図である。 実施形態における各軸の配置関係を示す斜視図である。 実施形態における各軸の配置関係を模式的に示す図である。
本発明の一実施形態に係る多気筒エンジンユニットは、クランク軸を挟んで前後に配置される二本のバランサ軸を備え、前記二本のバランサ軸のうちの一方のバランサ軸に前記クランク軸からの回転動力を直接的に伝達し、他方のバランサ軸にバランサ駆動用ギヤを介して前記クランク軸からの回転動力を伝達する二軸二次バランサ装置を搭載した多気筒エンジンユニットであって、上下方向に三分割されたクランクケースと、変速装置を構成するカウンタ軸及びドライブ軸とを備え、前記クランクケースの二つの割面のうち、上割面に、前記カウンタ軸と、前記ドライブ軸とを配置し、下割面に、前記クランク軸と、前記一方のバランサ軸と、前記バランサ駆動用ギヤの軸とを配置した。このように二つの割面にクランク軸と、一方のバランサ軸と、バランサ駆動用ギヤの軸、カウンタ軸、ドライブ軸を分けて配置することで、クランクケースの前後長が長くなるのを避けて、二軸二次バランサ装置を搭載した多気筒エンジンユニットにおいて小型化を図るとともに、組み付け性を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。本実施形態では、自動二輪車に搭載される4サイクル直列四気筒エンジンユニット1を説明する。本願において上下、左右、前後といった方向は、エンジンユニットの使用状態、すなわち自動二輪車等の車両に搭載された状態での方向を指すものとし、以下の説明で用いる図において、必要に応じて方向を矢印で示す。
図1は、実施形態に係るエンジンユニット1の概略構成を示す左側面図である。図1に示すように、エンジンユニット1は、主としてクランクケース2、シリンダブロック3、シリンダヘッド4、シリンダヘッドカバー5により外形が構成される。エンジンユニット1は、シリンダ軸線Sが前傾したかたちで自動二輪車に搭載される。エンジンユニット1は、シリンダヘッド4の後部にある各気筒の吸気ポートから混合気を燃焼室に取り込み、燃焼させることにより不図示のピストンを往復運動させ、燃焼後の燃焼ガスをシリンダヘッド4の前部にある各気筒の排気ポートから排出する。
クランクケース2は、上下方向に三分割され、ミドルケース6と、アッパーケース7と、ロアーケース8とにより構成される。クランクケース2の二つの割面9、10は相互に平行に配置され、水平或いはやや前下がり(シリンダ軸線Sの前傾に比べて水平に近い角度)に配置される。
ミドルケース6には、シリンダブロック3が設けられる。シリンダブロック3はミドルケース6と一体成形されてもよいし、別体としたものがミドルケース6に取り付けられるようにしてもよい。
アッパーケース7は、ミドルケース6の上部に設置され、シリンダブロック3の後方に位置する。
ロアーケース8は、ミドルケース6の下部に設置される。ロアーケース8の下部にはオイルパン11が設けられる。
図2乃至図4に、クランクケース2に収容される各軸12〜15、17、18の配置関係を示す。
クランク軸12は、車幅方向に延伸するように配置されて、シリンダブロック3内のピストンにコンロッド24を介して連結し、ピストンの往復運動により回転する。図3に示すように、クランク軸12の左端部には、後述する後側のバランサ軸14のギヤ14a及びアイドラギヤ15aに噛み合うギヤ12aが配設され、右端部には、後述するカウンタ軸17のプライマリドリブンギヤ20aに噛み合うプライマリドライブギヤ12bが配設される。
クランク軸12を挟んで前後に、二軸二次バランサ装置を構成する二本のバランサ軸13、14が配置される。
前側のバランサ軸13は、クランク軸12の前下方に、クランク軸12と平行に配置される。また、クランク軸12の前方に、クランク軸12のギヤ12aに噛み合うアイドラギヤ15aが配置され、アイドラギヤ軸15がクランク軸12と平行に配置される。前側のバランサ軸13には、クランク軸12と連動回転させるためのギヤ13aと、バランサウエイト13bとが装着されており、ギヤ13aがアイドラギヤ15aに噛み合う。アイドラギヤ15aがバランサ駆動用ギヤに相当する。
後側のバランサ軸14は、クランク軸12の後方に、クランク軸12と平行に配置される。後側のバランサ軸14には、クランク軸12と連動回転させるためのギヤ14aと、バランサウエイト14bとが装着されており、ギヤ14aがクランク軸12のギヤ12aに噛み合う。
二軸二次バランサ装置では、二本のバランサ軸13、14を互いに逆方向に回転させる必要がある。本実施例では、後側のバランサ軸14にクランク軸12からの回転動力を直接的に伝達することにより、図2に矢印で示すように逆転させる。一方、前側のバランサ軸13にアイドラギヤ15aを介してクランク軸12からの回転動力を伝達することにより、図2に矢印で示すように正転させる。4サイクル直列四気筒エンジンユニットでは、クランク軸12の一回転について二回の二次振動が発生するので、それを打ち消すようにバランサ軸13、14がエンジン回転数の倍の回転数で回転するように設定される。
本実施例では、前側のバランサ軸13は、アイドラギヤ軸15の下方やや後方に配置される。前側のバランサ軸13のギヤ13aとアイドラギヤ15aとは略同径を有し、ギヤ13aがアイドラギヤ15aよりも前方に出ない、換言すればギヤ13aがアイドラギヤ15aよりもやや後方に位置するようになっている。これにより、クランク軸12の前方にアイドラギヤ15aを配置する場合でも、クランクケース2が前方に長くならないようにすることができる。
そして、図4に示すように、二本のバランサ軸13、14はシリンダ軸線Sに対して線対称に配置され、シリンダ軸線Sから各バランサ軸13、14までの距離Lが等しい。これにより、二本のバランサ軸13、14の間で例えばバランサウエイト13b、14bの重量バランスをとりやすい等、エンジンユニット1に発生する振動を効果的に低減させることができる。
クランクケース2はミッションケースを兼ねており、クランクケース2の後部に設けられたミッション室に変速装置16が配置される。変速装置16は、カウンタ軸17及びドライブ軸18を備え、これらカウンタ軸17及びドライブ軸18にはその間で動力を伝達する変速ギヤ群19が設けられる。これらカウンタ軸17及びドライブ軸18は、クランク軸12と平行に配置される。
図3に示すように、カウンタ軸17の右端部には、プライマリドリブンギヤ20aが配設され、クランク軸12のプライマリドライブギヤ12bに噛み合う。また、カウンタ軸17の右端には、プライマリドリブンギヤ20aに係合するクラッチ機構20が設けられる。
図2に示すように、側面視において、後側のバランサ軸14は、クランク軸12とカウンタ軸17とをむすぶ線分の下方に位置する。そして、後側のバランサ軸14のギヤ14aとカウンタ軸17上の変速ギヤ群19とが、上下方向に離れているが、前後方向にオーバラップする。
ドライブ軸18は、クランク軸17の回転がカウンタ軸17及びクラッチ機構20を介して伝達されて回転し、不図示のチェーン伝導機構等を介して走行系動力を出力する。
図1に示すように、後側のバランサ軸14の下方にオイルポンプ21及びウォータポンプ22が同軸駆動するように配置される。オイルパン11に貯留されるオイルはオイルポンプ21によってエンジンユニット1の各部に圧送される。
ここで、ミドルケース6とアッパーケース7との割面(本願では「上割面」とも呼ぶ)9には、前方から順にカウンタ軸17、ドライブ軸18が配置、支持される。
また、ミドルケース6とロアーケース8との割面(本願では「下割面」とも呼ぶ)10には、前方から順にアイドラギヤ軸15、クランク軸12、後側のバランサ軸14が配置、支持される。
図4に示すように、前側のバランサ軸13は軸12〜15、17、18の中で最下方に位置するが、ギヤ13aが、オイルパン11に貯留されるオイルの油面23よりも上方に位置し、オイルに浸からないようになっている。そして、前方からギヤ13a、ギヤ12a、ギヤ14a、プライマリドリブンギヤ20a、ドライブ軸18上の変速ギヤ群19それぞれの最下端が後上がりで、略同一線上に位置するようになっている。これにより、いずれの回転体もオイルに浸かることがなく、メカロスの増加、オイルの早期劣化、オイルのエア噛み発生を抑制することができる。
以上のように、上下方向に三分割されたクランクケース2の割面9、10に複数の軸12、14、15、17、18を分けて配置することで、クランクケース2の前後長が長くなるのを避けて、小型化を図ることができる。
また、クランクケース2の割面9、10に複数の軸12、14、15、17、18を分けて配置することで、組み付け性を向上させることができる。しかも、割面に軸を配置する場合、ニードルベアリングではなく半割型のメタルベアリングを使用することができるので、コストダウンを図ることができる。また、クランクケース2に軸12、14、15、17、18を組み付けるための孔を別途形成しなくてもよいので、クランクケース2の剛性を向上させることができる。
さらに、上割面9にカウンタ軸17とドライブ軸18とを配置することにより、シリンダの後方に空間を確保しやすくなる。特許文献1では、クランク軸と後側のバランサとが比較的小径のバランサ駆動用ギヤを介して配置されるため、後側のバランサがシリンダの後方に隣接するように位置する。それに対して、本実施形態では、クランク軸12とカウンタ軸17とが比較的大径のギヤ12b、20aを介して配置されるので、シリンダの後方に空間を確保することができ、他部品のレイアウトの自由度を向上させることができる。シリンダの後方にレイアウトされる部品としては、ブリーザ室、スタータモータ、スロットルボディ、キャニスタ、冷却水リザーバタンク等がある。
また、割面9、10の締結力をそれぞれ適宜に設定することも可能であり、例えば振動の発生源となるアイドラギヤ軸15、クランク軸12、後側のバランサ軸14が配置される下割面10の締結力を、カウンタ軸17及びドライブ軸18が配置される上割面9の締結力より高く設定することができ、組み付け時の効率を向上させることができる。
また、アイドラギヤ15はクランク軸12の前方に配置し、後側のバランサ軸14にクランク軸12からの回転動力を直接的に伝達するようにしている。すなわち、前側のバランサ軸14及びアイドラギヤ軸15は、クランク軸12を挟んでカウンタ軸17及びドライブ軸18と反対側に配置される。これにより、後側のバランサ軸14と変速装置16とを近接させることができ、エンジンユニット1の高さを抑制することができる。また、クランク軸12の後方にアイドラギヤを配置しないので、後側のバランサ軸14の下方の空間を空けることができ、そこにオイルポンプ21やウォータポンプ22を配置することができる。
また、割面9、10を相互に平行にすることにより、ミドルケース6とロアーケース8の組み付け時と、ミドルケース6とアッパーケース7の組み付け時とで冶具角度を変える必要がなく、工数削減となり、組み付け性を向上させることができる。また、割面9、10を相互に平行にすることにより、金型のスライド方向と締付方向とが同一方向となり、例えばネジボスに鋳抜きピンを使用することができ、鋳造時の肉厚部を少なくして鋳造性を向上させることができる。
以上、本発明の実施例を、図面を参照して詳細に説明したが、各実施例は、本発明の実施にあたっての具体例を示したに過ぎない。本発明の技術的範囲は、各実施例に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれる。
1:エンジンユニット、2:クランクケース、3:シリンダブロック、4:シリンダヘッド、5:シリンダヘッドカバー、6:ミドルケース、7:アッパーケース、8:ロアーケース、9、10:割面、12:クランク軸、13:前側のバランサ軸、14:後側のバランサ軸、15:アイドラギヤ軸、16:変速装置、17:カウンタ軸、18:ドライブ軸、21:オイルポンプ、22:ウォータポンプ

Claims (6)

  1. クランク軸を挟んで前後に配置される二本のバランサ軸を備え、前記二本のバランサ軸のうちの一方のバランサ軸に前記クランク軸からの回転動力を直接的に伝達し、他方のバランサ軸にバランサ駆動用ギヤを介して前記クランク軸からの回転動力を伝達する二軸二次バランサ装置を搭載した多気筒エンジンユニットであって、
    上下方向に三分割されたクランクケースと、
    変速装置を構成するカウンタ軸及びドライブ軸とを備え、
    前記クランクケースの二つの割面のうち、上割面に、前記カウンタ軸と、前記ドライブ軸とを配置し、下割面に、前記クランク軸と、前記一方のバランサ軸と、前記バランサ駆動用ギヤの軸とを配置し
    前記他方のバランサ軸及び前記バランサ駆動用ギヤの軸は、前記クランク軸を挟んで前記カウンタ軸及び前記ドライブ軸と反対側に配置されることを特徴とする多気筒エンジンユニット。
  2. クランク軸を挟んで前後に配置される二本のバランサ軸を備え、前記二本のバランサ軸のうちの一方のバランサ軸に前記クランク軸からの回転動力を直接的に伝達し、他方のバランサ軸にバランサ駆動用ギヤを介して前記クランク軸からの回転動力を伝達する二軸二次バランサ装置を搭載した多気筒エンジンユニットであって、
    上下方向に三分割されたクランクケースと、
    変速装置を構成するカウンタ軸及びドライブ軸とを備え、
    前記クランクケースの二つの割面のうち、上割面に、前記カウンタ軸と、前記ドライブ軸とを配置し、下割面に、前記クランク軸と、前記一方のバランサ軸と、前記バランサ駆動用ギヤの軸とを配置し、
    前記他方のバランサ軸は、前記バランサ駆動用ギヤの軸の下方に配置されることを特徴とする多気筒エンジンユニット。
  3. クランク軸を挟んで前後に配置される二本のバランサ軸を備え、前記二本のバランサ軸のうちの一方のバランサ軸に前記クランク軸からの回転動力を直接的に伝達し、他方のバランサ軸にバランサ駆動用ギヤを介して前記クランク軸からの回転動力を伝達する二軸二次バランサ装置を搭載した多気筒エンジンユニットであって、
    上下方向に三分割されたクランクケースと、
    変速装置を構成するカウンタ軸及びドライブ軸とを備え、
    前記クランクケースの二つの割面のうち、上割面に、前記カウンタ軸と、前記ドライブ軸とを配置し、下割面に、前記クランク軸と、前記一方のバランサ軸と、前記バランサ駆動用ギヤの軸とを配置し、
    前記他方のバランサ軸が前記各軸の中で最下方に配置され、前記他方のバランサ軸に設けられるギヤが、前記クランクケースの下部のオイルパンに貯留されるオイルの油面よりも上方に位置することを特徴とする多気筒エンジンユニット。
  4. 前記二本のバランサ軸はシリンダ軸に対して線対称に配置されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の多気筒エンジンユニット。
  5. 前記一方のバランサ軸の下方にオイルポンプ及びウォータポンプのうち少なくともいずれか一方が配置されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の多気筒エンジンユニット。
  6. 前記クランクケースの二つの割面は相互に平行に配置されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の多気筒エンジンユニット。
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