JP6817694B2 - 椅子 - Google Patents
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- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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- A47C3/02—Rocking chairs
- A47C3/025—Rocking chairs with seat, or seat and back-rest unit elastically or pivotally mounted in a rigid base frame
- A47C3/026—Rocking chairs with seat, or seat and back-rest unit elastically or pivotally mounted in a rigid base frame with central column, e.g. rocking office chairs; Tilting chairs
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- A47C7/40—Support for the head or the back for the back
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- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Description
「背もたれとその後ろに配置された背支柱とを有し、前記背支柱は、脚装置で支持された固定ベースに後傾動自在に取り付けられて、前記背もたれは、前記背支柱の後傾動に連動してロッキングするように前記背支柱に連結されていると共に、
前記背もたれは、正面視で左右方向の中間部に位置したセンターエリアと、前記センターエリアに対し前後方向に相対回動自在に連結された左右のサイドエリアとを有しており、
前記背もたれのセンターエリアは、着座者の腰部に当る頂点部を有するように縦断側面視で山形に屈曲した部分を有すると共に、前記山形の屈曲角度が変化するように変形可能であり、
更に、前記背もたれは、前記背支柱に対して、前記山形の頂点部よりも上に位置した部分を回動支点にして前後方向に相対回動し得るように連結されていて、前記回動支点よりも上に、ロッキング時に着座者の背中が当たって前記背支柱に対して相対的に後傾する部分を有している」
という基本構成である。
「前記背もたれに着座者の荷重が全くかかっていない状態をニュートラル状態として、
着座者の腰部だけが前記センターエリアの頂点に当たった執務状態では、前記着座者の腰部の押圧により、前記センターエリアにおける前記山形の屈曲角度が大きくなると共に、前記左右のサイドエリアは着座者を包む方向に回動し得る一方、
着座者が前記回動支点よりも上の部位に背中を当てたロッキング状態では、前記センターエリアにおける前記山形の屈曲角度が小さくなると共に、前記サイドエリアは着座者から離れる方向に広がり変形するようになっており、
かつ、前記背もたれのうちその回動支点よりも下の部分と前記背支柱との間に、前記背もたれと背支柱との相対的な角度変化によって弾性変形する弾性体が、前記背もたれが前記ニュートラル状態から執務状態に移行してもロッキング状態に移行しても弾性変形するようにして配置されており、前記背もたれは、前記弾性体の弾性復元力により、前記執務状態においてもロッキング状態においてもニュートラル状態に戻るように付勢されている」
という構成が付加されている。
「前記センターエリアとサイドエリアとは、それぞれ中段エレメントと上段エレメントと下段エレメントとの3段のエレメントから成っており、
中段センターエレメントと下段センターエレメントとを側面視で前向き凸の姿勢に配置ことにより、着座者の腰椎部分を支持する突部が形成されており、
前記中段センターエレメントと下段センターエレメントとは相対的に屈曲可能であり、中段センターエレメントは上段センターエレメントとは屈曲不能に保持されている」
という構成になっている。
まず、図1〜図5に基づいて椅子の概要を説明する。椅子の基本構成は従来と同様であり、図1,2に示すように、主要構成要素として脚装置1、座2、背もたれ3を備えている。また、オプション品として、肘掛け装置4とハンガー5とヘッドレスト6とを備えている。肘掛け装置4は左右一対で1セットであるが、図では片方しか表示していない。
また、傾動ベース7に、背もたれ3が取り付く背支持フレーム13を固定している。従って、背もたれ3は、傾動ベース10と一緒にロッキングする。また、座受け部材12は、傾動ベース9の後傾動に連動して後退及び後傾する。従って、座2は、背もたれ3の後傾動に連動して後退及び後傾する(シンクロする。)。肘掛け装置4は、座受け部材12に固定されている。
背もたれ3は、主要要素として、背アウターシェル23とその手前に配置された背クッション材24とを備えている。背もたれ3は、身体支持体の一例である。図2(D)に明示するように、背もたれ3は(或いは、背アウターシェル23及び背クッション材24は)、左右方向にはセンターエリア25と左右のサイドエリア26の3つのエリアに分かれていて、上下方向には、上段エリア27と中段エリア28と下段エリア29との3段のエリアに分かれている。
図3(A)〜(C)では、非ロッキング状態でかつ人が背もたれ3に背を当てていない基準状態(ニュートラル状態)を符号Nで示し、非ロッキング状態で着座者が上半身を略直立させた執務姿勢での背もたれ3の形状を符号Fで示している。そして、下段センターエレメントcが座リアアウターシェル21に連結されているため、着座者が背もたれ3の凸部Lのみに腰を当てると、凸部Lが後退すると共に、中段センターエレメントbと下段センターエレメントcとの開き角度が大きくなる。かつ、上段センターエレメントaは前向きに移動する。
既に述べたように、背もたれ3は、主要要素として背アウターシェル23と背クッション材24とを備えているが、本実施形態では、更に、図6〜図9の各図に示すように、主要要素として背インナー枠42を備えている。背インナー枠42はインナー部材の一例であり、ポリプロピレン等の樹脂を材料にした成形品である。また、背インナー枠42は、背クッション材24の形状を保持すると共に補強する保形部材の一例である。
例えば図8に示すように、背アウターシェル23は、上段センターエレメント23aと中段センターエレメント23bとが一体であるのを除いて、各エレメント23a〜23fは別体の構造になっており、例えば図8や図13(A)に示すように、隣り合ったエレメント23a〜23fは、エラストマーよりなるバンドヒンジ55によって一体に繋がっている。バンドヒンジ55は帯状軟質樹脂材である。
既に述べたが、背支柱13aの上端部は、背アウターシェル23の中段センターエレメント23bに相対回動可能に連結されている。この点を、図10〜図12を参照して説明する。図11に示すように、背支柱13aの上端には、側面視で前傾姿勢でやや左右横長のボス部66が一体に形成されており、ボス部66に、左右横長の連結ピン67が挿通されている。連結ピン67は、ボス部66の左右両側に突出している。
図10(A)及び図12に示すように、背支柱13aのボス部63の直下部には、既述の弾性体41が配置されている。弾性体41は、例えばゴム(チェラスト)から成っているが、コイルばねなどのばね体も使用できる。弾性体41は、基本的には前後方向に長い棒状であるが、前後中間部が最も小径となるように外周は凹んでいる。このため、砂時計に似た形状になっている。
次に、主として図14〜16を参照して、背インナー枠42と背アウターシェル23との連結手段を説明する。本実施形態では、背インナー枠42と背アウターシェル23との連結は、図16に示すクリップ79を使用している。例えば図9に示すように、背アウターシェル23には、背インナー枠42の連結穴51に対応した板状リブ80の群が前向きに突設されており、クリップ79が板状リブ80に嵌着することにより、背インナー枠42が背アウターシェル23に連結され、結果として、背クッション材24が背アウターシェル23に連結されている。
3 背もたれ
9 固定ベース
10 傾動ベース
11 支軸(ロッキングの回動支点)
13 背支持フレーム
13a 背支柱
16 座インナーシェル
17 座クッション材
23 背アウターシェル
23a〜23f 背アウターシェルを構成するエレメント
24 背クッション材
24a〜24f 背クッション材を構成するエレメント
30 背クッション材のエレメントを区画する溝
41 弾性体
42 背インナー枠
43 周枠部
44 横長ジョイント部
45 額状部
55 バンドヒンジ
46 ヒンジ部
Claims (3)
- 背もたれとその後ろに配置された背支柱とを有し、前記背支柱は、脚装置で支持された固定ベースに後傾動自在に取り付けられて、前記背もたれは、前記背支柱の後傾動に連動してロッキングするように前記背支柱に連結されていると共に、
前記背もたれは、正面視で左右方向の中間部に位置したセンターエリアと、前記センターエリアに対し前後方向に相対回動自在に連結された左右のサイドエリアとを有しており、
前記背もたれのセンターエリアは、着座者の腰部に当る頂点部を有するように縦断側面視で山形に屈曲した部分を有すると共に、前記山形の屈曲角度が変化するように変形可能であり、
更に、前記背もたれは、前記背支柱に対して、前記山形の頂点部よりも上に位置した部分を回動支点にして前後方向に相対回動し得るように連結されていて、前記回動支点よりも上に、ロッキング時に着座者の背中が当たって前記背支柱に対して相対的に後傾する部分を有している構成であって、
前記背もたれに着座者の荷重が全くかかっていない状態をニュートラル状態として、
着座者の腰部だけが前記センターエリアの頂点に当たった執務状態では、前記着座者の腰部の押圧により、前記センターエリアにおける前記山形の屈曲角度が大きくなると共に、前記左右のサイドエリアは着座者を包む方向に回動し得る一方、
着座者が前記回動支点よりも上の部位に背中を当てたロッキング状態では、前記センターエリアにおける前記山形の屈曲角度が小さくなると共に、前記サイドエリアは着座者から離れる方向に広がり変形するようになっており、
かつ、前記背もたれのうちその回動支点よりも下の部分と前記背支柱との間に、前記背もたれと背支柱との相対的な角度変化によって弾性変形する弾性体が、前記背もたれが前記ニュートラル状態から執務状態に移行してもロッキング状態に移行しても弾性変形するようにして配置されており、前記背もたれは、前記弾性体の弾性復元力により、前記執務状態においてもロッキング状態においてもニュートラル状態に戻るように付勢されている、
椅子。 - 前記弾性体の変形は、伸縮変形と曲がり変形とが複合した変形を含んでいる、
請求項1に記載した椅子。 - 前記センターエリアとサイドエリアとは、それぞれ中段エレメントと上段エレメントと下段エレメントとの3段のエレメントから成っており、
中段センターエレメントと下段センターエレメントとを側面視で前向き凸の姿勢に配置ことにより、着座者の腰椎部分を支持する突部が形成されており、
前記中段センターエレメントと下段センターエレメントとは相対的に屈曲可能であり、中段センターエレメントは上段センターエレメントとは屈曲不能に保持されている、
請求項1又は2に記載した椅子。
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