JP6817668B1 - フレキシブルコンテナバッグ、収容体、収容物の排出方法、及び飛散防止部材 - Google Patents

フレキシブルコンテナバッグ、収容体、収容物の排出方法、及び飛散防止部材 Download PDF

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Abstract

【課題】収容体から収容物を排出する際に飛散を抑える。【解決手段】フレキシブルコンテナバッグ1は、開口部5Cを有する袋体5と、袋体5と一体的に設けられるとともに外部から引っ張られる部位である吊り下げ部80と、を備えた本体部2と、袋体5に着脱自在に取り付けられ、袋体5の外面の一部を覆うように設けられる被覆部10と、を備えている。本体部2が直接載置面に載置されつつ吊り下げ部80が鉛直方向と交差する方向に引かれた状態で、袋体5における被覆部10に覆われた部分が開放されることにより、袋体5の収容物Zが被覆部10に覆われつつ排出される。【選択図】図3

Description

本開示は、フレキシブルコンテナバッグ、収容体、収容物の排出方法、及び飛散防止部材に関するものである。
フレキシブルコンテナバッグは、粉末状或いは粒状の材料、土砂、廃棄物、食糧などの運搬、保管などに用いられる。フレキシブルコンテナバッグを使用する場合、例えば、投入口(開放口)から粉末や粒状物を入れ、投入口を閉じて運搬、保管などを行うことが一般的である。フレキシブルコンテナバッグ内の収容物を排出する方法は様々であるが、例えば、バッグに備えられた吊りベルトをフォークリフトなどに引っかけてバッグ全体を吊り下げ、その状態でバッグ底部を破ったり、開放したりして底部側から内容物を下方に落とす。
特開2016−33485号公報
この種の収容体を使用する場合、バッグ内に収容された収容物を排出する際の飛散が問題となる。例えば、バッグを吊り下げた状態でバッグ底部を破ったり開放したりして収容物を落とすと、排出物(収容物)が落下中や落下後にまき上がったり、飛び散ったり、風に流されたりしてバッグの直下から外れた領域に飛散する懸念がある。
そこで、上述した課題の少なくとも一つを解決するために、収容体から収容物を排出する際に効果的に飛散を抑え得る技術を提供する。
本開示の一つであるフレキシブルコンテナバッグは、
開口部を有する袋体と、前記袋体と一体的に設けられるとともに外部から引っ張られる部位である引張対象部と、を備えた本体部と、
前記袋体に固定され又は前記袋体に着脱自在に取り付けられ、前記袋体の外面の少なくとも一部を覆うように設けられる被覆部と、
を備え、
前記本体部が直接又は他部材を介して間接的に載置面に載置されつつ前記引張対象部が鉛直方向と交差する方向に引かれた状態で、前記袋体における前記被覆部に覆われた部分が開放されることにより、前記袋体の収容物が前記被覆部に覆われつつ排出される。
本開示の一つである収容体は、一部が開放対象部位とされる袋体を備えた本体部と、
少なくとも一部が前記袋体から外れた領域に配置され、前記開放対象部位が開放された場合に前記開放対象部位から排出される収容物を覆うように設けられる被覆部と、
を備え、
前記開放対象部位が開放された後に前記被覆部を載置面に接触させつつ前記本体部及び前記被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、前記本体部が移動しつつ前記収容物の少なくとも一部が前記開放対象部位を介して前記被覆部に覆われる領域に排出される。
本開示の一つである収容物の排出方法は、
上記のフレキシブルコンテナバッグを用い、
前記被覆部を前記袋体に固定すること又は前記被覆部を前記袋体に着脱自在に取り付けることにより、前記被覆部によって前記袋体の外面の少なくとも一部を覆う準備工程と、
前記準備工程の後に、前記本体部を直接又は他部材を介して間接的に前記載置面に載置しつつ、前記引張対象部を鉛直方向と交差する方向に引っ張る引張工程と、
前記準備工程の後に、前記袋体における前記被覆部に覆われた部分を開放することにより、前記袋体の収容物を前記被覆部で覆いつつ排出する開放工程と、
を行う。
本開示の一つである収容物の排出方法は、
上記の収容体を用い、
前記被覆部の少なくとも一部が前記本体部から外れた領域に位置するように前記被覆部を配置する準備工程と、
前記袋体における開放対象部位を開放し、前記開放対象部位を介して前記収容物を前記被覆部に覆われる領域に排出する開放工程と、
前記準備工程の後且つ少なくとも前記開放工程の開始後、前記本体部及び前記被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させる移動工程と、
を行う。
本開示の一つである収容物の排出方法は、
袋体を備えた本体部と、被覆部と、を有する収容体を用い、前記袋体内の収容物を載置面に向けて排出する排出方法であって、
前記被覆部の少なくとも一部が前記本体部から外れた領域に位置するように前記被覆部を配置する準備工程と、
前記袋体における開放対象部位を開放し、前記開放対象部位を介して前記袋体内の収容物を前記被覆部に覆われる領域に排出する開放工程と、
前記準備工程の後且つ少なくとも前記開放工程の開始後、前記本体部及び前記被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させる移動工程と、
を行う。
本開示の一つである飛散防止部材は、
開口部を有する袋体と、前記袋体と一体的に設けられるとともに外部から引っ張られる部位である引張対象部と、を備えた本体部を備えるフレキシブルコンテナバッグに用いられる飛散防止部材であって、
前記袋体に固定され又は前記袋体に着脱自在に取り付けられ、前記袋体の外面の少なくとも一部を覆うように設けられる被覆部を備え、
前記本体部が直接又は他部材を介して間接的に載置面に載置されつつ前記引張対象部が鉛直方向と交差する方向に引かれた状態で、前記袋体における前記被覆部に覆われた部分が開放されることにより、前記袋体の収容物が前記被覆部に覆われつつ排出される。
本開示の一つである飛散防止部材は、
一部が開放対象部位とされる袋体を有する本体部を備えた収容体と共に用いられる飛散防止部材であって、
少なくとも一部が前記袋体から外れた領域に配置され、前記開放対象部位が開放された場合に前記開放対象部位から排出される収容物を覆うように設けられる被覆部を備え、
前記開放対象部位が開放された後に前記被覆部を載置面に接触させつつ前記本体部及び前記被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、移動する前記本体部から前記開放対象部位を介して前記収容物の少なくとも一部が前記被覆部に覆われる領域に排出される。
本開示の一つである飛散防止部材は、
一部が開放対象部位とされる袋体を有する本体部を備えた収容体と共に用いられる飛散防止部材であって、
少なくとも一部が前記袋体から外れた領域に配置され、前記開放対象部位が開放された場合に前記開放対象部位から排出される収容物を覆うように設けられる被覆部と、
前記被覆部と一体的に設けられる引張部と、
を備え、
前記収容体を牽引する牽引部に対して前記引張部が取り付けられることにより、前記牽引部の移動時に、前記被覆部が前記本体部とともに前記牽引部によって引っ張られる。
本開示に係る技術によれば、収容体から収容物を排出する際に効果的に飛散を抑えることができる。
図1は、第1実施形態のフレキシブルコンテナバッグが吊り下げ装置に吊り下げられ、被覆部が本体部の下方に垂れ下がった状態を例示する説明図である。 図2は、第1実施形態のフレキシブルコンテナバッグを用いた排出方法に関し、引張工程において袋体が傾斜している状態を例示する説明図である。 図3は、第1実施形態のフレキシブルコンテナバッグを用いた排出方法に関し、開放工程後に収容物が排出されている状態を例示する説明図である。 図4は、第2実施形態のフレキシブルコンテナバッグを用いた排出方法に関し、開放工程後に収容物が排出されている状態を例示する説明図である。 図5は、第3実施形態のフレキシブルコンテナバッグが吊り下げ装置に吊り下げられ、被覆部が本体部の下方に垂れ下がった状態を例示する説明図である。 図6は、第3実施形態のフレキシブルコンテナバッグを用いた排出方法に関し、引張工程において袋体が傾斜している状態を例示する説明図である。 図7は、第3実施形態のフレキシブルコンテナバッグを用いた排出方法に関し、開放工程後に収容物が排出されている状態を例示する説明図である。 図8は、第4実施形態のフレキシブルコンテナバッグが吊り下げ装置に吊り下げられ、被覆部が本体部の下方に垂れ下がった状態を例示する説明図である。 図9は、第4実施形態のフレキシブルコンテナバッグを用いた排出方法に関し、引張工程において袋体が傾斜している状態を例示する説明図である。 図10は、第4実施形態のフレキシブルコンテナバッグを用いた排出方法に関し、開放工程後に収容物が排出されている状態を例示する説明図である。 図11は、第5実施形態のフレキシブルコンテナバッグが吊り下げ装置に吊り下げられ、被覆部が本体部の下方に垂れ下がった状態を例示する説明図である。 図12は、第5実施形態のフレキシブルコンテナバッグを用いた排出方法に関し、引張工程において袋体が傾斜している状態を例示する説明図である。 図13は、第5実施形態のフレキシブルコンテナバッグを用いた排出方法に関し、開放工程後に収容物が排出されている状態を例示する説明図である。 図14は、第6実施形態の収容体が吊り下げ装置に吊り下げられ、被覆部が本体部の下方に垂れ下がった状態を例示する説明図である。 図15は、第6実施形態の収容体における本体部を概略的に例示する説明図である。 図16は、第6実施形態の収容体における被覆防止部材を概略的に例示する説明図である。 図17は、第6実施形態の収容体を用いた排出方法に関し、本体部が載置面に支持された状態を例示する説明図である。 図18は、第6実施形態の収容体を用いた排出方法に関し、開放工程後に移動工程がなされている状態を例示する説明図である。 図19は、第7実施形態の収容体が吊り下げ装置に吊り下げられ、被覆部が本体部の下方に垂れ下がった状態を例示する説明図である。 図20は、第8実施形態の収容体が吊り下げ装置に吊り下げられ、被覆部が本体部の下方に垂れ下がった状態を例示する説明図である。 図21は、第9実施形態の収容体が吊り下げ装置に吊り下げられ、被覆部が本体部の下方に垂れ下がった状態を例示する説明図である。 図22は、第10実施形態の収容体が吊り下げ装置に吊り下げられ、被覆部が本体部の下方に垂れ下がった状態を例示する説明図である。
本開示の実施態様の一例を列記して説明する。
本開示の一つであるフレキシブルコンテナバッグは、開口部を有する袋体と、上記袋体と一体的に設けられるとともに外部から引っ張られる部位である引張対象部と、を備えた本体部と、上記袋体に固定され又は上記袋体に着脱自在に取り付けられ、上記袋体の外面の少なくとも一部を覆うように設けられる被覆部と、を備える構成とすることができる。上記本体部が直接又は他部材を介して間接的に載置面に載置されつつ上記引張対象部が鉛直方向と交差する方向に引かれた状態で、上記袋体における上記被覆部に覆われた部分が開放されることにより、上記袋体の収容物が上記被覆部に覆われつつ排出される構成とすることができる。
このように構成されたフレキシブルコンテナバッグは、袋体の開放時に、袋体の収容物が被覆部に覆われつつ排出されるため、排出の際に袋体の収容物が被覆部の外側に飛散することを抑えながら、収容物を袋体から下方に落とすことができる。
本開示のフレキシブルコンテナバッグにおいて、上記被覆部は、上記本体部が上記載置面に載置されつつ上記引張対象部が鉛直方向と交差する方向に引かれた状態で、上記載置面まで垂れ下がってもよい。
このように構成されたフレキシブルコンテナバッグは、開放される部分を覆う被覆部が載置面まで垂れ下がっているため、排出の際に収容物を確実に囲むことができ、収容物の飛散をより一層抑えることができる。
本開示のフレキシブルコンテナバッグにおいて、上記被覆部は、上記袋体における上記開口部寄りの位置に固定又は着脱自在に取り付けられていてもよい。
このように構成されたフレキシブルコンテナバッグは、開口部とは反対側寄りの位置に被覆部が固定又は着脱自在に取り付けられる構成に比べて、垂れ下がる被覆部によって被覆される部分が広くなり、開放する部分を形成する位置の自由度を高めることができる。
本開示の一つであるフレキシブルコンテナバッグ内の収容物の排出方法は、上記したいずれかのフレキシブルコンテナバッグを用いることができる。そして、この排出方法では、上記被覆部を上記袋体に固定すること又は上記被覆部を上記袋体に着脱自在に取り付けることにより、上記被覆部によって上記袋体の外面の少なくとも一部を覆う準備工程を行ってもよい。更に、上記準備工程の後に、上記本体部を直接又は他部材を介して間接的に上記載置面に載置しつつ、上記引張対象部を鉛直方向と交差する方向に引っ張る引張工程を行ってもよい。更に、上記準備工程の後に、上記袋体における上記被覆部に覆われた部分を開放することにより、上記袋体の収容物を上記被覆部で覆いつつ排出する開放工程を行ってもよい。
このような排出方法によれば、袋体の開放時に、袋体の収容物が被覆部に覆われつつ排出されるため、排出の際に袋体の収容物が被覆部の外側に飛散することを抑えながら、収容物を袋体から下方に落とすことができる。
本開示の一つであるフレキシブルコンテナバッグ内の収容物の排出方法において、上記引張工程では、上記本体部を直接又は他部材を介して間接的に上記載置面に載置しつつ、上記引張対象部を鉛直方向と交差する方向に引っ張ることで上記本体部を鉛直方向に対して傾かせる傾斜状態で、上記袋体における上記被覆部に覆われた部分が開放されてもよい。
このような排出方法によれば、本体部が鉛直方向に対して傾くことで、載置面との接触面積が小さくなり、本体部が引っ張られる際の摩擦力を低減することができる。
本開示の一つであるフレキシブルコンテナバッグ用の飛散防止部材は、開口部を有する袋体と、上記袋体と一体的に設けられるとともに外部から引っ張られる部位である引張対象部と、を備えた本体部を備えるフレキシブルコンテナバッグに用いられる飛散防止部材であって、上記袋体に固定され又は上記袋体に着脱自在に取り付けられ、上記袋体の外面の少なくとも一部を覆うように設けられる被覆部を備える構成とすることができる。上記本体部が直接又は他部材を介して間接的に載置面に載置されつつ上記引張対象部が鉛直方向と交差する方向に引かれた状態で、上記袋体における上記被覆部に覆われた部分が開放されることにより、上記袋体の収容物が上記被覆部に覆われつつ排出される構成とすることができる。
このような飛散防止部材によれば、袋体の開放時に、袋体の収容物が被覆部に覆われつつ排出されるため、排出の際に袋体の収容物が被覆部の外側に飛散することを抑えながら、収容物を袋体から下方に落とすことができる。
本開示の一つである収容体は、一部が開放対象部位とされる袋体を備えた本体部と、少なくとも一部が上記袋体から外れた領域に配置され、上記開放対象部位が開放された場合に上記開放対象部位から排出される収容物を覆うように設けられる被覆部と、を備える。上記開放対象部位が開放された後に上記被覆部を載置面に接触させつつ上記本体部及び上記被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、上記本体部が移動しつつ上記収容物の少なくとも一部が上記開放対象部位を介して上記被覆部に覆われる領域に排出される。
この収容体は、開放対象部位を開放した後に被覆部を載置面に接触させつつ本体部及び被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させるように外部操作を行えば、本体部を移動させながら収容物の少なくとも一部を被覆部に覆われる領域に排出することができる。よって、この収容体によれば、収容物を排出する際に収容物を良好に排出しながら効果的に飛散を抑えるような操作が可能となる。
上記の収容体は、 上記開放対象部位が開放された後に、上記本体部を直接又は他部材を介して間接的に上記載置面に支持させつつ上記本体部及び上記被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、上記本体部が上記載置面に沿って移動しつつ上記収容物の少なくとも一部が上記開放対象部位を介して上記被覆部に覆われる領域に排出される。
この収容体は、上記本体部を直接又は他部材を介して間接的に上記載置面に支持させつつ上記本体部及び上記被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させるように外部操作を行えば、本体部を載置面に沿って移動させながら収容物の少なくとも一部を被覆部に覆われる領域に排出することができる。よって、飛散をより一層抑えうる外部操作が可能な収容体を実現することができる。
上記の収容体は、上記被覆部と一体的に設けられる引張部を有していてもよく、上記本体部及び上記引張部が当該収容体の外部に設けられた牽引部に取り付けられることにより、上記牽引部の移動時に、上記本体部及び上記被覆部がいずれも上記牽引部によって引っ張られる構成であってもよい。
この収容体は、被覆部及び引張部を有する一体物を直接的に牽引部によって引っ張ることができ、被覆部による力が本体部に加わりすぎることを抑えることができる。
上記の収容体は、上記被覆部は、上記袋体に固定される部位、又は上記袋体に着脱自在に取り付けられ部位、若しくは上記袋体と一体的に構成される部位、の少なくともいずれかの部位である。
この収容体は、本体部に対してより密接させて被覆部を設けることができる。
本開示の一つである収容物の排出方法は、上記のいずれかの収容体を用い、上記被覆部の少なくとも一部が上記本体部から外れた領域に位置するように上記被覆部を配置する準備工程と、上記袋体における開放対象部位を開放し、上記開放対象部位を介して上記収容物を上記被覆部に覆われる領域に排出する開放工程と、上記準備工程の後且つ少なくとも上記開放工程の開始後、上記本体部及び上記被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させる移動工程と、を行う。
この排出方法は、開放対象部位を開放した後に、収容物を被覆部に覆われる領域に排出しつつ、本体部を移動させることができる。よって、この排出方法によれば、飛散を効果的に抑えつつ収容物を良好に排出することができる。
本開示の一つである収容物の排出方法は、袋体を備えた本体部と、被覆部と、を有する収容体を用い、上記袋体内の収容物を載置面に向けて排出する排出方法であって、上記被覆部の少なくとも一部が上記本体部から外れた領域に位置するように上記被覆部を配置する準備工程と、上記袋体における開放対象部位を開放し、上記開放対象部位を介して上記袋体内の収容物を上記被覆部に覆われる領域に排出する開放工程と、上記準備工程の後且つ少なくとも上記開放工程の開始後、上記本体部及び上記被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させる移動工程と、
を行う。
この排出方法は、開放対象部位を開放した後に、収容物を被覆部に覆われる領域に排出しつつ、本体部を移動させることができる。よって、この排出方法によれば、飛散を効果的に抑えつつ収容物を良好に排出することができる。
上記の収容物の排出方法において、上記移動工程では、上記準備工程の後且つ少なくとも上記開放工程の開始後、上記被覆部を上記載置面に接触させつつ上記本体部及び上記被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させる。
この排出方法は、被覆部と載置面の間に隙間が生じることをより抑えながら収容物を排出することができるため、収容物の飛散がより抑えられる。
上記の収容物の排出方法において、上記移動工程では、上記準備工程の後且つ少なくとも上記開放工程の開始後、上記本体部を直接又は他部材を介して間接的に上記載置面に支持させつつ上記本体部及び上記被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させる。
この排出方法は、本体部を載置面に沿って移動させながら収容物を被覆部に覆われる領域に排出することができるため、飛散をより一層抑えつつ収容物を良好に排出することができる。
本開示の一つである収容物の飛散防止部材は、一部が開放対象部位とされる袋体を有する本体部を備えた収容体に用いられる飛散防止部材であって、少なくとも一部が上記袋体から外れた領域に配置され、上記開放対象部位が開放された場合に上記開放対象部位から排出される収容物を覆うように設けられる被覆部と、上記被覆部と一体的に設けられる引張部と、を備え、上記収容体を牽引する牽引部に対して上記引張部が取り付けられることにより、上記牽引部の移動時に、上記被覆部が上記本体部とともに上記牽引部によって引っ張られる。
この飛散防止部材は、収容体から収容物が排出される際に効果的に飛散を抑えることができる。しかも、この飛散防止部材は、牽引部によって直接的に引っ張られるような使用方法が可能であるため、被覆部による力が袋体に加わりすぎることを抑えることができる。
本開示の一つである収容物の飛散防止部材は、一部が開放対象部位とされる袋体を有する本体部を備えた収容体に用いられる飛散防止部材であって、少なくとも一部が上記袋体から外れた領域に配置され、上記開放対象部位が開放された場合に上記開放対象部位から排出される収容物を覆うように設けられる被覆部を備え、上記開放対象部位が開放された後に上記被覆部を載置面に接触させつつ上記本体部及び上記被覆部を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、移動する上記本体部から上記開放対象部位を介して上記収容物の少なくとも一部が上記被覆部に覆われる領域に排出される。
この飛散防止部材は、収容体から収容物が排出される際に効果的に飛散を抑えることができる。しかも、被覆部と載置面の間に隙間が生じることをより抑えながら収容物を排出するような使用方法が可能であるため、飛散抑制効果をより高めやすい。
[第1実施形態]
1−1.フレキシブルコンテナバッグの構成
第1実施形態に係るフレキシブルコンテナバッグ1等について説明する。
図1で示すフレキシブルコンテナバッグ1(以下、単にバッグ1ともいう)は、収容体の一例に相当する。フレキシブルコンテナバッグ1は、主に、本体部2と被覆部10とを有する。本体部2は、開口部5Cと底部5Bとを具備する袋体5と、袋体5と一体的に設けられる吊り下げ部(引張対象部)80と、を備える。本体部2は、図1のように吊り下げ部80が支持されつつ袋体5が吊り下げられた吊り下げ状態のときに開口部5Cが上方側とされ底部5Bが下方側とされるものである。被覆部10は、袋体5に固定され又は袋体5に着脱自在に取り付けられ、袋体5の外面の少なくとも一部(図1では、下端側部分)を覆うように設けられている。
袋体5は、可撓性を有するシート状の材料によって構成されている。袋体5の材料としては、樹脂、繊維、紙などの公知の様々な材料を用いることができる。袋体5は、図1のような膨らんだ状態(内部空間を大きく確保した状態)や畳んだ状態(図示省略)に変化し得るものであり、内部に収容物(内容物)Zを収容した場合には図1のような膨らんだ状態となる。袋体5は、外面部5Aと底部5Bと開口部5Cとを備える。
底部5Bは、図1のような吊り下げ状態且つ袋体5の内部に収容物Zが収容されているときに底面を構成する部分であり、収容物Zを下方側から支持する部分である。外面部5Aは、図1のような吊り下げ状態で袋体5の内部に収容物Zが収容されているときに底部5Bの上側に配置され且つ収容物Zの周囲を囲むように配置される部分である。
開口部5Cは、袋体5の内部に収容物Zを投入するための投入口となる部分である。開口部5Cの開口形状は、収容物Zを投入し得る形状であれば特に限定されない。図1の例では開口部5Cが開放状態となっているが、開口部5Cは、閉じることができる構成であってもよい。例えば、開口部5Cを束ねて閉塞し得る構成であってもよく、図示しない蓋体によって開口部5Cを閉塞し得る構成となっていてもよい。
吊り下げ部80は、紐状あるいは帯状に構成された細長の可撓性部材であり、図1の例では2本の吊り下げベルト81,82によって構成されている。吊り下げ部80は、図1のように2本の吊り下げベルト81,82を支持部(図1の例ではクレーン(吊り下げ装置)100のフック102)に引っ掛けて本体部2を吊り下げ状態としたときに開口部5Cが底部5Bよりも上位置に配置され底部5Bが下向きとなるように設置されている。具体的には、吊り下げベルト81が袋体5の外面部5Aにおける上端側の2部位に固定されつつこの2部位の間を架け渡すように配置されている。同様に、吊り下げベルト82が袋体5の外面部5Aにおける上端側の2部位に固定されつつこの2部位の間を架け渡すように配置されている。吊り下げ部80は、後述する排出方法の引張工程で、例えばクレーン100のフック102によって鉛直方向と交差する方向に引っ張られる部位である。
被覆部10は、本体部2の外面部5Aに対して固定又は一体化された構成とすることができる。図1の例では、被覆部10の端部(ベルト状の固定部位12A)が本体部2の外面部5Aに固定されている。被覆部10は、一端側(固定部位12A)が袋体5における開口部5C寄りの位置に固定された構成をなす。図1のように被覆部10が外面部5Aに固定される構成とする場合、被覆部10は、本体部2に対して外側から着脱自在とされていてもよく、着脱不能とされていてもよい。被覆部10が外面部5Aに着脱不能に固定される構成としては、例えば、接着剤等の接着媒体によって被覆部10の端部近傍が外面部5Aに固定されていてもよく、被覆部10の端部近郷が外面部5Aに縫い付けられていてもよく、その他の固定方法であってもよい。被覆部10が外面部5Aに着脱可能に固定される構成としては、例えば、被覆部10の端部近傍及び外面部5Aのそれぞれの位置に面ファスナーを設けておき、面ファスナー同士の圧着及び離間によって着脱可能としてもよい。或いは、被覆部10の固定部位12Aを外面部5Aに巻くように縛り付けてもよく、その他の着脱可能構造(例えば、ねじ等の締結部材によって固定する構造など)としてもよい。被覆部10は、飛散防止部材の一例に相当する。なお、この例では、被覆部10は、袋体5に固定される部位、又は袋体5に着脱自在に取り付けられ部位のいずれかに相当する。
図1のように、本体部2が吊り下げ状態となっているときに、被覆部10は、本体部2の下方に垂れ下がった状態(使用状態)となり、直下領域(袋体5内の収容領域の直下の領域)を囲むように配置される。
図1のように、被覆部10は、複数の帯状部12を有する。複数の帯状部12は、本体部2の外面部5A対して固定部位12Aを介して間接的に取り付けられる。複数の帯状部12は、固定部位12Aに対してそれぞれの一端側が位置をずらして固定されている。図1のような使用状態のときには、複数の帯状部12の各々が本体部2の下方に垂れ下がり、複数の帯状部12が直下領域(袋体5内の収容領域の直下の領域)を囲むように構成されている。
袋体5は、一部が開放対象部位とされる。具体的には、図1のような吊り下げ状態(吊り下げ部80を外部の牽引部(図1の例では、フック102)に引っ掛けて本体部2を浮かせるように吊り下げた吊り下げ状態)のときに、袋体5において被覆部10に覆われた部位又は袋体5において被覆部10に囲まれた部位が開放対象部位である。図1、図2の例では、袋体5において、破線で示される部位を開放対象部位とすることができる。図1のような上記吊り下げ状態のときに、被覆部10は、少なくとも一部が袋体5から外れた領域(袋体5を覆わない領域)に配置され、図3のように開放対象部位が開放された場合に開放対象部位から排出される収容物Zを覆うように設けられる。
このバッグ1(収容体)は、図3のように上記の開放対象部位が開放された後に被覆部10を載置面Fに接触させつつ本体部2及び被覆部10を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部10に覆われる領域に排出される。図3の例では、牽引部としてのフック102を用いてクレーン100によって上記操作(載置面Fに接触させつつ本体部2及び被覆部10を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作)がバッグ1の外部装置によってなされている。具体的には、バッグ1は、上記の開放対象部位が開放された後に、図3のように本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面Fに支持させつつ本体部2及び被覆部10を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が載置面Fに沿って移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部10に覆われる領域に排出されるようになっている。なお、図3の例では、本体部2の一部が常に載置面Fに接触するように操作されてもよく、本体部2の一部と接触面Fとの間に被覆部10が介在し、本体部2が被覆部10を介して間接的に載置面Fに支持されるように操作されてもよい。
図3の例では、例えば、フレキシブルコンテナバッグ1は、本体部2が直接又は他部材を介して間接的に載置面Fに載置されつつ吊り下げ部80が鉛直方向と交差する方向(例えば、載置面Fに沿った方向等)に引かれた状態で、袋体5における被覆部10に覆われた部分が開放されることにより、袋体5の収容物Zが被覆部10に覆われつつ排出される。
飛散防止部材に相当する被覆部10は、フレキシブルコンテナバッグ1(収容体)に用いられ、図1、図2のように、少なくとも一部が袋体5から外れた領域に配置されて使用される。図3のように、被覆部10は、開放対象部位が開放されて開放部5Dが形成された場合に開放対象部位に形成された開放部5Dから排出される収容物を排出の過程で覆うように設けられる。この被覆部10は、フレキシブルコンテナバッグ1(収容体)に対して開放対象部位を開放する操作が行われた後に、図3のように被覆部10を載置面Fに接触させつつ本体部2及び被覆部10を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、この操作に応じて移動する本体部2から開放対象部位(具体的には開放部5D)を介して収容物Zの少なくとも一部が被覆部10に覆われる領域に排出されるようになっている。
1−2.排出方法
次に、フレキシブルコンテナバッグ1を用いる場合の排出方法を説明する。フレキシブルコンテナバッグ1を用いた排出方法では、主に、準備工程と、引張工程と、開放工程と、を行う。この排出方法は、フレキシブルコンテナバッグ1における袋体5内の収容物を載置面Fに向けて排出する収容物の排出方法である。
準備工程では、被覆部10を本体部2に取り付ける工程を行う。例えば、被覆部10が袋体5とは別体として構成されている場合、準備工程では、任意の時期に準備工程を行い、本体部2の外面部5Aに被覆部10を取り付けることができる。また、本体部2の吊り下げ部80を支持しつつ袋体5を吊り下げた状態で、被覆部10を本体部2に取り付けてもよい。これにより、袋体5の外面の少なくとも一部が、被覆部10によって覆われる。具体的には、準備工程では、被覆部10の少なくとも一部が本体部2から外れた領域(具体的には袋体5を覆わない領域)に位置するように被覆部10を配置する。準備工程では、図1のように被覆部10の少なくとも一部が本体部2の下方に外れるように被覆部10を配置してもよく、図2のように被覆部10の少なくとも一部が本体部2の側方に外れるように被覆部10を配置してもよい。
引張工程は、例えば準備工程の後に、図2に示すように、本体部2を直接載置面Fに載置しつつ、吊り下げ部80を鉛直方向と交差する方向(例えば、水平方向(図2の矢印の方向))に引っ張ることで袋体5を鉛直方向に対して傾かせる傾斜状態とする。例えば、袋体5における外面部5Aと底部5Bとによって構成される角部の一部が直下領域上に接した状態で、クレーン100のフック102を水平方向に移動させることで、袋体5が傾斜状態のまま水平方向に引きずられる。このとき、被覆部10は、袋体5における被覆部10の固定部位12Aよりも底部5B側の部分を囲むように載置面Fまで垂れ下がっている。引張工程は、移動工程の一例に相当する。
開放工程は、袋体5における上記の開放対象部位を開放し、開放対象部位を介して袋体5内の収容物を被覆部10に覆われる領域に排出する工程である。例えば、開放工程は、図3に示すように、引張工程を行うことで袋体5を傾斜状態とするように引っ張りつつ、袋体5を開放する工程であってもよい。開放工程では、袋体5における被覆部10に覆われた部分(具体的には上記の開放対象部位)を開放することにより、袋体5の収容物Zを被覆部10で覆いつつ排出する。例えば、開放工程は、上記の開放対象部位を破くこと又は切断することで袋体5の内部と外部とに連通する開放部5Dを形成する工程であってもよい。この場合、袋体5を破き又は切断して形成される開放部5Dの開口領域を被覆部10(より具体的には、複数の帯状部12)によって囲むように載置面Fまで垂れ下げた状態で、袋体5に収容された収容物Zの少なくとも一部を開放部5Dから下方(載置面F側)に向けて落とす。例えば、開放工程では、袋体5において、引張工程で鉛直方向に対して傾く際に下端部又はその近傍となる位置(例えば、外面部5Aと底部5Bとによって構成される角部)を破き又は切断して開放部5Dを形成する。そして、袋体5の傾斜状態を維持しつつ本体部2を移動させて、収容物Zを本体部2から下方に落とすことで、収容物Zを広い範囲に効率的に散布することができる。
なお、引張工程(移動工程)は、上述のように開放工程の前に開始してもよく、開放工程の後に開始してもよい。準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後に引張工程を行い、本体部2及び被覆部10を鉛直方向と交差する方向に移動させれば、図3のように上記の開放対象部位(具体的には開放部5D)を介して袋体5内の収容物Zを被覆部10に覆われる領域に排出しながら本体部2を移動させて排出位置を変化させることができる。具体的には、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、図3のように被覆部10を載置面Fに接触させつつ本体部2及び被覆部10を鉛直方向と交差する方向(例えば、載置面Fに沿った方向)に移動させるように移動工程を行うことで、被覆部10を載置面Fに接触させつつ被覆部10に覆われる領域に収容物Zを排出しながら本体部2を移動させて排出位置を変化させることができる。より具体的には、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面Fに支持させつつ被覆部10を載置面Fに接触させながら本体部2及び被覆部10を鉛直方向と交差する方向(例えば載置面Fに沿った方向)に移動させるように移動工程を行い、移動工程の過程で被覆部10に覆われる領域に収容物Zを排出させれば、より飛散を抑えながら排出位置を変化させつつ収容物Zを載置面Fに排出することができる。
1−3.効果の例
本構成のフレキシブルコンテナバッグ1は、本体部2が直接又は他部材を介して間接的に載置面Fに載置されつつ吊り下げ部80が鉛直方向と交差する方向に引かれた状態で、袋体5における被覆部10に覆われた部分が開放されることにより、袋体5の収容物Zが被覆部10に覆われつつ排出される構成である。これにより、袋体5の開放時に、袋体5の収容物Zが被覆部10に覆われつつ排出されるため、排出の際に袋体5の収容物Zが被覆部10の外側に飛散することを抑えながら、収容物Zを袋体5から下方に落とすことができる。
被覆部10は、本体部2が載置面Fに載置されつつ吊り下げ部80が鉛直方向と交差する方向に引かれた状態で、載置面Fまで垂れ下がる。これにより、開放される部分を覆う被覆部10が載置面Fまで垂れ下がっているため、排出の際に収容物Zを確実に囲むことができ、収容物Zの飛散をより一層抑えることができる。
被覆部10は、袋体5における開口部5C寄りの位置に固定又は着脱自在に取り付けられている。これにより、開口部5Cとは反対側寄りの位置に被覆部10が固定又は着脱自在に取り付けられる構成に比べて、垂れ下がる被覆部10によって被覆される部分が広くなり、開放する部分を形成する位置の自由度を高めることができる。
上記フレキシブルコンテナバッグ1を用いた排出方法によれば、袋体5の開放時に、袋体5の収容物Zが被覆部10に覆われつつ排出されるため、排出の際に袋体5の収容物Zが被覆部10の外側に飛散することを抑えながら、収容物Zを袋体5から下方に落とすことができる。
引張工程では、本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面Fに載置しつつ、吊り下げ部80を鉛直方向と交差する方向に引っ張ることで本体部2を鉛直方向に対して傾かせる傾斜状態で、袋体5における被覆部10に覆われた部分が開放される。これにより、本体部2が鉛直方向に対して傾くことで、載置面Fとの接触面積が小さくなり、本体部2が引っ張られる際の摩擦力を低減することができる。
[第2実施形態]
2−1.フレキシブルコンテナバッグの構成
図4に示される第2実施形態のフレキシブルコンテナバッグ1は、第1実施形態のフレキシブルコンテナバッグ1に対して蓋8が設けられている。蓋8は、例えば、円板状であり、開口部5Cに嵌め込まれることで開口部5Cを閉塞する。これにより、開口部5Cを介して収容物Zが飛散しないようになっている。なお、図4に示される第2実施形態のフレキシブルコンテナバッグ1は、蓋8が設けられた点以外は、図1等に示される第2実施形態のフレキシブルコンテナバッグ1と同一の構成である。
2−2.排出方法
次に、フレキシブルコンテナバッグ1を用いる場合の第1実施形態とは異なる排出方法を説明する。第2実施形態のフレキシブルコンテナバッグ1を用いた排出方法では、主に引張工程が第1実施形態と異なっている。
引張工程は、準備工程の後に、図4に示すように、本体部2を水平方向に倒した状態(開口部5Cから底部5Bに向かう方向が水平方向と平行となる状態)で直接載置面Fに載置しつつ、吊り下げ部80を鉛直方向と交差する方向(例えば、水平方向(図4の矢印の方向))に引っ張る。なお、底部5Bを載置面Fに接触させるように本体部2を直接載置面Fに載置した後、吊り下げ部80を水平方向に引っ張ることで袋体5を水平方向に倒した状態(開口部5Cから底部5Bに向かう方向が水平方向と平行となる状態)にしてもよい。そして、クレーン100のフック102を水平方向に移動させることで、外面部5Aを載置面Fに接触させた状態で袋体5を水平方向に引きずることができる。このとき、被覆部10は、袋体5における被覆部10の固定部位12Aよりも底部5B側の部分を囲むように載置面Fまで垂れ下がっている。
開放工程は、図4に示すように、引張工程を行うことで袋体5を水平方向に引っ張りつつ、袋体5を開放する工程である。この開放工程では、袋体5を破き又は切断して形成される開放部5Dの開口領域を被覆部10(より具体的には、複数の帯状部12)によって囲むように載置面Fまで垂れ下げた状態で、袋体5に収容された収容物Zの少なくとも一部を開放部5Dから下方(載置面F)に向けて落とす。開放工程では、袋体5において、外面部5Aと底部5Bとによって構成される角部を破き又は切断して開放部5Dを形成する。そして、袋体5を移動させつつ、収容物Zを本体部2から下方に落とすことで、収容物Zを広い範囲に効率的に散布することができる。
2−3.効果の例
第2実施形態のフレキシブルコンテナバッグ1の排出方法は、第1実施形態の排出方法と同様の効果を奏する。なお、第2実施形態のフレキシブルコンテナバッグ1では、蓋8によって開口部5Cを閉じる構成であったが、この例に限定されない。例えば、紐などによって開口部5C近傍を束ねて開口部5Cを閉じてもよく、その他の公知の方法で開口部5Cを閉じてもよい。また、これらのいずれの構成を採用する場合でも、第1実施形態に関して説明された排出方法と同一の排出方法によって収容物を排出してもよい。
[第3実施形態]
3−1.フレキシブルコンテナバッグの構成
第3実施形態に係るフレキシブルコンテナバッグ201等について説明する。
図5で示すフレキシブルコンテナバッグ201は、主に、本体部2と被覆部210とを有する。本体部2は、第1実施形態のバッグ1の本体部2と同一の構成をなす。本体部2は、図5のように吊り下げ部80が支持されつつ袋体5が吊り下げられた吊り下げ状態のときに開口部5Cが上方側とされ底部5Bが下方側とされるものである。袋体5は、第1実施形態のバッグ1の袋体5と同一の構成をなす。吊り下げ部80は、第1実施形態のバッグ1の吊り下げ部80と同一の構成をなす。
被覆部210は、図5のように本体部2が吊り下げ状態となり且つ自身が正規の使用状態となったとき(本体部2から下方に垂れ下がる状態となったとき)に袋体5内の収容領域の直下領域を囲むように垂れ下がるものである。被覆部210は、袋体5に固定され又は袋体5に着脱自在に取り付けられ、袋体5の外面の少なくとも一部(図5では、下端側部分)を覆うように設けられている。被覆部210は、飛散防止部材の一例に相当する。
被覆部210は、本体部2の外面部5Aに対して固定又は一体化された構成である。図5の例では、第1実施形態と同様に、被覆部210の端部(ベルト状の固定部位214A)が本体部2の外面部5Aに固定されている。被覆部10は、一端側(固定部位214A)が袋体5における開口部5C寄りの位置に固定された構成をなす。このように被覆部を袋体に固定する構成を採用する場合、固定構成は第1実施形態に関して説明された「被覆部を袋体に固定する構成」と同様の構成を採用することができる。また、この例では、被覆部210は、袋体5に固定される部位とされるが、被覆部210は、袋体5に着脱自在に取り付けられ部位とされてもよい。被覆部を袋体に着脱自在に取り付ける構成を採用する場合、取り付け構成は第1実施形態に関して説明された「被覆部を袋体に着脱自在に取り付ける構成」と同様の構成を採用することができる。
図5のように、本体部2が吊り下げ状態となっているときに、被覆部210は、本体部2の下方に垂れ下がった状態(使用状態)となり、直下領域(袋体5内の収容領域の直下の領域)を囲むように配置される。
図5のように、被覆部210は、可撓性を有し、固定部位214Aを介して本体部2の外面部5Aに取り付けられるシート体214を有する。シート体214の材料としては、樹脂、繊維、紙などの公知の様々な材料を用いることができる。シート体214の一端は、固定部位214Aに環状に固定されている。図5のような使用状態のときには、シート体214が本体部2の下方に垂れ下がり、シート体214が直下領域(袋体5内の収容領域の直下の領域)を囲むように構成されている。
図5の例でも、袋体5は、一部が開放対象部位とされる。具体的には、図5のような吊り下げ状態(吊り下げ部80を外部の牽引部(図5の例では、フック102)に引っ掛けて本体部2を浮かせるように吊り下げた吊り下げ状態)のときに、袋体5において被覆部210に覆われた部位又は袋体5において被覆部210に囲まれた部位が開放対象部位である。図5の例では、袋体5において、破線で示される部位を開放対象部位とすることができる。図5のような上記吊り下げ状態のときに、被覆部10は、少なくとも一部が袋体5から外れた領域(袋体5を覆わない領域)に配置され、図7のように開放対象部位が開放された場合に開放対象部位から排出される収容物Zを覆うように設けられる。
このバッグ1(収容体)は、図7のように上記の開放対象部位が開放された後に被覆部210を載置面Fに接触させつつ本体部2及び被覆部210を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部210に覆われる領域に排出される。図7の例では、牽引部としてのフック102を用いてクレーン100によって上記操作(載置面Fに接触させつつ本体部2及び被覆部210を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作)がバッグ201の外部装置によってなされている。具体的には、バッグ201は、上記の開放対象部位が開放された後に、図7のように本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面Fに支持させつつ本体部2及び被覆部210を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が載置面Fに沿って移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部210に覆われる領域に排出されるようになっている。なお、図7の例では、本体部2の一部が常に載置面Fに接触するように操作されてもよく、本体部2の一部と接触面Fとの間に被覆部210が介在し、本体部2が被覆部210を介して間接的に載置面Fに支持されるように操作されてもよい。
3−2.排出方法
次に、フレキシブルコンテナバッグ201を用いる場合の排出方法を説明する。
フレキシブルコンテナバッグ201を用いた排出方法では、第1実施形態と同様に、主に、準備工程と、引張工程と、開放工程と、を行う。準備工程は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。なお、この例でも、準備工程では、図5又は図6のように、被覆部210の少なくとも一部が本体部2から外れた領域に位置するように被覆部210を配置する。
引張工程は、準備工程の後に、図6に示すように、本体部2を直接載置面Fに載置しつつ、吊り下げ部80を鉛直方向と交わる方向(例えば、水平方向(図6の矢印の方向))に引っ張ることで袋体5を鉛直方向に対して傾かせる傾斜状態とする。例えば、袋体5における外面部5Aと底部5Bとによって構成される角部の一部が載置面Fに接した状態で、クレーン100のフック102を水平方向に移動させることで、袋体5が傾斜状態のまま水平方向に引きずられる。このとき、被覆部10は、袋体5における被覆部10の固定部位12Aよりも底部5B側の部分を囲むように載置面Fまで垂れ下がっている。引張工程は、移動工程の一例に相当する。
この例でも、開放工程では、袋体5における上記の開放対象部位を開放し、開放対象部位を介して袋体5内の収容物Zを被覆部210に覆われる領域に排出する。開放工程は、例えば図7に示すように、引張工程を行うことで袋体5を傾斜状態とするように引っ張りつつ、袋体5を開放する工程である。袋体5における被覆部10に覆われた部分を開放することにより、袋体5の収容物Zを被覆部10で覆いつつ排出する。具体的には、袋体5を破き又は切断して形成される開放部5Dの開口領域を被覆部10(より具体的には、シート体214)によって囲むように載置面Fまで垂れ下げた状態で、袋体5に収容された収容物Zの少なくとも一部を開放部5Dから下方(載置面F)に向けて落とす。開放工程では、袋体5において、引張工程で鉛直方向に対して傾く際に下端部又はその近傍となる位置を破き又は切断して開放部5Dを形成する。そして、袋体5の傾斜状態を維持しつつ本体部2を移動させて、収容物Zを本体部2から下方に落とすことで、収容物Zを広い範囲に効率的に散布することができる。
この例でも、開放工程の後に引張工程(移動工程)を行うことができる。即ち、引張工程(移動工程)では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、本体部2及び被覆部210を鉛直方向と交差する方向に移動させることができる。なお、上述の例は、引張工程(移動工程)の開始後に開放工程を開始する例であったが、開放工程の開始後に引張工程(移動工程)を開始してもよい。
なお、フレキシブルコンテナバッグ201を用いた場合でも、第1実施形態に関して説明された排出方法と同一の排出方法で収容物を排出してもよい。つまり、第1実施形態のフレキシブルコンテナバッグ1をフレキシブルコンテナバッグ201に変更した上で、第1実施形態の排出方法と同一の排出方法でフレキシブルコンテナバッグ201の収容物を排出してもよい。
3−3.効果の例
本構成のフレキシブルコンテナバッグ201は、第1実施形態と同様の基本的効果に加え、次の効果も得られる。可撓性を有するシート体214によって開口領域を囲みながら収容物Zを排出することができるため、シート体214の外側に収容物Zが飛散することをより効果的に抑えることができる。
[第4実施形態]
4−1.フレキシブルコンテナバッグの構成
第4実施形態に係るフレキシブルコンテナバッグ301等について説明する。
図8で示すフレキシブルコンテナバッグ301は、主に、本体部2と被覆部310とを有する。本体部2は、第1実施形態のバッグ1の本体部2と同一の構成をなす。本体部2は、図8のように吊り下げ部80が支持されつつ袋体5が吊り下げられた吊り下げ状態のときに開口部5Cが上方側とされ底部5Bが下方側とされるものである。袋体5は、第1実施形態のバッグ1の袋体5と同一の構成をなす。吊り下げ部80は、第1実施形態のバッグ1の吊り下げ部80と同一の構成をなす。
被覆部310は、図8のように本体部2が吊り下げ状態となり且つ自身が正規の使用状態となったとき(本体部2から下方に垂れ下がる状態となったとき)に袋体5内の収容領域の直下領域を囲むように垂れ下がるものである。
被覆部310は、本体部2の外面部5Aに対して固定又は一体化された構成である。図8の例では、第1実施形態と同様に、被覆部310の端部(ベルト状の固定部位314A)が本体部2の外面部5Aに固定されている。被覆部310は、一端側(固定部位314A)が袋体5における開口部5C寄りの位置に固定された構成をなす。
図8のように、本体部2が吊り下げ状態となっているときに、被覆部310は、本体部2の下方に垂れ下がった状態(使用状態)となり、直下領域(袋体5内の収容領域の直下の領域)を囲むように配置される。
図8のように、被覆部310は、シート体314と、複数の帯状部312と、を有する。シート体314は、第1実施形態と同様の構成であり、固定部位314Aを介して本体部2の外面部5Aに取り付けられる。シート体314の一端は、固定部位214Aに環状に固定されている。図8のような使用状態のときには、シート体314が本体部2の下方に垂れ下がる。
複数の帯状部212は、一端側がシート体314の下端側に取り付けられる。複数の帯状部212は、シート体314に対してそれぞれの一端側が位置をずらして固定されている。図8のような使用状態のときには、複数の帯状部212の各々が本体部2の下方に垂れ下がり、複数の帯状部212が直下領域(袋体5内の収容領域の直下の領域)を囲むように構成されている。
4−2.排出方法
次に、フレキシブルコンテナバッグ301を用いる場合の排出方法を説明する。
フレキシブルコンテナバッグ301を用いた排出方法では、第1実施形態と同様に、主に、準備工程と、引張工程と、開放工程と、を行う。
引張工程は、準備工程の後に、図9に示すように、本体部2を直接載置面Fに載置しつつ、吊り下げ部80を鉛直方向と交わる方向(例えば、水平方向(図9の矢印の方向))に引っ張ることで袋体5を鉛直方向に対して傾かせる傾斜状態とする。例えば、袋体5における外面部5Aと底部5Bとによって構成される角部の一部が直下領域上に接した状態で、クレーン100のフック102を水平方向に移動させることで、袋体5が傾斜状態のまま水平方向に引きずられる。このとき、シート体314が袋体5の下方に垂れ下がりつつ直下領域(袋体5内の収容領域の直下の領域)を囲む構成となっており、更には、複数の帯状部312の各々がシート体314の下方に垂れ下がり、複数の帯状部312も直下領域を囲むようになっている。
開放工程は、図10に示すように、引張工程を行うことで袋体5を傾斜状態とするように引っ張りつつ、袋体5を開放する工程である。袋体5における被覆部10に覆われた部分を開放することにより、袋体5の収容物Zを被覆部10で覆いつつ排出する。具体的には、袋体5を破き又は切断して形成される開放部5Dの開口領域を被覆部10によって囲むように載置面Fまで垂れ下げた状態で、袋体5に収容された収容物Zの少なくとも一部を開放部5Dから下方(載置面F)に向けて落とす。具体的には、主にシート体314によって袋体5を囲み、複数の帯状部312によっても袋体5の下端部側を囲んでいる。開放工程では、袋体5において、引張工程で鉛直方向に対して傾く際に下端部又はその近傍となる位置を破き又は切断して開放部5Dを形成する。そして、袋体5の傾斜状態を維持しつつ本体部2を移動させて、収容物Zを本体部2から下方に落とすことで、収容物Zを広い範囲に効率的に散布することができる。
4−3.効果の例
本構成のフレキシブルコンテナバッグ201は、第1実施形態と同様の基本的効果に加え、次の効果も得られる。被覆部10における上側ではシート体314によって収容物Zの飛散をより効果的に抑えることができ、被覆部10における下側でも、複数の帯状部212によって収容物Zの飛散を防ぐことができる。
[第5実施形態]
5−1.フレキシブルコンテナバッグの構成
第5実施形態に係るフレキシブルコンテナバッグ401等について説明する。
図11で示すフレキシブルコンテナバッグ401は、主に、本体部2と被覆部410とを有する。本体部2は、第1実施形態のバッグ1の本体部2と同一の構成をなす。本体部2は、図11のように吊り下げ部80が支持されつつ袋体5が吊り下げられた吊り下げ状態のときに開口部5Cが上方側とされ底部5Bが下方側とされるものである。袋体5は、第1実施形態のバッグ1の袋体5と同一の構成をなす。吊り下げ部80は、第1実施形態のバッグ1の吊り下げ部80と同一の構成をなす。
被覆部410は、図11のように本体部2が吊り下げ状態となり且つ自身が正規の使用状態となったとき(本体部2から下方に垂れ下がる状態となったとき)に袋体5内の収容領域の直下領域の一部を覆うように垂れ下がるものである。
被覆部410は、本体部2の外面部5Aに対して固定又は一体化された構成である。図11の例では、第1実施形態と同様に、被覆部410の端部(ベルト状の固定部位414A)が本体部2の外面部5Aに固定されている。被覆部410は、一端側(固定部位414A)が袋体5における開口部5C寄りの位置に固定された構成をなす。
図11のように、本体部2が吊り下げ状態となっているときに、被覆部410は、本体部2の下方に垂れ下がった状態(使用状態)となり、直下領域(袋体5内の収容領域の直下の領域)の一部を覆うように配置される。
図11のように、被覆部410は、可撓性を有し、固定部位414Aを介して本体部2の外面部5Aに取り付けられるシート体414を有する。シート体414の材料としては、樹脂、繊維、紙などの公知の様々な材料を用いることができる。シート体414の一端は、固定部位414Aに一部を除く環状に固定されている。シート体414の周方向の一端と他端との間には、隙間414Bが形成されている。シート体414は、図11のような使用状態のときには、シート体414が本体部2の下方に垂れ下がり、シート体414が直下領域(袋体5内の収容領域の直下の領域)の一部を覆うように構成されている。
5−2.排出方法
次に、フレキシブルコンテナバッグ401を用いる場合の排出方法を説明する。
フレキシブルコンテナバッグ401を用いた排出方法では、第1実施形態と同様に、主に、準備工程と、引張工程と、開放工程と、を行う。準備工程は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
引張工程は、準備工程の後に、図12に示すように、本体部2を直接載置面Fに載置しつつ、吊り下げ部80を鉛直方向と交わる方向(例えば、水平方向(図12の矢印の方向))に引っ張ることで袋体5を鉛直方向に対して傾かせる傾斜状態とする。例えば、袋体5における外面部5Aと底部5Bとによって構成される角部の一部が載置面Fに接した状態で、クレーン100のフック102を水平方向に移動させることで、袋体5が傾斜状態のまま水平方向に引きずられる。このとき、被覆部10は、袋体5における被覆部10の固定部位12Aよりも底部5B側の部分を囲むように載置面Fまで垂れ下がっている。
開放工程は、図13に示すように、引張工程を行うことで袋体5を傾斜状態とするように引っ張りつつ、袋体5の底部5Bを開放する工程である。袋体5における被覆部10に覆われた部分を開放することにより、袋体5の収容物Zを被覆部10で覆いつつ排出する。具体的には、袋体5を破き又は切断して形成される開放部5Dの開口領域を被覆部10(より具体的には、シート体414)によって囲むように載置面Fまで垂れ下げた状態で、袋体5に収容された収容物Zの少なくとも一部を開放部5Dから下方(載置面F)に向けて落とす。開放工程では、袋体5において、引張工程で鉛直方向に対して傾く際に下端部又はその近傍となる位置を破き又は切断して開放部5Dを形成する。開放部5Dを形成する際に、隙間414Bから手や工具などを挿入することで、開放工程が行い易くなる。そして、袋体5の傾斜状態を維持しつつ本体部2を移動させて、収容物Zを本体部2から下方に落とすことで、収容物Zを広い範囲に効率的に散布することができる。
5−3.効果の例
本構成のフレキシブルコンテナバッグ201は、第1実施形態と同様の基本的効果に加え、次の効果も得られる。可撓性を有するシート体414によって開口領域を囲みながら収容物Zを排出することができるため、シート体414の外側に収容物Zが飛散することをより効果的に抑えることができる。また、隙間414Bを介して袋体5の開放を行うことができるため、収容物Zの飛散を抑えつつ、容易に袋体5を開放することができる。
[第6実施形態]
6−1.フレキシブルコンテナバッグの構成
次に、図14等を参照して第6実施形態に係る収容体601等について説明する。
図14で示される第6実施形態の収容体601は、図15のような本体部2と図16のような飛散防止部材603とを備える。収容体601の本体部2は、第1実施形態のフレキシブルコンテナバッグ1の本体部2と同一の構成をなす。
図15のように、本体部2は、開口部5Cと底部5Bとを具備する袋体5と、袋体5と一体的に設けられる吊り下げ部(引張対象部)80と、を備える。本体部2は、図15のように吊り下げ部80が支持されつつ袋体5が吊り下げられた吊り下げ状態のときに開口部5Cが上方側とされ底部5Bが下方側とされるものである。
袋体5は、可撓性を有するシート状の材料によって構成されている。袋体5の材料としては、樹脂、繊維、紙などの公知の様々な材料を用いることができる。袋体5は、図1のような膨らんだ状態(内部空間を大きく確保した状態)や畳んだ状態(図示省略)に変化し得るものであり、内部に収容物(内容物)Zを収容した場合には図15のような膨らんだ状態となる。袋体5は、外面部5Aと底部5Bと開口部5Cとを備える。この例でも、袋体5は、一部が開放対象部位とされる。具体的には、図14のような吊り下げ状態(吊り下げ部80を外部の牽引部(図14の例では、フック102)に引っ掛けて本体部2を浮かせるように吊り下げ且つ飛散防止部材602も牽引部から吊り下げた状態)のときに、袋体5において被覆部610に覆われた部位又は袋体5において被覆部610に囲まれた部位が開放対象部位である。図14の例では、袋体5において、破線で示される部位を開放対象部位とすることができる。図14のような上記吊り下げ状態のときに、被覆部610は、少なくとも一部が袋体5から外れた領域(袋体5を覆わない領域)に配置され、図18のように開放対象部位が開放された場合に開放対象部位から排出される収容物Zを覆うように設けられる。
底部5Bは、図14のような吊り下げ状態且つ袋体5の内部に収容物Zが収容されているときに底面を構成する部分であり、図14のような吊り下げ状態のときに収容物Zを下方側から支持する部分である。外面部5Aは、図14のような吊り下げ状態で袋体5の内部に収容物Zが収容されているときに底部5Bの上側に配置され且つ収容物Zの周囲を囲むように配置される部分である。
開口部5Cは、袋体5の内部に収容物Zを投入するための投入口となる部分である。開口部5Cの開口形状は、収容物Zを投入し得る形状であれば特に限定されない。図1の例では開口部5Cが開放状態となっているが、開口部5Cは、閉じることができる構成であってもよい。例えば、開口部5Cを束ねて閉塞し得る構成であってもよく、図示しない蓋体によって開口部5Cを閉塞し得る構成となっていてもよい。
吊り下げ部80は、紐状あるいは帯状に構成された細長の可撓性部材であり、図14、図15の例では2本の吊り下げベルト81,82によって構成されている。吊り下げ部80は、図14のように2本の吊り下げベルト81,82を支持部(図14の例ではクレーン(吊り下げ装置)100のフック102)に引っ掛けて本体部2を吊り下げ状態としたときに開口部5Cが底部5Bよりも上位置に配置され底部5Bが下向きとなるように設置されている。具体的には、吊り下げベルト81が袋体5の外面部5Aにおける開口部5C側の所定部位(外面部5Aの上端側の2部位)に固定されつつこの2部位の間を架け渡すように配置されている。同様に、吊り下げベルト82が袋体5の外面部5Aにおける開口部5C側の所定部位(外面部5Aの上端側の2部位)に固定されつつこの2部位の間を架け渡すように配置されている。吊り下げ部80は、後述する排出方法の引張工程で、例えばクレーン100のフック102によって鉛直方向と交差する方向に引っ張られる部位である。
図14、図16のように、飛散防止部材603は、被覆部610と引張部620とを備える。被覆部610は、図14、図17、図18のような使用時に、少なくとも一部が袋体5から外れた領域に配置され、開放対象部位が開放された場合に開放対象部位から排出される収容物Zを覆うように設けられる部位である。被覆部610は、布などのシート材614によって構成され、このシート材614が袋体5を囲むように且つ外面部5Aを覆う構成で囲むように環状に配されるようになっている。なお、シート材614は、切れ目なく環状且つ筒状に囲むように配置されていてもよく、1以上に切れ目を有する形態で環状に囲むように配置されていてもよい。図14の例では、環状に配されたシート材614の内側に袋体5が配置され、袋体5の下側に環状のシート材614が延びるようにスカート状に配置されている。
引張部620は、被覆部610と一体的に設けられる部位である。引張部620は、被覆部610に固定されていてもよく、被覆部610に着脱可能に取り付けられていてもよく、被覆部610と同一の部材によって被覆部610と一体的に設けられていてもよい。図14、図16の例では、例えば、シート材614の端部側に固定される帯状の吊り下げ部材621,622を備える。吊り下げ部材621の両端部は、シート材614の端部に架け渡されるようにそれぞれ固定される。吊り下げ部材622の両端部は、吊り下げ部材621の固定位置とは異なる位置においてシート材614の端部に架け渡されるようにそれぞれ固定される。飛散防止部材603は、図14のように吊り下げ部材621,622を牽引部(図14ではフック102)に引っ掛けて吊り下げたときに被覆部610が下方側に垂れ下がるとともに環状に構成されつつ環状の被覆部610の上端側及び下端側がそれぞれ開放するように配置される。
収容体601は、図14のように本体部2及び引張部620が収容体601の外部に設けられた牽引部(例えば、図14、図17のようなクレーン100のフック102)に取り付けられる。図14の例では、本体部2が牽引部によって持ち上げられた状態で吊り下がり、この本体部2の周囲を囲みつつ一部が本体部2よりも下方に延びるように被覆部610が配置された状態で飛散防止部材603が吊り下がっている。このような取り付けがなされることにより、図17、図18のような牽引部の移動時に、本体部2及び被覆部610がいずれも牽引部によって引っ張られるようになっている。
収容体601は、上記の開放対象部位が開放された後に被覆部610を載置面Fに接触させつつ本体部2及び被覆部610を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部610に覆われる領域に排出されるように構成される。
具体的には、収容体601は、開放対象部位が開放された後に、本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面Fに支持させつつ本体部2及び被覆部610を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が載置面Fに沿って移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部610に覆われる領域に排出されるように構成される。
このような収容体601を用いる場合でも、第1実施形態の排出方法と同様の排出方法で収容物を排出することができる。具体的には、この収容体601を用いた排出方法でも、上述した実施形態と同様の方法で準備工程、開放工程、移動工程を行うことで、袋体内の収容物を載置面Fに向けて排出することができる。
収容体601を用いる場合でも、準備工程では、例えば図14のように、被覆部610の少なくとも一部が本体部2から外れた領域に位置するように被覆部610を配置する。
そして、開放工程では、袋体5における上記の開放対象部位を開放し、開放対象部位を介して収容物Zを被覆部610に覆われる領域に排出する。開放工程での袋体5の開放方法は、第1実施形態等で行われる開放方法と同様である。開放工程は、移動工程の開始前に開始してもよく、移動工程の開始後に開始してもよい。
移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、図18のように、本体部2及び被覆部610を鉛直方向と交差する方向に移動させる。具体的には、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、被覆部610を載置面Fに接触させつつ本体部2及び被覆部610を鉛直方向と交差する方向(例えば、載置面Fに沿った方向)に移動させる。より具体的には、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面Fに支持させつつ本体部2及び被覆部610を鉛直方向と交差する方向に移動させる。この移動工程では、牽引部(例えばフック102)が本体部2及び飛散防止部材602を引っ張って本体部2及び被覆部610を移動させる際に上記開放対象部位(具体的には、開放部5D)の上方に被覆部610を配置しつつ被覆部610が開放部5Dの一部又は全部を覆いながら本体部2及び被覆部610を移動させることが望ましい。
[第7実施形態]
次に、図19等を参照して第7実施形態に係る収容体701等について説明する。
図19のように、収容体701は、本体部2と飛散防止部材703とを備える。収容体701の本体部2は、第1実施形態のフレキシブルコンテナバッグ1の本体部2と同一の構成をなし、第6実施形態に係る収容体601の本体部2(図15)と同一である。図19の例では、収容体701の本体部2は、フレキシブルコンテナバッグとして構成されているが、袋体を備える構成であればその他の構成であってもよい。
図19のように、飛散防止部材703は、被覆部710と引張部720とを備える。被覆部710は、図19のような使用時に、少なくとも一部が袋体5から外れた領域に配置され、開放対象部位が開放された場合に開放対象部位から排出される収容物Zを覆うように設けられる部位である。収容体701における開放対象部位は、第6実施形態の収容体601における開放対象部位と同様である。被覆部710は、布などの材料からなる帯状部712を複数備えており、複数の帯状部712の端部が端部保持部としての環状体712Aに固定されている。被覆部710は、図19のような取付時に、複数の帯状部712が袋体5を囲むように且つ外面部5Aを覆う構成で囲むように環状に配されるようになっている。図19の例では、環状に配された複数の帯状部712の内側に袋体5が配置され、袋体5の下側に各帯状部712がそれぞれ延びるように垂れ下がって配置されている。
引張部720は、被覆部710と一体的に設けられる部位である。引張部720は、被覆部710に固定されていてもよく、被覆部710に着脱可能に取り付けられていてもよく、被覆部710と同一の部材によって被覆部710と一体的に設けられていてもよい。図19の例では、端部保持部としての環状体712Aに固定される帯状の吊り下げ部材721,722を備える。吊り下げ部材721の両端部は、環状体712Aに架け渡されるようにそれぞれ固定される。吊り下げ部材722の両端部は、吊り下げ部材621の固定位置とは異なる位置において環状体712Aに架け渡されるようにそれぞれ固定される。飛散防止部材703は、図19のように吊り下げ部材721,722を牽引部(図19ではフック102)に引っ掛けて吊り下げたときに被覆部710が下方側に垂れ下がるとともに環状に構成されつつ環状の被覆部710の上端側及び下端側がそれぞれ開放するように配置される。
収容体701は、図19のように本体部2及び引張部720が収容体701の外部に設けられた牽引部(例えば、図19のようなクレーン100のフック102)に取り付けられる。図19の例では、本体部2が牽引部によって持ち上げられた状態で吊り下がり、この本体部2の周囲を囲みつつ一部が本体部2よりも下方に延びるように被覆部710が配置された状態で飛散防止部材703が吊り下がっている。このような取り付けがなされることにより、牽引部の移動時に、本体部2及び被覆部710がいずれも牽引部によって引っ張られるようになっている。
収容体701は、開放対象部位が開放された後に被覆部710を載置面に接触させつつ本体部2及び被覆部710を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部710に覆われる領域に排出されるように構成される。具体的には、収容体701は、開放対象部位が開放された後に、本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面Fに支持させつつ本体部2及び被覆部710を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が載置面に沿って移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部710に覆われる領域に排出されるように構成される。
このような収容体701を用いる場合でも、第1実施形態の排出方法と同様の排出方法で収容物を排出することができる。具体的には、この収容体601を用いた排出方法でも、上述した実施形態と同様の方法で準備工程、開放工程、移動工程を行うことで、袋体5内の収容物Zを載置面に向けて排出することができる。この場合でも、準備工程では、例えば図19のように、被覆部710の少なくとも一部が本体部2から外れた領域に位置するように被覆部710を配置する。そして、開放工程では、袋体5における開放対象部位を開放し、開放対象部位を介して収容物を被覆部710に覆われる領域に排出する。そして、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、本体部2及び被覆部710を鉛直方向と交差する方向に移動させる。具体的には、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、被覆部710を載置面に接触させつつ本体部2及び被覆部710を鉛直方向と交差する方向に移動させる。より具体的には、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面に支持させつつ本体部及び被覆部710を鉛直方向と交差する方向に移動させる。この場合でも、移動工程では、牽引部(例えばフック102)が本体部2及び飛散防止部材703を引っ張って本体部2及び被覆部910を移動させる際に上記開放対象部位(具体的には、開放された開口部)の上方に被覆部710を配置しつつ被覆部710が上記開放部の一部又は全部を覆いながら本体部2及び被覆部710を移動させることが望ましい。
[第8実施形態]
次に、図20等を参照して第8実施形態に係る収容体801等について説明する。
図20のように、収容体801は、本体部2と飛散防止部材803とを備える。収容体801の本体部2は、第1実施形態のフレキシブルコンテナバッグ1の本体部2と同一の構成をなし、第6実施形態に係る収容体601の本体部2(図15)と同一である。図20の例では、収容体801の本体部2は、フレキシブルコンテナバッグとして構成されているが、袋体を備える構成であればその他の構成であってもよい。
飛散防止部材803は、被覆部810と引張部820とを備える。被覆部810は、少なくとも一部が袋体5から外れた領域に配置され、開放対象部位が開放された場合に開放対象部位から排出される収容物Zを覆うように設けられる部位である。収容体801における開放対象部位は、第6実施形態の収容体601における開放対象部位と同様である。被覆部810は、シート材814とシート材814と一体的に設けられる複数の帯状体812を有しており、図20のような吊り下げ状態のときに、シート材814が袋体5を囲むように環状に配置されるとともに、複数の帯状体812が袋体5の下方側の領域を環状に囲むように環状に配されるようになっている。複数の帯状体812は、シート材814に対して取り付けられる部材であってもよく、シート材814と同一部材としてシート材814と一体的に構成されていてもよい。
引張部820は、被覆部810と一体的に設けられる部位である。引張部820は、吊り下げ部材621,622と同様の吊り下げ部材821,822を備える。引張部820は、被覆部810に固定されていてもよく、被覆部810に着脱可能に取り付けられていてもよく、被覆部810と同一の部材によって被覆部810と一体的に設けられていてもよい。
収容体801は、図20のように本体部2及び引張部820が収容体801の外部に設けられた牽引部(例えば、図20のようなクレーン100のフック102)に取り付けられることにより、牽引部の移動時に、本体部2及び被覆部810がいずれも牽引部によって引っ張られるようになっている。
収容体801は、開放対象部位が開放された後に被覆部810を載置面に接触させつつ本体部2及び被覆部810を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部810に覆われる領域に排出されるように構成される。具体的には、収容体801は、開放対象部位が開放された後に、本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面に支持させつつ本体部2及び被覆部810を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が載置面に沿って移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部810に覆われる領域に排出されるように構成される。
このような収容体801を用いる場合でも、第1実施形態の排出方法と同様の排出方法で収容物を排出することができる。具体的には、この収容体801を用いた排出方法でも、上述した実施形態と同様の方法で準備工程、開放工程、移動工程を行うことで、袋体5内の収容物Zを載置面に向けて排出することができる。この場合でも、準備工程では、例えば、図20のように、被覆部810の少なくとも一部が本体部2から外れた領域に位置するように被覆部810を配置する。そして、開放工程では、袋体5における開放対象部位を開放し、開放対象部位を介して収容物Zを被覆部810に覆われる領域に排出する。そして、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、本体部2及び被覆部810を鉛直方向と交差する方向に移動させる。具体的には、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、被覆部810を載置面に接触させつつ本体部2及び被覆部810を鉛直方向と交差する方向に移動させる。より具体的には、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面に支持させつつ本体部2及び被覆部810を鉛直方向と交差する方向に移動させる。この場合でも、移動工程では、牽引部(例えばフック102)が本体部2及び飛散防止部材803を引っ張って本体部2及び被覆部810を移動させる際に上記開放対象部位(具体的には、開放された開口部)の上方に被覆部810を配置しつつ被覆部810が上記開放部の一部又は全部を覆いながら本体部2及び被覆部810を移動させることが望ましい。
[第9実施形態]
次に、図21等を参照して第9実施形態に係る収容体901等について説明する。
図21のように、収容体901は、本体部2と飛散防止部材903とを備える。収容体901の本体部2は、第1実施形態のフレキシブルコンテナバッグ1の本体部2と同一の構成をなし、第6実施形態に係る収容体601の本体部2(図15)と同一である。図21の例では、収容体901の本体部2は、フレキシブルコンテナバッグとして構成されているが、袋体を備える構成であればその他の構成であってもよい。
飛散防止部材903は、被覆部910と引張部920とを備える。被覆部910は、少なくとも一部が袋体5から外れた領域に配置され、開放対象部位が開放された場合に開放対象部位から排出される収容物Zを覆うように設けられる部位である。収容体901における開放対象部位は、第6実施形態の収容体601における開放対象部位と同様である。被覆部910は、シート材914を有しており、シート材914が環状に配置されるようになっている。なお、収容体901は、シート材914が袋体5の全周に亘って配置されず、一部の領域のみを囲むように配置されている点のみが収容体801と異なり、その他の構成は収容体801と同一である。
引張部920は、被覆部910と一体的に設けられる部位である。引張部920は、吊り下げ部材621,622と同様の吊り下げ部材921,922を備える。引張部920は、被覆部910に固定されていてもよく、被覆部910に着脱可能に取り付けられていてもよく、被覆部910と同一の部材によって被覆部910と一体的に設けられていてもよい。
収容体901は、図21のように本体部2及び引張部920が収容体901の外部に設けられた牽引部(例えば、図21のようなクレーン100のフック102)に取り付けられることにより、牽引部の移動時に、本体部2及び被覆部910がいずれも牽引部によって引っ張られるようになっている。
収容体901は、開放対象部位が開放された後に被覆部910を載置面に接触させつつ本体部2及び被覆部910を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部910に覆われる領域に排出されるように構成される。
具体的には、収容体901は、開放対象部位が開放された後に、本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面に支持させつつ本体部2及び被覆部910を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が載置面に沿って移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部910に覆われる領域に排出されるように構成される。
このような収容体901を用いる場合でも、第1実施形態の排出方法と同様の排出方法で収容物Zを排出することができる。具体的には、この収容体901を用いた排出方法でも、上述した実施形態と同様の方法で準備工程、開放工程、移動工程を行うことで、袋体5内の収容物Zを載置面に向けて排出することができる。この場合でも、準備工程では、例えば図21のように、被覆部910の少なくとも一部が本体部2から外れた領域に位置するように被覆部910を配置する。そして、開放工程では、袋体5における開放対象部位を開放し、開放対象部位を介して収容物Zを被覆部910に覆われる領域に排出する。そして、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、本体部2及び被覆部910を鉛直方向と交差する方向に移動させる。具体的には、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、被覆部910を載置面に接触させつつ本体部2及び被覆部910を鉛直方向と交差する方向に移動させる。より具体的には、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面に支持させつつ本体部2及び被覆部910を鉛直方向と交差する方向に移動させる。この場合でも、移動工程では、牽引部(例えばフック102)が本体部2及び飛散防止部材903を引っ張って本体部2及び被覆部910を移動させる際に上記開放対象部位(具体的には、開放された開口部)の上方に被覆部910を配置しつつ被覆部910が上記開放部の一部又は全部を覆いながら本体部2及び被覆部910を移動させることが望ましい。
[第10実施形態]
次に、図22を参照して第10実施形態に係る収容体1001等について説明する。図22のように、収容体1001は、本体部2と飛散防止部材1003とを備える。図22の例では、収容体1001の本体部2は、フレキシブルコンテナバッグとして構成されているが、袋体を備える構成であればその他の構成であってもよい。本体部2は、第1実施形態の本体部2と完全に同一の構成であってもよく、底部5Bが開閉可能に構成された点のみが異なる構成であってもよい。
飛散防止部材1003は被覆部1014を備える。被覆部1014は、少なくとも一部が袋体5から外れた領域に配置され、開放対象部位が開放された場合に開放対象部位から排出される収容物Zを覆うように設けられる部位である。被覆部1014は、シート材によって構成され、図22のように垂れ下げたときに環状且つスカート状に配置される。図22の例では、被覆部1014は、底部5Bから下方に垂れ下がるように配置される。被覆部1014は、底部5Bの外面に取り付けられていてもよく、底部5Bの内面に取り付けられていてもよい。図22の代表例では、例えば、底部5Bに開閉可能な開口部5Zが設けられ、被覆部1014が底部5Bの内面に取り付けられている。そして、開口部5Zが開放していない状態では、被覆部1014を袋体5の内部に収容しておくことが可能であり、開口部5Zが開口することにより図22のように被覆部1014が開口部5Zを介して下方に垂れ下げることが可能となっている。この例では、開口部5Zが開放対象部位である。開口部5Zは、紐等で束ねることによって閉塞させ得る構成であってもよく、蓋体によって開閉させ得る構成であってもよい。
この収容体1001は、図22のように開口部5Z(開放対象部位)が開放されて被覆部1014が垂れ下げられると、開口部5Zと被覆部1014の内部とが連通する。この状態では、開口部5Zから排出される内容物が被覆部1014内を通過するように配置される。そして、この収容体1001は、図22のように開放対象部位が開放された後に被覆部1014を載置面に接触させつつ本体部2及び被覆部1014を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部1014に覆われる領域に排出されるように構成される。具体的には、収容体1001は、開放対象部位が開放された後に、本体部2を直接又は他部材を介して間接的に載置面Fに支持させつつ本体部2及び被覆部1014を鉛直方向と交差する方向に移動させる操作が外部からなされた場合に、本体部2が載置面に沿って移動しつつ収容物Zの少なくとも一部が開放対象部位を介して被覆部1014に覆われる領域に排出されるように構成される。
このような収容体1001を用いる場合でも、第1実施形態の排出方法と同様の排出方法で収容物Zを排出することができる。具体的には、この収容体1001を用いた排出方法でも、上述した実施形態と同様の方法で準備工程、開放工程、移動工程を行うことで、袋体5内の収容物Zを載置面に向けて排出することができる。この場合でも、準備工程では、例えば図22のように被覆部1014の少なくとも一部が本体部2から外れた領域に位置するように被覆部1014を配置する。そして、開放工程では、袋体5における開放対象部位を開放し、開放対象部位を介して収容物を被覆部1014に覆われる領域に排出する。この例では、準備工程と開放工程は同時期に行われてもよく、時期が若干ずれていてもよい。そして、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、本体部2及び被覆部1014を鉛直方向と交差する方向に移動させる。具体的には、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、被覆部1014を載置面に接触させつつ本体部2及び被覆部1014を鉛直方向と交差する方向に移動させる。より具体的には、移動工程では、準備工程の後且つ少なくとも開放工程の開始後、本体部を直接又は他部材を介して間接的に載置面Fに支持させつつ本体部及び被覆部1014を鉛直方向と交差する方向に移動させる。
<他の実施形態>
本開示は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述又は後述の実施形態の特徴は、矛盾しない範囲であらゆる組み合わせが可能である。また、上述又は後述の実施形態のいずれの特徴も、必須のものとして明示されていなければ省略することもできる。更に、上述した実施形態は、次のように変更してもよい。
上述のいずれの実施形態でも、収容物は、粉体、粒体、粉粒体などの飛散が懸念される物体とすることができる。例えば、収容物は、土壌固化材、土壌改良材などであってもよく、その他の材料(例えば、土木工事等の工事に用いられる材料)であってもよい。また、上述のいずれの実施形態でも、載置面は、土壌の表面であってもよく、土壌以外の場所の表面であってもよい。
上述した第1実施形態等では、排出方法の引張工程において、袋体5を傾斜状態で水平方向に引っ張ったが、いずれの実施形態の例でも、底部5Bを載置面に接触させた状態で水平方向に引っ張ってもよい。そして、開放工程では、被覆部10で覆われている外面部5Aの一部などを開放することで、収容物Zを載置面に落としてもよい。なお、引張対象部として、袋体5の外面部5Aにおいて径方向に突出する部分(取っ手など)が設けられていてもよい。これにより、底部5Bを載置面に接触させた状態で袋体5を水平方向に引っ張り易くなる。
第1〜第5実施形態等では、被覆部を本体部2に固定する例や着脱可能に取り付ける例を示したが、いずれの実施形態の例も、被覆部10を本体部2と一体的に構成するように変更してもよい。例えば、被覆部10は、袋体5の一部又は全部を構成する布の一部が被覆部10として構成されていてもよい。つまり、袋体の一部又は全部を構成する布と被覆部を構成する布が同一の布によって一体的に連続するように構成されていてもよい。この場合、被覆部は、袋体と一体的に構成される部位の一例に相当する。
上述した実施形態では、開放工程として、袋体5において、外面部5Aと底部5Bとによって構成される角部を開放対象部位として破き又は切断して開放する例を示したが、被覆部で覆われる部分又は囲まれる部分であればその他の部分であってもよい。例えば、底部5Bの一部又は全部を開放したり、外面部5Aの一部を開放してもよい。
上述した実施形態では、開放工程として、袋体5を破き又は切断して開放する例を示したが、その他の方法で開放してもよい。例えば、袋体5において開口部5C以外の一部が予め開閉可能に構成されており、この開閉可能な部分を開放対象部位として機能させ、開放工程において開放してもよい。例えば、紐を結ぶことで閉じられるように底部5Bに開口部を設け、紐を解くことでこの開口部が開放されるように構成し、準備工程では、この開口部を覆うように又は囲むように被覆部を配置し、開放工程では、紐を解くことによって開口部を開放してもよい。或いは、これ以外の閉塞構造で開口部を開閉するような構成を採用してもよい。
上述した実施形態では、排出方法の引張工程において、本体部2を水平方向に引っ張ったが、鉛直方向に交差する方向であれば、その他の方向に引っ張ってもよい。例えば、水平方向に対して若干傾いた方向(例えば斜め下方向又は斜め上方向等)に引っ張ってもよい。
上述した実施形態では、クレーン100によってフック102を介してフレキシブルコンテナバッグを引っ張ったが、その他の動力源等を用いて引っ張る構成でもよい。例えば、車等のその他の機械や人や動物等がフレキシブルコンテナバッグを引っ張る構成であってもよい。
上述した実施形態では、排出方法の引張工程において、本体部2を直接載置面に載置したが、他部材(例えば鉄板等の板やシート材などの収容体とは異なる物体や、本体部2に取り付けられた付属部材など)を介して間接的に載置面に載置してもよい。
上述の実施形態では、移動工程の際に袋体を直接又は間接的に載置面に支持させていたが、袋体を載置面に支持させずに載置面から浮かせた状態で移動工程を行ってもよい。この場合も、被覆部は載置面に接触させながら移動工程を行うことが望ましい。
上述の実施形態では、本体部2は、所定構成のフレキシブルコンテナバッグとして構成されているが、袋体を備える構成であればその他の構成であってもよい。また、上述の実施形態では、吊り下げ部80を介して袋体5を吊り下げたり引っ張ったりする構成であるが、袋体5を吊り下げうる構成であれば、吊り下げ部80とは異なる部材を介して袋体5を吊り下げたり引っ張ったりしてもよく、袋体5の一部を直接的にフック102等の牽引部に引っ掛けて吊り下げたり引っ張ったりするような構成であってもよい。
なお、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、今回開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示された範囲内又は特許請求の範囲と均等の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 :フレキシブルコンテナバッグ(収容体)
2 :本体部
5 :袋体
5A :外面部
5B :底部
5C :開口部
5D :開放部
8 :蓋
10 :被覆部(飛散防止部材)
12 :帯状部
12A :固定部位
80 :吊り下げ部(引張対象部)
81 :吊り下げベルト
82 :吊り下げベルト
100 :クレーン
102 :フック
201 :フレキシブルコンテナバッグ(収容体)
210 :被覆部(飛散防止部材)
212 :帯状部
214 :シート体
214A :固定部位
301 :フレキシブルコンテナバッグ(収容体)
310 :被覆部(飛散防止部材)
312 :帯状部
314 :シート体
314A :固定部位
401 :フレキシブルコンテナバッグ(収容体)
410 :被覆部(飛散防止部材)
414 :シート体
414A :固定部位
414B :隙間
601 :収容体
603 :飛散防止部材
610 :被覆部
614 :シート材
620 :引張部
701 :収容体
703 :飛散防止部材
710 :被覆部
712 :帯状体
712A :環状体
720 :引張部
801 :収容体
803 :飛散防止部材
810 :被覆部
812 :帯状体
814 :シート材
820 :引張部
901 :収容体
903 :飛散防止部材
910 :被覆部
912 :帯状体
914 :シート材
920 :引張部
1001 :収容体
1003 :飛散防止部材
1014 :被覆部
F :載置面
Z :収容物

Claims (2)

  1. 開口部を有する袋体と、前記袋体と一体的に設けられるとともに外部から引っ張られる部位である引張対象部と、を備えた本体部と、
    前記袋体に固定され又は前記袋体に着脱自在に取り付けられ、前記袋体の外面の少なくとも一部を覆うように設けられる被覆部と、
    を備えるフレキシブルコンテナバッグを用い、
    前記被覆部を前記袋体に固定すること又は前記被覆部を前記袋体に着脱自在に取り付けることにより、前記被覆部によって前記袋体の外面の少なくとも一部を覆う準備工程と、
    前記準備工程の後に、前記本体部を直接又は他部材を介して間接的に載置面に載置しつつ、前記引張対象部を鉛直方向と交差する方向に引っ張る引張工程と、
    前記準備工程の後に、前記袋体における前記被覆部に覆われた部分を開放することにより、前記袋体の収容物を前記被覆部で覆いつつ排出する開放工程と、
    を行い、
    前記フレキシブルコンテナバッグは、吊り下げ装置によって吊り下げられるものであり、
    前記引張対象部は、前記吊り下げ装置が前記本体部を吊り下げ状態とするときに前記吊り下げ装置に引っ掛けられる部位である吊り下げ部を有し、
    前記準備工程では、前記被覆部の少なくとも一部が前記本体部から外れた領域に垂れ下がるように前記被覆部を配置し、
    少なくとも前記開放工程の開始後に前記引張工程を行い、
    前記引張工程では、前記本体部を直接又は他部材を介して間接的に前記載置面に載置しつつ前記吊り下げ部を鉛直方向と交差する方向に引いた状態で前記袋体における前記被覆部に覆われた部分が開放されていることにより、前記袋体の前記収容物が前記被覆部によって覆われつつ排出される
    収容物の排出方法。
  2. 前記開放工程では、前記袋体における前記被覆部に覆われた部分を切断する又は破る
    請求項1に記載の収容物の排出方法。
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