JP6816922B1 - 乗客コンベアとその組み立て方法 - Google Patents
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Abstract
Description
エスカレータ10の構造について、図1を参照して説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
まず、トラス12について図1〜図3を参照して説明する。トラス12は、図1に示すように、機械室14がある上水平区間と、機械室16がある下水平区間と、上水平区間と下水平区間の間にある傾斜区間とからなる。また、トラス12は、図1と図2に示すように、複数の枠部材から直方体に構成されたものであり、具体的には、前後方向(踏段30の走行方向)に配される左右一対の上枠材78,78と(図1、図2参照)、その下方に配される左右一対の下枠材80,80と(図1、図2参照)、上枠材78と下枠材80の間を接続する縦枠材82と(図1〜図3参照)、左右一対の縦枠材82,82の間を接続する横枠材84(図3参照)とより構成されている。
次に、踏段30について図2、図3を参照して説明する。図2に示すように、踏段30は、三角形状の左右一対の踏段フレーム303,303と、この踏段フレーム303の上面に形成されたクリート面304と、踏段フレーム303の後面に形成されたライザ面305とよりなり、踏段フレーム303とクリート面304とライザ面305とは、アルミダイカストで一体に形成されている。
踏段30の前輪301を案内するレールは、図2に示すように、トラス12内の上部に前後方向に設けられた上前レール100と、トラス12内の下部に前後方向に設けられた下前レール102とより構成されている。上前レール100は、踏段30の前輪301が往路を移動するときに用いられ、下前レール102は、帰路を移動するときに用いられる。
上後レール200とレールを取り付ける構造について説明する。図3に示すように、左右一対の縦枠材82,82の間には、上記したように横枠材84が水平に取り付けられている。
傾斜区間のトラス12は、工場からエスカレータ10の設置現場に運搬が可能なように複数の分割トラス150に分割されている。これら複数の分割トラス150は、設置現場でボルト156で一体に連結する。
分割トラス150を連結する作業について図5〜図7を参照して説明する。
本実施形態によれば、分割された下後レール202を接続枠材152におけるボルト156の頭とナット158の手前で切断され、ボルト156とナット158の外周方向に分割された下後レール202の端部が存在しないため、ナット158をトルクレンチ180で締結する場合に、振り角度θ°が大きくなり、締結作業の効率が向上する。
Claims (7)
- トラスと、
前記トラスの前後方向に沿って設けられた左右一対のレールと、
前記レールを走行する複数の踏段とを有する乗客コンベアにおいて、
前記トラスは、複数の分割トラスが前後方向に連結されたものであり、
前記レールは、複数の前記分割トラスに設けられた分割されたレールが連結されたものであり、
前記分割トラスは、分割された左右一対の上枠材、分割された左右一対の下枠材、左右一対の縦枠材、横枠材、及び、前記分割トラスの前後端部に設けられた縦方向の接続枠材を有し、
2つの前記分割トラスは、前記接続枠材同士をボルトとナットで連結され、
2つの前記分割されたレールの端部同士は、接続レールを介して連結され、
一方の前記分割されたレールの前記端部が、前記接続枠材の前記ナットの位置より手前に存在し、前記ナットの外周方向に一方の前記分割されたレールの前記端部が存在しない、
乗客コンベア。 - 他方の前記分割されたレールの前記端部が、前記接続枠材の前記ボルトの位置より手前に存在し、前記ナットの外周方向に他方の前記分割されたレールの前記端部が存在しない、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記踏段は、左右一対の前輪と、左右一対の後輪とを有し、
前記レールは、
往路の前記踏段の前記前輪が走行する左右一対の上前レールと、
往路の前記踏段の前記後輪が走行する左右一対の上後レールと、
帰路の前記踏段の前記後輪が走行する左右一対の下後レールと、
帰路の前記踏段の前記前輪が走行する左右一対の下前レールと、
から構成されている請求項1に記載の乗客コンベア。 - 左右一対の前記下後レールは、複数の分割された下後レールを連結したものであり、
一方の前記分割された下後レールの端部が、前記接続枠材の前記ナットの位置より手前に存在する、
請求項3に記載の乗客コンベア。 - トラスと、
前記トラスの前後方向に沿って設けられた左右一対のレールと、
前記レールを走行する複数の踏段とを有する乗客コンベアの組み立て方法において、
前記トラスは、複数の分割トラスが前後方向に連結されたものであり、
前記分割トラスは、左右一対の上枠材、左右一対の下枠材、左右一対の接続枠材、横枠材、及び、前記分割トラスの前後端部に設けられた縦方向の接続枠材を有し、2つの前記分割トラスを連結する場合には、前記接続枠材同士をボルトとナットで連結し、
前記レールは、複数の前記分割トラスに設けられた分割されたレールが接続レールを介して連結されたものであり、
一方の前記分割されたレールの端部が、前記接続枠材の前記ナットの位置より手前に存在し、前記ナットの外周方向に一方の前記分割されたレールの前記端部が存在せず、前記分割されたレールの前記端部の間の空間で、前記ナットをトルクレンチで締結する、
乗客コンベアの組み立て方法。 - 前記踏段は、左右一対の前輪と、左右一対の後輪とを有し、
前記レールは、
往路の前記踏段の前記前輪が走行する左右一対の上前レールと、
往路の前記踏段の前記後輪が走行する左右一対の上後レールと、
帰路の前記踏段の前記後輪が走行する左右一対の下後レールと、
帰路の前記踏段の前記前輪が走行する左右一対の下前レールと、
から構成され、
左右一対の前記下後レールは、複数の分割された下後レールを連結したものであり、
一方の前記分割された下後レールの端部が、前記接続枠材の前記ナットの位置より手前に存在し、
前記ナットを締結するトルクレンチの長さは、前記ナットが取り付けられている側の一方の前記上後レールまでの距離よりも長い、
請求項5に記載の乗客コンベアの組み立て方法。 - 前記ナットを締結するトルクレンチの長さは、前記ナットに対して相対向する他方する前記上後レールまでの距離よりも短い、
請求項6に記載の乗客コンベアの組み立て方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019128211A JP6816922B1 (ja) | 2019-07-10 | 2019-07-10 | 乗客コンベアとその組み立て方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019128211A JP6816922B1 (ja) | 2019-07-10 | 2019-07-10 | 乗客コンベアとその組み立て方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6816922B1 true JP6816922B1 (ja) | 2021-01-20 |
JP2021014321A JP2021014321A (ja) | 2021-02-12 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019128211A Active JP6816922B1 (ja) | 2019-07-10 | 2019-07-10 | 乗客コンベアとその組み立て方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6816922B1 (ja) |
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2019
- 2019-07-10 JP JP2019128211A patent/JP6816922B1/ja active Active
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JP2021014321A (ja) | 2021-02-12 |
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