JP6816442B2 - データ処理装置、立体造形システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、データ処理装置、立体造形システム及びプログラムに関する。
従来から、立体造形装置、いわゆる3Dプリンタが提案されている。そして3Dプリンタを用いて立体造形を行うにあたっては、入力データとして造形物の形状および造形物における表面の色を、特定の表面領域ごとに規定したデータ(例.ポリゴンデータ)を受け付けると共に、受け付けたデータを造形装置で造形可能となるようにボクセルデータに変換し、変換したボクセルデータを基にして造形を行う技術が一般に知られている。
また、複数の着色材料を出力可能な造形装置であれば、ボクセルごとに色情報が割り当てられたカラーのボクセルデータを基にして、カラーの3次元造形物を造形することもできる。
特許文献1には、彩色された複数のシートを積層して3次元造形物を製造するにあたり、その基礎となる立体モデルの表面色の階調性を正確に再現する技術が記載されている。立体モデルの各断面の形状に応じて、透明シート上に彩色領域を規定し、この彩色領域の全域を白のトナー層でその全面を覆った後に、3原色のトナーを空間的に階調分布させた3原色トナー層を付与して2層構造の彩色層を形成する。彩色領域では透明シートを介して光を透過することがないため、積層体の表面色の表現における階調性や色調性が高まる。
特許文献2には、立体造形物の外側面の色を正確に表現するための立体造形装置および立体造形データ作成プログラムが記載されている。立体造形装置は、それぞれの造形層のうち、着色される立体造形物の外側面を構成する端部から造形層の内側へ広がる領域をカラー領域とする。造形層に隣接する隣接層の端部が、造形層の端部よりも内側に位置する場合、隣接層の端部または前記端部よりも内側に広がる領域をカラー領域とする。カラー領域には、着色する色を発色させる量のカラー造形液を吐出させる。カラー領域よりも内側に、無色造形液のみを吐出する無色領域を形成する。カラー領域と無色領域の間の領域を、カラー造形液と無色造形液を共に吐出する混合領域とする。
特許文献3には、積層方向とは異なる方向に隣接する画素よりも積層方向に隣接する画素に対し拡散する誤差を大きくして縦スジの形成を防止できる立体造形データ作成装置およびプログラムが記載されている。PCのCPUは、立体造形物の表面部に対応する表面画素を抽出した画素集合体に誤差拡散処理を行って造形データを作成する。CPUは処理対象の対象画素を量子化した際の差分値を同じ画素集合体の隣接画素と内部側の画素集合体の対象画素および隣接画素に拡散する。CPUは積層方向に隣接する隣接画素に対する差分値の割合を他の隣接画素よりも大きくする。CPUは同じ画素集合体の隣接画素に対する差分値の割合を内部側の画素集合体の隣接画素よりも大きくする。
特許文献4には、複数の層を積層することによって立体造形された構造物において、所望の色調を実現した造形物を提供する技術が記載されている。造形物は、複数の層を積層することによって製造され、各層は、表層側(外周側)から内側(中心部側)に向かって、透明インクから形成された第2の透明層の一部分と、着色剤を含むインクから形成された加飾層の一部分と光反射性を有するインクから形成された反射層がこの順で形成される。
特開2000−246804号公報 特開2013−75390号公報 特開2015−44299号公報 特開2015−147327号公報
ところで、入力データからカラーのボクセルデータを生成する際、造形物表面においてハーフトーニング処理を行っているものがある。これはすなわち、入力データの持つ色の濃淡を、造形物表面において着色する領域の大小(表面ボクセルにおける、有色を割り当てるボクセルの割合)で表現していることになる。この場合、造形物表面に位置しない内部ボクセルについては、入力データの持つ色の濃淡に関わらず、表面ボクセルから造形物内部に向かって一定の距離(深さ)に位置する内部ボクセルまで、対応する表面ボクセルと同じ色情報を割り当てていることになる。
しかし、カラーの立体造形物を示す入力データからカラーのボクセルデータを生成する際、入力データの色の濃淡に関わらず、表面ボクセルから一定の深さに位置する内部ボクセルまで一律に表面ボクセルと同じ色情報を割り当てた場合には、入力データの色の濃淡を表面ボクセルにおける着色の割合でしか表現できず、出来上がりの立体造形物における色の再現性に限りが出てきてしまう。
本発明は、カラーの立体造形物を示す入力データからカラーのボクセルデータを生成する構成において、入力データの色の濃淡に関わらず、表面ボクセルから一定の深さに位置する内部ボクセルまで一律に表面ボクセルと同じ色情報を割り当てる方法よりも、生成したカラーデータを基に造形した造形物の色の再現性を高めることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、立体造形物の形状および前記立体造形物における表面の色を特定の表面領域ごとに規定した第1のデータを受け付ける受付手段と、受け付けた前記第1のデータにおいて前記表面の色濃度が高い領域ほど表面からより深い位置に対応する内部ボクセルまで有色のカラーデータを付与することでカラーボクセルデータを生成するプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、処理対象の内部ボクセルに最も近いポリゴンまでの距離と前記ポリゴンの色濃度とを用いて前記処理対象の内部ボクセルをカラーボクセルと無彩色ボクセルのいずれかとする、データ処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記プロセッサは、表面からより深い位置となるほど色濃度が薄くなるように前記カラーボクセルデータを生成する、請求項1に記載のデータ処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記プロセッサは、前記ポリゴンのカラーデータと同一のカラーデータを付与して前記カラーボクセルデータを生成する、請求項1に記載のデータ処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記プロセッサは、前記第1のデータにおける表面の色を構成する各色成分と、前記立体造形物を造形可能な色信号に対応する各色成分とが互いに補色関係にある場合に、前記第1のデータにおける表面の色の色情報を、補色演算を用いて造形可能な色信号に対応する色成分に変換し、変換後の色成分ごとの濃度を加算してカラー総量を算出し、前記ポリゴンの色濃度として前記カラー総量を用いて前記処理対象の内部ボクセルを前記カラーボクセルと前記無彩色ボクセルのいずれかとする、請求項1に記載のデータ処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記プロセッサは、前記カラー総量毎に異なる閾値と、前記処理対象の内部ボクセルに最も近いポリゴンまでの距離との大小関係に応じて前記処理対象の内部ボクセルを前記カラーボクセルと前記無彩色ボクセルのいずれかとする、請求項4に記載のデータ処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記プロセッサは、同一の前記カラー総量に対して多元色の場合には単色の場合よりもより深い位置に対応する内部ボクセルまで前記有色のカラーデータを付与することで前記カラーボクセルデータを生成する、請求項4に記載のデータ処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記プロセッサは、前記ポリゴンを、前記処理対象の内部ボクセルの中心位置から所定範囲内で検索し、なければ前記所定範囲を拡大して再検索することで特定する、請求項1〜6のいずれかに記載のデータ処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記ポリゴンまでの距離は、前記処理対象の内部ボクセルの中心と前記ポリゴンの各点との平均距離である、請求項1〜6のいずれかに記載のデータ処理装置である。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載のデータ処理装置と、前記データ処理装置から出力されたデータを用いて立体造形物を形成する立体造形装置と、を備える立体造形システムである。
請求項10に記載の発明は、コンピュータに、立体造形物の形状および前記立体造形物における表面の色を特定の表面領域ごとに規定した第1のデータを受け付けるステップと、受け付けた前記第1のデータにおいて前記表面の色濃度が高い領域ほど、表面からより深い位置に対応する内部ボクセルまで有色のカラーデータを付与することでカラーボクセルデータを生成するステップであり、処理対象の内部ボクセルに最も近いポリゴンまでの距離と前記ポリゴンの色濃度とを用いて前記処理対象の内部ボクセルをカラーボクセルと無彩色ボクセルのいずれかとする、ステップと、を実行させるプログラムである。
請求項1−4,9,10に記載の発明によれば、入力データの色の濃淡に関わらず、表面ボクセルから一定の深さに位置する内部ボクセルまで一律に表面ボクセルと同じ色情報を割り当てる方法よりも、生成したカラーデータを基に造形した造形物の色の再現性を高めることができる。
請求項に記載の発明によれば、さらに、距離とカラー総量を用いて適切にカラーボクセルを生成できる。
請求項に記載の発明によれば、さらに、カラー総量を用いて適切にカラーボクセルを生成できる。
請求項7,8に記載の発明によれば、さらに、効率的に最も距離の近いポリゴンを特定できる
システム構成図である。 全体処理フローチャートである。 スライスデータ説明図である。 最も近いポリゴンと深さデータの決定処理フローチャートである。 距離の算出説明図である。 カラーボクセルと無彩色ボクセルの決定処理フローチャートである。 カラー総量とカラーボクセル条件の一例を示す説明図である。 カラーボクセルと無彩色ボクセルの他の決定処理フローチャートである。 カラーボクセル条件決定式の一例を示す説明図である。 入力データと出力データの関係を示す説明図(その1)である。 入力データと出力データの関係を示す説明図(その2)である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。なお、本明細書において用いられる用語の定義は、以下の通りである。
「ボクセル」:立体物の表現に用いられる小さな立方体の最小単位のこと。二次元画像におけるピクセル(画素)に相当する。これらのボクセルを組み合わせることで立体物を可視化することができることから、一般に造形装置で立体物を造形する際には、造形対象物をボクセルの集合体として記述したデータに基づき、造形を行う。また、二次元の際のピクセルと同様、各ボクセルに色情報を付加すれば、ボクセル単位で色をつけることができる。
「ボクセルデータ」:造形対象物をボクセルの集合体として記述したデータのこと。
「カラーボクセルデータ」:各ボクセルに色情報が付加されたボクセルデータのこと。
「表面ボクセル」:立体造形物を構成する全てのボクセルのうち、当該立体造形物の表面に位置するボクセルのことを指す。
「内部ボクセル」:造形物を構成する全てのボクセルのうち、当該造形物の表面に位置しない全てのボクセルのことを指す。
「有色」:有彩色および低明度の無彩色(例. 白、透明以外)を指す。
「無色」:高明度の無彩色(例. 白、透明)を指す。
フルカラーの3Dプリンタの場合、1つの画素あるいはボクセル(3次元空間での正規格子単位)に1色分のインク、かつ一定量しか吐出できないことがある。フルカラー2Dプリンタでは、例えば入力データがブルー(Blue)100%の場合、出力データとしてシアン(Cyan)100%、マゼンタ(Magenta)100%とすることでブルー100%を表現できるが、上記のようなフルカラー3Dプリンタでは、出力データとして体積率がシアン50%、マゼンタ50%となるため実質ブルー50%となってしまう。
図10は、フルカラー2Dプリンタと、1つの画素あるいはボクセルに1色分のインクを一定量しか吐出できないフルカラー3Dプリンタにおける、入力データと出力データの関係を示す。
入力データがシアン100%の場合、フルカラー2Dプリンタ及びフルカラー3Dプリンタのいずれも出力データはシアン100%を実現できる。入力データがマゼンタ等の場合でも同様である。
他方、入力データがブルー100%の場合、フルカラー2Dではブルー100%が出力されるものの、フルカラー3Dプリンタでは実質50%となり、単色に比べて色が薄くなってしまう。
図11は、この場合の処理を模式的に示す。図11(a)は、ブルー(B)100%の入力データを示す。図11(b)は、フルカラー3Dプリンタの出力データを示す。1つの画素あるいはボクセルに1色分のインクしか吐出できないため、シアン(C)、マゼンタ(M)が交互に吐出され、実質ブルー50%しか得られない。このことは、ブルーに限らず他の多元色についても同様である。
着色層を増やすことで多元色の色は濃くなるが、同時に単色の色も濃くなるので、単色と多元色の濃さの相違は解消されない。本実施形態では、特にこのような問題について処理する。
図1は、本実施形態における立体造形システムの構成図を示す。立体造形システムは、データ処理装置10と、立体造形装置12を備える。データ処理装置10と立体造形装置12は、通信ネットワーク14で接続される。
データ処理装置10は、立体造形物データ(3Dデータ)を入力し、所定の処理を施して通信ネットワーク14を介して立体造形装置12に出力する。データ処理装置10は、受付手段及び生成手段を備え、具体的には、CPU101、ROMやSSD、HDD等のプログラムメモリ102、RAM等のワーキングメモリ103、キーボードやマウス、CD−ROM等の光ディスク、USBメモリ、SDカード等の半導体メモリ、及びディスプレイ等との入出力を行う入出力インターフェイス(I/F)104、立体造形装置12を含む外部機器との通信を行う通信インターフェイス(I/F)105、及びHDD等の記憶部106を備える。受付手段は入出力I/F104及び通信I/F105であり、生成手段はCPU101である。データ処理装置10は、コンピュータあるいはタブレット端末等で構成され得る。
CPU101は、プログラムメモリ102に記憶された処理プログラムを読み出し実行することで、立体造形物データに対して処理を施し、通信I/F105及び通信ネットワーク14を介して立体造形装置12に出力する。CPU101で実行される主な処理は、各ボクセルについて、カラーボクセルとするか無彩色ボクセルとするかの決定処理であり、より詳細には、
・立体造形物データ(3Dデータ)を構成するポリゴンのボクセルへの変換処理
・各ボクセルについて、カラーボクセルとするか無彩色ボクセルとするかの決定処理
・カラーボクセルについて、そのカラーデータの決定処理
・各ボクセルのカラーデータの、立体造形装置12で処理し得るデータ形式への変換処理
である。
カラーボクセルとするか無彩色ボクセルとするかの決定処理には、処理対象となるボクセルに最も近いポリゴンまでの距離の算出処理、及び当該最も近いポリゴンのカラー濃度の算出処理が含まれる。カラーボクセルについてのカラーデータの決定処理には、最も近いポリゴンのカラー濃度が用いられ、必要に応じて最も近いポリゴンまでの距離も用いられる。立体造形装置12で処理し得るデータ形式への変換処理には、カラーボクセルのカラーデータのCMYKへの変換処理、ハーフトーニング処理、スライス処理が含まれる。これらの処理についてはさらに後述する。
立体造形装置12は、いわゆる3Dプリンタとして機能する。立体造形装置12は、CPU121、ROM等のプログラムメモリ122、ワーキングメモリ123、通信インターフェイス(I/F)124、操作部125、モータ駆動部126、ヘッド駆動部127、カラーヘッド128、及びクリアヘッド129を備える。
CPU121は、プログラムメモリ122に記憶された処理プログラムに従い、操作部125からの操作指令に基づいて、通信I/F124を介して入力したデータ処理装置10からの立体造形物データを用いてモータ駆動部126及びヘッド駆動部127に制御信号を出力して各種モータ及びヘッドを駆動する。
モータ駆動部126は、造形物を支持する支持台(ステージ)移動モータやヘッド移動モータを含む各種モータを駆動する。
ヘッド駆動部127は、カラーヘッド128及びクリアヘッド129のそれぞれのインク(造形液)の吐出を制御する。カラーヘッド128は、シアン(C)ヘッド、マゼンタ(M)ヘッド、イエロー(Y)ヘッド、ブラック(K)ヘッドから構成される。また、クリアヘッド129は、着色されていない透明のインク(造形液)を吐出する。ヘッド駆動部127は、例えば各ヘッドの吐出チャンネルに設けられた圧電素子を駆動することで吐出を制御するが、駆動方法はこれに限定されない。また、クリアヘッド129は、透明のインクを吐出するのではなく、白インクを吐出してもよい。白あるいは透明は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのカラーに対する無彩色として定義される。
立体造形装置12は、データ処理装置10から出力された立体造形物のスライスデータを用いて、カラーヘッド128、クリアヘッド129のインクを吐出し、高さ方向にスライスを順次積み重ねることで所望の立体造形物を形成する。具体的には、カラーヘッド128及びクリアヘッド129をXYZの3軸方向に順次移動させながらインク(造形液)を吐出して立体造形物を形成する。カラーヘッド128及びクリアヘッド129を固定し、その下方に設けられたステージをXYZの3軸方向に順次移動させてもよい。
カラーヘッド128は、シアン(C)ヘッド、マゼンタ(M)ヘッド、イエロー(Y)ヘッドから構成されていてもよく、あるいはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)に加え、さらに別の色から構成されていてもよい。
通信ネットワーク14は、インターネットやLAN(ローカルエリアネットワーク)、Wi−Fi、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)等が用いられる。
図2は、立体造形システムの全体処理フローチャートを示す。
まず、データ処理装置10のCPU101は、立体造形物データ(3Dデータ)を取得する(S101)。3Dデータは、キーボードやCD−ROM等の光ディスク、USBメモリ等から入出力I/F104を介して取得してもよく、通信I/F105を介して通信ネットワーク14に接続された他のコンピュータから取得してもよい。3Dデータは、物体の三次元形状を示すデータであり、物体の外形の形状と表面のカラーを示す。3Dデータは、例えばポリゴンにより構成されており、物体表面のカラーデータ(例えばRGBデータ)が含まれる。ポリゴンは、三角形や四角形の組み合わせで物体を表現する時の各要素である。3Dデータの形式は特に限定されず、CADソフトで作成されたデータ形式であっても、CGソフトで作成されたデータ形式であってもよい。
次に、データ処理装置10のCPU101は、プログラムメモリ102に記憶された処理プログラムに従い、3Dデータをボクセルデータに変換するとともに、そのカラーデータを決定する(S102)。ここでのボクセルデータは、物体表面からの深さデータDと、カラーデータ(r、g、b)を備えている。
深さデータDは、ボクセル中心と、ボクセル中心から最も近いポリゴンとの距離である。深さデータDは、例えば、ボクセル中心と、最も近いポリゴン各点(ポリゴンが三角形であれば三角形の各頂点)までの距離の平均値として算出される。
また、カラーデータは、各ボクセルについて、最も近いポリゴンのカラー濃度と深さデータDから、当該ボクセルをカラーボクセルとするか、あるいは無彩色(白あるいは透明)ボクセルとするかを決定することで設定される。最も近いポリゴンのカラー濃度は、当該ポリゴンのカラー濃度から算出される。CPU101は、基本的に、最も近いポリゴンのカラー濃度が大きくなるほど、立体造形物内部のより深い領域までカラーボクセルとなるようにカラーボクセルを生成する。
次に、データ処理装置10のCPU101は、処理プログラムに従い、各ボクセルに割り当てられたカラーデータ(r、g、b)をCMYKのデータに変換する(S103)。RGBからCMYKへの変換は公知であり、2Dプリンタと同様に補色変換やルックアップテーブル(LUT)等を用いることができる。なお、立体造形装置12のクリアヘッド129が無色透明のインク(造形液)を吐出するのであれば、カラーデータ(r、g、b)が示す色が白(RGBの全ての値が最大値)であれば、これを無彩色に変換する。
次に、データ処理装置10のCPU101は、処理プログラムに従い、ハーフトーニング処理により各ボクセルの出力色を決定する(S104)。ハーフトーニング処理は公知であり、2Dプリンタと同様に誤差拡散や閾値ディザマトリクス等を用いることができる。例えば、閾値ディザマトリクスを用いるハーフトーニング処理では、CMYKの各色に対応した3次元閾値ディザマトリクスを予めプログラムメモリ102に記憶しておき、各色で、そのカラーデータと閾値ディザマトリクスの値を大小比較し、カラーデータが閾値以上であればON、閾値未満であればOFFと判定し、ONと判定された場合のみカラーデータを残す。
ハーフトーニング処理により、各ボクセルのカラーデータは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、無彩色(白あるいは透明)のいずれか1つを示すデータとなる。
次に、データ処理装置10のCPU101は、処理プログラムに従い、カラーデータが決定されたボクセルから、1スライス分のデータを抽出する(S105)。この1スライスは、立体造形装置12のカラーヘッド128及びクリアヘッド129が1移動で吐出できる分量に相当する。CPU101は、ボクセルからスライスデータを抽出すると、抽出したスライスデータを通信I/F105及び通信ネットワーク14を介して立体造形装置12に送信する。
立体造形装置12のCPU121は、通信I/F124を介してスライスデータを受信し、スライスデータを用いてモータ駆動部126及びヘッド駆動部127を制御し、カラーヘッド128及びクリアヘッド129からインク(造形液)を吐出させて立体物を造形する(S106)。スライス抽出と、カラーヘッド128及びクリアヘッド129によるインク吐出を繰り返し、高さ方向にスライスを積み重ねることで立体物を造形する。
図3は、スライスデータを模式的に示す。図3(a)に示すように、3Dデータをボクセルデータに変換し、各ボクセルのカラーデータを決定すると、これらのボクセルから構成される3Dデータ16を所定のスライス面18で順次スライスしていき、図3(b)に示すようにスライスデータ20を抽出する。スライスデータ20は、複数のボクセルデータから構成され、無彩色ボクセル201のデータやカラーボクセル202のデータを含む。各ボクセルが無彩色ボクセル201となるかカラーボクセル202となるかは、上記のように当該ボクセルに最も近いポリゴンのカラー濃度と深さデータDから自動的に決定される。
次に、各ボクセルのカラーデータ決定方法について説明する。
図4は、データ処理装置10のCPU101で実行される、各ボクセルのカラーデータ決定に必要な最も近いポリゴンの探索及び深さデータDの算出処理フローチャートを示す。
まず、CPU101は、処理対象のボクセルについてある半径Rを初期設定し、この半径R内にポリゴンが存在するか否かを判定する(S201)。半径R内にポリゴンが存在しない場合(S201でNO)、
R=a*R
として半径Rを拡大更新する(S202)。ここで,a,bは係数であり、a,b>0である。一例として、a=1.5、b=1とすると、
R=1.5R
として半径Rを1.5倍に拡大更新する。
半径R内にポリゴンが存在する場合、あるいは拡大更新された半径R内にポリゴンが存在する場合(S201でYES)、この半径R内に存在する全てのポリゴンについて、処理対象のボクセルとの距離を算出する(S203)。ボクセルとポリゴン間の距離は、法線を求めて距離を算出してもよく、ボクセル中心とポリゴン各点との距離の平均値を算出してもよい。半径R内に存在する全てのポリゴンとの距離を算出した後、これらの距離を比較して処理対象のボクセルに最も近いポリゴンを決定し、そのポリゴンまでの距離を深さデータDとして決定する(S204)。
図5は、処理対象のボクセル(ボクセル1)と、半径R内に存在するポリゴン(ポリゴン1及びポリゴン2)との距離を算出する処理を模式的に示す。
ボクセル1の中心位置を(s、t、u)とし、ポリゴン1の各頂点の位置を(x1,y1,z1)、(x2,y2,z2)、(x3,y3,z3)とし、ポリゴン2の各頂点の位置を(x2,y2、z2)、(x3,y3,z3)、(x4,y4,z4)とすると(ポリゴン1とポリゴン2は、2つの頂点を共有する)、
、ボクセル1とポリゴン1間の距離は、例えば、
(((s−x1)2+(t−y1)2−(u−z1) 2)1/2
((s−x2)2+(t−y2)2−(u−z2) 2)1/2
((s−x3)2+(t−y3)2−(u−z3) 2)1/2)/3
により算出される。また、ボクセル1とポリゴン2間の距離は、
(((s−x2)2+(t−y2)2−(u−z2) 2)1/2
((s−x3)2+(t−y3)2−(u−z3) 2)1/2
((s−x4)2+(t−y4)2−(u−z4) 2)1/2)/3
により算出される。
ボクセル1とポリゴン1間の距離が、ボクセル1とポリゴン2間の距離よりも近い場合、ボクセル1とポリゴン1間の距離をボクセル1の深さデータDとして決定する。CPU101は、全てのボクセルについて処理を行い、その演算結果をワーキングメモリ103に格納する。ボクセルをボクセル1、ボクセル2、ボクセル3、・・・とすると、
ボクセル1:深さデータD1,最も近いポリゴン1
ボクセル2:深さデータD2,最も近いポリゴン2
ボクセル3:深さデータD3,最も近いポリゴン3


のように、ボクセル毎に、最も近いポリゴンと深さデータとを関連付けてワーキングメモリ103に格納する。最も近いポリゴンについては、そのカラーデータを関連付けて格納してもよい。
図6は、データ処理装置10のCPU101で実行される、各ボクセルのカラーデータ決定処理フローチャートを示す。
まず、CPU101は、処理プログラムに従い、ボクセル毎に図4のS204で決定された最も近いポリゴンのカラー濃度としてカラー総量Tを決定する(S301)。CPU101は、最も近いポリゴンのカラーデータ(r,g,b)に対し、これを補色変換してCMYに変換してカラー総量Tを算出する。補色変換は、Rの入力濃度の反転値をCの入力濃度とし、Gの入力濃度の反転値をMの入力濃度とし、Bの入力濃度の反転値をYの入力濃度とするものである。すなわち、
C(%)=100(%)−r
M(%)=100(%)−g
Y(%)=100(%)−b
である。カラー総量Tは、CMYの濃度の合計値であり、
T=C(%)+M(%)+Y(%)=300(%)−(r+g+b)
である。
次に、CPU101は、処理プログラムに従い、算出されたカラー総量Tと、図4のS204で算出された深さデータDから、処理対象ボクセルのカラーデータを決定する(S302)。具体的には、CPU101は、予め設定されたカラーボクセル条件を満たす場合には当該ボクセルをカラーボクセルに決定し、最も近いポリゴンのカラーデータをそのまま用いる(S303)。他方、予め設定されたカラーボクセル条件を満たさない場合には当該ボクセルを無彩色ボクセルに決定する(S304)。カラーボクセル条件は、処理プログラムの一部として予めプログラムメモリ102にテーブル形式あるいは関数形式で記憶される。カラーボクセル条件は、一般的に、カラー総量Tが大きいほどカラーボクセルに決定され易く、深さデータDが小さいほどカラーボクセルに決定され易くなるように設定される。
図7は、カラー総量T及びカラーボクセル条件の一例を示す。図7(a)は、カラー総量Tの例示であり、最も近いポリゴンの入力濃度が
r=20%
g=100%
b=100%
であれば、その補色変換は
C=80%
M=0%
Y=0%
となり、カラー総量Tは、
T=80%
となる。また、最も近いポリゴンの入力濃度が
r=20%
g=20%
b=100%
であれば、その補色変換は
C=80%
M=80%
Y=0%
となり、カラー総量Tは、
T=160%
となる。
図7(b)は、カラーボクセル条件の例示であり、カラー総量T毎に、カラーボクセルとなる条件が深さデータDと閾値との大小関係として規定される。すなわち、カラー総量Tが100%以下であれば、
D<h
のときにカラーボクセルに決定され、カラー総量Tが101%〜200%であれば、
D<i
のときにカラーボクセルに決定され、カラー総量Tが201%以上であれば、
D<j
のときにカラーボクセルに決定される。ここで、h<i<jである。
このカラーボクセル条件によれば、同一のカラー総量Tであれば、深さデータDが小さく閾値より小さければカラーボクセルに決定され、深さデータDが大きく閾値以上であれば無彩色ボクセルに決定される。また、同一の深さデータDであれば、カラー総量Tが大きいと閾値も大きくなるので、カラーボクセルとして決定され易くなる。
CPU101は、全てのボクセルについて処理を実行してカラーボクセルか無彩色ボクセルかを決定して、ワーキングメモリ103に格納する。ボクセルをボクセル1、ボクセル2、ボクセル3とすると、
ボクセル1:深さデータD1,カラーデータ(r1,g1、b1)
ボクセル2:深さデータD2,カラーデータ(r2,g2,b2)
ボクセル3:深さデータD3,カラーデータ(無彩色)


のように、ボクセル毎に、深さデータとカラーデータを関連付けてワーキングメモリ103に格納する。ここで、ボクセル3については、カラーデータ(無彩色)とあるのは、無彩色ボクセルであることを示す。ここでは、データ形式として無彩色をカラーデータの一種として取り扱っているが、無彩色についてはカラーデータとは別のパラメータあるいはフラグを設定してもよい。例えば、カラーデータとは別に無彩色データを付加し、
ボクセル1:深さデータD1,カラーデータ(r1,g1、b1),無彩色=0
ボクセル2:深さデータD2,カラーデータ(r2,g2,b2),無彩色=0
ボクセル3:深さデータD3,カラーデータ(0,0,0),無彩色=1


としてもよい。ここで、無彩色=0はカラーボクセルであることを示し、無彩色=1は無彩色ボクセルであることを示す。
なお、図6のS303では、カラーボクセル条件を満たすためにカラーボクセルと決定した場合に、当該ボクセルのカラーデータを最も近いポリゴンのカラーデータをそのまま用いる(コピーする)としているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、最も近いポリゴンのカラーデータを補正したものをカラーデータとしてもよく、深さデータDに基づいて最も近いポリゴンのカラーデータを補正してもよい。補正の一例は、深さデータDが大きくなるほど色が薄くなるように補正する等である。立体造形物の内部にいくほど色を薄くすることで、外形上、自然な色の濃さが再現され得る。
図8は、データ処理装置10のCPU101で実行される、各ボクセルの他のカラーデータ決定処理フローチャートを示す。
まず、CPU101は、処理プログラムに従い、図4のS204で決定された最も近いポリゴンのカラー総量Tを決定する(S401)。すなわち、CPU101は、最も近いポリゴンのカラーデータ(r,g,b)に対し、これを補色変換してCMYに変換してカラー総量Tを算出する。補色変換は、Rの入力濃度の反転値をCの入力濃度とし、Gの入力濃度の反転値をMの入力濃度とし、Bの入力濃度の反転値をYの入力濃度とするものである。すなわち、
C(%)=100(%)−r
M(%)=100(%)−g
Y(%)=100(%)−b
である。カラー総量Tは、CMYの濃度の合計値であり、
T=C(%)+M(%)+Y(%)=300(%)−(r+g+b)
である。
次に、CPU101は、処理プログラムに従い、算出されたカラー総量Tと、図4のS204で算出された深さデータDから、処理対象ボクセルのカラーデータを決定する(S402)。具体的には、CPU101は、予め設定されたカラーボクセル条件式を満たす場合には当該ボクセルをカラーボクセルに決定し、最も近いポリゴンのカラーデータをそのまま用いる(S403)。他方、予め設定されたカラーボクセル条件式を満たさない場合には当該ボクセルを無彩色ボクセルに決定する(S404)。
カラーボクセル条件式は、深さデータDとカラー総量Tを用いて、
D≦T*f
と定義される。ここで、e、fは係数であり、e,f>0である。
カラーボクセル条件式は、処理プログラムの一部として予めプログラムメモリ102に記憶される。上記のカラーボクセル条件式は、同一深さデータDであればカラー総量Tが大きいほどカラーボクセルに決定され易く、同一カラー総量Tであれば深さデータDが小さいほどカラーボクセルに決定され易くなることを意味する。
図9は、カラーボクセル条件式において、
e=1
f=1
とした場合のカラーボクセル条件式を模式的に示す。
D≦T
であればカラーボクセルとして決定され、
D>T
であれば無彩色ボクセルとして決定される。
勿論、これは例示であり、(e,f)の任意の組合せを設定し得る。特に、入力された3Dデータに応じて(e,f)の組合せを変化させてもよい。
また、図8の場合でも、図6の場合と同様に、カラーボクセルとして決定されたボクセルのカラーデータとして最も近いポリゴンのカラーデータをそのまま用いるのではなく、これを補正して用いてもよく、深さデータDが大きくなるほど色が薄くなるように補正してもよい。具体的には、カラーボクセルとして決定されたボクセルのカラーデータ(r2,g2,b2)を、最も近いポリゴンのカラーデータ(r1,g1、b1)と深さデータDを用いて、
r2 = (100-(100-r1)*(1-D/(Te*f)))
g2 = (100-(100-g1)*(1-D/(Te*f)))
b2 = (100-(100-b1)*(1-D/(Te*f)))
により算出する。深さデータDが大きくなるほど色が薄くなるとは、立体造形物の内部にいくほど色が薄くなることを意味するものである。
このように、本実施形態では、処理対象のボクセルのカラーデータを、当該ボクセルに最も近いポリゴンからの距離(深さデータD)と、最も近いポリゴンのカラー濃度(カラー総量)に基づいて決定するので、多元色の場合でも単色と同程度の色の濃さが実現される。すなわち、シアン100%を入力する場合と、ブルー100%を入力する場合、従来においては、両者においてカラーボクセルとなるボクセルの深さは同一であるが、本実施形態では、ブルー100%のカラー総量が200%となるので、その分だけより深いボクセルまでカラーボクセルに決定され、結局、従来よりもブルー100%の色が濃くなり、シアン100%の色の濃さに近似することになる。本実施形態では、カラー濃度に応じ、カラー濃度が大きくなるほど正の相間でカラーボクセルの厚みが大きくなり、色が濃くなると表現し得る。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下、これらの変形例について説明する。
<変形例1>
実施形態では、図2に示すように、3Dデータを取得すると(S101)、ボクセルデータに変換してカラーボクセルとするか否かを決定し(S102)、その後にRGBデータをCMYKデータに変換しているが(S103)、3Dデータを取得した後にRGBデータをCMYKデータに変換し、その後にボクセルデータに変換してカラーボクセルとするか否かを決定してもよい。カラーボクセルとするか否かを決定するには、処理対象のボクセルに最も近いポリゴンのカラー総量を算出するが、このときにRGBを補色変換してCMYに変換した上でカラー総量を算出しているので、その前処理としてRGBデータをCMYKデータに変換しておけば、効率的にカラー総量を算出できる利点がある。
また、実施形態では、データ処理装置10に入力される3DデータのカラーデータをRGBとしているが、3Dデータのカラーデータは当初からCMYKでもよい。
<変形例2>
実施形態では、図4に示すように、処理対象のボクセルに対して半径R内に存在するポリゴンを探索し、なければ半径Rを拡大してポリゴンを探索し、半径R内に存在するポリゴンとの距離を算出しているが、処理対象のボクセルに対して当初から全ポリゴンとの距離を算出してもよいのは言うまでもない。但し、全ポリゴンを対象とすると計算量が膨大となり得る。ポリゴンの数に応じ、総ポリゴン数が閾値以下であれば当初から全ポリゴンとの距離を算出し、総ポリゴン数が閾値以上であれば実施形態の処理を実行する等、処理を使い分けてもよい。
<変形例3>
実施形態では、処理対象のボクセルに対し、最も近いポリゴンとの距離(深さデータD)及び最も近いポリゴンのカラーデータ(カラー総量T)を用いて当該ボクセルのカラーデータを決定しているが、これは、一般的には、
処理対象ボクセルのカラーデータ=F(D,T)
と表現し得る。関数Fの値は、カラーボクセル値と無彩色ボクセル値の2値をとる。関数Fの具体的な式は、固定であってもよく、あるいはデータ処理装置10と立体造形装置12の利用者が適宜調整可能であってもよい。このことは、実施形態における係数a,b,e,fについても同様であり、これらの係数は固定であってもよく、利用者が適宜調整可能であってもよい。
また、上記の式
処理対象ボクセルのカラーデータ=F(D,T)
は、処理対象ボクセルのカラーデータが深さデータDとカラー総量Tに基づき決定されることを意味するもので、D,T以外の変数を排除する趣旨ではなく、他の変数Xを用いて、
処理対象ボクセルのカラーデータ=F(D,T,X)
としてもよい。変数Xとしては、例えば最も近いポリゴンに隣接するポリゴンのカラー総量、あるいは2番目に近いポリゴンのカラー総量等を用い得る。
<変形例4>
実施形態では、データ処理装置10と立体造形装置12が別個に存在し、これらが通信ネットワーク14でデータ送受可能に接続される構成であるが、データ処理装置10と立体造形装置12が物理的に一体化して立体造形システムを構成してもよい。
また、データ処理装置10とネットワークサーバが通信ネットワーク14で接続され、データ処理装置10がクライアントとして取得した3Dデータをネットワークサーバに送信し、ネットワークサーバで図2のS101〜S105の処理を実行し、スライスデータをクライアントであるデータ処理装置10に返信する、あるいは立体造形装置12に出力する構成としてもよい。この場合、当該ネットワークサーバがデータ処理装置10として機能する。
<変形例5>
実施形態では、処理対象のボクセルをカラーボクセルと無彩色ボクセルに分けているが、カラーボクセルのみを抽出する処理としても機能的には同等である。抽出されなかったボクセルは無彩色ボクセルであり、これはカラーボクセルと無彩色ボクセルに仕分けていることと等価だからである。
<変形例6>
実施形態では、全てのボクセルについて図6あるいは図8の処理を用いてカラーボクセルとするか無彩色ボクセルとするかを決定しているが、あるボクセルが無彩色と決定された場合、最も近いポリゴンを共通にするボクセルのうち、より大きい深さデータDを有するボクセルは常に無彩色ボクセルとなるので、このことを利用して自動的に無彩色ボクセルに決定してもよい。要するに、あるボクセルが無彩色ボクセルであれば、それよりも内部に位置するボクセルも無彩色ボクセルに決定される。
<変形例7>
実施形態では、図2におけるS101〜S105までのステップをデータ処理装置10で実行し、S106のステップを立体造形装置12で実行しているが、S103あるいはS104までのステップをデータ処理装置10で実行し、残りのステップを立体造形装置12で実行してもよい。要するに、データ処理装置10は、S102の処理を実行し、その結果としてのボクセルデータ(カラーボクセルデータ及び無彩色ボクセルデータを含む)を出力し、立体造形装置12に供給すればよい。データ処理装置10の出力データを一旦記録媒体等に格納し、当該記録媒体から立体造形装置12に供給してもよい。
10 データ処理装置、12 立体造形装置、14 通信ネットワーク、16 3Dデータ、18 スライス面、20 スライスデータ、22 立体造形物。

Claims (10)

  1. 立体造形物の形状および前記立体造形物における表面の色を特定の表面領域ごとに規定した第1のデータを受け付ける受付手段と、
    受け付けた前記第1のデータにおいて前記表面の色濃度が高い領域ほど表面からより深い位置に対応する内部ボクセルまで有色のカラーデータを付与することでカラーボクセルデータを生成するプロセッサと、
    を備え、
    前記プロセッサは、処理対象の内部ボクセルに最も近いポリゴンまでの距離と前記ポリゴンの色濃度とを用いて前記処理対象の内部ボクセルをカラーボクセルと無彩色ボクセルのいずれかとする、
    データ処理装置。
  2. 前記プロセッサは、表面からより深い位置となるほど色濃度が薄くなるように前記カラーボクセルデータを生成する、
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記プロセッサは、前記ポリゴンのカラーデータと同一のカラーデータを付与して前記カラーボクセルデータを生成する、
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記第1のデータにおける表面の色を構成する各色成分と、前記立体造形物を造形可能な色信号に対応する各色成分とが互いに補色関係にある場合に、前記第1のデータにおける表面の色の色情報を、補色演算を用いて造形可能な色信号に対応する色成分に変換し、
    変換後の色成分ごとの濃度を加算してカラー総量を算出し、
    前記ポリゴンの色濃度として前記カラー総量を用いて前記処理対象の内部ボクセルを前記カラーボクセルと前記無彩色ボクセルのいずれかとする、
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  5. 前記プロセッサは、前記カラー総量毎に異なる閾値と、前記処理対象の内部ボクセルに最も近いポリゴンまでの距離との大小関係に応じて前記処理対象の内部ボクセルを前記カラーボクセルと前記無彩色ボクセルのいずれかとする、
    請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 前記プロセッサは、同一の前記カラー総量に対して多元色の場合には単色の場合よりもより深い位置に対応する内部ボクセルまで前記有色のカラーデータを付与することで前記カラーボクセルデータを生成する、
    請求項4に記載のデータ処理装置。
  7. 前記プロセッサは、前記ポリゴンを、前記処理対象の内部ボクセルの中心位置から所定範囲内で検索し、なければ前記所定範囲を拡大して再検索することで特定する、
    請求項1〜6のいずれかに記載のデータ処理装置。
  8. 前記ポリゴンまでの距離は、前記処理対象の内部ボクセルの中心と前記ポリゴンの各点との平均距離である、
    請求項1〜6のいずれかに記載のデータ処理装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のデータ処理装置と、
    前記データ処理装置から出力されたデータを用いて立体造形物を形成する立体造形装置と、
    を備える立体造形システム。
  10. コンピュータに、
    立体造形物の形状および前記立体造形物における表面の色を特定の表面領域ごとに規定した第1のデータを受け付けるステップと、
    受け付けた前記第1のデータにおいて前記表面の色濃度が高い領域ほど、表面からより深い位置に対応する内部ボクセルまで有色のカラーデータを付与することでカラーボクセルデータを生成するステップであり、処理対象の内部ボクセルに最も近いポリゴンまでの距離と前記ポリゴンの色濃度とを用いて前記処理対象の内部ボクセルをカラーボクセルと無彩色ボクセルのいずれかとする、ステップと、
    を実行させるプログラム。
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