JP2016107406A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理プログラムおよび立体物の生産方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェット方式の立体物形成装置が立体物を形成するに際し、下地の色が露出せず立体物の品質を向上させる画像処理装置を提供することを目的とする。【解決手段】インクジェット方式の立体物形成装置30が立体物を形成するためのデータを処理する画像処理装置12であって、前記立体物の3次元物体データを受理するデータ受理部12Aと、前記立体物の表面の少なくとも一部が着色される際、前記3次元物体データに対し、着色する表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色を施した3次元データを作成するデータ作成部12Bと、を有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム、画像処理プログラムおよび立体物の生産方法に関する。
インクジェット方式を用いてインクを吐出させ、乾燥あるいは硬化させて層を形成し、これを積層させることによって立体物を形成する立体物形成方法が知られている。インクジェット方式による立体物形成方法の一つに、層の形成と硬化・積層を繰り返す方式が知られている。
特許文献1には、立体画像を形成する目的で、インクジェット方式による層の形成と硬化・積層を繰り返すことによって立体物を形成し、表面を着色する方法が開示されている。
しかしながら、従来の技術では立体形状が形成された後でその表面を着色する思想であるため、インクジェット方式特有の吐出曲がりや不吐出により、また記録ヘッドや立体物を支持するステージの動作位置ズレ等の影響により、未着色領域が発生することがある。これによって、下地の色が露出してしまうこととなり、最終的に形成される立体物の品質を低下させてしまうという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を鑑み、インクジェット方式の立体形成装置が立体物を形成するに際し、下地の色が露出せず立体物の品質を向上させる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、インクジェット方式の立体物形成装置が立体物を形成するためのデータを処理する画像処理装置であって、立体物の3次元物体データを受理するデータ受理部と、前記立体物の表面の少なくとも一部が着色される際、前記3次元物体データに対し、着色する表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色を施した3次元データを作成するデータ作成部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、インクジェット方式の立体物形成装置が立体物を形成するに際し、下地の色が露出せず立体物の品質を向上させる画像処理装置を提供することができる。
本発明に係る画像処理システムの一例を示す図である。 立体物形成装置の一例を示す模式図である。 本発明に係る画像処理システムの一例を示す機能ブロック図である。 本発明に係る画像処理装置における主制御部のハードウェア構成の一例を示す図である。 インクジェット方式による一般的な印刷物の拡大模式図である。 従来の方法により形成された立体物の一例を示す模式図である。 従来の方法により形成された立体物の一例における未着色領域を説明するための模式図である。 本発明により得られる立体物の一例を示す模式図である。 本発明により得られる立体物の一例において、未着色領域が発生した状態を示す模式図である。 本発明により得られる立体物の一例において、着色された層のインク配置を示す模式図である。 本発明における画像処理手順の一例を説明するためのフローチャート図である。
以下、本発明に係る画像処理装置、画像処理システム、画像処理プログラムおよび立体物の生産方法について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
<画像処理システム>
図1は、画像処理システム10の一例を示す図である。画像処理システム10は、画像処理装置12と、立体物形成装置30と、を備える。画像処理装置12と立体物形成装置30とは、通信可能に接続されている。図2は立体物形成装置30における記録部14の一例を示す図である。
立体物形成装置30は、記録部14と、稼働ステージ16と、駆動部26と、を備える。記録部14は、複数のノズル18を備えたインクジェット方式の記録部であり、液滴を複数のノズル18の各々から吐出することによってドットを記録する。ノズル18は、記録部14における、稼働ステージ16との対向面に設けられている。
本実施形態では、液滴32は、インク滴および追加液滴の少なくとも一方を含む。インク滴は、画像形成に用いる色材を含むインクの液滴である。すなわち、本実施形態では、画像は、インクによって形成する画像を意味する。
追加液滴は、画像に影響を与えない色の液滴である。追加液滴は、例えば、白色または透明である。また、追加液滴は、画像形成対象の支持体Pと同系色であってもよい。支持体Pは、インク滴による画像の形成対象物である。支持体Pは、例えば、記録媒体である。また、インクジェット方式等を用いて液滴を吐出することにより、支持体Pを構成してもよい。
インク滴および追加液滴は、刺激硬化性を有する。刺激は、例えば、光(紫外線、赤外線など)、熱、電気などである。本実施形態では、インク滴および追加液滴は、一例として、紫外線硬化性を有する場合を説明する。なお、インク滴および追加液滴は、紫外線硬化性を有する形態に限定されない。
記録部14における、稼働ステージ16との対向面には、照射部20が設けられている。照射部20は、ノズル18から吐出されたインク滴や追加液滴を硬化させる波長の光を支持体Pに照射する。本実施形態では、照射部20は、紫外線を照射する。
稼働ステージ16は、支持体Pを保持する。駆動部26は、記録部14および稼働ステージ16を、鉛直方向(図1中、矢印Z方向)、鉛直方向Zに垂直な主走査方向X、および鉛直方向Zおよび主走査方向Xに垂直な副走査方向Yに、相対的に移動させる。本実施形態では、主走査方向Xおよび副走査方向Yからなる平面は、稼働ステージ16における記録部14との対向面に沿ったXY平面に相当する。
駆動部26は、第1駆動部22および第2駆動部24を含む。第1駆動部22は、記録部14を、鉛直方向Z、主走査方向X、および副走査方向Yに移動させる。第2駆動部24は、稼働ステージ16を、鉛直方向Z、主走査方向X、および副走査方向Yに移動させる。なお、立体物形成装置30は、第1駆動部22および第2駆動部24のいずれか一方を備えた構成であってもよい。
次に、インクジェット方式の立体物形成装置30について説明する。一般的に、インクジェット方式による3次元積層造形法では、粉末積層造形法や、溶融樹脂堆積造形法、光造形法などが知られている(特許第5400042号公報参照)。
粉末積層造形法では、デンプンや石膏あるいはセラミックスの粉末による層が形成され、その表面にインクジェットでバインダーが噴射されて、断面形状に従って描画されたバインダーにより粉末を固着させることにより造形物が作成される。また、溶融樹脂堆積造形法では、溶融させたワックスなどがインクジェットで噴射されて、断面形状に従って描画されたワックスなどが固化することにより造形物が作成される。また、光造形法では、液状の光硬化性樹脂がインクジェットで噴射されて層が形成され、その光硬化性樹脂の層が、断面形状に従って照射される光により硬化されて造形物が作成される。
本実施形態における立体物形成装置30は、インクジェット方式であれば特に制限されるものではなく、後述する着色層60を形成できるものであればよい。そのため、インクジェット方式であれば特に制限されるものではないが、光硬化性樹脂によるインクを吐出し、光を照射して光硬化性樹脂を硬化させる光造形法を用いることが好ましい。
図2に本実施形態を好適に実施し得る立体物形成装置30の一例を示す。立体物形成装置30における記録部14は、所定方向に複数のノズル18を配列させた構成である。各ノズル18は、液滴32として、インク滴、追加液滴、またはインク滴と追加液滴との混合液を吐出する。ノズル18および液滴を吐出する構成は、公知のインクジェット方式と同様である。
本実施形態では、ノズル18K、18C、18M、18Y、18W、18Tが所定方向に配列されている。ノズル18K、18C、18M、18Yは、インク滴を吐出するノズル18である。詳細には、ノズル18Kはブラックのインク滴、ノズル18Cはシアンのインク滴、ノズル18Mはマゼンタのインク滴、ノズル18Yはイエローのインク滴を吐出する。ノズル18Wおよびノズル18Tは、追加液滴を吐出するノズル18である。詳細には、ノズル18Wは白色の追加液滴、ノズル18Tは透明な追加液滴を吐出する。
各ノズル18から液滴32が吐出されることで、液滴32に応じたドット34が支持体P上に形成され、インク滴32Aに含まれる色材による画像17が形成される。また、液滴32を積層させて吐出することで、ドット34を積層させ、立体の画像17を形成する。
なお、図2には、各ノズル18の各々が1色(1種類)の液滴32を吐出する場合を示した。しかし、各ノズル18は、複数種類の液滴32の混合液滴を吐出してもよい。また、記録部14から吐出するインクの色は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローに限定されない。また、記録部14から吐出する液滴32の種類は、6種類(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、白色、透明)に限定されない。
本実施形態では、ノズル18K、18C、18M、18Y、18W、18Tの配列方向の両端部に、照射部20が設けられている。各ノズル18から吐出された液滴32に、照射部20から光が照射されることで、液滴32が硬化する。
照射部20は、ノズル18の近傍に配置することが好ましい。照射部20をノズル18の近傍に配置することで、各ノズル18から吐出された液滴32が支持体P側に付着してから硬化するまでの硬化時間の短縮を図ることができる。このため、より高精細な画像を形成することができる。なお、照射部20の数や照射部20の設置位置は、図2に示す形態に限定されない。
また、図1に示されるように、立体物形成装置30では、記録部14のノズル18から液滴32を吐出しながら、記録部14および支持体Pを相対的に移動させることで、支持体P上に液滴32によるドット34を形成したり、ドット34を積層させたりすることができる。なお、支持体Pは、平面状であってもよいし、凹凸などを備えた立体状であってもよい。
図3は、画像処理システム10の機能ブロック図である。立体物形成装置30は、記録部14と、記録制御部28と、駆動部26と、照射部20と、を備える。記録部14、駆動部26、および照射部20は、上述したため、ここでは説明を省略する。
記録制御部28は、画像処理装置12から印刷データを受け付ける。記録制御部28は、受け付けた印刷データに応じて、ノズル18から各画素に対応する液滴32を吐出するように、記録部14、駆動部26、および照射部20を制御する。
画像処理装置12は、主制御部13を含む。主制御部13は、CPU(Central Processing Unit)などを含んで構成されるコンピュータであり、画像処理装置12全体を制御する。なお、主制御部13は、汎用のCPU以外で構成してもよい。例えば、主制御部13は、回路などで構成してもよい。
主制御部13は、データ受理部12Aと、データ作成部12Bと、出力部12Cと、記憶部12Dと、を含む。これらのデータ受理部12Aと、データ作成部12Bと、出力部12Cとの一部または全ては、例えば、CPUなどの処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
データ受理部12Aは、立体物の3次元物体データを受理する。3次元物体データは、形成する立体物の形状や色などの情報である。データ受理部12Aは、通信部を介して、外部装置から画像データを取得してもよいし、画像処理装置12に設けられた記憶部12Dから画像データを取得してもよい。
データ作成部12Bは、立体物の表面の少なくとも一部が着色される際、前記3次元物体データに対し、着色する表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色を施した3次元データを作成する。詳細は後述する。
次に、本実施形態における主制御部13のハードウェア構成について説明する。図4に、主制御部13の概略構成を示すブロック図の一例を示す。主制御部13は、データを入力するための入力部310と、ディスプレイなどの表示部311と、データ通信を行うための通信部312と、装置全体の制御を司る制御手段としてのCPU313と、CPU313のワークエリアとして使用されるRAM314と、記録媒体のデータのリード/ライトを行う記録媒体ドライブ装置315と、CPU313を動作させるための各種プログラム等を記憶した記録媒体316とから構成されている。
入力部310は、カーソルキー、数字入力キーおよび各種機能キー等を備えたキーボード等が挙げられ、表示部311の表示画面上でキーの選択等を行うためのマウスやスライスパット等が挙げられ、ユーザがCPU313に操作指示を与えるためや、データを入力するためのユーザインターフェースである。
表示部311は、CRTやLCD等が挙げられ、CPU313から入力される表示データに応じた表示が行われる。通信部312は、外部とデータ通信するためのものであり、例えば、ケーブル303を介してプリンタ装置302等とデータ通信を行うためのものである。
CPU313は、記録媒体316に格納されているプログラムに従って、装置全体を制御する中央制御ユニットであり、このCPU313には、入力部310、表示部311、通信部312、RAM314、記録媒体ドライブ装置315等が接続されており、データ通信、メモリへのアクセスによるアプリケーションプログラムの読み出しや各種データのリード/ライト、データ/コマンド入力、表示等を制御する。
また、CPU313は、入力部310から入力された3次元物体データに基づいて、立体物を形成するための3次元データを通信部312を介して立体物形成装置30に送出する。
RAM314は、指定されたプログラム、入力指示、入力データおよび処理結果等を格納するワークメモリと、表示部311の表示画面に表示する表示データを一時的に格納する表示メモリとを備えている。
記録媒体316は、CPU313が実行可能なOSプログラム(例えば、Microsoft社のオペレーティングシステムWindows(登録商標)等)、立体物形成装置30に対応したプリンタドライバ等の各種プログラムやデータを格納する。なお、記録媒体316としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体を用いることができる。
各種プログラムは、CPU313が読み取り可能なデータ形態で記録媒体316に格納されている。また、各種プログラムは、あらかじめ記録媒体316に記録されている場合やインターネット等の通信回線を介してダウンロードされて記録媒体316に格納される場合等がある。
<立体物>
図5に、インクジェット方式による一般的な印刷物の模式図およびその拡大模式図を示す。インクジェット方式による一般的な印刷においては、図5に示す拡大図のように、極小のインク滴52を紙面50に配置することによる並置混色によって画像が形成される。
このとき、単位面積あたりのインク滴の密度を小さくすれば薄い画像、密度を高くすれば濃い画像を形成することができる。また、例えばC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の4色のインクを搭載したインクジェット方式の記録装置であれば、CインクとMインクを同時に用いることによってB(ブルー)の画像、MインクとYインクを同時に用いることによってR(レッド)の画像、といったように混色させて画像の色を変化させることができる。
次に、従来技術によって形成された立体物の一例を図6に示す。図6は、立体物56の上部の表面を着色した状態を示す模式図である。ここでは、立体物56の上部には着色された表面54が図示されている。立体物の着色にも、上記の平面の場合と同様に並置混色の着色方式が用いられる。
図6に示す例のように、形成した立体形状の表面にカラーインクを付着させる方式や、立体形状を形成した後、白インクで表面をコーティングし、その上にカラーインクを付着させる方式等が知られている。なお、白をベースとするのは、着色による色表現が減法混色のためであって、最終的に形成する立体物の表現手法によっては、他の色や透明でも構わない。
図7に、従来技術において、着色時に不吐出によるスジ状のインク未付着領域58が発生した状態を説明するための模式図を示す。インクジェット方式特有の問題として、インクを吐出するノズルの詰まりによる不吐出や、吐出したインクの飛翔方向が複数のノズルで均一でない吐出曲がり等が挙げられる。こういった問題が着色時に発生すると、図7に示すようにインク未付着領域58が発生してしまい、この領域では下層が剥き出しとなり、下地の色が露出してしまう。これによって、最終的に形成される立体物の表面着色性が悪化してしまうという問題がある。また、立体形状が形成された後に着色される従来技術では、立体物の表面が欠けたり、削れたりする場合、下地の色が露出し、図7に示すような状態となってしまう。
次に本実施形態により得られる立体物について説明する。本実施形態により得られる立体物は、立体物の表面の少なくとも一部が着色される際、着色する表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色を施した3次元データに基づいて形成される。
図8に本実施形態により得られる立体物の一例における模式図を示す。図8に示される立体物は、着色する表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色が施されている。最表層および該最表層の内側の複数の層は着色された層であることから、これらをまとめて着色層60と称する。なお、図8では、立体物の上部にのみ着色層60が形成されている構成が図示されているが、これに限られるものではなく、立体物の側面や底面にも形成させることができる。
本実施形態により得られる立体物では、インクジェット方式の立体物形成装置が立体物を形成するに際し、インクジェットヘッドの吐出異常や精度不足があっても、着色層60の内部が露出するのみであり、下地の色が露出してしまうことを抑制できる。また、立体物の表面の一部が欠けたり削れたりしても、着色層60の内部が露出するのみであるため、表面の色が損なわれないようにすることができる。
次に、例として白インクと黒インクを用いてモノクロの立体物を形成する場合を挙げて説明する。なお、図8における着色層60よりも内側の部分を凹凸部62と称する。
着色層60よりも内側の部分である凹凸部62は立体物の内部であり、最終的に視認されないため、どのような色のインクであっても構わない。本実施形態では、最終的な視認性の観点から白インクにより形成されることが好ましい。白インクの場合、着色層60の色が視認されやすくなる。
最表面をグレーに形成する場合、従来の技術であれば白い立体物の表面に黒インクを50%の比率で付着させることとなる。
一方、本実施形態では、着色層60の各層は、最表面の色と同じ色を表現するようにインク比率が構成され、最表面をグレーに形成する場合、着色層60の各層は白インク50%、黒インク50%で構成される。本実施形態では、立体物の立体形状を着色層60を含めて形成することになる。
また、着色層60は複数の着色された層から形成されているが、層の枚数や色によっては、最表面の色が濁ったように暗くなる場合がある。この場合には、最終的に立体物の表面の色が所望の色になるように、各層のインク比率を変更することが望ましい。従って、上記の最表面をグレーに形成する例では、着色層60の各層におけるインク比率が白インク50%、黒インク50%となる構成を必要に応じて変更することができる。
すなわち、着色層60における各層の色は、最表層の色と全くの同一でなくても、最表層と同等の色を再現できていればよく、本発明の効果が得られる範囲で、層の深さ方向にインク比率を変更することが可能である。インク比率については、インク成分や着色層の厚み、重ねる数などに応じた最適値をあらかじめ内部データとして所有しておき、各層のデータ生成の時点で適用することもできる。
着色層60として形成する表面付近の厚さについては、前記記載のような、どのような場合を想定するかで必要な厚さは変化する。また、形成する各着色層の厚みに応じて、重ねるべき層の数も変化する。また、着色層60の場所に応じて、層の数、厚みを変化させることもできる。
そのため、着色層60の厚みは、適宜変更が可能であるが、例えば50μm以上であることが好ましく、100μm以上であることがより好ましい。この範囲であると、着色層の一部が欠けたりするなどの外部要因によっても下地の色が露出せず、表面の色を維持することができる。ただし、着色層60が厚すぎる場合、色がくすんでしまう等の不具合が発生することがあるので留意する。
図9に、本実施形態により得られる立体物の一例において、未着色領域64が発生した状態を説明するための模式図を示す。図9では、白インクによる凹凸部62に着色層60が形成されて立体物が形成されており、着色層60の表面にヘッドの不吐出によるスジ状の未着色領域64が図示されている。本実施形態においても、インクジェット方式特有の問題である前記不吐出や吐出曲がり等が発生すれば、形成される各層の品質に乱れが生じる可能性がある。
しかし、インク未付着領域64が発生したとしても、その下層には着色層60における他の層が存在するため、表面から視認した際の着色品質は悪化しない。すなわち、インクが付着しない領域があっても、下地の色が見えることがない。また、前記不吐出や吐出曲がりといったインクジェット方式特有の問題の他にも、完成した立体物の表面が物損によって削れしまう場合や、表面の平滑性を向上させるために研磨したり溶解したりする場合に対しても、本実施形態により得られる立体物は表面着色性を保つことができる。
次に、着色層60におけるドット配置パターンについて説明する。本実施形態により得られる立体物は、着色層60における最表層よりも内側の複数の層のうち、少なくとも1層のドット配列パターンが前記最表層のドット配置パターンと異なることが好ましい。
図10に、着色層60のインク配置について説明するための模式図を示す。図10では着色層60における層70があわさって立体物72が形成されることが模式的に示されている。
例えば、表面をグレーで着色する場合、着色層60内の白インクと黒インクの配置が各層で同一となると、図10(a)に示すように、層の積み上げ方向に同一インクが連結し、側面から見た場合、縦線状のスジとなって見えることがある。
そこで、図10(b)に示すように、着色層60における各層内のインク配置を異ならせることによって、層の積み上げ方向にもインク滴の配置を分散させることができ、好ましい。これにより、着色層60における各層ごとにドット配置パターンが異なり、縦線状のスジが発生することを抑制することができる。
各着色層のインク配置を異ならせる手法としては、立体物全体のドット配置データを生成してから、それをスライスして各層のドット配置データとするケース(A)と、各層ごとにドット配置データを生成するケース(B)とが挙げられる。
ケース(A)の処理としては、立体物の3次元のドット配置パターンをまず生成し、形成の対象となる層のスライスデータを生成した後、これに基づいて当該層を立体物形成装置30により形成する。そして、次の層のスライスデータを生成し、処理を繰り返す。
ケース(A)であれば、3次元のドット配置パターンをあらかじめ用意しておき、これを適用する手法や、3次元のウェイトマトリクスを用いた誤差拡散方式を適用する手法が考えられる。また、3次元のディザマトリクスを用いる手法が考えられる。
上記について、誤差拡散方式としては、公知の手法を用いることができ、また、ディザマトリクスの作成については、公知の手法を用いることができる。
ケース(B)の処理としては、形成の対象となる層について、スライスデータを生成した後、2次元のドット配置パターンを生成し、これに基づいて当該層を立体物形成装置30により形成する。そして、次の層のスライスデータを生成し、処理を繰り返す。
ケース(B)であれば、所定のドット配置パターンを回転させる手法、平行移動させる単純な手法や、誤差拡散などのランダムパターンを用い、ノイズを与えることによってランダム性に差を設ける手法などが考えられる。
前記回転させる手法は、着色層60における各層ごとに、ドット配置パターンを回転させる手法であり、回転する角度は特に制限されるものではない。また、前記平行移動させる手法は、着色層60における各層ごとに、ドット配置パターンを平行移動させる手法であり、移動する距離は特に制限されるものではない。すなわち、最表層よりも内側の複数の層ごとに、ドット配置パターンを回転および/または平行移動させることによりドット配置パターンが異なるものとなる。
前記ランダム性に差を設ける手法は、公知の手法を用いることができる。誤差拡散方式などのランダムパターンを着色層60における各層ごとに生成する。その際、各層でランダムパターンを発生させるノイズ位置を変えることにより、着色層60における各層ごとに、ドット配置パターンを異ならせることができる。
これらの手法は、適宜組合せが可能である。これらの手法の中でも、3次元のディザマトリクスを用いる場合、画像処理装置12の処理負担をより軽減することができる。また、最表層よりも内側の複数の層ごとに、ランダムパターンを発生させるノイズ位置を変える場合についても、画像処理装置12の処理負担をより軽減することができる。
<フローチャート>
図11に、本実施形態における立体物を形成する処理を説明するためのフローチャートの一例を示す。
まず、データ受理部12Aが立体物の3次元物体データを受理する(ステップS001)。
画像処理装置12は、受理した3次元物体データについて、着色する表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色を施しているデータかどうか判断を行う(ステップS002)。すなわち、着色層60の有無を判断する。
内側の複数の層に着色を施していないデータの場合(ステップS002:no)、着色する表面の最表層の色情報から、データ作成部12Bが最表層の内側の複数の層に前記着色を施した3次元データを作成する(ステップS003)。
なお、受理した3次元物体データが最層の内部方向に着色を施したデータである場合(ステップS002:yes)、受理した3次元物体データを3次元データとして扱う。すなわち、本実施形態の場合、データ受理部12Aが受理する3次元物体データは、着色する表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色を施した3次元データであってもよい。この場合、3次元物体データは3次元データとして後の処理が行われる。
ステップS003の後、またはステップS002の判断で内側の複数の層に着色を施しているデータの場合(ステップS002:yes)、立体物の1層目を形成するために、nを1とする(ステップS004)。
次に、着色する表面の最表層のドット配置パターンと、最表層よりも内側の層のドット配置パターンとを同一にするか否かの判断を行う(ステップS010)。
ドット配置パターンを同一にする場合(ステップS010:yes)、まず3次元データに基づいて第n層のスライスデータが生成される(ステップS011)。
このスライスデータに基づいて、立体物形成装置30によって第n層が形成される(ステップS012)。
その後、全層の形成が完了したか否かを判断し(ステップS013)、完了している場合、処理を終了させる。完了していない場合、nの数値を1つ繰り上げ(ステップS014)、第n層のスライスデータ生成の処理(ステップS011)以降を繰り返す。
このようにして得られた立体物は、図10(a)に示されるようなドット配置が各層で同一となる立体物となる。
ドット配置パターンを異ならせる場合(ステップS010:no)、形成する立体物について、3次元の状態でドット配置パターンを生成するか否かの判断を行う(ステップS020)。
3次元の状態でドット配置パターンを生成する場合(ステップS020:yes)、3次元データに基づいて、まず3次元の状態でドット配置パターンが生成される(ステップS030)。
そして、生成された3次元の状態のドット配置パターンに基づいて、第n層のスライスデータが生成される(ステップS031)。
このスライスデータに基づいて、立体物形成装置30によって第n層が形成される(ステップS032)。
その後、全層の形成が完了したか否かを判断し(ステップS033)、完了している場合、処理を終了させる。完了していない場合、nの数値を1つ繰り上げ(ステップS034)、第n層のスライスデータ生成の処理(ステップS031)以降を繰り返す。
このようにして得られた立体物は、図10(b)に示されるようなドット配置が各層で異なる立体物となる。
3次元の状態でドット配置パターンを生成しない場合(ステップS020:no)、3次元データに基づいて、第n層のスライスデータが生成される(ステップS040)。
このスライスデータに対して、2次元のドット配置パターンが生成される(ステップS041)。
この2次元のドット配置パターンおよび第n層のスライスデータに基づいて、立体物形成装置30によって第n層が形成される(ステップS042)。
その後、全層の形成が完了したか否かを判断し(ステップS043)、完了している場合、処理を終了させる。完了していない場合、nの数値を1つ繰り上げ(ステップS044)、第n層のスライスデータ生成の処理(ステップS040)以降を繰り返す。
このようにして得られた立体物は、図10(b)に示されるようなドット配置が各層で異なる立体物となる。
<その他の実施形態>
本実施形態に係る画像処理装置について、詳細を以下に説明する。なお、上記の実施形態と同様の事項については記載を省略する。本実施形態では、インクジェット方式の立体物形成装置が形成済みの立体物に対し着色するためのデータを処理する画像処理装置であって、前記立体物の3次元物体データを受理するデータ受理部と、前記立体物の表面の少なくとも一部を着色する際、前記3次元物体データに基づいて、着色する表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色を施すための3次元データを作成するデータ作成部と、を有することを特徴とする。
本実施形態によれば、形成済みの立体物に対し着色する場合にも、着色する表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色が施される。これにより、インクジェットヘッドの吐出異常や精度不足があっても下地の色が露出してしまうことを抑制でき、立体物の表面の一部が欠けたり削れたりしても表面の色が損なわれないようにすることができる。
10 画像処理システム
12 画像処理装置
12A データ受理部
12B データ作成部
12C 出力部
12D 記憶部
13 主制御部
14 記録部
16 稼働ステージ
18 ノズル
20 照射部
22 第1駆動部
24 第2駆動部
26 駆動部
28 記録制御部
30 立体物形成装置
32 インク滴
50 用紙
52 インク
54 着色された表面
56、72 立体物
58、64 未着色領域
60 着色層
70 着色層における層
特開2000−318140号公報

Claims (11)

  1. インクジェット方式の立体物形成装置が立体物を形成するためのデータを処理する画像処理装置であって、
    前記立体物の3次元物体データを受理するデータ受理部と、
    前記立体物の表面の少なくとも一部が着色される際、前記3次元物体データに対し、着色する表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色を施した3次元データを作成するデータ作成部と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. インクジェット方式の立体物形成装置が形成済みの立体物に対し着色するためのデータを処理する画像処理装置であって、
    前記立体物の3次元物体データを受理するデータ受理部と、
    前記立体物の表面の少なくとも一部を着色する際、前記3次元物体データに基づいて、着色する表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色を施すための3次元データを作成するデータ作成部と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記表面の最表層および該最表層の内側の複数の層の厚みが50μm以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記最表層よりも内側の複数の層のうち少なくとも1層のドット配列パターンは、前記最表層のドット配列パターンと異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記3次元データは、ドット配置を規定する3次元のディザマトリクスを用いることにより作成されることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記3次元データは、3次元のウェイトマトリクスを用いる誤差拡散方式により作成されることを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記3次元データは、前記最表層よりも内側の複数の層ごとに、ランダムパターンを発生させるノイズ位置を変えることにより作成されることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記3次元データは、前記最表層よりも内側の複数の層ごとに、ドット配置パターンを回転および/または平行移動させることにより作成されることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置と、該画像処理装置により作成された前記3次元データに基づいて立体物を形成する立体物形成装置と、からなることを特徴とする画像処理システム。
  10. インクジェット方式の立体物形成装置が立体物を形成するためのデータを処理する画像処理プログラムであって、
    立体物の3次元物体データを受理するデータ受理工程と、
    前記立体物の表面の少なくとも一部が着色される際、前記3次元物体データに対し、着色する前記表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色を施した3次元データを作成するデータ作成工程と、をコンピュータに実行させる画像処理プログラム。
  11. インクジェット方式の立体物形成装置が立体物を生産する立体物の生産方法であって、
    立体物の3次元物体データを受理するデータ受理工程と、
    前記立体物の表面の少なくとも一部が着色される際、前記3次元物体データに対し、着色する前記表面の最表層および該最表層の内側の複数の層に前記着色を施した3次元データを作成するデータ作成工程と、
    前記3次元データに基づいて立体物を形成する立体物形成工程と、を有することを特徴とする立体物の生産方法。
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