JP2016175300A - 三次元造形装置、物体造形方法、およびコンピュータープログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】三次元造形装置は以下の処理を行う。(a)物体データDoに基づきインク色C,M,Y,Kのドットの種類s,m,lの記録率を決定する。(b)優先順位に基づき、記録率に対応する大きさを有するパラメータ範囲を、隣り合う範囲が重複しないように、インク色C,M,Y,Kのドットの種類s,m,lに対して決定する。(c)ディザマトリクスDMの要素のうち、パラメータ範囲内の閾値の要素に対応する位置に、ドットを記録し、パラメータ範囲外の閾値の要素に対応する位置に、ドットを記録しないことを決定する処理を、インク色C,M,Y,Kのドットの種類s,m,lについて同一のディザマトリクスDMを使用して実行する。(d)記録の有無の決定に応じて、インク色のドットを物体の表面に記録しつつ、物体を造形する。
【選択図】図14
Description
このような態様とすれば、物体表面のうち、インク色ドットの記録率の合計が100%を超えない部位においては、各インク色のドットが異なる位置に記録されることとなる。その結果、物体表面のそのような部位について、鮮やかに色を表すことができる。
このような態様とすれば、互いに重複するボクセルにインクが配される態様に比べて、より鮮やかに色を表すことができる。
図1は、本発明の第1実施形態としての三次元造形装置の概略構成を示す説明図である。三次元造形装置100は、造形部10と、粉体供給部20と、平坦化機構30と、粉体回収部40と、ヘッド部50と、硬化エネルギー付与部60と、制御部70と、を備えている。制御部70には、コンピューター200が接続されている。三次元造形装置100とコンピューター200とをあわせて広義の「三次元造形装置」として捉えることもできる。
図19は、第2実施形態における三次元造形装置の概略構成を示す説明図である。第1実施形態の三次元造形装置100は、造形部10内に供給された粉体に対して硬化液を吐出することによって三次元物体を造形する。これに対して、第2実施形態の三次元造形装置100aは、粉体を用いることなく、樹脂を含有する硬化液のみによって三次元物体を造形する。第2実施形態において、コンピューター200のCPU210および三次元造形装置100aの制御部70による生成される断面データの生成、および断面データから生成される液滴のON/OFFのデータの生成などのデータ処理は、第1実施形態の処理と同じ処理である。
C1.変形例1:
上記実施形態においては、1色の硬化液を吐出するノズルは、Y方向に沿って配された1列のノズルである。しかし、1色の硬化液を吐出するノズルは、2列以上のノズルとすることもできる。また、1色の硬化液を吐出するノズルは、Y方向に沿って千鳥状に(ジグザグに)配された態様とすることもできる。すなわち、1色の硬化液を吐出するノズルは、液滴を吐出しつつ行われる操作の方向とは異なる方向について、互いに異なる位置に配された複数のノズルを含む態様とすることができる。
上記実施形態においては、造形に使用されるインクは、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラックの4色である。しかし、造形に使用されるインクは、それらのうちの2色以上とすることができる。また、三次元造形装置が吐出することができ、造形に使用されるインクは、5色以上であってもよい。
上記実施例においては、各インク色のドットは、大きさの異なる大中小のドットを含む。しかし、少なくとも1以上のインクについて、2種類または4種類以上の大きさのドットを形成するようにすることもできる。
上記実施形態においては、X方向およびY方向については、造形ステージ11は移動せず、液滴吐出部としてのノズルおよびピエゾ素子を備えるヘッド部50が、走査部52によって移動する。また、Z方向については、ヘッド部50は移動せず、支持部としての造形ステージ11がアクチュエーター13によって移動する。しかし、互いに交わる3方向について、液滴吐出部が移動する態様とすることもできる。そして、互いに交わる3方向について、支持部が移動する態様とすることもできる。また、互いに交わる2方向について、支持部が移動し、それら2方向に交わる1方向に液滴吐出部が移動する態様とすることもできる。
上記実施形態においては、硬化エネルギー付与部60としての発光装置61は、ヘッド部50に対してX方向の一方の側に設けられている。しかし、硬化エネルギー付与部60としての発光装置61は、ヘッド部50に対してX方向の両側に設けることもできる。
上記実施形態において、CPU210は、ポリゴンの面の法線に対して、面の法線がなす角が最も小さい基準面を選択する(図11のS421参照)。しかし、基準面の選択は、他の方法で行われることもできる。たとえば、ポリゴンの面内の3点と、基準面内の3点との距離のばらつきが最も小さい基準面を選択することもできる。ただし、選択された基準面は、3個の基準面のうち、ポリゴンの面の法線に対して、面の法線がなす角が最も小さい基準面である。
上記実施形態においては、ポリゴンの面と基準面との相対的な傾きに応じて、ポリゴンの形状の変換および色の濃度変換、ならびにそれらの逆変換が行われる(図11のS422、S426参照)。しかし、たとえば、三次元データDoが表す物体の外形が、X軸方向に垂直なyz平面、Y軸方向に垂直なzx平面、およびZ軸方向に垂直なxy平面の組合せで構成される場合には、ポリゴンの面と基準面との相対的な傾きに応じた上記の変換および逆変換は、省略することもできる。
上記実施形態においては、色変換の際に、レッド、グリーン、ブルーの0〜255の階調値の組合せを、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラックの0〜255の階調値の組合せ異変換し、その後、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラックの記録率(濃度)を計算する(図11のS423,S424参照)。しかし、各インク色の記録率を決定する際の処理は、他の処理とすることもできる。たとえば、ポリゴンの色を表す基本色(たとえば、レッド、グリーン、ブルー)の階調値の組合せを、直接、インク色の各種ドットの記録率(0〜100%)の組合せに変換してもよい。
上記実施形態においては、各大きさのドットには、インクによらず、大中小の順に優先順位が与えられている。すなわち、インクによらず各大きさのドットの相互の優先順位の関係は共通である。しかし、各大きさのドットの相互の優先順位は、インク色ごとに異なっていてもよい。
上記実施形態においては、各インクの各大きさのドットには、あらかじめ優先順位が割り当てられている。しかし、この優先順位は、処理する三次元データDoに応じて定めることができる。たとえば、図11のステップS424の後において、最も記録率の高いインク色のドットの種類を、優先順位の先頭および末尾以外に割り当てることが好ましい。そのような態様とすれば、ドット記録率の合計が100%を超える場合に、当該ドットが他の種類のドットと同じ画素位置に記録される可能性を低減することができる(図16参照)。その結果、最もよく使用される種類のドットを使用して再現される色について、鮮やかに記録することができる。なお、このような処理を行うCPU210の機能部は、パラメータ範囲決定部218である。
上記実施形態においては、各インク色の各種のドットに優先順位に従って順に割り当てられるパラメータ範囲は、隣同士、互いに接している(図14および図16参照)。しかし、各インク色の各種のドットに優先順位に従って順に割り当てられるパラメータ範囲は、少なくとも一部の隣接するパラメータ範囲の組合せにおいて、離れていてもよい。ただし、隣接するパラメータ範囲の組合せは、互いに接している方が好ましい。そのような態様においては、ドット記録率の合計を小さくすることができ。このため、異なる種類のドットが同一の画素位置に記録される可能性を低減することができる(図16参照)。
上記実施形態においては、閾値(記録率)の低い領域(たとえば、記録率50%未満の領域)において、閾値(記録率)の高い領域よりも、分散性の高いディザマトリクスが使用される。しかし、使用されるディザマトリクスは、対応する記録率の値の大きさによらず要素の分散性ほぼ一定であるものとすることもできる。
上記実施形態においては、各インク色の記録率に基づいて生成されたパラメータ範囲が、ディザマトリクスの各要素の閾値と比較されて、ドットの形成の有無が判定される(図11のS426、および図17参照)。しかし、ドットの形成の有無を決定するに際しては、各インク色の各サイズのドットの記録率を表す階調値(たとえば、それぞれ0〜255)をディザマトリクスの各要素の閾値と比較する態様とすることもできる。そのような態様においては、たとえば、ディザマトリクスは、各要素に、階調値に対応する範囲(0〜255)内の値を備えることが好ましい。すなわち、インク色の各サイズのドットの記録率(濃度)を表すパラメータと、ディザマトリクスの各要素の値と、の比較が行われることにより、ドットの形成の有無が決定されればよい。
上記実施形態では、造形する三次元物体の最表面およびその一つ内側のボクセルに、色が付された硬化液の液滴が供給される。そして、造形する三次元物体の内部のボクセルには、色が付されていない硬化液の液滴が供給される。しかし、造形する三次元物体の内部にも、色が付された硬化液の液滴を供給する態様とすることもできる。そのように形成された三次元物体は、切断された場合の切断面にも色および模様を備えることとなる。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10c…容器
11…造形ステージ
12…枠体
13…アクチュエーター
20…粉体供給部
30…平坦化機構
40…粉体回収部
50…ヘッド部
51…タンク
52…走査部
60…硬化エネルギー付与部
61…発光装置
70…制御部
100,100a…三次元造形装置
200…コンピューター
210…CPU
220…メモリー
a,b,c,d…ディザマトリクス内の小領域
DM…ディザマトリクス
Nc…シアンのノズル
Dc…断面データ
Dd…記録率データ
Do…三次元データ
Nk…ブラックのノズル
Nm…マゼンタのノズル
Nt…ノズル
Ny…ノズル
Ps…板状の構造
Claims (20)
- 三次元造形装置であって、
互いに異なる色のインクを吐出することができる複数のインク吐出部と、
前記インクによって構成される構造を支持する支持部と、
前記支持部に対して、前記インクの吐出方向と交わる第1の方向、ならびに前記インクの吐出方向および前記第1の方向と交わる第2の方向に、前記複数のインク吐出部を相対的に移動させることができる走査部と、
前記インクのドットの記録率に相当する閾値が各要素に与えられているディザマトリクスを格納する記憶部と、
前記インク吐出部、前記支持部、前記走査部、および前記記憶部を制御して、前記複数のインク吐出部から、物体の形状および色を表す物体データに基づいてインクを吐出して、板状の構造を形成する処理を繰り返すことによって、すでに形成されている板状の構造の上に新たに板状の構造を形成し、前記物体を造形する制御部と、を備え、
前記制御部は、
(a)物体の形状および色を表す物体データに基づいて、複数のインク色のドットの種類の記録率を決定する記録率決定部と、
(b)前記複数のインク色のドットの種類に付された優先順位に基づいて、前記インク色のドットの前記記録率に対応する大きさを有するパラメータ範囲を、隣り合う前記パラメータ範囲が互いに重複しないように、各インク色のドットの種類に対して順に決定するパラメータ範囲決定部と、
(c)前記ディザマトリクスの要素のうち、前記パラメータ範囲内の前記閾値を有する要素に対応する位置に、ドットを記録し、前記パラメータ範囲外の前記閾値を有する要素に対応する位置に、ドットを記録しないことを決定する処理を、前記複数のインク色のドットの種類について同一の前記ディザマトリクスを使用して実行するドット決定部と、
(d)前記記録の有無の決定に応じて、前記インク色のドットを前記物体の表面に記録しつつ、前記物体を造形する造形処理部と、を備える、三次元造形装置。 - 請求項1記載の装置であって、
前記パラメータ範囲決定部は、それまでに決定した前記パラメータ範囲の大きさと、処理中のインク色のドットの種類の前記記録率の合計が100%を超える場合は、前記処理中のインク色のドットの種類の前記各パラメータ範囲の少なくとも一部を、0から始まるパラメータ範囲に再度、割り当てることができる、三次元造形装置。 - 請求項2記載の装置であって、
前記パラメータ範囲決定部は、前記記録率が最も高いドットの種類に対して、先頭および末尾以外の優先順位を割り当てることができる、三次元造形装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の装置であって、
前記複数のインク色のドットのうちの1以上のインク色のドットは、前記ドットの種類として、大ドットと、大ドットよりも小さい小ドットと、を含む、三次元造形装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の装置であって、
前記ディザマトリクスは、記録率が小さい範囲に対応する前記閾値が含まれる要素の分散性が、前記記録率が小さい範囲よりも記録率が大きい範囲に対応する前記閾値が含まれる要素の分散性よりも、高い、三次元造形装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の装置であって、
前記ディザマトリクスは、前記対応する記録率の値の大きさによらず前記要素の分散性ほぼ一定である、三次元造形装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の装置であって、
前記物体データにおいて、前記物体はポリゴンで表されており、
前記記録率決定部は、
(a1)前記物体の前記ポリゴンの一つの面について、互いに直交する3つの基準面のうちの一つを選択する工程であって、前記一つの面の法線に対して、面の法線がなす角度がもっとも小さい基準面を選択することができ、
(a2)前記一つの面と前記選択された基準面との相対的な傾きに応じて、一つの面に付された色の濃度を変換することができ、
(a3)前記変換後の色の濃度に基づいて、前記一つの面において記録すべき複数のインク色のドットの種類の記録率を決定することができ、
前記ドット決定部は、前記一つの面と前記選択された基準面との相対的な傾きに応じて、前記記録の有無が決定された各位置を、前記選択された基準面上の位置から、前記ポリゴンの前記一つの面上の位置に変換することができる、三次元造形装置。 - 三次元の物体を造形する造型装置であって、
複数の色のインクを吐出することができるインク吐出部と、
所定の領域内において、1色の前記インクが配されるボクセルの全ボクセルに対する割合を、前記複数の色について合計して得られる値が、100%以下である場合には、前記所定の領域内において、前記各色のインクを、互いに重複しないボクセルに配するように、前記インク吐出部を制御する、制御部と、を備える造型装置。 - 請求項8記載の造型装置であって、
前記制御部は、
前記色の前記ドットの記録率に対応する大きさを有するパラメータ範囲を、隣り合う前記パラメータ範囲が互いに重複しないように、前記インクの色に対して決定し、
ドットの記録率に相当する閾値が各要素に与えられたディザマトリクスの要素のうち、前記パラメータ範囲内の前記閾値を有する要素に対応する位置に、ドットを記録することを決定する処理を、前記複数の色について同一の前記ディザマトリクスを使用して実行し、
前記ドットの記録の決定に応じて、前記インク吐出部を制御して、前記物体を造形する、造形装置。 - インクを吐出することによって三次元の物体を造形する方法であって、
(a)物体の形状および色を表す物体データに基づいて、複数のインク色のドットの種類の記録率を決定する工程と、
(b)前記複数のインク色のドットの種類に付された優先順位に基づいて、前記インク色のドットの前記記録率に対応する大きさを有するパラメータ範囲を、隣り合う前記パラメータ範囲が互いに重複しないように、各インク色のドットの種類に対して順に決定する工程と、
(c)ドットの記録率に相当する閾値が各要素に与えられたディザマトリクスの要素のうち、前記パラメータ範囲内の前記閾値を有する要素に対応する位置に、ドットを記録し、前記パラメータ範囲外の前記閾値を有する要素に対応する位置に、ドットを記録しないことを決定する処理を、前記複数のインク色のドットの種類について同一の前記ディザマトリクスを使用して実行する工程と、
(d)前記記録の有無の決定に応じて、前記インク色のドットを前記物体の表面に記録しつつ、前記物体を造形する工程と、を備える物体造形方法。 - 請求項10記載の物体造形方法であって、
前記工程(b)は、それまでに決定した前記パラメータ範囲の大きさと、処理中のインク色のドットの種類の前記記録率の合計が100%を超える場合は、前記処理中のインク色のドットの種類の前記各パラメータ範囲の少なくとも一部を、0から始まるパラメータ範囲に再度、割り当てる、方法。 - 請求項11記載の物体造形方法であって、
前記工程(b)は、
前記記録率が最も高いドットの種類に対して、先頭および末尾以外の優先順位を割り当てる、方法。 - 請求項10から12のいずれか1項に記載の物体造形方法であって、
前記複数のインク色のドットのうちの1以上のインク色のドットは、前記ドットの種類として、大ドットと、大ドットよりも小さい小ドットと、を含む、方法。 - 請求項10から13のいずれか1項に記載の物体造形方法であって、
前記ディザマトリクスは、記録率が小さい範囲に対応する前記閾値が含まれる要素の分散性が、前記記録率が小さい範囲よりも記録率が大きい範囲に対応する前記閾値が含まれる要素の分散性よりも、高い、方法。 - 請求項10から13のいずれか1項に記載の物体造形方法であって、
前記ディザマトリクスは、前記対応する記録率の値の大きさによらず前記要素の分散性ほぼ一定である、方法。 - 請求項10から15のいずれか1項に記載の物体造形方法であって、
前記物体データにおいて、前記物体はポリゴンで表されており、
前記工程(a)は、
(a1)前記物体の前記ポリゴンの一つの面について、互いに直交する3つの基準面のうちの一つを選択する工程であって、前記一つの面の法線に対して、面の法線がなす角度がもっとも小さい基準面を選択する工程と、
(a2)前記一つの面と前記選択された基準面との相対的な傾きに応じて、一つの面に付された色の濃度を変換する工程と、
(a3)前記変換後の色の濃度に基づいて、前記一つの面において記録すべき複数のインク色のドットの種類の記録率を決定する工程と、を含み、
前記工程(c)は、前記一つの面と前記選択された基準面との相対的な傾きに応じて、前記記録の有無が決定された各位置を、前記選択された基準面上の位置から、前記ポリゴンの前記一つの面上の位置に変換する工程を含む、方法。 - 複数の色のインクを使用して三次元の物体を造形する方法であって、
所定の領域内において、1色の前記インクが配されるボクセルの全ボクセルに対する割合を、前記複数の色について合計して得られる値が、100%以下である場合には、前記所定の領域内において、前記各色のインクを、互いに重複しないボクセルに配する、造型方法。 - 請求項17記載の造型方法であって、
前記色の前記ドットの記録率に対応する大きさを有するパラメータ範囲を、隣り合う前記パラメータ範囲が互いに重複しないように、前記インクの色に対して決定する工程と、
ドットの記録率に相当する閾値が各要素に与えられたディザマトリクスの要素のうち、前記パラメータ範囲内の前記閾値を有する要素に対応する位置に、ドットを記録することを決定する処理を、前記複数の色について同一の前記ディザマトリクスを使用して実行する工程と、
前記ドットの記録の決定に応じて、前記物体を造形する工程と、を備える造形方法。 - コンピューターを使用して三次元造形装置を制御しインク滴を吐出させることによって物体を造形させるためのコンピュータープログラムであって、
(a)物体の形状および色を表す物体データに基づいて、複数のインク色のドットの種類の記録率を決定する機能と、
(b)前記複数のインク色のドットの種類に付された優先順位に基づいて、前記インク色のドットの前記記録率に対応する大きさを有するパラメータ範囲を、隣り合う前記パラメータ範囲が互いに重複しないように、各インク色のドットの種類に対して順に決定する機能と、
(c)ドットの記録率に相当する閾値が各要素に与えられたディザマトリクスの要素のうち、前記パラメータ範囲内の前記閾値を有する要素に対応する位置に、ドットを記録し、前記パラメータ範囲外の前記閾値を有する要素に対応する位置に、ドットを記録しないことを決定する処理を、前記複数のインク色のドットの種類について同一の前記ディザマトリクスを使用して実行する機能と、
(d)前記記録の有無の決定に応じて、前記インク色のドットを前記物体の表面に記録しつつ、前記物体を造形する機能と、
をコンピューターに実現させるための、コンピュータープログラム。 - コンピューターを使用して三次元造形装置を制御し、複数の色のインクを使用して三次元の物体を造形させるためのコンピュータープログラムであって、
所定の領域内において、1色の前記インクが配されるボクセルの全ボクセルに対する割合を、前記複数の色について合計して得られる値が、100%以下である場合には、前記所定の領域内において、前記各色のインクを、互いに重複しないボクセルに配する機能をコンピューターに実現させるための、コンピュータープログラム。
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