JP6815876B2 - 嵌合型端子 - Google Patents
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Description
(1)銅または銅合金からなる基材と、該基材上に直接または中間層を介して形成された銅−錫合金を主体とする錫含有層とを備える表面被覆材で形成してなる嵌合型端子であって、前記錫含有層が、複数の溝で区画形成された複数の銅−錫合金部と、前記複数の溝内に形成された複数の金属錫部とを有し、かつ、前記金属錫部の前記銅−錫合金部に対する存在割合が、前記表面被覆材の断面で見て、面積比で1〜8%の範囲であることを特徴とする嵌合型端子。
(2)前記中間層は、ニッケル、ニッケル合金、コバルト、コバルト合金、銅および銅合金の群から選択される金属または合金からなる層のうちのいずれか1層以上で構成される、上記(1)に記載の嵌合型端子。
(3)前記表面被覆材は、前記錫含有層上に、錫からなる錫層をさらに有する、上記(1)または(2)に記載の嵌合型端子。
図1(a)〜(d)は、本発明に従う嵌合型端子を構成する表面被覆材に、エンボス加工(ディンプル加工)を施して曲率半径が1mmの半球状の模擬接点を形成し、この模擬接点の頂点部に、集束イオンビーム(FIB)によって長さ50μm、深さ5〜20μmの断面が見えるように微細加工を施し、その断面を走査イオン顕微鏡(SIM)により観察したものであって、図1(a)が概略断面模式図、図1(b)が溝内に形成された金属錫部を検出したときの断面SIM像、図1(c)が図1(b)に示す溝内の金属錫部の幅W及び深さDを示した図、そして、図1(d)が金属錫部の銅−錫合金部に対する存在割合を算出するための銅含有層の断面における測定面積の長さLを示した断面SIM像である。
表面被覆材1は、基材2と錫含有層3とを備えている。また、図1(a)では、錫含有層3上に、錫からなる錫層4をさらに有している場合の実施形態を一例として示しているが、錫層4は形成しなくてもよい。本発明の嵌合型端子は、端子間の接触力を弱めずに使用することを前提とするため、最上層が錫層4であっても、フレッティング摩耗が生じにくく、また、錫は電気接続性および耐食性が優れていることから、錫含有層3上に錫層4を有することが好ましい。本発明の表面被覆材1は、特に自動車および電子部品等の嵌合型コネクタを構成する雄雌端子の少なくとも一方の端子を構成するのに用いるのが、表面被覆材1の表面における摩擦力を小さくして端子間の挿抜力を低減できる点で好ましく、特に雄雌端子の双方に用いるのがより好適である。
基材2は、銅(Cu)、またはリン青銅、黄銅、洋白、ベリリウム銅、コルソン合金などの銅合金からなり、優れた導電性と高い強度を有している。基材2の形状は、板、条、丸線、角線など種々の形状を採用することができる。
錫(Sn)含有層3は、図1(a)に示すように、基材2上に直接形成するか、あるいは中間層(図示せず)を介して形成され、銅−錫合金を主体として構成され、より具体的には、錫含有層3は、表面被覆材1の断面で見て、銅−錫合金が面積比で92%以上の割合で存在している。ここでいう「銅−錫合金」としては、例えばCu6Sn5、Cu3Sn、Cu4Snなどの銅−錫金属間化合物が挙げられる。
また、表面被覆材1は、基材2と錫合金層3の間に中間層を形成する場合には、中間層は、ニッケル(Ni)、ニッケル合金、コバルト(Co)、コバルト合金、銅(Cu)および銅合金の群から選択される金属または合金からなる層のうちのいずれか1層以上で構成されることが好ましい。中間層の形成は、上述した錫含有層3や錫層4と同様な形成方法を採用すればよい。
次に、表面被覆材の製造方法の一例を以下で説明する。
まず、銅合金条などからなる基材に、カソード電解脱脂と酸洗を順次施す前処理工程を行い、その後、基材上に、電気めっきにより、ニッケル層(中間層)、銅層、錫層を順に形成する。カソード電解脱脂条件および酸洗条件を、それぞれ表1および表2に、また、ニッケル層、銅層、錫層を形成するめっき条件を、それぞれ表3〜表5に一例として示す。
実施例では、嵌合型端子のうち、特に雌端子の接点部の性能を評価するため、張出し加工模擬接点を作製し、評価を行なったので以下で説明する。
まず、厚さ0.25mm、幅40mm以上、長さ100mm以上の銅合金条(古河電気工業株式会社製、商品名:FAS−680)に、仕上げ圧延を施して厚さ0.20mmの圧延材とした後、この圧延材の両端部を5mm以上切断して除去し、幅30mm、長さ50mmの基材を作製した。次に、基材に、表1に示すカソード電解脱脂および表2に示す酸洗を順次施す前処理工程を行い、その後、基材上に、表3〜表5に示す電気めっき条件で、それぞれニッケル層、銅層、錫層を順に形成し、その後、表6に示す条件でリフロー処理することで、銅層中の銅と錫層中の錫とを相互に熱拡散させることによって、錫含有層3を構成する銅−錫合金部3aの元となる銅−錫合金層を形成させた。その後、潰し加工を施し、錫含有層3に形成される溝Gの元となる微細な表面クラックを形成した。潰し加工は、10mm四方の面積の平らな頂面と、0.2mmの高さで突出する凹部形成用突出部7をもつ上側金型5と、平坦な押圧表面をもつ下側金型6との間に表面被覆材1に配置し(図2(a))、この表面被覆材1を両金型5および6で挟んだ状態で圧力をかけて押し潰し(図2(b))、それによって、表面に微細なクラックを形成した凹部8をもつ表面被覆材1´を作製した(図2(c))。潰し加工の際の凹部形成用突出部7の押し込み量(ストローク)は、表面被覆材1が凹部形成用突出部7と接した状態を0μmとし、4、8、12、16μmの深さに変更して行った。また、表面被覆材1に潰し加工を施さない場合のサンプルも用意した。次いで、この表面被覆材1´の、凹部8に対応する裏面からディンプル加工を施した。ディンプル加工は、表面被覆材1´の凹部8に対応した位置に開口孔をもち、平坦な押圧表面をもつ上側金型9と、曲率半径が1.5mmで半球状に突出させたディンプル形成用突出部11を有する下側金型10とを用意し(図3(a))、表面被覆材1´の、凹部8に相当する裏面側の位置に、ディンプル形成用突出部11が位置するような配置状態で、両金型9および10で圧力をかけて成形することで、ディンプル形成用突出部11で表面被覆材1´の凹部8の裏面に半球状のディンプル12を形成し(図3(b))、凹部8から、ディンプル12に対応して半球面状に突出する突出表面13を形成した表面被覆材1´´を作製した(図3(c))。このとき、ディンプル12の頂点位置での曲率半径は1.5mmであり、凹部8の表面(底面)位置から突出表面13の頂点位置までを測定したときの高さは0.15mmであった。その後、溝Gに金属錫部3bを形成した。錫含有層上に錫層を形成する場合には、錫めっきを施すことによって、銅−錫合金部3aを区画する溝G内への金属錫部の形成とともに行うことができ、また、錫含有層3上に錫層4を形成しない場合には、錫めっきした後に研磨やエッチング等により錫含有層3上に形成された錫層4を除去した。以上の手順によって、雌端子の接点部を模擬した張出し加工模擬接点部を形成した供試材を作製した。表7に、各供試材の作製条件を示す。
比較例3は、厚さ0.25mm、幅40mm以上、長さ100mm以上の銅合金条(古河電気工業株式会社製、商品名:FAS−680)に、仕上げ圧延を施して厚さ0.20mmの圧延材とした後、この圧延材の両端部を5mm以上切断して除去し、幅30mm、長さ50mmの基材を作製し、この基材に、表1に示すカソード電解脱脂および表2に示す酸洗を順次施す前処理工程を行い、その後、基材上に、表3〜表5に示す電気めっき条件で、それぞれニッケル層、銅層、錫層を順に形成し、その後、所定のリフロー処理を施すことで、銅層中の銅と錫層中の錫とを相互に熱拡散させることによって、特許文献3に記載のように、最外層を、表面に島状の錫が露出して点在する銅−錫合金層として形成し、潰し加工およびディンプル加工を行なわずに供試材(表面被覆材)を作製した。
金属錫部の銅−錫合金部に対する存在割合(面積比)の算出は、以下の手順で行なうこととする。まず、作製した各供試材における曲率半径1.5mmの半球模擬接点部を、頂点位置にてFIBで長さ50μm、深さ5〜20μmの断面を出す微細加工を行ない、その断面をSIMで観察し、断面内の金属錫部3bを検出し(図1(b))、その断面SIM像から長さ50μm当たりの錫含有層3中に存在する銅−錫合金部3aの総面積(μm2)を算出する。次に、金属錫部3bについては、各々の幅W、深さDを測定し、個々の金属錫部3bの面積を幅W×深さDとして、全ての金属錫部3bの面積の合計を金属錫部3bの総面積(μm2)とする。そして、金属錫部3bの銅−錫合金部3aに対する存在割合(面積比)は、(金属錫部3bの総面積)÷(銅−錫合金部3aの総面積)×100(単位:%)として算出する。なお、表7中の金属錫部3bの幅Wおよび深さDは、全ての金属錫部3bの平均値によって求めた。
端子間の挿抜繰返し試験は、嵌合型接続部品における電気接点のインデント部の形状を模擬し、図4に示すような装置20を用いて評価した。オス試験片21には、オス端子として良く使用されるめっきに合わせ、基材を実施例と同じFAS−680を用い、基材上に、厚さ0.5μmの銅−錫合金層と、厚さ0.5μmの錫層を順に形成した表面被覆材を使用した。端子間の挿抜繰返し試験は、このオス試験片21 を水平な台22に固定し、半球加工材(曲率半径が1.5mmとした。)である各供試材をメス試験片23として、両試験片21、23の表面同士を接触させた。続いて、メス試験片23に3.0Nの荷重(錘24)をかけてメス試験片23をオス試験片21に押し付け、横型荷重測定器 を用いて、オス試験片21 を、摺動距離が10mm、摺動速度が100mm/minとした条件下で、水平方向Hに繰返し移動させることにより行った。なお、25はロードセルであり、試験は、各供試材(メス試験片23)について、挿抜回数が1回の場合と15回の場合の2種類のサンプルを作製した。
高温環境放置後における電気接続性の試験は、上述した端子間の挿抜繰返し試験を行なった各メス試験片について、140℃の大気中で24時間保持する高温放置試験を実施し、その後、接触抵抗を4端子法により測定し、測定した接触抵抗の数値により高温環境放置後における電気接続性を評価した。これは、繰り返し挿抜後の耐熱性の指標である。接触抵抗の測定条件は、接触荷重を3.0Nとし、通電電流を10mAとした。プローブには繰り返し挿抜および高温放置試験を実施したインデント試験片(メス試験片23)とし、このメス試験片23に接触させる相手側の板材には、上述したオス試験片21と同じ表面被覆材を用い、この表面被覆材を縦20〜50mm×横20〜50mmに切断し、端部5mm以外を選択して接触させた。接触抵抗は、各試験片(n=5)ごとに測定し、それらの測定値を平均した数値とした。その結果を表8に示す。評価基準としてこの接触抵抗が20mΩ未満のものを「耐熱性に優れる」として「○」、20mΩ以上のものを「耐熱性に劣る」として「×」として表8に示す。
一方、金属錫部の銅−錫合金部に対する存在割合(面積比)が0.5%と小さい比較例1、および金属錫部の銅−錫合金部に対する存在割合(面積比)が10と大きい比較例2は、いずれも高温放置後の電気接続性が劣っており、さらに、特許文献3に記載のように、最外層を、表面に島状の錫が露出して点在する銅−錫合金層として形成した比較例3もまた、高温放置後の電気接続性が劣っていた。
2 基材
3 錫含有層
4 錫層
5 上側金型
6 下側金型
7 凹部形成用突出部
8 凹部
9 上側金型
10 下側金型
11 ディンプル形成用突出部
12 ディンプル
13 突出表面
20 試験装置
21 オス試験片
22 台
23 メス試験片
24 錘
25 ロードセル
Claims (3)
- 銅または銅合金からなる基材と、
該基材上に直接または中間層を介して形成された銅−錫合金を主体とする錫含有層と
を備える表面被覆材で形成してなる嵌合型端子であって、
前記錫含有層が、
複数のクラック状の溝で区画形成された複数の銅−錫合金部と、
前記複数のクラック状の溝内に形成された複数の金属錫部と
を有し、かつ、前記金属錫部の前記銅−錫合金部に対する存在割合が、前記表面被覆材の断面で見て、
面積比で1〜8%の範囲であることを特徴とする嵌合型端子。 - 前記中間層は、ニッケル、ニッケル合金からなる層のうちのいずれか1層以上で構成される、請求項1に記載の嵌合型端子。
- 前記表面被覆材は、前記錫含有層上に、錫からなる錫層をさらに有する、請求項1または2に記載の嵌合型端子。
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