JP6814031B2 - 同軸コネクタおよびコネクタ組立体 - Google Patents

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この発明は、同軸コネクタに係り、特に、基板に実装され且つ基板の実装面に平行な嵌合軸に沿って相手側コネクタと嵌合する同軸コネクタに関する。
また、この発明は、同軸コネクタが基板に実装されたコネクタ組立体にも関している。
従来から、基板に実装される同軸コネクタであって、基板の実装面に平行な嵌合軸に沿って相手側コネクタと嵌合するコネクタが使用されている。例えば、特許文献1には、図22に示されるように、車両内に搭載されてデータ信号の高速伝送に用いられるコネクタ1が開示されている。コネクタ1は、基板2の表面上に実装され、基板2の表面に平行な嵌合軸に沿って相手側コネクタ3がコネクタ1に嵌合することにより、相手側コネクタ3に接続されているケーブル4内の信号線が、コネクタ1のコンタクト5に接続される。
基板2の表面には、ほぼ全面にわたって接地パターン6が形成されており、接地パターン6に設けられた開口部7の内側において基板2を貫通するスルーホール8に、コンタクト5の先端がハンダ付けされている。また、コネクタ1は、コンタクト5を囲むシールド部9を有し、シールド部9が基板2の接地パターン6に接続されている。
特開2016−48681号公報
しかしながら、通常、基板2のスルーホール8として、基板2の表面上で且つスルーホール8の開口部の周囲と、スルーホール8の内壁面に、それぞれ導電性のメッキが施されたものが用いられ、コンタクト5の先端は、このような導電性のメッキにハンダ接続される。
このため、ハンダ接続の際に用いられるハンダが、導電性のメッキにより吸い上げられてスルーホール8の内部に入り込む現象が生じやすく、その結果、コンタクト5と基板2の間に付着するハンダの総量がばらつくおそれがある。このようにして、ハンダの総量がばらつくと、コネクタ1の特性インピーダンスがばらつき、電気信号を良好に高速伝送することが困難になるという問題を生じてしまう。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、基板の実装面に平行な嵌合軸を有しながらも特性インピーダンスのばらつきを抑制して電気信号を良好に高速伝送することができる同軸コネクタを提供することを目的とする。
また、この発明は、このような同軸コネクタが基板に実装されたコネクタ組立体を提供することも目的としている。
この発明に係る同軸コネクタは、基板に実装され且つ基板の実装面に平行な嵌合軸に沿って相手側コネクタと嵌合する同軸コネクタであって、中心コンタクトと、中心コンタクトを保持するインシュレータと、嵌合軸を中心とする円筒形状の相手側コネクタ収容部を有すると共にインシュレータの周囲を囲み且つインシュレータを保持する金属シェルとを備え、中心コンタクトは、一端に形成され且つ金属シェルの円筒形状部内に突出する接触部と、他端に形成され且つ嵌合軸に直交する方向に延びて基板の信号用パターンに接続される基板接続部と、接触部と基板接続部の間に配置され且つインシュレータに保持される保持部とを含み、金属シェルは、嵌合軸に直交する方向に延びて基板に固定されるシェル脚部を有し、中心コンタクトの基板接続部は、基板に形成され且つ内壁面の全面にわたって基板を構成する絶縁体が露出している中心コンタクト接続用スルーホール内に挿入するための嵌合軸に直交する方向に延びる尖端部と、嵌合軸に沿った方向において尖端部よりも大きな幅を有する基部を有し、尖端部は、嵌合軸に沿って接触部とは反対側の基部の端部から嵌合軸に直交する方向に突出し、中心コンタクトの基板接続部は、中心コンタクト接続用スルーホールの周辺で且つ基板に形成された信号用パターンにハンダ接続されるものである。
好ましくは、金属シェルは、相手側コネクタ収容部に連結され且つ基板の実装面に固定されるシェル本体部を有し、シェル本体部は、嵌合軸と平行に延びる天板部と、天板部の両端からそれぞれ天板部に対して垂直に延び且つ嵌合軸を挟んで互いに対向する一対の側板部とを有し、一対の側板部にそれぞれシェル脚部が形成されている。
この場合、シェル本体部の、相手側コネクタ収容部とは反対側が開放されていることが好ましい。
らに、基部の嵌合軸に直交する方向の先端部は、金属シェルのシェル脚部の根本部により規定される金属シェル固定面との間に所定の隙間を有する位置に配置されていることが好ましい。
中心コンタクトの保持部は、接触部に連結され且つ嵌合軸に沿って延びる伸張部と、伸張部と基板接続部を連結し且つ嵌合軸に対して傾斜する方向に延びる傾斜部とを有することが好ましい。
好ましくは、中心コンタクトの基板接続部は、尖端部の先端から保持部に向かう所定の表面領域が他の領域よりもハンダに対する濡れ性の優れた材料で被覆されている。
なお、所定の表面領域は、金、錫、銅およびハンダのいずれかにより被覆され、他の領域は、ニッケルにより被覆されるように構成することができる。
この発明に係るコネクタ組立体は、基板と、基板に実装された上記の同軸コネクタとを備え、中心コンタクトの尖端部が基板の中心コンタクト接続用スルーホールに挿入された状態で中心コンタクトの基板接続部が信号用パターンにハンダ接続されているものである。
基板は、互いに平行な表面および裏面を有し、同軸コネクタの金属シェルは、基板の表面を実装面として、基板の表面上に固定され、尖端部は、基板の表面側から中心コンタクト接続用スルーホールに挿入され、信号用パターンは、基板の表面上に配置されるように構成することができる。
この場合、尖端部の先端は、中心コンタクト接続用スルーホールの内部に位置していることが好ましい。
また、基板は、互いに平行な表面および裏面を有し、同軸コネクタの金属シェルは、基板の裏面を実装面として、基板の裏面上に固定され、尖端部は、基板の裏面側から中心コンタクト接続用スルーホールに挿入され、信号用パターンは、基板の表面上に配置されるように構成することもできる。
この場合、尖端部の先端は、中心コンタクト接続用スルーホールから基板の表面側に突出していることが好ましい。
さらに、基板の表面上に、信号用パターンの周辺を囲み且つ信号用パターンから間隔を隔てて第1の接地パターンが配置されていることが好ましい。
また、基板の裏面上に、第2の接地パターンが配置され、中心コンタクト接続用スルーホールは、第2の接地パターンから間隔を隔てた位置に配置されるように構成することもできる。
この発明によれば、中心コンタクトが、金属シェルの円筒形状部内に突出する接触部と、嵌合軸に直交する方向に延びて基板の信号用パターンに接続される基板接続部と、インシュレータに保持される保持部とを含み、基板接続部は、基板に形成され且つ内壁面の全面にわたって基板を構成する絶縁体が露出している中心コンタクト接続用スルーホール内に挿入するための嵌合軸に直交する方向に延びる尖端部を有すると共に中心コンタクト接続用スルーホールの周辺で且つ基板に形成された信号用パターンにハンダ接続されるので、基板の実装面に平行な嵌合軸を有しながらも特性インピーダンスのばらつきを抑制して電気信号を良好に高速伝送することが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る同軸コネクタの分解斜視図である。 実施の形態1の同軸コネクタに用いられる中心コンタクトを示す側面図である。 実施の形態1の同軸コネクタに用いられる中心コンタクトを図2とは反対側から見た側面図である。 実施の形態1の同軸コネクタに用いられる中心コンタクトを示す斜視図である。 実施の形態1の同軸コネクタに用いられるインシュレータを示す側面図である。 実施の形態1の同軸コネクタに用いられるインシュレータを示す斜視図である。 実施の形態1に係る同軸コネクタの断面図である。 実施の形態1の同軸コネクタを用いたコネクタ組立体を斜め前方から見た斜視図である。 実施の形態1の同軸コネクタを用いたコネクタ組立体を斜め後方から見た斜視図である。 実施の形態1の同軸コネクタを用いたコネクタ組立体を斜め後方で且つ図9とは異なる角度から見た斜視図である。 コネクタ組立体に用いられた基板を表面側から見た斜視図である。 コネクタ組立体に用いられた基板を裏面側から見た斜視図である。 実施の形態1の同軸コネクタを用いたコネクタ組立体を示す断面図である。 実施の形態1の同軸コネクタを用いたコネクタ組立体において基板に接続された中心コンタクトの基板接続部を示す部分拡大断面図である。 実施の形態1の変形例に係る同軸コネクタを用いたコネクタ組立体において基板に接続された中心コンタクトの基板接続部を示す部分拡大断面図である。 実施の形態2の同軸コネクタを用いたコネクタ組立体を斜め前方から見た斜視図である。 実施の形態2の同軸コネクタを用いたコネクタ組立体を斜め後方から見た斜視図である。 実施の形態2の同軸コネクタを用いたコネクタ組立体を斜め後方で且つ図17とは異なる角度から見た斜視図である。 実施の形態2の同軸コネクタを用いたコネクタ組立体を示す断面図である。 実施の形態2の同軸コネクタを用いたコネクタ組立体において基板に接続された中心コンタクトの基板接続部を示す部分拡大断面図である。 実施の形態2の変形例に係る同軸コネクタを用いたコネクタ組立体において基板に接続された中心コンタクトの基板接続部を示す部分拡大断面図である。 基板に実装された従来の同軸コネクタを示す斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1は実施の形態1に係る同軸コネクタ11の分解図である。同軸コネクタ11は、嵌合軸C1に沿って、図示しない相手側コネクタと嵌合するもので、中心コンタクト21と、中心コンタクト21を保持するためのインシュレータ31と、インシュレータ31の周囲を囲んでインシュレータ31を保持する金属シェル41を備えている。
金属シェル41は、嵌合軸C1を中心とする円筒形状の相手側コネクタ収容部42と、相手側コネクタ収容部42に嵌合軸C1の方向に隣接して連結されたシェル本体部43を有している。シェル本体部43は、嵌合軸C1に対して平行に延びる天板部43Aと、嵌合軸C1に直交する方向における天板部43Aの両端からそれぞれ天板部43Aに対して垂直に延びて嵌合軸C1を挟んで互いに対向する一対の側板部43Bとからなる、ほぼU字状の断面形状を有し、シェル本体部43の内部は相手側コネクタ収容部42の内部につながっている。
また、一対の側板部43Bの、天板部43Aとは反対側の端部に、それぞれシェル脚部43Cが突出形成されている。
ここで、便宜上、嵌合軸C1に沿って金属シェル41の相手側コネクタ収容部42からシェル本体部43に向かう方向を+Y方向、金属シェル41のシェル脚部43Cが突出する方向を−Z方向、YZ面に垂直な方向をX方向と呼ぶものとする。
中心コンタクト21は、インシュレータ31に保持された状態で、金属シェル41の相手側コネクタ収容部42とシェル本体部43の内部に配置される。
図2〜図4に示されるように、中心コンタクト21は、金属板から作製されており、図示しない相手側コネクタのコンタクトに接触するための接触部22と、接触部22に連結され且つインシュレータ31により保持される保持部23と、保持部23に連結され且つ同軸コネクタ11を図示しない基板に実装する際に基板の信号用パターンに接続される基板接続部24を有している。
接触部22は、嵌合軸C1に沿ってY方向に延びており、図示しない相手側コネクタが同軸コネクタ11に嵌合されたときに、相手側コネクタのコンタクトをZ方向において両側から挟むように互いにZ方向に対向する一対の接点22Aを有している。
保持部23は、接触部22の+Y方向端部に連結され且つ嵌合軸C1に沿ってY方向に延びる伸張部23Aと、伸張部23Aの+Y方向端部に連結され且つ伸張部23Aの+Y方向端部から+Y方向および−Z方向に向かって斜めに延びる、すなわち、嵌合軸C1に対して傾斜する方向に延びる傾斜部23Bと、傾斜部23Bの+Y方向および−Z方向の端部から嵌合軸C1に対して垂直に−Z方向に延びる垂直部23Cを有している。
伸張部23Aには、Z方向の幅が局所的に狭まった狭窄部23Dが形成され、伸張部23Aと垂直部23Cには、それぞれ、位置合わせ用貫通孔23Eが形成されている。
なお、傾斜部23Bを介さずに伸張部23Aに垂直部23Cを直接連結する構成とすることもできるが、特に、高周波の電気信号を円滑に流すために、伸張部23Aと垂直部23Cとの間をY方向およびZ方向の双方に対して傾斜する方向に延びて連結する傾斜部23Bを配置することが好ましい。
また、伸張部23Aに、X方向に屈曲する屈曲部23Fが形成されている。伸張部23Aは、接触部22の+Y方向端部から+Y方向に延び、屈曲部23Fにおいて、−X方向に偏った後、再び+Y方向に延びて傾斜部23Bに至っている。このような屈曲部23Fを有することにより、接触部22の一対の接点22Aが、嵌合軸C1上に位置する相手側コネクタのコンタクトに接触すると共に、屈曲部23Fと傾斜部23Bとの間に位置する伸張部23Aの+Y方向端部を嵌合軸C1上に位置させることができるように構成されている。
基板接続部24は、保持部23の垂直部23Cに連結された基部24Aと、基部24Aから−Z方向に突出形成された尖端部24Bを有している。基部24Aは、嵌合軸C1に沿ったY方向において、尖端部24Bよりも大きな幅を有し、尖端部24Bは、基部24Aの−Z方向端部で且つ+Y方向端部から−Z方向に突出し、基部24Aの+Y方向端面と尖端部24Bの+Y方向端面が同一面を形成している。
図5および図6に示されるように、インシュレータ31は、絶縁性樹脂等の絶縁性の材料から作製され、それぞれYZ面に沿って延び且つ+X方向を向いた平坦面32および33と、これら平坦面32および33の間に配置され且つ+X方向および+Y方向を向いた傾斜面34を有し、平坦面32および33と傾斜面34により、中心コンタクト21の保持部23の−X方向側の表面が接触する中心コンタクト保持面35が形成されている。
また、平坦面32の−Y方向端部および平坦面33には、それぞれ、互いにZ方向に間隔を隔てて対向すると共に+X方向に突出する一対の突出部の間に中心コンタクト位置規制部36および37が形成されている。
さらに、平坦面32および33には、それぞれ、+X方向に突出する突起38が形成されている。
図7に示されるように、インシュレータ31の2つの突起38が中心コンタクト21の保持部23の2つの位置合わせ用貫通孔23Eに挿入されるように、中心コンタクト21をインシュレータ31に対して位置させ、中心コンタクト21の保持部23の−Y方向端部および狭窄部23Dをインシュレータ31の中心コンタクト位置規制部36および37にそれぞれ嵌め込むことで、中心コンタクト21がインシュレータ31の中心コンタクト保持面35上に保持される。さらに、インシュレータ31を中心コンタクト21と共に金属シェル41の+Y方向端部からシェル本体部43および相手側コネクタ収容部42の内部に挿入し、圧入することで、インシュレータ31が金属シェル41の内部に保持される。なお、中心コンタクト21を、圧入によりインシュレータ31に保持させるように構成することもできる。
なお、金属シェル41のシェル本体部43は、ほぼU字状の断面形状を有しているので、相手側コネクタ収容部42とは反対側の+Y方向端部と−Z方向端部が開放された状態にある。
また、中心コンタクト21の基板接続部24は、シェル本体部43の開放された−Z方向端部内に位置しており、基板接続部24の基部24Aの−Z方向端部が、金属シェル41のシェル脚部43Cの根本部により規定される金属シェル固定面Sよりもわずかに+Z方向側に位置している。すなわち、基板接続部24の基部24Aの−Z方向側の先端部は、金属シェル固定面Sとの間に所定の隙間Gを有する位置に配置されている。これに対して、基板接続部24の尖端部24Bは、金属シェル41のシェル脚部43Cの根本部よりも−Z方向側にまで突出しており、尖端部24Bの−Z方向端部は、金属シェル固定面Sよりも−Z方向側に位置している。
図8〜図10に、実施の形態1に係る同軸コネクタ11を基板51に実装したコネクタ組立体61を示す。
同軸コネクタ11は、基板51の表面51Aを実装面として、シェル本体部43が基板51の表面51A上に固定されることで、嵌合軸C1が基板51の表面51Aに対して平行に延びるように、基板51の表面51A上に実装されている。
図10に示されるように、金属シェル41のシェル本体部43の+Y方向端部が開放されているので、この開放部を通して、シェル本体部43内に配置されている中心コンタクト21の基板接続部24のハンダ付け作業を行うことができるように構成されている。
図11に示されるように、基板51の表面51A上には、信号用パターン52が配置されると共に、信号用パターン52の周辺を囲むように第1の接地パターン53が配置されている。第1の接地パターン53は、信号用パターン52から間隔を隔てた位置にあり、信号用パターン52から電気的に絶縁されている。
信号用パターン52の端部には、基板51を貫通する中心コンタクト接続用スルーホール54が形成されている。この中心コンタクト接続用スルーホール54は、同軸コネクタ11の中心コンタクト21の尖端部24Bを挿入し得る径を有し、内壁面に導電性のメッキが施されておらず、内壁面の全面にわたって基板51を構成する絶縁体が露出するものである。基板51の表面51Aにおいて、中心コンタクト接続用スルーホール54の端部は、信号用パターン52により囲まれ、信号用パターン52に接した状態にある。
また、第1の接地パターン53には、中心コンタクト接続用スルーホール54の周辺にそれぞれ基板51を貫通する複数のシェル脚部固定用スルーホール55が形成されている。シェル脚部固定用スルーホール55は、同軸コネクタ11の金属シェル41のシェル脚部43Cを挿入し得る径を有し、内壁面の全面に導電性のメッキが施されたものである。複数のシェル脚部固定用スルーホール55は、中心コンタクト接続用スルーホール54を中心として、X方向に対称な位置に配置されている。
さらに、第1の接地パターン53に、それぞれ基板51を貫通する複数の接地パターン接続用スルーホール56が形成されている。この接地パターン接続用スルーホール56も、シェル脚部固定用スルーホール55と同様に、内壁面の全面に導電性のメッキが施されたものである。
図12に基板51の裏面51Bを示す。基板51の裏面51Bは、表面51Aに対して平行に延びており、表面51Aから貫通している中心コンタクト接続用スルーホール54の周辺を除く、裏面51Bのほぼ全面にわたって第2の接地パターン57が形成されている。基板51の裏面51Bにおける中心コンタクト接続用スルーホール54の端部は、第2の接地パターン57に形成された開口部57Aの内側に位置しており、第2の接地パターン57から間隔を隔てた状態にある。
なお、基板51の裏面51B側の第2の接地パターン57は、複数の接地パターン接続用スルーホール56を介して基板51の表面51A側の第1の接地パターン53に電気的に接続されている。
基板51に実装された状態の同軸コネクタ11を図13に示す。同軸コネクタ11の金属シェル41のシェル脚部43Cが、基板51のシェル脚部固定用スルーホール55に挿入されてハンダ付けされることで、シェル本体部43が基板51に固定されると共に、金属シェル41が基板51の第1の接地パターン53および第2の接地パターン57に電気的に接続される。
また、同軸コネクタ11の中心コンタクト21の尖端部24Bが、基板51の中心コンタクト接続用スルーホール54に挿入され、図14に示されるように、ハンダHにより基板51の表面51Aの信号用パターン52に電気的に接続される。なお、尖端部24Bの先端は、中心コンタクト接続用スルーホール54から基板51の裏面51B側に突出することなく、中心コンタクト接続用スルーホール54の内部に位置している。
ここで、中心コンタクト接続用スルーホール54の内壁面54Aに導電性のメッキが施されておらず、内壁面54Aの全面にわたって基板51を構成する絶縁体が露出しているので、ハンダHは、中心コンタクト接続用スルーホール54の内壁面54Aに付着することがなく、中心コンタクト21の尖端部24Bと基板51の信号用パターン52との間にのみ付着することとなる。このため、中心コンタクト21と基板51の信号用パターン52の間に付着するハンダHの総量の平準化が図られ、同軸コネクタ11の特性インピーダンスを所定の範囲内に維持して、中心コンタクト21を基板51の信号用パターン52に接続することができる。従って、同軸コネクタ11を介して電気信号を良好に高速伝送することが可能となる。また、複数の同軸コネクタ11を配置して同時に使用した場合に、複数の同軸コネクタ11の間の特性インピーダンスのばらつきを抑えることが可能となる。これにより、例えば、映像信号のように同期が必要な複数の高周波信号をそれぞれ個別の同軸コネクタ11を介して転送する場合、個々の同軸コネクタ11の特性インピーダンスが所定の範囲内に抑えられているので、良好な信号授受を実現することが可能となる。
また、中心コンタクト21の尖端部24Bは、基板接続部24の基部24Aの+Y方向端部から−Z方向に突出しているので、基板51の表面51A上に同軸コネクタ11の金属シェル41を固定した状態で、金属シェル41のシェル本体部43の+Y方向端部に形成されている開放部から中心コンタクト21の尖端部24Bと基板51の信号用パターン52の両者に容易にハンダゴテを接触させてハンダ付けすることができる。
さらに、中心コンタクト21の基板接続部24の基部24Aの−Z方向端部が、金属シェル41のシェル脚部43Cの根本部により規定される金属シェル固定面Sよりもわずかに+Z方向側に位置しているので、同軸コネクタ11が基板51の表面51A上に実装されると、図14に示されるように、金属シェル固定面Sとなる基板51の表面51Aと中心コンタクト21の基板接続部24の基部24Aの−Z方向端部との間に所定の隙間Gが形成される。このため、同軸コネクタ11に製造公差が存在しても、中心コンタクト21の基板接続部24の基部24Aの−Z方向端部が基板51の表面51Aに突き当たって基板51に対する金属シェル41の固定位置が基板51の表面51Aから+Z方向に浮き上がることが防止され、同軸コネクタ11を正規の位置に実装することができる。
また、基板51の表面51Aと中心コンタクト21の基板接続部24の基部24Aの−Z方向端部との間に所定の隙間Gが形成されるので、中心コンタクト21が、中心コンタクト接続用スルーホール54の近傍に配置されている第1の接地パターン53に接触して短絡することが防止される。図14に示されるように、Z方向から見て、基板51の第1の接地パターン53の一部が中心コンタクト21の基板接続部24の基部24Aに重なるように配置されている場合は、中心コンタクト21の基板接続部24の基部24Aに第1の接地パターン53に対向する箇所を切り欠いた切り欠きを形成すれば、中心コンタクト21と第1の接地パターン53との短絡をさらに効果的に防止することが可能となる。
なお、図15に示されるように、中心コンタクト21の基板接続部24の基部24AにXY面に沿って延びる境界線Lを規定し、中心コンタクト81の尖端部24Bの先端から境界線Lまでの所定の表面領域R1を、中心コンタクト21の他の表面領域R2よりもハンダHに対する濡れ性の優れた材料で被覆することができる。このようにすれば、中心コンタクト21の尖端部24Bを基板51の信号用パターン52にハンダ付けする際に、ハンダHが中心コンタクト21の表面に沿って表面領域R1から表面領域R2にまで吸い上げられることが抑制され、中心コンタクト21と基板51の信号用パターン52の間に付着するハンダHの総量の平準化をさらに促進することが可能となる。
例えば、中心コンタクト21の全体をニッケルにより被覆した後、表面領域R1にのみニッケル被覆層の上に、さらに、ニッケルよりもハンダHに対する濡れ性の優れた、金、錫、銅およびハンダ等の他の材料で被覆することができる。
図15において、中心コンタクト21の尖端部24Bの先端が、基板51の表面51Aから基板51の厚さの半分程度の深さまで中心コンタクト接続用スルーホール54の内部に挿入され、境界線Lが、基板接続部24の基部24Aの−Z方向端部付近の基部24Aあるいは尖端部24Bに規定され、これら尖端部24Bの先端と境界線Lとの間に、ハンダHに対する濡れ性の優れた材料で被覆される表面領域R1を設定することが好ましい。基板51の表面51Aから境界線Lまでの距離は、基板51の厚さの半分程度にすることもできる。
実施の形態2
図16〜図18に、実施の形態2に係る同軸コネクタ71を基板51に実装したコネクタ組立体91を示す。
実施の形態2に係る同軸コネクタ71は、中心コンタクト21の代わりに中心コンタクト81を用いる他は、実施の形態1の同軸コネクタ11と同様の構成を有している。すなわち、中心コンタクト81がインシュレータ31に保持された状態で、金属シェル41の内部に配置されている。ただし、実施の形態1の同軸コネクタ11が、基板51の表面51Aを実装面として、基板51の表面51A上に実装されているのに対して、実施の形態2に係る同軸コネクタ71は、基板51の裏面51Bを実装面として、嵌合軸C1が基板51の裏面51Bに対して平行に延びるように、基板51の裏面51B上に実装される。
図19に示されるように、同軸コネクタ71の中心コンタクト81は、基板接続部84の尖端部84Bが、基板51の厚さよりも長いZ方向の長さを有する他は、実施の形態1の同軸コネクタ11に用いられた中心コンタクト21と同様の構成を有している。
尖端部84Bが、基板51の厚さよりも長い長さを有しているため、尖端部84Bを基板51の裏面51B側から中心コンタクト接続用スルーホール54に挿入すると、図20に示されるように、尖端部84Bの先端は、基板51の表面51A側に突出する状態となる。
そして、基板51の表面51A側に突出している中心コンタクト81の尖端部84Bが、ハンダHにより基板51の表面51Aの信号用パターン52に電気的に接続されている。
中心コンタクト接続用スルーホール54の内壁面54Aには導電性のメッキが施されておらず、内壁面54Aの全面にわたって基板51を構成する絶縁体が露出しているので、実施の形態2においても、ハンダHは、中心コンタクト接続用スルーホール54の内壁面54Aに付着することがなく、中心コンタクト81の尖端部84Bと基板51の信号用パターン52との間にのみ付着することとなる。このため、中心コンタクト81と基板51の信号用パターン52の間に付着するハンダHの総量の平準化が図られ、同軸コネクタ71の特性インピーダンスのばらつきを抑制しつつ、中心コンタクト81を基板51の信号用パターン52に接続することができる。従って、同軸コネクタ71を介して電気信号を良好に高速伝送することが可能となる。
実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、中心コンタクト81の基板接続部84の基部84Aの−Z方向端部が、金属シェル41のシェル脚部43Cの根本部により規定される金属シェル固定面Sよりもわずかに+Z方向側に位置しており、同軸コネクタ71が基板51の裏面51B上に実装されると、図20に示されるように、金属シェル固定面Sとなる基板51の裏面51Bと中心コンタクト81の基板接続部84の基部84Aの−Z方向端部との間に所定の隙間Gが形成される。このため、同軸コネクタ71に製造公差が存在しても、中心コンタクト81の基板接続部84の基部84Aの−Z方向端部が基板51の裏面51Bに突き当たって基板51に対する金属シェル41の固定位置が基板51の裏面51Bから+Z方向に浮き上がることが防止され、同軸コネクタ71を正規の位置に実装することができる。
また、基板51の裏面51Bと中心コンタクト81の基板接続部84の基部84Aの−Z方向端部との間に所定の隙間Gが形成されるので、中心コンタクト81が、中心コンタクト接続用スルーホール54の近傍に配置されている第2の接地パターン57に接触して短絡することが防止される。図20に示されるように、Z方向から見て、基板51の第2の接地パターン57の一部が中心コンタクト81の基板接続部84の基部84Aに重なるように配置されている場合は、中心コンタクト81の基板接続部84の基部84Aに第2の接地パターン57に対向する箇所を切り欠いた切り欠きを形成すれば、中心コンタクト81と第2の接地パターン57との短絡をさらに効果的に防止することが可能となる。
なお、図21に示されるように、中心コンタクト21の尖端部84Bの中間部分にXY面に沿って延びる境界線Lを規定し、基板51の表面51A側に突出している中心コンタクト81の尖端部84Bの先端から中心コンタクト接続用スルーホール54の内部に位置する尖端部84Bの境界線Lまでの表面領域R1を、中心コンタクト81の他の表面領域R2よりもハンダHに対する濡れ性の優れた材料で被覆することができる。このようにすれば、中心コンタクト81の尖端部84Bを基板51の信号用パターン52にハンダ付けする際に、ハンダHが中心コンタクト81の表面に沿って表面領域R1から表面領域R2にまで吸い上げられることが抑制され、中心コンタクト81と基板51の信号用パターン52の間に付着するハンダHの総量の平準化をさらに促進することが可能となる。
例えば、中心コンタクト81の全体をニッケルにより被覆した後、表面領域R1にのみニッケル被覆層の上に、ニッケルよりもハンダHに対する濡れ性の優れた、金、錫、銅およびハンダ等の他の材料で被覆することができる。
なお、図21において、境界線Lを、基板51の表面51Aから基板51の厚さの半分程度だけ中心コンタクト接続用スルーホール54の内部に入った位置に規定し、尖端部24Bの先端と境界線Lとの間に、ハンダHに対する濡れ性の優れた材料で被覆される表面領域R1を設定することが好ましい。
1 コネクタ、2 基板、3 相手側コネクタ、4 ケーブル、5 コンタクト、6 接地パターン、7 開口部、8 スルーホール、9 シールド部、11,71 同軸コネクタ、21,81 中心コンタクト、22 接触部、22A 接点、23 保持部、23A 伸張部、23B 傾斜部、23C 垂直部、23D 狭窄部、23E 位置合わせ用貫通孔、23F 屈曲部、24,84 基板接続部、24A,84A 基部、24B,84B 尖端部、31 インシュレータ、32,33 平坦面、34 傾斜面、35 中心コンタクト保持面、36,37 中心コンタクト位置規制部、38 突起、41 金属シェル、42 相手側コネクタ収容部、43 シェル本体部、43A 天板部、43B 側板部、43C シェル脚部、51 基板、51A 表面、51B 裏面、52 信号用パターン、53 第1の接地パターン、54 中心コンタクト接続用スルーホール、55 シェル脚部固定用スルーホール、56 接地パターン接続用スルーホール、57 第2の接地パターン、57A 開口部、61,91 コネクタ組立体、C1 嵌合軸、S 金属シェル固定面、G 隙間、R1,R2 表面領域、H ハンダ、L 境界線。

Claims (14)

  1. 基板に実装され且つ前記基板の実装面に平行な嵌合軸に沿って相手側コネクタと嵌合する同軸コネクタであって、
    中心コンタクトと、
    前記中心コンタクトを保持するインシュレータと、
    前記嵌合軸を中心とする円筒形状の相手側コネクタ収容部を有すると共に前記インシュレータの周囲を囲み且つ前記インシュレータを保持する金属シェルと
    を備え、
    前記中心コンタクトは、一端に形成され且つ前記金属シェルの前記円筒形状部内に突出する接触部と、他端に形成され且つ前記嵌合軸に直交する方向に延びて前記基板の信号用パターンに接続される基板接続部と、前記接触部と前記基板接続部の間に配置され且つ前記インシュレータに保持される保持部とを含み、
    前記金属シェルは、前記嵌合軸に直交する方向に延びて前記基板に固定されるシェル脚部を有し、
    前記中心コンタクトの前記基板接続部は、前記基板に形成され且つ内壁面の全面にわたって前記基板を構成する絶縁体が露出している中心コンタクト接続用スルーホール内に挿入するための前記嵌合軸に直交する方向に延びる尖端部と、前記嵌合軸に沿った方向において前記尖端部よりも大きな幅を有する基部を有し、前記尖端部は、前記嵌合軸に沿って前記接触部とは反対側の前記基部の端部から前記嵌合軸に直交する方向に突出し、
    前記中心コンタクトの前記基板接続部は、前記中心コンタクト接続用スルーホールの周辺で且つ前記基板に形成された前記信号用パターンにハンダ接続されることを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 前記金属シェルは、前記相手側コネクタ収容部に連結され且つ前記基板の前記実装面に固定されるシェル本体部を有し、
    前記シェル本体部は、前記嵌合軸と平行に延びる天板部と、前記天板部の両端からそれぞれ前記天板部に対して垂直に延び且つ前記嵌合軸を挟んで互いに対向する一対の側板部とを有し、
    前記一対の側板部にそれぞれ前記シェル脚部が形成されている請求項1に記載の同軸コネクタ。
  3. 前記シェル本体部の、前記相手側コネクタ収容部とは反対側が開放されている請求項2に記載の同軸コネクタ。
  4. 前記基部の前記嵌合軸に直交する方向の先端部は、前記金属シェルの前記シェル脚部の根本部により規定される金属シェル固定面との間に所定の隙間を有する位置に配置されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の同軸コネクタ。
  5. 前記中心コンタクトの前記保持部は、前記接触部に連結され且つ前記嵌合軸に沿って延びる伸張部と、前記伸張部と前記基板接続部を連結し且つ前記嵌合軸に対して傾斜する方向に延びる傾斜部とを有する請求項1〜のいずれか一項に記載の同軸コネクタ。
  6. 前記中心コンタクトの前記基板接続部は、前記尖端部の先端から前記保持部に向かう所定の表面領域が他の領域よりもハンダに対する濡れ性の優れた材料で被覆されている請求項1〜のいずれか一項に記載の同軸コネクタ。
  7. 前記所定の表面領域は、金、錫、銅およびハンダのいずれかにより被覆され、前記他の領域は、ニッケルにより被覆されている請求項に記載の同軸コネクタ。
  8. 前記基板と、
    前記基板に実装された請求項1〜のいずれか一項に記載の同軸コネクタと
    を備え、前記中心コンタクトの前記尖端部が前記基板の前記中心コンタクト接続用スルーホールに挿入された状態で前記中心コンタクトの前記基板接続部が前記信号用パターンにハンダ接続されているコネクタ組立体。
  9. 前記基板は、互いに平行な表面および裏面を有し、
    前記同軸コネクタの前記金属シェルは、前記基板の前記表面を前記実装面として、前記基板の前記表面上に固定され、
    前記尖端部は、前記基板の前記表面側から前記中心コンタクト接続用スルーホールに挿入され、
    前記信号用パターンは、前記基板の前記表面上に配置されている請求項に記載のコネクタ組立体。
  10. 前記尖端部の先端は、前記中心コンタクト接続用スルーホールの内部に位置している請求項に記載のコネクタ組立体。
  11. 前記基板は、互いに平行な表面および裏面を有し、
    前記同軸コネクタの前記金属シェルは、前記基板の前記裏面を前記実装面として、前記基板の前記裏面上に固定され、
    前記尖端部は、前記基板の前記裏面側から前記中心コンタクト接続用スルーホールに挿入され、
    前記信号用パターンは、前記基板の前記表面上に配置されている請求項に記載のコネクタ組立体。
  12. 前記尖端部の先端は、前記中心コンタクト接続用スルーホールから前記基板の前記表面側に突出している請求項11に記載のコネクタ組立体。
  13. 前記基板の前記表面上に、前記信号用パターンの周辺を囲み且つ前記信号用パターンから間隔を隔てて第1の接地パターンが配置されている請求項9〜12のいずれか一項に記載のコネクタ組立体。
  14. 前記基板の前記裏面上に、第2の接地パターンが配置され、前記中心コンタクト接続用スルーホールは、前記第2の接地パターンから間隔を隔てた位置に配置されている請求項9〜13のいずれか一項に記載のコネクタ組立体。
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