JP2001143797A - ケーブルコネクタ - Google Patents

ケーブルコネクタ

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JP2001143797A
JP2001143797A JP32688899A JP32688899A JP2001143797A JP 2001143797 A JP2001143797 A JP 2001143797A JP 32688899 A JP32688899 A JP 32688899A JP 32688899 A JP32688899 A JP 32688899A JP 2001143797 A JP2001143797 A JP 2001143797A
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
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    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
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    • H01R12/771Details
    • H01R12/775Ground or shield arrangements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極細同軸ケーブルを用いずに、曲げ耐久性の
良好なケーブルコネクタをローコストで構成する。 【解決手段】 ケーブルコネクタは、絶縁ハウジング1
0内に複数の雌コンタクト20を左右に並んで整列保持
し、これらコンタクトに一端が繋がれて他端が絶縁ハウ
ジングから外方に延びる複数の導体からなるケーブルを
有して構成される。ここで、複数の導体からなるケーブ
ルは、一面に複数の信号回路層51が形成され、他面に
グランド導電層が形成されたFPCケーブル50であ
る。そして、信号回路層51は複数の雌コンタクト20
と接続され、グランド導電層55はハウジングのシール
ドカバー30と接続されてケーブルコネクタが構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジング内にコ
ンタクトを左右に並んで整列保持し、このコンタクトに
一端が繋がれたケーブルがハウジングから外方に延びて
構成されるケーブルコネクタ関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような多極のケーブルコネクタは
現に広く用いられており、例えばフラットケーブルを用
いたケーブルコネクタは基板間の接続等に多用されてい
る。近年では、パーソナルコンピュータに内蔵される基
板間や液晶パネルと処理基板との間を繋ぐような高速高
周波の通信用ケーブルコネクタが求められており、この
様な通信用のケーブルコネクタとして、AWG40の極
細同軸ケーブルを用いたケーブルコネクタが考案されて
いる。この同軸ケーブルは高速伝送特性に優れ、シール
ド層を備えていながら被覆外径が0.35mm程度と極めて細
く、また曲げ耐久性が良好であるなど優れた特性を有し
ている。このため、これを用いた通信用ケーブルネクタ
は今後、幅広く用いられてゆくものと考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな極細同軸ケーブルを用いたケーブルコネクタは、上
記のような良好な特性を有している反面で、ケーブルが
極細同軸線構造であるが故に、ケーブルの元々の線材コ
ストが高く、さらに、ケーブルの被覆をシールド層と芯
線との2段に剥離処理してサブアッセンブリー化する必
要があるなど整線コストも高いため、ケーブルコネクタ
全体が高価格になるという課題を有している。
【0004】一方、同軸ケーブルを用いるほどの電気的
特性は必要としないが、配線スペースや曲げ耐久性の面
から上記極細同軸ケーブルを用いたケーブルコネクタと
同等の特性を必要とする使用形態も少なくない。すなわ
ち、小型軽量で優れた機械的特性を維持したうえで、よ
りローコストに生産可能なケーブルコネクタが求められ
ている、という課題があった。
【0005】本発明は、上記のような上記のような課題
に鑑みて成されたものであり、極細同軸ケーブルを用い
たと同様に小型軽量で優れた機械的特性を具備し、より
ローコストに生産可能なケーブルコネクタを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明ではハウジング(例えば実施形態に於ける絶縁ハウ
ジング10、プラグ側保持部材110)内に複数のコン
タクト(例えば実施形態に於ける雌コンタクト20、プ
ラグコンタクト140)を左右に並んで整列保持し、こ
れらコンタクトに一端が繋がれて他端がハウジングから
外方に延びる複数の導体からなるケーブルを有し、ハウ
ジングにはコンタクトの外方を覆うシールドカバー(例
えば実施形態に於けるシールドカバー30、上カバー1
20,下カバー130)を有して構成される。ここに、
複数の導体からなるケーブルは複数の信号導電層が形成
されたFPC(Flexible Print Circuit)ケーブルであ
り、このFPCケーブルにおける少なくとも複数の信号
導電層(例えば実施形態に於ける信号回路層51)が形
成された面と対峙する面には、シールドカバーに接続さ
れるグランド導電層(例えば実施形態に於けるグランド
回路層53)が形成されてケーブルコネクタが構成され
る。
【0007】このようなケーブルコネクタでは、各コン
タクトの情報を伝達するケーブルとしてFPCケーブル
を用いる構成であるため、極細同軸ケーブルを用いたと
同様に小型軽量で曲げ耐久性の良好なケーブルコネクタ
を、よりローコストで提供することができる。また、F
PCケーブルにはシールドカバーに接続されたグランド
導電層を備えているため、シールド層を持たないフラッ
トケーブル等に比べて電送特性の良好なケーブルコネク
タを提供することができる。なお、FPCケーブルを多
層構成とし、信号導電層を挟むようにグランド導電層を
形成する構成とすれば、シールドケーブルを用いたと同
等の電送特性を有するFPCケーブルコネクタを得るこ
とができる。
【0008】なお、FPCケーブルにおけるグランド導
電層は、信号導電層とコンタクトとの接続部よりもハウ
ジングの外方側に形成されていることが好ましい。この
ような構成によれば、コンタクトと接続される信号導電
層の接続部及びその背面にグランド導電層が形成されな
いため、信号導電層とグランド導電層との絶縁性を向上
させることができるほか、ヒータツールを用いて信号導
電層をボンディングするに際してグランド導電層を通し
て熱が逃げることを防止することができるため、ボンデ
ィング性を良好なものにすることができる。
【0009】また、信号導電層とコンタクトとの接続部
近傍におけるFPCケーブルは、フラットな端部そのま
までも勿論良いが、複数の信号導電層がそれぞれ個別の
帯状態に切り離されて形成されていても良い(例えば実
施形態に於ける信号回路接続端部51a)。このような
構成、例えば各信号導電層間にスリット若しくはU字状
のカットを設ける構成によれば、ハウジングにおける各
コンタクトの取付高さが多少ばらついていたり、傾いて
いた場合であっても、帯状態に切り離された各接続部は
それぞれのコンタクトに対応して倣うことができる。ま
た、隣り合うコンタクト間を相互に隔絶する壁面を有す
るハウジング構造とする場合であっても、これに対応す
るすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。まず図1および図2
には本発明に係るケーブルコネクタの第1の好ましい実
施例を示しており、このコネクタは、絶縁材料製のハウ
ジング10内に多数の雌コンタクト20(本発明に係る
ケーブルコネクタ用コンタクトに該当)を幅方向(図1
における上下方向)に整列保持し、絶縁ハウジング10
の外面を覆ってシールドカバー30を取り付けて構成さ
れる。なお、以下においては説明の便宜上、図1(B)
における右方向を前方(F)、左方向を後方(B)、上
方向を左方(L)、下方向を右方(R)と称し、図1
(C)における右方向を下方(D)、左方向を上方
(U)と称する。
【0011】図1(B)においては、絶縁ハウジング1
0の内部形状を示すためシールドカバー30の幅方向片
側半分(左半分)をカットして示しているが、シールド
カバー30は絶縁ハウジングの全面を覆うように形成さ
れている。また、図1においては、FPCケーブル50
を取り外した状態で示しているが、実際には後述するよ
うにFPCケーブルがアセンブリ状態で組み付けられ
て、ケーブルコネクタが構成される。
【0012】絶縁ハウジング10は、図1(A)におけ
る矢印III−IIIに沿った断面図である図3に示すよう
に、幅方向に並んで多数のコンタクト挿入空間11が形
成されている。各コンタクト挿入空間11は、挿入開口
11aを有して前面側に開口しており、挿入開口11a
から雌コンタクト20がそれぞれ挿入されて保持され
る。図3および図10から良く分かるように、雌コンタ
クト20は金属板材を成形して、基部21と圧入部23
と弾性アーム部25とから略Y字状に形成されている。
この形状はいわゆるチューニングフォーク形状であり、
基部21と弾性アーム部25とが左右フォーク部に該当
し、圧入部23が把持部に該当する。
【0013】上記のように雌コンタクト20がそれぞれ
挿入開口11aからコンタクト挿入空間11内に挿入さ
れた状態で、圧入部23および基部21が絶縁ハウジン
グ10内に圧入されて固定保持され、弾性アーム部25
がコンタクト挿入空間11内でフリーな状態となる。こ
のため、弾性アーム部25はコンタクト挿入空間11内
において、図10に矢印A1で示すように弾性変形可能
である。なお、図3から分かるように、雌コンタクト2
0は平面部分が幅方向に延びるようにして同一面上に並
んで整列配置され、上下方向が板厚方向となるように配
置される。
【0014】一方、絶縁ハウジング10においてコンタ
クト挿入空間11の後部側は上面側に開放しており、こ
の開放部の上部に幅方向に延びる一本の前中央溝16が
形成されている(図4および図5参照)。また、この開
放部の後側における雌コンタクト20の基部21と前後
に一致する位置に、多数の信号層支持溝12が幅方向に
並ぶとともに上方に開放して形成されている。これら信
号層支持溝12の後側に幅方向に延びる一本の後中央溝
13が上方に開放して形成されている。さらに、後中央
溝13の後側に幅方向に伸びる一本のFPC支持溝14
が上方に開放して形成されている。絶縁ハウジング10
の後部側における左右端部にはそれぞれ、カバー係止溝
15が形成され、絶縁ハウジング10の後部下部には、
前後に貫通する貫通孔18が複数形成されている。
【0015】この絶縁ハウジング10の外面に取り付け
られるシールドカバー30を図6に示している。シール
ドカバー30は図6(C)に示すように、金属板材を断
面U字状に折り曲げて形成され、上カバー面31と下カ
バー面32と折り曲げ部33とを有する。折り曲げ部3
3には幅方向に並んで多数の連通開口36が形成されて
いる。上カバー面31の左右端部は側方に延びて係止ア
ーム部34が設けられている。上カバー面31には、四
カ所に接触舌片35が切り欠き形成されており、接触舌
片35は斜め下方に折り曲げられて下面側に斜めに突出
している。また、上カバー面31の後端部は断面U字状
に内側に折り返されて折り返し部31aが形成されてお
り、上カバー面31の剛性を高くしている。
【0016】このように絶縁ハウジング10に保持され
た雌コンタクト20に接続されるケーブルコネクタを構
成するケーブルアッセンブリC1を図7に示している。
ケーブルアッセンブリC1は、平坦な帯状に形成されて
可とう性を有するFPCケーブル50と、このFPCケ
ーブル50の端部近傍に取り付けられたグランドバー5
5により構成されている。
【0017】FPCケーブル50は、ポリイミド樹脂の
ような耐熱性絶縁樹脂材料のフィルム部材を回路基板5
2とし、その一面(下面)に複数の信号回路51から成
る信号層が、他面(上面)にグランド回路層53がエッ
チング等の手法により形成され、さらに必要に応じて電
気的接続部以外の各層表面に絶縁層54がプロテクトコ
ートされて構成されている。図8(a)は、FPCケー
ブル50の先端部を下面側から見た状態を示しており、
複数の信号回路51,51…が前後方向に直線状に延び
て信号線が構成される。FPCケーブル50の先端部に
は、隣り合う信号回路を分離するU字状の溝59,59
…が形成されており、それぞれの信号回路51,51…
が独立した帯状接触端部51a,51a…として形成さ
れている。なお、これら信号回路51,51…の回路間
ピッチは絶縁ハウジング10における雌コンタクト20
の配列ピッチと同一に形成されている。
【0018】回路基板52を挟んで信号回路51と対峙
する面(上面)には、帯状接触端部を除いてグランド回
路層53が全面に形成されており、U字状の溝59の基
部で導電材料製のグランドバー55と半田接合されてい
る。
【0019】以上のような構成部品から構成されるケー
ブルコネクタの組立について、図4および図5を参照し
て、以下に説明する。まず、前述したように、多数の雌
コンタクト20を絶縁ハウジング10の前面の挿入開口
11aからコンタクト挿入空間11内に挿入して整列保
持させる。この状態では、圧入部23および基部21が
絶縁ハウジング10に圧入されて固定保持され、弾性ア
ーム部25が図10の矢印A1で示すように、コンタク
ト挿入空間11内で弾性変形可能である。
【0020】この状態で、図9に示すようにケーブルア
センブリC1を図示のように上方から載置する。このと
き、FPCケーブル50における信号回路51の接続端
部51aは図10に示すように雌コンタクト20の基部
21の上に載置され、接続端部51aの基部は信号層支
持溝12内に入り込み、グランドバー55は後中央溝1
3内に入り込む。次いでパルスヒータのヒーターチップ
5を前中央溝16内に入り込ませ、各基部21の上に載
置された多数の接続端部51aに押しつけてこれらを裏
面側から一括して加熱する。信号回路層51の接続端部
には半田コーティングがなされており、ヒーターチップ
5により加熱されて半田が溶融し、信号回路51がそれ
ぞれ対応する雌コンタクト20の基部に一括して一工程
で半田接合される。
【0021】FPCケーブルの接続端部51aは、上記
のように各々独立した細い帯状を呈して形成されている
ため、図11に雌コンタクト20と接続端部51との接
続状態を示す様に、個々の雌コンタクト20の取付高さ
に段差hがあったり、取付角度水平から角度θだけ傾い
ていたとしても、接続端部51aがそれぞれの接合面に
倣って弾性変形し接合されるという柔軟性を備えてい
る。また、このように接続端部を個別構成とすることに
よって、従来技術の項で説明した極細同軸ケーブルと同
一のハウジングを用いることができ、互換性を維持して
安価にケーブルコネクタを提供することができる。な
お、本実施例のように信号層支持溝12を有せず、ある
いは雌コンタクト20間を分離する仕切の高さが低い様
な場合にあっては、U字状の溝59に代え各信号回路間
にスリット(切り込み)を入れて各信号端部を帯状体と
する構成であっても良く、このような場合にも上記同様
の効果を奏することができる。
【0022】次に、シールドカバー30を、U字開口側
を絶縁ハウジング10の前面に対向させるようにして、
前側から絶縁ハウジング10の上に取り付ける。ここで
シールドカバー30の下カバー面32の後端に複数の後
方に突出する突起32aが形成されており、上記のよう
にシールドカバー30を取り付けるときに、これら突起
32aが絶縁ハウジング10の貫通孔18内に入り込ん
で係止される(図5参照)。また、シールドカバー30
の前部に形成された連通開口36はそれぞれ、前面側の
挿入開口11aと対向し、挿入開口11aは連通開口3
6を通って前面側に開放される。
【0023】このようにしてシールドカバー30を絶縁
ハウジング10に取り付けると、上カバー面31および
下カバー面32が絶縁ハウジング10の上下外面を覆う
とともに、折り曲げ部33が絶縁ハウジング10の前面
を覆う。このとき、シールドカバー30の左右両端の係
止アーム部34は絶縁ハウジング10のカバー係止溝1
5の上方に位置し、係止アーム部34は下方に折り曲げ
られて、カバー係止溝15を覆うようにして絶縁ハウジ
ング10に係止される。この結果、シールドカバー30
が絶縁ハウジング10にしっかりと固定される。また、
このようにシールドカバー30が取り付けられた状態
で、上カバー面31に形成された接触舌片35はグラン
ドバー55と当接し、FPCケーブル50のグランド回
路層53はシールドカバー30と電気接続される。
【0024】以上のようにして作られたケーブルコネク
タは、相手コネクタと嵌合されるときに、シールドカバ
ー30が相手コネクタのグランド接続されたシールド部
材と当接接触し、グランド接続される。これにより、シ
ールドカバー30によるシールド作用がなされ、外部ノ
イズの侵入および外部へのノイズの発散をシールドカバ
ーにより防止することができる。
【0025】なお、以上の説明においては、グランドバ
ー55をFPCケーブル50の片面に設けた場合につい
て説明したが、前述したように、信号回路層51の上面
に絶縁層(例えば、図7におけるプロテクトコート層5
4)を設け、この絶縁被覆層を介してグランドバー55
を設けることにより、FPCケーブル50を上下から挟
み込むようにグランドバー55を構成することもでき
る。さらに、FPCケーブルを多層化し、上記信号回路
層51上に絶縁層を介してさらにグランド回路層を設け
る構成とすれば、信号回路層51の上下にグランド回路
層を有する構成とすることができる。このような構成に
よれば、外部ノイズの侵入および外部へのノイズの発散
をシールドするシールドケーブルを用いたと同様の効果
を奏することができる。
【0026】次に、本発明に係るケーブルコネクタの第
2の好ましい実施例について説明する。図12には互い
に嵌合接続可能なプラグコネクタPとレセプタクルコネ
クタRとを示しており、プラグコネクタPが本発明に係
るケーブル接続コネクタを構成する。なお、図13にプ
ラグコネクタPを示し、図25および図26にレセプタ
クルコネクタRを示している。図12は、図13の矢印
XII−XIIおよび図15の矢印XII−XIIに沿った断面を示
している。
【0027】プラグコネクタPは、金属製の下カバー1
20および上カバー130と、これら両カバー120,
130の間に挟まれて配設された電気絶縁性を有する樹
脂性のプラグ側保持部材110と、プラグ側保持部材1
10により平面状に一列に並んで固定保持された多数の
プラグコンタクト140と、図においては取り外した状
態を示しているが、これら各プラグコンタクト140に
半田接続されて後端側から外方に延びるケーブルアセン
ブリC2とから構成される。
【0028】プラグ側保持部材110は、図14および
図15に示すように、ボディ部111と、このボディ部
111の前側左右において前方に突出する前左右突出部
116aと、後側左右において後方に突出する後左右突
出部116bとを有して樹脂モールド成型等により一体
に形成されている。さらに、前左右突出部116aの間
に、前方に突出する平板状のプラグ突起部112が形成
され、後左右突出部116bの間に、下面側中央におい
て後方に突出する中央突出部115が形成されている。
なお、図1中に矢印で示した前述の実施例と同様に、図
13(A)中に矢印で示す各方向を前後左右(F,B,
L,R)、図13(B)中に矢印で示す方向を上下(U,
R)と規定して説明する。
【0029】ボディ部111の上面には左右に延びる一
本の中央溝113が形成され、さらに、この中央溝11
3を横切って前後に延びる多数の受容溝114が形成さ
れている。この部分を図15中に示す矢印XVI−XVIに沿
って断面を取り図16に示しており、受容溝114の方
が中央溝113より深く、受容溝114の溝底面114
aが中央溝113の溝底面113aより下側に位置す
る。このため、中央溝113の領域においては、溝底面
113aが受容溝114の表面(すなわち、受容溝11
4が形成される平面)となっている。さらに、受容溝1
14の溝底面114aと同一の底面を有した貫通孔11
1aがボディ部111を貫通して形成されている。この
貫通孔111aはプラグ突起部112にまで延びて形成
されており、図15中の矢印XVII−XVIIに沿って断面を
取り図17に示すように、プラグ突起部112の下面側
に受容溝112aを形成している。
【0030】このことから分かるように、受容溝11
4、貫通孔111および受容溝112aは前後に繋がっ
て延びており、これにより多数のコンタクト挿入空間が
左右方向に並んで形成される。これら各コンタクト挿入
空間内に後方からプラグコンタクト140が圧入され、
プラグコンタクト140の前端側の雄接触部141が受
容溝112a内に保持され、後端側の接続部142が受
容溝114a内に受容保持される(例えば、図20から
図22参照)。特に、雄接触部141は、図22に示す
ように、プラグ突起部112の受容溝112a内に受容
保持されてプラグ突起部112が雄接触部141を支持
して補強する役割を果たしている。
【0031】以上の構成のプラグ側保持部材110(プ
ラグコンタクト140が圧入保持された状態のプラグ側
保持部材110)が、図18に示す形状の下カバー12
0の上に、図19に示すように取り付けられる。下カバ
ー120は矩形平板状の下面部121と、折り曲げられ
て上方に起立した左右側壁122および後壁123とか
ら形成され、左右側壁122には内側に湾曲した凹部1
22aが形成されている。これら左右側壁122および
後壁123の間にプラグ側保持部材110が載置され
る。このとき凹部122aはプラグ側保持部材110の
側面と嵌合し、位置決めガイドとしての役割を果たす。
左右側壁122の下面側には前後に延びるスロット状の
係合孔122bが形成されている。
【0032】下面部121の後部左右は図示するように
切り欠かれて斜め上方に折り曲げられ、左右一対の接触
片125が形成されている。図19から分かるように、
この接触片125は、プラグ側保持部材110の中央突
出部115と後左右突出部116bとの間に位置し、先
端が中央突出部115上面より上側に突出する。下カバ
ー120の前面は開放しており、プラグ突起部112は
開放された前面側に臨む。
【0033】このように下カバー120の上にプラグ側
保持部材110を載置した状態を矢印XX-XXに沿って断
面して図20に示しており、このプラグ側保持部材11
0におけるプラグコンタクト140の接続部142の上に
ケーブルアセンブリC2が半田付けされて取り付けられ
る。
【0034】このケーブルアッセンブリC2は、図23
にその構成を示すように、前述の第1の実施例で説明し
たケーブルアッセンブリC1と同様に構成されており、
前述のFPCケーブル50における信号回路層51上
に、さらに絶縁被覆層54を形成し、この絶縁被覆層5
4を介してグランドバー55を設けてFPCケーブルを
上下から挟み込み、その両端部を半田56で接合したも
のである。従って、上下のグランドバー55は、絶縁被
覆層54によって信号回路層51と絶縁されるととも
に、左右の半田接合により相互に電気的に接続されてグ
ランド回路層53と同電位になっている。また、絶縁被
覆層54はグランドバー55から先端方向に向けて信号
回路層51と一定の絶縁距離を保持する位置まで形成さ
れ、ケーブルアッセンブリC2の先端部では複数の信号
回路層51が露出するように構成されている。なお、ケ
ーブルアッセンブリC1と同一の部分については同一番
号を付して重複説明を省略する。
【0035】以上のように構成されたケーブルアセンブ
リC2は、図20に示すように、パルスヒータにより半
田付け接合される。この接合は、まず、ケーブルアセン
ブリC2先端の接続端部51aをプラグコンタクトの受
容溝114にあわせ、下面側で露出する信号回路層51
をプラグ側保持部材110に取り付けられたプラグコン
タクト140の接続部142の上に載置する(矢印XXI
−XXIに沿った断面を示す図21参照)。
【0036】このように心線ワイヤ51をコンタクト接
続部142の上に載置した状態で、パルスヒータのヒー
ターチップ5の下面5aを接続端部51aの上に押し付
けてこれらを裏面側から一括して加熱する。信号回路5
1の接続端部には半田コーティングがなされており、ヒ
ーターチップ5の加熱により半田が溶融し、信号回路5
1がそれぞれ対応するコンタクト140の接続部142
に一括して一工程で半田接合される。
【0037】このようして先端の信号回路51がコンタ
クト接続部142に半田付けされた状態で、ケーブルア
センブリC2はグランドバー55がプラグ側保持部材1
10の後部に位置するようにして取り付けられる。すな
わち、グランドバー55は、下カバー120に載置され
たプラグ側保持部材110の中央突出部115と下カバ
ー120の接触片125とを覆って取り付けられ、グラ
ンドバー55の下面が接触片125と当接接触する。
【0038】次に、この上に図24に示す形状の上カバ
ー130が取り付けられる。上カバー130は、矩形平
板状の上面部131と、折り曲げられて下方に延びる左
右前側壁132と、左右後側壁133と、後面壁134
とから形成される。左右前側壁132にはさらに内側に
折り曲げられた係合部132aが形成され、左右後側壁
133には前方に突出する係合突起133aが形成され
ている。また、上面部131の後部左右が図示のように
切り欠かれて下方に折り曲げられ、押圧突起135が形
成されている。この押圧突起135の前部は後方に向か
うテーパ面135aを有している。
【0039】この上カバー130は、左右前側壁32が
下カバー120の凹部22aの外側を通って下カバー1
20(およびその内部に載置されたプラグ側保持部材、
ケーブルアセンブリC2等)の上に被せられ、さらに、
前方にスライド移動される。この結果、左右前側壁13
2の係合部132aは、図18に示す下カバー120の
左右側壁122に形成された係合孔122b内に入り込
んで両カバー120,130が係合される。同時に、左
右後側壁133の係合突起133aがプラグ側保持部材
110の後面に形成された係合孔(図示せず)に挿入さ
れて、この上カバー130とプラグ側保持部材110と
が係合される。さらにこのとき、押圧突起135がテー
パ面135aに沿ってグランドバー55の上に乗り上
げ、グランドバー55を下方に押し付ける。この結果、
グランドバー55は、押圧突起135に当接接触すると
ともに下カバー120の接触片125とも確実に当接接
触する。以上のようにしてプラグコネクタPが構成され
る。
【0040】一方、レセプタクルコネクタRは、図25
および図26に外観を示し、図12に図25における矢
印XII−XIIに沿った断面を示すように、絶縁材料製のレ
セプタクル側保持部材160に多数の導電材料製レセプ
タクルコンタクト170を圧入して整列保持して構成さ
れる。レセプタクルコンタクト170はチューニングフ
ォーク状のコンタクトであり、先端部に二股状になった
雌接触部171を有し、後端部にサーフェスマウント用
リード172を有する。
【0041】レセプタクル側保持部材160は、レセプ
タクルコンタクト170を圧入保持する圧入孔161a
が左右方向に並んで形成されたボディ部161と、ボデ
ィ部161の左右に形成されたアーム部162とを有し
て樹脂成形等により形成される。アーム部162の間に
は前方に突出する突出部161bが形成され、圧入孔1
61aは突出部161bから前方に開口している。この
ため、圧入孔161aに圧入されたレセプタクルコンタ
クト170の雌接触部171はこの開口から前方外方に
対向し、リード172は後方に突出する。左右アーム部
162にはそれぞれグランド部材180が圧入保持され
ており、このグランド部材180は、アーム部162の
内側面から突出部161bの方に突出するグランド接触
部182と、アーム部162の後側に突出するマウント
部181とを有する。なお、マウント部181の下面は
レセプタクルコンタクト170のリード172の下面と
同一面上に位置する。
【0042】レセプタクル側保持部材160の後部下面
には一対の位置決め突起163が形成されており、この
位置決め突起163により位置決めしてレセプタクルコ
ネクタRが図12に示すようにプリント基板Bの上に取
り付けられる。このとき、各レセプタクルコンタクト1
70のリード172とマウント部181の下面がそれぞ
れ、プリント基板Bの信号パターンとグランドパターン
にサーフェスマウント接合される。
【0043】以上のような構成のプラグコネクタPとレ
セプタクルコネクタRとが、図12に矢印Aで示すよう
に嵌合させて接続可能である。このとき、プラグコネク
タPにおいて受容溝112a内にプラグコンタクト14
0の雄接触部141を受容保持した状態でプラグ突起部
112が、レセプタクルコネクタRにおけるレセプタク
ルコンタクト170の雌接触部171内に挿入される。
この結果、雌接触部171がプラグ突起部112と雄接
触部141とを挟持して雌接触部171と雄接触部14
1とが当接接触され、両コンタクト140,170が電
気接続される。このとき、プラグコンタクト140は細
い線状の部材であるが、平板状のプラグ突起部112に
より支持されて補強された状態で雌接触部171内にプ
ラグ突起部112と一緒に挿入されるので、コンタクト
140の変形のおそれがない。
【0044】また、このようにして両コネクタP,Rを
嵌合接続させると、プラグコネクタPにおいて上下カバ
ー120,130により囲まれたプラグ側保持部材11
0の前左右突出部116aが、レセプタクルコネクタR
における左右アーム部162と突出部161bとの間に
挿入され、上カバー130の外側面がグランド部材18
0のグランド接触部182と当接接触する。ここで、グ
ランド部材180のマウント部181はプリント基板B
のグランドパターンとサーフェスマウントされてグラン
ド接合されているため、上下カバー120,130がグ
ランド接続される。さらに、上下カバー120,130
によりケーブルアセンブリC2のグランドバー55が挟
持されて互いに当接接触しているため、FPCケーブル
50のグランド回路層53がグランド接続される。これ
により、上下カバー120.130によるシールド作用
がなされ、外部ノイズの侵入および外部へのノイズの発
散を防止することができる。
【0045】 なお、本実施例ではFPCケーブル50
の先端部にU字状の溝59を有する構成としているが、
本発明においては、このような溝ないしスリットを設け
ずに構成することもできる。このことは図21に示した
断面図からも明らかなように、受容溝114の溝深さ
(受容溝114の表面すなわち中央溝113の溝底面1
13aから受容溝114の溝底面114aまでの上下寸
法)とコンタクト接続部142の上下厚さとの関係で説
明することができる。
【0046】例えば、図21において信号回路51の導
体厚さを厚くすることにより、半田接合状態で回路基板
52の底面が中央溝113の溝底面113aよりも上方
となるように(クリアランスを持つように)構成する。
あるいは、プラグコンタクトの接続部142が中央溝1
13の溝底面113aよりも上方に突出するように中央
溝113を構成する。このような構成によれば、FPC
ケーブル50の先端部が受容溝114内に入ることがな
く、前述のU字状の溝59を設けない構成(例えばフラ
ットのまま又はスリットのみとする構成)にすることも
可能である。
【0047】さらに、以上説明したケーブルコネクタに
よれば、FPCケーブル50を用いたケーブルアッセン
ブリと極細同軸ケーブルを用いたケーブルアッセンブリ
との互換性を維持して構成することができる。従って使
用用途に合わせて最適なケーブルアッセンブリを提供す
ることが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ハウ
ジング内に複数のコンタクトを左右に並んで整列保持
し、これらコンタクトに一端が繋がれて他端がハウジン
グから外方に延びる複数の導体からなるケーブルを有
し、ハウジングにはコンタクトの外方を覆うシールドカ
バーを有して構成される。ここで、複数の導体からなる
ケーブルは複数の信号導電層が形成されたFPCケーブ
ルであり、このFPCケーブルにおける少なくとも複数
の導電層が形成された面と対峙する面には、シールドカ
バーに接続されるグランド導電層が形成されてケーブル
コネクタが構成される。このため、小型軽量で曲げ耐久
性の良好なケーブルコネクタをローコストで提供するこ
とができる。また、FPCケーブルにはシールドカバー
に接続されたグランド導電層を備えているため、電送特
性の良好なケーブルコネクタを提供することができる。
【0049】なお、グランド導電層は、信号導電層とコ
ンタクトとの接続部よりもハウジングの外方側に形成さ
れていることが好ましい。このような構成によれば、信
号導電層の接続端部の背面にグランド導電層が形成され
ていないため、信号導電層とグランド導電層との絶縁性
を向上させることができるほか、ヒータツールを用いて
信号導電層をボンディングするに際してグランド導電層
を通して熱が逃げることを防止することができるため、
ボンディング性の良好なケーブルコネクタを提供するこ
とができる。
【0050】また、信号導電層とコンタクトとの接続部
近傍におけるFPCケーブルは、複数の信号導電層がそ
れぞれ個別の帯状態に切り離されて形成されていること
が望ましい。このような構成によれば、ハウジングにお
ける各コンタクトの取付高さが多少ばらついていたり傾
いていた場合であっても、帯状態に切り離された各接続
部はそれぞれのコンタクトに対応して倣うことができ
る。また、隣り合うコンタクト間を相互に隔絶する壁面
を有するハウジング構造とする場合であっても、これに
対応するすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブルコネクタの第1の好まし
い実施例を示す平面図、正面図、背面図である。
【図2】上記ケーブルコネクタの側面図である。
【図3】上記ケーブルコネクタを図1における矢印III-
IIIに沿って示す断面図である。
【図4】上記ケーブルコネクタを図1における矢印IV-I
Vに沿って示す断面図である。
【図5】上記ケーブルコネクタを図1における矢印V-I
に沿って示す断面図である。
【図6】上記ケーブルコネクタを構成するシールドカバ
ーの平面図、正面図及び側面図である。
【図7】上記ケーブルコネクタを構成するFPCケーブ
ルを示す斜視図である。
【図8】上記ケーブルコネクタを構成するFPCケーブ
ルアッセンブリを示す平面図、正面図及び側面図であ
る。
【図9】上記ケーブルアッセンブリを組み付ける工程を
示す説明図である。
【図10】上記ケーブルコネクタを構成する雌コンタク
トとこの雌コンタクトに係合される雄コンタクトとを示
す平面図である。
【図11】上記ケーブルコネクタと雌コンタクトとの接
続状態を示す説明図である。
【図12】本発明に係るケーブルコネクタの第2の好ま
しい実施例を構成するプラグコネクタPと、このプラグ
コネクタPと嵌合するレセプタクルコネクタRとを図1
3の矢印XII−XII及び図15の矢印XII−XIIに沿って切
断して示す断面図である。
【図13】上記プラグコネクタの部分断面平面図および
正面図である。
【図14】上記プラグコネクタにおけるプラグ側保持部
材の平面図および正面図である。
【図15】上記プラグ側保持部材を図14の矢印XV−XV
に沿って切断して示す断面図である。
【図16】上記プラグ側保持部材を図15の矢印XVI−X
VIに沿って切断して示す断面図である。
【図17】上記プラグ側保持部材を図15の矢印XVII−
XVIIに沿って切断して示す断面図である。
【図18】下カバーの平面図、正面図および側面図であ
る。
【図19】前記プラグ側保持部材を上カバーに載置した
状態を示す平面図である。
【図20】図19の矢印XX−XXに沿った断面図である。
【図21】図20の矢印XXI−XXIに沿った断面図であ
る。
【図22】図20の矢印XXII−XXIIに沿った断面図であ
る。
【図23】上記プラグコネクタを構成するFPCケーブ
ルアセンブリを示す平面図、正面図および側面図であ
る。
【図24】上カバーを示す平面図、正面図および側面図
である。
【図25】レセプタクルコネクタの平面図および正面図
である。
【図26】レセプタクルコネクタの底面図、背面図およ
び側面図である。
【符号の説明】
10 絶縁ハウジング(ハウジング) 20 雌コンタクト(コンタクト) 30 シールドカバー 50 FPCケーブル 51 信号回路層(信号導電層) 51a 帯状の接続端部 53 グランド回路層(グランド導電層) 110 プラグ側保持部材(ハウジング) 140 プラグコンタクト(コンタクト) 120 下カバー(シールドカバー) 130 上カバー(シールドカバー)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に複数のコンタクトを左右
    に並んで整列保持し、前記コンタクトに一端が繋がれて
    他端が前記ハウジングから外方に延びる複数の導体から
    なるケーブルを有して構成されるケーブルコネクタにお
    いて、 前記ハウジングには前記コンタクトの外方を覆うシール
    ドカバーを有し、 前記複数の導体からなるケーブルは、複数の信号導電層
    が形成されたFPCケーブルであり、 前記FPCケーブルにおける、少なくとも前記複数の信
    号導電層が形成された面と対峙する面には、前記シール
    ドカバーに接続されるグランド導電層が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブルコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記グランド導電層は、前記信号導電層
    と前記コンタクトとの接続部よりも前記ハウジングの外
    方側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のケーブルコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記信号導電層と前記コンタクトとの接
    続部近傍における前記FPCケーブルは、前記複数の信
    号導電層がそれぞれ個別の帯状態に切り離されて形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のケーブルコネクタ。
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